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キャンプ参加後におけるキャンプ効果の活用に関する研究

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Academic year: 2021

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キャンプ参加後におけるキャンプ効果の活用に関する研究

静野聖子(生涯スポーツ学科型秒トスポーツコース) 指 導 教 吉 林 綾 子

キーワー ド:キャンフ官

JI

果、キャンプ参加経験、日常生活、活用

1 .

序論

文部科学省は、少年期、青少年期にこそ経験す ることが望まれる様々な生活体験、社会体験、自 然体験の機会を十分に持つこと ができず、精神的 に豊かな生活を行うことが困難になっている状況 があると報告している

1)

。これまで、組織キャン プの効果に関する研究で・は数多くなされており、

日本キャ ンプ協会

2)

は、これらの多 くは自己、 他 者、自然に関するものが向上すると報告している。

しかし、数か月後にはこれらの効果がキャンプ前 の数値に戻ってしまう

2)

との報告があるが、キャ ンフ効果の日常生活における活用に関する研究は あまり行われていなし、。そこで本研究では、キャ ンプで学んだ司王(キャンフ苛

J!

果)が日常生活にお いて活かされているかどうかを調査することを目 的とする。

2.

研究方法 調査対象者

平成

22

年までに実地された

K大学の教育キ

ャンプ過去の参加者

94

名と野外教育研究会

M

主催の教育キャ ンプ過去の参加者

25名で、回

答に不備のない

K大学 91

名と、野外教育研究 会

23

名を調査対象とした。

調査用紙

キャンプで学んだ事(キャンプ効果)が 日常 生活において活かされているかを測定するた めに、筆者が独自に作成したキャンプ効果

キ ャンフヲ

J

果の活用に関するアンケート、 3領域

14

項目(自己領域①自己理解、②思考力、③ 判断力、 ④ 自己表現力、⑤自 己効力、⑤探究 心、⑦自己抑制、③自発性の

8

項 目、他者領 域①コミュニケーシ ョン、②対人不安、③信 頼感、④おもいやりの

4

項目、自然領域①環 境への興味

関心、②環境行動の

2

項目)の 質問と

4

項目の記述からなるアンケート用紙 を用いて調査を実施した。

3.

結果・考察

参加者の属性(参加回数

参加種類

職業・カ ウンセラー経験)やその後の経験によって、キャ ンプで学んだ事(キャンプ効果)の活用に違し、が

あることが明らかになった。し吋')1,も、キャンプ 参加回数が大き く影響していると考えられる。ま た、キャンプで学んだ事(キャンプ効果)は、キ ャンプに参加し、様々な年代の人と関わ り を持っ て活動をすることによって、それぞれの発達段階 に応じて違いはある がたくさんの刺激を受け吸収 していっ たこと、またキ ャンプといういつもとは 違う環境の中で、様々 な活動を通して仲間と向き 合い、互いに助け合う中で、自然と他者と向き合 いまた自分とも向き合ったことが自己領域や他者 領域に影響を与えたのだと考えられる。また、日 常生活でキャンプでの学びを活かすことができて いる参加者は、キャンプに参加した回数や経験の 違いが大きく、キャンプでの学びが 自分の植にな

っていることが影響していると考えられる。

4.

結論

キャンプで学んだ事(キャンプ効果)は、参加 者の参加回数やキャンプでの経験によって活用に 違いが影響 している ことが明らかとなった。参加 回数が多い方が学びに大きく影響を与え、また参 加者の発達段階の時期によっても影響があると考 えられる。キャ ンプで-の学びはキャンプ終了後も、

参加者自身の糧となってキャンプ以外でもキャン プでの学びを活かせていると考えられる。そのた め、キャンプ効果の活用をより詳細にしてく必要 が明らかとなった。 こ の ことは、今後、キ ャンプ を発展させるためにも、キャンプで学んだこと(キ ャンプ効果)の活用を調査することはキャンプ効 果を実際の生活に反映させるた めに必要であると 考えられる。

5.

[引用

参考文献}

1

)文部科学省、中央教育審議会答申 「新しし、時 代を拓く心を育てるためにJ 、1998

2) 橘直隆・ 平野吉直、「生きる 力 を構成する J 旨 標 」 、 野外教育研究、 第

4

巻、第

2

号 、

11

16

2001

- 5 -

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