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中国 1 月として過去最高の 475,000 人が訪日 / 冬休みの前倒しによる訪日需要増加 1 月の訪日中国人旅行者数は前年同月比 110% 増の 475,000 人となり 1 月として過去最高を記録した 中国の学校の冬休みが昨年に比べ 1 週間ほど早く始まり 春節前の家族旅行需要が 1 月に前倒

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【韓国】

1 月の市場動向トピックス

 円安基調の継続 最安値が 1/1 の 100W=10.24 円(100 円=976.90W)、最高値が 1/15 の 100W=9.64 円(100 円=1,037.73W)。 円安により、訪日旅行中の消費に割安感が得られる状況が続いている。  2016 年 1 月の訪日韓国人数は単月として初めて 50 万人を突破 2015 年の訪日韓国人数は年間で過去最高の 400 万人を記録したが、2016 年 1 月もこの勢いが継続し、これま で過去最高であった 2015 年 12 月の 415,700 人を更に約 10 万人上回る 514,900 人を記録、韓国市場において 初めて単月で 50 万人を突破した。 大幅に増加した背景としては、冬の寒さの厳しい韓国で温泉やゴルフなどを目的とした訪日需要が高まる時期であ ることや、円安の継続、航空路線の拡充、年始の連休などの他、昨年の欧州でのテロに起因する旅行先の振替 需要も要因として挙げられる。 従来から人気の高い九州や大阪に加え、近年、沖縄や北海道へも急速に旅行者が増えている。中国・四国地方 や中部・北陸地方、東北地方などその他の地域へも分散を図るため、多様なニーズに合わせたテーマで広告宣伝 や共同広告を展開し、更なる訪日需要増加に努めたい。

1 月の主なプロモーション活動

 韓国では冬休み・旧正月シーズンは夏休みシーズンと並び海外旅行のピークとなることを踏まえ、冬の日本各地の 魅力を発信する動画及び平面のクリエイティブを作成し、テレビ CM、劇場広告、オンライン広告及び新聞広告と幅 広い媒体で広告宣伝を展開し、地方の美しい風景、温泉など日本ならではの体験を発信し、訪日旅行需要を強 く喚起した。  旅行会社や航空会社等との連携により、新聞広告や雑誌広告、オンライン広告など幅広く共同広告を実施し、ゴ ルフやスキー、トレッキングなど様々な切り口で中国や九州、北海道など日本各地への旅行需要を喚起した。 韓国市場向け冬季クリエイティブ

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【中国】

1 月の市場動向トピックス

 1 月として過去最高の 475,000 人が訪日/冬休みの前倒しによる訪日需要増加 1 月の訪日中国人旅行者数は前年同月比 110%増の 475,000 人となり、1 月として過去最高を記録した。中国の 学校の冬休みが昨年に比べ 1 週間ほど早く始まり、春節前の家族旅行需要が 1 月に前倒しされて発生したことが 大幅な増加に寄与した(北京市:1 月 23 日~(昨年は 1 月 31 日~)、上海市 1 月 21 日~(昨年は 1 月 31 日~)、 広州市 1 月 24 日~(昨年は 2 月 1 日~))。  FIT の大幅な増加 上海、北京、広州などの地域では、旅行市場の主役が、団体旅行客から個人旅行者(FIT)に移行しつつあり、訪 日旅行市場成長の牽引役となっている。  クルーズ、航空座席の増加 昨年 1 月は 4 隻 5,000 人だったクルーズ船による訪日人数が、今年は 24 隻 76,000 人強へ 15 倍以上増加した。 また、深圳-成田線や成都-関空線の新規就航や既存路線の増便等が相次ぎ、航空座席供給数も前年同月比 41%増加した。クルーズ船寄港数や航空座席供給量の増加が、訪日旅行者数の増加に大きく寄与している。

1 月の主なプロモーション活動

 南京、蘇州、無錫で、一般消費者を対象に春節時期に向けた訪日旅行 PR イベントを実施。多様化するニーズに 応えるため、九州地方 PR や FIT 相談コーナーを設置した他、着物の着付けショーが多くの来場者を引き付けた。 訪日旅行 PR イベント開催時の様子  北京、瀋陽、大連、青島、広州、深圳、仏山など中国各都市で春節時期に向けた共同広告を実施。九州地方 や中部地方等、ゴールデンルート以外の訪日旅行商品も PR した。 共同広告の例

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【台湾】

1 月の市場動向トピックス

 1月として初めて 30 万人を突破 1 月の訪日台湾人数は 321,000 人と、1 月として初めて 30 万人を超え、36 ヶ月連続で各月の過去最高を更新し た。年末年始は例年 1 月 1 日のみが祝日であるが、今年は週末を加え 3 連休となったことから、海外旅行需要が 高まり、その中でも日本が旅行先としても最も人気を博した。さらに、格安航空会社(LCC)各社による日台路線 の新規就航が相次いだことで、価格に敏感な消費者やリピーターの訪日需要を押し上げた。 【参考】 格安航空会社(LCC)の新規就航 1/23 V エア 関西―桃園 週 7 便 1/25 V エア 福岡―桃園 週 7 便 1/28 タイガーエア台湾 福岡―桃園 週 5 便 1/29 タイガーエア台湾 名古屋―桃園 週 7 便

1 月の主なプロモーション活動

 LCC との共同広告を実施し、手軽な航空運賃で地方に足を延ばしてもらうよう個人旅行者(FIT)をターゲットに Yahoo!等のウェブサイトで広告を展開した。  1 月 26 日から北東北の魅力を PR する動画配信を開始。台湾の人気タレントが青森、秋田、岩手の生活・文化 を体験し、人々とのふれあいを描いた 20 秒前後のショートムービーを 50 本制作。大都市では体験できないローカル でディープな多彩な旅を Youtube や Facebook 等で継続的に配信し、多くの消費者への拡散を図っている。 LCC・スクートとの共同広告 北東北ショートムービー(のっけ丼/青森県 古川市場) )

(4)

【香港】

1 月の市場動向トピックス

 1 月として過去最高を記録、航空路線の拡大が訪日需要を後押し 1 月の訪日香港人数は、前年同月比 42.5%増の 125,000 人と、1 月として過去最高を記録、36 か月連続で各 月の過去最高を更新した。通常、1 月は香港人の海外旅行のオフシーズンにあたるが、ピーク時(クリスマス休暇 及び旧正月休暇)の旅行需要増加に対応するため、12 月から航空会社各社が路線の増便を行ったことが追い 風となり、好調に推移した。旅行会社へのヒアリングによると、旅行費用が高騰するピーク時を避けての訪日需要 も一定程度見られたとのことである。  円安傾向の持続により、訪日旅行への割安感が定着 2014 年 11 月頃から続く円安傾向が、引き続き訪日旅行に対する割安感を与えている。1 月は、昨年同月と比 べて若干の円高推移への動きが見られるものの(2015 年 1 月平均 1 香港ドル=15.259 円、2016 年 1 月平均 1 香港ドル=15.234 円)、日本での消費に対する割安感は変わっておらず、多少円高に振れたとしても旺盛な訪日 需要が直ちに減退するとは考えにくい。

1 月の主なプロモーション活動

 旅行雑誌「飲食男女」の記者・カメラマンを東北地方に招請し取材を行ったところ、1 月発売の雑誌に東北の鍋 料理の特集記事が 8 ページにわたって掲載された。3 月以降には、南部鉄器の特集記事も掲載される予定であ る。  昨年、香港-広島線を新規就航した香港エクスプレス航空及びキャセイドラゴン航空と連携し、広島県の魅力を 訴求するラッピング広告を 1 月からトラムに掲載した。この他、四国、中部・北陸地方のクリエイティブを使用した交 通広告の掲出も実施している。 旅行雑誌「飲食男女」取材の様子 航空会社と連携したトラムのラッピング広告 割引航空券の販売

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【タイ】

1 月の市場動向トピックス

 各月の過去最高を継続して更新 2016 年 1 月の訪日タイ人数は、前年同月比 36.5%増の 61,100 人と 1 月として過去最高となり、閑散期にも関 わらず初めて単月で 6 万人を超えた。一方、伸び率は昨年 1 月実績(64.8%)の半分程度に留まっており、国際民間 航空機関(ICAO)が不備を指摘したタイ航空当局の審査体制の問題により、タイの航空会社による日本へのチャータ ー便運航が難航していることなどが影響したと見られる。また、旅行会社との共同広告事業や格安航空会社(LCC) との共同プロモーション、2 月からのウェブキャンペーンに関する事前の広告宣伝など、ビジット・ジャパン事業が奏功した 他、個人旅行者(FIT)の増加や年始チャーター便の就航、インセンティブツアー(報奨旅行)による送客も需要獲得に 貢献した。

1 月の主なプロモーション活動

 地方への誘客を目的として、タイでまだ知られていない日本の観光地について、その観光地に関わる日本の担当者 が、見どころやおすすめの観光時期等を紹介する「Japan Story」特設サイト(*)を昨年 8 月中旬に開設し、特に秋 冬の訪日魅力を訴求するウェブキャンペーン事業を展開した。今般、タイ市場の最大送客時期である 4 月中旬のタ イ正月(ソンクラーン)休暇期間中の需要増加を狙い、「Japan Story」における春夏の訪日魅力の PR 強化のため、 2 月 1 日から 2 月 29 日までウェブクイズキャンペーン“Japan Story The Hidden Japan Treasure Game”を展開し ている。同キャンペーン前には、事前告知のためのメディアミックス広告を屋外やテレビ番組、オンライン上などに出稿 して、訪日意欲の喚起を図った。

*「Japan Story」特設サイト URL : http://www.jnto.or.th/japanstory/

ウェブキャンペーンページ 屋外広告事例

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【シンガポール】

1月の市場動向トピックス

 前年同月比27.8%増の15,100人。17か月連続で各月の過去最高を更新

12月発券分より燃油サーチャージが引き下げられ、航空券価格が一段と割安になったことに加え、現地女性層に 人気のスープ店チェーン「Soup Spoon」との共同キャンペーンや、それに連動したオンライントラベルエージェント(OTA) による訪日旅行商品のセールスキャンペーン、昨年12月1日~2月29日に開催された「Japan Shopping Festival」 に合わせたショッピングツーリズム事業などが追い風となった。

1月の主なプロモーション活動

 1 月 18 日、2016 年の日星外交樹立 50 周年(以下、SJ50)を記念し、シンガポール政府観光局(STB)との年間 を通じた両国間の観光交流促進のための協力覚書調印式を、シンガポールにて行った。両国政府関係者の他、 航空会社や旅行会社などを招待し、2016 年における両政府観光局の SJ50 記念事業、及び SJ50 ツーリズムロ ゴを発表した。調印式の後、日本においても SJ50 記念事業発表会を実施(1 月 28 日)。SJ50 関連の話題は両 国の大手メディアに取り上げられ、記念すべき SJ50 の幕開けとなった。 左から、 STB 柴田日本支局長、JNTO 小堀理事、STB リヨン副長官、 JNTO 松山理事長、STB マーカス北アジア局長、JNTO シンガポール事務所 真鍋所長 左から、 STB チュー会長、駐シンガポール日本国大使館 竹内大使、 STB ライオネル長官、JNTO 松山理事長、シ ンガポール外務省 ピータ ー副事務次官、駐シンガポール日本国大使館 堤公使 1 月 18 日 シンガポールでの協力覚書調印式 1 月 28 日 日本での SJ50 記念事業発表会 両国で展開された SJ50 記念ツーリズムロゴ

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【マレーシア】

1 月の市場動向トピックス

前年同月比 60.8%増の 19,800 人 1 月の訪日マレーシア人は前年同月比 60.8%増であり、1 月としては過去最高の 19,800 人を記録した。一年で最 大の旅行シーズンである 12 月と旧正月休暇のある 2 月に挟まれ、旅行需要の少ないオフシーズンではあるが、航 空会社や旅行会社各社が特別割引料金を打ち出したことなどにより、訪日需要が喚起された。

1 月の主なプロモーション活動

 シンガポール航空(SQ)は、1 月 24 日~30 日までマレーシアの大手旅行会社 10 社を日本に招請、これを北海道 観光振興機構、JNTO が共同で支援し東北海道の冬の魅力を紹介するファムトリップを実施した。北海道はマレ ーシアでも人気の高い旅行先ではあるものの、まだ東北海道を訪れるツアーはそれほど多くはない。参加者は、砕 氷船やワカサギ釣りなど東北海道ならではの真冬のアトラクションや温泉を満喫した。来季に向けた商品造成が期 待される。

 旅行雑誌「Let’s Travel 2 月号」別冊にて、2 月 12 日~14 日に開催された旅行フェア「Japan Travel Fair」の事 前告知を兼ねて、エアアジア航空との共同広告を掲載した。この冊子は、これまでに同誌が行った訪日取材記事を 18 ページにまとめたもので、持ち歩きにも便利な A5 サイズである。日本各地の観光魅力の他、日本での食や買い 物等について分かり易くまとめられており、今後訪日旅行を検討する読者にとって魅力的な内容に仕上がっている。 また、今回同フェアに出展した AEON COMPAS(J-Horizon として出展)の協力を得て、AEON 会員に配布される 会員誌「PEARL Magazine」でもフェアの開催について案内した。

SQ 北海道ファムトリップ Let’s Travel Magazine PEARL Magazine

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【インドネシア】

1 月の市場動向トピックス

 訪日者数 13,700 人、1 月として過去最高を記録 1 月の訪日インドネシア人旅行者数は、前年同月比 41.5%増の 13,700 人と、1 月として過去最高を記録した。 ルピア安や経済成長の鈍化、個人消費の落ち込みといった懸念要因が継続する中、燃油サーチャージの値下が り(特に日系2社は 12 月から無料化)や、対ドル円高の継続が米ドル資産を有する富裕層にはプラス要因として 作用するなど、訪日を後押しする要因も継続している。JNTO が昨秋頃に実施した訪日旅行プロモーションも、例 年閑散期となる1月の訪日需要喚起に効果を上げている。  1月 14 日 ジャカルタ市内で爆破テロが発生するも、訪日需要に大きな影響なし 1月 14 日、ジャカルタ市内サリナデパート前で爆破テロ事件が発生した。事件発生直後は、同時多発テロ、犯人 が街中へ逃走中、といった情報も流れたが、いずれも誤報であることが明らかとなった。事件発生翌日には多くの ジャカルタ市民が献花に訪れ犠牲者を悼んだが、大きな混乱は無かった模様である。また、JNTO ジャカルタ事務 所においても事件翌日は平常通り業務にあたった。この事件により、日本からジャカルタへの旅行者・出張者には 影響が生じたとの報道もあったが、訪日インドネシア人旅行者の動向に特段の影響はなかったものと思われる。

1 月の主なプロモーション活動

 現地で展開している広告事業の一環としてジャカルタにて開催した訪日旅行フェア「ジャパン・トラベル・フェア(2 月 12 日~14 日)」について、各種 SNS やテレビ CM 等を活用して告知した。旅行フェアの開催概要に関する情報と 共に、同旅行フェアにおいて提携した航空会社による特別運賃航空券の提供、訪日旅行チケットが当たる抽選 の実施などにより、来場意欲と訪日需要の喚起を図った。  JNTO が運用するインドネシア語 Facebook で、1 月から日本の桜のビジュアルを活用した投稿を開始した。桜の 鑑賞が訪日動機の上位にくるインドネシアとあって、投稿には多くの反応が寄せられた。3 月頃からの桜の開花時 期を見据え、引き続き桜を訴求する訪日旅行プロモーションを強化していく。 Facebook への投稿例 訪日旅行フェアの告知例

(9)

【豪州】

1 月の市場動向トピックス

 前年同月比 15.5%増の 56,100 人 単月として過去最高を記録

昨年 8 月に就航したカンタス航空のブリスベン-成田線、シドニー-羽田線に加え、12 月 11 日に開設された ANA の シドニー-羽田線が、この時期増加するスキー需要を後押しした。昨年 5 月に開催されたスノースポーツに特化した 旅行見本市「Snow Travel Expo」への出展、スキー専門の旅行会社による訪日視察の支援を継続的に行ってお り、更なるスキー客訪日増加に寄与している。また、近年、スキーと一般観光を組み合わせた滞在に人気が集まっ ていることから、金沢や東京などスキーリゾート以外の場所の情報提供・視察支援も行っている。

1 月の主なプロモーション活動

 豪州の一般消費者が使いやすく、日本の観光魅力がより効果的に伝わるものになるよう、JNTO シドニー事務所ウ ェブサイトを 4 年ぶりに一新した。併せて、Facebook や Instagram などの SNS も一新し、現在「Magic Sakura」とい う Facebook 上で自分の「桜」を育てるというゲームを展開中で、優勝者には訪日旅行が当たるキャンペーンを実施 している。

JNTO シドニー事務所ウェブサイト:http://www.jnto.org.au/

 広告宣伝事業の一環として、1 月 23 日~24 日に NSW 州で発行されている「Sydney Morning Herald」、また 1 月 30 日~31 日には全豪で発行されている「The Weekend Australian」に日本特集号が紙面とオンライン双方に 掲載された。四国地方や旅館、新幹線、日本食に関する情報の他、「20 things about Japan that will amaze you」と題し、日本の魅力を 20 取り上げた記事など興味深い内容となっており、訪日意欲喚起が期待できる。  1 月 30 日~31 日の 2 日間にわたり、シドニーにおいて開催された豪州最大手の旅行会社 Flight Centre 主催の 旅行博「Travel Expo」にビジット・ジャパンブースを出展し、訪日旅行プロモーションを展開した。開場前から行列を 成すほどの盛況ぶりで、2 日間で約 19,000 人の来場があった。日本のブースも大変盛況で、「訪日のベストシーズン」 や「お薦めの観光ルート」、「宿泊情報」や「日本行きツアー」に関する問い合わせの他、最近はゴールデンルート以 外の観光地についての照会も増えてきている。 シドニー旅行博「Travel Expo」への出展 ウェブサイトのトップページ Sydney Morning Herald 及び The Australian の

(10)

【米国】

1 月の市場動向トピックス

 米国からの訪日外客数、22 ヶ月連続で当該月の過去最高を記録! 1 月の訪日米国人数は 75,900 人となり、2014 年 4 月以降、22 ヶ月連続で各月の過去最高を記録した。伸び率 も前年同月比 22.3%増で、年明けから好調な滑り出しとなった。米国発の訪日路線のうち、シンガポール航空を 除く航空会社全社で燃油サーチャージが無料化されたことや、継続したドル高円安傾向に加え、一般消費者にと って訪日旅行に対する割安感が強まっており、引き続き訪日旅行需要は堅調に増加するものと考えられる。

1 月の主なプロモーション活動

 2016 年 1 月 8 日(金)~1 月 10 日(日)に米国ニューヨーク州ニューヨークにて「The New York Times」が主催する旅 行博「New York Times Travel Show」にビジット・ジャパン(VJ)ブースを出展した。VJ ブースでは、日本の自治体・旅 行会社・航空会社・ホテル等観光業界の 21 団体と共に、一般消費者、及び現地旅行会社に向けた情報提供やネ ットワーク構築を通じて、旅行先としての日本の認知度向上と訪日需要喚起を図った。最近の米国からの訪日客増 加の影響から、日本からの共同出展者は昨年の 2 団体から 5 団体に増えた。さらに、地方誘客に向けた訪日旅行プ ロモーションの効果もあり、一般消費者からの質問もゴールデンルートのみならず、他の地域に関するものも出てくるよ うになった。  2016 年 1 月 24 日(日)~1 月 27 日(水)に米国ミズーリ州セントルイスにて開催された大学の卒業生組織向け旅行 や美術館・博物館の会員向け旅行(アラムナイ等組織向け旅行)の旅行企画担当者や当該旅行を専門的に手配 するツアーオペレーターが一堂に会する「Educational Travel Conference(ETC)」に参加した。JNTO はブース出展・ 朝食セミナー開催・総会でのプレゼンを実施し、アラムナイ等組織向け旅行の旅行企画担当者や当該旅行を専門 的に手配するツアーオペレーターに対し、旅行先としての日本の PR・認知度向上と彼らとのネットワーク構築及び強 化を図った。例年と比較して日本ツアーが好調だという声が多く聞かれた他、訪日旅行商品の取り扱いを検討してい るという商談内容が多く、今後の訪日需要拡大への貢献が期待される。

(11)

【カナダ】

1 月の市場動向トピックス

 2016 年も好調な滑り出し 1 月の訪日カナダ人数は、前年同月比 24.2%増の 17,700 人となり、1 月として過去最高を記録した。また昨年の 2 月以降、12 か月連続で前年比 20%以上の増加を記録している。航空路線の拡充や燃油サーチャージの下落 による航空券価格の値下がりや訪日旅行プロモーションの継続、日本食などをきっかけとした日本ブームの影響等 により、継続的に増加したと考えられる。  カナダ経済の先行き不透明さ 昨年の夏以降、原油価格が下落傾向で推移しており、1 月には一時、1 バレル 28 米ドル前半を記録し、リーマン ショック以来の安値となった。資源国であるカナダは原油価格の動向に経済が左右される傾向にあるが、カナダ国内 での消費者景況感も悪化の方向に進んでおり、旅行控え等の今後の動向が懸念される。

1月の主なプロモーション活動

✸ トロント事務所では、Facebook「I LOVE JAPAN」を活用して様々な日本の情報を発信している。1 月に投稿したも ののうち、8 日のカバー写真(左)が 1,033 の「いいね!」を、21 日の城崎温泉の桜の記事(右)が 1,015 の「いいね!」 を獲得している。

城崎温泉の桜の記事 多くの「いいね!」を獲得した Facebook のカバー写真

(12)

【英国】

1 月の市場動向トピックス

 2016 年 1 月の訪日英国人数が過去最高を記録 2016 年 1 月の訪日英国人数は 17,600 人と、前年同月比 17.1%増加し、1 月として過去最高を記録した。円安 基調や比較的低価格な航空券の販売等を背景に、訪日旅行プロモーションの成果が出やすい状況となり、訪 日英国人数は順調に推移している。  オンラインでの旅行予約が進む英国市場 JNTO が実施した調査によると、英国では航空券を航空会社のウェブサイトで、ホテルをオンライントラベルエージェ ント(OTA)で購入する割合が非常に高い。訪日前に航空券を単体で購入する人は 74%で、そのうち約半数 (46%)が直接航空会社のウェブサイトから購入している。また、ホテルを単体で購入する人は 69%で、そのうち約半 数(52%)が OTA から購入している。フランス、ドイツ等と比較し、英国の結果が特徴的であったのは、航空券以外 の全ての項目の購入場所として OTA が選択された割合が最も高かったことである。ガイド付き団体ツアー、ガイド 無し個人パッケージツアーであっても、旅行会社の店頭での購入(それぞれ 25%、15%)よりも OTA での購入(それ ぞれ 44%、54%)の方が多かった。

1 月の主なプロモーション活動

 上述した英国人の旅行購入動向を踏まえ、英国市場では昨年 12 月~1 月にかけて大手 OTA の Expedia およ び、訪日路線を有する唯一の英国航空会社であるブリティッシュエアウェイズの両者と共同広告キャンペーンを実 施した。両キャンペーンでは、ピークシーズンとなる 4 月の前後、12 月~2 月および 5 月のゴールデンウィーク明けを 狙い、両パートナーから割引料金の提供を受け、オンライン・オフライン双方での露出を高めた。 (左)Expedia 特設ページ (右)ブリティッシュエアウェイズとの共同広告 「TimeOut(表紙及び、8 ページの各都市特集記事)」

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【フランス】

1 月の市場動向トピックス

 2016 年も好調、当該月過去最高 1 月の訪日フランス人数は、前年同月比 20.6%増の 12,100 人と昨年 3 月以降 23 か月連続で各月の過去最高 を更新した。昨年 11 月の同時多発テロは、フランス人旅行者心理に少なからず影響を及ぼしていると思われるが、 訪日意欲は引き続き高いものと思われる。  フランスにおけるテロの影響 仏経済紙・Les Echos によると、 2015 年 1 月と 11 月に発生したテロの影響を受け、パリ及び首都圏の美術館・ 歴史的建造物等の入場者数は、2015 年全体で 5%程度減少した。フランス人及び外国人観光客の減少に加え、 テロに対する監視体制の強化を受けて、校外見学の学童が減少した影響も大きかった。特にルーブル美術館で は、26%減と大幅に後退したとのこと。 日本航空(JAL)は、既に 2016 年 1 月 12 日から 2 月末まで、それまで週 7 便運航していた成田‐パリ線を運休 していたが、さらに 3 月 1 日から 15 日まで運休を延長することを発表した(但し、一部除外日あり)。

1 月の主なプロモーション活動

 訪日需要促進のため、1 月 16 日から日系航空会社と共同でプロモーションを実施。パリ、リヨンにおいて交通広告、 ニースにおいて駅ポスター、バスステッカー、フランス全土でオンライン広告を展開している。パリ市内及び地方におい て様々な媒体で露出を高め、総合的な訪日旅行プロモーションを実施しており、春・初夏の訪日需要増加が期待 できる。 パリ 地下鉄広告 リヨン 地下鉄広告

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【ドイツ】

1 月の市場動向トピックス

 1 月の訪日ドイツ人数、22 か月連続で過去最高を記録 1 月の訪日ドイツ人数は 9,700 人と(前年同月比 16.5%)、昨年 4 月以降 22 か月連続で各月の過去最高を 更新した。1 月は旅行会社における訪日旅行の設定が少ない時期だが、スキーを目的に訪日する個人旅行者 (FIT)が増加するなど、好調であった。  ドイツ人の旅行商品購入動向 JNTO が実施した調査によると、ドイツ人が欧州域外へ旅行する際には、航空券を航空会社のウェブサイトまた はオンライントラベルエージェント(OTA)で、ホテルを OTA で、それぞれ別々に購入する傾向がある。訪日旅行者 にのみ限ったデータでも、航空券を単体で購入する人は 70%、ホテルを単体で購入する人は 59%と、パッケージツ アー等ではなく、それぞれ別々に手配する傾向が見られた。ただし、その購入先を見ると、ホテルの予約についても 旅行会社の店頭で行うとした人が一定数(26%)おり、OTA での予約(24%)と同程度という結果となった。英国 等と比較しても、旅行会社の店頭での購入の割合は高く、ドイツにおいては FIT 旅行者に対しても、旅行会社 が一定の影響力を保っていると考えられる。

1 月の主なプロモーション活動

 1 月~3 月は欧州各地で旅行見本市が多数開催されるシーズンであり、ドイツにおいても、ビジット・ジャパン(VJ) 事業で欧州最大級の BtoB 国際旅行見本市である ITB に加え、3 つの BtoC 見本市に出展する。1 月は、シュト ゥットガルトで開催された CMT にビジット・ジャパンブースを出展した。CMT にはドイツを中心に 22 万人の来場者が 訪れる世界最大規模の BtoC 旅行見本市であり、日本ブースも来場者の高い関心を集めていた。ブース来場者 は比較的年齢層が高く、また、個人旅行を計画している方が多かった。ブースでの質問も、具体的な旅行を想定し た多岐にわたる内容が多く、目的意識の高い来場者が多かった。

日本ブースの賑わい

参照

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