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浦安エコファミリー(改訂版)

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(1)

平成 28 年3月

次の世代にふさわしい安心と快適を

(2)

1

●浦安エコファミリー~COOL

CHOICE

URAYASU~に取り組みましょう●

浦安エコファミリーとは、環境を保全することの大切さを理解し、環境にやさしい

行動を進める家庭のことです。

市では、浦安エコファミリーテキストを通じて、現在、地球規模で起きている温暖

化など環境問題の現状を理解し、

身近にできることから楽しくエコライフに取り組む

家庭を応援しています。

また、省エネ・低炭素型の製品・サービス・ライフスタイルなど、地球温暖化対策

に資する賢い選択「COOL

CHOICE」を促し、みんなが一丸となって環境を

大切に思い、行動を起こす仲間の輪を広げていきます。

1.浦安エコファミリー事業とは ... 2.地球温暖化の現状と原因... 3.家庭におけるCO

(3)

1.浦安エコファミリー事業とは

(1)今日の環境問題

今日の環境問題は、かつての産業型公害から、都市化の進展や生活様式の変化による都 市・生活型公害へと移り変っています。かつての産業型公害は、工場など特定の発生源か ら出される排煙、排水、騒音が周辺環境に悪影響を与え、人に被害を生じさせるという形 でした。このような問題には、その発生源と影響の因果関係が認識しやすく、また、住民 が生活への影響を実感できたことから問題を認識しやすく、公害対策を講じやすいもので した。

しかしながら、今日の都市・生活型公害や地球温暖化など環境問題は、時間的、空間的 な広がりがあるため影響が実感しにくく、原因や因果関係が複雑になってきています。

このことから、今日の環境問題では、発生源が特定されず、ほとんどすべての日常生活 や事業活動が主な原因となっています。

(4)

(2)浦安エコファミリー事業の位置づけ

市では、現在と将来の市民の健康で文化的な生活を確保するため、環境の保全について 基本理念を定め、市・市民・事業者・滞在者等の責務を明らかにした『浦安市環境基本条 例』を制定するとともに、『浦安市環境基本計画』を策定し、環境保全に関する施策を総合 的・計画的に推進しています。

今日の多様化、複雑化する環境問題では、私たち自身が被害者であると同時に加害者で もあります。このことから、市・市民・事業者・滞在者等がそれぞれの役割を認識し、協 働して行動することが不可欠です。

『第 2 次浦安市環境基本計画』では、持続可能な社会の姿の柱である「低炭素社会」「循 環型社会」「自然共生社会」の実現に向けた3つの重点プロジェクトと、プロジェクト共通 の視点として、「市・市民・事業者の協働」による3者一体となったプロジェクトを推進し ています。

「浦安エコファミリー」については、低炭素社会の形成に向けた重点プロジェクト「省 エネ・創エネのまちづくり」における市民の役割と環境を保全するための行動メニューを まとめまたものです。「浦安エコファミリー」を活用して、地球規模の環境問題を理解する とともに、市民自ら役割の認識のもと、地球環境にやさしい行動の取り組みを促進してい きます。

【 市 民 】 「浦安エコファミリー」によ

る環境配慮行動 住宅の創エネルギーの

導入・省エネルギー化

【 事業者 】 「浦安エコカンパニー」に

よる環境配慮行動 事業所の創エネルギーの

導入・省エネルギー化

【 市 】

公共施設における率先行動 (環境マネジメントシステム)

公共施設省エネ化推進

重点プロジェクト1 省エネ・創エネのまちづくり

(5)

(3)浦安エコファミリー事業の目的

①市民の地球温暖化等の環境問題等に対する知識と関心を深めます。(知る)

②家庭におけるエネルギー消費実態や省エネ、賢い選択(COOLCHOICE)のメリットを理 解します。(わかる)

③家庭でできる地球温暖化対策等の環境保全行動を促します。(行動する) ④自らの行動を評価し、環境保全行動を継続して取り組みます。(評価・見直し)

⑤一人ひとりの行動から、家庭や自治会、友人同士など、地域へ人の結びつきの輪を広げ、 環境保全行動を促進します。

浦安エコファミリー事業の推進にむけた市の方策は…

① 浦安エコファミリーへの参加やCOOL CHOICEを促すため、市は、環境学習講座や環 境フェアなどイベントを通じて、PRや啓発を進めます。また、地域の人材が市民の目線 で環境学習を補助する「環境学習アドバイザー」の育成・活用により、環境学習講座等を 通じて、地域への広がりを進めます。

② 浦安エコファミリーは、環境省の「Fun toshare」や経済産業省「Smart LifeJapan」 と連携して進めます。これにより、国際的な議論を踏まえた最新情報や先進技術等を情報 提供するとともに、エネルギー使用に伴う温室効果ガス排出量等を家庭単位で把握し、省 エネや COOL CHOICEなどの取り組みを「知る・わかる」「行動する」「評価・見直し」 のサイクルを回し、より効果的に推進します。

浦安エ コファミリーテキストを

活用した

情 報 の提供と共有

協働による取り組みの 推進

浦安エ コファミリー事業

行動

す る 知る

わかる

点検・

評価 見直す

家族

自治会等 市

(6)

(4)浦安エコファミリーは4つのステップで取り組みます

浦安エコファミリーは、環境を保全することの大切さを理解し、環境にやさしい行動を進 める家庭のことです。以下にその4つのステップを示します。

ステップ1

知る

●地球温暖化の現状と原因を知る

浦安エコファミリーテキストを読み、地球規模での温暖化の現状や将来見通しなどを知り、 環境を大切にする意義を理解することが、行動が長続きする秘訣です。

●市の講座を申し込む

市では、団体や自治会に、地球温暖化に向けた取り組みを推進するため、「環境学習アド バイザー制度」などを活用し、浦安エコファミリーを広げるための講座を開催します。

ステップ2

わかる

●家庭における温室効果ガス排出量実態を把握する

家庭における温室効果ガス排出量のうち、約半分はガソリンなどの化石燃料から、残りの 半分は電気により排出されています。温室効果ガスが、どのような用途から排出されている かを把握することで、ライフスタイルの見直しなどにつなげていきます。

●省エネ行動(COOL CHOICE)のメリットを理解する。

省エネ行動や、低炭素な「製品」「サービス」「ライフスタイル」の“賢い選択”(COOL CHOICE)のメリットを理解することで、行動のインセンティブにつながります。

ステップ3

考える・行動する

●何ができるかみんなで考えてみる

知り・わかったことから、まず自分が何ができるか考えてみましょう。また、ご家族やお 友達、ご近所の方とも、自分たちでどんなことができるのか話し合ってみましょう。 ●実際に行動に移す

考え、話し合ったら、行動に移しましょう。継続的に行動すると次のステップ4で様々な 効果が見えてくるかもしれません。

ステップ4

点検・評価する、見直す

行動による効果を知り、行動を見直すために、環境家計簿や各種 WEB サービスサイトを 活用し、「見える化」をしましょう。

(7)

また、電力事業者やガス供給会社がWEBサイトにて、使用量等を入力して自動的に算定 されるものを活用し、電気・ガス使用量の削減を把握することができます。

これらの取り組みの効果を測定し、行動の見直しなどに生かしていきます。

都市ガス

でんき家計簿

(8)

2.地球温暖化の現状と原因

(1)地球温暖化とは

地球温暖化は様々な環境問題の中でも、その影響の時間的・空間的な広がりが大きく、国 際的にも緊急に取り組まなければならない課題とされています。IPCC 第 5 次評価報告書に おいては、観測事実として気候システムの温暖化については疑う余地がなく、「人間活動が 温暖化の支配的な要因であった可能性が極めて高い」とされています。

そこで、浦安エコファミリーでは、地球温暖化対策を中心とした行動に力を入れていきま す。それでは、地球温暖化とはどのような問題なのか最初に見ておきましょう。

(1)温室効果ガスと地球温暖化メカニズム

地球は太陽からのエネルギーで暖められ、暖められた 地表面からは熱が放射されます。その熱を大気中の二酸 化炭素(CO

2

)などの温室効果ガスが吸収することで、 大気が暖められます。これが「温室効果ガス」の働きで あり、これにより、地球の平均気温は 14℃前後に保た れています。

温室効果ガスは、生物が生きるために不可欠なもので す。しかし、産業革命以降、人間活動により石油や石炭 など化石燃料を大量に燃やし、大気中への二酸化炭素の 排出を急速に増加させてしまったため、温室効果がこれ までよりも強くなり、地表面の温度が上昇しています。 これが「地球温暖化」です。

(2)地球の気温の上昇

二酸化炭素(CO 2

)は、温暖化の要因である温室効果 ガスの代表的なもので、その大気中濃度は産業革命が始 まった 1750 年以降、急激に増えています。

私 たち は石 油や 石炭 など の化 石燃 料を 燃や して エ ネ ルギーを作り、経済を成長させてきました。その結果、 大気中の CO

2

濃度は、1750 年に比べて 40%も増加 しました。

また、世界平均地上気温は、上昇し続けており、1880 年から 2012 年の期間に、0.85℃上昇しました。

2014 年 に は 、 世 界 の 年 平 均 気 温 偏 差 ( 1981 ~ 2010 年の 30 年平均値を基準値とし、平均気温から基 準値を差し引いた値)が+0.27℃となり、統計を開始し た 1891 年以降、最も暑い1 年になりました。

出典:環境省「STOPTHE 温暖化 2015」 ■ 温室効果のメカニズム

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(2)観測された影響と将来予測

地球温暖化によって、どのような気候変化が生じ、私たちの生活にはどのような影響が 生じるのでしょうか。徐々にその影響についての研究が進み、明らかになってきています。

(1)温暖化によってもたらされる影響

ここ数十年の気候変動は、すべての大陸や海洋において、人間の生活や自然の生態系にさ まざまな影響を与えています。氷河の融解や海面水位の変化、洪水や干ばつなどの物理的影 響、陸上や海の生態系への影響、食料生産や健康など人間への影響が、地域ごとに現れてい ることがわかります。IPCC第5次評価報告書によれば、自然システムに最も強くかつ包 括的に影響が現れているといいます。今後、温暖化が進むと、さまざまな影響の深刻度と確 信度、すなわち気候変動リスクがさらに高まると考えられます。

■ 8つの主要なリスク

IPCC第5次評価報告書では、気候変動がもたらす将来の リスクを「主要な8つのリスク」として挙げています。

現在と比べて気温が1℃上がると、台風や熱波などの極端現象のリスク が高まり、2℃上がるとサンゴ礁など適応能力の低い生態系が非常に高い リスクにさらされます。3℃以上では、地球全体で生物多様性が減少して 生態系サービスが失われ、人間の社会にも大きく影響すると予想されてい ます。こうしたリスクを減らすためには、将来にわたってCO

2排出量を 抑制することが非常に重要です。

1) 海面上昇、沿岸での高潮被害

2) 大都市部への洪水による被害

3) 極端な気象現象によるインフラ等の機能停止

4) 熱波による、特に都市部の脆弱な層における死亡や疾病

5) 気 温 上 昇 、 干 ば つ 等 に よ る 食 料 安 全 保

障への脅威

6) 水 資 源 不 足 と 農 業 生 産 減 少 に よ る 農 村

部の生計及び所得損失

7) 沿 岸 海 域 に お け る 生 計 に 重 要 な 海 洋 生

態系の損失

8) 陸 域 及 び 内 水 生 態 系 が も た ら す サ ー ビ

スの損失

出典:全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイトより (http://www.jccca.org/)

(10)

(3)地球温暖化対策の現状と目標

気候変動問題は地球規模の課題であり、その解決のためには全ての主要国の参加する公平 かつ実効性のある新たな国際枠組の構築が不可欠です。

2015 年 11 月 30 日から 12 月 13 日まで、フランス・パリにおいて国連気候変動枠 組条約第21回締約国会議(COP21)、京都議定書第11 回締約国会合(CMP11)等 が行われ、新たな法的枠組みである「パリ協定」が採択されました。

「パリ協定」においては、合意されたパリ協定の内容は、全体目標として掲げられている 「世界の平均気温上昇を2 度未満に抑える(1.5 度に抑えることが、リスク削減に大きく 貢献することにも言及)」に向けて、世界全体で今世紀末までに、温室効果ガス排出量を実 質的にゼロにしていく方向を打ち出しました。

また、そのために、全ての国が、排出量削減目標を作り、提出することが義務づけられ、 その達成のための国内対策をとっていくことも義務付けされました。

COP21 に提出した「日本の約束草案」では、2020 年以降の温室効果ガス削減目標を、長期エネルギー需 給見通し(エネルギーミックス)と整合をとり、技術 的、コスト面の課題を踏まえた対策・施策や技術によ る実現可能な削減目標として、2030 年度に 2013 年 度比 26.0%削減(2005 年度比 25.4%削減)の水準 (約 10 億 4,200 万 t-CO

2

)にすることを掲げてい ます。

■ 長期エネルギー需給見通し

出典:環境省「2050 年を見据えた温室効果ガスの大幅削減に向けて」

(11)

(4)業務・家庭部門で大幅に増加する CO

2

排出量

2013 年度の温室効果ガス総排出量は 14 億 800 万トン(CO 2

換算)で、1990 年度 比 10.8%増、2005 年度比 0.8%増、前年度比 1.2%増となっています。このうち、二酸 化炭素(CO

2

)排出量は 13 億 1,100 万トンで、全体の9割はエネルギー起源 CO 2

(エネ ルギーの使用に伴い発生する二酸化炭素)で占められています。

エネルギー起源 CO 2

の排出源は、産業・業務その他・家庭・運輸・エネルギー転換の各 部門に分けることができます。部門別の排出量では、産業部門、運輸部門がほぼ横ばいにと どまっている一方で、民生部門(業務・家庭)のエネルギー消費量は著しく増加し(90 年 比で約34%増、73 年比で約 2.4 倍)、現在では全エネルギー消費量の1/3を占めてい ます。

また、日本の約束草案においては、業務その他部門、家庭部門 においては、2013年度比で約40%減と大幅に削減すること が必要とされ、その対策が急務となっています。

出典:平成 25 年度エネルギー需給実績(速報)(資源エネルギー庁) 家庭 の省エネルギ ー対策が 必

(12)

3.家庭におけるCO

排出実態

(1)家庭におけるCO

排出量

家庭部門は、業務部門と合わせて近年増加傾向にあり、CO 2

排出量の大幅な削減が求め られていることから、私たちが日々の生活の中で、できるだけ省エネルギーに努めることの 重要性が高まっています。

下図は、家庭からの CO 2

排出量の用途別内訳ですが、このように、私たちの普段の生活 における様々な活動から CO

2

が発生します。

最も多いのが照明・家電製品等の電気を使うことによる CO 2

排出で、これが家庭の CO 2

排出量の3割以上を占めています。次に多いのは、自家用車の使用による排出、さらに、暖 房、給湯(お風呂やシャワーなど)の使用による排出が続きます。

この CO 2

は、主に化石燃料(石炭、石油など)を燃やすことで発生します。自動車のガ ソリンや暖房の灯油など直接化石燃料を燃やすだけでなく、東日本大震災以降、火力発電中 心となっている電気を使うことで、間接的に CO

2

を排出していることになります。さらに、 水の使用やごみの排出によっても CO

2

を排出しています。 家庭からの CO

2

排出は、私たちが化石燃料を燃やしてエネルギーを使うことが、主な原 因となっています。

■ 家庭からの二酸化炭素排出量(世帯当たり、用途別)

(13)

4.家庭でできる省エネ・COOL

CHOICE!!

「COOL CHOICE」とは、2030 年度の温室効 果ガスの排出量を2013 年度比で 26%削減するという 目標達成のために、日本が世界に誇る省エネ・低炭素型の 製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる 「賢い選択」を促す普及啓発活動です。

例えば、エコカーを買う、エコ住宅を建てる、エコ家 電にするという「選択」、高効率な LED 照明に替える、公

共交通機関を利用するというサービスの「選択」、クールビズをはじめ、低炭素なアクショ ンを実践するというライフスタイルの「選択」などがあります。

みんなが一丸となって温暖化防止に資する「選択」を行ってもらうため、国・自治体・民 間企業・NPO 等が幅広く連携・協力し、広く国民からもアイディアを募り、成功事例を普 及啓発していきます。

(1)環境負荷の少なく快適な住宅を CHOICE!!

建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律(建築物省エネ法)が、平成 27 年7月 に成立しました。建築物の省エネルギー基準は、従来からあった住宅の断熱性能(PAL

* ) に加え、暖冷房、換気、照明など建築物の設備機器における一次エネルギー消費量基準が評 価の対象となりました。

家庭のエネルギーの消費量は、世帯数の増加、設備機器使用の増加、ライフスタイルの変 化などの要因により、依然として対策が必要な状況にあります。室内を適切な温熱環境に保 ち、便利で快適なライフスタイルを維持しつつエネルギー消費量を抑制するには、住宅の断 熱性能や気密性能の確保に加え、効率の良い設備機器を選択することが重要です。

ここでは、省エネルギー住宅のメリットや効率の良い設備機器の選択を紹介します。

(1)省エネルギー住宅のメリット

環境負荷の少ないエコ住宅は、暮らしに様々な メリットをもたらします。

断熱性能の高い住宅は、空調設備のエネルギー 効率が良く電気代が削減できることに加え、住宅 内の温度差が少なく、ヒートショックなど健康被 害の防止にもなります。

また、建築物省エネ基準に適合した住宅は、税 制 優 遇 措 置 が 受 け ら れ ま す 。 認 定 長 期 優 良 住 宅 (住宅ローン減税や登録免許税・固定資産税など の軽減)、フラット35(一定期間ローン金利引き

下げ)などは、住宅購入に際し経済的メリットがあります。

出典:一般社団法人 日本サスティナブル建築協会

(14)

(2)住宅の断熱性の向上

断熱効果をきちんと発揮するためには、住まいを断熱材ですっぽりくるみ、隙間なく施 工することが大事です。特に、熱の出入り口となる開口部(窓部等)には、性能の高い製 品を選ぶことが断熱性の向上には不可欠です。また、夏は日射を避け、冬は日射をできる だけ取り込むような開口部の配置や部材の選定・工夫も大事です。

(3)省エネルギー設備・創エネルギー設備の選択 建築物省エネ基準では、住宅の断熱性の基準に加え、 新たに「住宅で使う設備のエネルギー消費量(一次エ ネルギー消費量)」が基準化されました。

「3.(1)家庭におけるCO 2

排出量」で見たよう に、家庭からのCO

2

排出量は、冷暖房から 15%で、 給湯や家電からの排出量が半分以上を占めています。 建 物 を 断 熱 し て冷 暖 房の エ ネ ル ギ ー を節 約 する だ け でなく、家庭で使うエネルギー全般に対して基準値を 設け評価しています。

家庭の 省エネル ギー化 には、「負荷 の低減 」「 設備 の効率化」「エネルギーの創出」の 3 つの手法を上手 に組み合わせ、エネルギー消費量を低減するために、 住宅設備機器を賢く選ぶ必要があります。

(4)基準適合認定・表示制度

建築物省エネ法では、建築物の販売・賃貸を行う事業者は、その販売又は賃貸を行う建 築物について、省エネ性能を表示するよう努めることとされました。

所管行政庁は、建築物が省エネ基準に適合していると判断できる場合、当該建築物を認 定し表示しています。認定を取得した場合、当該住宅等や広告等において認定を受けてい る旨の表示を行うことができます。

■ 基準適合認定マーク

出典: 一般社団法人 日本 サステ ィ ナ ブル建築

協会「幸せなエコライフ」

(15)

(5)スマートハウスでスマートライフ

消費電力量が格段に削減された省エネ家電に、太陽光発電システム、家庭用燃料電池など の創エネ機器と、蓄電池、電気自動車など蓄エネ機器とを組み合わせて、暮らしの電気を「見 える化」「制御」して、上手に使う「エネルギー・マネジメント(EMS)」で管理するのが、 「スマートライフ」です。

これまでの我慢を強いる「節電」とは違い、自らエネルギーを創り、エネルギーを無駄な く、効率よく利用できる新しいライフスタイルです。

市では、皆さんの「スマートライフ」 を応援するため、「浦安エコホーム補助 金」により、住宅に設置する太陽光発電 や家庭用燃料電池、蓄電池・エネルギー 管 理 シ ス テ ム な ど の ス マ ー ト 設 備 の 設 置費用の一部を補助しています。

【補助対象事業】

対象となる事業 契約の例

① 自らが居住する住宅(既存住宅)に対象設備を設置する事業 設置工事請負契約など ② 自らが居住しようとする新築住宅に対象設備を設置する事業 建築工事請負契約など

対象設備が設置された新築住宅を自らが居住するため購入す る事業

住宅売買契約など

※ 事業完了までに、本市に住民登録がある方が対象です。 【補助対象設備】

対 象設備 要件 補 助金額 対象設 備 設備の 内容 補助金 額

太陽光発電システム

リチウムイオン蓄電

システム

家庭用燃料電池

システム

エネルギー管理シス

テム(HEMS)

(エネファーム)

太陽熱利用システム 雨水貯留タンク

創 エ ネ

・リチウムイオンの移動を利用

して充電や放電を行う二次電池

・一般社団法人環境共創イニシ

アチブが国の補助事業において

補助対象と指定する設備

設置に要した

費用

(税抜)

上限額:

10万円

・雨水を貯め、散水などの生活

に利用する設備

・容量が100ℓ以上の設備

設置に要した

費用

(税抜)

上限額:

1万円

蓄 エ ネ

省 エ ネ ・太陽電池モジュールにて発電した電

気を系統連携する設備で、公称最大出 力が10kW未満

<規格要件>

①国際電気標準会議(IEC)規格また は、日本工業(JIS)規格に適合して いるもの。

②一般社団法人電気安全環境研究所の 認証を受けているもの。

③一般社団法人太陽光発電協会JPEA 代行申請センターにて設備認定にかか る型式登録がされているもの。

2万5,000

円×最大出力

の合計kW数

(小数点第3

位を四捨五

入)

上限額:

10万円

・家庭での電力使用量を計測、

蓄積し、「見える化」する設備

で、電力使用を調整する制御機

能を有する設備

・一般社団法人エコーネットコ

ンソーシアムの定めるECONET

Lite規格の認証を取得している

設備

設置に要した

費用

(税抜)

上限額:

1万円 ・都市ガスから水素を取り出し

空気中の酸素と反応させること

で発電し、排熱を給湯に利用す

る設備

・一般社団法人燃料電池普及促

進協会が国の補助事業において

補助対象と指定する設備

設置に要した

費用

(税抜)

上限額:

10万円

・集熱器に集めた熱を給湯や空

調に利用する際に、動力を使用

しない設備または、使用して強

制循環させる設備

・一般社団法人ベターリビング

により優良住宅部品(BL部品)

として認定を受けた設備

設置に要した

費用

(税抜)

上限額:

(16)

(2)暮らし中の工夫でできる省エネ製品・サービスをCHOICE!!

暮らしの中でのちょっとした工夫や環境にやさしい商品、サービスを選ぶこと(COOL CHOICE)は、一人ひとりのアイディアから生まれています。ここでは、「COOLCHOICE」 に挙げられたアイディアの一例を紹介します。ぜひ参考にして、自分に

あった省エネ行動を探してみましょう。

(1)省エネ型・低炭素製品への買い換え

省エネルギーなどの技術の進歩により、家電製品をはじめさまざまな機器は、使い勝手 や機能性とともに、エネルギー消費効率が良くなっています。エアコンやテレビ等の消費 電力や待機時消費電力も低減しています。効率のよい家電機器は、電力の無駄を省き、電 気代の節約にもなります。

家電製品など家庭における機器を買い替えるときには、エネルギー消費効率の良い機器 を選ぶことが、ポイントの一つです。家電製品の省エネ性能は、下記のラベリングを参考 にして賢く選んでみてください。

(2)電力小売自由化で電力事業者を賢く選択 これまで家庭や商店向けの電気は、各地域の電 力事業者(東京電力、関西電力等)だけが販売し ており、家庭や商店では、電気をどの会社から買 うか選ぶことはできませんでした。

平成28年4 月1日以降は、電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店も 含む全ての消費者が電力事業者や料金メニューを自由に選択できるようになりました。

「電力の小売全面自由化」により、様々な事業者が電気の小売市場に参入してくること で競争が活性化し、様々な料金メニュー・サービスが登場しています。電気とガス、電気 と携帯電話などの組み合わせによるセット割引や、ポイントサービス、さらには家庭の省 エネ診断サービスなどの登場も期待されます。また、太陽光、風力、水力、地熱などの再 生可能エネルギーを中心に電気を供給する事業者から電気を買うことも可能となります。

このように、ご自身のライフスタイルや価値観に合わせ、電気の売り手やサービスを自 由に選べるようになります。この機会に、ご家庭の電力契約やライフスタイルを見なおし てみてはいかがでしょうか。

(17)

(3)低炭素サービスの積極的に選択

■ 公共交通機関(電車・バス等)の利用 電車やバスなどの公共交通機関は、CO 2

排 出量が少ない移動手段です。通勤や通学はもち ろん、旅行やちょっとした外出なども電車やバ スの利用を心がけてみましょう。

公共交通機関の時間の正確さは、日本が世界 に誇れるもののひとつです。目的地に正確な時

間に到着できる公共交通の利便性は、他の移動手段に替え難いものです。さらに駅階段の 上り下り、駅までの徒歩移動など、健康面でもプラスに!

■ カーシェアリング、パーク&ライドなどの利用 【カーシェアリング】

カーシェアリングとは、1 台の自動車を複数の会員が 共同で利用する新しい利用形態のことです。車の維持費 を複数の利用者で分担できるとともに、利用時間に応じ て料金を支払うことができる経済的なシステムです。最 近は EV 車でのカーシェアリングなど、さらなる CO

2排 出量削減を見込める取組も始まっています。

【パーク&ライド】

自動車を駅周辺の駐車場に停めて(Park)、電車やバスに乗り換えてもらう(Ride)取組 「パーク&ライド」も温暖化対策や渋滞対策といった観点から各地域で広がりを見せて います。

【エコ輸送】

もしあなたが荷物を送ろうとする際、輸送時の CO

2排出量を減らす努力をしている輸 送会社を選択するのもオススメです。エコ輸送を選択することは、地球温暖化防止につ ながるのです。

■ ホテル連泊は、エコステイを利用

ベッドのシーツ、枕カバーを洗濯するのにはたくさ んのエネルギーが必要になり、そのために CO

2

が排出 されます。ホテルに連泊する場合、もしシーツなどを 交換せず、洗濯が不要になれば、CO

2

(18)

(4)低炭素なライフスタイルへ転換

低炭素なライフスタイルは、日々のちょっとした工夫で変えられます。

すでに浸透している「クールビズ・ウォームビズ」やハイブリッド自動車、電気自動車、 燃料電池車などのエコカーの利用、エコドライブなど新たなアイディアが広がっています。

■ クールビズ・クールシェア

冷房時の室温28℃でも快適に過ごせるライフスタイルを提案。夏には、体を冷やす夏 野菜を食べたり、冷たい飲み物を飲み、無理なくおいしく過

ごしましょう。

また、冷房の効いた部屋などをみんなでシェアする「クールシ ェア」は、街中のスーパーやホテル、公共施設など様々な場所で 提供されています。人とふれあい新しいコミュニケーションが生 まれます。

■ ウォームビズ・ウォームシェア

クールシェア同様、冬は暖房時の室温 20℃でも快適に過 ごせるライフスタイルを提案。季節にあわせたインナーを選 び、重ね着やひざ掛けで体は暖かく、頭はすっきりで勉強も 仕事もはかどります。

寒い日は、家族や友人と集まって鍋パーティ、お腹も心もあっ たか「ウォームシェア」、残さず食べて、食べ物も大切に。

■ ライトダウンキャンペーン

ライトアップ施設や家庭の消灯を呼びかけています。 夏至と七夕の日(クールアース・デー)を特別実施日として、 全国の参加施設数と予定している削減電力を集計します。

■ エコドライブ

急ブレーキや急発進をやめ、ていねいな運転を心がけると、周りの人からの信頼も、ぐ っと深まります。

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(5)家庭でできる省エネ行動

■ 室温は、冷房時28℃、暖房時 20℃を目安に

ドア・窓の開閉は少なくし、カーテンやすだれなどで日射を抑えたり、熱

を逃がさない工夫を。空気の循環や、クールビズ・ウォームビズで快適に過

ごしましょう。

(設定温度を1℃変更すると)

◆年間約 29.2kg の CO

2の削減 ◆年間で電気 83.32kWh、約 1,840 円の節約

■ お風呂は続けて入り、シャワーは不必要に流しっぱなしにしない

浴槽に水をためてから沸かすより、お湯をためた方が省エネです。湯船か

ら熱を逃がさないようにフタをしましょう。

(4.5℃低下したお湯200Lを追い炊きすると)

◆年間約 87.0 ㎏の CO

2の削減 ◆年間でガス 38.20㎥、約 5,270 円の節約

(45℃のお湯を流す時間を1 分間短縮すると)

◆年間約 29.1 ㎏の CO

2の削減 ◆年間でガス 12.78㎥、約 1,760 円の節約

■ ガスコンロの炎は鍋の大きさに合わせて調節

火にかける前に、鍋の水滴をふき取ると余分なエネルギーを消費しません。

また、洗う前に水につけてため洗いをしたり、布で汚れをふき取ってから

洗うことで、使うお湯の量が少なくすみます。

(炎の調節で)

◆年間約 5.4 ㎏の CO

2

の削減 ◆年間でガス 2.38㎥、約 330 円の節約

(ガス給湯器を低温に設定して)

◆年間約 20.0 ㎏の CO

2

の削減 ◆年間でガス 8.80㎥、約 1,210 円の節約

■ 照明を省エネ型に替え、使わないときはこまめに消しましょう。

照明のかさやカバーをこまめに掃除することで、明るさがアップします。

買い替える際は、効率の良い省エネ型を選びましょう。

(電球型蛍光ランプに取り換えると)

◆年間約 29.4 ㎏の CO

2の削減 ◆年間で電気 84.00kWh、約 1,850 円の節約

■ 待機電力を削減する

主電源を消すことで待機電力を削減。長期不在の時はプラグを抜くように

しましょう。テレビ画面は静電気でホコリを寄せつけやすいので、週に1度

の掃除を心がけましょう。

(液晶テレビのこまめな主電源のOFFで)

◆年間約 5.9 ㎏の CO

2

の削減 ◆年間で電気16.79 kWh、約 370 円の節約

(液晶テレビの画面の輝度を最適に調節して)

◆年間約 9.5 ㎏の CO

2

(20)

■ 冷蔵庫は整理して、開閉時間を減らしましょう

冷蔵庫の中を整理して、ものを詰め込みすぎず、設定温度は「中」に。

無駄な開閉はなくし、開けている時間も短くしましょう。

(無駄なく、上手に使って)

◆年間約 58.4 ㎏の CO

2

の削減 ◆年間で電気 167.14kWh 約 3,670 円の節約

■ 電気ポットのつけっぱなしを止める

電気ポットは必要な時にその都度、使い、保温によるつけっぱなしはやめま

しょう。長時間使わないときは、プラグを抜きましょう。

(低温保温で再沸騰すると)

◆年間約 37.6kg の CO

2の削減 ◆年間で電気 107.45kWh、約 2,000 円の節約

■ エコドライブ、アイドリングストップを徹底しましょう

エコドライブで、適正スピード、マナーを守ることで燃費が向上します。

公共交通機関を賢く利用することで、健康増進にもつながります。

(エコドライブ、安全運転で)

◆年間約 304.0kg の CO

2の削減 ◆年間でガソリン130.95L、約 17,810 円の節約

(アイドリングストップ5秒の停止で)

◆年間約 40.2kg の CO

2の削減 ◆年間でガソリン17.33L、約 2,360 円の節約

■ 買い物袋を持ち歩き、省包装の野菜を選ぶ

商品のトレーやラップ、お店でもらうレジ袋の多くが持ち帰ればごみになって

しまいます。省包装の商品を購入したり、買い物袋を携帯するなど、ごみの減量

に努めましょう。

◆年間約 58kg の CO

2

の削減

■ 風呂の残り湯でまとめて回数を少なく

お風呂の残り湯を洗濯に再利用して水の量を節約しましょう。洗剤は、適量にし

て余分なすすぎを省きましょう。

◆年間約 2.1kg の CO

2の削減 ◆年間で水道 16.75㎥約 3,820 円の節約

(21)

4.環境家計簿による効果測定

(1)環境家計簿をつける

行動してみたら、今度はその効果を、環境家計簿を使って確かめてみましょう。環境家計 簿は、誰もが比較的簡単に行動の効果をチェックできる表です。以下の環境家計簿を使って、 電気などエネルギー使用量と CO

2

排出量の推移を見てみましょう。また、前年同期の値と の比較などを行い、結果と自らの行動について検証し、これからの行動の見直しなどの際に 反映しましょう。

環境家計簿は、市のホームページにて(EXCEL形式)ダウンロードできます。継続し て CO

2

排出量を把握してみてください。

※このページはコピーして使いましょう。

※ 電気、ガス、水道、灯油、ガソリン・軽油のそれぞれ、今年と前年同月の使用量を記入して CO

2

排出量を 比べましょう。

☆電気、ガ ス、 水道、 灯油、 ガソリン・ 軽油のそ れぞれ、今年と前年同月の使用量を記入してCO2 排出量を比べましょう。

☆白枠に使用量と金額を入力すると、年間の合計や CO2 排出量が自動で計算されるようになっています。

※1 都市ガスをお使いの場合は枠上段に、プロパンガスの場合は枠下段に入力してください。

※2 ガソリンをお使いの場合は枠上段に、 軽油の場合は枠下段に入力してくだ さい。 月

月 月

今年

前年 今年

月 月

前年 項目

単位

㎥ ※1 ガ ス

前年

電気

今年

kWh 円

前年

前年 今年

水道

前年 今年 前年 今年

ℓ ※2 ガソリン・ 軽油

前年 今年

ℓ 灯油

0 0

0

0 0 0 0

2.21(都市ガ ス)

6.00(プロ パンガス)

0.2 2.49

2.32(ガソリン)

2.62(軽油)

0 0 0 0 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

年間CO2 排 出量 (kg- CO2)

0 0

0 0

0 0

年間合計 0 0

0 0

排出係数 0.496

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 今年

0 0 0 0

今年 円 円

前年 今年

0

環境家計簿は、電気やガスなどのエネルギー使用量から、ご家庭でどれくらいCO2 を排出しているかがわかるように作られた家計簿です。 ご家庭でどれくらい環境に負荷をかけているか、また、省エネ・ 省資源の行動がどれくらいの効果を出しているかを確認し、今後の行動に結

び付けましょう。

前年

我が家の省エネ重点目標

(22)
(23)

(3)行動の見直しと継続

環境家計簿で、家庭でどれくらい環境に負荷をかけているか、また、省エネ・省資源の行 動がどれくらいの効果を出しているかを確認し、今後の行動に結びつけていきましょう。

電気・ガス・水道・ガソリンの使用料を減らすことは、家計の負担を減らすことにもなり ますので、環境にも家計にもやさしい生活を送ることができます。

また、ご自身の家庭でできた省エネを、友人や地域の方々(自治会や地域団体など)と共 有し、環境にやさしい行動をする輪を広げていきましょう。

(4)その他、地球温暖化対策、省エネに役立つサイト

その他、環境省や経済産業省でも、地球温暖化対策や省エネルギーに関する国民運動、 イベントなどを行っています。

ご興味のある方は、こちらもぜひご覧ください。

Fun

to

Share(環境省)

http://funtoshare.env.go.jp/

COOL

CHOICE(環境省)

http://funtoshare.env.go.jp/coolchoice/index.html

全国地球温暖化防止活動推進センター

http://www.jccca.org/

省エネルギーセンター

http://www.eccj.or.jp/

スマートライフジャパン

(24)

発行

浦安市都市環境部環境保全課

住所:〒279-8501 千葉県浦安市猫実一丁目 1番 1号

TEL:047-351-1111(代表)

FAX:047-381-7221

E-mail:[email protected]

参照

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参考 日本環境感染学会:医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド 第 2 版改訂版

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