著者 福井大学高等教育推進センター年報編集委員会
雑誌名 福井大学高等教育推進センター年報
巻 7
ページ 1‑110
発行年 2017‑10
URL http://hdl.handle.net/10098/10362
lll高 等 教 育 推 進 セン ターの 活 動
FD・ 教 育 企 画 部 門 学 生 支 援 部 門
COC教 育 部 門
飛 田 英 孝(85) 上 野 栄 一(88) 中 根 幸 治(106)
UniversityofFukui 83
2017.10
FD・ 教 育 企 画 部 門
飛 田 英 孝 (FD・ 教 育 企 画 部 門 長)
は じ め に
2016年 度 よ り第3期 中 期 計 画 が ス タ ー ト し、 新 しい 中 期 計 画 を 睨 み な が ら の 部 門 運 営 と な っ た 。 た だ し 、 達 成 され る こ と を 前 提 と した 計 画 が 組 織 自体 を 蝕 ん だ ソ連 の 轍 を 踏 む 事 の な い よ う、 本 学 に お け る 実 状 と 目標 の 差 異 を 踏 ま え な が ら 具 体 的 な 活 動 を 行 っ た 。 本 年 度 の 主 な 活 動 は(1)第3 期FD基 本 方 針 の 策 定 、(2)ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ 情 報 の シ ラ バ ス へ の 記 載 、(3)全 学FD・
SDシ ン ポ ジ ウ ム の 開 催 、(4)カ リ キ ュ ラ ム ・ア ン ケ ー トの 実 施 方 法 の 変 更 、 の4項 目 で あ る 。
1第3期FD基 本 方 針 の 策 定
第3期 中 期 目標 を 達 成 す る た め の 基 本 方 針 を 下 記 の よ うに 策 定 し た 。
福 井 大 学 の フ ァ カ ル テ ィ ・デ ィベ ロ ッ プ メ ン トの 基 本 方 針(第3期)
(目 的)
第1こ の 方 針 は 、福 井 大 学 の 理 念 や 教 育 目標 を 実 現 す る こ と を 目指 し 、第3期 に お け る 教 育 改 善 の 重 点 項 目 を 定 め る こ と で 、 フ ァ カ ル テ ィ ・デ ィベ ロ ッ プ メ ン ト(以 下 、FD) を 円 滑 に 遂 行 す る こ と を 目的 とす る。
(定 義)
第2こ の 方 針 に お い て 、FDと は 、 教 員 、 部 局 及 び 大 学 が 、 授 業 内 容 ・方 法 、 カ リ キ ュ ラ ム 、学 生 支 援 及 び 教 育 研 究 組 織 の 開 発 ・改 善 等 を 通 し 、本 学 で 行 わ れ る 教 育 の 質 を 高 め て い くた め の 組 織 的 な 取 組 み を指 す 。
2こ の 方 針 に お い て 、 部 局 と は 、 学 部 、 研 究 科 及 び セ ン タ ー 等 を 指 し、FDを 実 施 す る 主 体 を 指 す 。
(重 点 項 目)
第3FDの 実 施 に あ た っ て は 、 第3期 の 中 期 目標 ・中 期 計 画 を 踏 ま え 、 以 下 の 項 目 に 関 す る 、 全 学 的 なFDと と も に 各 部 局 の 特 性 に 応 じ たFDを 重 点 的 に 行 う。
① 内 部 質 保 証 シ ス テ ム の 構 築
② 国 際 通 用 性 の 担 保
③ 質 の 高 い 授 業 の 実 施(特 に ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ の 推 進 、 授 業 外 学 修 時 間 の 増 大)
④ キ ャ リア 教 育 の 推 進
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中 期 計 画 で は 、 能 動 的 学 習(ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ)を 取 り入 れ た 科 目の 割 合 を6割 以 上 に す る こ と が 謳 わ れ て い る 。 導 入 状 況 の 調 査 と 教 員 の 意 識 向 上 の た め に シ ラ バ ス に ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ 情 報 を 記 載 す る こ と に した 。
ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ を 取 り入 れ た 科 目 に つ い て
高 等 教 育 推 進 セ ン タ ー 第3期 中期 計 画 に は 、 「ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ を 取 り入 れ た 科 目の割 合 を6割 以 上 にす る」 と記 載 され て お り、 高 等 教 育 推 進 セ ン ター のFD・ 教 育 企 画 部 門 に お い て 、 「本 学 に お け る ア ク テ ィ ブ ・ラー ニ ン グ を 取 り入 れ た 科 目」に つ い て 以 下 の よ うに 定 義 した 。
ア クテ ィブ ・ラ ー ニ ン グ を 取 り入 れ た 科 目
ア クテ ィブ ・ラー ニ ン グ 科 目 アクティブ ・ラー ニングを 中心 に実 施 す る授 業 が 5コ マ 以 上(全 授 業 の1/3以 上)で あ る 科 目 ア クテ ィブ ・ラー ニ ン グ を 一 部 導 入 した アクティブ ・ラー ニングを 中心 に実 施 す る授 業 が
科 目 1〜4コ マ で あ る 科 目 、あ る い は ア クテ ィブ ・ラー 二
ング の 要 素 を部 分 的 に導 入 して実 施 す る授 業 が5 コマ以 上 である科 目
ア クテ ィブ ・ラー ニ ン グ の 要 素 を 含 む ア クティブ ・ラーニ ング の 要 素 を部 分 的 に 導 入 して
科 目 実 施 す る授 業 が1〜4コ マで ある科 目
な お 、 ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ の 例 と し て 、 以 下 を 示 す が 、
デ ィス カ ッシ ョン 、デ ィベ ー ト、グ ル ー プ ・ワ ー ク(話 し合 い 、教 え 合 い な ど を 含 む)、 ブ レ イ ン ス トー ミン グ 、ラ イ テ ィン グ 、プ レゼ ン テ ー シ ョン
実 験 、実 習 、実 技 、演 習 、講 究 、振 り返 りシ ー ト(ミニ ッツ ・ペ ー パ ー 、シ ャ トル ・カ ー ド、コ メン ト・シ ー トな ど)、 授 業 外 学 修 の 促 進 、反 転 授 業 、ミニ テ ス ト、ク リッカ ー 、自 己 に よ る 学 習 評 価
共 同 学 習 、問 題 解 決 学 習 、問 題 基 盤 型 学 習(Problem‑BasedLearning)、 デ ザ イ ン/
設 計 、フ ィー ル ドワ ー ク 、ケ ー ス ス タデ ィ、発 見 学 習 、体 験 学 習 、調 査 学 習 、プ ロジ ェク ト 型 学 習(Pr(>ject‑BasedLearnin9)
これ ら以 外 に も大 学 改 革 支 援 ・学 位 授 与 機 構 や 文 部 科 学 省 な どが 示 す ア クテ ィブ ・ラ ー ニ ン グ の 説 明 に 当 て は ま る と授 業 担 当教 員 が判 断 した 取 り組 み や 授 業 形 態 も 、ア ク テ ィ ブ ・ラー ニ ン グ に含 む も の とす る。
3.全 学FD・SDシ ン ポ ジ ウ ム の 開 催
ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ を推 進 す べ く 「学 生 を よ り深 い 学 び へ と導 く ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ を 考 え る 」 を テ ー マ と して 、3.月29日 に シ ン ポ ジ ウ ム を 開 催 した 。基 調 講 演 で は 、大 阪 大 学 全 学 教 育 推 進 機 構 教 育 学 習 支 援 部 講 師 の 家 島 明 彦 先 生 に 「デ ィ ー プ ・ア ク テ ィ ブ ラ ー ニ ン グ の 導 入 背 景 と 具 体 的 実 践 法 」 と題 し、 講 演 そ の も の を ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ の 形 式 で 実 施 して 頂 い た 。 本 シ ン ポ
ジ ウ ム の 詳 細 な 内 容 に つ い て は 、 本 号 の 別 項 に 記 載 し て あ る の で 参 照 され た い 。
4.カ リ キ ュ ラ ム ・ア ン ケ ー トの 実 施 方 法 の 変 更
カ リ キ ュ ラ ム ・ア ン ケ ー トに つ い て は 、 従 来 、 当 部 門 が 実 施 し、Web上 で 広 告 書 を 公 開 して い た が 、 本 年 度 か ら各 学 部 が 主 体 的 に 実 施 し 、 各 学 部 単 位 で 教 育 改 善 に 取 り組 む こ と に 変 更 した 。
5.そ の 他
第28回 全 国 大 学 教 育 研 究 セ ン タ ー 等 協 議 会(9.月12‑13日 、 雫 石 プ リ ン ス ホ テ ル 、 担 当:岩 手 大 学 教 育 推 進 機 構)に 参 加 し 、 情 報 収 集 を 行 っ た 。
お わ り に
2016年10月 に はForeignAffairs誌 が 日本 の 大 学 教 育 の 失 敗 を 報 じ 、2017年3.月 に はNature 誌 が 日本 の 科 学 研 究 の 凋 落 を 指 摘 した と の 記 事 を 掲 載 し た 。奇 し く も失 敗 ・凋 落 した とい う時 期 は 、
日本 で 大 学 改 革 が 進 行 して き た 時 代 と符 合 す る。 果 た し て 、 こ の 凋 落 は 改 革 が 不 徹 底 で あ る た め な の か 、 そ れ と も こ れ ま で の 改 革 自体 に 問 題 が あ る た め な の か 。 慎 重 な 議 論 が 必 要 な 時 期 に あ る の で は な か ろ う か 。 進 む べ き 道 を 誤 らぬ よ う、 福 井 大 学 の 教 育 改 善 に 取 り組 ん で 行 か ね ば な らな い と 思
う。
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学生支援部門
上 野 栄 一 (学生支援 部門長)
文 部 科 学 省 の 中 央 教 育 審 議 会 大 学 分 科 会 に お け る学 生 支 援 の 在 り方 に 関 す る 論 点 と して 、 大 学 教 育 に お け る 学 生 支 援 ・学 習 環 境 に係 る 質 保 証 が あ げ られ て い る 。 そ の 中 に 、
○ 教 員 と 学 生 、 学 生 間 で の 交 流 、 部 活 動 や ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 な ど 正 課 外 活 動 等 、 学 生 相 談 な ど を 、大 学 内 外 で の 活 動 な ど を 通 じ、豊 か な 人 格 形 成 や 社 会 人 と して 自立 す る た め の 人 材 育 成 を 図 る こ と が 重 要 で あ る 。引 き続 き 、 こ れ ら の 活 動 の 場 と な る 図 書 館 、課 外 教 育 施 設(サ ー ク ル 施 設 等)、 学 習 支 援 室 、 談 話 室 、 ス ポ ー ツ 施 設 等 も含 め 、 ど の よ う な 学 習 環 境 を 整 備 す る こ と が 求 め ら れ る の か 、 引 き 続 き 検 討 が 必 要 で あ る 。
○ 現 行 の 大 学 設 置 基 準 に は 、 第8章 に 施 設 ・設 備 が 、 ま た 同 章 第40条 の3に 「教 育 研 究 環 境 の 整 備 」 が 設 け ら れ て い る が 「学 生 支 援 ・学 習 環 境 整 備 」 の 観 点 が な い 。学 生 の 視 点 に 立 っ た 大 学 づ く り に は 、学 修 支 援 及 び 生 活 支 援 の 両 面 か ら の 「学 生 支 援 」 及 び 「学 習 環 境 整 備 」 が 求 め ら れ る 。
文 部 科 学 省Webサ イ ト 「資 料2‑1学 生 支 援 の 在 り方 に 関 す る 論 点 整 理(案)」
(http://www.mext.go.jp/b̲menu/shingi/chukyo/chukyo4/029/siryo/attach/1290354.htm)
と あ る 。
本 学 高 等 教 育 推 進 セ ン タ ー は 、上 の 論 点 を 踏 ま え 、本 学 の 教 育 理 念 と 目標 を 達 成 す る た め 、学 部 、 大 学 院 及 び 関 連 す る 各 学 内 共 同 教 育 研 究 施 設 等 と連 携 協 力 し 、 具 体 的 な 施 策 を 企 画 ・実 施 す る と と
も に 、 中 長 期 的 な 課 題 に つ い て 提 言 し、 教 育 及 び 修 学 支 援 の 充 実 を 図 る こ と を 目的 と して い る。
学 生 支 援 部 門 の 役 割 は 、 学 生 支 援 の あ り方 に つ い て 総 合 的 に 検 討 し、 修 学 支 援 、 心 身 の 健 康 の 保 持 増 進 支 援 、 就 職 支 援 お よ び キ ャ リア 教 育 、 留 学 生 支 援 、 就 学 環 境 の 改 善 な ど に っ い て 企 画 立 案 や 提 言 を 行 うこ と で あ る 。 平 成28(2016)年 度 も継 続 し て こ れ ら の 取 り組 み を 行 っ た 。
学 生 支 援 の 取 り組 み つ い て は 、 ハ ー ドと ソ フ トの 面 か ら考 え る こ とが で き る 。 ハ ー ド面 は 施 設 な ど の 学 習 環 境 で あ り、 ソ フ ト面 は 学 習 支 援 に お け る教 示 法 や 学 生 へ の 相 談 、 カ ウ ン セ リ ン グ 等 の 人 間 的 な 要 素 で あ る 。 学 生 支 援 部 門 で は 、 こ れ ら 両 面 か ら支 援 を 行 っ て い る 。
支 援 に あ た る 際 は 、 エ ビデ ン ス に 基 づ く こ と が 重 要 で あ る 。 本 部 門 で は 学 習 支 援 を含 め た 学 生 支 援 に 係 る 状 況 ・ニ ー ズ を 把 握 す る た め の 学 生 生 活 実 態 調 査 を3年 ご と に 実 施 し、 学 生 支 援 の 質 の 向 上 に 取 り組 ん で い る 。2016年 に 実 施 し た 学 生 生 活 実 態 調 査 で は 、 デ ー タ 解 析 と と も に 、約100項 目
に わ た る 分 析 を 行 っ た 。 こ れ らの 分 析 結 果 は 今 後 の 学 生 支 援 へ の 具 体 的 な 取 り組 み に つ な が る。
ま た 、 専 任 職 員(カ ウ ン セ ラ ー)を 配 置 し た 学 生 総 合 相 談 室 を 両 キ ャ ン パ ス に 開 設 し、 様 々 な 相
談 に 対 し て 包 括 的 に 対 応 で き る 支 援 体 制 を構 築 し て い る 。 以 下 、2016年 度 の 取 り組 み に つ い て 報 告 す る 。
1.学 生 生 活 実 態 調 査2016
学 生 生 活 実 態 調 査 は 、2010年 ・2013年 ・2016年 と3年 ご と に 実 施 し て き た 。 調 査 の 結 果 は 学 生 支 援 の た め に 活 用 さ れ 、 よ り よ い 修 学 環 境 の 提 供 に 結 び つ け て き た 。2016年 度 の 配 布 数 ・回 収 数 ・ 回 収 率 は 次 の 通 り で あ る 。 前 回(2013年)の 回 収 率(51.1%)と 比 較 す る と 、 約9%減 と な っ た 。
【調 査 結 果 の 概 要 】 学 生 の 経 済 状 況
家 族 の 合 計 年 収 が 最 も 多 い 層 は 、学 部 で は600万 〜700万(13.5%)、 大 学 院 も 同 じ く600万 〜700 万(13.1%)で あ っ た 。 全 国 平 均 と比 べ る と、2013年 調 査 時 か ら大 き な 変 化 は な く 、 全 体 的 に 収 入 が 低 い 方 に シ フ ト して お り、 引 き 続 き 、 学 生 の 学 費 等 の 工 面 へ の 苦 労 が 伺 え る 。 大 学 は 各 家 庭 の 困 窮 度 に 応 じ た 支 援(授 業 料 免 除 ・給 付 型 奨 学 金 等)の 充 実 を 図 る 必 要 が あ る 。
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◆ 【学 部 生 】 あ な た の1ヶ 月 の 収 入 ・支 出
収 入 平 均 は 合 計88,437円 。 第1位 は 「家 庭 か ら 」 で32,325円(36.6%)、 第2位 は 「ア ル バ イ ト」
で25,062円(28.3%)、 第3位 は 「奨 学 金 」 で22,115円(25.0%)と な っ て い る 。
支 出 平 均 は 合 計74,785円 。 第1位 は 「住 居 費 ・光 熱 水 料 」 で 平 均26,236円(35.1%)、 第2位 は
「食 費 」 で20,195円(27.0%)、 第3位 は 「日 常 生 活 費 」 で12,109円(16.2%)で あ る 。 収 入 平 均 一 支 出 平 均 は13
,652円 の 黒 字 と な っ て お り 、 上 手 く 金 銭 管 理 を し て い る 。
◆ 【大 学 院 生 】 あ な た の1ヶ 月 の 収 入 ・支 出
収 入 の 第1位 は 「家 庭 か ら 」 で30,659円(25.9%)、 第2位 は 「奨 学 金 」 で28,864円(24.4%)、
第3位 は 「ア ル バ イ ト」 で26,202円(22.1%)と な っ た 。
支 出 の 第1位 は 「住 居 費 ・光 熱 水 料 」で29,480円(30.7%)、 第2位 は 「食 費 」で28,680円(29.9%)、
第3位 は 「日 常 生 活 費 」 で14,985円(15.6%)で あ っ た 。 学 部 生 と の 大 き な 違 い は な か っ た 。
◆ ア ル バ イ ト
全 体 的 に は 多 く の 学 生 が ア ル バ イ ト を し て い る 。 学 部 で は 、 「ほ ぼ 定 期 的 に 行 っ て い る 」 が59.4%
を 占 め 、 「不 定 期 に 行 っ て い る 」 が 、14.1%、 大 学 院 で は そ れ ぞ れ52.9%、14.3%と な っ て い る 。
「ほ ぼ 定 期 的 に 行 っ て い る 」と い う 回 答 を 学 科 等 別 に み る と 、国 際 地 域(79.5%)、 学 校 教 育(77.7%) 地 域 科 学(68.9%)と な っ て い る が 、 医 学 科(50.1%)看 護 学 科(52.9%)と な っ て お り 、 文 京 地 区 の 方 が 全 体 的 に ア ル バ イ ト率 は 松 岡 地 区 よ り 高 い 。 こ の 結 果 は2013年 と 同 様 の 傾 向 に あ り 、文 京 地 区 周 辺 の 方 が 松 岡 よ り も 店 舗 が 多 い 等 の 地 理 的 条 件 が 一 つ の 要 因 と し て 考 え ら れ る 。 ア ル バ イ ト を す る 目 的 は 、 余 暇 娯 楽 費 捻 出 、 生 活 費 捻 出 が 多 く な っ て い る 。
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日 常 の 生 活 実 態
◆ 睡 眠
学 部 及 び 大 学 院 と も 「毎 日 よ く 眠 れ る 」 は6割 を 超 え る が 、 各 学 部 と も 「ほ とん ど 毎 日不 眠 状 態 で あ る 」 と 回 答 す る 者 も い た た め 、 健 康 相 談 を 強 化 す る 、 健 康 教 育 を 早 期 か ら開 始 す る こ と が 求 め られ る 。
◆1日 の 睡 眠 時 間
学 部 生 も 大 学 院 生 も6時 間 以 上7時 間 未 満 が も っ と も 多 か っ た 。一 方 、学 部 で は5時 間 未 満 が5%、
大 学 院 で は5時 間 未 満 が3.5%で あ り、健 康 管 理 に 問 題 の あ る 学 生 も少 な か らず い る た め 、健 康 教 育 も必 要 と考 え る 。
◆ 飲 酒 の 回 数
学 部 で 「ほ ぼ 毎 日」 は 数%程 度 で あ る が 、 大 学 院 で は 年 齢 が 高 い こ と も あ り、 全 体 的 に 飲 酒 率 が 高 く な っ て お り、前 回 の 調 査2013年 度 と 同 じ傾 向 に あ っ た 。週3〜4回 程 度 も 数%お り、飲 酒 に 対 す る 健 康 教 育 も 必 要 と考 え る 。
◆ 喫 煙
「吸 わ な い 」 が 学 部91.8%、 大 学 院79.8%で 、 ほ と ん ど の 学 生 は 吸 っ て は い な い 。 し か し 、 「1日 1箱 未 満 吸 っ て い る 」 が 学 部 で5.1%、 大 学 院 で14%い る 。 ま た 、 吸 っ て い る(1日1箱 以 上)で は 、 学 部1.1%大 学 院 で は1.1%と 比 率 は 少 な い が 、 自 己 の 健 康 管 理 と 受 動 喫 煙 の 問 題 も あ り 、今 後 禁 煙 に 向 け た 啓 発 活 動 も 必 要 と 考 え る 。
「過 去 に 吸 っ た が 今 は 吸 わ な い 」 学 生 も 大 学 院5%、 学 部2 .1%あ り 、 大 学 に 入 学 し て か ら 健 康 教 育 な ど 何 ら か の き っ か け で 止 め た 可 能 性 も あ る 。 今 後 、 調 査 す る 必 要 も あ る と 考 え る 。
◆ 学 修 の た め の イ ン タ ー ネ ッ ト利 用 時 間(1週 間 あ た り)
ど の 学 部 で も 、週 あ た りの 利 用 時 間 は2時 間 未 満 が 多 く 、次 い で2〜3時 間 とい う結 果 で あ っ た 。 大 学 院 も 同 様 の 結 果 で あ っ た が 、学 部 と比 較 す る と長 い 利 用 時 間 の 割 合 が 大 き い 。IT化 が 進 む 中 、 イ ン タ ー ネ ッ トを 利 用 した 学 修 は 今 後 も重 要 に な る と 思 わ れ る 。
◆ 一 般 的 な イ ン タ ー ネ ッ ト利 用 時 間1週 間 あ た り*ネ ッ トゲ ー ム を 除 く
学 部 で は2時 間 未 満 が29.9%で 最 も 多 く 、次 い で2〜3時 間 程 度23.3%と な っ て い る 。 大 学 院 で は 4〜5時 間 程 度 が19.9%で 最 も 多 く 、 次 い で2時 間 未 満 、2〜3時 間 程 度 が そ れ ぞ れ18%で あ る 。 こ れ ら の 結 果 は 、 学 修 以 外 で も イ ン タ ー ネ ッ トは 欠 か せ な い も の に な っ て い る こ と を 示 し て い る 。
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◆ 自分 で 所 有 し て い る 情 報 機 器
学 部 生 も 大 学 院 生 も デ ス ク トッ プPCよ り も 、 ス マ ー トホ ン 、 ノ ー トPCを 多 く使 っ て い た 。 ま た 、携 帯 端 末(タ ブ レ ッ トPC、iPadな ど)も 学 部 、 大 学 院 と も8%が 所 有 して お り、 こ れ ら の 情 報 機 器 が 学 修 等 に 必 要 不 可 欠 な 時 代 と な っ て き た こ と を 反 映 す る も の で あ る 。 ま た 、 ゲ ー ム 機 も 約14%の 学 部 生 、 大 学 院 生 が 所 有 し て い た 。
◆ 学 修 以 外 の 時 間 の 過 ご し 方
ア ル バ イ ト(学 部24.5%、 大 学 院21.2%)と イ ン タ ー ネ ッ ト(ゲ ー ム 以 外)(学 部18.6%、 大 学 院23.9%)で 時 間 を 費 や す こ と が 多 い が 、 課 外 活 動 、 読 書 、 ゲ ー ム 、 テ レ ビ で 過 ご す 者 も あ る 程 度
の 割 合 で 存 在 し 、 多 種 多 様 に 時 間 を 費 や し て い る こ と が わ か る 。
大 学 の 授 業 一 学 部 一
大 学 の 授 業 を 除 く学 修 時 間(授 業 期 間 中 の 平 均 的 な 学 修 時 間1週 間 あ た り)
2016年 の 学 修 時 間 は 、2013年 の 調 査 と比 較 す る と、16〜19時 間 、20〜25時 間 、30時 間 以 上 で 大 幅 に 伸 び て い る の が 特 徴 で あ る 。2013年 度 学 生 生 活 実 態 調 査 平 均 学 修 時 間6.5時 間 、 今 回 の2016 年 度 学 生 生 活 実 態 調 査 で は 平 均 学 修 時 間7.5時 間 で あ り、 緩 や か な 伸 び を 示 した(1.15倍 増)。 第
3期 中 期 目標 は6.5時 間 の1.5倍 と して お り、 目標 値 達 成 の た め に 学 修 時 間 を 確 保 す る 支 援 が 必 要 で あ る 。 今 後 も 学 修 環 境 の 改 善 や 学 修 に 対 す る意 識 付 け が よ りい っ そ う必 要 で あ る 。
◆ 卒 業 ・修 了 ま で の 単 位 の 取 り 方
学 部 生 は 「理 解 し て い る 」74.4%、 大 学 院 生 は 、 「理 解 し て い る 」87.3%で あ っ た 。7割 か ら8割 以 上 は 「理 解 し て い る 」 が 、 「理 解 し て い な い 部 分 が あ る 」 学 部 生 が24.4%、 院 生 が12%ほ ど い る こ と や 「理 解 し て い な い 」 学 生 も1%前 後 い る た め 、 学 生 へ の 丁 寧 な 説 明 が 望 ま れ る 。
◆ 理 解 で き な い 部 分 の 解 決 方 法(複 数 回 答)
学 部 で は 「先 輩 ・友 人 に 相 談 す る 」 が43.2%、 「自 分 で 履 修 手 引 き な ど で 調 べ る 」 が24.2%、 「助 言 教 員 ク ラ ス 担 任 ・学 科 等 教 員 に 相 談 す る 」 が16.2%、 「学 務 部 の 職 員 に 相 談 す る 」 が11.7%と な っ て お り 、 何 ら か の 対 処 を し て い る こ と が わ か る 。 し か し な が ら 、 「何 も し な い 」 が4.7%あ り 、 今 後 支 援 が 必 要 で あ る 。
大 学 院 生 も 「先 輩 ・友 人 に 相 談 す る 」 が43.1%、 「助 言 教 員 ク ラ ス 担 任 ・学 科 等 教 員 に 相 談 す る 」 が22.2%、 「学 務 部 の 職 員 に 相 談 す る 」が15.3%、 「自 分 で 履 修 手 引 き な ど で 調 べ る 」が15.3%で あ り 、 何 ら か の 対 処 は し て い る 。 し か し 、 「何 も し な い 」 が4.2%あ り 、 何 ら か の 支 援 が 必 要 で あ る 。
◆ 授 業 の 理 解 度
学 部 の 専 門 教 育 で は 「ど の 授 業 も 全 般 的 に 理 解 で き る 」が 学 部 に よ っ て30%〜50%台 ま で 差 が あ る 。
「理 解 で き な い も の が 多 少 あ る 」 も40%台 〜50%台 ま で と 差 が あ る 。 ま た 、 「理 解 で き な い も の が か な り あ る 」 が 工 学 部 で10.5%、 医 学 部 で5.9%、 教 育 で2.3%で あ る 。 「ほ と ん ど 理 解 で き な い 」 と い
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考 え られ る 。
◆ 授 業 の 満 足 度 専 門
「ど の 授 業 も 満 足 し て い る 」 学 部 学 生 が 、 工 学 で42 .5%、 医 学 で53.4%、 教 育 で62.6%い る 。 一 方 、
「満 足 で き な い も の が か な り あ る 」 が 工 学 で8.2%、 医 学 で5.6%、 教 育 で3.8%お り 、 さ ら に 「満 足 で き な い も の が ほ と ん ど で あ る 」 が1%台 で は あ る が 、 今 後 改 善 の 必 要 が あ る 。
◆ 一 般 的 な 読 書 の 時 間(1週 間 あ た り)
2時 間 未 満 お よ び2〜3時 間 程 度 を 合 わ せ る と 、 学 部 は89.8%、 大 学 院 は78.1%と な っ て い る 。
◆ 在 学 中 又 は 卒 業 後 の 海 外 留 学(語 学 研 修 も 含 む)希 望
学 部 で は 、267名 、 大 学 院 で は73名 が 希 望 し て い る 。 「可 能 な ら ば 留 学 し た い 」 は 、 学 部 で465 名 、 大 学 院 で73名 と な っ て い る 。 一 方 、 「特 に 考 え て い な い 」 が 学 部 で843名 、 大 学 院 で263名 と
あ り 、 今 後 は も っ と 説 明 会 な どPRを す る こ と も 必 要 で あ る 。 留 学 希 望 地 は 、 学 部 で は 上 位 順 に ア メ リ カ 、 欧 州 、 オ ー ス ト ラ リ ア 、 ア ジ ア ・中 東 、 カ ナ ダ と な っ て い る 。 大 学 院 で は 上 位 順 に ア メ リ カ 、 欧 州 、 カ ナ ダ ・オ ー ス ト ラ リ ア(同 順 位)、 ア ジ ア ・ 中 東 と な っ て い る 。
◆ 海 外 留 学 で 希 望 す る 支 援
留 学 に 必 要 な 経 費 の 補 助 ・支 援 と して は 、 最 も多 い の が 学 部 ・大 学 院 と も に 、 留 学 に 必 要 な 経 費 の 補 助 ・支 援(学 部73.4%、 大 学 院80.2%)で あ っ た 。
◆ 就 職 支 援 室 や 松 岡 キ ャ ン パ ス 学 務 室 で 行 っ て い る 支 援 で 知 っ て い る も の(複 数 回 答)
学 部 に よ っ て も 違 い は あ る が 、 文 京 キ ャ ンパ ス で は 、 キ ャ リ ア サ ポ ー トシ ス テ ム 、 就 職 ガ イ ダ ン ス 、 進 路 説 明 会 な どの 実 施 、 企 業 及 び 団 体 等 の 求 人 情 報 が 上 位 を 占 め る 。 松 岡 キ ャ ン パ ス で は 、 医 師 、 看 護 師 、 保 健 師 、 助 産 師 の 国 家 試 験 に 関 す る情 報 が 多 い 。 こ れ か ら も 就 職 支 援 と して 情 報 の 発 信 は 重 要 で あ る 。
就 職 支 援 室 ・松 岡キャンパス学 務 室 で行 っていることで知 っているもの(複 数 回答 可)
◆ 学 内 の 課 外 活 動
課 外 活 動 の 参 加 割 合 は 、 学 部 で は37.7%、 大 学 院 で は20.8%で あ る 。 医 学 部53.5%が 最 も 高 い 。
◆ 課 外 活 動 に 参 加 し た 動 機(複 数 回 答)
学 部 で は 、 第1位 「大 学 生 活 を 楽 し み た い 」19.1%、 第2位 「趣 味 と 一 致 し て い る 」15.2%、 第3 位 「活 動 内 容 に 魅 力 が あ る 」14.4%と な っ て い る 。
大 学 院 で は 、 第1位 が 「趣 味 と 一 致 し て い る 」19.3%、 第2位 が 「大 学 生 活 を 楽 し み た い 」16.7%、
第3位 が 「活 動 内 容 に 魅 力 が あ る 」14.4%と な っ て い る 。
◆ 課 外 活 動 の 日 数
学 部 で は 週5日 以 上9.6%、 大 学 院 で は5.7%で あ り 、 「週5日 以 上 」 「週3〜4日 以 上 」 「週1〜2 日程 度 」 ま で を 合 わ せ る と 、 学 科 等 に よ り差 は あ る も の の 、6割 以 上 は 活 動 を し て い る 。
◆1週 間 あ た り の 課 外 活 動 の 時 間
学 部 で は 、 第1位 「5時 間 以 上 」47.7%、 第2位 「3〜4時 間 程 度 」25.0%、 第3位 「2〜3時 間 程 度 」14.1%と な っ て い る 。
大 学 院 で は 、 第1位 が 「5時 間 以 上 」34.5%、 第2位 が 「2〜3時 間 程 度 」 と 「3〜4時 間 程 度 」 21.8%と な っ て い る 。
1週 間 当た りの課 外 活 動 時 間 学 部 生1週 間 当たりの 課外 活 動時 間 大学 院 生 1時間未満
UniversityofFukui 97
◆ キ ャ ン パ ス 内(国 際 交 流 学 生 宿 舎 、 留 学 生 会 館 を 含 む)で の 被 害(複 数 回 答)
学 部 で は 、 キ ャ ン パ ス 内 で は 、 前 回 と 同 様 に 「自動 車 ・バ イ ク ・自転 車 の 盗 難 、 損 壊 被 害 」 が 最 も多 く 、 全 体 的 に も 盗 難 被 害 が 多 い の が 特 徴 で あ る。2013年 度 調 査 と 同 様 に 「カ ル ト宗 教 の 勧 誘 」
「不 審 者 に よ る 声 か け 」 も 数 は 少 な い が あ る の で 、 対 応 が 必 要 で あ る 。
◆ キ ャ ン パ ス 内 で の 目 撃(複 数 回 答)
学 部 で は 、 目撃 情 報 に つ い て も 前 回 と 同 様 に 「自動 車 ・バ イ ク ・自転 車 の 盗 難 、 損 壊 被 害 」 が 最 も多 く 、 全 体 的 に も 盗 難 被 害 の 目撃 が 多 い の が 特 徴 で あ る。 不 審 者 に よ る 声 か け な ど も あ り、 対 応 が 必 要 で あ る 。
前 回 の 調 査 後 の 改 善 事 項
◆ 学 生 総 合 相 談 室 が 設 置 さ れ た こ と に つ い て
「よ か っ た 」 「ま あ よ か っ た 」 を 合 わ せ る と 、 学 部 が29.2%、 大 学 院 が22.8%で あ っ た 。 各 学 部 で み る と 医 学 部35%、 工 学 部27.1%、 教 育 学 部26.5%、 国 際 地 域 学 部23.6%と な っ て お り 、 「特 に 関 係 が な い 」、 「相 談 室 の こ と を 知 ら な い 」 が 、 各 学 部 と も6割 以 上 と な っ て お り 、 最 近 の 学 生 の こ こ ろ の 問 題 が 多 く な っ て い る こ と を 鑑 み る と 学 生 相 談 室 の 役 割 を も っ と 学 生 に 周 知 す る こ と が 重 要 で あ る 。
◆ ス チ ュ ー デ ン ト ・ア シ ス タ ン ト(S・A)に つ い て
「学 外 で ア ル バ イ ト を す る よ り 学 修 時 間 が 確 保 で き 、 よ い 制 度 だ と 思 う の で 利 用 し た い 」 が 、 大 学 院 全 体 で は28.5%、 学 部 全 体 で は19.2%と 低 い 。各 学 部 で は 、国 際 地 域 学 部32.4%が 最 も 高 く 、 一 方 で
、 「よ い 制 度 だ と 思 う が 利 用 の タ イ ミ ン グ が 合 わ な い こ と が 多 い 」 が 各 学 部 と も20%前 後 と な っ て お り 、 今 後 利 用 時 間 の 工 夫 が 必 要 で あ る 。
◆ 学 生 ポ ー タ ル で 休 講 情 報 な ど を 一 斉 に メ ー ル 配 信 し て い る こ と に つ い て
「よ か っ た 」 「ま あ よ か っ た 」 を 合 わ せ る と 、 学 部 全 体 で は60%を 超 え 、 大 学 院 全 体 で も 約6割 あ り 、 肯 定 的 な 結 果 と な っ た 。 た だ し 、 全 体 で 一 桁 台 の 比 率 で は あ る が 、 「な く て も よ か っ た 」 と の 回 答 も あ り 、 メ リ ッ ト を も っ とPRす る 必 要 が あ る 。
◆ 履 修 登 録 がWeb上 で 、 学 外(自 宅 な ど)か ら も で き る こ と に つ い て
「よ か っ た 」 と 「ま あ よ か っ た 」 を 合 わ せ る と 、 学 部 、 大 学 院 と も に8割 を 超 え 、 履 修 登 録 の 満 足 度 が 高 い こ と を 示 した 。学 科 別 に み る と、医 学 科 は64.1%で あ り、上 昇 させ る 施 策 が 必 要 で あ る。
一 方 で、 「な くて も よ か っ た 」が 数 パ ー セ ン トで は あ る が 各 学 部 で 散 在 して い る た め 、学 生 へ の 周 知 と全 履 修 登 録 を め ざ す こ とが 重 要 で あ る。
II.第3期 の 中 期 計 画 に と も な う 具 体 的 取 組 み に つ い て
第3期 の 中 期 計 画 期 間 の 平 成28年 度 の 年 度 計 画 に お い て 、第3期 修 学 環 境 支 援 基 本 方 針 を 作 成 す る こ と に な っ て お り、 第2期 修 学 環 境 支 援 基 本 方 針 を べ 一 ス に 第3期 の 修 学 環 境 支 援 基 本 方 針 を 次 の よ うに 設 定 し た 。
・グ ロ ー バ ル 化 に 対 応 す る た め の 修 学 プ ロ グ ラ ム 及 び 交 流 拠 点 の 充 実
・ス チ ュ ー デ ン ト ・ア シ ス タ ン ト制 度 と奨 学 金 制 度 を活 用 した 留 学 支 援 及 び 経 済 支 援
・ICT環 境 の 充 実 に よ る 学 修 支 援 機 能 の 充 実
・キ ャ リア セ ン タ ー 及 び キ ャ リ ア 支 援 室 を 中 心 と した 、 自治 体 、企 業 、教 育 ・医療 機 関 と 連 携 した イ ン タ ー ン シ ッ プ や 実 践 的 な キ ャ リア 教 育 の 充 実
・障 が い の あ る学 生 、外 国人 学 生 等 の 特 別 な支援 を必 要 とす る学生 支 援 体 制 の整 備 ・充 実
UniversityofFukui99
第3期 中 期 目標 ・計 画 で 平 成28年 度 の 年 度 計 画 に と も な うイ ン タ ー ン シ ップ 等 も含 め た キ ャ リア 教 育 を 実 施 す る 体 制 の 整 備 を した 。 平 成28年12月1日 に 設 置 し 、 キ ャ リア 教 育 の 体 系 化 で 基 盤 キ ャ リ ア 教 育 を 新 た に キ ャ リア セ ン タ ー で 取 組 む こ と と し 、 各 学 部 で 行 っ て い た キ ャ リア 教 育 で 共 通 的 に で き る 部 分 を 体 系 的 に 整 備 す る こ と と した 。 ま た 、 就 職 支 援 、 キ ャ リア 支 援 、 イ ン タ ー ン シ ッ プ 、 基 盤 キ ャ リ ア 教 育 の4っ の 柱 をCOC推 進 室 と キ ャ リ ア 支 援 室(就 職 支 援 室 が キ ャ リア 支 援 室 に 名 称 変 更)と 協 力 し な が ら事 業 を進 め て い く こ と と し た 。
2.就 職 支 援 及 び キ ャ リ ア 支 援
就 職 活 動 時 期 の3.月 広 報 開 始 、6月 選 考 開 始 に 対 応 す る た め 、9,月 に 第2回 目の 合 同企 業 説 明 会 を 開 催 し た 。 学 生 相 談 が 急 増 して お り、 現 在 は1名 を 増 員 し た3名 体 制 で 相 談 に 応 じて い る。 就 職 ガ イ ダ ン ス は 通 年 で 開 催 して い る が 、 今 年 度 、 小 グ ル ー プ 対 応 の ミ ニ セ ミナ ー や 総 復 習 講 座 の 回 数 を 増 や し 、 充 実 させ た 。
教 員 採 用 試 験 の 対 策 と して 、 教 育 実 践 セ ン タ ー 教 員 と相 談 し 、 模 擬 試 験3回 を ほ ぼ 強 制 的 に 実 施 し た 。 受 験 者 は 昨 年 度3名 か ら今 年 度140名 に 増 加 し た 。
イ ン タ ー ン シ ップ に つ い て も 通 年 型 で 対 応 して い る。
3.留 学 生 支 援
近 年 、 交 換 留 学 生 の 受 入 数 が 急 増 して お り、 そ の 制 度 や 課 題 へ の 理 解 を 深 め 全 学 的 な 支 援 を 実 現 させ る た め 、 事 務 職 員 を 対 象 に 、 国 際 課 職 員 に よ る交 換 留 学 プ ロ グ ラ ム(受 入)に 関 す る 業 務 研 修 を 実 施 し た 。
皿.学 生 総 合 相 談 室 の 活 動 お よ び 学 生 支 援 に 関 連 し たSD・FD研 修 の 実 施 1.学 生 総 合 相 談 室 の 活 動 に つ い て
● 相 談 件 数
平 成28年 度 の 学 生 総 合 相 談 室 文 京 キ ャ ン パ ス の 延 べ 相 談 件 数 は1,222件 で あ っ た(表1)。 松 岡 キ ャ ン パ ス の 延 べ 相 談 は318件 で あ っ た(表2)。 保 健 管 理 セ ン タ ー(松 岡 は 保 健 セ ン タ ー)と 連 携 し な が ら学 生 を 支 援 して お り、 そ の 役 割 分 担 も件 数 に 反 映 され て い る(表1,表2)。
ま た 、件 数 に つ い て は 、 文 京 ・松 岡 と も に 増 加 傾 向 に あ る(図1)。 両 キ ャ ン パ ス に 共 通 して い る こ と と し て 、 メ ン タ ル ヘ ル ス に 関 す る相 談 件 数 が 多 く,そ の 中 で も 学 業 ・休 退 学 に 関 す る 相 談 が 目 立 つ 。 特 に 文 京 で は 自 閉 症 ス ペ ク トラ ム 等 の 問 題 を 抱 え た 学 生 の 対 応 が 多 か っ た 。 ま た 、 コ ン サ ル テ ー シ ョ ン に つ い て は 、 文 京 キ ャ ン パ ス で 延 べ519件 、 松 岡 キ ャ ン パ ス で 延 べ105件 と 、 連 携 業 務 も相 談 室 の お け る 主 要 な 活 動 と な っ て い る。
表1.文 京 キ ャ ンパ ス の 相 談 状 況
修 学 適応 発 達 健 康 教育 計
区 分
学
芋
休 退 学
ノ、
ラ ス メ ン ト
進
串
職業 性
峰
人 生 観
対人 関 係
準
恋 愛
家
磨
経 済問 題
適応 自 閉 症 づ 尋
歪
等身体 精 神
健診 呼
牛
そ の 他 学生 総合
相 談室
実 数 89 0 2a 0 35 0 5 0 36 1 9 42 245
延 数 257 0 121 0 167 0 8 0 442 z 159 66 1,222
保 健 管 理 セ ン タ ー
実 数 6 0 1 0 6 0 0 0 13 5 25 1 57
延 数 35 0 12 0 25 0 0 0 85 7 103 2 269
合 計 実 数 95 0 29 0 41 0 5 0 49 6 34 43 302
延 数 292 0 133 0 192 0 8 0 527 9 262 68 1,491
表2.松 岡 キ ャ ンパ ス の 相 談 状 況
修学 適 応 発達 健康 教 育 計
区 分
学
芋
休 退学
ノ、
ラ ス メ ン ト
進
串
職 業
性
峰
人生 観
対人 関 係
性
恋 愛
家庭 問 題
適 応
自 閉 症 尋づ
T VI
等 身 体
精 神
C
庭
診 呼 出 学 生総合
相談室
実 数 13 0 1 5 16 4 1 3 0 3 3 19 68
延 数 64 0 3 28 42 15 1 23 0 4 80 58 318
保 健 セ ン タ ー
実 数 8 4 0 3 2 0 1 0 0 0 6 19 43
延 数 77 34 0 41 40 0 1 0 0 0 40 19 252
合 計 実 数 21 4 1 8 18 4 2 3 0 3 9 38 112
延 数 141 34 3 69 82 15 2 23 0 4 120 77 570
図1.学 生 総 合 相 談 室 相 談 件 数 の 推 移
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平 成28年8.月5日:文 京 ア カ デ ミー ホ ー ル で 開 催 した 。 参 加 者81名 で あ っ た 。 最 初 に 「大 学 に お け る 障 害 学 生 支 援:障 害 者 差 別 解 消 法 施 行 後 の 大 学 に 求 め られ る 取 り組 み 」 と題 して 、 筑 波 技 術 大 学 障 害 者 高 等 教 育 研 究 支 援 セ ン タ ー の 白澤 麻 弓 准 教 授 が 法 施 行 後 の 適 用 範 囲 を 説 明 し、 大 学 に お け る 障 害 学 生 と の 対 話 に 基 づ く 事 例 を 挙 げ 、「大 学 は 学 び た い と思 っ て い る 学 生 の 気 持 ち を 阻 害 して は い け な い 。 学 生 との 対 話 か らお 互 い に 出 来 る こ と を 見 つ け 出 し 、 個 別 の ニ ー ズ を 提 供 して い く こ と は 、 大 学 に と っ て も 新 しい 価 値 の 発 見 に 繋 が る 」 と 目指 す べ き 方 向 性 を 示 され た 。 続 い て 、 本 学 保 健 管 理 セ ン タ ー の 高 橋 哲 也 准 教 授 が 「青 年 期 に お け る 心 の ク ラ イ シ ス 〜 心 の 課 題 と精 神 疾 患 に つ い て 〜 」 と題 し、青 年 期 に 見 られ る 精 神 障 害 の 様 々 な 症 状 を 説 明 し た 。 質 疑 応 答 で は 、 「で き な い こ と を 伝 え られ な い 学 生 に つ い て は ど の よ うに 働 き か け た ら 良 い か 」 な ど、 支 援 の 手 段 を 具 体 的 に 捉 え た 質 問 が 多 く 出 され 、 理 解 を深 め て い っ た 。
● 保 護 者 向 け 修 学 支 援 ア ドバ イ ス
例 年 通 り 、 入 学 式 後 の 保 護 者 向 け修 学 支 援 ア ドバ イ ス を 実 施 し た 。 具 体 的 に は 、 各 学 部 の 後 援 会 総 会 の 場 で 、 カ ウ ン セ ラ ー が 短 時 間 の 講 演 を 実 施 し た 。 初 め て の 一 人 暮 ら し を 始 め る 学 生 も 多 い 中 で 、 学 生 に 起 こ りや す い 問 題 を伝 え 、 保 護 者 と し て の 学 生 へ の 関 わ り方 に つ い て 考 え る機 会 を 提 供 す る と と も に 、 保 護 者 へ の 相 談 室 の 紹 介 の 場 と し て 広 報 す る 機 能 も 有 す る 側 面 が あ る 。 実 際 に 、 今 年 度 も講 演 を 聞 い て 問 い 合 わ せ る保 護 者 が 少 数 で は あ る が 存 在 し た 。
●FD研 修 会
平 成28年 度 は 、文 京 ・松 岡 の 両 キ ャ ン パ ス に お い て 教 員 対 象 のFD研 修 会 を 実 施 した(文 京 の み 学 生 総 合 相 談 室 が 主 催)。 発 達 障 害 を 抱 え る 学 生 へ の 関 心 が 高 く、ア ン ケ ー トの 自 由 記 述 に お い て も 具 体 的 な 対 応 に つ い て 知 りた い と い っ た 声 が 多 く 見 られ た 。
平 成28年 度FD研 修 会 実 施 状 況
学 部 日 時 タ イ トル 講師 参 加人 数
教育 学部 平 成28年05月13日 福 井 大 学 に お け る 合 理 的 配 慮 諸 江 カ ウ ンセ ラ ー 56名 教育 学部 平 成28年12月09日 学 生 支 援 体 制
〜 見 え る化 に つ い て 〜
安 岡 カ ウ ンセ ラ ー 56名 工 学 部 平 成28年06月10日 福 井 大 学 に お け る 合 理 的 配 慮 諸 江 カ ウ ンセ ラ ー 112名 工 学 部 平 成28年12月09日 学 生 支 援 に つ い て
〜 卒 論 指 導 の 時 期 に あ た り〜
諸 江 カ ウ ンセ ラ ー 114名 国際地 域学 部 平 成28年05月13日 福 井 大 学 に お け る 合 理 的 配 慮 安 岡 カ ウ ンセ ラ ー 25名
国際地 域学 部 平 成29年01月13日 学 生 支 援 体 制 に つ い て 安 岡 カ ウ ンセ ラ ー 24名
医学部 平 成28年11月16日 修 学 支 援 の た め の 青 年 期 発 達
障 害 に つ い て
小 坂 教 授
前 川 カ ウ ンセ ラ ー
81名
●SD研 修 会
学 務 部 及 び 新 規 採 用 職 員 を 対 象 にSD研 修 を 実 施 し た 。 窓 口対 応 を 意 識 し な が ら研 修 に 参 加 した 職 員 が 多 く 、 障 害 を も つ 学 生 へ の 対 応 は 学 務 部 だ け で な く 、 大 学 全 体 で 取 り組 む べ き 課 題 で あ る と
い う感 想 が 見 られ た 。
「発 達 障 害 学 生 支 援 の 今 と これ か ら 〜 合 理 的 配 慮 を 中 心 に 〜 」
・平 成28年7月22日 、25日
・学 生 総 合 相 談 室 安 岡 カ ウ ン セ ラ ー
・参 加 者:42名
● ホ ー ム ペ ー ジ の 運 営
平 成27年 度 か ら学 生 総 合 相 談 室 の ホ ー ム ペ ー ジ を 運 用 して い る。毎 月 の 相 談 室 の 活 動 な ど を 更 新 し 、 実 際 に ホ ー ム ペ ー ジ を 見 て 来 談 す る 学 生 も 多 く い る。 ま た 、GoogleAnalyticsを 使 っ た 来 訪 者 の 分 析 も 実 施 し、 学 生 相 談 室 の 広 報 の 有 効 性 に つ い て 検 討 し た 。
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文 京 キ ャ ン パ ス 学 生 総 合 相 談 室 で は 、メ ン タル ヘ ル ス に 関 す る予 防 的 取 り組 み と して 、「こ こ ろ の ア ン ケ ー ト」(任 意)を 実 施 し、 メ ン タ ル 面 の 質 問 事 項(8項 目+何 か 困 っ て い る こ とや 心 配 事 の 自 由 記 述)の 内 容 か ら抽 出 され た 気 が か りな 学 生 を 電 話 ま た は メ ー ル 等 で 呼 出 し、 個 人 面 談 ま た は 状 況 確 認 等 を 行 っ た 。 電 話 で の 確 認 や1回 の 面 談 で 終 了 し て し ま う者 も い る が 、 悩 み が 重 症 化 す る 前 の 早 い 段 階 で キ ャ ッチ して 、 メ ン タル ヘ ル ス の 問 題 に ま で 発 展 す る こ と を 未 然 に 防 ぐ役 目 を 果 た し た と言 え る 。
ま た 、 こ の 呼 出 し制 度 は,配 慮 要 請 行 動 が 困 難 で あ る 発 達 障 害 学 生 と支 援 者 側 が 早 期 に 出 会 うた め の 機 会 を 作 る 制 度 と して 有 効 に機 能 して き た 。 さ ら に 、 後 日 困 っ た 時 に 自主 来 室 した り、 悩 ん で い る 友 人 を 連 れ て き た り して 相 談 に 繋 げ る 学 生 も い る た め 、 広 報 活 動 と して の 効 果 も あ っ た と 考 え られ る 。
松 岡 キ ャ ン パ ス 学 生 総 合 相 談 室 で は 、 全 国 の 大 学 で 広 く実 施 され て い るUPIと 、 発 達 障 害 の ス ク リー ニ ン グ 検 査 で あ る 困 り ご と に 関 す る セ ル フ チ ェ ッ ク リ ス トを 、5月 の 新 入 生 合 宿 研 修 時 に 保 健 セ ン タ ー と合 同 で 実 施 した 。 そ の 結 果 に 基 づ き 、 学 生 を 呼 び 出 し、 発 達 障 害 の 傾 向 の あ る 学 生 及 び メ ン タ ル ヘ ル ス の リス ク が 高 い 学 生 へ の 早 期 支 援 を 実 施 し た 。
● ピ ア サ ポ ー ト
文 京 キ ャ ン パ ス 学 生 総 合 相 談 室 で は 、 昼 休 み の 時 間 帯 に 相 談 室 を1時 間 開 放 し、 利 用 希 望 の 学 生 (以 下,ヘ ル ピー)が 、 昼 食 を摂 りな が ら 学 生 サ ポ ー タ ー と話 が で き る よ う に して い る 。 年 齢 が 近 く 、 同 じ学 生 と い う立 場 で の 気 楽 さ も あ る よ うで 、 趣 味 や 授 業 の 事 な ど、 ざ っ く ば らん に 話 を して い る 様 子 で あ る 。 参 加 を 通 して 授 業 の 出 席 に 安 定 性 が 出 て き た り 、 笑 顔 が 出 て き た りす る よ うに な っ た ヘ ル ピー も お り、 活 動 の 効 果 が 感 じ ら れ る も の と な っ た 。
さ ら に 、 通 常 の 活 動 に 加 え て 交 流 会 を 実 施 し、 こ の 企 画 を き っ か け に 対 人 関 係 の 課 題 に積 極 的 に 取 り組 む 姿 勢 が 出 て き た ヘ ル ピ ー も い た 。 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン 能 力 に 差 が あ る 集 団 で も 、 作 業 や ゲ ー ム を 通 す こ と で 他 者 との 交 流 や 一 体 感 を 得 られ る こ と が 出 来 る た め、 対 人 経 験 を積 む 機 会 に な っ た と考 え る 。 ま た,サ ポ ー タ ー に と っ て も 声 の か け 方,接 し方 に つ い て 考 え る こ とが 増 え 、 自 身 の 成 長 に 繋 が っ た と考 え る 。
N学 生 支 援 部 門 会 議 の 開 催
本年度 は3回 の学生支援部門会議 を開催 した。
第1回 学 生 支 援 部 門 会 議
平 成28年6,月30日(木)10:00〜11:00:TV会 議
出 席 者 上 野 部 門 長 、 鈴 木 、 虎 尾 、 浦 暗 、 津 田 、 高 村 、 藤 本 、 大 橋 、 窪 田 の 各 部 門 員 欠 席 者 岸 、 今 井 、 中 川 の 各 部 門 員
陪 席 者 前 川 、 北 林 、 栗 山 、 諸 江 、 乗 京 、 品 川
第2回 学 生 支 援 部 門 会 議
平 成28年9月21日(水)15:00〜16:00:TV会 議
出 席 者 上 野 部 門 長 、 鈴 木 、 津 田 、 高 村 、 藤 本 、 窪 田 の 各 部 門 員 欠 席 者 岸 、 今 井 、 虎 尾 、 浦 崎 、 中 川 、 大 橋 の 各 部 門 員
陪 席 者 前 川 、 北 林 、 栗 山 、 百 田 、 藤 田 、 品 川
第3回 学 生 支 援 部 門 会 議
平 成29年2月1日(水)17:00〜18:00:TV会 議
出 席 者 上 野 部 門 長,岸,鈴 木,浦a,津 田,高 村,中 川,藤 本,窪 田 の 各 部 門 員 欠 席 者 今 井,虎 尾,大 橋 の 各 部 門 員
陪 席 者 前 川,北 林,栗 山,藤 田,中 荒 江,安 岡,品 川
ま た 、 高 等 教 育 推 進 セ ン タ ー 会 議 へ の 参 加 、 学 務 部 ・学 生 総 合 相 談 室 ・保 健 管 理 セ ン タ ー を始 め とす る 学 生 支 援 関 連 部 門 と の 連 携 ・協 力 を継 続 し て お り、 本 年 度 も学 生 の メ ン タ ル ヘ ル ス 対 策 、 学 生 支 援 策 に 対 す る 検 討 、 セ ミナ ー 等 に 関 す る情 報 発 信 と 実 施 を 行 っ た 。
お わ り に
2016年 学 生 生 活 実 態 調 査 で は 、 学 修 時 間 を み る と1週 間 あ た り の 授 業 外 学 習 時 間 は 、 前 回 の6.5 時 間 か ら7.5時 間 に 増 え 約1.15倍 の 集 計 結 果 で あ っ た 。 ま た 、 平 成31年 ま で に1.5倍 に す る 旨 の 年 度 計 画 が 定 ま っ て い る こ とか ら、 学 生 生 活 実 態 調 査 の 検 証 を 基 に 学 生 の ニ ー ズ を 洗 い 出 し、 必 要 な も の か ら整 備 して い く必 要 性 が あ る 。ま た 、平 成31年 度 ま で に 具 体 に 達 成 が 可 能 か との 質 問 も あ り、 学 生 支 援 部 門 は ハ ー ド面 の 充 実 を 図 り、 ま た 、 別 に 教 育 に 関 す る 年 度 計 画 に お い て も 同 じ く 平 成31年 度 ま で に1.5倍 に す る 目標 が 設 定 され て い る た め 、今 後 は ソ フ ト面 とハ ー ド面 の 両 輪 で 修 学 環 境 を さ ら に 整 備 して い く必 要 が あ る。最 後 に 学 生 生 活 実 態 調 査2016を 実 施 す る う え で 多 く の 方 々 に 協 力 を 得 た 。 こ こ に 感 謝 い た しま す 。
UniversityofFukui105
COC教 育 部 門
中 根 幸 治 (COC教 育部門長)
本 年 度 は 「地(知)の 拠 点 整 備 事 業(大 学COC事 業)」 の 採 択 か ら4年 目 に あ た る。 こ のCOC 事 業 に 加 え 、さ ら にCOC+事 業 の 取 組 み も 活 発 化 した 平 成28年 度 、本 部 門 はCOC推 進 機 構 の 下
に 設 置 され た 地 域 創 生 教 育 研 究 セ ン タ ー と連 携 し 、2つ の 事 業 に 関 す る 諸 活 動 と情 報 共 有 に 取 り組 ん だ 。 以 下 、 本 年 度 に 関 す る 状 況 を 報 告 す る。
1.地 域 志 向 科 目 の さ ら な る 充 実(COC指 標)
本 学 のCOC事 業 で は 、 「地 域 の 要 望 に 基 づ き 、地 域 社 会 の 諸 課 題 に 対 処 で き る 実 践 力 を 有 し 、地 域 の 創 造 と発 展 に 貢 献 で き る 人 材 の 育 成 」 を 教 育 分 野 の 目標 と し て 掲 げ て お り、 教 育 改 革 の 主 柱 に し て き た 。 そ の 中 で 、COC事 業 の 達 成 指 標 の ひ とつ と し て 、 共 通 教 養 科 目 に あ る 「シ ラ バ ス に お い て 地 域 に 関 す る 学 修 を 行 う こ と を 明 示 して い る 授 業 科 目」(「地 域 志 向 科 目」 と 呼 ぶ)の 数 を30 に す る こ と を 謳 っ て い る 。 本 年 度 の 開 講 数 は25科 目で あ り、 あ と 一 歩 の と こ ろ ま で 来 て い る 。
ま た 、 共 通 教 育 で 「地 域 を 志 向 した カ リキ ュ ラ ム の 組 織 化 ・コ ア ・カ リ キ ュ ラ ム 」 と して 扱 わ れ る科 目数 を17に す る と も掲 げ て い る 。 こ れ に つ い て は 前 年 度 で 既 に 達 成 され た が 、 本 年 度 で35科 目 に 増 加 し 、 さ ら な る 充 実 を 図 る こ と が で き た 。
2.必 修 化 し た 地 域 コ ア 科 目 群 の 開 始
COC事 業 に 続 き 、COC+事 業 で も 地 域 に 関 係 す る教 育 展 開 が 求 め られ て い る 。 本 学 で は 上 で 述 べ た 地 域 志 向 科 目の 充 実 に加 え 、よ り体 系 的 な 学 び を 目指 し て 共 通 教 育 の 中 に 「地 域 コ ア 科 目群 」
(前 述 の 「地 域 を 志 向 した カ リ キ ュ ラ ム の 組 織 化 ・コ ア ・カ リキ ュ ラ ム 」 と して 扱 わ れ る 科 目を 取 り ま と め 、 コ ア ・カ リ キ ュ ラ ム化 した も の)を 整 備 す る こ と に し た 。 そ して 、 共 通 教 育 の 実 施 体 制 の 一 新 の た め に 学 部 に 準 じ る 「共 通 教 育 部 」の 整 備 と連 動 し
、平 成28年 度 の 入 学 生 か ら新 しい 共 通 教 育 カ リ キ ュ ラ ム を 導 入 す る に 至 っ た 。
地 域 コ ア 科 目群 で は 、 学 生 に 以 下 の 学 習 目標 を 提 示 し て い る 。
【地 域 コ ア 科 目 群 の 学 習 目 標 】
地 域 の 地 の 拠 点 と して 地 域 に 貢 献 す る こ と を 指 名 と す る 福 井 大 学 に お い て 、 地 域 産 業 の 持 続 的 な 発 展 や 産 業 イ ノ ベ ー シ ョ ン に つ い て 学 ぶ 「も の づ く り ・産 業 振 興 ・技 術 経 営 分 や 」、 持 続 手 可 能 な 環 境 や 地 域 づ く り に つ い て 学 ぶ 「持 続 可 能 な 社 会 ・環 境 づ く り 分 野 」、 エ ネ ル ギ ー の 総 合 的 開 発 と 防 災 ・危 機 管 理 に つ い て 学 ぶ 「原 子 力 ・エ ネ ル ギ ー 分 野 」 の 諸 科 目 を 履 修 す る こ と に よ り 、 地 域 社 会 の 諸 課 題 に 対 処 で き る 実 践 力 を 有 す る と と も に 、 地 域 の 創 造 と 発 展 に 貢 献 し 、 地 域 の ひ と づ く り 、 ま ち づ く りに 中 心 的 な 役 割 を 果 た せ る 人 材 へ と成 長 し て い くた め の 知 識 を 修 得 す る 。
平 成28(2016)年 度 福 井 大 学 文 京 キ ャ ン パ ス 共 通 教 育 科 目 履 修 の 手 引 き,p.21
地 域 コ ア 科 目群 で は 、 地 域 の 諸 課 題 に 対 す る認 識 と 関 心 を 育 成 す る た め の 「も の づ く り ・産 業 振 興 ・技 術 経 営 」 「持 続 可 能 な 社 会 ・環 境 づ く り」 「原 子 力 ・エ ネ ル ギ ー 」 の3分 野 か らな り、2科 目
4単 位 を 必 修 科 目 と して 履 修 を 義 務 づ け て い る。
分 野 横 断 的 な 内 容 か ら福 井 県 の 文 化 や 産 業 、 さ ら に は 現 代 的 な 社 会 課 題 ま で 、 非 常 に 特 徴 的 な 科 目 を 取 りそ ろ え て い る 。 一 例 を 挙 げ る と 、 鯖 江 市 の 協 力 を 得 て 開 講 し た 「地 方 創 生 福 井 モ デ ル の 事 例 研 究 一 鯖 江 学 一 」 が あ る 。 地 方 創 生 モ デ ル と し て 注 目 され て い る メ ガ ネ や 漆 器 の も の づ く りの 現 場 を 実 際 に 見 学 し、 鯖 江 モ デ ル の 本 質 を探 る 、 と い っ た ア ク テ ィ ブ ・ラ ー ニ ン グ が 図 られ て い る。
こ の よ う な 地 域 に 根 ざ した 科 目 に よ り、 学 生 の 大 学 で の 学 び や 将 来 展 望 を 描 く礎 を とな る こ と を期 待 し た い 。
各 担 当 教 員 に 対 して も 、 全 学 的 な 視 点 か ら 地 域 志 向 科 目 の 整 備 と体 系 化 を 進 め る と と も に 、 シ ラ バ ス へ の 地 域 に 関 す る 具 体 的 な 記 載 を 要 請 し て い る と こ ろ で あ る 。
3.COC+事 業 に お け る 取 組 み (1)共 同 開 講 科 目 の 実 施
本 年 度 よ り 、 大 学 連 携 セ ン タ ー(JR福 井 駅 東 口AOSSA7階)に お け るCOC+連 携5大 学(福 井 大 学 、 福 井 県 立 大 学 、 福 井 工 業 大 学 、 仁 愛 大 学 、 敦 賀 市 立 看 護 大 学)に よ る 共 同 開 講 科 目 が 開 始 し た 。 本 学 で は 、 地 域 創 生 教 育 研 究 セ ン タ ー の 下 に 設 置 され た 地 域 志 向 科 目 ・認 定 制 度 部 門 (地 域 志 向 科 目 ・認 定 制 度WG)と 連 携 し 、 共 同 開 講 科 目 の 充 実 と履 修 者 数 増 に 向 け た 学 生 へ の 周 知 に 取 り組 ん だ 。
【開 講 科 目数 】
大 学 名 前 期 後 期 計
福 井大学
46(1) 10(1)
福 井県立大学
7 6 13福 井工 業大学
3 4 7仁愛大学
1 0 1計
15i6(i> 31(1)
*()は テ レ ビ授 業 の 開 講 数 で 内 数
【履 修 者 数 】
大 学 名 前 期 後 期 計
福 井大学
158373(51) 531(51)
福 井県立大学
180263(16) 443(16)
福 井工 業大学
149 79 228仁愛大学
53 2 55敦 賀市立看護大学
0 6 6計
540723(67) 1,263(67)
*()は テ レ ビ授 業 の 履 修 者 数 で 内 数
UniversityofFukui 107
2017.10
(2)「 ふ く い 地 域 創 生 士 」 認 定 制 度
地 域 を 学 び 、 自 分 を 知 る こ と に よ り 「地 域 に 貢 献 で き る 人 材 」 と認 定 す る 仕 組 み で あ る 「ふ く い 地 域 創 生 士 」 認 定 制 度 に っ い て 、 地 域 志 向 科 目 ・ 認 定 制 度 部 門(地 域 志 向 科 目 ・認 定 制 度 部 門WG)
と連 携 し 、 各 学 部 に お け る 認 定 要 件 及 び 認 定 の 仕 組 み(担 当 委 員 会,認 定 ス ケ ジ ュ ー ル)の 検 討 ・ 策 定 に 取 り組 ん だ 。
な お 、当認 定 制 度 は 平 成28年 度 入 学 生 か ら が 対 象 で あ る が 、 企 業 に お け る 同認 定 制 度 を 地 元 就 職
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に 出 来 る だ け 早 く活 用 させ る た め 、 平 成27年 度 入 学 生 に 適 用 を 拡 大 した 。
4.COC事 業 お よ びCOC+事 業 で の 組 織 体 制 の 整 備
前 述 の 報 告 に も 関 連 す る が 、COC事 業 の 状 況 や 新 た にCOC+事 業 の 取 組 み へ の 進 展 を 図 る た め 、全 学 的 な 組 織 体 制 を再 編 し た(下 図)。COC教 育 部 門 は 、地 域 志 向 科 目 と地 域 創 生 士 の 認 定 制 度 に 関 係 が 強 く 、 地 域 創 生 教 育 研 究 セ ン タ ー の 地 域 志 向 科 目 ・認 定 制 度 部 門 と連 携 して 業 務 を進 め
る こ と に な っ て い る 。
COC,COC+と 全 学 の 教 育 推 進 休 制
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5.地(知)の 拠 点 フ オ ー ラ ム の 開 催
平 成29年3月 、 松 岡 キ ャ ン パ ス に お い て 、 「学 生 と考 え る 福 井 の 未 来 〜 キ ャ ン パ ス か らの 創 生 〜 part3」 と題 し、 本 年 度 で4回 目 とな る 地(知)の 拠 点 フ ォ ー ラ ム を 開 催 し た 。
こ の フ ォ ー ラ ム に は 地 域 と連 携 して 活 動 を行 っ て い る 学 生 ・教 員 に 加 え 、 永 平 寺 町 な ど連 携 自治 体 の 職 員 、 報 道 関 係 者 ら、 約60名 が 参 加 した 。 本 学 が 取 り組 ん で い る事 業 の うち 、 「地 域 に よ る ゴ
ミ 問 題 に 関 す る 取 組 」 「地 域 に 生 き る 高 齢 者 の メ ン タ ル ヘ ル ス 向 上 」 「地 域 防 災 等 に 関 す る 取 組 」 の 3テ ー マ に つ い て 活 動 紹 介 を 行 っ た 後 、 テ ー マ ご と に 分 か れ 、 そ れ ぞ れ 意 見 交 換 を 行 っ た 。
6.今 後 に 向 け て
次 年 度(平 成29年 度)はCOC事 業 の 最 終 年 度 で あ る と と も に 、 継 続 してCOC+事 業 の 充 実 が 求 め られ る 。各 事 業 で 定 め ら れ て い る 目標(KPI)の 達 成 に 向 け 、地 域 創 生 教 育 研 究 セ ン タ ー(地 域 志 向 科 目 ・認 定 制 度 部 門)と の 連 携 を 強 化 し 、 取 組 み を 推 進 す る 必 要 が あ る 。
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