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「診察の方法」

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Academic year: 2021

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高等部

専攻科理療科第2学年

臨床医学総論学習指導案

指導者 ○○ ○○ 1 単 元 「診察の方法」 2 指導観 ○生徒観 高等部専攻科理療科第2学年に在籍する生徒は1名である。対象生徒Aは拡大読書 器を使用しながら学習しているが、あまり視認できていない。しかし授業では理解力、 記憶力をよく発揮し、高い学習意欲を示している。生徒Aの実態を以下に示す。 保有する視機能 学習に対する 興味・関心・態度 A ○疾患名 授業態度はまじめで、熱心 網膜色素変性症 に学習している。臨床医学総 (40 代) 論に対して興味・関心をもっ ○視力 ており、疑問に思う点は積極 右:指数弁 的に質問をする。学習内容に 左:手動弁 ついては、よく理解できてい 最大視認力: る。 60 ~ 70 cm離して 0.04 ○視野 両眼:5 度以内、外方と下方に 少し見える領域あり。 ○単元観 臨床医学総論は、西洋医学の立場からの正確な診断法や治療法についての知識を学 習することにより、理療の専門性を一層高め、東洋医学的知識と総合して、理療施術 を適切に行えるようにすることが不可欠である。 本単元の主なねらいは、解剖学や生理学の知識を応用して、西洋医学の領域である 診察の方法、臨床検査法、臨床心理等を学習し、また、あん摩マッサージ指圧師、は り師、きゅう師が鑑別診断を行う上で重要となる整形外科的検査法等を理解、実践で きるようにすることにある。 ○指導観 指導に際しては、生徒の実態や科目の特性を考慮し、より個に応じた指導ができる ように以下の点に留意する。 (ア)授業の始めと終わりに学習の要点を復習することにより、習熟度の確認をし、 学習の反復による記憶の定着を図る。 (イ)専門用語やあまりなじみのない漢字について確認・説明する。 (ウ)他の科目との関連性に対して興味・関心が高まるよう、臨床に関する内容にも 触れつつ授業を進める。

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(エ)大単元の区切りでは、全体を復習した後、その単元から出題された問題を演習 し、習熟度を確認するとともに、応用力を身に付けさせる。 (オ)拡大読書器の使用にあたっては、見やすい利用環境に留意する。 (カ)臨床実習に活用できる検査法等は、実践させて理解を深める。 3 目 標 ○知識面 診察法においては、症状の原因及び病態生理と鑑別診断を、また、現代医学で行わ れている治療の種類とその内容及び適用について理解できる。 ○意欲・態度面 医療に携わるものとしての自覚を持ち、積極的に学習する意欲と態度を養うことが できる。 4 指導計画(全47時間) 第1次 医療面接(問診) ……… 3時間 第2次 視診 ……… 7時間 第3次 打診 ……… 3時間 第4次 聴診 ……… 4時間 第5次 触診 ……… 6時間 第6次 測定法 ……… 7時間 第7次 神経系の診察 ……… 8時間 第8次 その他の身体機能の診察法 ……… 9時間(本時は5/9) 5 本 時 平成○○年○○月○日(○曜日) 第○校時 第1実習室 (1)本時指導の考え方 本時は、指導計画の第8次である、その他の身体機能の診察法の5/9にあたる。 整形外科的検査法の方法とその検査により陽性となった場合に考えられる疾患や障 害部位を理解させたい。 (2)本時の目標 ○知識面 頚肩腕痛の整形外科的検査法の方法を実際に行わせることにより、臨床実習で対 象となる患者に使用することができ、また、神経根の障害と胸郭出口症候群との鑑 別ができる。 ○意欲・態度面 学習の内容に興味をもち、積極的に授業に参加する態度を養う。

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(3)指導過程 配時 学習活動・内容 指導上の留意点 教材教具 10 分 1 前時までの学習内容を ・前時の内容である頚肩腕痛の検査法 想起する。 の中から、本時の内容と関連の深い ものについて発問する。(ア) 30 分 2 頚肩腕痛に対する整形 ・専門用語について、的確に説明がで 脊柱模型 外科的検査法について学 きるよう注意する。(イ) 習・実践する。 ・検査法により陽性となった場合の治 〇ジャクソンテスト、ス 療点に触れ、興味・関心を高める。 パーリングテスト、イ (ウ) ートンテストについて ・整形外科的検査法を実践させ、理解 の説明を受け、実践す を深める。(カ) る。 ・脊柱模型を使用し、的確に説明がで 〇アドソンテスト、モー きるように注意する。 レイテスト、ライトテ ストについての説明を 受け、実践する。 10 分 ・本時の内容につき、発問の形で要点 3 本時の内容につき、理 をまとめるとともに、習熟度を確認 解できているか確認す する。(ア) る。 ・次回の予告をする。 (4)評価 ア 生徒の学習から ・ 頚肩腕痛に対する整形外科的検査法について想起することができたか。 ・ 頚肩腕痛に対する整形外科的検査法で、神経根の障害を判定する検査法と 胸郭出口症候群を判定する検査法とを区別して理解できたか。 ・ 神経根の障害を判定する検査法で、椎間孔を圧迫して検査するものと神経 を伸展させて検査するものを区別して理解できたか。 ・ 胸郭出口症候群を判定する検査法で、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転 症候群、頚肋の検査法を区別して理解できたか。 ・ 疑問点を質問するなど授業に積極的に参加することができたか。 イ 指導の手だて等から ・ 生徒の習熟度等に応じて、発問の内容を工夫することができたか。 ・ 専門用語や漢字の説明が的確であったか。 ・ 頚肩腕痛に対する整形外科的検査法について、実践させることにより注意 事項や検査方法等を分かりやすく説明できたか。 ・ 生徒が学習内容に興味をもち、生き生きと活動する授業であったか。

参照

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