• 検索結果がありません。

JAIST Repository: MALDIーTOFMSによるオリゴマーの分子量分布測定におけるマトリックスの影響

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "JAIST Repository: MALDIーTOFMSによるオリゴマーの分子量分布測定におけるマトリックスの影響"

Copied!
2
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. MALDIーTOFMSによるオリゴマーの分子量分布測定にお けるマトリックスの影響. Author(s). 重村, 大輔. Citation Issue Date. 1998-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/2457. Rights Description. Supervisor:桜井 達, 材料科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) MALDI ー TOFMS によるオリゴマーの分子量分布測定における マトリックスの影響. 重村 大輔. (桜井研究室). 緒言:高分子化合物の諸物性は化学構造、分子量、分子量分布などに依存する。高分子化合物 の分子量分布の測定は、ゲル浸透クロマトグラフィー (GPC) が代表的な測定法として多用され ている。しかし、GPC による分子量分布の測定では、分子ふるいの効果を利用しているため、水 素 1 個のオーダーまで判別できる分子量決定精度がない。近年、分子量を精密に決定する手段と して、マトリックス支援レーザー脱離飛行時間型質量分析法 (MALDI-TOFMS) が注目されてい る。既往の報告では、MALDI-TOFMS を用いて高分子化合物の分子量分布を測定し、多分散度 Mw/Mn の比較を行っているが、使用したマトリックスの種類と測定条件が結果に大きく影響し ていると考えられる。そこで、本研究では、高分子化合物を取扱う前段階として、オリゴマーの 分子量分布の測定におけるマトリックスの影響を検討することを目的とした。 実験:試料にはポリエチレングリコール( PEG ) (平均分子量 1000 )を用いた。MALDI-TOFMS 測 定は、Finnigan MAT VISION 2000 にて行なった。マトリックスには DHB( 2,5-dihydroxybenzoic acid) 、MSA ( 2-hydroxy-5-methoxybenzoic acid ) 、CHCA( a-cyano-4-hydroxycinnamic acid ) 、 HABA( 2-(4-hydroxyphenylazo)benzoic acid ) 、SA( sinapinic acid )を用いた。測定はイオン化 法を Positive イオン、質量分析法をリフレクトロンモードで行った。 結果と考察:PEG とマトリックスのピークの強度、平均分子量の測定を 5 種類のマトリックスそ れぞれについて行なった。その結果、CHCA を用いた場合が最も強いピーク強度となることがわ かった。Fig.1 のマトリックス濃度とピーク強度の関係をみると、マトリックス濃度が高くなるに 従って強度は減少するという結果を得た。この理由として、試料過剰であれば試料のモル分率は マトリックスのモル分率より多いことが考えられる。次に、質量スペクトルから平均分子量 Mn , Mw ,Mz と多分散度 Mw/Mn ,Mz/Mw を計算した。その結果、Mn:1036∼1053 、Mw:1065∼ 1084 、Mz:1094∼1114 、Mw/Mn:1.0278∼1.0299 、Mz/Mw:1.0262∼1.0281 の値を得た。マト リックスとして CHCA を用いた場合、マトリックス濃度による平均分子量の測定値の変化が最も 小さかった。その中でも、マトリックス濃度と試料濃度の比が 1:1 のとき測定誤差が小さかった。 (Fig.2) その他のマトリックスを用いた場合では、試料濃度が高いときにフラグメントイオンが発 生し、分子量の正しい測定が困難になった。これらの結果から、PEG の分子量の測定に最適なマ トリックスは CHCA であり、その混合比は 1:1 と結論づけられた。. keywords. MALDI-TOFMS, マトリックス, 分子量分布. Copyright c 1998 by Daisuke Shigemura.

(3)

参照

関連したドキュメント

このうち糸球体上皮細胞は高度に分化した終末 分化細胞であり,糸球体基底膜を外側から覆い かぶさるように存在する.

NGF)ファミリー分子の総称で、NGF以外に脳由来神経栄養因子(BDNF)、ニューロトロフ

第四章では、APNP による OATP2B1 発現抑制における、高分子の関与を示す事を目 的とした。APNP による OATP2B1 発現抑制は OATP2B1 遺伝子の 3’UTR

テキストマイニング は,大量の構 造化されていないテキスト情報を様々な観点から

どんな分野の学習もつまずく時期がある。うちの

Updated list of REACH SVHC substances – added 1 new substance according to ECHA list issued on 20 th June. Added Table “Restrictions to manufacturing processes used to

接続対象計画差対応補給電力量は,30分ごとの接続対象電力量がその 30分における接続対象計画電力量を上回る場合に,30分ごとに,次の式

接続対象計画差対応補給電力量は,30分ごとの接続対象電力量がその 30分における接続対象計画電力量を上回る場合に,30分ごとに,次の式