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れ、ひび割れが発生しやすいと報告されている1

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Academic year: 2022

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(1)6‑365. 土木学会第59回年次学術講演会(平成16年9月). 二次覆工コンクリートにおける膨張材のひび割れ低減効果に関する 二次覆工コンクリートにおける膨張材のひび割れ低減効果に関する検討 膨張材のひび割れ低減効果に関する検討 太平洋マテリアル(株). 正会員. ○佐竹. 紳也. 田口. 要介. 関山. 健一. 山梨県峡東地域広域水道企業団 (株)大林組. 正会員. 1.目 的 表-1 コンクリートの配合(21-18-20N). トンネルの覆工コンクリートは、水和熱や気温. がインバートコンクリートや背面の地盤に拘束さ. コンク リート 種類. れ、ひび割れが発生しやすいと報告されている1)。. 普通. 変化による温度収縮及び乾燥収縮などの体積変化. 本報は、峡東地域広域水道用水供給事業杣口導. 膨張. 水結 合材 比 (%). 細骨 材率 (%). 59.5. 55.6. たものである。 2.温度応力解析概要 2.温度応力解析概要 対象構造物は、掘削幅が 2.7m、スパン長 6.0, 9.0 m、巻き厚 40cm の無筋構造の二次覆工で、イン バートコンクリートは後打ちである。解析モデル を図-1に示す。コンクリートの品質は、普通セ メントを使用し、設計基準強度 21N/mm2、スラン. 180. 地盤 (風化岩). 膨張材の有効性に関して事前解析を行い、同一時. た覆工コンクリートのひび割れ発生状況をまとめ. 普通 セメント. 水. 膨張 材. 303. 0. 283. 20. 細骨 材. 粗骨 材. AE 減水剤. 994. 785. 3.93. 表-2 解析条件. 水管路トンネルにおいてひび割れ低減対策として. 期に普通コンクリートと膨張コンクリートを用い. 単 位 量 (kg/m3). 断熱温度上昇式 膨張ひずみ. - -. 収縮ひずみ. -. 圧縮強度. 20. 引張強度 弾性係数 ポアソン比 熱伝導率 単位容積質量 比熱 熱伝達率 熱膨張係数 環境温度 初期温度. 3 1720 0.495 2.2 2600 1.88 -. インバート コンクリート. 覆工コンクリート 普通コンクリート 膨張コンクリート 46.3(1-e-1.12t) 46.3(1-e-1.12t) 47.4(1-e-1.23t) - - 100(1-e-0.75t^1.5) 土木学会式 RH75% w180 - v/s300 乾燥材齢 28 日 f‘c(t)=t/(a+bt)×1.1×f‘c(28)×d f‘c(28)=21 a=4.5 b=0.95 d=1.11 ft(t)=0.44×√f‘c(t) Ee(t)=Φ(t)×4.7×103√f‘c(t) 0.18 2.7 2300 1.16 12 材齢1日まで 14、以後 12 10 15℃一定 20. プ 18cm、空気量 4.5%であり、配合を表-1に示 す。膨張材は低添加型石灰系膨張材を使用した。 解析条件を表-2に示す。解析には温度応力解 析プログラム(ASTEA MACS)を用いた。膨張コ ンクリートの特性として終局温度上昇量、温度上. 天端 肩. 昇速度係数を普通コンクリートより大きくし、膨 張ひずみは、最大膨張量を 100×10-6 とした値を用. 脚3 脚2. いた。. 地盤. 3.解析結果 解析結果. 9,000. 解析ポイントは図-2に示すスパン中央部の脚. 覆工 インバート. 図-1 解析モデル. 脚1 図-2 解析ポイント. 3箇所、肩、天端の厚さ方向中央とした。各々の 測定箇所の発生応力、ひび割れ指数を図3~6に示す。最大引張応力は、普通コンクリートの場合、脚1,脚2, 脚3,肩,天端でそれぞれ 2.1, 2.5, 2.6, 2.6, 2.6N/mm2 となり、肩と天端で応力が大きくなる。膨張コンクリートの場 合、脚1,脚2,脚3,肩,天端でそれぞれ 1.4, 1.8, 1.9, 1.9, 1.8N/mm2 と普通コンクリートと同様に肩と天端で応力が 大きくなるが、普通コンクリートに比べて引張応力が、約 0.7N/mm2 低減された。 ひび割れ指数は、普通コンクリートの脚1,脚2,脚3,肩,天端でそれぞれ 1.3, 1.1, 1.0, 1.0, 1.0 であるのに対して キーワード:覆工コンクリート,温度応力解析,ひび割れ,膨張材,膨張コンクリート 連絡先:〒285-0802. 千葉県佐倉市大作 2-4-2 太平洋マテリアル㈱ TEL 043-498-3921 FAX 043-498-3925. ‑727‑.

(2) 土木学会第59回年次学術講演会(平成16年9月) 引 3.0 張 2.5. 3.0 2.5. 1.9, 1.5, 1.4, 1.4, 1.4 となり、 普通コンクリートに比べて ひび割れ発生確率が小さく なった。. 2. 2. 2,脚3,肩,天端でそれぞれ. 引 張. 発生応力 (N/mm ). 膨張コンクリートの脚1,脚. 発生応力 (N/mm ). 6‑365. 2.0 1.5. 脚1 脚2 脚3 肩 天. 1.0 0.5 0.0 -0.5. 4.ひび割れ調査 ひび割れ調査は、ほぼ同時. 2.0 1.5 1.0 0.5 0.0 -0.5. 0. 圧 縮. 20. 40. 60. 80. 材. 齢. (日). 100. 120. 0. 圧 縮. 各々2ブロック(スパン長. 1.6 1.4. 1.6 1.4. した。ひび割れ発生状況を図 -7に示す。普通コンクリー トには打設後1ヶ月で天端 付近に 0.05~0.1mm のひび. ひび割れ指数. 2.0 1.8. ひび割れ指数. 2.0 1.8. 1.2 1.0. 脚1 脚2 脚3 肩 天. 0.8 0.6 0.4 0.2 0. 20. 40. 60. 80. 材. 齢. (日). 1.2 1.0. 40. 60. 80. 齢. (日). 100. 120. 脚1 脚2 脚3 肩 天. 0.8 0.6 0.4 0.2. 材. 100. 図-4 膨張コンクリートの発生応力. 張コンクリートを使用した. ート打設約1ヶ月後に実施. 20. 図-3 普通コンクリートの発生応力. 期に普通コンクリートと膨. 6.0, 9.0m)についてコンクリ. 脚1 脚2 脚3 肩 天. 120. 0. 図-5 普通コンクリートのひび割れ指数. 20. 40. 60. 80. 材. 齢. (日). 100. 120. 図-6 膨張コンクリートのひび割れ指数. 割れが多数発生しており、ひ び割れ密度は 307mm/m2 であった。これに対して膨張コンクリートではひび割れ発生は大幅に低減され、ひび割れ 密度は 19mm/m2 であった。今回の試験ではコンクリート温度が 7.0℃、坑内温度が 17.0℃であったためコンクリー ト内部温度差が小さくなった。このため普通コンクリートでも解析から予想される引張応力より実構造物に発生 する引張応力は小さいと推定されるが、冬季以外ではコンクリートの内部温度差が大きくなり、普通コンクリー トではさらに多くのひび割れが発生するものと考えられる。 5.まとめ 覆工コンクリートの解析およびひび割れ調査より以下の結果が得られた。 ① 普通コンクリートではコンクリート打設1ヶ月後で脚部から天端まで全体的にひび割れが発生した。 ② 膨張コンクリートは、普通コンクリートに比べて事前解析により発生応力を約 0.7N/mm2 低減が可能と推定さ れた。ひび割れ調査結果からも普通コンクリートに比べて大幅にひび割れが低減した。 32BL (普通コンクリート). 31BL (普通コンクリート). 発. 到. 進. 達. 坑. 坑. 側. 側. 発. 到. 進. 達. 天端. 坑. 坑. 側. 側. 6,000. 9,000. 33BL (膨張コンクリート). 30BL (膨張コンクリート). 発. 到. 進. 達. 坑. 坑. 側. 側. 天端. 発. 到. 進. 達. 坑. 坑. 側. 側. 6,000. 9,000. 図-7 ひび割れ発生状況 参考文献 1)土木学会:トンネルコンクリート施工指針(案). ‑728‑.

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