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第5回安曇地域協議会会議録

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(1)

平 成18年 度 第 5 回 安 曇 地 域 協 議 会 会 議 録(要旨)

開催日時:平成19年1月19日(金)

午後1時30分から4時38分

場 所:安曇支所2階201会議室 出 席 者

(委員15名)

加藤会長、上条副会長、相澤、大野、小澤、

上条(明)、奥原、川上、加藤、斉藤(志)、

斉藤(正)、藤澤、筒木、忠地、良波の各委員

(中途退席1名)

(市関係者)

高山支所長、上条市民環境、小池健康福祉、

有馬観光商工、奥原建設農林、大野教育、

中平総務の各課長

斉藤総務、岩間健康福祉係長、秋山主任

本庁から赤羽指導室長(教育委員会)

1 開 会 総務課長

2 あいさつ

加藤自治区長

委員の皆様におかれましては健やかに新年をお迎えしたこととお慶び申しあげます。

本日は、第5回の協議会を開催しましたところ、全員のご出席を賜り感謝申しあげます。

12日に市役所で自治区長会があり、急遽上条副会長にお願いしてご出席を頂きました。

その時の議題は、12月定例議会の報告、新年度予算等の議題でありました。それらについては後

ほど報告させていただくことになっておりますのでお願いします。

新聞で、既にご案内のとおり、大野川小学校が複式学級になるということで、今日は、教育委員

会の赤羽指導室長さんにお出でいただいております。

本日はよろしくお願いします。

3 議 事

総務 課長:早速議事に入ります。進行を会長にお願いします。

議 長:議事に入ります。最初に報告事項の「ウ」の複式学級への対応について、これから始

めます。

教育 課長:複式学級への対応についての部長会議資料で説明

・19年度の学級編成で複式学級が発生する見込みである事から、複式学級への基本的

な対応について報告するものです。

(2)

・複式学級は、平成23年まで続きます。また、大野川中学校は24・25年度が複式

学級になります。

・四賀の五常小学校は平成22年に対象となる予定です。

・国の学級編成の基準は、二つの学年を合わせた児童数が16人までは1クラス。県は

8人までが1クラスということになっています。

今回は、県の基準を下回るため、複式学級になるものです。

・複式学級の問題点は、1名の教員が複数学年を同時に指導するため、1時間を通して

指導が出来ません。

・集中力の持続、教師の追究時間の確保、発達段階に応じた指導が困難になること、及

び学習展開に制約を受けたり等があります。

・基本的な対応は、原則として市雇用の嘱託職員を配置し、チームティーチングによる

共同授業を展開します。中学校については時間があるので今後検討します。

・19年度当初予算で人件費を要求しています。職員待遇は、学力向上推進教員と同様

とします。

・現在、国の基準を満たしていないが、県の基準で複式化が防がれている学校は5校8

学級あります。

議 長:赤羽先生から何かございますか。

指導 室長:疑問があればお答えします。

議 長:説明が終わりました。何かご質問等ございますか。

A 委 員:国の基準では複式学級で、県の基準では、とあるが、県の基準とは何か。

指導 室長:資料の2番目、括弧2にある学級編成の基準が国の基準で、二つの学年を合わせて児

童数が16人までが一クラス編成です。県の基準では二つの学年を合わせて児童数が8

人までで一クラス編成で、9人いれば二つのクラスになります。

公立義務教育小学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律に基づき、長野県

は、この基準を運用しています。

A 委 員:二つ合わせてと言うのは1年と2年か。

指導 室長:そのとおりです。

A 委 員:2年と3年ということではないですね。

指導 室長:はい。転入がない限り毎年複式になります。

A 委 員:将来予測の児童数があるが、安曇小学校の児童予測は分かるか。

教育 課長:安曇小学校は、来年度入学児は9名、20年5名、21年7名、22年7名、23年

5名、24年12名です。数字は5月1日現在です。

A 委 員:ぎりぎりということか。安曇だけの人数か。

教育 課長:安曇だけです。安曇は当面大丈夫です。

B 委 員:もし転入者があった場合は、複式はやめになるか。

指導 室長:年度途中では元に戻しません。次ぎの年から解消されます。

B 委 員:途中では戻らないということか。

指導 室長:5月1日を以って文部科学省の方も決定しています。

C 委 員:お願いを聞いて欲しい。

(3)

先生方の資質が問われているのに、チャンとした先生がお願いできるかが心配になる。

優秀な先生を配置して欲しい。これが、地元の切なるお願いです。

議 長:他に。

D 委 員:16日の新聞でこういうことが出てきて驚いている。

残念な結果だが、結果は真摯に受け止めていかなければならない。

問題は、1年と2年では違う。同じ数学なら数学、国語なら国語でも、次元が違う。

その辺の授業の兼ね合い、他の教科は出来るとしても数学は特に困ると思う。そういう

事の対応はどうなるのか。

中学は、時間があるから先送りということだが、将来的にどう対応するかを真剣に考

えているのか。

指導 室長:複式というのは、一つの教室に前と後ろに黒板があり、1年生はこちらを向いて、2

年生は反対を向き、それを一人の先生が担当します。

先生は1年生を見ている時は、2年生はドリル、一年生に問題などをやらせて、その

間に2年生の方に行く。この繰り返しで、一つの教室の中で、1年2年の間を行ったり

来たりします。

複式学級は、国の法律で決められていることで、解消できないが、今回は、実質、も

う1人先生を入れてそれを解消しようというものです。体育や音楽のように、複数でや

った方が効果のあるもの、算数や国語等、別々の方がいいもの、科目によって違いがあ

ります。別々の方がいい教科は、一人ひとりの先生が、それぞれの所を見ます。そうい

う形で考えています。

嘱託の先生の要望がありましたが、なかなか希望通りの先生が見つからない事もあり

ます。そういう場合も含めて、校長先生、教頭先生を始めとして、ベテランの先生が、

研修をし、対応する事になるかと思います。

中学で、現在長野県内で複式をやっている所はございません。複式になるような所は、

統合したり、市町村の場合は組合立を作って、人数を確保し、対応しているのが長野県

内の状況です。

会 長:ありがとうございました。

E 委 員:複式学級に対して、市の方でやっていただけることはありがたい事。

複式学級はどんな体制でやるのか、どの様に実際に運営されるのかなど非常に不安が

ある。早めに父兄の皆さんに説明の機会を持っていただきたい。

指導 室長:来入児の保護者の方、現1年生の保護者の方も大変不安に思っていると思いますので、

PTAの役員の方にも来て頂いて、早い時期にやりたいと思っています。学校とは相談し

ています。

副 会 長:嘱託というのは結構だが、市町村が独自に常勤の先生を頼めば複式を解消できる。他

でやっている例があるようだが、この会議の中で、このような話はなかったのか。

指導 室長:長野市は特申請をし、一つの学校で複式解消をしているようです。特申請をする場合

は、統合して、なお且つ複式が出てしまうという場合に、文科省は認めているようです

が、自然減による複式になった場合は、文科省から許可になってこないという現実があ

ります。

(4)

これは報告という事で、市の方も一人就けてくれるということで、お願いもしました

ので、こんな纏めでよろしいでしょうか。

<異議なしの声あり>

ありがとうございました。

議 長:次に、1番の協議事項の「ア」、地域協議会の次期委員の選任について、これを議題

とします。

総務 課長:会議資料の説明

趣旨は、本年3月31日を以って任期満了となる地域協議会委員の次期委員の選任方

法について協議をお願いするものです。

・現在の委員の人数、任期、委員構成の説明

・協議会の位置付けの説明

・松本市の委員選任の基本方針説明

ア 3割以上を目標に公募を実施

イ 女性委員の割合を4割以上

ウ 役職・年齢に捉われず、多種多様の分野からの委員構成

・安曇地区の基本的な考えを説明(市の方針に沿って選任する。)

・委員の構成:学識2名、団体等代表9名、公募4名(男女各2名、2月1日∼20日

まで募集)

・団体等の代表者選出方法及び公募方法等説明(公募に関する地区内回覧チラシ添付)

・今後の予定

議 長:説明が終わりました。ご質問のある方。

委員の選任については前回も話題になっており、町会長さんを全員入れていただいた

ら、という意見がありました。

市の選出の方法では、支所長が地域関係者、各団体等の意見を聞いて、案を持って三

役と協議して決定します。

支所長に色々と情報が入るようにしていただきたい。

A 委 員:3月末までに、新役員が決まる町会もあるし、4月にならないと決まらない町会もあ

る。仮に、町会長が入ると決まった場合は、町会長が決まらない所は、町会代表という

ことで配慮をしてもらいたい。

(委員間で各町会の改選時期の話しがされる。)

F 委 員:そういう配慮は必要だ。

支 所 長:学識経験者等の個人の方は3月までに決まりますが、団体の代表の方は、団体の代表

のポストは決めておいて、選出された後の、初めての地域協会を開催する時に、4月1

日に遡って辞令交付したいと思っています。

議 長:どうでしょう。

G 委 員:委員構成で、学識経験者を議会経験者としてあるが、固定するような選び方はおかし

い。学識経験者は広く地区内から選ぶべきだ。

総務 課長:分かりやすくするための表現で、それに拘って選出するものではありません。

議 長:よろしいでしょうか。

(5)

安曇は地域が分散しているので、地域バランスや福祉、観光商工、経済等の事業分野別

等に配慮しながら人選を検討したいので、ご意見ご要望があればお聴きしたいのでよろ

しくお願いします。

議 長:よろしいですか。そのような事で進めていただきます。

次期地域協議会委員の選任については、新しく公募委員を取り入れますが、元気のい

い人が応募するように皆さんからも応援をお願いします。

次に、協議事項の「イ」にまいります。銀山荘のあり方についてお願いします。

健康福祉課長:前回も概要説明という事で説明させていただきました。今回、改めて皆さんのご意

見をお聴きするものです。

現時点では支所、本庁も銀山荘をどうすべきか、という考えは持っていませんが、議

会筋からもご指摘があり、頂いたご意見は、今後のあり方を検討する際に活かしたい。

今後、新たな委員さんの意見を聞きながら19年度中には一定の方向出していきます。

議 長:最近の営業状況はどうか。

健康福祉課長:配布資料の「利用及び決算状況」の項を説明

・17年度の全体の利用状況及び決算額

利用者9,769人、収入1千1百43万円、経費2千4百39万8千円で1千2百96 万8千円を一般財源で補填しています。

・地区内者利用状況及び地区外者利用状況並びに宿泊者、日帰り者数

合併により、市内の利用者が、宿泊、日帰りとも増えています。

・12月累計の対前年比

18年度は宿泊者で約47%の増、日帰りでは約7%の減、全体では8.4%の増と

なっており、収入も40.7%増となっています。

議 長:次へ、方向を定めていかなければいけないので、今日は皆さんが持っている評価等を

出していただき、方向を探るのもいいのではないかと思います。

C 委 員:議会の指摘と言うが、議会とすれば何が問題なのか、松本市としては何が問題なのか

教えて欲しい。この問題は、村の時代にずっと議論してきたこと。

造った当時から福祉施設ですと書いてある。福祉施設だとすれば持ち出しは当たり前

で、これ以上出せないと市が思えば止めればいい。

議 長:議会で何が問題なのか事務局でどうでしょう。

健康福祉課長:総務委員会と決算委員会で、今後どうするかということで、突っ込んだ内容までに

は至りませんでした。

また、指定管理者制度があり、直営施設については、指定管理者制度導入と直営の棲

み分け、更に、収支では1千万からの一般財源を投入しており、議会筋はそういうとこ

ろを暗に指摘しています。

C 委 員:暗じゃ困る。はっきり言ってもらわなくては我々としては困る。

市で改めて検討するから、地元へ行って聞いて来いということであれば、先ず地元の組

合や住んでいる人の意見を聞き、次に安曇地区ではどうかということになる。

そんな曖昧な、無責任な事があるのか。

議 長:その辺で。

(6)

純で、議会側もこうしろという事でなく、理事者に対してどうあるべきか、ということ

を求めている段階です。

市とて、このまま漫然と同じ状態を続けていく訳にいきません。税金を投入してやっ

ていくなら、そのような位置付けが必要です。

銀山荘は福祉という面と宿泊という、一般の人を泊めて通常の宿泊観光的な要素と二

つの要素があります。

福祉という要素で税金を使う事はいいが、市民或いは地元の皆さんが利用することに

よって、福祉に貢献できるのは、多分金額に換算すれば4、5百万円位で、現状は1千

万前後の赤字になっています。

もう一つは、支出を抑える面から、行政の直営だと一定の固定経費が掛っています。

そういう経費を圧縮し、市が直営でやるか、民間の人に委ねて指定管理をするのがいい

か、二つの選択肢で検討を考えています。

今後、直接関係している大野川の皆さん、町会とか両組合を通じてお聴きしたいと思

っています。

F 委 員:議会は、逆だったら何も出ない。

老人福祉という目的であれば多少の赤字になっても、山間へき地には必要な施設。

一般の観光客を泊めているが、本当に老人福祉のためだとすれば、松本市がそういう

考え方ならそうすればいい。

山の方からマッサージに行っている人が相当数いる。そういう福祉の面ばかりでなく

て、マッサージ師も置くような福祉施設にしていただきたいと考えている。

議 長:村の時代も議論してきたというのは、福祉施設にしても何千万も注ぎ込んでやる価値

があるか、荷物にならないようにやれというような二色の意見だった。

市の時代になって、職員が議会で質疑を受けた時に、自分たちが答えられる材料を集

めておかなければいけないし、今後どうするか、企画していくのに、皆さんの意見を色々

聞いておいて方向を見出したという考えもあります。

委員夫々の御意見をお持ちではないかと思いますので、それを聞かせていただきたい。

はい、どうぞ。

副 会 長:銀山荘の位置付けが、老人福祉施設であることは分かっているが、老人福祉施設に使

うのか、旅館業等の営業を視野に入れた中での位置付けなのか、ここではっきりすれば

方向性が出てくる。

この会議も大事だが、地元の人達がどのように思っているかということは気になる。

総体的に見させてもらうと、当然、これだけ赤字だと止めた方がいいということにな

る。地域に気兼ねしながら誘客をしているのであれば、商売をやる気が無いというよう

に映る。少し商売気を出してやるならいいが、もう一度再確認した中で見ていく必要が

あるのではないか。

乗鞍は、正月営業の中で、実際にその地域の人達が、お客さんがゼロという旅館もあ

ったとお聴きする。スキー人口はいい時の4分の1になっている。

現状で、施設を営業したとき、果たして地域の人達も必要な物であるのかどうか。決

算からすると、それ程影響力はないにしても、どういうものかという気がする。

(7)

の意見も聞いてもらえればいいのではないか。

G 委 員:地元、地元ということで乗鞍地域のことを言っているが、銀山荘は、安曇地域の立派

な施設である。当然存続であれ廃止であれ、地域の意見を広く聞くべきだ。

個人的には老人福祉施設として、これからも引き続き、経営体系が変わっても残して

おくべきと考えます。

施設が赤字だということは、老人福祉施設であれば、ある程度のものは一般会計から

補填しなければいけない。維持費等は新しくても古くても、当然掛るもの。

この施設は安曇地区だけでなく、松本の施設であるから、一部の意見を流用されて判

断されて困る。

E 委 員:私も同感です。

H 委 員:松本市は20万都市です。市民に広く利用してもらうような方策を採れば、収益も変

わってくる。そういうことをしないで、削る方ばかり先に行っている。

利用者がどういう所か、利用者はどういう事を望んでいるかリサーチして、どうした

ら利用し易くなるか等を研究してもらいたい。

補修の費用が毎年掛かっているが、民間だったら経費を削減するために色々な知恵を

働かせている。

E 委 員:松本市で広くやった場合に、これだけ安い値段でやったら、皆そっちの方へ行ってし

まって、地元の旅館業者は、考えると思います。

PR の仕方を上手くやらないと地元の業者の方に迷惑がかかるということが問題だと

思います。

福祉施設としてだけではなく、昔からあったように老人いこいの家ということで存続

していただきたい。

C 委 員:敢えて申しあげます。税金を投入して造った建物です。

建設時には地元の御商売をする皆さんから、反対の声が沢山ある中でスタートした筈

です。

段々利用が増えてきて、同業の商売をされている方に、どう影響を与えるかというこ

とを考えたうえで決めないと、バブルの頃は、夫々が良かったので、そういう意見が消

えてしまったが、大不況になって、改めて考えてみろという事なので、改めて考えるな

ら、もう一度原点に返って考えた方が、今後のためにはいいのではないか。

議 長:他に発言は。

今日は、何かを決めるという訳にはいかないので、担当係が次の対応に向けて参考に

していただければ、と思っておりますのでよろしくお願いします。

この際ですから、他に付け足すような御意見はありますか。よろしいでしょうか。

A 委 員:市も赤字覚悟で施設を運営しているものもある。億という赤字が出るならしょうがな

いが、老人福祉施設で、他の地区にはないだけに、一定の支出はやむを得ないという前

提で続けて行って貰いたい。

I 委 員:老人福祉施設として続けていただきたい。管理運営についても指定管理者制度を導入

すると難しいので、直営でお願いしたい。

大勢の人達が利用すれば乗鞍の魅力を見つけて、他の民宿とかに泊まる人もでてくる

(8)

話は変わるが、乗鞍開発ということの中で、乗鞍地区だけは100円バスを適用して

もらえば一番いいのではないかと思う。高齢者の方々が100円で行ける、松本の方は

200円で行ける。松本の人達も適用してもらえる方向に持っていけば、乗鞍全体が良

くなっていく気がする。

議 長:ありがとうございました。

はい。

J 委 員:資料の問題点の中に、「地元の旅館業と競合する。民間施設に配慮し・・・」とある

が、銀山荘も旅館組合の一員として一緒にやっている。

これが基の問題になっているかというと、表立って出てきていない。

現行の市の施設として、市民の人に利用してもらえばいいと思う。

今年、廃業した施設が2件、休業した施設が1,2件、こうした施設が段々無くなっ

てくるのは地域としても寂しい印象がある。今体制で何とか維持をして、施設として残

して欲しい。

議 長:沢山いただきました。事務局で大変参考になると思います。

今後、次期委員の皆さんからも詰めてもらうという事でお願いします。

よろしいでしょうか。ありがとうございました。

議 長:それでは報告事項へ入ります。

平成19年度当初予算の要求状況についてお願いします。

総務 課長:平成19年度要所予算要求状況について説明。当日配布資料等の確認。

要求概要は、現在部長査定中であり、今後、数字が変更となる可能性があります。

また、全体の編成方針で、経常経費についてはシーリング枠が設けられ、一般事務費

等は厳しいものになっております。

・19年度の支所全体は、5億7千8百97万円、18年度当初比1億6千5百11万

7千円の減額

・特別会計分は、1億1千9百81万円、前年度比3百49万円の減額

金額は、安曇支所各課が直接要求したもので、本庁各課が安曇地域分として要求して

いるものは含まれません。

各課別に説明をします。最初に総務課から説明します。

・総務課の要求総額は5千2百53万9千円、前年当初比1億7千6百67万2千円の

減額

・減額内容は、情報化推進費の安曇地域CATV事業負担金1億7千5百万円が事業完了

により減となったものです。

なお、上高地つきましては、19年度は調査、計画の年次で、20年度に工事を予定

しており、20年度に工事費が出てきます。

・姉妹都市友好費が3百90万円の減額

中学生のスイス派遣事業が3年毎ということで減額になっています。

以上です。

市民環境課長:比較的大きな変動があるものを説明します。

・塵芥埋め立て処理費は、1千4百66万3千円、前年度比4百44万4千円の増額こ

(9)

・浸出液施設費は、百86万9千円、前年比3百32万1千円の減減額

これは、塵芥埋め立て処理費(最終処分場機器類修繕料)へ組み換えによる減額です。

・町会費は昨年同様9百95万円、町会の防犯灯の電気料の補助金は73万2千円で変

わりありません。

・本庁要求分では、清掃費で8百40万円となっており、19年度からの資源物収集を

2ヶ月に1回ということで改善されました。

・保健衛生費で合併浄化槽(5人から51人槽)の補助金1千6百70万円となってい

ます。

以上です。

健康福祉課長:続きまして、健康福祉課です。

・支所の要求額は、6千2百31万1千円、18年度当初比2百90万3千円の増額

主なものは、沢渡の集いの家のトイレが水洗化改修で3百万ほど増額、生き生き生

活支援事業の委託化に伴う51万1千の増額で、直営から社協へ委託するものです。

各支所共通です。

・保健衛生費は、照明の充実等で34万円の増額

・その他の事業については昨年と同様です。

・本庁の直接要求分は、民生費の福祉ひろば運営費で、備品、委託料です。

・医務課所管の診療所費は、診療所の運営費として昨年並みの3千百万円程です。

以上です。

観光商工課長:観光商工課、6、7頁です。

・19年度要求額は、1億3千4百76万2千円、前年比2千2百69万7千円の減

・主な減額内容は、観光宣伝事業費の広告料で1千百85万円が3百万円となり、

約9百万円減額

減額分は、広告宣伝のあり方について本庁観光温泉課と協議をした結果、安曇地域で

必要な分(3百万円)を残し、松本市、安曇、四賀、梓、奈川の全ての地域を含む、

市全体で宣伝効果を上げるため、本庁へ統合したものです。

・西山地域観光施設事業が、2百54万7千円減額

これは、白骨地区の公共野天風呂の委託料で、18年度の実績から2百万円程の減額

です。

・繰り出し金は、1千2百1万円減額

これは、乗鞍観光施設事業特別会計が18年度当初比7百万円程減額で、19年度か

ら「ゆけむり館」と「いがやレクレーションランド」が指定管理者制度に移行するの

に伴う減額です。

・1千8百80万円は、職員2人分の人件費

・乗鞍観光施設事業の「ゆけむり館」と「いがやレクレーションランド」は、利用料金

制で、市からの委託料等はありません。

・いがやスキー場特別会計は、指定管理者制度に移行していますが、利用料金制度では

ないので、収益に市費を加えて指定管理者に支払います。その一般会計の繰り出し金

(10)

・上高地観光施設事業会計繰り出し金は、上高地食堂の起債の実施分を一般会計から繰

り出すものです。

・本庁要求分は、観光宣伝費8百36万円で、支所からの組み換え分です。

・乗鞍・奈川高原地域再生事業は、7百万円で、スキー場再生調査、乗鞍高原周辺整備

実施設計の委託料です。

・沢渡駐車場トイレの実施設計委託料は3百74万円です。

・工事費2千百万円は、既設の乗鞍サイクリングロードの整備費で、年次計画で実施す

るものです。

再生事業全体の方向性はこれからですが、出来る事から着手するものです。

以上でございます。

建設農林課長:続きまして建設農林課所管予算を説明します。

建設農林課分は、本庁要求分は特別会計を除き、ありません。

・全体では、前年比3千3百万程の増額

・農業費の農業総務費は前年比1千百89万3千円の減額

風穴の里のトイレ増設工事費の減額分と、19年度の番所の加工施設のトイレ改修工

事費2千7百59万8千円の増額分の差額が主なものです。

・林業費は、2千4百39万程増額

これは、スーパー林道B線の舗装改修450M程分です。

・土木費は、前年比1千9百31万6千円増額

大野川小中学校の裏側の市道大野川33号線の道路改良で千3百万増額、道路橋梁費

の除雪基地改修工事等で6百31万6千円の増額となっているものです。

・商工費では、沢渡の駐車場整備で25万9千円増額

・沢渡駐車場管理委託料1千5百万75万が記載漏れです。

・簡易水道は前年並みです。

・予算折衝中、或いは国の、県の方針が決まっていない段階で、前樽沢関係の水源の復

旧工事費約1千2百万が今後計上される予定です。

・農業集落配水ほぼ前年並みです。

・上高地下水道事業は、本庁の要求分で、汚泥の脱水装置の工事費5千2百万です。

・工事は、19年度、20年度に計画されています。

以上です。

教育 課長:教育課は、学校、公民館、文化財、博物館等多岐に亘っていますので、本庁の経常分

と支所分の数字を合わせてお示ししてあります。

・19年度予算額は、大野川小学校の複式学級の人件費3百9万円が漏れていますので、

これを加えた額は、1億2千45万8千円で、20万8千円の増額です。

・教職員住宅管理費は百21万1千円減額

大野川教員住宅の風呂の追い炊き工事及び大野川小中学校の屋根の塗装工事が完了し

たのに伴う減額です。

・小学校費の学校管理費は百99万9千円減額

小中併設校であることから中学校費の消耗品費に統合したこと、3年毎実施事業委託

(11)

・遠距離児童通学費は昨年比4百4万7千円増額

スクールバスは保育課から所管替えになり、スクールタクシーは冬季間の沢渡の子

供達の通学用で、朝1便、夕方2便を予定しています。

・中学校費の学校管理費38万7千円減額

シーリングによる減額です。

・授業用校用備品充実整備費は、理科備品購入が本庁に統合され、50万円の減額

・社会教育事務費は91万8千円減額

生涯学習推進費へ組み替えによるものです。

・ふれあいパーク乗鞍管理運営費は45万9千円減額

図書コーナー設置事業が完了したため減額となったものです。

・公民館費の単独学級講座事業費は、婦人学級の補助金が18年度で打ち切りとなるも

のです。

・町内公民館の振興事業費は、ほぼ昨年と同額です。

・体育振興費は15万円の減額

体育協会の補助金が毎年25%減額されるものです。

以上でございます。

議 長:19年度の予算要求について説明がありました。ここで暫時休憩します。

(15分間の休憩)

議 長:会議を再開します。

C委員が、用務のため退席しました。

先程の予算要求の状況について質問がありましたらお願いします。

G 委 員:13ページの小学校の人権推進費で「あけぼの」購入費が無くっているがどういうこ

とか。

教育 課長:本庁一括になりました。

G 委 員:中学校の方は。

教育 課長:中学校の方は個別のままです。

議 長:地域の要望を出来るだけ予算に反映するため、本庁へ行って支所長以下、課長が頑張

って積み上げてきていただいた。こんな形で出来上がってきましたのでよろしくお願い

したいと思います。

支 所 長:今、課別に説明しましたが、総括的には、19年度は、工事関係、設備投資関係が減

りました。

19年度は翌年度の準備関係の経費が幾つかあり、上高地のCATV導入、沢渡の駐車

場のトイレ、稲核の基幹集落センター等は翌年度以降工事を予定しています。

乗鞍再生関係では、環境省の計画と整合を図りながら、環境省で整備するエリアと路

線、それと市が整備するエリアと路線を整理し、出来た時点で、次年度以降の遊歩道と

かトイレの整備等の事業計画を組みたいと考えています。

従って、設計関係、計画関係の費用が来年の目出しで、翌年度に事業費が、今年度よ

(12)

全体ではそういう特徴があります。

F 委 員:サイクリングロードで、いがやから一の瀬へ行く所で、車道を上げた為に途切れて分

からない部分が200m近くある。これを早めに繋げてもらいたい。

自転車で散策する人もおり、間違えて下へ行ってしまうことがある。繋ながれば循環

できる。

支 所 長:回遊性上も必要だと思うので、実際の工事の中で考慮したい。

観光商工で説明した観光宣伝費は、市で持っている予算、合併4地区で持っている予

算を抱き合わせて、松本市全体として宣伝をしていこうということで、3百万円を支所

に残し、それ以外は本庁へ集約しました。

松本市として宣伝するとしても、具体的な計画はありませんが、一つは、松本を中心

とした旧松本平とか周辺の皆さんにもっとPRできないか、もう一つは、県外の首都圏

等に規模の大きい宣伝をしたいという二つです。

これまでの県内を中心としたテレビ局とか放送、東海、関東周辺の雑誌等、小額のス

ポット的な宣伝を、バラバラやるのを止めて、体系的に出来ないか、もう一つは観光客

が来てくれる人口密集地帯で大きな宣伝が打てないかという事の発想で取込もうと思っ

ています。

イベントをやる前にPRしてお客様に来て頂く、そういう発想をしたいというのが市

全体の考え方です。

E 委 員:健康福祉課の所で、衛生費の保健指導費がずっとマイナスになっているが、病気にな

る前の健診とか、健康教室等が必要だと思いうが、減っているは松本市との関係か。

健康福祉課長:乳幼児健診、予防接種等の受診人数が減っており、この実績に基づく減です。

従って、検診人数が増えれば、予算も増えます。

議 長:よろしいですか。はい。

A 委 員:老人いこいの家の運営費、2千4百万円位出しているが、経費の1/2が一般財源から

補填されていると言うが、経費の1/2はどの位の金額になるか。

健康福祉課長:収入で予測しており、今年度と同額の1千4百50万円の利用料収入を見込んでお

り、概ね一般会計からの持ち出しは1千万円くらいになると考えています。

A 委 員:単純に1千万円位が一般会計から補填されているという事か。

健康福祉課長:はい。

A 委 員:多いか少ないかという事だが、私個人はこの程度ならいいのではないかと思う。

もう一点、安曇商工会補助金、19年度要求3百60万円があるが、4月1日から商

工会議所に合併する方向らしいが、県の補助金等は、まだ安曇村商工会として出るのか。

支 所 長:商工会は合併する事になります。商工会の補助金は、県の補助に市の補助を上乗せし

て出しています。

市は、県が保証されれば従来どおりのものを、5年間保証し、その間に統合して緩や

かに経費等を一体化していきます。

基本的には、市からの支援は、合併前の状態で継続するということです。

商工会そのものは商工会議所との兼ね合いの中で、体制の見直しが行なわれますが、

ここには商工会議所の安曇支所が設置され、サービスは基本的に継続されると聞いてい

(13)

A 委 員:これは市から安曇村商工会へ行くお金か。安曇村商工会はなくなるわけですね。

商工会議所から人件費とか、経費は支所(商工会議所安曇支所)との関係になのか。

支 所 長:なくなります。

A 委 員:段階的に県からの補助金もなくなるということですね。

支 所 長:なくなります。

議 長:はい。

B 委 員:大体予算的には問題はないと思いますが、職員は、大体今年と同じか。19年度の予

算の中で何かあるのか。

総務 課長:前回の協議会で、総務部長の説明では4人減になる。ただし、嘱託職員を増やすとい

うことで、現段階ではその通りになると思っています。

議 長:よろしいですか。はい。

I 委 員:この中に町内公民館振興事業費(補助金)があるが、1月1日の島々地区町会の際、

公民館長から、来年から全部なくなるという話があった。

公民館の予算が全部なくなってしまうと町会の編成にも関係あるので、20年度から

全部なくなってしまうのか。

教育 課長:合併調整事項では、当面の間その差額について補填する事になっています。当面の間

は、原則3年で、やむを得ない場合は5年という事です。

公民館費の場合には、やむを得ない理由付けが難しいので、昨年12月に各町内公民

館長さんに集まっていただき、20年度からは難しいとの考えを伝え、今後の町内公民

館運営について、町内の中で議論していただくことをお願いしました。

I 委 員:町会の補助金と公民館の補助金については当面の間とあるが、相当の期間、貰えると

いう感覚でいた。貰えなくなれば、町内公民館の役員の編成とか、町内公民館は町会の

ほうに移行しなければいけない。ハッキリしないという事は方法があるということか。

教育 課長:先程申しあげたとおり、公民館費は3年が一つの目途と考えています。

I 委 員:協議事項の中に、事業があった場合は、これを補助するとあったような気がしますが。

町会の場合だったら全部拾い上げて出したと思う。公民館の場合も今の事業を全部拾

い上げて、積み重ねでこれだけの金がいるということでやれば減らない話しを受けてい

たが、何かあると思うが。

教育 課長:合併調整事項は、「合併時に松本市の制度に統一し、現行制度との差額については、

公民館事業全体を勘案し当面の間加算する。」ということで、当面の間の指針が18年度

に出たということです。

議 長:はい。

A 委 員:町会長が関係するので、旧村の公民館の役割をどうするかという事を論議しないと、

予算を削ったり付けたりしても、それには活動が伴っている。

当地区は公民館に、町会としても補助を出している。

基本的に公民館のあり方自体を論議してもらったうえで、公民館自体のあり方を周知

する必要があるのではないか。

I 委 員:安曇地区の公民館というのは,安曇地区の本館の系統で来る。町内の公民館は町内の

行事としてやるという事だから、町会の中に公民館を含めていかなければいけないとい

(14)

A 委 員:公民館を一つの独立した団体として村があって、本館の館長がいて、分館長がいて、

地区はそれに一定の補助をして公民館活動を支えていく、区の中に入れることになれば、

町会運営組織を根本的に見直さなければいけない。

I 委 員:その様に考えてくださいと言う事だった。地区の文化祭等は補助的に各分館、町会で

補助してくれという事であった。

教育 課長:町内公民館の南安曇郡時代は、本館があって分館が位置づけられていた。

松本の考え方は、中央公民館があり、地区公民館が同じレベルである。

町内公民館は、町会の一機関として活動している。

安曇村時代の分館だったものが町内公民館に変わりましたので、少し考え方が変わる

と思います。

I 委 員:私はそれでいいです。

支 所 長:私的意見としては、町会と独立した公民館が二本立てになっていれば、そちら方が理

想だと思います。

旧松本市は、町会の一部門になっているところが圧倒的ですが、安曇の特殊性は大切

だと思いますので、何処かで松本市ルールに統合されていくと思いますが、地域事情は

配慮するように考えたいと思います。

A 委 員:違和感というか、区へ役員が入ってもどうするのかと・・・・

F 委 員:補助金の問題が出たが、町会への交付金は、合併調整の中では当分の間ということは

謳っていないと思いますが。

支 所 長:町会への補助金については地域事情に考慮し現行のとおりとする。と集約されていま

す。

F 委 員:当分の間ということは謳ってないね。

議 長:よろしいでしょうか。はい。

B 委 員:農林課長にお願いしたい。

有害鳥獣駆除に2百十万ということで、去年より73万増えているが、これはどうい

う形で支出するのか。

建設農林課長:予定では、クマの捕獲檻の新規購入、サル等のネット等の設置に係る補助が主な内

容です。

B 委 員:最近、鳥獣が人家の近くまできて、吊るしてある物までサルが持っていってしまう状

況です。2百万では足りないでしょうが、有効な手段はないのか。

建設農林課長:有効な手段はありません。

狩猟法の問題、鳥獣保護の法律等で、簡単に撃つ訳にいかない。役所としては、1頭

について1万円の報償を出したりしていますが、決め手がないというのが実情でござい

ます。全国的な課題です。

B 委 員:熊、猿、イノシシ、最近になってカラスが増えている。

何か方法があれば是非何とかしていただきたい。

支 所 長:環境省で、県と調査をして、現行のルールよりは駆除頭数とか狩猟の時期を早めると

か、来年から改善が図られますので、そういう面で努力したいと思っています。

B 委 員:そういう事になれば、2百10万が3百万になってもいいのではないかという気がし

(15)

議 長:概要の報告を受けたということで、纏めさせていただきますがよろしいでしょうか。

予算に関連して、随時役所の方に出かけて、支所長とか課長と議論していただきたい。

他に、何かありますか。

I 委 員:予算と直接関係ないが、合併以後、国、県からの財政上の優遇措置等、何か特例債を

除いてあったかどうか、もう一点は、17年度の安曇村の一般会計の決算で、どの様に

推移されたか参考までに聞かせてほしい。

支 所 長:合併の時に特例債があっただけで、その後、新しい合併に関する有利な財源はありま

せん。

村当時との財政比較は、市の中に完全に薄められたり、職員が入れ替わるなど、人件

費もバラバラになり、計算しようと思っても出来なくなった。

しかし、村当時の投資額と合併後の投資額等、地区の皆さんの関心の高い部分は、整

理できれば整理してみたい。

I 委 員:収支バランスが取れているかどうか、合併で交付税を減らさない国の方針だったがど

うか。

支 所 長:合併しない地区より合併した地区の方が、合併特例算定で交付税が沢山きます。

しかし、交付税そのものが減っているので、最初に計算したよりも減っている実態があ

ります。

議 長:よろしいですか。この辺で19年度予算要求の概要を終わります。

次に、「エ」上高地の歩行禁煙キャンペーンについてお願いします。

観光商工課長:9頁に趣旨、期待効果、事業概要、今後の進め方、ここに全てが示されています。

ここに至った経過だけ説明します。

昨年、河童橋の所で、かなり混みあっていた中で、堂々とタバコを吸っている人がお

り、ある方が注意をしたところトラブルが発生しました。

これを受けて、喫煙についての最低のルールを守っていただく趣旨でキャンペーンを

実施するものです。

議 長:上高地の町会長さん、何か補足はありますか。

K 委 員:上高地は150万人の観光客を受け入れています。ポイント、ポイントに喫煙場所も

設けています。

啓発運動という事を大いに盛り上げていくために、観光バス、タクシー及びポスター、

チラシ等、色々な事をして啓発していこうということです。

上高地を美しくする会も大いに啓発していこうと決定しました。

議 長:ありがとうございました。

これは、お伺いしておくという事でよろしいでしょうか。

A 委 員:歩行とつけてあるのは何かあるか。

K 委 員:啓発の内容の中に4つ程ありますので、それを中心に進めます。

A 委 員:変な質問だが、「近くに人がいる所では・・」とあるが、例えばテーブルの所で吸っ

ている人は、近くにいても歩行ではないからいいのか。

K 委 員:灰皿は用意してない。混んでいる所では止めましょうという事です。啓蒙活動で禁止

条例ではない。

(16)

K 委 員:ポイ捨ては相変わらず多い。美しくする会が隔週1回、清掃を2時間しているが、タ

バコのポイ捨てが多いので、市と市の観光戦略本部と啓発運動を進めようということで

す。

I 委 員:これはいいことですが、松本市条例に、ポイ捨て条例がある。上高地も松本市になっ

たので、松本市の条例違反になる事も周知しなければいけないのではないか。

支 所 長:ポイ捨て禁止条例は結構ハードルが高い。当時としては先進的なものでしたが、罰金

規定を適用した例は1件もない。(委員:ない。でも条例があるってことは、)

もっと市民の皆さんに啓発し、上高地ということではなく、中心市街地とか松本市全

体に機運を高めていく趣旨で投げかけしたいと思っています。

I 委 員:そういう条例を周知しておかないといけないのではないかと思います。

K 委 員:これはあくまでも啓発運動であって、市の条例では、その辺ところが心配されている

のではないかと思います。

I 委 員:松本市全体だから、条例がある限りは周知していかなければいけないと思う。

議 長:それでは、こういうことで・・・

A 委 員:ポイ捨て条例ですか。吸う行為は・・・

支 所 長:ポイ捨て条例は、タバコというより空き缶とかごみ等の不法投棄で、その中にタバコ

が含まれているものです。

(複数委員発言あり)

H 委 員:余計な事かもしれませんが、「携帯灰皿を持ちましょう。」みたいなことも一言入れた

らどうか。

K 委 員:携帯の灰皿は JT が出します。それから、大きな灰皿も、10個か20個くらいでし

ょう。色々やってみます。啓発運動に努力します。

議 長:以上で終わります。

次に、「イ」の方に入ります。介護保険に係る居宅介護支援事業の取扱についてお願い

します。

健康福祉課長:安曇地区における居宅介護支援事業、現在は居宅介護支援事業所というのが2箇所

あります。

一つは健康福祉課が所管する施設Aと、社会福祉協議会が昭和58年度から立ち上げ

た施設Bがあります。

市の事業所と社協の事業所は対象者を介護度別に区分し、比較的軽度の方を市施設で、

介護度の重い方を社協にお願いして事業をしています。

今回、市の事業所で行っている業務について、ケアマネ職員が1月末を以って退職す

るが、後任者の確保が難しく、社協へ事業をお願いするものです。以上です。

議 長:質問はありますか。

よろしいですか。これは、これで受けておきます。

続きまして、松本検定の実施についてお願いします。

総務 課長:松本の歴史・文化、自然環境や観光名所等を総合的に学び、訪れたお客様に、心のこ

もったおもてなしが出来る人材育成、及び松本ファンづくりを目指すもので、主催は、

松本検定実行委員会で、松本市他7団体で構成しています。

(17)

・検定試験実施日:2月25日(日)勤労者福祉センター、Mウイングで実施 ・受験資格:性別、年齢、国籍、学歴等不問

・試験形態:四者択一式のマークシート方式

・試験時間:100問90分(問題は中学生が理解できる程度の問題)

・合否:70点以上が合格

・受験料:大人が3千百50円、中学生以下は千50円

・受付期間:2月9日まで

・公式テキスト:「松本を楽しむ本」で、別紙に本の紹介

・その他:合格者には合格証、認定証、バッジを発行

昨年の支所長と語り合う会の中で、特に大野川地区で観光ガイドの育成が出ました。

この検定を活用していただいき、ガイド育成につなげていただきたいと思います。

また、安曇地域は、観光地を控えているので、是非大勢の方に受けていただきたいと

思います。

以上です。

議 長:何か質問はありますか。

これは、このまま受けていきたいと思います。

次、第4回協議会会議録要旨についてお願いします。

総務 課長:会議録等の情報公開に先立ち、昨年12月に配布させていただきましたのでご覧いた

だきたいと思います。

議 長:会議録についてはそういうことでよろしくお願いします。1件追加をさせていただき

ます。

総務 課長:「公の施設の指定管理者の指定可決議案一覧」という1枚の資料です。

指定管理者制度を導入した施設についてお示ししてあり、2番目に安曇地区が出てお

ります。表の欄外に丸印があるのは、公募で実施したもので、それ以外は従来どおりの

指定がされたものです。

議 長:よろしいですか。それでは、4番その他ですが何かございますか。

はい。

H 委 員:道路の雪かきの事です。1月に大雪が降った時、道路が渋滞した、初日は湿った雪が

降り、路面がテカテカになって登れない車が出た。

2日目は雪質の違う雪が降り、除雪しないまま塩カルを撒いたため、四駆でも上がれ

ない状況になった。

松本建設事務の課長さんと偶然行き会って状況を話したら、支所を通して上手く、委

託業者を指導してもらったら一番スムースに行くのではないと言われた。

塩カルが特効薬みたいな感覚で撒かれているので、経験上、塩カルを撒く時と撒いて

はいけない時は分かると思います。

経験を活かしてもらず、同じことを繰り返している。何か、塩カルを撒く基準等を整

理していただいて、無駄なトラブルがないようにしていただきたい。

建設農林課長:気象条件や降雪状況は地元の人が一番承知している。

業者さんには、皆さんが一番現場の状況を知っているから、状況を把握してやるよう

(18)

今後、出来るだけそういう事の無いように、業者さんに、考えてやっていただくよう

に、私共の立場としても話をしていきたい。

H 委 員:県道で、昔からよく事故のあるラーメン屋の直ぐ上のカーブが、立ち木で日陰になり、

雪が残ってしまう。以前にも何かの機会にお願いしましたが、なかなか実現しない。何

とか対応を考えていただきたい。

建設農林課長:地元の皆さんは分かると思います。地域合意等が出来れば、私共支所の方で伐採く

らいは出来ると思いますので、話を出すだけではなく、是非地元の皆さんも合意状況を

つくっていただきたい。ご協力をお願いします。

会 長:他に。

その他はこれで締めます。次ぎ、5番の次期開催予定という事で、3月下旬という事

で、我々も最後の協議会となります。総務課長の方で何か。

総務 課長:2月定例市議会が3月14日頃終わる予定です。次回6回目は、16日から23日ま

での間に予定をしたいと考えています。

次回は、現委員の最後の協議会となりますので、会議後にご苦労会を考えております

のでよろしくお願いします。以上です。

会 長:よろしいですか。何処か、マイクロバスで迎えに来ていただいて、足の心配をしない

で済むように総務課長の方で心配してくれるという事ですので、是非都合を付けて参加

していただきたいと思います。

沢山用意していただき、目一杯協議をいただきましてありがとうございました。これ

で閉じたいと思いますが、それでも何かと言う方はございませんか。それでは、これで

閉会します。

平成18年の第5回安曇地域協議会、お忙しい中、大変ありがとうございました。

参照

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