災害対策基本法(昭和36年法律第223号)
(目的) 第1条 この法律は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、防 災に関し、国、地方公共団体及びその他の公共機関を通じて必要な体制を確立し、責任 の所在を明確にするとともに、防災計画の作成、災害予防、災害応急対策、災害復旧及 び防災に関する財政金融措置その他必要な災害対策の基本を定めることにより、総合的 かつ計画的な防災行政の整備及び推進を図り、もって社会の秩序の維持と公共の福祉の 確保に資することを目的とする。 (定義) 第2条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定める ところによる。 1 災害暴風、竜巻、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火その他の異常な自然現 象又は大規模な火事若しくは爆発その他その及ぼす被害の程度においてこれらに類す る政令で定める原因により生ずる被害をいう。 2 防災災害を未然に防止し、災害が発生した場合における被害の拡大を防ぎ、及び災 害の復 1 日を図ることをいう。 (市町村の責務) 第5条 第 1 項市町村は、基礎的な地方公共団体として、当該市町村の地域並びに当該市 町村の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共 団体の協力を得て、当該市町村の地域に係る防災に関する計画を作成し、及び法令に基 づきこれを実施する責務を有する。 (市町村防災会議) 第 16 条 市町村に、当該市町村の地域に係る地域防災計画を作成し、及びその実施を推 進するほか、市町村長の諮問に応じて当該市町村の地域に係る防災に関する重要事項を 審議するため、市町村防災会議を置く。 6 市町村防災会議の組織及び所掌事務は、都道府県防災会議の組織及び所掌事務の例に 準じて、当該市町村の条例(第二項の規定により設置された市町村防災会議にあつては、 規約)で定める。 (市町村災害対策本部) 第 23 条 市町村の地域について災害が発生し、又は災害が発生するおそれがある場合に おいて、防災の推進を図るため必要があると認めるときは、市町村長は、市町村地域防 災計画の定めるところにより、市町村災害対策本部を設置することができる。 2 市町村災害対策本部の長は、市町村災害対策本部長とし、市町村長をもつて充てる。 3 市町村災害対策本部に、市町村災害対策副本部長、市町村災害対策本部員その他の職 員を置き、当該市町村の職員のうちから、当該市町村の市町村長が任命する。 4 市町村災害対策本部は、市町村地域防災計画の定めるところにより、次に掲げる事 務を行う。この場合において、市町村災害対策本部は、必要に応じ、関係指定地方行政 機関、関係地方公共団体、関係指定公共機関及び関係指定地方公共機関との連携の確保に努めなければならない。 一 当該市町村の地域に係る災害に関する情報を収集すること。 二 当該市町村の地域に係る災害予防及び災害応急対策を的確かつ迅速に実施するた めの方針を作成し、並びに当該方針に沿つて災害予防及び災害応急対策を実施するこ と。 5 市町村長は、市町村地域防災計画の定めるところにより、市町村災害対策本部に、災 害地にあつて当該市町村災害対策本部の事務の一部を行う組織として、市町村現地災害 対策本部を置くことができる。 6 市町村災害対策本部長は、当該市町村の教育委員会に対し、当該市町村の地域に係る 災害予防又は災害応急対策を実施するため必要な限度において、必要な指示をすること ができる。 7 前条第6項の規定は、市町村災害対策本部長について準用する。この場合において、 同項中「当該都道府県の」とあるのは、「当該市町村の」と読み替えるものとする。 8 前各項に規定するもののほか、市町村災害対策本部に関し必要な事項は、市町村の条 例で定める。 (職員の派遣の要請) 第 29 条 第 2 項市町村長又は市町村の委員会若しくは委員(以下「市町村長等」という。) は、災害応急対策又は災害復旧のため必要があるときは、政令で定めるところにより、 指定地方行政機関の長又は指定公共機関に対し、当該指定地方行政機関又は指定公共機 関の職員の派遣を要請することができる。 (職員の派遣のあっせん) 第 30 条 都道府県知事又は市町村長等は、災害応急対策又は災害復旧のため必要がある ときは、政令で定めるところにより、内閣総理大臣又は都道府県知事に対し、それぞれ、 指定行政機関、指定地方行政機関若しくは指定公共機関又は指定地方行政機関若しくは 指定公共機関の職員の派遣についてあっせんを求めることができる。 2 都道府県知事等又は市町村長等は、災害応急対策又は災害復旧のため必要があるとき は、政令で定めるところにより、内閣総理大臣又は都道府県知事に対し、それぞれ、地 方自治法第二百五十二条の十七 の規定による職員の派遣について、又は同条 の規定に よる職員の派遣若しくは地方独立行政法人法第九十一条第一項 の規定による職員(指 定地方公共機関である同法第二条第二項 に規定する特定地方独立行政法人(次条にお いて「特定地方公共機関」という。)の職員に限る。)の派遣についてあつせんを求める ことができる。 (市町村地域防災計画) 第 42 条 第 1 項市町村防災会議は、防災基本計画に基づき、当該市町村の地域に係る市 町村地域防災計画を作成し、及び毎年市町村地域防災計画に検討を加え、必要があると 認めるときは、これを修正しなければならない。この場合において、当該市町村地域防 災計画は、防災業務計画又は当該市町村を包括する都道府県の都道府県地域防災計画に 抵触するものであってはならない。 (防災に関する組織の整備義務〉 第 47 条第 1 項 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長、地方公共団体の長その他
の執行機関、指定公共機関及び指定地方公共機関、公共的団体並びに防災上重要な施設 の管理者は、法令又は防災計画の定めるところにより、それぞれ、その所掌事務又は業 務について、災害を予測し、予報し、又は災害に関する情報を迅速に伝達するため必要 な組織を整備するとともに、絶えずその改善に努めなければならない。 (災害応急対策及びその実施責任) 第 50 条 災害応急対策は、次の各号に掲げる事項について、災害が発生し、又は発生す るおそれがある場合に災害の発生を防禦し、又は応急的救助を行なう等災害の拡大を防 止するために行うものとする。 1 警報の発令及び伝達並びに避難の勧告又は指示に関する事項 2 消防、水防その他の応急措置に関する事項 3 被災者の救難、救助その他保護に関する事項 4 災害を受けた児童及び生徒の応急の教育に関する事項 5 施設及び設備の応急の復旧に関する事項 6 清掃、防疫その他の保健衛生に関する事項 7 犯罪の予防、交通の規制その他災害地における社会秩序の維持に関する事項 8 緊急輸送の確保に関する事項 9 前各号に掲げるもののほか、災害の発生の防禦又は拡大の防止のための措置に関する 事項 2 指定行政機関の長及び指定地方行政機関の長、地方公共団体の長その他の執行機関、 指定公共機関及び指定地方公共機関その他法令の規定により災害応急対策の実施の責 任を有する者は、法令又は防災計画の定めるところにより、災害応急対策を実施しなけ ればならない。 (市町村長の避難の指示等) 第 60 条 災害が発生し、又は発生するおそれがある場合において、人の生命又は身体を 災害から保護し、その他災害の拡大を防止するため特に必要があると認めるときは、市 町村長は、必要と認める地域の居住者、滞在者その他の者に対し、避難のための立退き を勧告し、及び急を要すると認めるときは、これらの者に対し、避難のための立退きを 指示することができる。 2 前項の規定により避難のための立退きを勧告し、又は指示する場合において、必要が あると認めるときは、市町村長は、その立退き先を指示することができる。 (警察官等の避難の指示) 第 61 条第 1 項 前条第 1 項の場合において、市町村長が同項に規定する避難のための立 退きを指示することができないと認めるとき、又は市町村長から要求があったときは、 警察官又は、会場保安官は必要と認める地域の居住者、滞在者その他の者に対し、避難 のための立退きを指示することができる。前条第 2 項の規定は、この場合について準用 する。 (市町村の応急措置) 第 62 条第 1 項 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生し、又はまさに発生し
ようとしているときは、法令又は地域防災計画の定めるところにより、消防、水防、救 助その他災害の発生を防禦し、又は災害の拡大を防止するために必要な応急措置(以下 「応急措置」という。)をすみやかに実施しなければならない。 (市町村長の警戒区域設定権等〉 第 63 条 災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合において、人の生命又は 身体に対する危険を防止するため特に必要があると認めるときは、市町村長は、警戒区 域を設定し、災害応急対策に従事する者以外の)者に対して当該区域への立入りを制限 し、若しくは禁止し、又は当該区域からの退去を命ずることができる。 2 前項の場合において、市町村長若しくはその委任を受けて同項に規定する市町村長の 職権を行う市町村の職員が現場にいないとき、又はこれらの者から要求があったときは、 警察官又は、海上保安間は同項に規定する市町村長の職権を行うことができる。この場 合において、同項に規定する市町村長の職権を行ったときは、警察官又は、海上保安官 は直ちに、その旨を市町村長に通知しなければならない。 3 第 1 項の規定は、市町村長その他同項に規定する市町村長の職権を行うことができる 者がその場にいない場合に限り、白衛隊法(昭和 29 年法律第 165 号)第 83 条第 2 項の規 定により派遣を命ぜられた同法第 8 条に規定する部隊等の自衛官(以下「災害派遣を命 ぜられた部隊等の自衛官」という。)の職務の執行について準用する。この場合におい て、第 1 項に規定する措置をとったときは、当該災害派遣を命ぜられた部隊等の自衛官 は、直ちに、その旨を市町村長に通知しなければならない。 (応急公用負担等) 第 64 条 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生し、又はまさに発生しようと している場合において、応急措置を実施するため緊急の必要があると認めるときは、政 令で定めるところにより、当該市町村の区域内の他人の土地、建物その他の工作物を一 時使用し、又は土石、竹木その他の物件を使用し、若しくは収用することができる。 2 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生し、又はまさに発生しようとしてい る場合において、応急措置を実施するため緊急の必要があると認めるときは、現場の災 害を受けた工作物又は物件で当該応急措置の実施の支障となるもの(以下この条におい て「工作物等」という。)の除去その他必要な措置をとることができる。この場合にお いて、工作物等を除去したときは、市町村長は、当該工作物等を保管しなければならな い。 第 65 条第 1 項 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生し、又はまさに発生し ようとしている場合において、応急措置を実施するため緊急の必要があると認めるとき は、当該市町村の区域内の住民又は当該応急措置を実施すべき現場にある者を当該応急 措置の業務に従事させることができる。 (他の市町村長等に対する応援の要求) 第 67 条 市町村長等は、当該市町村の地域に係る災害が発生した場合において、災害応 急対策を実施するため必要があると認めるときは、他の市町村の市町村長等に対し、応 援を求めることができる。この場合において、応急措置を実施するための応援を求めら れた市町村長等は、正当な理由がない限り、応援を拒んではならない。
2 前項の応援に従事する者は、災害応急対策の実施については、当該応援を求めた市町 村長等の指揮の下に行動するものとする。 (都道府県知事等に対する応援の要求等) 第 68 条 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生した場合において、応急措置 を実施するため必要があると認めるときは、都道府県知事等に対し、応援を求め、又は 応急措置の実施を要請することができる。この場合において、応援を求められ、又は災 害応急対策の実施を要請された都道府県知事等は、正当な理由がない限り、応援又は災 害応急対策の実施を拒んではならない。 2 前条第 1 項後段の規定は、前項の場合について準用する。 (災害派遣の要請の要求等) 第 68 条の 2 第 1 項 市町村長は、当該市町村の地域に係る災害が発生し、又はまさに発 生しようとしている場合において、応急措置を実施するため必要があると認めるときは、 都道府県知事に対し、自衛隊法第 83 条第 1 項の規定による要請(事項において「要請」 という。)をするよう求めることができる。この場合において、市町村長は、その旨及び 当該市町村の地域に係る災害の状況を防衛大臣又はその指定する者に通知することができ る。 (災害時における交通の規制等) 第 76 条第 1 項 都道府県公安委員会は、当該都道府県又はこれに隣接し若しくは近接す る都道府県の地域に係る災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合において、 災害応急対策が的確かつ円滑に行われるようにするため緊急の必要があると認めると きは、政令で定めるところにより、道路の区間(災害が発生し、又はまさに発生しよう としている場所及びこれらの周辺の地域にあっては、区域又は道路の区間)を指定して、 緊急通行車両(道路交通法 (昭和三十五年法律第百五号)第三十九条第一項 の緊急自 動車その他の車両で災害応急対策の的確かつ円滑な実施のためその通行を確保するこ とが特に必要なものとして政令で定めるものをいう。次条及び第七十六条の三において 同じ。)以外の車両の道路における通行を禁止し、又は制限することができる。 第 76 条の 3 警察官は、通行禁止区域等において、車両その他の物件が緊急通行車両の通 行の妨害になることにより災害応急対策の実施に著しい支障が生じるおそれがあると 認めるときは、当該車両その他の物件の占有者、所有者又は管理者に対し、当該車両そ の他の物件を付近の道路外の場所へ移動することその他当該通行禁止区域等における 緊急通行車両の円滑な通行を確保するため必要な措置をとることを命ずることができ る。 2 前項の場合において、同項の規定による措置をとることを命ぜられた者が当該措置を とらないとき又はその命令の相手方が現場にいないために当該措置をとることを命ず ることができないときは、警察官は、自ら当該措置をとることができる。この場合にお いて、警察官は、当該措置をとるためやむを得ない限度において、当該措置に係る車両 その他の物件を破損することができる、
3 前二項の規定は、警察官がその場にいない場合に限り、災害派遣を命ぜられた部隊等 の自衛官の職務の執行について準用する。この場合において、第一項中「緊急通行車両の 通行」とあるのは「自衛隊用緊急通行車両(自衛隊の使用する緊急通行車両で災害応急対 策の実施のため運転中のものをいう。以下この項において同じ。)の通行」と、「緊急通行 車両の円滑な通行」とあるのは「自衛隊用緊急通行車両の円滑な通行」と読み替えるもの とする。 4 第一項及び第二項の規定は、警察官がその場にいない場合に限り、消防吏員の職務の 執行について準用する。この場合において、第一項中「緊急通行車両の通行」とあるのは 「消防用緊急通行車両(消防機関の使用する緊急通行車両で災害応急対策の実施のため運 転中のものをいう。以下この項において同じ。)の通行」と、「緊急通行車両の円滑な通行」 とあるのは「消防用緊急通行車両の円滑な通行」と読み替えるものとする。 (損失補償等) 第 82 条 国又は地方公共団体は、第六十四条第一項(同条第八項において準用する場合 を含む。)、同条第七項において同条第一項の場合について準用する第六十三条第二項、 第七十一条、第七十六条の三第二項後段(同条第三項及び第四項において準用する場合 を含む。)又は第七十八条第一項の規定による処分が行われたときは、それぞれ、当該 処分により通常生ずべき損失を補償しなければならない。 (応急措置の業務に従事した者に対する損害補償) 第 84 条第 1 項 市町村長又は警察官、災害派遣を命ぜられた部隊等の自衛官が、当該市 町村の区域内の住民又は応急措置を実施すべき現場にある者を応急措置の業務に従事 させた場合において、当該業務に従事した者がそのため死亡し、負傷し、若しくは疾病 にかかり、又は障害の状態となったときは、当該市町村は、政令で定める基準に従い、 条例で定めるところにより、その者又はその者の遺族若しくは被扶養者がこれらの原因 によって受ける損害を補償しなければならない。
災害救助法(昭和 22 年法律第 118 号)
第1条 この法律は、災害に際して、国が地方公共団体、日本赤十字社その他の団体及び 国民の協力の下に、応急的に、必要な救助を行い、災害にかかった者の保護と社会の秩 序の保全を図ることを目的とする。 第2条 この法律による救助(以下「救助」という。)は、都道府県知事が、政令で定める 程度の災害が発生した市町村(特別区を含む。)の区域内において当該災害にかかり、 現に救助を必要とする者に対して、これを行う。 第 22 条 都道府県知事は、救助の万全を期するため、常に、必要な計画の樹立、強力な 救助組織の確立並びに労務、施設、設備、物資及び資金の整備に努めなければならない。 第 23 条第 1 項 救助の種類は、次のとおりとする。 1 収容施設(応急仮設住宅を含む。)の供与 2 炊出しその他による食品の給与及び飲料水の供給 3 被服、寝具その他生活必需品の給与又は貸与 4 医療及び助産 5 災害にかかった者の救出 6 災害にかかった住宅の応急修理 7 生業に必要な資金、器具又は資料の給与又は貸与 8 学用品の給与 9 埋葬 10 前各号に規定するもののほか、政令で定めるもの 第 30 条 都道府県知事は、救助を迅速に行うため必要があると認めるときは、政令で定 めるところにより、その権限に属する救助の実施に関する事務の一部を市町村長が行う こととすることができる。 2 前項の規定により市町村長が行う事務を除くほか、市町村長は、都道府県知事が行う 救助を補助するものとする。 第 32 条第 1 項 都道府県知事は、救助又はその応援の実施に関して必要な事項を日本赤 十字社に委託することができる。 第 33 条 第 1 項第 23 条の規定による救助に要する費用(救助の事務を行うのに必要な費 用を含む。)は、救助の行われた地の都道府県が、これを支弁する。気象業務法(昭和 27 年法律第 165 号)
(目的) 第 1 条 この法律は、気象業務に関する基本的制度を定めることによって、気象業務の健 全な発達を図り、もって災害の予防、交通の安全の確保、産業の興隆等公共の福祉の増 進に寄与するとともに、気象業務に関する国際的協力を行うことを目的とする。 (予報及び警報) 第 13 条第 1 項 気象庁は、政令の定めるところにより、気象、地象(地震にあつては、 地震動に限る。第 16 条を除き、以下この章において同じ。)、津波、高潮、波浪及び 洪水についての一般の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。ただし、次 条第一項の規定により警報をする場合は、この限りでない。 第 14 条の 2 気象庁は、政令の定めるところにより、気象、津波、高潮及び洪水について の水防活動の利用に適合する予報及び警報をしなければならない。 2 気象庁は、水防法(昭和二十四年法律第百九十三号)第十条第二項の規定により指定 された河川について、水防に関する事務を行う国土交通大臣と共同して、当該河川の水 位又は流量(はん濫した後においては、水位若しくは流量又ははん濫により浸水する区 域及びその水深)を示して洪水についての水防活動の利用に適合する予報及び警報をし なければならない。 第 15 条 気象庁は、第十三条第一項、第十四条第一項又は前条第一項から第三項までの 規定により、気象、地象、津波、高潮、波浪及び洪水の警報をしたときは、政令の定め るところにより、直ちにその警報事項を警察庁、消防庁、国土交通省、海上保安庁、都 道府県、東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社又は日本放送協会の機関に 通知しなければならない。地震動の警報以外の警報をした場合において、警戒の必要が なくなつたときも同様とする。 2 前項の通知を受けた警察庁、消防庁、都道府県、東日本電信電話株式会社及び西日本 電信電話株式会社の機関は、直ちにその通知された事項を関係市町村長に通知するよう に努めなければならない。 ※気象業務法は平成 25 年5月 31 日に一部が改正され公布されているが、全文が施行され るのは平成 25 年 10 月1日以降となる。水防法(昭和 24 年法律第 193 号)
(目的) 第 1 条 この法律は、洪水、津波又は高潮に際し、水災を警戒し、防御し、及びこれによ る被害を軽減し、もって公共の安全を保持することを目的とする。 (定義) 第 2 条 この法律において「水防管理団体」とは、次条の規定により水防の責任を有する 市町村(特別区を含む。以下同じ。)又は水防に関する事務を共同に処理する市町村の 組合(以下「水防事務組合」という。)若しくは水害予防組合をいう。 2 この法律において「水防管理者」とは、水防管理団体である市町村の長又は水防事務 組合の管理者若しくは長若しくは水害予防組合の管理者をいう。 (市町村び水防責任) 第 3 条 市町村は、その区域における水防を十分に果すべき責任を有する。ただし、水防 事務組合が水防を行う区域及び水害予防組合の区域については、この限りではない。 (指定水防管理団体) 第 4 条 都道府県知事は、水防上公共の安全に重大な関係のある水防管理団体を指定する ことができる。 (国の機関が行う洪水予報) 第 10 条 気象庁長官は、気象等の状況により洪水、津波又は高潮のおそれがあると認め られるときは、その状況を国土交通大臣及び関係都道府県知事に通知するとともに、必 要に応じ放送機関、新聞社、通信社その他の報道機関(以下「報道機関」という。)の協 力を求めて、これを一般に周知させなければならない。 2 国土交通大臣は、2 以上の都府県の区域にわたる河川その他の流域面積が大きい河川 で洪水により国民経済上重大な損害を生ずるおそれがあるものとして指定した河川に ついて、気象庁長官と共同して、洪水のおそれがあると認められるときは水位又は流量 を、はん濫した後においては水位若しくは流量又ははん濫により浸水する区域及びその 水深を示して当該河川の状況を関係都道府県知事に通知するとともに、必要に応じ報道 機関の協力を求めて、これを一般に周知させなければならない。 3 都道府県知事は、前 2 項の規定による通知を受けた場合においては、直ちに都道府県 の水防計画で定める水防管理者及び量水標管理者に、その受けた通知に係る事項を通知 しなければならない。 (浸水想定区域) 第 14 条 国土交通大臣は,第 10 条第 2 項又は前条第 1 項の規定により指定した河川につ いて、都道府県知事は、第 11 条第 1 項又は前条第 2 項の規定により指定した河川にっ いて、洪水時の円滑かつ迅速な避難を確保し、水災による被害の軽減を図るため、国土 交通省令で定めるところにより、当該河川の洪水防御に関する計画の基本となる降雨に より当該河川がはん濫した場合に浸水が想定される区域を浸水想定区域として指定するものとする。 2 前項の規定による指定は、指定の区域及び浸水した場合に想定される水深を明らかに してするものとする。 3 国土交通大臣又は都道府県知事は、第 1 項の規定による指定をしたときは、国土交通 省令で定めるところにより、指定の区域及び浸水した場合に想定される水深を公表する とともに、関係市町村の長に通知しなければならない。 (浸水想定区域における円滑かつ迅速な避難を確保するための措置) 第 15 条 第 1 項市町村防災会議は、前条第 1 項の規定により浸水想定区域の指定があっ たときは、市町村地域防災計画において、少なくとも当該浸水想定区域ごとに、次に掲 げる事項について定めるものとする。 1 洪水予報等の伝達方法 2 避難場所その他洪水時の円滑かつ迅速な避難の確保を図るために必要な事項 3 浸水想定区域内に地下街等又は主として高齢者、障害者、乳幼児その他の特に防災上 の配慮を要する者が利用する施設で当該施設の利用者の洪水時の円滑かっ迅速な避難 を確保する必要があると認められるものがある場合にあっては、これらの施設の名所及 び所在地 (警戒区域) 第 21 条 水防上緊急の必要がある場所においては、水防団長、水防団員又は消防機関に 属する者は、警戒区域を設定し、水防関係者以外の者に対して、その区域への立入りを 禁止し、若しくは制限し、又はその区域からの退去を命ずることができる。 2 前項の場合においては、水防団長、水防団員若しくは消防機関に属する者がいないと き、又はこれらの者の要求があったときは、警察官は、同項に規定する者の職権を行う ことができる。 (公用負担) 第 28 条 水防のため緊急の必要があるときは、水防管理者、水防団長又は消防機関の長 は、水防の現場において、必要な土地を一時使用し、土石、竹木その他の資材を使用し、 若しくは収用し、車両その他の運搬用機器を使用し、又は工作物その他の障害物を処分 することができる。 水防管理団体は、前項の規定により損失を受けた者に対し、時価によりその損失を補 償しなければならない。 (立退きの指示) 第 29 条 洪水、津波又は高潮によって氾濫により著しい危険が切迫していると認められ るときは、都道府県知事、その命を受けた都道府県の職員又は水防管理者は、必要と認 める区域の居住者滞在者その他の者に対し、避難のため立ち退くべきことを指示するこ とができる。水防管理者が指示をする場合においては、当該区域を管轄する警察署長に その旨を通知しなければならない。
警察官職務執行法(昭和 23 年法律第 136 号)
(避難等の措置) 第4条第1項 警察官は、人の生命若しくは身体に危険を及ぼし、又は財産に重大な損害 を及ぼす虞のある天災、事変、工作物の損壊、交通事故、危険物の爆発、狂犬、奔馬の 類等の出現、極端な雑踏等危険な事態がある場合においては、その場に居合わせた者、 その事物の管理者その他関係者に必要な警告を発し、及び特に急を要する場合において は、危害を受ける虞のある者に対し、その場の危害を避けしめるために必要な限度でこ れを引き留め、若しくは避難させ、又はその場に居合わせた者、その事物の管理者その 他関係者に対し、危害防止のため通常必要と認められる措置をとることを命じ、又は自 らその措置をとることができる。 (立入) 第6条 第 1 項警察官は、前 2 条に規定する危険な事態が発生し、人の生命、身体又は財 産に対し危害が切迫した場合において、その危害を予防し、損害の拡大を防ぎ、又は被 害者を救助するため、己むを得ないと認めるときは、合理的に必要と判断される限度に おいて他人の土地、建物又は船車の中に立ち入ることができる。 2 興行場、旅館、料理屋、駅その他多数の客の来集する場所の管理者又はこれに準ずる 者は、その公開時間中において、警察官が犯罪の予防又は人の生命、身体若しくは財産 に対する危害予防のため、その場所に立ち入ることを要求した場合においては、正当の 理由なくして、これを拒むことができない。 3 警察官は、前 2 項の規定による立入に際しては、みだりに関係者の正当な業務を妨害 してはならない。 4 警察官は、第 1 項又は第 2 項の規定による立入に際して、その場所の管理者又はこれ に準ずる者から要求された場合には、その理由を告げ、且つ、その身分を示す証票を呈 示しなければならない。自衛隊法(昭和 29 年法律第 165 号)
(災害派遣) 第 83 条 都道府県知事その他政令で定める者は、天災地変その他の災害に際して、人命 又は財産の保護のため必要があると認める場合には、部隊等の派遣を防衛大臣又はその 指定する者に要請することができる。 2 防衛大臣又はその指定する者は、前項の要請があり、事態やむを得ないと認める場合 には、部隊等を救援のため派遣することができる。ただし、天災地変その他の災害に際 し、その事態に照らし特に緊急を要し、前項の要請を待ついとまがないと認められると きは、同項の要請を待たないで、部隊等を派遣することができる. (災害派遣時等の権限) 第 94 条第 1 項 警察官職務執行法第四条 並びに第6条第1項 、第3項及び第4項の規 定は、警察官がその場にいない場合に限り、第 83 条第2項、第 83 条の2又は第 83 条 の3の規定により派遣を命ぜられた部隊等の自衛官の職務の執行について準用する。こ の場合において、同法第4条第2項中「公安委員会」とあるのは、「防衛大臣の指定す る者」と読み替えるものとする。 第 94 条の4 第 83 条の3の規定により派遣を命ぜられた部隊等の自衛官は、原子力災害 対策特別措置法第 28 条第二項 の規定により読み替えて適用される災害対策基本法 及 びこれに基づく命令の定めるところにより、同法第5章第4節 に規定する応急措置を とることができる。地すべり等防止法(昭和 33 年法律第 30 号)
(立退の指示) 第 25 条 都道府県知事又はその命を受けた吏員は、地すべりにより著しい危険が切迫し ていると認められるときは、必要と認める区域内の居住者に対し避難のために立ち退く べきことを指示することができる。この場合においては、都道府県知事又はその命を受 けた吏員は、直ちに、当該区域を管轄する警察署長にその旨を通知しなければならない。消防組織法(昭和 22 年法律第 226 号)
(市町村相互の応援) 第 39 条 市町村は、必要に応じ、消防に関し相互に応援するよう努めなければならない。 2 市町村長は、消防の相互応援に関して協定することができる。消防法(昭和 23 年法律第 186 号)
(用語の定義) 第2条 この法律の用語は左の例による。 7 危険物とは、別表第1の品名欄に掲げる物品で、同表に定める区分に応じ同表の性質 欄に掲げる性状を有するものをいう。 (火災警戒区域の設定) 第 23 条の 2 ガス、火薬又は危険物の漏えい、飛散、流出等の事故が発生した場合におい て、当該事故により火災が発生するおそれが著しく大であり、かつ、火災が発生したな らば人命又は財産に著しい被害を与えるおそれがあると認められるときは、消防長又は 消防署長は、火災警戒区域を設定して、その区域内における火気の使用を禁止し、又は 総務省令で定める者以外の者に対してその区域からの退去を命じ、若しくはその区域へ の出入を禁止し、若しくは制限することができる。 2 前項の場合において、消防長若しくは消防署長又はこれらの者から委任を受けて同項 の職権を行う消防吏員若しくは消防団員が現場にいないとき又は消防長若しくは消防 署長から要求があったときは、警察署長は、同項の職権を行うことができる、この場合 において、警察署長が当該職権を行ったときは、警察署長は、直ちにその旨を消防長又 は消防署長に通知しなければならない。 (消防警戒区域の設定、退去命令及び出入禁止制限) 第 28 条 火災の現場においては、消防吏員又は消防団員は、消防警戒区域を設定して、 総務省令で定める者以外の者に対してその区域からの退去を命じ、又はその区域への出 入を禁止し若しくは制限することができる。 2 消防吏員又は消防団員が火災の現場にいないとき又は消防吏員又は消防団員の要求 があったときは、警察官は、前項に規定する消防吏員又は消防団員の職権を行うことが できる。道路交通法(昭和 35 年法律第 105 号)
(公安委員会の交通規制〉 第 4 条 都道府県公安委員会(以下「公安委員会」という。)は、道路における危険を防止 し、その他交通の安全と円滑を図り、又は交通公害その他の道路の交通に起因する障害 を防止するため必要があると認めるときは、政令で定めるところにより、信号機又は道 路標識等を設置し、及び管理して、交通整理、歩行者又は車両等の通行の禁止その他の 道路における交通の規制をすることができる。この場合において、緊急を要するため道 路標識等を設置するいとまがないとき、その他道路標識等による交通の規制をすること が困難であると認めるときは、公安委員会は、その管理に属する都道府県警察の警察官 の現場における指示により、道路標識等の設置及び管理による交通の規制に相当する交 通の規制をすることができる。 2 前項の規定による交通の規制は、区域、道路の区間又は場所を定めて行う。この場合 において、その規制は、対象を限定し、又は適用される日若しくは時間を限定して行う ことができる。 (警察署長等への委任) 第5条 公安委員会は、政令で定めるところにより、前条第 1 項に規定する歩行者又は車 両等の通行の禁止その他の交通の規制のうち、適用期間の短いものを警察署長に行わせ ることができる。 (警察官等の交通規制) 第6条第4項 警察官は、道路の損壊、火災の発生その他の事情により道路において交通 の危険が生ずるおそれがある場合において、当該道路における危険を防止するため緊急 の必要があると認めるときは、必要な限度において、当該道路につき、一時、歩行者又 は車両等の通行を禁止し、又は制限することができる。道路法(昭和 27 年法律第 180 号)
(通行の禁止又は制限) 第 46 条 道路管理者は、左の各号の一に掲げる場合においては、道路の構造を保全し、 又は交通の危険を防止するため、区間を定めて、道路の通行を禁止し、又は制限するこ とができる。 1 道路の破損、欠壊その他の事由に因り交通が危険であると認められる場合 2 道路に関する工事のためやむを得ないと認められる場合感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
(平成 10 年法律第 114 号)
(定義) 第6条 この法律において「感染症」とは、一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類 感染症、五類感染症、新型インフルエンザ等感染症、指定感染症及び新感染症をいう。 2 この法律において「一類感染症」とは、次に掲げる感染性の疾病をいう。 一 エボラ出血熱 二 クリミア・コンゴ出血熱 三 痘そう 四 南米出血熱 五 ペスト 六 マールブルグ病 七 ラッサ熱 3 この法律において「二類感染症」とは、次に掲げる感染性の疾病をいう。 一 急性灰白髄炎 二 結核 三 ジフテリア 四 重症急性呼吸器症候群(病原体がコロナウイルス属SARSコロナウイルスであ るものに限る。) 五 鳥インフルエンザ(病原体がインフルエンザウイルスA属インフルエンザAウイ ルスであってその血清亜型がH五N一であるものに限る。第五項第七号において 「鳥インフルエンザ(H五N一)」という。) 4 この法律において「三類感染症」とは、次に掲げる感染性の疾病をいう。 一 コレラ 二 細菌性赤痢 三 腸管出血性大腸菌感染症 四 腸チフス 五 パラチフス (感染症の病原体に汚染された場所の消毒) 第 27 条 都道府県知事は、一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染症又は新型 インフルエンザ等感染症の発生を予防し、又はそのまん延を防止するため必要があると 認めるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該感染症の患者がいる場所又は いた場所、当該感染症により死亡した者の死体がある場所又はあった場所その他当該感 染症の病原体に汚染された場所又は汚染された疑いがある場所について、当該患者若し くはその保護者又はその場所の管理をする者若しくはその代理をする者に対し、消毒す べきことを命ずることができる。 2 都道府県知事は、前項に規定する命令によっては一類感染症、二類感染症、三類感 染症、四類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の発生を予防し、又はそのまん延を 防止することが困難であると認めるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該 感染症の患者がいる場所又はいた場所、当該感染症により死亡した者の死体がある場所 又はあった場所その他当該感染症の病原体に汚染された場所又は汚染された疑いがあ る場所について、市町村に消毒するよう指示し、又は当該都道府県の職員に消毒させることができる。 (ねずみ族、昆虫等の駆除) 第 28 条 都道府県知事は、一類感染症、二類感染症、三類感染症又は四類感染症の発生 を予防し、又はそのまん延を防止するため必要があると認めるときは、厚生労働省令で 定めるところにより、当該感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがあるねず み族、昆虫等が存在する区域を指定し、当該区域の管理をする者又はその代理をする者 に対し、当該ねずみ族、昆虫等を駆除すべきことを命ずることができる。 2 都道府県知事は、前項に規定する命令によっては一類感染症、二類感染症、三類感染 症又は四類感染症の発生を予防し、又はそのまん延を防止することが困難であると認め るときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該感染症の病原体に汚染され、又は 汚染された疑いがあるねずみ族、昆虫等が存在する区域を指定し、当該区域を管轄する 市町村に当該ねずみ族、昆虫等を駆除するよう指示し、又は当該都道府県の職員に当該 ねずみ族、昆虫等を駆除させることができる。 (物件に係る措置) 第 29 条 都道府県知事は、一類感染症、二類感染症、三類感染症、四類感染症又は新型 インフルエンザ等感染症の発生を予防し、又はそのまん延を防止するため必要があると 認めるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該感染症の病原体に汚染され、 又は汚染された疑いがある飲食物、衣類、寝具その他の物件について、その所持者に対 し、当該物件の移動を制限し、若しくは禁止し、消毒、廃棄その他当該感染症の発生を 予防し、又はそのまん延を防止するために必要な措置をとるべきことを命ずることがで きる。 2 都道府県知事は、前項に規定する命令によっては一類感染症、二類感染症又は三類感 染症、四類感染症又は新型インフルエンザ等感染症の発生を予防し、又はそのまん延を 防止することが困難であると認めるときは、厚生労働省令で定めるところにより、当該 感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある飲食物、衣類、寝具その他の物 件について、市町村に消毒するよう指示し、又は当該都道府県の職員に消毒廃棄その他 当該感染症の発生を予防し、若しくはそのまん延を防止するために必要な措置をとらせ ることができる。 (生活の用に供される水の使用制限等) 第 31 条 都道府県知事は、一類感染症、二類感染症又は三類感染症の発生を予防し、又 はそのまん延を防止するため必要があると認めるときは、当該感染症の病原体に汚染さ れ、又は汚染された疑いがある生活の用に供される水について、その管理者に対し、期 間を定めて、その使用又は給水を制限し、又は禁止すべきことを命ずることができる。 2 市町村は、都道府県知事が前項の規定により生活の用に供される水の使用又は給水を 制限し、又は禁止すべきことを命じたときは、同項に規定する期間中、都道府県知事の 指示に従い、当該生活の用に供される水の使用者に対し、生活の用に供される水を供給 しなければならない、 (建物に係る措置)
第 32 条 都道府県知事は、一類感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある 建物について、当該感染症のまん延を防止するため必要があると認める場合であって、 消毒により難いときは、厚生労働省令で定めるところにより、期間を定めて、当該建物 への立入りを制限し、又は禁止することができる、 2 都道府県知事は、前項に規定する措置によっても一類感染症のまん延を防止できない 場合であって、緊急の必要があると認められるときに限り、政令で定める基準に従い、 当該感染症の病原体に汚染され、又は汚染された疑いがある建物について封鎖その他当 該感染症のまん延を防止するために必要な措置を講ずることができる。