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チコリーの栽培と軟白について

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Academic year: 2021

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(1)Title. チコリーの栽培と軟白について. Author(s). 佐々木, 久視. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. B, 生物学,地学,農学編, 40(2): 53-62. Issue Date. 1990-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6461. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平成2年 3月. 北海道教育大学紀要 (第2部B) 第40巻 第2号 i I B) Vo l i i i do Un ty ofEduca t lof Hokkai Jouma ver on(Sect on l s ‐40 .2 , No. March ,1990. チコリーの栽培と軟 白について. 佐々木. 脱. 久. 北海道教育大学旭川分校農学研究室. ) c肋 “”伽 勿 夢み凝 L. ion and Forcing of Chicory P1ants(Ci ivat Cul t. i SASAKI Hisal ・ l i ion kk id U i t fEducat l lege I Laboratory, Asahikawa Co Agr i tura cul , Ho a o nvers y o Asahikawa 070. Smmmary ing ofchi 1forc cory ththe Cu1tiVation andSoi 1ed wi The presentinvestigation i s concer丁 ) s(Cた兎o““粥 勿から硲 L‐ plant ‐ turef t The opti l n e r a i n n e p orforcing chicoryroots wasinvestigated,telnperaturesused ・nu 0 ts he chicon growth and increased i tゴ hi h t ー 「es promoted t were l0 ,or16C,and g er empera u ,13 o torageat5 Ctheroots wereforced lowi ter wi nters ngyear length anddiameter ,af ‐ lnthefol o ter ofthechi ththe diame con ight correlated highl i lat16C,andthe root f y wi by so resh we f h l h dt the f h i h f h t t h t n啓 o b e e l i t を 紅 l t er o o Produced . These wasnoco1 eaton e ween e res weg o i i en罫h resh we co ghtorthel 1γ rootandthef chi conproduced or betweenthediameterofthech i i h l l d d d b i d i t h i a s f h e y n the con produced ofthe chi ‐ The sze o t e c con ecrease cons era y w l i l iod n metabo cchanges ofcompoundsstoredintheroots, forc ingPer ectedi s mayberef . Thi l lneedfunher lvedin the chi con production wi ike plant horn口ones i nvo endogenous factorsl studies .. 言. 緒. i )はキク科植物に属 するサラダ野菜の 一つである. 西欧ではこれを広く裁培し チコリー(Ch cory 196 2年)にコーヒーの増 利用しているが, 日本での栽培は限定されて いる. 北海道では昭和37年( 量剤を得る目的で導入 したといわれるが (7) , サラダ野菜として普及するには至っていない. i堀 L. ) や, レ タ ス c肋“”創 例d チ コ リ ー は 根 を コ ー ヒ ー の 増 量 に 使 用 す る ほ か, エ ン ダイ ブ (Ci. ) のように緑葉 野菜として利用したり, 根を軟白して軟白結球 (チコン) を活 (乙αc彰cα s飾れα L . i ) がある. これは外見 たトレビス (To so rev 用するが (6) , 前者には紫紅色の結球レタスに類似し (53).

(3) . 134. 佐々木. 久. 硯. ~.. ‐. 的にも美しくサラダ野菜として今後普及する可能性がある‐ また, 後者のチコン( i )は優美な ch con 風味を持ち, 我が国でも高級サラダ野菜として限定的に利用されてきたが, 最近の野菜素材の多様 化の中で徐々にその市場性も拡大しつつある‐ これらのチコリーはいずれも冷涼な気候を好み北海 道の風土に適合するため特産野菜の一つとして利用することも期待できる. しかし, チコリー根の軟白によるチコンの生産には根の堀上げ, 軟白, 収穫等の作業があり労力 がかかること, あるいは軟白期間が気温上昇のため春先までに限られるなどの問題がある. 従っ て これらに関する検討が必要であるが我が国におけるチコリー栽培に関する研究は少ない. 今回, チ コン形成に対する軟白処理時期の遅延の影響などについて調べたのでここに報告する.. 実験材料及び方法 ) の ウィ ッ ト ルー フ チ コ リ ー ( loof 初夢ろ閑 L. t cv ‐ Wi バ ズー FI l loru), ダリ l ), セ ロ ル ( ( i ム F1 ( cv cv.ce cv va) お よ び FI フ chi cory), ‐Zoom .Da FIF 種 ( 5 品 用 い た 1 9 8 6 8 月 日 う 巾 4 5 株 1 5 ロ ) を 年 に ね 間 で 播 種 し, 11月 の 9 m a r o c c m ァ , . 供 試 材 料 と して チ コ リ ー (α 物 僻ま ”粥. 8 鋤こチコリー根を堀上げ生育調査を行うとともに葉を除去した(第1図) . 根は軟白試験に用いた 一部を除き積雪下に貯蔵した. 即ち, 圃場に深さ約3 0cm の穴を堀りここにチコリー根を積み並べ たのちムシロで覆い覆土し埋蔵した. これを翌年,1 87年4月 27 日に堀上げ, 水洗し乾燥後, チウ 9 ラム粉剤を散布し低温室 (5oC) に貯蔵した. 軟白処理に際してはあらかじめ約30cm の深さに土 0cm)に5品種のチコリー根を5個宛, 垂直に並べこれに約 壌を入れた プラスチッ ク容器(e45×5. 20cm の覆土をかろく行 ない軟白した. 軟白処理期間は三連式人工気象室(サンヨー製作)に入れ一 定温度で約2週間経過させチコンの形成状況について調査した (第2図) .. 第1図. 第2図 チコリー根の軟白処理試験. 軟白処理前のチコリー根 (ウィ ッ ト ルーフチコリー 品種). 実験結果 1 . チコリーの生育状況 チコリーの各品種における葉部並びに根部の生育状況は第3~4図に示す通りである. これらの 品種はいずれも軟白タイ プのチコリーであり草型は立性である(第5図) . 8月播種のため5品種と も生長は少なかっ た. まず葉部の生育についてみると, 葉重はウィ ッ トルーフチコリー品種で大き 4) (5.

(4) . . 135. チ コリ ー の 栽培 と軟 白 に つ いて. く, 葉数ではダリ バ品種が多かった. また, 最大葉長ではダリ バ, ズーム FI品種が大であり, 全体 的にダリ バ品種が大きな草型を示した‐ これに対し,FIフ ァロ品種はこれら全品種の中で最も低い バ 生長を示した(第3図) . 他方, 根部生長においてはダリ , ウィッ トルーフチコリー品種で高い根 重を示し, セロル及び FIファロ品種では若干少なかっ た. さらに根長はダリバ 品種で長く, ズーム FI及びウィ ッ トルーフチコリー品種では短かい値を示した.また, 根径はフ ァロ及びウィ ッ トルー フチコリー品種が大であり, ともに2‐5cm 以上を示した (第4図) .. 2 8. 最 大. 2 o葉 長 2 1. FIフ ァロ. ダリノぐ. ウィットルーフ ズームFI チコリー. セロル. チコリー品モ 生. 第3図 チコリーの葉部生長状況 (白線:棄重, 横線:葉数, 点線:最大葉長) 4 O .. 師. l o o. 6 3 鵜 根. 根デ 0 2. 50. 長. 重 比. FIフ ァロ. ダリバ. ウイットルーフ ズームFI チコリー. セロル. チコリー品種. 第4図 チコリーの根部生長状況 (白線:根重, 横線:根茎, 点線:根長). (55).

(5) . 136. 佐々木 久 硯. ノー デ 聴講選ぼ整童謡驚 き. 第5図. ー. チコリー (ズー ム F I品種) の葉部生育状況. 2. チコン形成と軟白処理温度の影響 oCの各温度区で軟白処 チコリー根をプラスチッ ク容器に入れ,かろく 覆土したのち1 0 6 3及び1 ,1 6日目で堀出し形成されたチコンの形状について調査した. その結果第1表に 理を行っ た. 処理後1 0 oC 区で促進され 1 6 示す通り, 全ての品種でチコン球重, 球長並びに球径は1 , 0C 区に比し, 球重で oC 区のダ 6 5倍, 球径では約1 は約3倍, 球長では約1‐ .2倍の生長がみられた(第6図) . しかし, 1 9となり満足すべ リ バ及びセロル品種では球長が促進され, チコン球長と球径比が各々6‐6及び5‐. oC 区 の ウィ ッ ト ル ー フ チ コ リ ー ズー ム FI き 形 態 の チ コ ン は 得 ら れ な か っ た. こ れ に 対 し, 同 じ 16 ,. 及びFIファ ロ各品種の球長/球径比は各々, 4.5 , 5.3及び4.7であり形状の良好なチコン生成が o 一般にチコリー根の軟白温度は1 5~20C が適温とされ(2, 3, 6, 7, 9) みられた. , 本実験に o おいても1 6C 区がチコンの形成に対し最適であった. 第1表 チコンの形態に及ぼす軟白処理温度の影響* 1 0℃. 1 3℃. 6℃ 1. 球 重. 球 長. 球 径. 球 重. 球 長. 球 径. 球 重. 球 長. 球 径. FI フ ア ロ. 1 7 0±5 7 . .. 2 4±0 6 . .. 0±1 3 1 3 9 . .. 1 2 1±1 9 . .. 2 9±0 5 . .. 5 8 0±2 3 6 . .. 5 9士2 1 4 . .. 3 4±0 8 . .. バ. 2 5 0±6 1 . .. 1 1 8±0 9 . . 1 1 2十0 9 . .. 2 7 9±1 . .. 0士1 5 9 3 9 , .. 1 3±1 5 4 . .. 2±0 8 4 . .. 6 2 0±2 1 0 . .. 1 8 4±3 1 . .. 2 8士0 5 . .. 字 g トサーヱ. 1 7 0±4 5 ・ ・. 1 0 9±0 7 . .. 2 3±0 3 . .. 3 9 0±9 6 . .. 1 3 1±1 2 ・ .. 3 4±0 6 . ・. 5 5 0±2 2 6 . ・. 6 6±3 0 1 . .. 3 6 7士0 . .. ズ ー ム F1 2 3 0±5 7 . .. 6±0 7 1 1 . .. 2 9±0 4 . .. 2 8 0±5 7 . .. 1 0 5±1 4 , .. 3 2±0 4 . .. 6 6 0 0士1 8 . .. 1 8 5±0 9 . .. 3 5±0 4 . .. 2 3 0±4 5 . .. 1 0 9±1 0 . .. 2 9±0 3 . .. 2 0士5 5 1 . .. 1 0 4±1 1 . .. 6±0 2 4 . .. 4 4 0±6 5 . .. 7 2±2 6 1 . .. 2 9±0 3 . .. ダ. セ. リ. ロ. ル. *1 9 8 6年1 1月9日にチコリー根を各温度で覆土軟白処理し1 2月2 5日に調査.. 3. 軟白処理時期の影響 0日まで 積雪下の土壌中に埋蔵したチコリー根を翌春の4月下旬に堀出し, 4月 30 日から6月1 0 30 C 第1回目は4月 6 とした た 軟白処理温度はどの場合も1 3回にわたり軟白処理実験を行なっ . . 日に軟白処理を開始し5月 1 1日に調査した (第2表) . その結果, 5品種とも良好なチコンの結球 4 状態が得られ, ダリバ及 びズーム FI品種で大きなチコンを形成した(第7図) . これに対し5月1 6) (5.

(6) . チ コ リ ー の栽 培 と軟 白 につ い て. 137. 第6図 チコンの形態に及ぼす軟白処理温度の影響 重 A;ウイットルーフチコリ一品私 姫 , B:セロル品種, C:FIファロ品種 o 下段数字は処理温度, 白線は1 cm 長を示す.. 日から軟白処理を開始した第2回目の試験では全品種において形成されたチコンは第1回 鰍こ比し 若干小型化した. しかし, セロルあるいは ズーム FI品種では大きなチコン形成が得られた (第3 表). つ い で 5月 28 日開始の第3回目の軟白試験では, 5品種ともチコンの形態は第2回目に比し さらに小型化した(第4表) . それらの中でセロル品種が若干大きなチコンを形成した. これらの結 果を通し, チコリー根と形成されたチコンとの関係についてみると第8図に示すように, チコリー 根重とチコンの球径の間には高い相関がみられた(第8図a) . また, チコリー根重とチコン球重の 5 8の相関がみられたが ( 第8図b ) 根重とチコン球長との相関は低か 間にもr=0 っ た (第8図 ‐ , c) 9の相関が得られたが, 根径とチコン ‐5 . これに対し, チコリー根径とチコン球径の間ではr=0 球重, あるいは根径とチコン球長との相関は殆んど認められなかっ た(第8図d, e, f) . さらに チコリー根長とチコン球重並 びに根長とチコン球径の間で若干の相関関係 がみられた (第8図g, h, i). (57).

(7) . 138. 佐々木 久 硯. 第2表. * チコリー根 の 覆土軟 白による チコン形成( 1 ) チ コ リ ー 根. F. I. ダ. フ. ア. ロ /ぐ. リ. ウィットルーフチコリー や 一 ム F 1 ズ ‐ セ ロ ノレ. チ. コ. ン. 根 重. 根 長. 根 径. 球 重. 球 長. 球 径. 71.0十11.4 51.0±15.9. 26.6士1.3. 3.1士0.4. 53.0士 7.6. 10.8士1‐1. 3.7±0.3. 24.4±1.1. 2.9±0.7. 66.0±16.7. 12.7±1.3. 63.0士22・8. 21.8±4.5. 3.3±0.4. 58.0±16.0. 11.1士1.9. 4‐3±0.6 4・0+0.6. 73.0士 6.7. 21.8+2.8. 2.9士0.2. 54.0士 8.2. 13.7±0.7. 68.0±17‐9. 27.4±1.7. 3.1士0.2. 58.0士10.9. 13.7士1.6. 4.3±0.4 4.0±0.5. 0Cで軟白開始し5月2 *5℃貯蔵のチコリー根を1 8 7年4月3 0日に1 6 7日に調査. 9. 第3 表. * チコリー根の 覆土軟白による チコン形成( 2 ) チ コ リ ー 根. F. I. チ. コ. 根 重. 根 長. 根 径. 球 重. 球 長. ン. 球 径. ロ. 50.0±16.9. 20.4±0.9 19.5±0.9. 47.0±19.9 41.3±10‐3. 3.5±0.9. 40.0± 4.0. 2.5±0.5 2.3±0.3. 9.6+2.0. ノぐ. 10.5±0.5. ウィットルーフチコリー 》 - ム F 1 ズ. 34.0± 4.2 52.0士 9.7. 18.6±0.8. 2.5±0.4. 34.0士11.4. 10.0+1.7. 3.3±0.3 2.9+0.4. 51.0士 7.4 55.0±22.4. 3.7±0.3. 49.0±12.9. 2.6±0.2 2.8±0.3. 12.3+1.4. ノレ. 19.4士0.5 18.0±3.0. 12‐5±1‐7. 3.8±0.3. ダ. フ. ア. リ. ロ. セ. *5℃貯蔵のチコリー根を5月1 4日に1庁Cで軟白開始し5月2 7日に調査.. 第4 表. * チコリー根の 覆土軟白によるチコ ン形成( 3 ) チ コ リ ー 根. チ. コ. ン. 根 重. 根 長. 根 径. 球 重. 球 長. 球 径. 47.0± 4.5 37.0± 8.4. 1 9.1±0.7 ‐. 2.5±0.4. 40-0土13.7. 8‐6±1.3. 3.4±0.7. ノぐ. 19.2±0.5. 2.5±0.2. 34.0± 8.9. 9.7±1.8. 3.3±0.3. ウィットルーフチコリー. 52.5±16・6. 19・8±0.3. 30.0± 8・2. 6・4±1・9. 3・3±0.9. ズ. 50.0± 8.2 58.8± 8.5. 20.9±0.5. 3‐1±0・7 2.7±0‐2. 35‐0±13‐5. 19.6士0.5. 3.0士0.3. 42.5± 6.5. 9.6±0‐9 9.8士1.2. 3.4±0.7 3.7士0.4. F. I. ダ. セ. フ. ア. リ. ー. ム ロ. F. ロ. 1 ノレ. C貯蔵のチコリー根を5月2 8日に1庁C軟白開始し6月1 0日に調査. *5o. 考. 察. 1 太田ら ( 97 5 ) によると北海道にお けるチコリーの播種期は5月中旬から6月 が適当であり, 播 種期の早晩はチコリー 根の肥大に関係し, 早期に播種すると根の過剰肥大, 岐根あるいは抽台を多 くし良質のチコン生産が得られないと述べている(3) . 従っ て, チコリー栽培では適当な大きさの 根を得ることが重要であり, 播種期のほか, 株間などを考慮する必要がある. 我々は予備的な試験 で6月に播種した場合, 抽台率が増加する結果を得た(未発表) . そのため本実験では8月に播種し, 2日間生育させた. しかし, 根部の生長が若干不充分であっ たことから, この地 根部の堀上げまで9 域では7月上旬の播種が適当であると 思われる. 8) (5.

(8) . チ コリ ー の 謹書と 白に つ い て チコリーの栽培と軟白について. 139. 5~2 0℃ であるが,高温ほどチコンの生長は促進 チコリー根の軟白処理における温度は一般的に1 0C や1 0 3℃ で軟白しても処理日数を増 されるためチコン収穫時期も早くなる(2) . 従っ て, 逆に1 0C 1 988 ) によると軟白処理を1 3~25 すことによりある程度のチコン生長が得られる. 一方, 森下 ( o の変温下で経過させると締りのないチコンが得られ, 5~20Cの変温ではチコンが小型化するとい う(2) . 即ち, 良質のチコン生産のためには一定温度に保った軟白処理が有効に作用すると考えら 0C で覆土軟白した場合 得られたチコン 6 れる. 本実験において, 越冬前と越冬後のチコリー根を1 , の大きさに差異が見られ, 越冬後のチコリー根ではチコン球長が短縮した. しかし, チコン球重及 びチコン球径には著しい差異は認められなかっ た. また, 軟白時期を遅くすると, 得られたチコン の球長は次第に短形化し, 球重も減少する傾向を示した. そのため, 越冬前のチコリー根を用いた 場合にはチコンの球長/球径比は約5.0を示したが, 越冬後のチコリー根ではその比が2~3のチ. 穫 李鵬 灘飽きぎ騒ぎ慶. 第7図. 一. 覆 土軟 白で形成さ れたチコ ン (軟白結球) 上段:ダリバ品種, 下段:ズームFI品種 白線は1 o cm 長を示す. (59).

(9) . 140. 佐々木- 久 硯. C . r =0.44 70 (g). 50 重. 根. 70 (g). 50. 重. 根. 重. 根. 70 (g). 50. g. cm. f 蔓. 球. . x ooo. r =0.18 3‐o (cm)}. 2.o 根. 径. 30 (cm). 2.o 根. 怪. Cm. Cm. 球. ロ. .. g. 9. 径. - 3.o (cm) 径. 2.o 根. 球. . ぬ O 念も K. 重. 第8 図. 24 長. ×. o. 30. (Cm). 球. 。. △ x. 口 50. r =0.56. 根. 14. 70. O. 20. -. △ ・o. . AO X △. 6. r =0.59 20 根. 24 長. (Cm). o. △ ・ ox oo. ‐一 0.45 , 1 20 根. .24 {長. チコリー根とチコン形態の相関 軟白処理前の5品種チコリー根の形状とそれらの3回にわたる軟白処理で得られたチコン 形態との相関を示す. 0:FIファロ, ●:ダリバ, △:ウィットルーフチコリー,×:ズームF1, 口:セロル. 0) (6. (Cm)).

(10) . チコリーの栽培と軟白について. 141. コ ン に な っ た. 市 販 の チ コ ン に は 球 長, 球 径 比 が 2 ~ 3 の も の が 多く 出 回 っ て い る の で(2) 特 に ,. 問題はないが,軟白時期の遅延に伴ないチコン形態の小型化や品質低下の傾向がみられたことから , さらに軟白時期を遅延させることには限界があるものと思われる‐ しかし長期間にわたっ てチコン を生産することは経済的にも望まれることであり, このことが今後の問題点として挙げられる - . 方, 本実験では軟白前のチコリー根重と形成さ れたチコン球径には高い相関がみられた こ の 点 に . 関 して Ver 1989 t tum ( ) ら は チ コ リ ー 根 の 乾 物 重 の 消 失 が, 生 じた チ コ ン 球 重 に 強く regt& K mi s. 関連するとしている. しかしそれはチコリー根の収穫時期により大きく変化し, 遅い時期に収穫し たチコリー根ほど乾物利用 の働きが減少すると報告している(8) ‐ チコリー根はその軟白過程で貯 蔵物質であるイヌリンが低分子量のオリ ゴフラクトーザンに加水分解されチコンの形成 に利用され i l ると考えられ (4) l i 80 19 ) らは根に含有するこれら両物質の量比がチコリー根の t( a a&jo ve ,F 成熟度に高い相関のあることを認めている(1) . しかし, これらの量比はチコリー根の収穫時期や 軟白期間などで大きく変動するといわれる (8) . 他方, 我々は先にレタスの葉部生長に対する植物ホルモン類の影響について調べ, 葉長20mm 未 満 の 葉 数 は NAA と kinet i bbere l l in を 添 加 し た 場 n に よ り 増 加 し, 20 mm 以 上 の 葉 数 は そ れ に Gi. 合に多くみられることを報告した (5) . これらの結果から, チコリー根のチコン形成 には貯蔵物質であるイヌリン代謝のみならず, 植物 ホルモンなどの内生的要因 についても今後検討する必要があると思われる .. 摘. 要. チコリーの栽培と覆土軟白によるチコンの形成 について検討した チコリー根の軟白処理を1 0 , . 0Cの温度 で行なっ た場合 高温ほ どチコンの生長は促進され チコン球長/球径比は増加 1 3及び16 , , 0C で覆土軟白した場合 チコ した. また, 積雪下で越冬したチコリー根 を5oC で貯蔵し, そのご1 6 , リーの根重と形成されたチコン球径には高い相関がみられた. これに反し, チコリー根重とチコン 長, チコリー根径とチコン球重あるいは球長との間には相関は認められなかっ た 軟白時期を遅延 . すると得られたチコンの形態は小型化した. これには貯蔵中のチコリー根における貯蔵物質の変動 が考えられるが, 植物ホルモン類などの内生的要因についても今後検討する必要がある .. 引用文献 1. Fi la l i t 1980 i l a ) Theapt tudeofroot i t i ve t tudi sof Wi oofchi coryforch conproduc ons edby ,V. ,andJo ,E.( i b h the d i i tecomposton rcar o y ra - Sc i i i I ‐一134 t ent a Hor c . .13 .125 ‐ ,VO ,p. 2 1 9 88 ) チコリーの品種と栽培の要点 農業および園芸, 第63巻, 1 0 81一1 08 5頁. . 森下正博‐ ( 3 1 97 5 ) チコリーの栽培と軟化法. 農業および園芸, 第50巻, 5 51一5 54頁. ‐ 太田勝美, 宮脇弘三. ( 4. Ruther ford l l i 197 5 ) Carbohydratechangesin chicow during forcing. J‐ Ho賃. ps -P‐ ,P ,and Phi , D‐E.( Sc i l ‐一473 ‐50 ,463 , り Vo ,p 5‐ 佐 々 木久 覗, 小 山正 道‐ (1978) レタ ス の 葉部 生長 にお よ ぼす Gi bber l l i l i i dおよ び t n e eneace c ac , α-Naphtha. Ki i t ne 1 IB) nの影響について. 北海道教育大学紀要, ( 9一37頁. , 第29巻, 2 6. Spl i t t toes 198 4 s ser i ) Vegetable Growing Handbook. p.325. AV1 publ tpon, shed Co , W-E. ,( .lnc .Wes. (61).

(11) . 142. 久 雨 税 々 佐々木. i Com・ t cut e. 2一7 9 6頁‐ 65 1 9 ) チコリーとエンダイ ブの栽培法. 農業および園芸, 第40巻, 79 7 . 田村 茂. (. l t d carbohydratesi i tera i n wi oof but t 1989 t l l ) Redi r tum, G.( on▲ofd s ly ma 8. Ver s t regt , N‐ ,and van Kmi 8 - ‐ 2 7 V 3 2 7 1 i l 9 i H t S i t i f i . chi co . . o. ,p 1γ durng orcng . cen a or c i t t tpo鶏 Conne i l cu l ld vege sed Co tab i 1983 es ) Wor . 9. Yama罫I ‐Wes ch .lnc .415 AV1pub . P , M.(. (62).

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