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情報サー ビス産業 における国際提携戦略の変遷

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(1)

情報サー ビス産業 における国際提携戦略の変遷

情報 サー ビス産業 における国際提携戦略の変遷

日本 一韓国間関係 を事例 として

伊 東 暁 人

はじめに

1。

韓国におけるのITの状況 (1)韓国のIT環

9)韓国の情報サービス産業の概況

2。

日本 と韓国ソフ トウェア産業 における投資・ 事業提携の状況 (1)1980年 代における日韓 ソフ トウェア業の提携関係

(D1990年代前半における日韓 ソフ トウェア業の提携関係 )1990年代後半 における日韓 ソフ トウェア業の提携関係 )2000年以降における日韓 ソフ トウェア業の提携関係 おわ りに

は じめに

経済社会の ソフ ト化が進行す るなかで情報 と知識が付加価値の源泉 となり、情報技術 (IT)産 1の競争力が一国の存亡を決するといわれる2時代をむかえている。そのような認識のもと各国は、

次代の産業競争力の優位を確立す るために、IT産業、 とりわけソフ トウェア産業の振興 に注力 し 1こ こでいう「IT産業」 とは従来か ら存在する各種の情報および通信 に関係するハー ドウェア、 ソフ トウェ

ア産業をすべて統括する概念 として用いている。具体的にこの概念に包括 される基幹産業 は、(1)情報通信 関連機器 (ハー ドウエア)製造業、9)ソフ トウェア製造および情報通信サービス業、侶)通信関係 イ ンフラ 提供業 (具体的には、電話およびケーブル関係)である。

2た とぇば、IT戦略会議 は「IT基本戦略」 (2000年 11月 27日)のなかで「知識創発のための環境整備をい かに行 うかが、21世 紀 における各国の国際競争優位を決定付けることになる。」 と分析 している。 また、

2001年 10月 にWEF(世界経済 フォーラム)が発表 した Global Competitiveness Report 2001‑02(世 界 国際競争力報告)で日本 は世界 75カ 国・ 地域の中で現在の競争力を示すCCIで 15位、将来の競争力・ 成 長力を示すGCIで21位 となってお り、電子商取引関連法の整備やITへの対応の立 ち遅れが順位を落 とし ている。

‑35‑―

(2)

経済研究6巻4号

ている。個々の企業 において も、 さまざまな競争戦略を展開す ることで競争優位を確立 しようとし ているが、 とりわけ近年 は国際的な企業間の提携関係の中で生 き残 りを模索す る動 きが顕著 となっ てきている。それ らの傾向は日本や韓国において も同様である。

日本 と韓国が地理的に近いのみな らず、歴史的、文化的、経済的にも密接な関係を持 ち続 けてき たことはいまさら言 うまで もないことであろう。実際、産業や ビジネスの世界で も製造業を中心 と する多 くの分野で提携・ 合弁・ 販売協力など様々な関係が形成 されてきた。 しか し、一方で「近 く て遠い国」 と形容 されるように、物理的な距離 と経済的な結びつ きに比 して、正確な相互理解が不 十分であることもまたたびたび指摘 されるところである。

本稿では、 日本の情報サー ビス関連企業、 とりわけソフ トウェア業が韓国の企業 と実際にどのよ うな提携関係を持 って ビジネスを展開 してきたかを整理 した上で、今後のあるべき提携戦略を明 ら かに したい。

ここでは、両国のソフ トウェア企業が とる提携戦略を分析するのにあたって、戦略的提携論、お よび組織間関係論の分析視角を援用 し、なかで も資源の相互補完性 に着 目してい くつかの類型化を 行 う。一般 に、戦略的提携 (Strategic Alliance)と は、「2つ以上 の企業が新 たな事業機会を開 発す るために、互いの資源を共有す る組織編成」3を指 し、内容 としては長期契約、相互株式所有、

合弁 (」oint Venture)な どさまざまな形態をとる。その中で も企業の内部要因を重視する立場を とる経営資源アプローチでは、「希少性の高い経営資源の蓄積 に向けて他社か ら経営資源を獲得 し、

それ らを他社の経営資源を利用 して上手 く活用 し、 自社の経営資源を経営環境 に有利に展開させて い くための手段」4と定義する考え方 などがある。 また、企業間の提携を組織間関係論か らとらえる と、「 資源依存」、「組織 セ ッ ト」「 協同戦略」、「制度化」、「取引 コス ト」 などの視点か らとらえる こ とが で き る5が、 本 稿 で は お も に資 源 依 存 パ ー ス ペ ク テ ィ ブ (Resource Dependence Perspective)の 視点か ら、 日韓両国の企業が どのような資源依存=経営資源の獲得か ら提携 を模 索 したのかを、見ていきたい。IT関連の企業 には規模の面では中小企業が多 いが、資源的に制約 の多い中小企業では提携戦略を有効に活用す ることで企業の発展を大 きく規定する可能性をもつ と いわれるため、 こうした視角か らの分析 はある程度有効なものと考え られる。

3大滝精一・ 金井一頼・ 山田英夫・ 岩 田智著『経営戦略』(有斐閣、1997年)p179。 また、F.Bidault&T.

Cummingsは、戦略的提携のメ リッ トとして、「経営資源への接近」 を挙 げている。 これは、提携関係を形 成す るパ ー トナー間でお互 いの経営資源や コンピタンスを交換 し、他の組織か ら学ぶための手段 と定義 され る。彼 らは戦略的提携の隠れたメ リットとして、1.お互 いの強みを詳細 に説明 しあうことか ら派生するイ ノベー ション、2.既存の強みを新 しい状況下で適用するなかで明 らかになる改善の可能性、3.要求の多 いパ ー トナーか らの実行に対するプ レッシャーを挙 げている。(IMDイ ンターナショナル・ ロン ドンビジネ ススクール 0ペ ンシルバニア大学 ウォー トンスクール『MBA全5経営戦略』(ダイヤモ ンド社、1998年

)

6章)

4徳田昭雄「戦略的提携論 ―経営資源 アプローチの援用 一」『 立命館経営学』第40巻第 1号 (2001年 5月

)

pp.69‑88

5山倉健嗣『組織間関係』(有斐閣、1993年

)

‑36‑―

(3)

情報サービス産業における国際提携戦略の変遷 企業の経営資源 といって も多岐にわたるが、 ここでは提携の目的が自社 にない資源の獲得にある という観点か ら、かなり単純化 した類型化をおこなう。具体的には、個別企業の提携事例について、

1.場=地理的活動領域 (韓国か、 日本か、 それ以外か

)、

2.主=提携 のイニ シャティブ (韓国企業主導か、 日本企業主導か、対等か

)、

3.目=提携領域 (販売、技術、それ以外か)と いう二つの視点で類型化 し、そのタイプごとの変遷を量的に把握することを通 じて、 ミクロな企業 行動の累積か らマクロ的な傾向を探ろうということである。

1.韓国における ITの 状況

日本 と韓国両国の個別のソフ トウェア企業における提携状況をみる前に、その前提 として韓国の IT環境の現状 と情報サービス産業の概況について、 日本 との比較において把握 しておきたい。

(1)韓国の :T環 境

「 日本 より二、三年 は先を行 く」62000年 頃か ら韓国のIT環境を評 して こうした声が多 く聞かれ るようになってきた

7。

事実、い くつかの指標、 とりわけイ ンターネ ッ トの利用 において ここ数年 の韓国の躍進 は著 しいものがある。(表1)韓国・ 統計庁の「2000年社会統計調査」 によると、約 1.韓国におけるインターネッ ト利用者の推移

(単位 :千 人

)

1994 1995 1996 1997 1998 1999 2001

ユーザー数 1,634 3,103 10,860 19,040 22,230 出典 :韓 国ネットヮーク情報センター(KRNIC)

Source:http://stat.nic.or.kr/english/iuser.htlnl 注 :2001年 は6月 30日 現在の数字。

図1.韓 国におけるインターネット利用者数の推移 ユーザー数

(千

)

25000 20000 15000 10000 5000 0

1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001

6河信基『韓国IT革命の勝利』(宝島社、2000年 12月)p8

7韓IT研究会『 なぜ 日本は韓国に先を越 されたか』(日刊工業新聞社、2001年 6月)など。

‑37‑

(4)

経済研究6巻 4号

1600万 世帯の うち、2000年の時点で46.2%がパ ソコンを保有 しており、 これは97年と比べ約60

%の増加である。 また、ADSL8な ど大容量のデータを高速通信で きるブロー ドバ ン ド(広帯域)

通信9の利用 は2001年3月 末現在で500万人 に達 してお りЮ100人あた り10人とい う利用率 は

OECD加盟 30ヶ 国中1位Hで世界一の普及率を示 している。韓国政府 は今後、政府・ 民間の資金 を合わせて20兆ウォン(約 1兆 9000億)を投資 し、2005年までに全世帯の84%に当たる1350 万世帯 に平均20Mビッ ト/秒のブロー ドバ ン ド・ アクセス環境を普及 させ る計画を持 っている。

この世界最高水準のブロー ドバ ンド・ アクセス環境の普及が韓国のIT環境の特徴 といえよう。

また、イ ンターネ ットの利用実態をみると、表2のように、韓国のほうが日本より実際により長 く、多 くのページにアクセス していることがわかる。韓国の利用時間は月間で 日本の利用時間の2

2.2001年1月 におけるインターネッ ト全体の利用動向 (対当月の日韓比較)

 

月間平均 セ ッション数 16[コ 21回

月間平均訪間サイ ト数 10サ イ ト 27サ イ ト

月間平均ペー ジビュー数 779ペ ー ジ 2,008ペー ジ 月間平均 ネ ットサーフィン毎のページビュー数 48ペ ー ジ 96ペ ー ジ 月間平均利用時間 7時 間56分 48秒 16時17分 16秒 月間平均 ネ ッ トサーフィン毎の利用時間 29分48秒 46分 35秒

月間平均ページビュー毎の利用時間 37た 291少

月間平均バナー広告 ク リック率 0.51% 0.5096

家庭での月間イ ンターネ ッ ト利用人口(推定値)注 15,430,818人 11,086,891人 家庭でのイ ンターネ ッ ト利用可能者数(推定値

)

37,880,054人 22,322,758A

注。1月 1日 〜31日 の期間中に家庭か ら1度 で もイ ンターネットを利用 した人数 (同一人物の重複訪間を除 く

)

出典:ネッ トレイテ ィングス社、 ニールセ ン・ メデ ィア・ リサーチ社、 エーシーニールセ ン・ eレ イテ ィング ス・ ドットコム社が世界規模で共同展開するインターネット利用者動向情報サービス「Nielsen//NetR

atings」 2001年1月 度 の グローバ ル・ イ ンターネ ッ ト・ メ ジャメ ン ト結果 による。

8 ADSL(asymmetric digital subscriber line:非 対称 デ ジタル加入者線)既存 の電話 の加入者線である銅

(メ タ リック)線を利用 した高速データ伝送方式で、上 り回線に比較 して下 り回線を高速 (システムによっ て異なるが、概ね下 りが500 kps〜8 Mbps、 上 りが64 kbps〜 l Mbps)に して伝送を行 う。上 りと下 りの

伝送速度が異なることから、「非対称」といわれる。既設の加入者電話回線をそのまま使うことができうた

め、設備投資が小 さくてすむ。

9ブロー ドバ ンド伝送 :BrOadband trapsmissionと は狭義には、複数の信号を同一の伝送路 (ケーブルなど

)

で送 る方式を指すが、近年 は、動画の伝送など単 に高速度で大容量のデータ転送のことを指す ことが多い。

ここでは後者の意味である。

10韓国の情報通信省 は 2001年7月 13日 、 ブロー ドバ ンド0アクセス・ サー ビスの普及率 についての速報値を 発表 した。 それによると、ADSL、 CATVイ ンターネット、マ ンション内LAN接続を合わせた総数 は 6月 末時点で 625万 世帯 (内訳 は、ADSLが約 350万 世帯、CATVイ ンターネッ トが約 195万 世帯、 マ ンショ

ン内LAN接続が約 78万 世帯

)、

普及率 は全世帯の約4割に及ぶ。(日経 BizTech 2001.7.13) 11数字 は、東洋経済 日報 (2001.4.27)による。

‑38‑―

(5)

情報サービス産業における国際提携戦略の変遷

倍以上である約16時間であ り、 また、平均ページビュー数で も日本では月間平均 779ペ ージに対 し、韓国では 2008ペ ージと約2.6倍のページが閲覧 されている。

調査を担当 している Nielsen/NetRatingsア ジア・ パ シフィック担当者 は、韓国でのこの利用頻 度の高 さの理由として、イ ンターネットサイ トの増加、 ブロー ドバ ンドによるイ ンフラ設備の充実 度、イ ンフラ設備の低料金、チャッ トの人気を挙 げている。

(a韓国の情報サ… ビス産業の概況

以前か ら指摘 しているように、韓国に限 らず、一国の「情報サービス産業」の規模を明確に特定 すること、 また、そうした数字を用 いて国際比較を行 うことはきわめて困難である。その理由の第 一 は、情報サービス産業 という概念に含まれる個々具体的な業務の内容が急速な情報技術の発展に ともなって変化 し続け、従来の「産業分類」などの範疇規定を超越 していること (特に、 コンピュー タと通信の融合は電気通信事業 と情報サービス業の境界を曖昧なものにしている)である。第二に、

ソフ トウェア開発、あるいはコンピュータに関連 したサービスという業務 自体のもつ特性か らくる 問題がある。Ellえば、多 くのコンピュータメーカー、あるいはソフ トウェア会社は「統合サービス

(あるいはシステムイ ンテグレーション)」 とい う形態でハー ドウェアとソフ トウェアをまとめて販 売 してお り、売上上の区分 は困難である。そのような限界がある2こ とを承知の上で、以下、韓国

と日本における当該産業の現況 について簡単に触れておきたい。

WITSA(WOrld lnfOrmation Technology and Services Alliance)資料Bに よる韓国の情報

3.日本 と韓国の情報サー ビス市場規模 と推移

売 上 US$

1995 1999

日本 56,280 51,887 50,077 47,190 54,718 韓 国 1,680 2,304 1,945 1,623 2,496

1996/95 1997/96 1998/97 1999/98

日本 ‑7.8 ‑3.5 ‑5.8

韓 国 ‑15.6 ‑16.6

出所 :(社)情報サー ビス産業協会・ 編『情報サービス産業白書2001』

(コンピュータエージ社、2001年 5月

)、

p181。 原資料 は、WISTA Digital Planet 2000"(2000。 11)

12‑例│し て、国際連合が 1991年 に発表 した A MOdel Survey Of COmputer Services"は 各国個別に実施 されている当該産業の調査に対 して、一定の指針を示 している。 また、『 情報サービス産業白書』 (1996年 )でも各種統計上 において当該産業の範疇が異な っていることを指摘 している。(pp.40‑42)さ らには、

各国個別 に設定 されている産業分類 コー ドと国際標準で定め られている分類 コ‐ ド (ISIC)の 調和化の問 題 もある。

13『情報サー ビス産業白書2001』 pp.179‑180

‑39‑

(6)

経済研究6巻 4号

サー ビス産業の市場規模 は 1999年 時点で2496百USド (ITサー ビス 1744百 万USドル、 ソフ トウェア752 USド)であった。同資料による日本の市場規模 は、54718百 万USドル (ITサ ー ビス42494百USドル、 ソフ トウェア 12224百 万USド)であ り、規模 のみで見 るな らば韓国 の情報サービス産業 は日本の4〜 5%程度 とい うことが言えるM。

また、ASOCIO(Asian―Oceanian Computing lndustry Organization)資 15による韓国の 情報サー ビス産業の市場規模 は 1997年 時点で4381百USドル、生産額で4024百USドル、一 方、 日本の規模 は、市場規模が65617百USドル、生産額が 65669百 万USドルで、ASOCIOの

統計では韓国の規模 は日本の6〜 7%程度 ということが言える。韓国のソフ トウェア産業の特徴 は 内需 の急成長 によって拡大 して きた点で、韓国内の ソフ トウェア市場 は96年度 には前年度比約 42.7%増・ という高 い伸び率を示 したが、 その後の景気低迷 によって97年度 は29%増に落 ち込ん だ ものと見 られている。なお、輸出は96年ベースで3500万USドルにとどまってお り、統計か ら

も内需主導であることがわかる。

近年の韓国のIT産業を特徴づ けるものとして、ベ ンチ ャー企業の急増 と伸長が挙 げ られよう。

韓国では、1998年7月 28日 に「ベンチャー企業の育成に関する特別措置法」が施行され、ベンチャー 企業創業にはさまざまな優遇措置が とられたr。 2000年 8月 末時点でこの法律第2条で定義 される ベ ンチャー企業の総数 は8254社に達 し、その約半数がIT関連のベ ンチャーと見 られているB。

14韓国の情報サー ビス産業 についての概況 は下記 の通 り。

「韓国のIT産業 はいまだにハー ドウェア主体であるが、徐々にソフ トウェアにシフ トしつつある。 ソウル 南部 のKangnam地域およびSocho地域 は、中小 ソフ トウェア企業および製造業の集積地域であ り、韓国 ソフ トタウンとしての成長が見込まれている。韓国電子商取引 リサーチ研究所 は、韓国の電子商取引市場 は 2000年 で 5900億 ウォン(4.9億ドル)となるとの予想を発表 している。 これほど大幅な増加が期待で きる 要因 として、BtoB市場ではこれまで コンサルティングやEDIに限 られていた企業の利用が調達手続や物流、

販売、 カスタマーサー ビスに至 るまで幅広 い事業 に利用 されるようになったか らとみ られ る。 また、韓国情 報通信省 は、韓国のイ ンターネ ッ トユーザ数が 1999年 1月310万人か ら11月でほぼ倍の 600万 人まで増 加 してお り、平均利用時間 も長 くな っていると発表 した。韓国商務大臣は、経済危機で自信を失 った韓国企 業の競争力強化のために、起爆剤 として電子商取引を推進することに してお り、政府 も積極的に情報化支援 策を打 ち出 している。 その一つ として商務省 は 1999年 、 デ ジタル化推進 アクションプ ラン「 CyberKorea

21」 を発表 している。 これは今後4年間で約 28兆 ウォン (約

229。

1億 ドル)を投資 し、韓国に高速情報通 信 イ ンフラの設置 とIT関連産業 の育成を図 るとい うものである。 また同年、情報通信省 は、6分 (次 代イ ンターネ ッ ト、光 ファイバー通信、デ ジタル放送、無線通信、 ソフ トウェア、ハー ドウェア)における 4兆1400億 ウォンの情報技術インフラ整備計画を発表 している。」

(『

情報サー ビス産業 白書2001』pp178) また、IT産業の概況、 イ ンターネッ トビジネスや電子商取引の現状 とITベンチ ャーについては、『 アジア のネ ットビジネス』(日本貿易振興会、2001(平 13)年3月)などがある。

15『情報サー ビス産業 白書1999』 p.234、 原資料 は MIC/1H IT IS proleCt 1997

16 FKIIの調査 (1997.8)で は36.8%。 別 の資料では、97年 ‑15.6%、 98年 ‑16.6%と マイナスであ ったが、

1999年 は前年比 53.8%と いう高い成長を示 している。

17こ ぅしたベ ンチ ャー育成策が必ず しも韓国経済の基盤強化 につなが っていないとい う評価 もある。「 政府 は ベ ンチャー企業育成の音頭をとるが、ベ ンチャーの名称を冠 したインスタント起業家 は政府補助金が目当て だ。地道 な技術研究開発 は後回 しだ。」(地東旭「 ネガとポジの コ リア・ ルポ」『 世界週報』時事新報社、

p.30)

18『APEC加盟国・ 地域のITベンチ ャー ビジネスの現状 と展望 ―ITベンチャーの創出に向けて一』(日本貿 易振興会、2001年 2月)pp.343‑344

一‑40‑―

(7)

4.日本 と韓国の情報サー ビス業における提携状況

年 月 韓 国 側 企 業 日本側企業   時 代 場 所 主 体 目 的 も な 対 象 と す る 業 務

三星電子 ハ ドソ ン 技術輸 出 K T 三星の3人の技術者が 日本で共同開発、 日本か

ら韓国へ輸出

1982.11 三星電子 図形処理技術研究所 販売提携 K CAD/CAM 日本製品を韓国で販売

朝 陽 争 紛 磯

日本 カ ン タ ム ニ ク ス 業務提携 K T 字 校 用 、FAttSW開 合弁でオー トコム社設立、SWの70%を製作

1983.02 エマー ジング・ イル シ ン・ コ ン ピュー タ (EIC)

日本 コ ンピュー タェ ン

ジニ ア リング

(」

CE) 共同開発 T オ リンピック向け 日本での教育訓練、韓国内で共同受注

韓国情報産業協会 ソフ トウェア産業振興 協会 K

方韓代表団派遣

1984.08

聾 国 訛 分 竜 昇

野村コンピュータシステム 製品輸出 K SW開発支援 システム 8万 USドルの輸出

1984.10 大韓造船公社 国際 システム産業 合弁解消 K T 工場管理、プラント制御 1983.10に設立 した合弁 の システム開発会社・

国際 システム開発 コ リアを解散

1984.10 大 明 グ レイ ン 業務提携 K 共同開発、韓国での販売、技術者の相互派遣

1984.11 韓国情報産業協会 情報サー ビス産業協会 K 韓国開催の「情報産業国際セ ミナー」に日本の

情報 サー ビス産業協会が参加

1984.12 三星電子 高電社 販売提携 K PCttSW OEMで韓国内で販売

1985.01 双竜 コ ンピュー タ 日本コンピュータエンジニアリング 共同開発 T 工場制御用SW 共同開発契約締結

三星系列の機械 メーカー 帝国データバ ンク 合弁設立 K 韓国データバ ンク社設立、SW開発要員育成派

遣、企業情報DB販

1985.04 アパ レル メーカー 樫 山 製品輸出 K T SW ア パ レル のSW技術 供 与

1985.04 情報サー ビス産業協会 韓国よリソフ ト技術者の研修受け入れ要請

1985.05 大 明 アイビー.  ェス 業務提携 K 日本国内受注 ソフ トを国際分業で開発

1985.05

llI報

サ ー ビ ス 産 業 協 会 韓国よリソフト技術者の研修受け入れ決定(年50人

)

1985.06 リー コム・ ソフ ト・ バ ンク ダイナ ックス 業務提携 K FAttSW 韓 国 で の 製 品 販 売 、 国 際 分 業

1985.07 韓国科学技術院 セ ンチュ リリサーチセ

ンタ、伊藤忠商事 業務提携 K

SWの相互提供、共同研究、計算サービス

8社のPCメ ーカー イ ンター コム 販 売 提 携 K S 通信SW OEMで韓国内で販売

1985.09 韓 国情報 システ ム イ ンテ ック 研修受入 K

日 太 へ 結 術 秤 修 6

1985.12 ユニオ ンシステ ム デザイン・オートメーション 販売提携 K

PCttCADソ フ ト

1国

内で販売

1986.03 QniX 日本へのSW輸出を検討

1986.03 韓国情報産業 富士 ソフ トウェァ 合弁設立 K

T 国際分業

1986.04 同和国際商事 ア ドバ ンテ ス ト 合弁設立 K ICテ ス ター用SW SWサー ビスの韓 国内で の展開

現代電子産業、三星電子、三星半導体通信 イ ンター コム K T 通信SW イ ンター コムか らエ ミュ レータSWのOEM供

1986.05 双竜 ソフ トウェア・ デ ー タ 日本 システムサイェ ンス 販売提携 T プ ログ ラム言語 ASPOLと開発支援システムJASMACの 販売委託と開発委託

韓国情報産業協会 情報サー ビス産業協会 互協力 に関する協定調印

1986.07 ラッキーエンジエアリングカンパニー

(LECl

東 芝 業務提携 K 重電機器・ 発電 プ ラ ン ト用SW ソフ トウェア開発 とメンテナンスをLECへ委託

1986.Og ラ ッキー金星 グループ 日立 製 作 所 販 売 提 携 K 大型 コ ン ピュー タ 金星 社が 日立 の コ ンピュー タを販売。

1986.Og ラ ッキー金星 グル ープ 日立製作所 合弁設立 K ソフ トウ ェア開発 金星 日立 システムズによる開発・ 販売

1986.09 帝 国 デー タバ ンク 研 修 受 入 9人 を韓国から受け入れ、DB構築とSW開発を研修

1986.09 ソ ー ド現 地 法 人 ソー ド 合弁設立 K ソフ トウェア開発 ソー ドコ リア システムズ設立

1986.12 三星半導体通信 エ ア ー K RDBMS ハ ングル版UnifyをOEM提

1986.12 大林 エ ンジニア リング センチュリリサーチセンタ 業務提携 K 科学技術計算サー ビス 国際回線を利用 し韓国で技術計算サー ビス

(8)

1987.01 現代電子産業 富士通 技術援助 T デ ジタルPBX 製造技術、SW使用権、主要部品の供与

1987.03 暁星 デー タ システ ム 日立製作所 資本参加 K 小型機用SW開 暁星―日立 データシステムに改名

1987.04 韓国情報産業協会 情報サー ビス産業協会 1回懇談会開催 研修受入が具体的 な ビジネスに結 びつ いてヽ

ない問題点 を指摘

1987.05 小野田の現法、韓国の専門商社 小野田セメ ン ト 合弁設立 K OA、 FAttSW 韓国オークス社設立、SWの販売、受託開発

1987.07 ユ ニオ ンシステム 千代田情報機器 業務提携 K ス ー パ ー ミニ コ ン用APSW ユ ニ オ ンシス テ ムヘ 開発 委託 、千 代 田へ 研 修 受 人

1987.07 韓国 コンピュータ機器 藤 田 情 報 シ ス テ ム 合弁設立 K 中小型用SW開 「韓国 ソフ トウェア製造」社設立

1987.08 キ ャ リー ラボ K ゲ ームSW 韓国への開発委託

1987.08 ロス トワ ックスエ 業 ソ リマ チ

̀情

報 セ ン タ ー 合弁設立 K 農業園芸分野のSW開 韓 国 ソ リマ チ の 設 立

1987.11 双竜 ソフ トウ ェア・ デ ー タ メル クス 業務提携 K FAプロセス制御用SW 技術供与、SW開発、合弁販売会社設立

1988.06 韓国標準協会 講談社経営総合研究所 業務提携 K 適 性 診 断SW SWの韓国語化 、 コ ンサル技術 の提供

三星半導体通信 東京コンピュータシステム 技術供与 K T CADttSW 米社製SWの韓国語版開発へ技術供与

1988.09 ジグ レコー ド ア シス ト 合弁設立 K ビジネス用パ ッケー ジSW ジグアシス ト社設立、SW販売・ 保守

1988.10 キ ャ ドエ ンジニ ア リング ASAシス テムズ 業務提携 K CAD/CAMttSW 販売提携、情報交換

1988.12 東洋 ソフ トウェア 電算 システ ム 業務委託 K 汎用 アプ リSW SW開発の東洋 ソフ トウェアヘの委託

1988.12 二 宝 コ ンピュー タ ライ フボー ド 合弁設立 K 中小型、PCttSW SW販社設立

1989.01 大宇電子 ソ ニ ー 販売提携 K EWS「NEWS」 OS `ングル版OSの販売

1989.01 新 韓電子

Ef t"r;i 732'tf)v9, I

業務委託 K 新韓電子へ開発委託

1989.04 ゴー ドン・ テ ック エデ ィックス 業務提携 K ノフ トウェア技術者の確保

1989.08 情 報 サ ー ビ ス 産 業 協 会 韓国65社の紹介サービス開始

1989.09 ジグ・ ア シス ト

#^v^i^7, / sr-

販売提携 K TOAST 販 亭・ 保 守

1989。

12 ヽンベ ック システム 昌士 ソフ トウェア 業務委託 K PCttSW 富士 ソフ トウェアが開発を委託

1990.01 東洋 ソフ トウェア 電算 システム、三井情

報開発など5社 合弁設立

一削 K エ ミューイ ンターナショナル社設立、水半分

業型技術移転をめざす

1990.02 不 明 メイテ ック 一副 ソフ トウェア輸入

現代電子産業 ヴァル研究所 一削 K ビジネス用PCパッケー ジSW ヴ社 が現代 に製 品供給

1990.05 韓一 システ ム ダ ッ トジャパ ン 販売提携 一則 K K DBttSW 韓一 が ライセ ンス生産、販売

1990.05 =宝コ ンピュー タ SRA 合弁設立 一則 K 金融系SW 本市場に参入日本で合弁設立 (SRA子会社 に25%出 資

)、

1990.05 大宇、大宇電子、大宇通信 一削 K 福岡 ソフ トリサーチパークヘ進出決定

1990.06 三星 デー タ システ ムズ SCR 業務提携 一則 K DPTttSW ヽングル版開発 とライセ ンス供与

1990.08 三星 デー タ システ ムズ IIM 販売提携 一則 K 運用効率評価SW 韓 国 で の 製 品 販 売

1990.09 KISK テス ク 業務提携 一剛 K T 流通業 向 けSW テ社がKISKに出資 し、SW開発技術を供与

1990.10 不 明 MSD、 JCEなSW関

21社

合弁設立 90前 日本側49%出 パ シフィック・ システム社設立

1990.11 △qpTOrAOin pnrifir TnfntOrh C

or輌 1lmヽ

が シンガポール レーシア、 タイ 韓国、中国、香i 台湾、日本のソフト会社で設立、日系企業のシステム開発を共同量生

1991.02 POSDATA ソフ トバ ンク 合弁設立 90前 PCttSW流 SWの卸売専 門会社SBKを設立

1991.08 大宇、大宇電子、大宇通信 現地法人 一副 K 福岡ソフトリサーチパーク内に「大宇福岡」社設立

1992.01 ダー トシステム ダッ トジャパ ン 業務提携 Lotusア ドイ ンSW 技 術・ 販 売 提 携

1992.04 ユ ニオ ンシステム SBC 技術供与 一則 K

T EDI SBCがユ社に技術指導

1992.OC 三星グループ、三星データシステムズ 東 芝 技術供与 K T CIM、 生 産管理SW 東 芝 が 三 星 に 技 術 指 専

1993.04 デー コム NEC 業務提携 90前 PC通信サー ビス PC―VANとCHOLLIANの相互乗 り入れ

1993.10 金星ソフ トウェア、利川電機工業 東芝 エ ンジニ ア リング 販売提携 K CADSW 韓国内で販売、保守

1993.12 大信情報通信 フューチャーテクノロジー 販売提携 一削 K 金融機関向けALM 韓国内で販売、保守

1993.12 汎亜情報 システム 光 栄 業務提携 K ゲ ー ムSW 韓国語版作成、販売

(9)

ω

1994.07 三星電子工業 ダ ッ トジャパ ン 業務提携 一則 K マルチ メデ ィアSW 韓国語版作成、販売

1994.1 仁光、 日湖貿易 コナ ミ 合弁設立 K ゲームSW 韓 国 内 で の 販 売

1994.12 カサ ンエ レク トロニ クス ス コイ ア 販売提携 一削 3次元映像 システム 力社製品の日本での販売、 ソフ ト制作

1995.05

LGlv, lE =r7

ダッ トジャパ ン 業務提携 90後 エデ ュテ ィメ ン トSW LGの PCへ製 品供給 1995.05 ビソ ンテ ック バンタンインターナショナル 販売提携

900資

K アニメベ ースの マル チメデ ィア

韓 国 内 で の 販 売

1995.09 東芝計測 90後 パ ネル型PCの共 同開発

1995.11 10 NETテクノ ロ ジーズ NKB 業務提携

900資

イ ンター ネ ッ ト対戦 ゲームSW

1997.02 ミリネ ア ンフィニ・ エンタティ

メ ン ト・ テ クノロジー 業務提携

90つ

ゲームSW 共同開発

1997.03 セイ コム グ リー ンネ ッ ト 合弁設立 90後 K 特許情報提供 グリーンネットコリア社設立、韓国内でサービス展開

1997.07 大 宇 ム トウ 業務提携

900資

T 通信販売管理SW ノウハ ウ提供

1998

9*<=T

ソパ ック システム 販売提携 90後 K 地理情報 システム (GIS) GISソフト「 ジオマニア」の日本語版の開発販売

1998.01 ヽンコム 0サ ー ビス ソフマ ップ 販売提携

900資

K 韓国製SWの日本での販売

1999.03 イ ンター コム 90後 2002年をめどに韓国メデ ィアバ レーに進出

1999.0[ Co Co R ソフ トバ ンク 販売提携

900資

K イ ンター ネ ッ ト関連SW ソ社がX2Webを日本で販売、 日本語版作成

1999.OC ハ ンデ ィソフ ト 住商 エ レク トロニ クス 販売提携 90後 業務管理SW 住商エレ社がハンディソリューションを日本で販売

1999.06 コムテル アルファ・ オメガソフ ト 販売提携

900資

電話一体型 マウス ア社がマウスフォンを日本で販売

1999.06 ナモ・ イ ンタ ラクテ ィブ 江守商事 販売提携 ホ ー ム ペ ー ジ作 成SW ナモ社製品を江守商事が 日本で販売

1999.12 ビス コ

f -r- 900資

K コーエー・ コリア設立

ネッ トゲームの 日韓同時展開

1999.12 イーネ ッ ト・ コーポ レー シ ョン エルテックス、翔泳社kコムテック 合弁設立

900負

電子商取引(EC)サイ ト構築SW 日本国内での開発・ 販売 1999.08 日韓 デ ジタル コ ンテ ンツフェス

テ ィバ ル開催。

900資

2000.01 韓国人材開発院 バンタンインターナショナル 業務提携 ゲームSW 韓 国 内 で の 人 材 育 成 支 援

2000.02

Wamarket Commerce Svstem

不 明 合弁設立

K オー ク シ ョンサ イ ト 日本企業 と合弁 で 日本法人を設立 し、逆オー クションサイ ト事業を展開

2000.03 IMAGEOCD. COM デー タク ラフ ト 販売提携 2000 K デジタル画像素材SW 韓国内での販売

2000.04 延世大学、現代セガエンターティメントなど ァ ジタルハ リウ ッ ド 合弁設立 K IT人材 育 成 延世 デジタルハ リウッ ド社設立

2000.04 コマース

21(e―

netの子会社

)

サイバ ーキ ャッシュ 業務提携 電子商取引 (EC)サイ ト 日本 における電子商取引 (EC)サイ トの構 築支援 ビジネス

韓国のベ ンチ ャー企業 アルファ・ オメガソフ ト 技術提携 双 万 同TVショ ッ ピ ング シス テ ム インターネットとCTIを融合させた技術の共同開発

テ ィーマ ックス ソフ ト K ミ ドル ウェア (TPモニ タ

)

日本 に お け る販 売 子 会 社 の 設 立

アイーオ ンコ ミュニケーションズ ガイア ックス 業務提携 K イ ンターネ ッ トSW 日本国内での販売提携、共同開発

ユ ニテル、 サ ムス ン物産 ニ フテ ィ 業務提携 イ ンターネ ッ トビジネス 各種 サー ビスの共同利用、EC連

2000.08 LGテレコム ヾンダイ 業務提携 2000 画像配信サー ビス 携帯電話向けのキ ャラクター画像配信事業

2000.10 ネ クソ ン、 ネ クソ ン・ ジャパ ン ソリッドネットヮークス 合弁設立 2000 K オ ンライ ンゲ ー ム 日本 国 内 で の ゲ ー ム 事 業 展 開 2000.10 ハ ー ンソフ ト ビジネス

0イ

ンフォメ…ショ

0テクノロジー0ジャパン 業務提携 イ ンターネ ッ トビジネス イ ンターネ ッ トソ リュー ション事業 に関す る 包括的な提携

2000.lC IMRI、 シー ジーェス 合弁設立 K 多言語SW 合 弁 会 社 ユ ニ コ テ ッ ク に よ る 日本TF場で の 販 売

2000.lC アイマ ス 販社設立 K マーケティング支援SW 電子 メール利用 のマーケテ ィング支援 ソフ ト

の 日本語化 と販売

2000.10 イーポイ ン ト ネクス テ ック 業務提携 K ゲー ム配信 サ ー ビス 韓 国 内 に お け る ネ ッ ト事 業 展 開

2000.11 CUCOM Linuxな ブル ース ター 合弁設立 IT関 連 のマーケテ ィシグとコ

ンサルティング 日本で「 イ ン トレピッ ド・ マーケテ ィング」

を設立 し、対 日進出支援 ビジネスを展開

(10)

2000.1

2=./ 7 l.

ソニーコ ミューケーショ ンネ ッ トワーク

当資、業務

提携 2000 K T 翻訳技術 日本企業の韓国企業への出資、技術開発支援

2000.12 イ ーoサムス ンジャパ ン 2000 K 高速イ ンターネ ッ トカフェ「 ネ ッカ」の展開

2001.01 ェムプ ラス・ テクノロジー エクスパートエヌ・ イー

ジェイ・ ピー 業務提携 2000 K アプ リケー ション・ サー ビス・

プロバイダー(ASP)事

韓国内サーバ ーを用 いた 日本国内への事業展

2001.02 LGテレコム オ フ ィス ノア 業務提携 T 配信技術、PDA 動画 コンテ ンツの配信技術 と次世代 の携帯情

報端末 (PDA)の共同開発で提携

2001.02 ドリー ムセキ ュ リテ ィー レイ ヤーセ ブ ン 業務提携 セキュ リティ技術 双方 の技術情報 を交換、互 いの市場への進 出

の援助。

2001.02 ― ンソフ ト ビジネス・ インフォメーショ

0テクノロジー。ジャパン 業務提携 2000 ヾソコンルーム事業 IT教

育 と知 的 財 産 権 教 育 を 総 合 的 に 行 う「 イ ノ ベ ー シ ョ ン・ フ ァ ク ト リー」 を 日本 国 内 で に展 開 し、 教 育 カ リキ ュ ラ ム の提 供 や 専 門 講 師 を 派 遣 す る

2001.02 ア ジア・ ア ミュー ズ、SKテ

コム、LGテレコム タイ トー 業務提携 2000 K ゲー ム配信 サ ー ビス 携帯電話向 けの有料 ゲームコンテ ンツ配信事

2001.03 イ ノテ ィブ フジテ レビジ ョン 技術導入 2000 K T 高 速 ブ ラ ウ ザ ー 技 術 日本における「アイブラウザー」の独占利用権を獲得

2001.03 `ンゲ ーム ジャパ ン ネ ッ トプ ライ ス オ ンライ ンゲ ームサ ー ビス ゲ ーム コ ンテ ンツの配信

2001.04 テ ィー コムネ ッ ト オ ープ ンループ 合弁設立 2000 T STB(セ ッ ト トップ ボ ックス

)

共同開発

2001.04 イ ンデ ィゴ 翼 システ ム 販売提 携 K 帳票作成支援 ソフ ト 韓国 内 にお ける独 占販売 契約

2001.04 KCTメ デ ィア、崇実 (スンシ )大

デ ジタル エ ンタテイ ン

メ ン トアカデ ミー 業務提携 K ゲームSW開発者育成 韓国内に設立 され るゲームスクールヘの資本

参加、講師派遣、教育方法供与

2001.05 イー・ サ ムス ンジャパ ン フ リー ウェイ 合弁設立 200C オ ンライ ンゲ ー ムサ ー ビス

要 請

ff7'シ

      季発

2001.05 ココ・ エ ンタープ ライズ カプ コ ン 合弁設立 2000 ゲームSW開

新 会 社

KOKO OCAPCOM(資

本 金

3億 3千

万 円

:コ

51%、

カ プ コ ン

49%出

)で

韓 国 市 場 向 け

SW開

発 と 販 売

2001.05 イーポイ ン ト ネ クステ ック 技術供与 T オ ンライ ンゲ ームSW ネクステ ックか らイーポイ ン トヘの ライセ ン

スとコンテ ンツの供与

2001.06 マークエニー アイ・ テ ィー・ エ ック

合弁設立 電子透か しシステム

新 会 社 「 マ ー ク エ ニ ー・ ジ ャパ ン」

(資

本 金

2億5千

=ス

ラ負テi最雲ζ>Fチ警雀奥暮≧異農畠日本市

2001.06 ユニバ ーサルソフ ト情報通信 ロ ゴヴ ィス タ、 ユニ コ

テ ック 業務提携 翻訳サー ビス、翻訳SW 携帯電話、 イ ンターネ ッ トによる翻訳 サー ビ スの共同開発

2001.06 キュン 0イ ル・ イ ンフォメー ショ

ン 0テ クノ ロ ジー 構造計画研究所 販売提携 K 通信 ネ ッ トワーク性能評価SW 韓国内における販売代理店契約

2001.07 カマ0デジタル

0エ

ンターテインメント エニ ックス 業務提携 K オ ンライ ンゲ ームSW 韓国内での販売 ライセ ンス提携

2001.07 コマー ス 21(e― netの 子会社

)

NEC 業務提携 K 販売系ECサイ ト構築事業 ECサイ ト構築SWの日本国内 にお け る販売代理店契約

2001.08

韓 国 の 大 学

ジャスネ ッ トなど 視 察 団 の 派 遣 韓国のIT技 術者を日本へ派遣す るための視察

2001.08 イ ンテ リジェ ンス ウェア グルーオン0パ ートナーズ 業務提携 T EAI(エ ンタープライズ

0ア

プリケーショ

・インテグレーション)ツール 共同開発

2001.09 メディアサープ、セキュリティ・テクノロジース オ ープ ンル ープ 販売提携 K 韓国製暗号SW

日 本 国 内 で の 販 売 提 携 、 rll場 調 査 の 共 同 実 施

2001.09 メデ ィア ワー クス 北 海 道 日興 通 信 販売提携 2000 K イ ンターネ ッ ト放送SW 日本国内での販売提携

2001.09 ウィズゲー ト ハ ドソ ン 販売提 携 K オ ンライ ンゲ ームSW 韓 国 内 で の 販 売 提 携

2001.10 ゲームベ ンチ ャー、大元C・

I

バ ンダイ 合弁設立 2000 オ ンライ ンゲ ームサ ー ビス 新会社「

BandaiO GV」 (バ

ンダイ

60%、

ゲームベンチャー

30%、

10%出

)による日本国内でオンラインゲームサービスの展開

2001.11 ソフトウェア振興院0アイパーク東京 2000 セミナー「韓国コミュニティーサイトのトレンド」を開催

2001.12 セイ ヮール ド ランテックソフ トウェア 共 同開発 T HP作成管理SW 北 九 州 市 と仁 川 市 と の 産 業 交 流 事 業 の 一 環

出典:日本経済新聞、 日経産業新聞、 日経 テ レコン21など。

注 :「 時代」 は 4つ の時代区分 を示す。「場所」 はK=韓国、J=日本を示す。「主体」 はK=韓国側企業主体、J=日本側企業主体を示す。「 目的」

S=販売市場 目的中心、T=技術・ 開発 目的中心を示す。

参照

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