A) 成果を維持し、手段、手法の見直しを行っている まち政策部 大西 道彦
耐震診断・耐震改修補助の実施 10101
◇
26年度総合評価( Chec k)
1 市関与の妥当性
取組項目名
2 効率性
1次評価者確認
2次評価者
建築物の耐震化については、耐震化率90%の目標数 値が掲げられ、国の施策として全国的に実施されてい る。本市においても「住宅・建築物耐震改修促進計 画」を策定し、耐震化の促進に努めている。
評 価
評 価
B) 税金以外の方法も考えられる、または税金を使う必要性が低い B) 手段、手法が適切でない
耐震診断は平成9年から、耐震改修については平成20年、 耐震設計は平成24年度から補助を実施し、広報紙やホーム ページ、個別相談会の実施やイベント、セミナー等の開催な ど、周知啓発活動を行った。
広報紙掲載 年6回 玄関ホールでの窓口相談 年2回 耐震フォーラム 年1回 イベントでの耐震ブース設置 年 1回
まちづくり指導課 橋本 一彦
A) 税金を使う必要がある
企画段階
A) 取組項目の成果により、取組目標の達成に向かっている
企画段階においては、耐震化率90%の目標達成の施策や補助制度活用の啓発などについては、市民 参画はなじまないが、実施段階では、補助制度の活用を高めるための「まちまるごと耐震化支援事 業」やフォーラム等の開催に当たっては、自治会の協力のもとで取り組んでいる。今後も、市内全域 の耐震化を図るうえでは、さらに市民参画を進める余地がある。
B) 取組目標の達成に向かっていない
B) 市民参加に努めているが、さらに市民参加をすすめる余地がある
4 優先度
A) 可能な限り市民参加に努めている
A
実施段階
参加の状況
C) ごく一部に限り市民参加で行っている E) 市民参加はなじまない
5 市民参画度
A) 優先的に実施すべき事業である
平成26年度の耐震診断、耐震設計、改修の補助件数 は、啓発活動をさらに充実した取り組みを行い、前年 度より件数実績を大幅に増やすことができた。 (補助件数) 耐震診断 127件 耐震設計 1 1件 耐震改修 22件
現状分析と今後の方針など
E
3 有効性
評 価
A
B
D) 市民参加の制度を設けていない
「住宅・建築物耐震改修促進計画」による耐震化率9 0%の目標数値を目指すため、優先的に実施するべき 必要な補助制度である。
B) 事業を実施する優先度が低い
評 価
◇
26年度の取組結果( 実績)
・耐震改修に対する対象の拡大及び補助金の増額を行うとともに、市広報紙の掲載面拡大等により、補助制度の周知・啓発を行い耐 震化率の促進を図った。
・「まちまるごと耐震化支援事業」については、地元自治会と協議・調整を図り、出前講座の実施など、木造住宅の耐震化の普及啓 発を行った。他の取組として、耐震フォーラムの開催、耐震ブースの設置等を行い、耐震化の必要性、補助制度の周知・啓発に取り 組んだ。
・北河内7市、大阪府と共同主催の耐震化セミナー、個別相談会等の開催を継続して行った。
A
A
10, 879 13, 027
年間延べ人数(その他) 一般財源 財 内
源 訳
0. 00 4, 853 25年度
43, 992 7, 600 32, 567 11, 653 9, 267 16, 506 1. 45 0. 00 11, 425
◇ 取組に要した費用
1. 00
決算( 見込み)
23, 300 24, 106
決算
26年度
千円 総事業費(コスト概算)=①+②
人 単位
年間延べ人数(正職員) 人
②人件費
千円 千円 ①事業費計
千円
特定財源
千円
0. 00 1. 35 24年度
0 13, 027 23, 906 決算
今後の
方向性
※ 優先順位の高いものから10項目について評価
妥
当
性
◇
主な構成取組の評価( Chec k)
効
率
性
独
自
性
必
要
性
拡大 2 2
3
1 耐震診断・耐震設計、改修促進事務 2
拡大 2 2
3
・縮小 ・廃止 ・完了
( ※ 総合評価結果、各構成取組の評価結果及びこれまでの改善点などを踏まえて、具体的に記入 ( 何をいつまでにどうするのか等) )
平成27年度までの耐震化率90パーセントの目標数値については、全国的な傾向や大阪府 での中間検証においても、目標達成は厳しい状況となっているが、引き続き、大阪府とも 連携し「まちまるごと耐震化支援事業」を始め、個別相談会の実施、イベント、セミナー 等の開催など、更なる周知・啓発に取り組む。
今後の方向性
・見直しのうえで継続
今後の方向性、課題について
・取組を統廃合のうえ継続 ・現状のまま継続
A) 成果を維持し、手段、手法の見直しを行っている まち政策部 大西 道彦
耐震化に向けた安全対策の充 実
10102
◇
26年度総合評価( Chec k)
1 市関与の妥当性
取組項目名
2 効率性
1次評価者確認
2次評価者
法改正により耐震診断を実施し、診断結果の報告が義 務付けされた、旧特定建築物の所有者、管理者に対し て、法に基づく指示・指導の対象となった。
評 価
評 価
B) 税金以外の方法も考えられる、または税金を使う必要性が低い B) 手段、手法が適切でない
法改正により対象となる、要緊急安全確認大規模建築 物を29件、要安全確認計画記載建築物を10件リスト アップし、耐震診断の実施の義務化についての周知並 びに補助制度の案内を行ったことで、耐震化の促進の 必要性については一定の理解を得ることができた。
まちづくり指導課 橋本 一彦
A) 税金を使う必要がある
企画段階
A) 取組項目の成果により、取組目標の達成に向かっている
平成26年度については、耐震診断等が義務化された旧特定建築物のリストアップを行い、努力義務 である旧特定建築物との区分け作業を終えた後、要緊急安全確認大規模建築物及び要安全確認計画記 載建築物の所有者、管理者に対して、耐震化の必要性や法改正の趣旨について周知啓発を行っている が、今後も猶予期間までに耐震診断を実施するよう継続して指導の強化を図る。
B) 取組目標の達成に向かっていない
B) 市民参加に努めているが、さらに市民参加をすすめる余地がある
4 優先度
A) 可能な限り市民参加に努めている
A
実施段階
参加の状況
C) ごく一部に限り市民参加で行っている E) 市民参加はなじまない
5 市民参画度
A) 優先的に実施すべき事業である 法改正により耐震診断を実施し、診断結果の報告が義
務付けされた旧特定建築物やそれ以外の旧特定建築物 については、費用の面で課題はあるが、耐震化の必要 性については一定の理解が進められた。
現状分析と今後の方針など
E
3 有効性
評 価
A
B
D) 市民参加の制度を設けていない
義務化となった旧特定建築物の耐震化は緊急性の高い ことから優先的に指導の強化を図る必要がある。 B) 事業を実施する優先度が低い
評 価
◇
26年度の取組結果( 実績)
耐震改修促進法が平成25年11月に改正され、建築物の耐震化促進のための規制強化として、要緊急安全確認大規模建築物と要安全確認計画記載建 築物について耐震診断の義務化と併せて耐震診断結果の公表を行うことになった。対象建築物の所有者・管理者に対して、アンケート調査や個別訪 問により、平成27年12月(要緊急安全確認大規模建築物)又は平成28年12月(要安全確認計画記載建築物)までに、耐震診断を実施し診断結果を報 告するように助言、指導を行った。また、特定既存耐震不適格建築物(旧特定建築物)については、対象建築物の所有者・管理者に対し、アンケー ト調査を実施し、耐震化の必要性についての啓発、指導などを行った。
A
A
2, 015 0
年間延べ人数(その他) 一般財源 財 内
源 訳
0. 00 2 25年度
3, 577 1, 520 4 0 4 2 0. 45 0. 01 3, 573
◇ 取組に要した費用
0. 20
決算( 見込み)
0 1, 522
決算
26年度
千円 総事業費(コスト概算)=①+②
人 単位
年間延べ人数(正職員) 人
②人件費
千円 千円 ①事業費計
千円
特定財源
千円
0. 00 0. 25 24年度
2 2 2, 017 決算
今後の
方向性
※ 優先順位の高いものから10項目について評価
妥
当
性
◇
主な構成取組の評価( Chec k)
効
率
性
独
自
性
必
要
性
拡大 2 2
3
・縮小 ・廃止 ・完了
( ※ 総合評価結果、各構成取組の評価結果及びこれまでの改善点などを踏まえて、具体的に記入 ( 何をいつまでにどうするのか等) )
平成25年11月の耐震改修促進法の改正により、病院、店舗等の一定規模以上の建築物に 対する耐震診断の義務化に併せて、国の補助制度の拡充により、耐震化は促進されると想 定されるものの、引き続き、所有者や管理者に対して、耐震化の必要性の周知・啓発に努 め、診耐震診断の実施に向けた指導の充実に取り組む。
今後の方向性
・見直しのうえで継続
今後の方向性、課題について
・取組を統廃合のうえ継続 ・現状のまま継続
A) 成果を維持し、手段、手法の見直しを行っている まち政策部 茂福 隆幸
密集住宅地区の整備 10103
◇
26年度総合評価( Chec k)
1 市関与の妥当性
取組項目名
2 効率性
1次評価者確認
2次評価者
消防活動困難区域の解消に有効な主要生活道路の整 備や、老朽木造建築物の延焼危険性や倒壊による避難 困難性などの低減による減災を図るため、市が主体的 に取組みを進める必要がある。
評 価
評 価
B) 税金以外の方法も考えられる、または税金を使う必要性が低い B) 手段、手法が適切でない
主要生活道路の整備に伴う道路用地の購入や老朽木 造賃貸住宅除却費等補助金については、国費及び府費 を導入することにより、効率的な事業実施を行ってい る。
都市計画室 藤本 正基
A) 税金を使う必要がある
企画段階
A) 取組項目の成果により、取組目標の達成に向かっている
大規模地震等の災害に備え、消防活動困難区域の解消に有効な主要生活道路整備に対する理解及び協力を求めるとともに、老 朽木造建築物の延焼危険性や倒壊による避難困難性などの減災を図るための老朽木造賃貸住宅除却費等補助制度について、地元 自治会で組織された『まちづくり協議会』の場において相互の情報共有を図り、地区内の建物所有者等に対し、ダイレクトメー ルで普及啓発に努め意識醸成等を図っており、地域住民等の参加及び協力・理解が肝要であることから市民参画度は高い。今後 は、老朽木造賃貸住宅除却費等補助金の補助対象を拡大し、より一層の不燃化促進を図る。
B) 取組目標の達成に向かっていない
B) 市民参加に努めているが、さらに市民参加をすすめる余地がある
4 優先度
A) 可能な限り市民参加に努めている
A
実施段階
参加の状況
C) ごく一部に限り市民参加で行っている E) 市民参加はなじまない
5 市民参画度
A) 優先的に実施すべき事業である 主要生活道路の整備に伴う道路拡幅や公園整備、老
朽木造賃貸住宅除却費等補助事業に伴う延焼危険性や 避難困難性の低減により、災害に強い市街地の形成と 住環境の改善に向けた取組みを着実に進めている。
現状分析と今後の方針など
A
3 有効性
評 価
A
A
D) 市民参加の制度を設けていない
近い将来発生が予想されている大規模地震等の災害 に備え、消防活動困難区域の解消、老朽木造建築物の 延焼危険性や倒壊による避難困難性などの減災を図る ため、緊急性が高く優先的に実施するべき事業であ る。
B) 事業を実施する優先度が低い
評 価
◇
26年度の取組結果( 実績)
・主要生活道路拡幅整備に伴う道路用地購入を5件、道路整備工事を5件、調査測量等を4件実施した。 ・文化住宅、木造アパートなどの老朽木造賃貸住宅除却費等の補助を18棟実施した。
・不燃領域率の向上や延焼遮断帯に有効な都市計画道路対馬江大利線について整備手法等の検討を行った。 ・密集住宅地区内の不燃化を促進するため、地区計画等による新たな防火規制等の導入を検討した。
A
A
33, 452 71, 465
年間延べ人数(その他) 一般財源 財 内
源 訳
2. 00 13, 689 25年度
152, 680 35, 838 120, 277 80, 349 29, 915 94, 038 3. 79 0. 93 32, 403
◇ 取組に要した費用
4. 00
決算( 見込み)
90, 362 129, 876
決算
26年度
千円 総事業費(コスト概算)=①+②
人 単位
年間延べ人数(正職員) 人
②人件費
千円 千円 ①事業費計
千円
特定財源
千円
0. 90 3. 85 24年度
6, 144 77, 609 111, 061 決算
今後の
方向性
※ 優先順位の高いものから10項目について評価
妥
当
性
◇
主な構成取組の評価( Chec k)
効
率
性
独
自
性
必
要
性
拡大 2 3
3
1 老朽木造賃貸住宅等建替促進及び除却補助事務 3
現状維持 2
3 3
2 主要生活道路拡幅整備事務 3
拡大 3 3
3
3 密集市街地内の都市計画道路検討事務 3
現状維持 3
3 3
4 整備計画・事業計画変更事務 3
現状維持 3
3 2
5 まちづくり協議会に関する事務 2
現状維持 2
3 3
・縮小 ・廃止 ・完了
( ※ 総合評価結果、各構成取組の評価結果及びこれまでの改善点などを踏まえて、具体的に記入 ( 何をいつまでにどうするのか等) )
平成26年6月に策定した整備アクションプログラムに基づき、平成32年度までに不燃領 域率40パーセント以上を確保するため、密集住宅地区内の不燃化促進の取組をより一層推 進する必要がある。そのため、これまで進めてきた主要生活道路の整備に加え、延焼遮断 効果が期待できる密集市街地内の都市計画道路対馬江大利線の整備を推進するとともに、 平成27年度から、老朽木造賃貸住宅除却費等補助制度について補助対象を拡大し、更なる 活用促進を図る。
今後の方向性
・見直しのうえで継続
今後の方向性、課題について
・取組を統廃合のうえ継続 ・現状のまま継続
A) 成果を維持し、手段、手法の見直しを行っている まち政策部 大西 道彦
既存建築物の安全対策 10105
◇
26年度総合評価( Chec k)
1 市関与の妥当性
取組項目名
2 効率性
1次評価者確認
2次評価者
既存建築物の安全対策については、特殊建築物等の定 期報告に対する審査、指導等、法に基づく取り組み業 務である。
評 価
評 価
B) 税金以外の方法も考えられる、または税金を使う必要性が低い B) 手段、手法が適切でない
特殊建築物等の定期報告及び防災査察等については、 既存建築物が適法に維持管理されているか否かを判断 し、既存建築物の安全性の確保を図っている。
(防災査察 上期 5件、下期 5件、EV緊急立ち入 り検査 2件)
(定期報告対象件数 特殊建築物 138件 設備件 数 157件 昇降機1209件)
まちづくり指導課 橋本 一彦
A) 税金を使う必要がある
企画段階
A) 取組項目の成果により、取組目標の達成に向かっている
法令に基づく業務であり、毎年度同様に実施する業務となるが、昨今、特殊建築物などの火災事故な どによって人命が失われている事象が起こっていることから、建築・消防行政の指導のもと、法令遵 守の徹底を図る必要がある。
B) 取組目標の達成に向かっていない
B) 市民参加に努めているが、さらに市民参加をすすめる余地がある
4 優先度
A) 可能な限り市民参加に努めている
A
実施段階
参加の状況
C) ごく一部に限り市民参加で行っている E) 市民参加はなじまない
5 市民参画度
A) 優先的に実施すべき事業である
定期報告や特殊建築物への立ち入り検査などにより、 違法な部分の是正指示、指導を行った結果、改善が図 られた。
現状分析と今後の方針など
E
3 有効性
評 価
A
E
D) 市民参加の制度を設けていない
定期報告制度や特殊建築物等への立ち入り検査につい ては、違法な部分の改善指導を行うことで適法性の確 保が図られることとなり、人命や財産などを守るうえ から優先的に実施すべき事業である。
B) 事業を実施する優先度が低い
評 価
◇
26年度の取組結果( 実績)
既存建築物の安全対策については、建築基準法に基づく特殊建築物等の定期報告制度により、報告された物件を適正 に審査するとともに、防災査察として建築物へ立入検査を実施し、所有者、管理者等に対して、維持管理の適法性に関 する助言、指導を行った。
A
A
7, 494 0
年間延べ人数(その他) 一般財源 財 内
源 訳
0. 00 393 25年度
8, 925 6, 308 415 0 415 393 1. 08 0. 00 8, 510
◇ 取組に要した費用
0. 83
決算( 見込み)
0 6, 701
決算
26年度
千円 総事業費(コスト概算)=①+②
人 単位
年間延べ人数(正職員) 人
②人件費
千円 千円 ①事業費計
千円
特定財源
千円
0. 00 0. 93 24年度
374 374 7, 868 決算
今後の
方向性
※ 優先順位の高いものから10項目について評価
妥
当
性
◇
主な構成取組の評価( Chec k)
効
率
性
独
自
性
必
要
性
現状維持 2
3 3
1 既存建築物の安全対策指導事務 3
現状維持 2
3 3
2 特殊建築物等定期調(検)査事務 3
現状維持 2
3 3
・縮小 ・廃止 ・完了
( ※ 総合評価結果、各構成取組の評価結果及びこれまでの改善点などを踏まえて、具体的に記入 ( 何をいつまでにどうするのか等) )
既存建築物の安全対策の指導については、特殊建築物等の定期報告制度の円滑かつ的確 な運用を図るため、報告率の向上、防災査察の実施など、所有者、管理者及び占有者に対 して、維持管理の適法性に関する指導、助言、勧告等に取り組む。
今後の方向性
・見直しのうえで継続
今後の方向性、課題について
・取組を統廃合のうえ継続 ・現状のまま継続