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泡盛蒸留粕を利用した新規醗酵調味料の開発-応用編-: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title 泡盛蒸留粕を利用した新規醗酵調味料の開発−応用編− Author(s) 熱田, 和史; 洌鎌, あおい; 豊川, 哲也; 福地, 香; 鎌田, 靖弘;田村, 博三; 大城, 勤; 小林, 一三; 金内, 誠; 角田, 潔和; 小泉, 武夫 Citation 南方資源利用技術研究会 研究発表会・特別講演会(16):8-9 Issue Date 1999-12-04 URL http://hdl.handle.net/20.500.12001/15970 Rights 南方資源利用技術研究会

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泡 盛 蒸 留 粕 を 利 用 し た 新 規 醗 酵 調 味 料 の 開 発

一 応 用 編

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熱田和史 1 、測鎌あおい 1 、豊川哲也2 、福地 香2 、鎌田靖弘2 、田村博三Z 大 城 勤1 、小林一三3 、 金 内 誠3 、角田潔和3 、小泉武夫3 1忠孝酒造株式会社 2沖縄県工業技術センター開発研究部 3東京農業大学応用生物科学部醸造科学科 (目的) 泡盛製造過程で副産される蒸留残査は、沖縄県内では、従来大部分が家畜飼料として 養豚業者に引き取られ利用されてきた。しかしながら近年、泡盛製造量の増加に伴う蒸留 粕廃出量の増大と、養豚業者の後継者不足・設備合理化及び安価な市販の配合飼料の使用 に伴い、泡盛蒸留粕の需要は年々減少しつつある。そこで本研究では、蒸留粕の新規有効 利用法として泡盛蒸留粕を食料資源として捉え、新規の醸造用微生物を利用した高付加価 値発酵調味料の製造について検討した。 (方法) 泡盛蒸留粕は、すべて本社工場に副産したものを用いた。 供試菌株は先に風味特性等の条件でスクリーニングされた酵母菌、無印474酵母、ビー ル酵母及び糸状菌

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を用いた。 大量発酵試験は、蒸留粕

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リットルに副原料を加え、

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"Cで

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日開通風撹持して行 なった。 醗酵液の清澄化試験は遠心加速度、及びろ紙櫨過後の

500nm

における吸光度を測定する ことより行・なった。 酸度、アミノ酸度は国税庁所定分析法注解に従い、アミノ酸量は目立工機製

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型高 速アミノ酸分析計で行なった。クエン酸量の測定にはベーリンガーマンハイム社のFキッ トクエン酸法により酵素試薬を用いて行った。 製品の官能評価は

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名のパネラーにより行った。 (結果) 泡盛蒸留粕

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リットル、副原料として泡盛麹及び植物性蛋白質を

5%

0.5%

になるよ うに添加し、ビール酵母及び無印474酵母を用いてそれぞ、れ発酵試験を行った結果、ど ちらの酵母を用いた醗酵でも 48時間目までは酸度、アミノ酸度の変化はあまりなく、醗 酵液の香は甘い香りであった。

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時間目以降は酸度及びクエン酸量の減少傾向を示し、香 8

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-りについては、やや酵母臭のような異臭が感じられた。 次に副原料にショ糖を用いて大 量醗酵装置への通気量を 300L/min及び 150L/minでそれぞれ培養した結果、通気量 150L/min、72時間の培養で酸度、アミノ酸度の減少は見られず、クエン酸量も醗酵前に 比べて 1g/L未満の減少にとどまった。 糸状菌の醗酵試験では副原料として米を 5%になるように添加して、 30'C、で300L /minの通気撹枠により行った結果、発酵日数の経過と共に酸度の上昇がみられ、 10日 目では20 rruに達した。アミノ酸度は若干の減少にとどまった。官能的には強い酸味と 若干のカビ臭が感じられた。発酵液の遊離アミノ酸含量は、酵母培養液では発酵日数経過 に従い約 10%減少した。アミノ酸構成比ではアルギニンが最も多く 17%で、ついでア ラニンが14"'15%、グルタミン酸が8"'9%含まれていた。発酵前と発酵後における アミノ酸構成比もほとんど同じ構成比を占めていた。 醗酵液の清澄程度を調べた結果、酵母培養液及び糸状菌培養液とも遠心加速度が 12000g、 及び口径 0.45 μ mのメンフランフィルター漉過することにより培養液の清澄液が得られ た。本研究結果に基づいて、蒸留粕の醗酵液を素材としたノンオイルタイプのドレッシン グや浅漬けの素が調整された。

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