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武道の史実的な内容に関する基礎的研究

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Academic year: 2021

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(1)Title. 武道の史実的な内容に関する基礎的研究. Author(s). 城後, 豊; 井上, 大輔. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. C, 家庭・養護・体育編, 47(1): 95-103. Issue Date. 1996-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/2001. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平成8年8月 Au t き犯s ,1996. 7巻 第1号 北海道教育大学紀要 (第2部C) 第4. 4 l ion(Sec i 7 t t tyofEduca on 豆C)Vo Jouma lofHokkaido Universi . -I ,No. 武道の史実的な内容に関する基礎的研究 城. 上. 豊 ・ 井. 後. 大. 輔*. 北海道教育大学札幌校保健体育科研究室 *北海道教育大学大学院保健体育科研究室. A Basic Study on HistoricaI Contents of BぴDO Yutaka JOGO. Da i sukeINOUE*. ion Laboratory, Sapporo Canpus t Heal th and PhysicaIEducai ion, Sapporoo 02 i ty ofEducat Hokkaido Uni vers *Heal ion (Master’ scourse) ion Laboratory, GraduateschoolofEducat t th and Physical丑duCai. 0 2 ion, Sapporoo ty ofBducat Hokkaido Uni versi. Abstract. f lowingthree. oneis “sel ly hadthefol lother -defense , al Th i sstudy can saythatβUD0 original is. “. ”. “. l ロ ー 旦s . t of offensi ves s Pursui resPect of others , andthe otheri ioWingthreecan betoughtthe mLainteaching contents ofβUD0 on Andthen, fro ]m them, thefol. ion. iculum physicaleducat curr ’. ical i l i l ty :sk ) Pract ( 1 s and consciousnessto safely self‐defend one s body iates and careto othersafety iousness of assoc 2) Respect of others:consc (. 3 ( ). i t ofeconomy to offensi▽es鮫豆 Pursui t of art: pursui s. i f e Thethreecontents mustbelearned on voluntary study ofstudents, andisessentialforbetterl ldren. of present chi. 研. 究. の. 目. 的. )は 外来スポーツ各種に対して日本在来の武術各種を総称しているのが一般的である. 現在 「武道」1 , } 3 ) 4 ) 5 } 6 ) 学校体育において明治44年 (1911) 中学校施行規則改正の中で 「撃剣及柔術」 と し これら武道は2 , て体育授業に加えられて以来, 大正15年 (1926) 改正学校体操教授要目における 「剣道 及柔 道」, 昭和16年. 9 5 8 ) 中学校学習指導要領改訂における 3年 ( 1 ( 1 9 4 1 ) 国民学校令施行規則における 「体錬科武道」 , 昭和3 「格技」 1989) 改訂学習指導要領における 「武道」 と領域名称を変えながら変遷してきた. , そして平成元年 ( } 8 ) 膜や礼儀を画一的に指導する儀式・儀礼的 な内容が強調されたために “技その その活動の経緯では7 , ” ものを追求する内容 が軽視されたり, 逆に技術の内容が重要視され “相手を尊重する内容” が不十分であっ )が考慮されなかっ 1 )の発生的な要因として“自分の身を相手の攻撃から自分で護る内容”9 た‐ また, 「武道」駐 たことは否定できない. したがっ て, 「武道」注のが敢闘の精神に利用されたり, 運動の構造的な技術のみが重視され, その指導内 容や指導方法が多種多様で, 武道の本質を踏ま えた指導内容の捉え方, あり方が明確ではなかった. 5) (9.

(3) . 96. 城. 後. 豊 ・ 井. 上. 大. 輔. )の根幹をなす 3 そこで, 本研究では, 史実に基づく 「武道」 の原義を掌握することにより, 「武道授業」註 指導内容についての若干の資料を得ることにした. 特に 「武」 の原義と, 元来武道のもつ “自分の身を相手 の攻撃から自分で譲る内容” や “相手を尊重する内容“ 及び ”技そのものを追求する内容” について調査・ 分析を行っ た.. 工. 「武」 と 「武道」 の原義. }は 『文 武二 道 〈平家物語 巻第七 願書〉』駐4 0 ) }と 言 わ れる よう に 「文 道」 に対 す る用 語 と し 1 1 元 来 「武道」1 , ,. て用いられていた. また, 歴史的に見ても日本の武道は中国の思想に大きな影響を受けており, 「武道」 を 解釈するには中国における 「武」 の原義を把握する必要がある. 「武」 については, 漢字の造字法.意義・音を解説した中国の現存する最古の字書である 『説文解字 (許 )に 次 の よう に記 述 さ れて いる 2 慎の撰1 0 0年頃の成立) 』1 .. 楚 荘 王 日 夫 武 定 し功 載. 兵故止 文為 武 〈説文解字第十二下〉. 3 ) “「武」 は 「文」 と 「止」 の組み合わせた文字であり 武術・武器の不正濫 この内容について笹間は1 , , ” と述べ 「 用を止め, 正しいことのみに用いるのが 武」 の本質である ている. さらに, “「文」 とは斧銭類 の武器をあらわした字で, 「止」 は 「とどむ」 , 「とめる」 と解するのが通例であるが, 「止」 は本来 「紐」 の 原字で足首の形をあらわしており, 足首は進退停止のもとであるから, あながち止るだけとは限らない. つ まり, 「武」 は 「文 (武器) を持っ た人」 を意味する文字でもあり, その人の武器を扱う技と意志次第で, 行動するか, 停止するかはわからぬ状態を示している. そして, 次の瞬間にどうするか, より良い状態を求 めて考え.行動するのが 「道」 であり, そこに武技の 「道」 として, 武道という 「道」 が生 じる”と いっ た 解 釈 を して いる.. これらからして, 「武道」 といっ た場合, 武技という技術の習得だけを意味しているので はなく, “個人 個人が武技を用いて, どのように考え, どんな行動をするか”といった 「個人の武技を介した思考・活動」 を意味している. この解釈は, 武道の授業においても, 武道における運動技術のみを指導するのではなく ”個人の運動技術を介した思考.活動という 「道の内容」 が追求されなければならない”ことを提言 してい る.. 5 ) 1 4 )に次 さらに, 「武」 については, 中国の史書で五経の一つでもある 『春秋』 の注釈書 『春秋左氏伝』註 のよう に示 さ れて いる.. 夫武禁 暴, 戴 兵, 保 大, 定 し功, 安 し民, 和 衆, 豊 財 者 也 〈春秋左氏伝 宣公十二年〉 この解釈はついて竹内は, 「----‐ つまり, 武とは乱暴を抑え, 武器を収め, 大業を保ち, 勝敗を確 5 )と述べている これら 「武」 における かにし, 人民を安んじ, 皆を和やかにさせ, 衣食を足らすものだ」1 . 七つの徳が “武の七徳”と言われ, 古来より 「武」 に携わる者の生き方そのものであった. このことから, “個人の武技を介した思考・活動というのは 「武の七徳」“ である と理解できる‐ さらに, 「乱暴を抑え, 武器を収める」 とは, “相手の暴力に対してのみ身の安全を護り, 極力過剰防衛にならない ‘ものごとを ようにする” という 『護身性の内容』 であっ た. また, 「大業を保ち, 勝敗を確かにする」 は, ‘ 最高なものにする” という 『自己実現の内容』 と意味づけることができる‐ そして, 「人民を安んじ, 皆を (96).

(4) . 武道の史実的な内容に関する基礎的研究. 97. 和やかにさせ, 衣食を足らす」 は, “他人を尊重し, 共存する”という 『自他共栄の内容』 と解釈 できる‐ したがっ て, 武道における 指導内容は, 個人の武技を介した思考・活動を通して“護身性”“自己実現””自 他共栄” から構成されなければならない. と ころ で, 日 本 で は, 武 に関 して 次 の 記 述 がある. 6 ) 即 巧 し言 而 調 二暴 神 -, 振 し武 以 嬢 ;姦 鬼 -. 〈日本書紀 第七巻 景行天皇 四十年七月〉 駐の1 } 1 7 ) 〉 駐7 服 し強 懐 し柔, 成 因 二武 祐 -. 〈続日本紀 巻第六 元明天皇 霊亀元年五自註. これらは, “言葉を巧みに使っ て乱暴な神 を静め, 武を使っ て姦しい鬼 を追い払え” や ”強 い も の を 従 わ せ, 柔きをなじませることは全て武徳のおかげだ” と解釈することができる. いずれも 「武」 を明らかに 「暴」 や 「強」 と 区別している‐ すなわち, 「武」 は単に 「乱暴」 や 「強さ」 だけを表現しているのではなく, 「強暴」 なものに対抗する意味を持っている. そして, 日本において も武 の七徳の思想が貫かれていることが分かる. よっ て, 武道の授業においても, 武の七徳が意味する“護身」陛’ と“自 己 実 現“ 及び”自他共栄” が基本理念になる.. D. 「自分の身を相手の攻撃から自分で譲る内容」 と 「袖力」「相撲」 の原義. 8 ) 歴史的に見て生存あるいは身を守る必要から武技が生じ やがて武士階級の勃興によっ て 武 武道は1 , , , 士の間に受け継がれ発達してきた. この例として, 「梢力」 「相撲」 の原義の中に散見できる. 9 ) 「すまひ」 「すまふ」 という 「やまと言葉」 に漢字を当てたものであり これら 「鞠力」 や 「相撲」 は1 , , 「すまひ」 「すまふ」 は 「拒ひ」 「争ふ」 という動詞の名詞形である‐ つまり 「拒ひ」 と 「争ふ」 はほとん ど 0 )があり 「争ふ」 には 「相 同じような意味に解せるが, 「拒ひ」 には 「相手の働きかけを力で拒否する意」2 , 1 }がある 手の意志に従うまいとして, 反抗する意」2 . )と解釈できる したがっ て 「掬力」 「相撲」 の 2 これら 「すまひ」 「すまふ」 は, 「相手の攻撃を拒 ぐ意」2 . , 原 義 も, 本 来, 武 の 七 徳 の いう “護 身ィ空’ であ っ た こ と が推 察 で きる. ) 2 3 }と い う 記 述 や ま た, 剣 術 にお ける 「人 に き ら れま じき用 の習 也 〈柳生新陰流 兵法家伝書 無刀之巻〉」註8 ,. 4 ) 剣術や柔術においても“護身性“の内容が塔 在していた 柔術の起源が相撲と同類であることから2 , . このように武道の起源である武技は, 「 才 角力」 「相撲」 の史実的な原義からして, 敵の攻撃から自分の生命 や身体を守るため に発生し発展してきた. そして, 古来より, 武道における指導内容では, “自分の身を相 手の攻撃から自分で護る”という”護身性” が重要視されていた. と ころ で, 武 道 にお ける 護 身性 につ い て 富 木 は次 の よう に提 唱 して い る . ,. “戦争が放棄され 人類の悲願である平和がもたらされたとしても おそらく は我々の社会から , , 暴力を根絶することは困難であろう‐ この意味において護身術としての武道の必要性が叫ばれ, ま たこれを動機として武道を志すものがあることも最もである. けれども今日の学校体育や社会体育 の見地に立てば, 武道即護身術として考えることは, あまりにも狭く, 現代体育の意義を解しない 小 見 である‐ ま た 護 身術 の 意 義 そ の も の も, 今 日 で はい わゆる 乞全覇及育 (セー フティ ー.エジュ ケー. ソョ ン) として解すべきであっ て, 我々の生涯を通じて安全な生活を送るためにはすべからく慎重 で注意深くなければならない. そのためには個人の狂暴から身を譲るばかりではなく, その他の天 ) 5 災人災に処する心構えと方法とを知らなければならない署2 (97).

(5) . 城. 98. 後. -・ 井 豊. 上. 大. 輔. ”武道教育について その実用性を強調する一つの立場は個人的護身術であり 自分の人格の尊 , , } 6 厳 は, あ る 程 度 自 分 で護る だ けの 備 え は望 ま しい.”2. 富木のいう 「実用性」 とは, 昔武士が常に実戦を想定し, 修行を積んだ護身術そのものではない. これは, 元来武道の内容に包括されていた”日常生活において自分の身体を自分で安全に護る技能と意識”と いう“安 全能力” の こ と で ある. さ ら に, 桐 生 は 次の よう に 述 べ て いる‐. “武道は安全技術の獲得に大きな寄与をする 自己はもとより 他のすべての ものの生命を尊ぶ . , ことは, 人間の意義ある生活を営むための第一歩である. 特に, 転倒, 墜落, 衝突な どによる傷害 は, 武道の学習による身のこなしの機敏性を高めることによって, これらの事故を未然に防 ぎ, 傷 害度を最小限度に留めることができる. それは機に臨み, 変に応じて, 相手の力を巧みに利用でき } 7 るような技術を身に付けることが武道の学習の主要部分である.”2 すなわち, 「安全技術」 とは柔道を例にすると, 投げ技に対する受け身, あるいは技 を掛けさせないため の進退動作といった武道の防御技術である. これは, 富木の 「実用性」 における 「自分の身体を自分で安全 に護る技能」 と共通している. これらの内容から, 武道は ”自分の身体を自分で安全に譲る技能と意識” という ”実用性” を備えていな ければならない. 学校体育における武道の指導内容は, 相手の技から自分の身体を安全に譲る技能とその意 識を学んでいくことである. その結果, 学校や家庭を含む全ての生活を通じた安全教育に大きく貢献すると いう面で非常に実用的である. したがっ て, 格闘形態のために必要となる安全技能と安全意識, つまり“実 用性” が授業における指導内容として重要となる.. m. 「相手を尊重する内容」 と 「合」 の原義. 元来, 武技は戦闘の技術であっ たために, 武の七徳にある 「他人を尊重し, 共存する」 という”自他共栄” が, 武に携わる者の思想と して存在していた. その内容と深く関わる記述が, 次のように述べられている.. 於 是倭 建 命謙 二云伊著 合‐. 刀 <古事記. 中巻. 景行天皇. 8 ) 2 ) 四倭建命の出雲建征伐曇齢蛸難織> 鮭9. D ) 2 9 ) 橋 の 両 方 の つ め に う ッ た ッ て, 矢 合 す. <平家物語 巻第四 橋合戦>註I ) ) 3 0 右 衛 門 左 ノ 兵/、両 度 ノ 懸 合 二 人 馬 疲 レ テ 無 勢 也. <太平記 巻第十四 箱根竹下合戦事>註” } ) 2 3 1 仕 合 致 す べ き よ し い ひ や り て, <武道伝来記 巻三 第三 大蛇も世に有人が見た様>鮭1. 2 )という意味である 矢合 (やあわせ) とは 「開戦 刀合 (たちあはせ) とは 「試合をする, 武技を競う」3 . )の 3 3 ) かけあい) とは 「騎馬戦」綿 ( 懸合 にあたって, 敵味方互いに開戦を通告する矢を射ること」 である. 5 )の意味である ことである. 仕合 (しあひ) とは 「命を懸けた真剣勝負, 果たし合い」3 . これら 「武」 は, 相手との生死を懸けた闘いやそれに関連する 内容であり, 相手を互いに否定することに よって成立する はずである‐ しかし, 共通して 「合」 という文字が使われている‐ この 「合」 の字は, 白川によれば “祝祷の器に蓋をする形を表しており, 約定が成り, これを載書 として 6 )と述 べ て いる した が っ て 闘い にお い て も 祝 祷 の 器 に 収める こ と で, 契約 . 盟 誓 の成 る こ と を 「合」”3 , . ,. 相手あるいは敵との間に目には見えない暗黙の契約が交されていた. つまり, 相手を自分と同等の立場や条 件に置き, お互いに相手の生命を認め合う ことによって, 始めて生死を懸けた闘いが成立したのである. (9 8).

(6) . 武道の史実的な内容に関する基礎的研究. 9 9. このように武技を用いる者は, 闘いを始める前に自分自身の存在 だけではなく, 相手の存在をも常に肯定 していた. そして, この “相手を尊重する” という 「他者尊重」 は, 元来武道の内容 として不可欠であり, 単なる 「武技」 「武術」 から 「武道」 へと発展させた日本人の精神性の高さを示唆した内容であっ た. これらからして武道は, 直接相手と格闘する形態をとるため, 相手を どう認識するかが大切になってくる. この認識の違いによっては殺伐 とした技や行動及び態度となり, 体育の授業として成立しなくなる恐れが生 じてく る.. さらに, 武道における相手の認識について, 富木は次のようなことを提言している. “現代の武道は それに参加するものの間に はじめに話合があっ て, お互いの 進歩向上を目的 , , として, 切瑳琢磨するために行うものである. つまり, はじめに 「和」 があっ て, その 「和」 の精 神によって終始する. だから, はじめに 「不和」 があり, 話合の場をもちえないものが, やむをえ ずうちふるう -殺多生の剣によっ て不正 を威圧し, 「和」 の世界をもたらそうと した昔の 「和」 の } 7 精神 と‐は意 味 に 違い がある.”3. “お互いの進歩向上のためにも技を競い 「たたかう」 という強い精神がなけれ ばならない. だが ) 8 そ の 「た た か い」 が破 壊 につ な が っ て は な らな い.”3. 元来, 古流武道が有していた一殺多生の 「和」 の精神を不殺多生の 「和」 の精神まで進めなければならな い. この 「和」 の精神に基 づき, 相手は倒すための敵ではなく, お互いに自分の技能を向上させる”仲間 だ と意識する” ことが大切である. その上, お互いに自分の技能を向上させて行くには, 手をぬいたり, 馴 れ 合いになっ たりしないで, 常に全力で相手に立ち 向かう強い精神を持ち, 同時に相手を破壊してしまう よう な力任せな技や乱暴な行動をしないという“相手の安全を意識する”ことも必要である. ま た, 中林 は 次の よう に述 べ て いる.. “武道の場は 目と他が勝敗をかけて争うものである 言い換えれ ば 自他が両立 しえない対立 . , , 的なものであり, お互いに相手を否定し合う ところに技が生まれている ともいえよう. しかし, 人 間というものは, 個として は独立の存在であるが, 自他に共通する人間性によっ て支えられる存在 でもある. 目と他の間にある差異は, 目と他に相通ずる共通の基盤を持つからに他ならない. 共通 の基盤のないところに目と他の比較も成り立たないはずである‐ 武道修行の到達境 は, 勝敗をかけ た危機的場面において目と他の窮極境を自覚することであろう. 相手を恐れず, 恨まず, あな どら 9 ) ぬ 心 境 を 目 指 す も の とい え よう.”3. このことは武道の指導で, 「お互いに技能を向上させて行こう」 という共通の基盤において, 自分の優 れ て いる と ころ はも ち ろ ん 自覚 し, 相 手 の優 れて いる と ころ も 発見 し認め る こ と が重 要 であ る. そ して, どん. な極限状態においても, 自分を見失わず, 相手と技を真剣に出し合い, 相手の優っ ている ところは素直に認 め, 自分の技の参考にし, 劣っ ている ところ は正確に助言することができなければならない. したがって, 相手は倒すための敵ではなく, お互いに自分の技能を向上させる“仲間だと意識する”こと と, 常に全力で相手に立ち向かう強い精神を持ち, 同時に相手を破壊してしまう ような力任せな技や乱暴な 行動をしないという“相手の安全を意識する”ことが, 教科体育における武道の指導内容として必要である. そして, この“仲間意識” と “他者への安全の配慮”という 『他者尊重』 は, 現代の子 どもたち に失われつつ ある社会性に関わる内容であり, これを育成していくことが不可欠となる.. W. 『技そのものを追求する内容』 と流派の成立. 0 } 戦国時代末期から近世初期にかけて分化し ‐専門化されるようになり 流派が成立した その 武技は4 . , , , (99).

(7) . 100. 城. 後. 豊 ・ 井. 上. 大. 輔. 際, 各流派は一方において戦場での攻防技術を目標としながらも, 他方では技法そのものを研究工夫し, そ の奥を追求する芸道と して発展していったといわれている. こ のこ と につ い て, 次の よう な 記 述 が見 ら れる‐. 様々 の習 を つく して, 習, 稽 古の修 行功つ もりむ れ ば, 手足身に所作 あり て, 心 になく な り, 習 を はな れて習 にた がはず, 何 事 も, する わ ざ自由也. <柳生新陰陸 兵法家伝書. 上巻. 3 ) 4 1 ) 殺人刀> 駐1. 業熟する に至りて, 人々 の有来 所の力 気の働 につ れ, そ の業 に応 じいづる 事, 教をま た ず し て 備 る べ し. <起倒流. 起倒流伝書. ) } 4 4 2 地巻> 註1. これらの記述からも分かるように, 武技に携わる者は技法を習熟するに至る過程をより重視し, そこに武 の七徳のいう“自己実現”の意義や価値を見い出そう と したと考えられる. また, 次のような記述も見られる. 敵を打果す所の鍛錬 を得る に, ち い さ き 事よ はき事思 ひよ ら ざる 所也. <二天一流. 五輪書. 火の巻. ) ) 5 4 3 二天一流兵法> 駐1. 弱 に して 強を制 し, 柔 に して 剛 を制 す. 我力 を捨て, 敵の力 を以 て勝. <起倒流 起倒流伝書. 6 } 4 4 ) 天巻> 鑑1. 5 ) 高度な技術の基礎となる堪能で敏捷な 「身のこなし」 が重要視され 非力 短小の体 これらの記述は4 , , , 秘事たるに最もふさわしい要素と 格でありながら, 体格偉大で腕力, 体力にすぐれた者を制する技能こそ, された. また, そこに神秘的な魅力があっ た. とくに, 江戸時代に入って長期間平和な時代が続くようにな る と, 次第に戦場からは遠ざかるようになり, 武芸は全く無装備の動きやすい服装による武芸へと発展し, ますます技術化していっ た. これら流派の成立は, 武芸の目的を 「実戦における戦闘技術の鍛練」 だけにとどめず 「技法そのものの追 求」 にまで発展した. このことは, 武道の内容に“技そのものを追求する”という 「技能の追求」 が加えら れる よう にな っ た こ と を示 して い る.. ところで, 富木は武道における技能の追求について次のように述べている. “日本武道は長い伝統によって積み上げられたのもで 特に 技術面の気品と美しさに特色がある . , , それはあたかも日本刀の美しさと鋭さによって表象される. これをさらに新しく理論化することに よって, ますます気品ある態度や美しい情操を表現するようにしなけれ ばならない. けれ ども武道 の技術面 は殺傷の技であるから, 危険性をもち, 殺伐残忍な動作や技を表現するものもある. これ らのものを除外整理して現代体育の立場から正しく生かされなければならない. 単なる好奇心や興 6 ) 味本位から殺伐な技や表現に堕することのないようにしなければならない‐”4 これは 「外見からしていかにもよく斬れそう だ」 といった, 実際に斬らなくとも, 斬れるという機能が刀 7 } 外見である婚えの高度 の外見に現われてくる美しさである. すなわち, 「日本刀の美しさ.鋭さ」 とは4 , な機能美である. さらに, 機能美について中林は次のような提言をしている. “技を実現してゆく経過の中では 運動が美的規範によって拘束され 技は形が正しく 「色 , , , , とする日本人の独特の美意識が存在する これ と た美しさが備わらなくてはならない 艶, 装」 いっ . 00) (1.

(8) . 武道の史実的な内容に関する基礎的研究. 10 1. は活発な力動性を持っ た機能美ではなく, 機能を形式の中に押し込め, さりげない動きの中に無限 の力を秘めつつ, 素朴でかすかに表出される所に美を感 じるという抑制の美意識である. したがっ て, 修行によっ て技が習熟す れば, 無駄な力や動きがなくなり, すっ きりとした運動になって現わ 8 } れる と いう 連 動 の簡 潔 化 が行 わ れる.”4 1 ) 「衣 服 で ) 「つ や や か」 の 意 味 で あ り 「装」 は5 0 9 ) 「つ や 光沢」 の 意 味 であ り 「艶」 は5 「色」 は4 , , , , , ,. 身をつつむ・かくす」 の意味である‐ そして, 中林が述べた 「抑制の美」 とは 「技のききめ」 という機能を, とい っ た 技能の巧みさ‐う まさのなかに 「つつみかくし」 , その技巧から感じとられる 「つややか.光沢」 美しさのことであった. この美しさ は, 強引・力任せな どの体力・腕力を最小限にとどめ, できる だけ技が 「簡潔化」 する ところに生じる. この “技の簡潔1空’ は, 流派が成立したことによ っ て, 武道の内容に加え られた ”技そのものを追求していく” という 「技能の追求」 と共通している‐ ” これらの史実から, “できる だけ体力や腕力を使わずに, 無駄な動きのない簡潔化さ れた技を追求する と いう日本人独自の美意識に基 づいた技能の追求が, 学校体育における武道の指導内容として必要である. なぜなら, この “技の簡潔性を追求” する 『美的追求』 は, 武道を体育の教材と して成り 立たせるためには 不可欠であるからである‐ つまり, 武道の楽しさ は, 他の運動教材と同様に技能を高めていくことから生じ るが, 技における 『美的追求』 を行っ ていくことによっ て, 技の殺傷性が表面化するのを防ぐことができる の で ある.. 結. 論. “ 元来, 武道は, 史実的な変遷の中で”自分の身を相手の攻撃から自分で護る”という”護身1空’ , 相手を尊 重 する”と いう “他 者 尊重”, “技 そ のも の を追 求 する”と いう”技 能 の 追 求” の ニ つ の 内 容 を も っ て い た‐. このことから, 学校体育における武道の中心となる指導内容は次の三つで捉えることができる. 1 ( ) 自分の身体を自分で安全に護る技能と意識<実用性> 2 ( ) 仲間意識と他者への安全の配慮<他者尊重> 3 ( ) 技の簡潔性の追求<美的追求> したがっ て, 武道の授業では, 実用性, 他者尊重, 美的追求の三つの学習内容を指導していくことが不可 決 で あ る。. 註. 釈. 註1) 日本在来の武術各種を総称したもの‐ 本研究では, 主として柔術, 剣術, 相撲に着目した. 註2) 平成元年改訂学習指導要領で 「武道」 と領域名称が変更されるまでの武道‐ つまり,「翠剣及柔術」 ,「剣道及柔道」 , 「体 錬科武道」 ,「格技」 の全てを示す. 註3) 平成元年中学校学習指導要領が主として取り上げている柔道, 剣道, 相撲の3種目を示す‐ 2 1 2 2 1 1 9~1 ) 頃成立したとみられる. 作者は 『徒然草』 によれが信濃前司行長とあるが明ら 註4)『平家物語』 の原作は承久 ( かではない. 中世軍記物語の代表作. ここは, 濃い藍色の直垂に黒革搬の鎧を着て, 黒漆を塗った太刀を腰につけ, 黒 ぼろの矢を二十四本差した腹から小硯と畳紙を取り出して, 願書を書いたことに対して,「あっ ぱれ文武二道の達者かな とぞ見えたり ける」 と賞賛 して いる場 面‐. 註5) 左丘明の作と伝えられる. 戦国時代の成立といわれるが, 前漢末の偽作とする説もある. 春秋三伝のうち最も文学性に 富み, 史実も豊富である. < 松村明, 『大辞林』 , 三省堂, 1988>. 2 0年に成立. 天武天皇の皇子舎人親王らが編集したもの‐ ここは, 景行天皇が熊 註6)『日本書紀』 は奈良時代の歴史書で,7 (1 01).

(9) . 城. 102. 豊 ・ 井. 後. 上. 大. 輔. 襲征伐を終えて帰ってきた倭建命に再び東方十二道の平定を命じている場面‐ 9 7年に撰進. ここは, 元明天皇が諸国兵器の整備を命じ 註7) 菅野真道‐秋篠安人・中科巨都雄らが桓武天皇の勅を奉じて,7 て,「強きを服へ柔きを懐くること威く武徳に因る」 と述べている場面. 2 1 6 3 ) に完成した, いわ ば近世 註8)『兵法家伝書』 は, 柳生但馬守宗矩が柳生新陰流の技法と心法をまとめあげ, 寛永九年 ( 剣術論のバイブルのような存在である. 本文は上巻として 「殺人刀」 , 下巻に 「活人剣」 となっている.「無刀之巻」 は, 「下巻活人剣」 に含まれており, 相手の太刀を自分の素手で奪い, その太刀で相手を倒す“無刀” について述べている. 2 註9) 和銅五年 ( 7 1 ) に成立. わが国の神話や伝説, 皇室のことなどを記録した, 現代に伝わる最古の書物‐ 太安万呂が, 稗 田阿礼が習い覚えていたものを整理して文章に記録した. ここは, 倭建命が出雲建をだまし討ちにしようとしている場 面.. ー. 1. 激しい戦いが始 0 ) ここは, 後白河法皇の第二皇子以仁王を 註1 ・追って平家の軍が押し寄せてき, 宇治川をはさんで源平両軍の ま っ た場面.. 3 7 1年頃と推定される. 南北朝の争乱を描いた軍記物語‐ ここは, 新田義貞 1 ) 小島法師の作と伝えられるが未詳. 成立は1 註1 率いる官軍が最後の詰めを怠った, そのすきをねらっての足利高経らの決起によって状況は逆転する‐ 道場坊や脇屋父 子の奮戦にもかかわらず, 中書王配下の公卿勢の向こう見ずな先駆けによる痛い敗北, 副将軍大友左近将監・佐々木塩 治判官らの寝返りに, 新田軍は敗走する場面. 2 ) 貞享四年 ( 1 6 8 7 ) 四月に刊行された武家物. 編者は井原西鶴. ここは, 成川滝之助が, 父親に対する悪口への遺恨から果 註1 たし合いの挑戦状を久米田新平に送る場面. 3 )「上巻殺人刀」 では心の停滞や執着を嫌い, 何時, 如何なる場合でも心がとどまる事なく延び広がって, 自由無碍に行動 註1 できる心境を体得する ことが重要と述 べ て いる.. 1 0 1 ) に著し, 勝負の際の心構えや技術について述べている. 8 註1 4 )『起倒流伝書地巻』 は小野政方が寛政十二年 ( 1 6 4 3 ) に書き上げた. 二天一流という系統化された華やかさはないが, 実戦実 註1 5 )『五輪書』 は宮本武蔵玄信が寛永二十年 ( 7項目に分けて 用の武蔵独特の剣法の体系をまとめたもの.『火の巻』 は実戦の場に臨んで, 敵に打ち勝つための要点を2 論 じ, それぞれ を吟味, 鍛錬, 工夫, 分別す べきことを説明 している.. ) に著す‐ この巻では, 勝負に臨んでは敵の力に順応し変幻自在に対処 1 7 9 9 )『起倒流伝書天巻』 は小野政方が寛政十年 ( 註1 6 すると共に, 自分の心 は常 に不動である こと が大切 だと述べている.. 参考・引用文献 9 9 4 1) 大道等, 武道科学事始め, 杏林書院,p ‐ .1 ,1 8 9 6 4 4 2) 教育史編纂会, 明治以降教育制度発達史 第五巻, 教育資料調査会,p ‐ ‐1 ,1 97 0 339 3) 井上一男, 学校 体育制 度史増 額, 大修館書 店, pp‐311 ‐ . ,1. 9 6 3 4 1 4) 近代日本教育制度史料編纂会, 近代日本教育制度史料2 .2 ‐ ,1 , 講談社,p 9 5 9 3 5) 文部省, 中学校指導書保健体育編, 大日本図書,p ‐ .3 ,1 9 8 9 6) 文部省, 中学校指導書保健体育編, 大日本図書,p . ‐6 ,1 987 40 9 7 pp.3 … 7) 中村民雄, 武道を推 進する 人 びと, 体育科教育, Vol ‐ ,1 .35 . , NO 9 9 3 2 2 2 1 1 1 4 1 N 0 3 V l 体育科教育 道の文化 的課題 ‐ 8) 坂上康博, 現代武 ‐ , , o. , ‐ ‐ pp. ,. 2 2 9 6 6 9) 川村英男, 武道の発達とその問題点, 体育の教師像・武道の現代化 (体育の原理第2号) ‐ .1 ,1 , 不昧堂書店,p 987 5 10) 中林信二, 最新ス ポー ツ大 事典, 大修館 書 店, p.109 . ,1. 9 2 8 1 2 ) 0 平家物語 ( ) 市古貞次, 日本古典文学全集3 1 1 .5 ‐ ,1 , 小学館,p 964 2) 許慎撰, 説文解字4, 平津館叢 書, Vol 1 . ‐4 ‐30 , 台北芸文印書館, 1 , N0. 9 8 2 1 3 ) 笹間良彦, 図説日本武道辞典, 柏書房,1 . はしがき. 9 7 4 0 7 1 4 ) 竹内照夫, 全釈漢文大系 第四巻 春秋左氏伝上, 集英社,p . .5 ,1 9 8 2 6 5 1 5 ) 竹内照夫, 中国古典文学全集3 春秋左氏伝, 平凡社,p .1 ,1 , 3 6 7 3 0 1 岩波書店 7 系 6 日本書紀上 1 6 ) 坂本太郎惚 日本古典文学大 p ‐ ‐ , 9 , , , 9 8 9 2 6 2 続日本紀一, 岩波書店,p ) 青木和夫他 1 7 ‐ ‐2 ,1 , 新日本古典文学大系1 2) 0 (1.

(10) . 武道の史実的な内容に関する基礎的研究 2 2 1966 . 18 ) 川村英男, 武道の発達 とそ の問題点, 体育の教師像・ 武道の現代化 (体育 の原 理第2号) , 不 昧堂書店, p.1 , 991 31 9) 稲 垣正浩, 柔道にはな ぜ黒帯 がある の?, 大修館書 店, p.1 1 . ,1 20) 大野 21 ) 松村. 4 03 晋惚 ‐ , 197 , 古語辞 典, 岩 波書店, p‐7 295 1 9 8 8 明, 大辞林, 三省堂, p.1 . ,. 4 0 9 6 5 8 日本書紀下, 岩波書店,p 2 2 ) 坂本太郎他 ‐ ‐2 ,1 , 日本古典文学大系6 23) 今村嘉 雄, 日本武 道全集第 一巻. 6 68 196 剣術 (一) ‐ , 人物往来社, p‐ ,. 9 6 6 6 ) 今村嘉雄, 日本武道全集第五巻 柔術・空手・拳法・合気術, 人物往来社,p 2 4 ‐ ‐1 ,1 2 25) 富木謙治, 武道と体育思想, 新 体育, VOI . .2 , 1962 .3 , p.85 , No. 6 6 9 1 4 5 ‐ 6 ) 富木謙治, 武道の現代化, 体育の教師像・武道の現代化 (体育の原理第2号) ‐ 2 ,1 , 不昧堂書店,p 969 ) 桐生良夫, 学校武道の教育的考 察, 山梨大学教育学部研 究報告, N0 27 ‐ ‐20 ,1 , p.310. 9 7 3 1 7 2 8 ) 萩原浅男, 日本古典文学全集1 古事記上代歌謡, 小学館,p . ‐2 ,1 97 3 22 29) 市古貞次, 日本古 典文学全集29 平家物語 (1) . ,1 , 小学館, p.3 3 60 岩波書店, p‐6 30 ) 後藤丹治他 ‐ , 19 , 日本古典 文学大系34 太平記二, 978 09 来記, 明治書 院, p‐1 31) 麻生磯次他 ‐ ,1 , 対訳井原西鶴 全集七 武道博 9 3 2 1 6 1 7 32) 萩原浅男, 日本古 典 文学全集1 古 事記 上代歌謡, 小学館, p‐ , .. 2 9 7 3 2 1 ) 9 平家物語 ( 3 3 ) 市古貞次, 日本古典文学全集2 ‐ .3 ,1 , 小学館,p 岩波書 店, p.63 34) 後藤丹治他 ‐ , 1961 , 日本 古 典文学大系35 太平記二, 0 9 1 1 院 明治書 武道博来記 全集七 対訳井原西鶴 35) 麻生磯次他 ‐ , p. , 978 , , 1 9 8 4 36) 白川 静, 字統, 平凡社, p‐317 ‐ ,. 6 9 6 6 1 4 3 ) 富木謙治, 武道の現代化, 体育の教師像‐武道の現代化 (体育の原理第2号) 7 . ‐ ,1 , 不昧堂書店,p 967 2 38) 宮木謙治, 学校武道の在り方, 新体育, Vol . ‐1 ,1 ‐37 , p‐29 , N0 56 157 39) 中林信二, 武道のすすめ, 島津書房, pp‐1 ‐ ‐ , 1994 0 97 1 40) 今村嘉雄, 日本体育史, 不昧堂 出版, p‐15 ‐ ,1 966 一) 4 1) 今村嘉雄, 日本武 道全集第一巻 剣術 ( , 人物往来社, p‐57 ‐ ,1. 0 9 6 6 7 4 2 ) 今村嘉雄, 日本武道全集第五巻 柔術・空手・拳法・合気術, 人物往来社,p ‐ ‐3 ,1 43) 今村嘉雄, 日本武道全集第 一 巻. 966 剣術 (一) . ,1 , 人物往来社, p.469. 6 4 9 6 6 ) 今村嘉雄, 日本武道全集第五巻 柔術・空手・拳法・合気術, 人物往来社,p 4 4 . .3 ,1 45) 今村嘉雄他 , 日本武道大系 第十巻. 982 武道の歴 史, 同朋 舎出版, p.11 . ,1. 11 46) 富木謙治, 武道の技術の変遷, 新体育, Vol . ‐31 .3 , 1961 , NO , p.1 9 明, 大辞林, 三省 堂, p‐184 ‐ , 1988 ‐9 I 48) 中林信二, 日本文化 と しての武道, 体育の科学, VO ‐ .30, N0 ‐, p‐638 , 1980. 47) 松村. 49) 諸橋 轍次, 広漢和 辞典. 下 巻, 大 修館 書店, p‐347 . , 1982. 50) 諸橋 轍次, 広漢和 辞典. 982 下巻, 大 修館書店, p‐349 ‐ ,1. 51 ) 諸橋轍次, 広漢和 辞典. 982 下巻, 大 修館書店, p‐582 ‐ ,1. (10 3). 103.

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参照

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