別紙標準様式(第7条関係)
会 議 録
会 議 の 名 称 平成 30 年度 枚方市社会福祉審議会 第1回障害福祉専門分科会 開 催 日 時 平成 30 年8月3日(金) 14 時 00 分から 15 時 50 分まで 開 催 場 所 枚方市役所別館 4階 第2委員会室 出 席 者 本多委員、長尾委員、高橋委員、西尾委員、村山委員、河野委員、 関委員、安田委員、佐田委員、和田委員、東委員、前田委員 欠 席 者 井上委員 案 件 名 1.枚方市障害者計画(第3次)改訂版の平成 29 年度進捗状況につ いて 2.枚方市障害福祉計画(第4期)の報告について 提 出 さ れ た 資 料 等 の 名 称 資料1 枚方市障害者計画(第3次)改訂版の平成 29 年度進捗状況 一覧 資料2-1 枚方市障害福祉計画(第4期)における障害福祉サー ビス・障害児通所支援の実績 資料2-2 枚方市障害福祉計画(第4期)達成状況 決 定 事 項 会議の公開、非公開の別 及 び 非 公 開 の 理 由 公開 会議録の公表、非公表 の別及び非公表の理由 公表 傍 聴 者 の 数 0人 所 管 部 署 ( 事 務 局 ) 障害福祉室審 議 内 容 会長 事務局 福祉部長 事務局 安田委員 事務局 ただ今より、平成 30 年度第1回障害福祉専門分科会を開催いたします。 最初に事務局より御報告をよろしくお願いいたします。 それでは、平成 30 年度社会福祉審議会第1回障害福祉専門分科会の開催に先立 ちまして、福祉部長より御挨拶申し上げます。 福祉部長の阪本でございます。委員の皆様におかれましては御多用の中、平成 30 年度社会福祉審議会第1回障害福祉専門分科会に御出席いただきまして、まことに ありがとうございます。また平素より、本市障害福祉行政の推進に格別の御支援、 御協力をいただき、厚くお礼申し上げます。 さて、去る6月 18 日の大阪北部地震の際には多くの市民の方が被災され、本市 では災害対応に全力で取り組んでまいりました。また7月 23 日には、被災された 方への継続的な支援を行うため、大阪北部地震被災者支援対策室を立ち上げたとこ ろでございます。また7月の初めには、御存じのとおり西日本を中心に大きな被害 をもたらした豪雨もあり、障害のある方を初め、市民の皆さんが安心して暮らせる ような防災対策など、日ごろからの備えの重要性を改めて認識しているところでご ざいます。 本日は枚方市障害者計画第3次改訂版の進捗状況について、また枚方市障害福祉 計画第4期の計画期間が平成 29 年度で終了したことを踏まえまして、平成 27 年か ら 29 年度の3年間の達成状況について、御報告させていただきたいと考えており ます。委員の皆様におかれましては、専門的な立場から活発な議論をしていただき ますよう、よろしくお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが開会の挨拶 とさせていただきます。本日はどうぞよろしくお願いします。 続きまして、本分科会の委員に変更がございましたので御報告いたします。 枚方市障害福祉サービス事業者連絡会、松浦武夫委員から退任の申し出があり、 平成 30 年7月 13 日付で本専門分科会委員を解職されましたので御報告いたしま す。新たに平成 30 年8月2日付で安田雄太郎委員が就任されましたので、御紹介 させていただきます。どうぞよろしくお願いします。 初めまして。枚方市障害福祉サービス事業者連絡会の松浦の後任ということで、 平成 30 年度会長に就任いたしました、安田雄太郎と申します。よろしくお願いい たします。 ありがとうございました。 続きまして、事務局側の出席者について人事異動がありましたので、改めて御紹 介させていただきます。
事務局 事務局 事務局 会長 事務局 会長 事務局 【事務局職員紹介】 本日は関係課も出席しておりますので御紹介させていただきます。 【関係課職員紹介】 続きまして、本日の出席状況の報告をいたします。本日は特に御欠席の連絡はい ただいておりませんが、井上委員の到着が遅れているようです。枚方市社会福祉審 議会条例で委員の2分の1以上の出席をもって開催すると規定しており、本日は委 員数 13 人のうち、現在出席者は 12 人でございますので、開催要件を満たしている ことを御報告いたします。 続きまして、本日お配りしている資料について御確認をお願いします。 【資料確認】 事務局からの報告は以上でございます。 本日の傍聴者はいらっしゃいますか。 傍聴者の方は、今はいらっしゃいません。 それでは傍聴者なしということで進めさせていただきます。 では早速ですが、案件に移りたいと思います。 最初の案件といたしまして、枚方市障害者計画第3次改訂版の平成 29 年度の進 捗状況につきまして、事務局のほうから御説明のほうをよろしくお願いいたしま す。 案件1、枚方市障害者計画第3次改訂版の平成 29 年度進捗状況について説明い たします。 資料1枚方市障害者計画第3次改訂版の平成 29 年度進捗状況一覧をご覧くださ い。平成 24 年度から平成 33 年度の 10 年間を計画期間とする障害者計画第3次に つきましては、計画の中間年度にあたる平成 28 年度に計画の見直しを行い、平成 29 年3月に改訂版の策定を行っております。今回平成 29 年度の進捗状況は、改訂 版の施策体系に基づき御報告させていただきますので、よろしくお願いいたしま す。 計画の第4章に施策の基本的な方向と取り組みにおいて、具体的な施策、取り組 み及び所管課を記載しておりますが、資料1の表、左から4列目までが計画に記載 している内容となっております。その右側が平成 29 年度の実績として、個々の施 策の取り組み内容と目標達成度合いとなっています。目標達成度合いについては資
料1の1ページ目の右上に説明を記載しておりますが、◎事業完了・目標達成、○ 達成に向けて進行継続中、△課題が多く、遅れあり、▲実現困難、×事業未着手の 5段階の評価を行っております。なお今回、△以下の評価はございませんでした。 それでは資料1の内容が大変多くなっておりますので、一部をピックアップして 御説明させていただきます。 1、市民啓発及び地域との交流の推進の1ページ、ルビ版では2ページ、職員研 修の実施について。新入職員や新任課長を対象に、障害者差別解消法に関する研修 や障害に対する理解を深めるための研修を行いました。 3ページ、ルビ版4ページのイベントの開催。毎年 12 月の障害者週間の時期に 実施している「ほっこりひらかた」を市政施行 70 周年記念事業として位置づけ、 映画上映・シンポジウム・講演会の3回のイベントを開催いたしました。 5ページ、ルビ版7ページからは、2、障害者が安心できるまちづくり。 5ページ、ルビ版8ページの駅及び周辺のバリアフリー化について。津田藤阪線 において道路の段差解消、視覚障害者用ブロックの設置工事を実施したほか、枚方 藤阪線においては視覚障害者用ブロックの設置工事を実施いたしました。 7ページ、ルビ版 10 ページのグループホームの拡充・改善について。国の社会 福祉施設等施設整備費補助金を活用し、グループホームの開設を1件行ったほか、 市補助金によるグループホームの開設に係る補助を1件、グループホームのスプリ ンクラー設置に係る補助を3件行いました。 次に8ページ、ルビ版 12 ページの避難行動要支援者の把握について。身体障害 者手帳1級・2級や療育手帳A及び精神障害者保健福祉手帳1級の所有者などに、 避難行動要支援者名簿に掲載するための同意書を郵送し、同意を得られた対象者を 掲載した名簿の作成を進めました。 また 10 ページ、ルビ版 16 ページの災害時における要配慮者の支援と福祉避難所 の充実について。必要な支援や連絡先を記載する災害情報カードを作成し配布する ことで、障害者の安否確認から避難誘導、避難所生活などへの配慮が可能となる体 制の整備に努めました。 11 ページ、ルビ版 18 ページからは、3、障害児施策の充実。 11 ページ、ルビ版 19 ページ、早期対応の実施について。平成 29 年 12 月に北部 支所内に保健センターの地域拠点である、すこやか健康相談室北部リーフを開設 し、より身近な地域で相談ができる体制を整えました。 12 ページ、ルビ版 20 ページの療育の充実について。平成 29 年度から幼児療育園 及びすぎの木園の移転建て替えの建設工事に着手しました。 15 ページ、ルビ版 25 ページの日中一時支援事業の拡大について。報酬単価や加 算制度の見直し、事業所要件などの拡充など、制度の見直しを行いました。平成 29 年度は4事業者が新規に参入し、合計 23 事業者となりサービスの利用量が拡大し ました。 15 ページ、ルビ版 25 ページの留守家庭児童会室運営事業について。平成 29 年度 より入室対象児童を1年生から5年生、及び障害のある6年生とし、平成 28 年度
会長 までは市内4カ所で受け入れていた障害のある5年生・6年生の児童について、市 内全ての児童会での受け入れを開始いたしました。 18 ページ、ルビ版 29 ページからは、4、生涯を通じて安心できるサービスの確 保と提供。 18 ページ、ルビ版 29 ページの日中活動系サービスについて。障害者日中活動系 サービス新規利用者加算補助金事業は、障害者の日中活動の場としての受け入れ促 進を目的に、平成 24 年度に創設した制度でございます。これまでに生活介護 13 事 業所、自立訓練3事業所、就労移行支援4事業所、就労継続支援 15 事業所に交付 金を交付しております。このことから事業開始当初の目的は一定達成されたものと して、平成 29 年度末をもって事業を終了いたしたため、目標達成度合いを◎にし ております。 19 ページ、ルビ版 30 ページのグループホームについて。グループホーム世話人 養成研修を開催いたしました。 またその次の項目、移動支援について。ガイドヘルパーの養成研修を開催し、人 材の確保・育成に努めました。 23 ページ、ルビ版 37 ページのロ腔保健の推進について。障害者・障害児の入所・ 通所施設 21 カ所で歯科健康診査、及びロ腔衛生指導を行いました。 26 ページ、ルビ版 41 ページからは、5.就労支援の充実と社会参加の促進。 27 ページ、ルビ版 42 ページのチャレンジ雇用、障害のある方への就労支援につ いて。平成 29 年4月に非常勤職員として採用した障害者2名について、1名は民 間企業への就職が実現いたしました。もう1名については引き続き民間企業への就 職を目指しております。 27 ページ、ルビ版 47 ページの市職員への雇用について。平成 29 年度の市の障害 者雇用率は 3.02%であり、目標に挙げる3%を達成いたしました。 31 ページ、ルビ版 48 ページの障害者スポーツ活動への支援の充実について。総 合体育館、伊加賀体育館、渚市民体育館の各体育館にオストメイト対応トイレを設 置し、障害者が安心して利用できる環境を整備いたしました。 32 ページ、ルビ版 49 ページからは、6、身近でわかりやすい相談窓口の充実と、 きめ細かな情報提供。 32 ページ、ルビ版 49 ページの障害者の相談支援体制について。平成 28 年4月施 行の障害者差別解消法に基づき設置した、障害者差別解消支援地域協議会を平成 30 年3月に開催し、関係機関における事例などの共有、分析を行いました。 35 ページ、ルビ版 53 ページの虐待への対応について。平成 29 年度には 84 件の 相談がありました。障害者虐待防止センターにおいては、市内6カ所の障害者相談 支援センターの協力を得て、虐待発見後の迅速かつ適切な対応に努めました。 簡単ではございますが、資料1の説明については以上でございます。 ありがとうございます。 非常に大量な内容ですが、今の御説明に関して御意見、御質問がございましたら、
A委員 事務局 B委員 どなたからでも結構ですので、ご発言よろしくお願いいたします。いかがですか。 情報が非常に幅広いので、どこから質問するか迷いますが、災害関係で8ページ の避難行動要支援者名簿の作成に係る同意書送付について、実際の送付数と名簿登 録者数がどれくらいだったのでしょうか。また、今回の地震、豪雨により避難勧告・ 指示も出た中で避難所が開設されましたが、避難時の課題等があったのかを御報告 いただきたいと思います。 名簿の送付件数は障害に関する方は、身体障害者手帳1級、2級、療育手帳A、 精神障害者保健福祉手帳1級、難病に罹患されて障害福祉サービスをお使いの方が 対象に、介護保険関係では要介護3以上の認定の方を対象に、あわせて約1万 1,800 人に送付いたしました。障害、介護の割合は半々ぐらいの割合です。 避難時の支援に関して、御本人の状態を地域等関係者に提供することについて、 同意するか、同意しないかの回答は約 8,000 件ありまして、そのうち同意をされた 方は約 4,000 名でした。実は6月の最初に地域の防災ネットワーク会議がございま して、その会議で回答をまとめた名簿を地域に提供すると説明していましたが、ち ょうど地域に渡す準備をしていた矢先に地震が発生したため、結局その名簿はお渡 しできませんでした。ただ、枚方市においては、市独自で取り組んでおります手あ げ方式の要援護者の事業も実施しておりましたので、この事業を活用して安否の確 認等を行いました。 避難所につきましては、保健所の保健師が巡回されたり、各避難所に連絡をとっ て、障害者や高齢者の方の避難状況や相談の有無について確認させていただきまし た。 質問が7点ほどありますがよろしいでしょうか。 18 ページの障害福祉サービスの提供体制の確保と質の向上で、訪問系サービスの 施策では、取り組み内容で居宅介護、行動援護等については書かず、重度訪問介護 についてだけ触れているのは、何か特徴があったからでしょうか。 2点目は同じ 18 ページの短期入所では、緊急対応、医療的ケアのニーズに対応 したサービスの確保について、具体的に緊急対応できる短期入所の数と医療的ケア に対応できる短期入所があるのかを教えてください。 3点目、19 ページの移動支援の取り組みで、利用対象者の範囲や利用目的を見直 すと書かれていますが、具体的な取り組みの内容について教えてください。 4点目、20 ページ、日常生活用具・補装具の取り扱い品目の交付要件を他市の状 況を確認しながら見直すとありますが、具体的にどのように配慮しながら、その見 直しを進めているのかに関して教えてください。 5点目が 33 ページ、地域定着支援に関して、支給決定者が1人と書かれていま す。新しく始まったサービスと認識していますが、これは利用者から具体的な利用 申請があるのかどうかを含め、サービスの利用状況、内容について御説明願います。
事務局 事務局 6点目が 35 ページ、虐待への対応では、緊急時の一時保護施設として8カ所の 事業所と契約を結んでいると取り組み内容で書かれていますが、平成 29 年度の利 用件数を教えてください。また、枚方市障害者虐待防止関係機関会議の参加機関に ついて教えてください。 最後に5ページ、公共施設の整備・改善について、障害福祉サービス事業者連絡 会としましても、質問書、要望書を出していますが、一つは枚方市立市民会館にエ レベーターや昇降機の設置がなく、階段移動が困難な人は2階以上の利用ができな い状況に関して、バリアフリー法や障害者差別解消法の関係でどのように考えてい るのか。回答としては、市駅周辺の整備計画がある中、エレベーターを設置したも ののすぐに取り壊す可能性もあり、時期的に難しいとのことでした。もう一点は枚 方保健所です。こちらもエレベーターがないので、2階以上のアクセスをどうする のか。このようなバリアフリー状況に関して認識し、どうするのかという議論がど こでなされているかについて質問させていただきます。 以上7点、質問項目が多いのですが、お願いいたします。 まず、4点目の日常生活用具・補装具の件についてお答えします。今年度から児 童の補聴器用電池、点字毎日のデイジー版を新たに日常生活用具の給付品目に加え ました。これについては他市の給付状況を調査する等して、見直しを行いました。 次に、市民会館、保健所にエレベーターがないことについて、問題であるという ことは、もちろん認識はしておりますが、市駅周辺の整備計画との関係で、どのよ うに進めていくべきか、担当課でも苦慮されているようです。どの会議で議論され ているかについては、申し訳ありませんが把握できておりません。 続いて 18 ページの訪問系サービスについて、なぜ重度訪問介護のみの記載なの かとのご質問ですが、これは訪問系サービスの中で重度訪問介護が特徴的なサービ スであるということで、一例を示した記載としております。取り組みの後半に書い ているとおり、事業者連絡会と協力しながら、人権研修をはじめ、様々な研修を共 催で実施し、レベルアップを図る取り組みを行っております。 次に短期入所について、医療ケアもできる短期入所はやはり限られておりまし て、枚方市内では枚方療育園が対応されていますが、すぐに受け入れてもらうこと は難しい状況ですので、いざというときの御利用がスムーズになるように、事前に 日頃から利用していただけるよう、短期入所サービスの支給決定しているのが現状 でございます。また、緊急事態利用の御相談等をケースワーカーが受けた時は、情 報収集しながら受け入れ可能な事業所を探して対応に当たっています。 続きまして移動支援について、利用対象者の範囲や利用目的等を自立支援協議会 でも議論を重ねながら見直ししており、これまでは大学での利用は対象の範囲外と なっていましたが、大学の活動にも移動支援を御利用の要望があるということで、 昨年度に一定見直しを図りました。 33 ページの地域定着支援について、支給決定が 1 人ですので詳しいお話はできま
B委員 会長 C委員 事務局 事務局 せんが、この方は施設から地域移行をされた方で、地域で生活するためのお金の管 理や生活リズムの管理、緊急時の連絡体制のため、御利用になられています。 次に 35 ページの虐待の防止について、昨年、虐待による緊急一時避難の利用は 2件で、シェルターを活用して対応いたしました。虐待防止関係機関会議は、関係 機関として枚方警察、交野警察、消防署、子ども総合相談センターや長寿社会部等 の関係部署に年 1 回集まっていただき、情報共有をしています。 ありがとうございます。 他にご意見等ありませんでしょうか。 5ページの福祉のまちづくりについて、学校トイレの改造工事の進捗状況が書い てありますが、震災があると学校は第1次避難所になりますので、この程度のスピ ードで本当に間に合うのでしょうか。避難所が非常に不便だったという話も聞いて います。ラポールひらかたは福祉避難所になっているのに、なかなか工事が進まな い状況で、今何か起こったらどうなるのかと心配しています。何をさておいても先 にこの改修工事をする必要があるのではないかと思っています。 次に 20 ページの介護保険について、65 歳になっても障害福祉にしかないサービ スは引き続き利用できますが、それ以外は介護保険が優先ですので介護保険に移行 しなければなりません。今まで障害福祉では必要だと思って支給されていたサービ スが、介護保険に移行すると、必要性の捉え方が違っていることがあり、非常にサ ービスが使いづらい、あるいはサービス量が減ってきている状況があります。やは り障害福祉としては、本当にこの人に必要だと思う形で、丁寧にサービスを提供し てきたと思うのですが、介護保険から見れば、丁寧過ぎるというお話も聞きます。 しかし、その人が生活を維持するために必要なサービスであれば、本来的には変わ りなく使えるようにするべきではないかと思います。 次に 35 ページ、緊急の一時避難所は8カ所と書かれていますが、これは枚方市 内に8カ所の事業所があるのでしょうか。 また、地域生活支援拠点については自立支援協議会で話されているということで すが、どの程度、どのような形で検討されているかについても教えてください。 学校は災害時には避難所にもなりますので、バリアフリーを進めていると聞いて いますが、進捗状況や進行具合については、今ここではわかりませんので、後日、 担当課に確認させていただきたいと思います。 地域生活支援拠点については、自立支援協議会の幹事会で議論しているところ で、今年度中に方向性をまとめていく予定としております。 20 ページの介護保険優先に係る御意見について、介護保険と障害福祉サービスの 併給関係というところで、介護保険にない障害特有のサービスについては、引き続
福祉総務課長 会長 A委員 き障害のサービスを継続で利用いただいている状況ですが、委員がおっしゃるよう に、介護保険に移行された方の中には、障害と介護保険との見方が違って、御不便、 御不自由を感じているという声があると聞いております。 また、自立支援協議会でも、障害特性をどう評価するかについても一定課題とし て認識をしているところで、今後必要な意見交換をしながら、併給関係の支給につ いても検討していこうと考えております。 次に虐待防止の関係について、先ほども御質問がありましたシェルターの関係で すが、具体的な場所はシェルターですので言えませんが、市内だけでなく市外の事 業所とも契約しており、8 ヶ所とは契約の合計数であると御認識いただければと思 います。 ラポールひらかたにつきましては、地震の影響で4階のガラス部分が破損し、利 用者の皆さんには大変御迷惑をおかけしているところです。現在、緊急の補修工事 を行っておりますが、ガラスの形状が特殊な形で、発注に時間を要しており、工期 としては今月末を目途に対応を進めています。その間、最低限の安全確保をした中 で御利用いただくことになりますので、引き続き御迷惑をおかけいたしますが、ど うぞよろしくお願いいたします。 よろしいでしょうか。 C委員からの質問について少しだけ補足いたします。国の指針では障害福祉計画の 成果目標として、平成 32 年までに地域生活支援拠点を整備することとしており、 現在、自立支援協議会でも議論しています。国は、地域のネットワーク化、緊急時 の受け入れ、自立体験の場の確保等、5つの要件を満たすよう示されています。先 日、視察に行った京都市や堺市では地域ごとに特性があり、それぞれ苦労されてい るようでした。それらの内容も盛り込みながら、枚方独自、もしくは近隣市を参考 にしながら、一定の案を協議会でまとめて、またこの専門分科会で御提案する機会 が来るのかと思っています。 次に介護保険の関係ですが、介護保険優先の課題は大きな問題で、この4月から 利用者負担に関しては軽減策が出ましたが、もともと枚方では、知的障害の方は障 害特有として継続で利用されていると思います。介護保険と共通するサービスであ るホームヘルパー等は課題が大きく、やはりこれについてはかなり多方面からの指 摘があり、障害特有と介護保険のいわゆる自立支援型の考え方の違いの問題をどの ように整理するかを議論しており、これまでの市の上乗せ保障に対してどうするか ということは、今年度中に方向性を再構築したいと考えています。 ラポールひらかたの話については、私からも質問があります。ラポールひらかた は今回の地震でガラスが割れ、エレベーターが止まった状況でしたので、避難所と して機能するかどうかということを今回の地震を契機に少し議論されるべきだと 思っています。災害時にはどこに避難するのか、避難備蓄は不足がないか等、今後
会長 事務局 会長 事務局 の方向も含めて、議論されているのであれば情報を提供いただきたいと思います。 さきほどB委員が発言された公共施設等のことと共通することで、この審議会で 議論すべきかどうかわかりませんが、交通機関の関係で1つは枚方市駅について、 バリアフリーの推進協議会で、今あるエレベーターは非常に狭くて、車椅子等々だ と乗る車椅子が限られてしまうので、ぜひ改装してほしいと、私は以前から提案し ていますが、なかなか応じてもらえず、よい返事をいただいていません。また、ホ ームドアの設置も求めていまして、国土交通省では1日の乗降客 10 万人以上の駅 に設置を求めていますが、枚方市駅の乗降客は統計では9万 6,000 人となっていま す。この 4,000 人足りないという数字がそれほど大事なのかという気もします。最 近、京阪電車は非常に事故が多く発生していますし、枚方市駅は乗り継ぎ駅として の機能もありますから、誰かが転落する前にぜひ設置していただきたい、これにつ いては市としても申し入れていただきたいと思います。それから、これもここで議 論するのは難しいのですが、バスに関して今は比較的、車椅子の乗降が容易になっ てきた印象はありますが、タクシーはいまだに介護タクシーが軸です。一部の会社 からユニバーサルタクシー仕様の車が2台出ており、関東では東京オリンピックの 関係でとり入れていこうとしていますので、一定の割合でユニバーサルタクシーが 走っていますが、大阪ではまだほとんど見かけません。できれば大阪、枚方も車両 の入れ替え時には、ユニバーサル仕様タクシーをとり入れるよう、タクシー協会 等々に働きかけていただきたいと思います。 一部は意見ということもありますが、答えられる範囲でよろしくお願いいたしま す。 ラポールひらかたの件については、御意見として今後の議論の参考にさせていた だきたいと思います。交通機関につきましても所管の部署と相談しまして、申し入 れもできるかどうか、検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 他にいかがでしょうか。 34 ページに平成 29 年度は市長申し立てが3件あったと記載されております。29 年度ですからもう終わっていますが、後見人の候補については、どのようになった のか、また、後見人等の養成について、市としての考えを教えてください。 平成 29 年度、障害の関係では、後見の市長申し立ては1件で、現在、審判を待 っているところです。後見人の養成につきましては、主に長寿社会部で年間を通し て講座・講習会を開催し、市民後見人の養成に取り組んでいるところです。講習の 一環として、社会保障制度の解説の中に障害福祉サービスや障害に関する制度を説 明する時間帯がございますので、このような講習・講演については障害福祉室も協 力しながら、市民後見の養成を行っています。
会長 D委員 事務局 会長 A委員 ありがとうございます。 35 ページの障害者差別解消法への対応について、平成 29 年度の相談件数、対応 していく中での課題がありましたら教えていただきたいと思います。 平成 29 年度の相談件数は7件でございました。この制度が始まってまだ期間が 短く、事例の蓄積等が難しいのが課題です。差別に該当するケースなのか、雇用関 係での場面なのか等、ケース毎の線引きがうまくできていないということが大きな 課題になっております。大阪府とも協力いたしまして、各市町村の事例対応の蓄積 を行っているところです。 ほかに、いかがでしょうか。 差別解消法の関係について、私は差別解消地域支援協議会の委員ですが、課題と いえばやはり周知が図られているかどうかが一番大きな課題だと思います。当事者 に対する周知、もしくは事業者に対する周知がなされていないと、案件として挙が りにくい現状があると感じています。それから、行政関係や関係する所属相談支援 機関での相談の中で、差別性の高い事例があるかどうかを集約するような、仕組み をどのように構築するかも課題であると思っています。 ここからが本題ですが、後ほどサービスの進捗状況の話が出てくると思うのです が、この間の全体の進捗状況を見ていると、就労継続支援A型、放課後等デイサー ビスが非常に大きな伸びを示しているということ、これは毎回、専門分科会で議論 されています。部分的な課題になるかもしれませんが、支援学校の卒業を間近にし た生徒の保護者を対象に障害福祉サービス等についてきちんと周知していこうと いうことで、研修会を開催して3年目で、保護者から出る意見には毎年傾向がある と感じます。去年の傾向は、割とひきこもりの方が多いように感じましたが、今年、 非常に印象深かったのは、放課後等デイサービスが平成 24 年度以降に始まって預 かり的なサービスがかなり浸透してきたことから、預かってもらえるかどうかでサ ービスを選択する意見が非常に多かったことです。また、もう一つ特徴だと思った のは、交通機関を利用したことがない子供が意外に多いことです。通学は支援学校 のバスに乗って登校し、帰りは放課後等デイサービスの車が迎えに来て、そのまま 家に帰るので、交通機関を使う機会がありません。ですから、日中のサービスを選 ぶ際は、送迎があることやサービス時間が長い事業所がいいと言われていました。 これを聞いて私は考え込んでしまったのですが、18 歳を超えると預かりのサービス はなく、ましてやこれから就労を目指す時期です。枚方市はガイドでも日中事業所 へ行くことはできますので、できるだけそれぞれの体験を積んでいくために電車、 バスを使っていこうという取り組みをされているところは多いと思います。事業が 伸びていくのは、良いか悪いかという議論はありますが、事業の中身として何を目 指すのかということをもう少し、市として示していただきたいと感じます。
事務局 それからもう一つ課題だと思うのは、なかなか表面には出てきませんが、人材を どう確保するかということ。これは福祉事業を進めていく中で、非常に大きなこと で、スキルのある人がたくさん来るのが一番ですが、人を集めながらどのようにし て質を上げていくかということ、これは先ほどの放課後等デイの話にも通じるとこ ろですが、いかに方向性と中身と課題をきちんと認識して事業運営できているかが 求められるわけです。そういった点で、今後、人材育成を考える中で、なぜ人が集 まりにくいのか、何に取り組むべきかを体系的に考える必要があります。サービス あって中身なしでは、中身というのはそれを担う人という意味で、やはり減ってい くのではないかと思います。恐らくそれは福祉事業だけではなく、例えば行政職員 や学校教職員も同様で、全庁的に議論されるべきだと感じています。これが2点目 です。 3点目は部分的な意見ですが、枚方では平成 24 年に通学支援事業を創設して、 現在 50 人ほどの利用があります。大阪府下では専門制度をつくったのは枚方が初 めてということで、一部では非常に評価いただいていますが、これもやはり人が集 まりにくく、通学となると毎日ですから、1週間に 10 回、1カ月 40 回の利用が必 要になりますので、延べ 40 人のヘルパーが必要です。短時間の支援を確保するの は非常に難しく、最近ではどこに依頼しても断られる現状になっているようで、も う少し事業のあり方を見直していただきたいと思っています。移動支援と同じ付属 事業なので、単価も移動支援と同じ設定となっていますが、通学支援事業は基本的 には社会参加ではなく、教育の場に行くという大きな名目がありますで、通院、行 政に行く等の重要性と同等のレベルに上げて、事業内容を見直すべきと、非常に感 じています。社会参加は当然必要だと思いますが、学校に行くということをどう考 えるかということをもう少し捉え直して、事業の再議論が必要であると最近強く感 じています。 委員がおっしゃるように平成 24 年度から放課後等デイサービスが始まり、年々 事業所の件数も増えまして、市内においても 30 箇所近くの事業所があります。療 育等を行いながら、お子さんの力を伸ばすというのが本来的な目的でありますが、 共働きの御家庭であるとか、それぞれの家庭の事情がございますので、やはり保護 者としては預かりや、ドア・ツー・ドアで事業所・学校間を車で送迎するニーズが 高いのが実情でございます。国でも送迎のあり方については問題提起をしておると ころでございまして、やはり公共交通機関を使いながら、その道中でお子さんがい ろんな方と接するという一つの社会参加、そういう機会を確保する必要があるとい うことも述べられております。ただし、すぐに送迎を取りやめるのは難しいですか ら、そういった問題点もあることを含めながら、今後どうあるべきかの検討をする 必要があると考えております。 次に、長年問題とされています人材の確保について、やはり福祉業界において、 携わっていただける方がかなり少ないことは、数年来問題になっておりまして、市 が直接関われるところとしましては、ガイドヘルパーの養成講座等を自立支援協議
会長 事務局 会にも協力いただきながら行っています。しかしながら、毎回定員を割っている状 況ですので、どのようにしたら興味を持ってもらえるのか、宣伝対象や体験の場の 提供を今以上に幅を広げて検討していく必要があると感じております。 3点目の通学支援事業につきましては、事業を創設して5年、6年が経過してい ますが、本事業も人材不足等が影響しているものと思われます。事業開始当初は通 学支援事業に特化した半日ほどのヘルパー講座も実施していましたので、そういっ た講座を定期的に行って人材を確保しながら、社会参加という側面もひとつ内容の 中で再考しながら、通学支援のあり方自体をもう一度見直す、考え直す時期だと感 じております。 よろしいですか。これに関して他に御意見がないようでしたら、次の議題に進め させていただこうと思います。 では2つ目の案件でございます。枚方市の障害福祉計画、第4期につきましての 事務局から御報告をお願いいたします。 枚方市障害福祉計画、第4期の報告について、御説明いたします。 障害福祉計画は障害者総合支援法に基づく計画であり、同法に規定する障害福祉 サービス等の提供体制確保に係る目標を定めるもので、第4期の計画として平成 27 年度から 29 年度の3年間について、各年度におけるサービスの種類ごとの必要な 量の見込み及びその見込み量の確保のための方策・整備方向について示したものと なっております。昨年度、第5期の計画については本専門分科会において御審議い ただきまして、この3月に策定したところでございます。第5期の計画冊子は年度 の初めに皆様に送付させていただいておりますが、その冊子の第6章として第4期 計画の達成状況の見込みを掲載しておりました。このたび計画期間の3年間が平成 29 年度で終了したことから、改めて今回結果を御報告いたします。 まず、資料2-1枚方市障害福祉計画第4期における障害福祉サービス・障害児 通所支援の実績の用紙をご覧ください。 この表は障害福祉サービスの提供の見込み量に対する各年度の実績を表にまと めたもので、昨年度発行した障害福祉計画第5期の計画冊子 33 ページ、ルビ版 40 ページ以降、第6章に達成状況として掲載しているものです。平成 27 年度、28 年 度実績につきましては、第5期の冊子に掲載しています数値と同じとなっておりま すが、平成 29 年度実績においては、まだ年度の途中であったため、見込みの数値 で掲載しておりましたので、冊子とは異なる数値となっております。 それでは、資料2-1、表の一番上から御説明いたします。表の左の項目はサー ビス名、真ん中に見込み量及び実績の数値、右に達成率を記載しております。居宅 介護・重度訪問介護、同行援護、行動援護及び重度障害者等包括支援の、訪問系サ ービスにつきましては、平成 29 年度実績は実利用者数及び利用日、利用時間につ いても見込み量を上回りました。 次に短期入所につきましては、平成 29 年度実績は実利用者数、利用日数とも見
込み量を下回りました。また、利用日数の達成率については、平成 27、28 年度は 100%を超えておりましたが、平成 29 年度は 86.3%となりました。 続きまして、生活介護につきましては、平成 29 年度実績は実利用者数、利用日 数とも見込み量を上回りましたが、平成 28 年度と比べますと、わずかに実績が減 少しております。 続きまして、自立訓練・機能訓練につきましては、平成 29 年度実績の実利用者 数、利用日数とも見込み量を下回りましたが、実績は平成 28 年度より伸びました。 続きまして、自立訓練・生活訓練につきましては、平成 29 年度において、実利 用者数、利用時間数とも見込み量を上回る実績となりました。 続きまして、就労移行支援につきましては、平成 29 年度実績は実利用者数、利 用日数とも見込み量を下回りましたが、実績は平成 28 年度よりわずかに伸びまし た。 続きまして、就労継続支援A型につきましては、平成 29 年度において実利用者 数及び利用時間数とも見込み量を上回る実績となりました。この3カ年で市内外で 提供事業所が増加し、利用者数が急増したことから大幅に利用実績が伸びました。 続きまして、就労継続支援B型につきましては、平成 29 年度の実利用者数の実 績は見込み量を上回りましたが、利用日数の実績は見込み量をわずかに下回りまし た。 続きまして、療養介護につきましては、3カ年における見込み量を横ばいとして おりましたが、年度ごとに新規に利用を開始する方がおられたため、見込み量を上 回る実績が3カ年続きました。 続きまして、共同生活援助、グループホームにつきましては、平成 29 年度実績 は見込み量をわずかに上回りました。市内のグループホームについても、この3年 で住居数が大幅に増えました。 続きまして、施設入所支援につきましては、平成 29 年度は平成 28 年度より実績 が減少したものの見込み量には届かず、達成率は 95.9%という数値になりました。 なお、この施設入所支援は、国が施設入所者の地域移行を推進していることから、 年度が経過するにつれて利用者が減少すると見込んでおりました。したがいまし て、他のサービスとは異なり、どれだけ減少できたかをあらわすため、見込み量÷ 実績を達成率として表わしています。 続きまして、計画相談支援につきましては、平成 29 年度の見込み量 461 人に対 し、実績が 56 人と低調な数字となっています。本市における計画相談支援事業所 数、計画相談支援専門員の数が依然として少なく、セルフプランによるサービス支 給決定が多く行われていることから実績が低くなっていると考えております。 続きまして、地域移行支援につきましては、平成 29 年度の見込み量としまして は大阪府における入院中の精神障害者の在院調査等のデータも踏まえ、22 人と見込 んでおりましたが、実績は1人で達成率は 4.5%と非常に低い数字となりました。 なお、地域移行する際の支援としては、本制度以外には本市自立支援協議会の精神 障害者地域移行支援部会での退院促進の取り組みや、一般的な相談支援事業の中で
事務局 行われていると考えられます。 続きまして、地域定着支援につきましては、主に地域移行支援の次段階で実施す るサービスとなっており、地域移行支援の利用が低いことから、本サービスの実績 も低調なものとなっています。 続きまして、児童発達支援につきましては、平成 29 年度の実利用者数の実績は 見込み量を上回りましたが、利用日数の実績は見込み量をわずかに下回りました。 続きまして、医療型児童発達支援につきましては、平成 29 年度の実利用者数、 利用日数とも実績が見込み量を下回りました。この支援事業については、主に本市 にあります幼児療育園の利用者が対象ですので、同園の定員 40 名が利用するもの として見込み量を設定しておりました。利用が減少しているのは、児童発達支援の 表中の児童発達支援事業において、医療的ケア児を受け入れられる事業所が増えた ことにより、通所先の選択肢が広がったためと考えられます。 続きまして、放課後等デイサービスにつきましては、平成 29 年度実績は実利用 者数、利用日数とも見込み量を上回りました。 続きまして、保育所等訪問支援につきましては、平成 28 年度から実績が伸びな かったため、見込み量を下回る実績となりました。 最後に、計画相談支援及び障害児相談支援につきましては、障害福祉サービスの 計画相談支援と同様の要因で実利用者数が少なかったため、見込み量に対する達成 率が低くなっています。 資料2-1の説明は以上です。 続きまして、障害福祉計画、第4期の成果目標の達成状況について御説明いたし ます。 資料2-2 枚方市障害福祉計画、第4期、成果目標の達成状況についてをご覧 ください。 こちらの表は障害福祉計画第4期において、国及び大阪府の基本指針 に基づいて定めた成果目標の達成状況をまとめた表です。一番左の項目が目標の内 容、及び目標数値の設定内容、その横2列目が具体的な目標数値、その横の3列目 が実績の数値で、一番右が達成状況の説明です。各成果目標の実績数値は平成 29 年度までの累計数値、平成 29 年度の数値、あるいは平成 29 年度末時点の数値で示 されています。 では初めに施設入所の地域生活への移行として、(1)施設入所者の地域移行者 数、(2)施設入所者の削減数についてです。 まず(1)施設入所者の地域移行者数ですが、平成 25 年度末時点の施設入所者 数の 12%以上である 24 人が平成 29 年度までに地域生活に移行することとして見込 んでいたところ、25 人という結果となりましたので目標を達成しております。 これらの 25 人の内訳を見てみますと、身体障害者、精神障害者の方で自立訓練 系施設からの家庭復帰の方が半数以上を占めています。地域移行先として家庭復帰 に次いで多いのはグループホームが5人で、この5人は全て知的障害者の方です。 そのほかは民間住宅が2人、サービス付き高齢者住宅1人となっております。
続きまして(2)施設入所者の削減数ですが、こちらは平成 25 年度末時点の施 設入所者から4%以上である9人を削減することとしておりました。施設を退所す る方が先ほどの地域移行した方 25 名に加えまして、死亡者 12 名、病院へ3名など、 合計 42 名でした。これに対して入所者は 49 名となりましたので、退所者数が入所 者を上回っております。減少する目標を掲げておりましたが、入所者が7名増加す る結果となりました。 入所の理由としましては、親の高齢化や本人の介護度の上昇、行動障害等の適応 困難な方の家庭からの入所だけではなく、短期入所やグループホームなど、違うサ ービスの利用から入所したケースもありました。また、救護施設や刑務所から入所 する方など、入所に至る要因はさまざまでした。 続きまして(3)から(6)の福祉施設から一般就労への取り組みについて御説 明いたします。 (3)の福祉施設から一般就労への移行についてですが、目標値は平成 29 年度 における数値で、大阪府の数値目標である平成 24 年度の 1.5 倍以上の 1,500 名を 各市町村の平成 25 年度の福祉施設利用者数により按分したもので、枚方市におい ては 63 人と見込んでおりました。結果は平成 29 年度の一般就労者数は 58 人で、 平成 28 年度の 47 人から増加しているものの、目標数値には届いておりません。58 人の内訳として市内事業所の状況としましては、就労移行支援事業所からが 28 名、 就労継続支援A型事業所から8名、B型事業所からは9名、その他の事業所1名の 計 46 名となっており、残り 12 名は市外にある事業所に通所している方でした。 次に(4)就労移行支援事業所の利用者数です。平成 29 年度末の3月における 目標数値で、平成 25 年度末の3月の利用者数 90 人から6割以上増加するとして、 144 人と見込んでおりました。結果は 133 人で、こちらも前年度の 28 年度の 116 人から増加しているものの、目標値には届いておりません。 次に(5)就労移行支援事業所ごとの就労移行率です。平成 29 年度末における 目標値で、市内就労移行支援事業所のうち就労移行率が3割以上の事業所を全体の 5割以上とすることを目標としておりました。計画策定時の調査では、当時の就労 移行支援事業所は6カ所で、就労移行率3割を超えている事業所は4カ所ありまし た。よって 6.6 割でしたが、平成 29 年度末においては事業所の増減がありまして、 8カ所のうち就労移行率3割以上の事業所は2カ所で、全体の 2.5 割という結果と なりました。なお、就労移行率の算出方法は退所者数に占める一般就労者数の割合 ではなく、在籍者数に対する一般就労者数の割合で計算しているため、事業所の開 設から約1年しかたっていない3カ所については、移行率3割を達成するのは難し い状況だったと思われます。 続きまして最後、(6)の就労継続支援B型事業所における平均工賃額ですが、 こちらにつきましては大阪府において調査中で、各事業所からの報告を現在挙げて いただいているところです。数値がまだ出ておりませんので、括弧書きで平成 28 年度の工賃額を記載しております。 一般就労関係の目標達成のための方策である計画期間の3年間での取り組みと
会長 E委員 事務局 事務局 しましては、主に自立支援協議会の就労支援部会を中心に活動を展開し、ハローワ ーク、枚方市障害者就業・生活支援センターとの協力で、合同就職面接会エルフェ スタや市内就労移行支援事業所の説明会を開催し、一般就労の促進を図りました。 また、枚方市障害者就労支援強化事業を活用した取り組みでは、事業所職員に対 する研修などの支援のほか、就労系事業所の紹介パンフレットや授産品のカタログ を製作して、市内就労関係事業所との連携を図りました。今後は障害者総合支援法 改正に伴い、平成 30 年度から開始されました就労定着支援事業の動向も見据えな がら、啓発事業の企画や優先調達法推進に係る条件整備、授産品の販路拡大や魅力 的な商品づくりとPRの工夫を継続して支援していきたいと考えております。 以上、福祉施設から一般就労に向けての取り組みとなっております。 最後に、今回の資料には記載しておりませんが、第4期計画におきましては地域 生活支援拠点について計画期間内に整備するとしておりましたが、内容の具体化、 整備が進められておらず全国的にも整備されたところが少ないことから、第5期計 画でも成果目標として改めて記載しております。平成 32 年度末までの整備という 目標となっております。案件1でも申し上げましたが、現在、自立支援協議会で検 討を進めているところです。簡単ですが、説明は以上です。 どうもありがとうございます。 ただいまの説明の実績等につきまして、御意見、御質問がございましたらお願い いたします。 先ほどもお話が出ていました放課後等デイサービスについて、お尋ねさせてくだ さい。年々達成率が高まって数も増加しているようで、平成 30 年以降の計画にお いても、さらに人数が増えています。成人の障害だと、支援学校からの新規の卒業 生や、地域移行が進んで、これから利用するニーズがある背景があるので納得でき ますが、児童に関しては、これだけの数が増える見込みとなる背景としては、今在 宅でサービスに結びついてない子がたくさんおられるのでしょうか、理由を教えて いただけたらと思います。 放課後等デイサービスの計画の数字は、お配りしています計画冊子の 28 ページ に掲載しております。おっしゃっていただいたように、かなり利用実績数が伸びて おりますが、今後は同じペースの伸びではなく、一定落ちついて伸びていくものと 見込んでおります。具体的な数字を積み上げたものではありませんので、まだまだ 潜在的にニーズもあると見込んで、増加していく計画としております。 潜在的なそのニーズとしては、発達障害のお子さんが増えつつあることと、早期 に障害を発見するシステムが徐々に充実してきたことも一因かと思っております。 早期発見により、幼いときから療育を受ける機会を保護者も求めていますので、対 象となるお子さんが増加していると思われます。また、受け手となる放課後等デイ
A委員 B委員 サービスの事業所数も増え、内容も多種多様で、体操などの運動を取り入れたり、 お料理をするプログラムをされたり、勉強のようなことをされていたりと、様々な 内容に応じた選択ができるようになり、充実してきたことも要因にあると感じてお ります。 早期に発達障害だとわかって、サービス利用が潜在しているという話ですが、そ もそも子供の早期発見はどう活用されるべきかと私は思います。その子ども達に必 要な支援の方策を探るべき早期発見であって、例えば地域生活をしていくために、 こういった支援がありますではなく、むしろ今の早期発見は、割と集めること、固 めることに重点が置かれていて、さきほど話したように、集められて、電車に乗っ たことがない等、今後どこに預かってくれるのかというニーズに発展したことをど うニーズと評価するのか、やはりこれを議論しないとニーズありきでサービスが進 んでしまいます。それなら入所施設のニーズが高くなれば、施設をつくるのかとい う問題になり得てしまいますから、きっちり地域の分析も含めて、これは個人的意 見ですが、地域で関わる行動が減っていくと、そういうことを目指す子供も減って いくと思います。 今の子供は、例えば仕事にしようとか、地域と関わろうとする気持ちが薄くなっ ていると思います。それは当事者も障害がない子も含めてです。これについては、 真摯に福祉サービスから見た現状と、地域での教育、幼児療育の問題をどう見るか ということに戻っていかないと、結局下からいって結果こうなりましたという形と いうのは、地域としての望ましい形ではないと個人的には思います。やはり、共に 働いて共に生きるという場、地域とは何かということを模索できるような全体の仕 組みであるべきですし、そこに子供がどのように関わっていくのか、その子供が大 人になった時にどう関わっていくのかということをもう少し見通せるような取り 組みになればとよいと思います。恐らく、災害時は顕著に現れると思うのですが、 そういった子供が地域に住んでいても、認識されないという現象が起きてくると思 います。これらのことについては、なかなか福祉サービスで完結するのは難しいの ですが、やはり福祉サービスの増大になる背景は何かということを見据えないと、 大きな課題になってしまうと思います。 今のA委員の意見にも関係しますが、地域移行に関する成果目標の達成状況で は、目標が9人のところ、実績はマイナス7との報告を受けました。障害者計画と 障害福祉計画は区別されているのでしょうが、障害者計画の進捗状況での 32 ペー ジの病院、入所施設からの地域移行では達成に向けて進行継続中で‘○’となって いますが、障害福祉計画の数値を見るとマイナス7になっています。障害者計画の 進捗状況は全て‘◎’か‘○’で、‘△’はないのかと思っていましたが、この丸 というのは、評価が少し甘いのではないかと率直に思います。評価のことと合わせ て病院、施設からの地域移行の具体的な課題ということ、何が大きな壁になってい るのかについて、教えていただきたいというのが1点目です。2点目が、先ほどの
F委員 A委員の話にもありましたが、正直この数字を見ますと、例えば就労継続支援A型 の利用実績の達成率が 794%であったり、820%であったり、市町村によっては相当 ホームヘルプが充実しているか、施設支援が充実しているか、大きな差があります。 これはやはり事業者がニーズを一定、誘導していることが、この数字から見ても明 らかではないでしょうか。事業者連絡会の中でも様々な意見がありますが、やはり 利益率の高い事業が拡大しており、人材もその事業に流れています。計画を策定し てはいるものの、実際はその事業者がやりたい事業をして、その市場の論理に基づ いてやっていった結果になっていますので、そういった中で、地域移行の課題を考 えていく必要があります。もう1点は計画相談の達成率が低いことについて、私個 人的には別に悪いことではなく、むしろセルフプランを支持して評価しています。 これも事業者の中で様々な意見がありますが、一昨年、事業者連絡会で計画相談に ついてどう考えるかの研修、ディスカッションを実施しました。国の方向性は、介 護保険はケアマネが作成する計画に障害も合わせていこうとしているようですが、 本人、家族、あるいは身近な支援者がその人の生活を一番よく知っていますので、 セルフプランを障害特性に応じたものとして大切にしていくべきではないかと思 います。逆に言いますと、ドイツではケアマネの事業所は他の事業をしてはいけな い規定がありますが、日本はケアマネ事業だけではなく居宅等の事業も併設してい ますので、どうしても利益誘導、ケアマネがどんどんサービスを誘導しているので はないかという指摘がなされています。それを考えるとセルフプランは障害特性と して良いのではないかと、個人的な意見として表明しておきたいと思います。以上 です。 地域移行の話について、少し補足させていただきます。地域移行の件数は非常に 低い状態で、これは自立支援協議会、あるいは部会でもかなり議論をしており、検 討を続けている状態です。国のつくった地域移行の制度上の問題として、入院して いる方々が地域に移行する際に必要な支援と、国が組み立てた制度とのギャップの ようなものがかなりあるのが現実であると私たちは受けとめています。実際には、 地域移行の数字にあがってこないのですが、部会では訪問面接という形で入院され ている方々に支援しており、かなりの数の数字にはあがってこない地域に移行され ている方々がいらっしゃいます。国の制度では地域移行の期間は大体6カ月で退院 されることが原則で、1回に限って更新ができるとなっています。6カ月というの は、長期入院されている方々に対して、いろんな働きかけをして実際に動きをつく っていく期間としては非常に短く、限られた方以外には使えていません。今まで私 が関わった中でも、この制度利用して退院された方というのは本当に数件しかいま せん。他の方は国の制度を使わずに、実際に地域移行されています。地域移行の制 度の論議が十分にされていませんが、そういった問題があるということを知ってい ただきたいと思います。 次に放課後等デイサービスについて、やはり1つの制度がニーズをつくり、ニー ズが制度を変えていく、そういった流れがあり、どちらが良い悪いの問題ではあり
会長 事務局 ません。実際に放課後等デイサービスのような制度が創設されて、多くの子供さん が利用されることによって社会参加ができたり、子供さんたちの交流の機会が持た れるようになったりとメリットも多い反面、様々な方と出会う機会が、果たして保 障されているのだろうか、課題も含んでいると思います。 福祉サービスは、そのような両方の面がともにあり、その辺を実際に進めていく 上で、どのように考えていくかという部分は常に意識しておかねばなりません。行 政として、我々事業所として進めていくときに、一定の視点、立脚点のようなもの があればいいと思っております。そこを検討するのがこういった会議であると思う のですが、曖昧になっている部分が多々あると感じています。以上です。 今、3人の方から意見、御質問に対して、事務局として御感想または反論などが ありましたら、お願いいたします。 いろいろ御意見いただきましてありがとうございます。まず、地域移行の目標達 成度合が‘○’としていますが、障害福祉計画と整合性がとれていないということ について、確かに障害福祉計画では施設入所者数がマイナス7で、その数値は目標 値に全く達成していない状況の一方で、障害者計画での病院や入所施設からの地域 移行については‘○’となっています。F委員からも御発言があったように、病院 からの地域移行につきましては、市独自施策の委託事業に取り組んでいますので、 この数字にはあらわれていない地域移行の実績が一定あります。また、施設からの 地域移行については退所される方がいる反面、入所される方も多いため、結果的に はマイナス7人という数字になっております。入所施設者数の目標が達成できなか った要因は様々な側面はありますが、一つにはグループホームなどの地域の受け皿 の不足により、なかなか進みにくいところがございますので、グループホームにつ きましては、施設整備補助金や市で活用できる施策を活かしながら、率先してグル ープホームの設置を増やす取り組みを行っているところです。もう一つの要因とし て、国が地域移行の施策を創設する際、当初の考えに少し誤りがあったのではない かというご意見もありましたが、平成 24 年度に導入された計画相談のサービスで、 福祉サービスを使われる方のニーズを聞き取りながら、その方に合ったサービスの 利用が出来るようにと国では想定していたようですので、施設入所者もこの計画相 談を利用する中で、退所や地域での生活の意向があれば、その意向を計画相談に組 み入れながら、地域移行に向けた支援、サービスの提供という流れを考えていたよ うです。しかし、施設が遠方等で施設周辺の計画相談事業所が支援をする中で、援 護の実施市が直接的に関われず、本人のニーズ等を十分に酌み取った動きができて いないのが結果としてあらわれているとも感じます。地域移行に対する課題等は 様々ではありますが、一つ一つ解決するように、自立支援協議会等でも協力を得な がら検討してまいりたいと思っております。 次に、就労継続支援A型や放課後等デイサービス等、利益が多い事業所が増えて おり、利用者が事業者に誘導されているのではとの御発言について、やはり多様な
会長 C委員 会長 事務局 会長 形態の事業所が増えてきているのも事実でございますが、市としてはしっかりと相 談などに応じて、利用をされる方の主体性に立った支給決定を行っていきたいと考 えております。 ありがとうございます。他に御意見ございますでしょうか。 施設入所者数削減の問題ですが、やはり国の考える方向性自体に無理があるよう に感じます。削減するのであれば、その削減するための受け皿も合わせて考えるべ きだと思うのですが、グループホームは障害の重い方を受け入れられるような制度 になっていないのが今の状況です。日中支援型のグループホームもできましたが、 それで重度の人や高齢になられた方を受け入れられるかといいますと、本当に難し い現状があります。グループホームを実際につくる場合は、補助金はあるものの自 己資金がないと、新たに建てるというのはなかなか難しいところですので、裏づけ がないまま、入所者数を削減する施策はどうかと思っています。これは市に言って も仕方のない部分かもしれませんが、それが目標であるなら、きちんと受け皿づく りを考えないと、今の状態では難しいと思います。 他にいかがでしょうか。 本日は計画に対する実績値の推移について御説明いただきましたが、その数字を どのように受けとめるかは、委員の皆さまそれぞれの背景や考え方によって、随分 違うところがございます。社会福祉の理念、経済原理、制度設計の3つが混乱、複 雑化している中、その時々で解釈を変えているようにも捉えられるので、単に数字 だけを把握するのではなく、方向性を定めて進めなければならないと感じでいま す。 他に御意見ございますか。 なければ、その他につきまして、事務局からお願いいたします。 今年度、障害福祉専門分科会の開催は計画の進捗状況の御報告ということで、今 回1回のみの予定としております。昨年度は計画の作成がありましたので、何度か 開催しましたが、今年度は1回の予定となっております。また今後、引き続き計画 の着実な進捗に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上で す。 皆さんから追加でご意見等ございますでしょうか。 なければ、本日の平成 30 年度の社会福祉審議会、第1回障害福祉専門分科会を これにて閉会といたします。長時間、御苦労さまでございました。