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SER no.069; あとがき

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SER no.069; あとがき

著者 朝倉 敏夫

雑誌名 国立民族学博物館調査報告

巻 69

ページ 253‑254

発行年 2007‑03‑30

URL http://hdl.handle.net/10502/1987

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あ と が き

朝倉敏夫

 共同研究会「韓国社会:グローバル化の諸局面」は,平成15年度から17年度にかけて,

年に数回の共同研究会を開催し,以下のような発表・討議をおこなった。

 平成15年度は,5 月10日に朝倉敏夫が「研究計画の概要」を説明し,全員で「問題提 起と共同討議」。7 月12日に李愛俐娥の「独立後のカザフスタンにおける高麗人  韓国 社会との関係を中心に」,韓景旭の「北朝鮮人による越境の背景と方法  中国で出会っ たある脱北者の口述」。9 月27日に浮葉正親の「名古屋のコリアン社会素描  在日コリ アンと新来コリアンの接点を探る」,島村恭則の「バラック・団地・トンボトンネー福岡・

朝鮮半島系住民をめぐる民俗誌」。12月13日に板垣竜太「植民地期朝鮮の地域社会と酒 造業」,秀村研二の「韓国における葬送儀礼の変化  火葬の急増を中心に」。1 月31日 に朝倉敏夫の「ワシントンD.C.のコリアン・アメリカン」,林史樹の「グローバル化にお ける韓国華僑の環境変化と意識変化」という発表があった。3月25日に一部のメンバー により「本研究課題に関する文献リストの作成部会」を行った。

 平成16年度は,4 月24日に鈴木文子の「山陰からみた大陸  板祐生コレクションに みるネットワークと情報を出がかりに」,ソウル大学人類学科教授で東京大学の客員研 究員として来日中の全京秀の「学問と帝国のはざまの秋葉隆  京城帝国大学時代を中 心に」。6 月12・13日に川上新二の「韓国巫俗の守護霊と祖先」と,サントリー文化財団 による研究助成をうけた「アメリカ合衆国における東アジアにおける東アジア系移民の 連携と葛藤:多元的共生の観点から」と共同で開催し,Nancy Abelmann(University of Illinois, Urbana-Champaign)の「イリノイ大学周辺街における韓国系教会」,小嶋茂

(JICA横浜海外移住資料館)の「Japan Town から International District へ  シアトル の事例」。12月11日に嶋陸奥彦の「路上からみる現代韓国社会の断面/断片」,本田洋の「韓 国南原地域における木器産業」。3 月 5 日に金惠信の「コリアン・ディアスポラのアート」,

洪賢秀の「ハワイにおけるコリアン  表象されたコリアン・アメリカンの自己イメー ジ」と,それぞれの発表があった。

 平成17年度は,4 月23日に岡田浩樹の「在日コリアンにおけるエスニックアイデンティ ティと多文化共生政策の間の葛藤  阪神淡路大震災後のアジアタウン構想と長田マダ ンの事例を通して」,安成浩(神戸大学大学院生)の「1945年-1948年における中国東 北部の朝鮮人社会  帰国と定着のはざま」の発表があった。この岡田の発表をもって,

沖縄・台湾・中国など東アジア全体の人類学研究の立場からコメントをする役割を担っ た渡邊欣雄を除いて研究会のメンバー全員による発表が終わったので,その後は成果刊 行についての討議を行うとともに,安の発表からは若手研究者および韓国からの研究者

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の発表を計画した。 6 月25日には,全員で成果のとりまとめに関する打ち合わせ。9 月 17日に全員で「グローバル化と韓国社会」についての討議。12月10日に金良淑(東京大 学大学院生)の「日本で営まれる済州島巫俗儀礼の現在」,全員で成果のとりまとめに 関する打ち合わせ。3 月11日に山地久美子(神戸大学大学院生)の「韓国と日本の国際 結婚・Brain Drain(頭脳流出)事情  コリアン・アメリカンを中心に」,金容儀(全 南大学副教授)「京城帝国大学の七人の総長」という発表があった。

 本書は,研究会での発表をメンバー全員から投稿してもらうことにしたが,かならず しも発表内容には限らないこととした。たとえば,洪,林,朝倉の原稿がそうである。

また,この研究会で発表した内容について,島村恭則は「朝鮮半島系住民集住地域の都 市民俗誌  福岡市博多区・東区の事例から」『国立歴史民俗博物館研究紀要』124(2005 年)に,本田洋は「商品としての南原木器  韓国のものつくりに関する一試論」,板 垣竜太は「どぶろくと抵抗  植民地期朝鮮の『密造酒』をめぐって」と題して伊藤亜 人先生退職記念論文集編集委員会編『東アジアからの人類学  国家・開発・市民』(2006 年 風響社)に掲載しているが,島村と本田は本報告書のために新たに原稿を寄せてく れた。

 投稿締め切りを平成18年 5 月としたが,一部の執筆者からの投稿が遅れ,ようやく11 月になって全員の原稿が集まった。早くに投稿していただいた執筆者各位には編者とし てお詫びする。

 本書の編集にあたっては,立田委久子さんと黒川香織さんに協力していただいた。記 して感謝する。

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参照

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