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目次 1 1. 調査概要... P 市場動向... P 特許出願動向... P 実用新案出願動向... P 意匠登録状況... P 研究開発動向... P. 19

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(1)

平成26年2月

特許庁

平成25年度 特許出願技術動向調査

タイヤ

問い合わせ先 特許庁総務部企画調査課 技術動向班 電話:03-3581-1101(内線2155)

(2)

1

目次

1.調査概要

............

. P. 2

2.市場動向............. P. 4

3.特許出願動向........... P. 7

4.実用新案出願動向......... P. 12

5.意匠登録状況........... P. 16

6.研究開発動向........... P. 19

(3)

2

タイヤは、車両を構成するものの中で唯一路面に接しているものであり、車両の加減速や

停止といった運転者の意思を的確に路面に伝える働きがある。

タイヤの役割として、①車両の重さを支える「荷重支持機能」、②ブレーキの制動力やエ

ンジンからの駆動力を伝える「制動・駆動機能」、③直進や回転等の「車両進路保持機

能」、④乗り心地を快適にする「衝撃緩和機能」の四つの機能がある。

1.調査概要

-調査対象技術-

【タイヤの技術俯瞰図】 【タイヤの構造】 カーカス ベルト インナーライナー ビードワイヤー ショルダー部 サイドウォール部 ビード部 トレッド部 ○調査対象範囲は、車両用タイヤ全般であるが、 評価技術は調査対象範囲外 ○要素技術(材料、製造技術、構造、設計)、 技術課題(環境性、安全・運動性能、コスト等)、 用途(自動車用、自動車以外、競技用等) について、さらに細分化した技術区分を設定

(4)

3

タイヤの技術分野における、特許出願・登録特許・実用新案・意匠(11年分)と論文

(12年分)を

調査。

調査対象の文献は、意匠を除いて読込み解析により技術区分に分類。

1.調査概要

-調査対象文献、データベース-

調査期間:

特許文献

2001~2011年(優先権主張年ベース)

非特許文献

2001~2012年(発行年ベース

実用新案文献

2001~2011年(優先権主張年ベース)

意匠登録文献

2001~2011年(優先権主張年ベース)

調査対象:

特許文献

日本公報を含むファミリー

約20,000件

外国公報のみのファミリー

約10,000件

非特許文献

5,000件

実用新案文献

3,000件

意匠登録文献(検索のみ)

7,000件

使用DB:

特許文献

WPINDEX:Derwent World Patents Index

1

(STN International

2

)

非特許文献

JSTPlus

3

(JDreamⅢ

4

実用新案文献

INPAFAMDB(European Patent Office)

意匠登録文献

ShareResearch

5

、CNIPR(中国国家知識産権出版社)、

KIPRIS(韓国特許情報院)

1 Thomson Reutersのサービス 2 American Chemical Society、FIZ Karlsruheが共同運用。化学情 報協会のサービス 3独立行政法人科学技術振興機構のサービス 4株式会社ジー・サーチのサ ービス 5株式会社日立製作所のサービス

(5)

4

世界の乗用車保有台数は、中国では2025年の乗用車保有台数は約3億台と2012年の約4倍に

拡大、インドも2025年には1億台突破の予測。

2011年の世界のタイヤの販売数量は約16億本、販売金額は約18兆円。2020年には販売数量

約21億本、販売金額約24兆円と拡大の予測。

2.市場動向

-市場規模の推移-

【世界の乗用車保有台数の推移と予測】

出典:「European Tyre & Rubber Industry」Statics 2012 (欧州タイヤゴム工業会) 【世界のタイヤ販売数量及び販売金額の推移と予測】 0 50 100 150 200 250 300 350 400 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2016 2019 2022 2025 欧州 中国 北米 インド 南米 東アジア (日本含む) 中東 ASEAN アフリカ オセアニア 保 有 台 数( 百 万 台) 予測 年 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2020 販売金額 販売数量 販 売 数 量( 百 万 本) 販 売 金 額( 百 万 米 ド ル) )) リーマンショック 予測

出典:Rubber & Plastics Newsのデータを基に作成 (自動車用タイヤ以外のタイヤも含む)

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5

日本市場は2012年の約1億1千万本から、2020年には約1億本に減少予測。

米国市場での販売数量は、2009年のリーマンショックでの落ち込み回復の状況。

欧州市場での販売数量は、東欧圏での寄与により若干増大。

中国市場での販売数量は大幅に増加、2004年から2011年の7年間で3倍弱に拡大。

2.市場動向

-国・地域別の動向-

【国・地域別のタイヤ販売数量の推移】 出典:タイヤ年鑑2012(株式会社RK通信社)及び欧州タイヤゴム工業会 のデータを基に作成 (乗用車用タイヤと、トラック・バス用タイヤの合計) 【日本のタイヤ販売数量・販売金額の推移と予測】 0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 日本 米国 欧州 中国 韓国 タ イ ヤ 販 売 数 量( 百 万 本) 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 0 20 40 60 80 100 120 140 160 180 200 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2020 販売数量 販売金額 国 内 タ イ ヤ 販 売 数 量 ( 百 万 本 ) 国 内 タ イ ヤ 販 売 金 額 ( 百 万 円 ) 予測 )) )) 出典:「2012ワールドワイド自動車部品マーケティング便覧」 (株式会社富士キメラ総研) (乗用車用、トラック・バス用タイヤの合計)

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6

日米欧のタイヤメーカーがトップ集団を形成。新興国タイヤメーカーも上位にランク入り。

ブリヂストン、ミシュラン及びグッドイヤーのビッグ

3の売上高合計は、タイヤの世界市場

全体の売上げの約

40%を占めている。

2.市場動向

-プレイヤーの動向-

【タイヤメーカーの売上高シェアランキング(2011年)】

出典:Rubber & Plastics News

【上位メーカーの売上高(2011年)】 順位 メーカー名 売上高シェア(%) 1 ブリヂストン(日本) 15.2 2 ミシュラン(フランス) 14.6 3 グッドイヤー(米国) 10.9 4 コンチネンタル(ドイツ) 5.7 5 ピレリ(イタリア) 4.2 6 住友ゴム工業(日本) 4.0 7 横浜ゴム(日本) 3.2 8 ハンコックタイヤ(韓国) 3.1 9 正新ゴム工業(台湾) 2.3 10 杭州中策ラバー(中国) 2.1 11 クーパータイヤ(米国) 1.9 12 クムホタイヤ(韓国) 1.8 13 東洋ゴム工業(日本) 1.6 14 GITIタイヤ(シンガポール) 1.5 15 三角集団(中国) 1.3 16 アポロタイヤ(インド) 1.3 17 MRF(インド) 1.3 18 ノキアンタイヤ(フィンランド) 1.0 19 山東玲瓏タイヤ(中国) 0.9 20 風神タイヤ(中国) 0.9 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 ブ リ ヂ ス ト ン ミ シ ュ ラ ン グ ッ ド イ ヤ ー コ ン チ ネ ン タ ル ピ レ リ 住友ゴ ム 工 業 横浜 ゴ ム ハ ン コ ッ ク タ イ ヤ 正新ゴ ム 工 業 杭州中策 ラ バ ー 販 売 金 額( 百 万 ド ル)

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7

3.特許出願動向

出願件数推移と出願件数比率

【出願人国籍別の出願件数推移】 【出願人国籍別出願件数比率】 注:2010年以降はデータベース収録の遅れ、PCT出願の各国移行のずれ等で、 全データを反映していない可能性がある。 (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) 2,984 3,099 3,491 4,107 4,195 4,020 4,676 4,122 4,122 3,884 3,073 0 2,000 4,000 6,000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 出 願 件 数 出願年(優先権主張年) 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 合計 出願人国籍 優先権主張 2001-2011年 日本国籍 23,852件 57.1% 米国籍 3,987件 9.5% 欧州国籍 9,052件 21.7% 中国籍 1,293件 3.1% 韓国籍 3,219件 7.7% 台湾籍 267件 0.6% その他 103件 0.2% 合計 41,773件

2001年から2004年にかけて緩やかな増加傾向を示しているが、2004年以降大きな出願件数

の変動が見られない。

日本が最多の特許出願を行っており、全体の57.1%を占めている。

次いで欧州、米国と続くが、中国の出願は非常に少ない。

(9)

8

3.特許出願動向

出願件数収支

【日米欧中韓台における出願件数収支】 (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) 日本国籍 15,438件 90.8% 米国籍 427件 2.5% 欧州国籍 1,052件 6.2% 中国籍 10件 0.1% 韓国籍 49件 0.3% 台湾籍 16件 0.1% その他 5件 0.0% 日本国籍 2,639件 44.8% 米国籍 1,504件 25.5% 欧州国籍 1,529件 26.0% 中国籍 15件 0.3% 韓国籍 91件 1.5% 台湾籍 61件 1.0% その他 52件 0.9% 日本国籍 3,216件 32.7% 米国籍 1,367件 13.9% 欧州国籍 4,978件 50.7% 中国籍 16件 0.2% 韓国籍 129件 1.3% 台湾籍 87件 0.9% その他 30件 0.3% 日本国籍 1,933件 38.9% 米国籍 473件 9.5% 欧州国籍 1,085件 21.8% 中国籍 1,244件 25.0% 韓国籍 201件 4.0% 台湾籍 20件 0.4% その他 13件 0.3% 日本国籍 510件 13.6% 米国籍 157件 4.2% 欧州国籍 321件 8.6% 中国籍 3件 0.1% 韓国籍 2,748件 73.4% 台湾籍 2件 0.1% その他 3件 0.1% 日本国籍 116件 33.2% 米国籍 59件 16.9% 欧州国籍 87件 24.9% 中国籍 5件 1.4% 韓国籍 1件 0.3% 台湾籍 81件 23.2% その他 0件 0.0% 2,639件 427件 1,052件 3,216件 1,367件 1,529件 91件 157件 473件 15件 16件 1,085件 3件 321件 129件 1,933件 10件 49件 510件 日本への出願 16,997件 米国への出願 5,891件 欧州への出願 9,823件 中国への出願 4,969件 韓国への出願 3,744件 台湾への出願 349件 201件 5件 20件 1件 2件 59件 61件 87件 87件 116件 16件

日本は、米国、欧州に比較的多くの出願を行っており、中国への出願も多い。

他の国・地域から日本に対して行われている出願は少ない。

米国は欧州に、欧州は米国に比較的多くの出願を行っている。

(10)

9

日米欧中韓台とも「構造」に関する出願が最も多い。

日本、米国、韓国では、「構造」に次いで「材料」に関する出願が多い。

欧州と中国では、「構造」に次いで「製造方法・装置」の出願が多い。

「設計」に関しては、多くが日本からの出願(割合76.5%)である。

日本は、他国に比較して、「ブロック」、「サイプ」の出願割合が非常に高い。

3.特許出願動向

-技術区分別の

出願動向

【大分類「構造」の「トレッド」に関する国籍別出願件数】 【大分類の国籍別出願件数】 (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) 材料 7,196 1,323 2,041 309 1,272 36 21 製造方法・装置 4,958 1,132 2,532 494 546 26 34 構造 13,196 1,784 4,835 603 1,507 217 51 設計 372 21 76 12 2 1 その他 65 24 42 18 9 5 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 大 分 類 出願人国籍 ゴム層 947 170 384 14 43 4 2 トレッド模様 951 112 444 13 123 10 4 縦溝・主溝 1,124 59 387 12 125 2 2 横溝・ラグ溝 960 41 165 2 85 1 1 リブ 308 26 80 6 16 2 ラグ 159 21 18 8 16 1 ブロック 1,053 65 288 20 85 3 1 サイプ 1,024 63 119 22 1 小孔部、小突起部 161 7 54 2 24 滑り止め 70 18 130 18 49 2 ショルダー 369 41 45 14 83 2 1 摩耗表示 49 32 47 2 17 4 1 交換用トレッド 14 30 21 8 4 1 接地形状 109 11 18 6 18 その他 51 23 29 18 44 1 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 小 分 類 出願人国籍 設計法

(11)

10

低燃費タイヤ関連の「転がり抵抗の低減」や「ウェットグリップ性能」の出願は増大傾向

で推移。

「石油以外の天然資源使用」の出願は全体的に少ない。

「パンク対策」は、2004年~2006年頃に出願が多いが、その後、減少傾向で推移。

「工程の改良」や「耐摩耗性」の出願は継続的に多い。コスト低減や耐久性に継続注力。

3.特許出願動向

-技術的課題の

出願件数推移

【技術的課題(主要項目)の出願件数推移】 (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) 転がり抵抗の低減 299 252 245 288 393 365 504 454 548 531 506 石油以外の天然資源使用 22 16 14 13 50 72 129 37 52 27 17 ウェットグリップ性能 207 231 257 335 340 249 292 267 417 400 297 氷雪上性能 159 135 126 184 132 212 193 299 279 246 208 操縦安定性・ふらつき抑制 189 220 284 298 439 357 447 290 319 343 314 パンク対策 317 340 354 443 458 460 298 284 249 215 200 タイヤ騒音・ロードノイズの 低減 126 150 181 209 221 187 238 216 184 235 146 耐摩耗性 391 331 410 515 518 441 528 539 592 575 435 工程の改良 716 668 662 808 650 677 880 610 559 565 384 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 課 題 優先権主張年 制 動 性 能 騒 音

(12)

11

主力タイヤメーカーが上位、ブリヂストンが最上位。上位10位に日本メーカーが4社。

中国メーカーの出願は、全体の上位出願人の出願と比べ二桁ほど少ない。

ブリヂストンは、「製造方法・装置」や「構造」で最上位、住友ゴム工業は「材料」で最

上位。

3.特許出願動向

出願人別動向

【中国籍出願人の出願件数上位ランキング】 【全体の出願件数上位ランキング】 (出願先:日米欧中韓台、 2001~2011年の出願) 順位 出願人 出願件数 1 ブリヂストン 9,193 2 住友ゴム工業 5,516 3 横浜ゴム 5,245 4 ミシュラン(フランス) 4,162 5 グッドイヤー(米国) 2,651 6 東洋ゴム工業 1,818 7 コンチネンタル(ドイツ) 1,634 8 クムホタイヤ(韓国) 1,283 9 ハンコックタイヤ(韓国) 1,281 10 ピレリ(イタリア) 1,106 順位 出願人 出願件数 1 中国化工ゴム(中国) 54 2 青島軟控(中国) 25 3 杭州中策ラバー(中国) 23 順位 出願人 出願件数 1 住友ゴム工業 2,273 2 ブリヂストン 2,179 3 横浜ゴム 1,434 4 ミシュラン(フランス) 1,047 5 グッドイヤー(米国) 801 6 クムホタイヤ(韓国) 609 7 東洋ゴム工業 507 8 ハンコックタイヤ(韓国) 401 9 コンチネンタル(ドイツ) 267 10 ピレリ(イタリア) 148 順位 出願人 出願件数 1 ブリヂストン 2,251 2 ミシュラン(フランス) 994 3 横浜ゴム 841 4 住友ゴム工業 800 5 グッドイヤー(米国) 784 6 ピレリ(イタリア) 587 7 東洋ゴム工業 401 8 コンチネンタル(ドイツ) 332 9 ハンコックタイヤ(韓国) 253 10 ヴェーエムイーホーランド(オランダ) 178 順位 出願人 出願件数 1 ブリヂストン 5,390 2 横浜ゴム 3,241 3 住友ゴム工業 2,758 4 ミシュラン(フランス) 2,357 5 グッドイヤー(米国) 1,254 6 コンチネンタル(ドイツ) 1,061 7 東洋ゴム工業 994 8 ハンコックタイヤ(韓国) 655 9 クムホタイヤ(韓国) 526 10 ピレリ(イタリア) 398 【「材料」の出願件数上位ランキング】 【「製造方法・装置」の出願件数上位ランキング】 【「構造」の出願件数上位ランキング】

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12

4.実用新案出願動向

-出願件数推移及び比率-

【出願人国籍別の出願件数推移】 【出願人国籍別出願件数比率】 (出願先:中韓台、 2001~2011年の出願) (出願先:中韓台、 2001~2011年の出願) 112 137 135 149 165 207 204 234 296 304 420 0 100 200 300 400 500 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 出 願 件 数 出願年(優先権主張年) 中国 韓国 台湾 合計 出願先国 優先権主張 2001-2011年 中国への出願 2,078件 87.9% 韓国への出願 130件 5.5% 台湾への出願 155件 6.6% 合計 2,363件

出願件数は増加傾向で推移。

多くが中国への出願であり、件数が増加。

(14)

13

4.実用新案出願動向

-中国への

出願

【中国への出願の出願人国籍別の出願件数推移】 【中国への出願の出願人国籍別出願件数比率】 (出願先:中国、 2001~2011年の出願) (出願先:中国、 2001~2011年の出願) 101 127 129 131 124 166 173 207 262 265 393 0 100 200 300 400 500 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 出 願 件 数 出願年(優先権主張年) 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 合計 出願人国籍 優先権主張 2001-2011年 日本国籍 5件 0.2% 米国籍 4件 0.2% 欧州国籍 2件 0.1% 中国籍 1,941件 93.4% 韓国籍 0件 0.0% 台湾籍 103件 5.0% その他 23件 1.1% 合計 2,078件

中国への出願では、ほとんどが中国籍(全体の93.4%)。

出願件数は、増加傾向で推移している。

(15)

14

4.実用新案出願動向

技術区分別動向

【中国への出願 技術区分別出願人国籍別出願件数(中分類)】 【中国への出願 技術区分別出願人国籍別出願件数(大分類)】 (出願先:中国、 2001~2011年の出願) (出願先:中国、 2001~2011年の出願) 大分類 実用新案出願件数 特許出願件数 実用新案の特許に対する出願件数比 材料 204 286 0.71 製造方法・装置 287 476 0.60 構造 1,519 579 2.62 設計 0 12 0 材料 204 14 3 製造方法・装置 287 3 3 構造 5 4 2 1,519 94 17 設計 その他 108 3 1 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 大 分 類 出願人国籍 天然ゴム 14 1 合成ゴム 38 3 再生ゴム 5 樹脂 13 1 補強剤 13 配合剤 4 滑り止め材 7 タイヤコード 72 2 3 材料その他 41 7 材料の調製 材料の混合 部材の製造 89 成形 153 1 2 工程 82 2 1 特殊タイヤの製造 3 リトレッド 31 製造方法・ 装置その他 トレッド 1 325 35 5 カーカス・ベルト 1 234 10 3 サイドウォール 3 85 8 ビード 4 1 156 5 5 インナーライナー 1 48 5 内装物 2 1 464 20 1 タイヤ全体 2 1 358 17 1 タイヤ配置・回転 方向指定 14 構造その他 1 1 223 11 4 設計 その他 108 3 1 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 中 分 類 出願人国籍 材 料 製 造 方 法 ・装 置 構 造

中国への出願では、実用新案は特許に比べ、「構造」についての出願割合が高い。

中国への出願では、「構造」の「内装物」や「タイヤ全体」、「トレッド」の出願が多い。

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15

中国への実用新案の出願は、中国籍出願人からが多い。

韓国への出願はほとんどが韓国企業のクムホタイヤ及びハンコックタイヤからである。

台湾への出願もほとんどが台湾籍出願人からである。

4.実用新案出願動向

出願人別動向

【出願件数上位ランキング】 (出願先:中韓台、 2001~2011年の出願) 中国への出願 韓国への出願 台湾への出願 順位 出願人 件数 順位 出願人 件数 順位 出願人 件数 1青島軟控(中国) 75 1クムホタイヤ(韓国) 48 1ケンダタイヤ(台湾) 12 2中国化工ゴム(中国) 52 2ハンコックタイヤ(韓国) 43 2Shieny(台湾) 7 3正新ゴム工業(台湾) 29 3正新ゴム工業(台湾) 6 4桂林ゴム機械工業(中国) 26 4華豊ゴム(台湾) 4 5双銭集団(中国) 24 5川井修司 3 6天津賽像テクノロジー(中国) 22 5Fu Chian タイヤ(台湾) 3 7青島黄海ゴム(中国) 21 5Ourway Engineering(台湾) 3 7ケンダタイヤ(台湾) 21 5Hsu Kang-Chiang(台湾) 3 7GITIタイヤ(シンガポール) 21 5遠東科技大学(台湾) 3 10杭州中策ラバー(中国) 17

(17)

16

日本からの登録が3,107件(43.8%)と多く、次いで中国からの登録が1,745件(24.6%)。

日本での登録が減少傾向で推移、逆に中国での登録が増加し、日本での登録件数と拮抗。

5.意匠登録状況

登録件数推移及び比率

【出願人国籍別の登録件数推移】 【出願人国籍別登録件数比率】 (日中韓での登録、 2001~2011年の出願) (日中韓での登録、 2001~2011年の出願) 日本国籍 3,107件 43.8% 米国籍 356件 5.0% 欧州国籍 660件 9.3% 中国籍 1,745件 24.6% 韓国籍 975件 13.7% 台湾籍 251件 3.5% その他 7件 0.1% 合計 7,101件 日本 155 155 163 192 174 303 357 537 432 304 335 米国 5 5 6 11 32 64 47 55 71 36 24 欧州 8 29 38 31 54 75 39 79 111 118 78 中国 38 55 41 83 78 158 173 280 194 334 311 韓国 90 101 78 87 58 101 145 105 70 56 84 台湾 11 9 6 1 3 9 33 37 39 44 59 その他 2 4 1 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 出願年(優先権主張年)

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17

2001年登録件数上位には、特許出願件数上位者と同じ大手タイヤメーカーが入っている。

特許出願件数の多い等の中国籍出願人では、双銭集団や風神タイヤは特許出願件数が少な

いが、意匠登録件数は多い。

5.意匠登録状況

出願人別動向

【中国籍出願人の意匠登録件数と特許出願件数】 【登録件数上位ランキング】 (日中韓での登録、 2001~2011年の出願) (意匠登録:日中韓での登録、 2001~2011年の出願) (特許出願:日米欧中韓台への出願、 2001~2011年の出願) 順位 出願人 意匠登録件数 1 ブリヂストン 1,236 2 住友ゴム工業 927 3 ミシュラン(フランス) 497 4 東洋ゴム工業 480 5 クムホタイヤ(韓国) 461 6 横浜ゴム 409 7 グッドイヤー(米国) 342 8 ハンコックタイヤ(韓国) 323 9 正新ゴム工業(台湾) 221 10 山東玲瓏タイヤ(中国) 180 出願人 意匠登録件数 特許出願件数 中国化工ゴム(中国) 1 54 青島軟控(中国) 0 25 杭州中策ラバー(中国) 70 23 双銭集団(中国) 91 15 風神タイヤ(中国) 135 4

(19)

18

台湾の正新ゴム工業や中国の山東玲瓏タイヤ、風神タイヤ、双銭集団の特許出願件数は非

常に少ないが、意匠登録件数は多い。

5.意匠登録状況

-特許出願と意匠登録との相関-

【特許出願件数と意匠登録件数との相関(中国での登録)】 (中国での登録、 2001~2011年の出願) ブリヂストン グッドイヤー ミシュラン 住友ゴム工業 正新ゴム工業 山東玲瓏タイヤ 東洋ゴム工業 風神タイヤ 双銭集団 横浜ゴム 中国化工ゴム 青島軟控 杭州中策ラバー 0 100 200 300 400 500 0 200 400 600 800 1,000

特許出願件数

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6.研究開発動向

論文件数推移と比率

【研究者所属機関国籍別の論文件数比率】 【研究者所属機関国籍別の論文件数推移】 2001年~2012年の論文発行 39 61 69 77 66 52 91 61 92 90 82 70 0 20 40 60 80 100 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 発 表 件 数 論文発表年 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 合計 研究者所属機関国籍 論文発表年 2001-2012年 日本国籍 68件 8.0% 米国籍 215件 25.3% 欧州国籍 298件 35.1% 中国籍 73件 8.6% 韓国籍 62件 7.3% 台湾籍 4件 0.5% その他 130件 15.3% 合計 850件

論文件数は緩やかな増加傾向で推移。

欧州からの論文件数が一番多く(35.1%)、日本からの発表は少ない。

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6.研究開発動向

技術区分別動向

【大分類の国籍別論文発表件数】 【参考比較例:大分類の国籍別特許出願件数】 2001年~2012年の論文発行 材料 7 49 83 22 20 64 製造方法・装置 1 11 23 12 6 10 構造 23 52 69 9 12 2 13 設計 42 111 159 39 29 2 51 その他 1 14 10 2 2 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 大 分 類 研究者所属機関国籍 材料 7,196 1,323 2,041 309 1,272 36 21 製造方法・装置 4,958 1,132 2,532 494 546 26 34 構造 13,196 1,784 4,835 603 1,507 217 51 設計 372 21 76 12 2 1 その他 65 24 42 18 9 5 日本 米国 欧州 中国 韓国 台湾 その他 大 分 類 出願人国籍

論文では、特許と異なり、シミュレーション等の「設計」に関するものが多い。

米国、欧州等は「材料」に関する発表も多い。

その他では、インドからの発表が46件と多い。

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上位には自動車メーカーも含めた大企業が多く入っている。

大学からの発表では、インドや中国、韓国、欧州からが多い。

新興国では、大学等の研究機関がタイヤの基礎研究を担っていると推察。

6.研究開発動向

論文発表件数ランキング

【研究者所属機関別論文発表件数上位ランキング】 2001年~2012年の論文発行 順位 所属機関 国籍 属性 論文件数

1 Hari Shankar Singhania Elastomer and Tyre Res. Inst.(HASETRI) インド 研究機関 22

2 ブリヂストン 日本 企業 20 3 グッドイヤー 米国 企業 18 3 青島科学技術大学 中国 大学 18 5 フォード・モーター 米国 企業 16 6 トゥウェンテ大学 オランダ 大学 15 7 ミシュラン フランス 企業 14 8 本田技研工業 日本 企業 13 8 エクソンモービルケミカル 米国 企業 13 10 ケンブリッジ大学 イギリス 大学 11 10 北京化工大学 中国 大学 11 10 清華大学 中国 大学 11 10 全南大学 韓国 大学 11

参照

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