ISSN O919−3073
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目 次
バリカンの曲
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石崎 一夫…1 特集<ティームティーチング>
・ティームティーチングと
学校改善 八尾坂 修…2
・ティームティーチングの動向 重松 敬一…3
・文化交流の場としての
チームティーチング 伊東 治己…4
「ティームティーチング」
の導入について 藤井 正妃…5 ティームティーチングの実際 勝美 芳雄…6 教育工学から教育実践へ
−第43回国立大学教育工学
センター協議会の報告一 船越 勝…7 運営委員会報告 ‥・8
バリカンの曲
楽曲の始まり方には、弱起
(アウフタクトAllftakt)と
いって不完全小節の弱伯から 始まり完全小節の強酌に入る
ものが多い。
中学教諭時代、ある期末テ ストの採点をしていると「バリカンの曲」という
− 解答がでてきた。出題は「次の曲の始まり方を何 と言うでしょう」なのだが一瞬何のことだか分か らず考え込んだことがある。
しばらくして、自分が採業中に思いっくまま無 責任に話したことを思いだした。
私が子供の頃は理髪店に行くことなど滅多にな く、家の庭先で大きな風呂敷を首から巻いて、母 親にジャッキ(私の家ではそう言っていた)で丸 坊主にしてもらっていた。ジャッキを離すタイミ
ングが悪いと毛を引っ張って痛いのと、短い毛が 首筋に入るとむず棒く散髪するのは好きではなかっ た。生え際を剃るのは怖くて嫌だったが、終わっ てから頭を洗うとさっぱりして気持ちの良かった
石 崎 一 夫
感触が今でも蘇り懐かしい。
頭を刈る道具に制作者の名前をつけてバリカン と言うのだが、床屋さんに電気バリカンが入るま で、私の家ではジャッキと呼んでいた。などとい う話をしたのだろう。
採点は、話した本人も忘れてしまっていたこと をよく覚えていてくれていたことで、注釈付の三 角にした。
経験の無い理屈っぽい話と、体験を話すのとで は、話し方も違うだろうし、聴き手の脳に入って からの整理場所が違うのだろう。毎日の積み重ね で理解が深まるもの、前後の関係なく単独で覚え てしまうものがあるようだ。
私自身小学生の頃、音楽好きの算数の先生が、
シャープとフラットのつく順番をファドソレラミ シ・シミラレソドファと教えてくれたのを、今で も有難く使わせてもらっている。
自分の思いが伝わらず、何が人に影轡を与えた り、大切にされたりするか分からない。毎日を】一 準に生きなければならないと思うのですが。
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