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日本の製造業

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Academic year: 2021

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(1)

1

インダストリ 4.0( 独 ) / IIC( 米 ) と 日本の製造業 IoT に関する考察

1、第4次産業革命の位置づけ 2、I.4.0()/IIC()の特徴

2.1:ディジタルツイン(CPSの具現化) 2.2:マスカストマイズ

2.3:つながる工場

3、日本の製造業IoTの状況 3.1:概要

3.2:ダイキンのディジタルファクトリによるマスカストマイズ 3.3:モデルベース開発手法(MBD)

3.4:日立のルマーダ 4、考察

5、まとめ

NPO

法人

M2M

IoT

研究会「工場

IoT

シンポジウム」

2018/12/1

小泉寿男

(2)

1、第 4 次産業革命の位置づけ

2

4 産業革命 3

産業革命 2

産業革命 1

産業革命

18世紀末 20世紀初頭 20世紀後半 2015~

蒸気機関

石炭エネルギー

英国

電気エネルギー

ベルトコンベア 大量生産

T型フィールド

米国

コンピュータに よる生産自動化

JIT, カイゼン

日本

(メイドイン ジャパン)

IoTによる

産業革命

つながる工場 考える工場

独国

I4.0

(3)

フォードモデルT 1909,アメリカ

第2次産業革命の製品例

大量生産システムを作りコストダウンをはかった最初の車で,現代のオートマチック 車に通じる運転機構が備えられており,運転しやすい上に低価格であったことがう ,空前のベストセラーになった.自動車を大衆のものにした画期的な車と言える.

(4)

2、 I.4.0( 独 )/IIC( 米 ) の特質

(1)()I.4.0:製造業の改革(大量生産のカスタマイズ)

① 中堅企業間の横倒し連携,標準化

・連携の手法として,オブジェクト指向を使っている

② 経営システムとの連携:ERPの活用

(2)()I.I.:製造業,エネルギー,運輸,ヘルスケア.

① 特に製造業では,納入した機械の稼働データの CSPによるビッグデータ処理→新産業の創出

IICを設立.企業連携のためのTestbed (3)I4.0/IICの3つの特徴

①ディジタルツイン(CPSの具現化)IICI4.0

②マスカストマイズ:I4.0

③つながる工場:I4.0

4

(5)

独国主導の I4.0 と GE 主体の IIC との比較

システム 主導 対象 特徴(IICの見解) 参加

I4.0 独政府 製造

IoT,CPSによる 製造業の変革

Siemens Bosch SAP他

IIC

GE IBM AT&T Cisco Intel

製造

エネルギー

運輸、公共 ヘルスケア

I4.0+アルファ

アルファ : 対象分野、

IoTによる新ビジネス 創生、新技術開発

米、欧、日 本、中国

10

日本 強み:ものづくり技術

課題:ディジタルツイン、マスカスタマイズ

IIC : Industrial Internet Consortium

日本の加盟会社:三菱電機、日立、東芝、NEC、富士通、富士電機、トヨタ

II リファレンスアーキテクチャー」を発表している。

5

(6)

2.1 ディジタルツイン (CPS の具現化 )

6

<コンピュータ処理>

収集データ解析

ビッグデータ処理

統計処理

• AI/機械学習

現場への指示処理

<現場>

機械の稼動

設備、物品

生産プロセス

人間の動作

イベント会場

農場

IoTによる データ収集

フィードバック

Cyber Physical

CPS(Cyber Physical System)

センサーやICタグを通じて実際の現場のデータを(Physical) インターネットで取り込み、情報処理(Cyber)と結びつけた

CPSが基盤。I4.0では、ディジタルツインとも呼んでいる

(7)

©M2MIoT研究会 7

ディジタルツインの機能と実現の3段階

<機能> 1. 現製品と製品モデルのツイン化 2. 製品プロセスのツイン化 3. PLMProduct Libecyde Management:調達,設計,生産,保守)との連携 4. 従来のシュミレーション(電気,電子,機械,3D)にIoT/AIを融合し高度化

<実現の3段階>

①1段階:センサによるデータ収集,伝達:分析予測は従来処理

②2段階:データの分析,予測,数値シミュレーション,ビッグデータ解析,AI

・ディジタルツイン活用の場合: イ)モノ、コトのモデル化と現物との一致化 ロ)現物、モデルでのデータの一致

ハ)ディジタルツインによって得られたデー タの活用

③3段階:フィードバック:表示,アクチュエータ駆効,AR/MRの活用

ディジタルツイン 従来処理

モノ,コト

現実世界(Physical ①データ収集・伝達

③フィードバック

②分析・予測

ディジタル世界(Cyber

(8)

©M2MIoT研究会 8

製作中のディジタルツインと稼働中のディジタルツイン

PLUソフトウェア(調達,設計,生産,出荷,稼働,保守)

IoT基盤OS

ディジタルツイン

データ処理:AI/AR

IoT各種OSの一部)

制作プロセスモデル 製品モデリング

・電気電子用品

・メカ 3D モデル

・制御アルゴリズム 統合ソフト(ERP

・クラウド/自前

・1部エッジ 工場内の現場(社内)

Physical

部品・部

材調達

製品

・設備稼効の見える化,予兆保全

<製作プロセス>

出荷された 双子 稼働製品

双子

フィールド(社外)

稼働データ

IoT 双子

・製品と製品モデルのツイン化

・製品プロセスのツイン化

PLMソフトとの連携

(9)

Digital Factory のイメージ

シミュレーション 製造現場 部品調達

設計

電気

機械

製造プロセス

ロボット作業

ながれ

IoT

部品供給

製造

倉庫

,

物流

PLM

Product Lifecycle Management

PLM PLM

出荷後の稼働

指示 照合

フィードバック 指示

照合

フィードバック

指示 照合

フィードバック

9

(10)

©M2MIoT研究会 10

シーメンスの MindSphere( マインドスフィア )

○シーメンスHPから。

PLM との 連携

産業向けアプリ ケーション&ディ ジタルサービス

業績/業務の

ユースケース

シーメンス/ パートナーの アプリ

Digital Product Twin

(製品のコンピュー タモデル)

設計ツール他

Digital Productim Twin

(制作プロセ スモデル)

Digital

(データ収集・

分析機能)

Disital Twin MindSphere (Paasとして稼働)

クラウドのPaas

(11)

I4.0 におけるレベル層

経営レベル

(Enterprise)

ERP

PLM

マネジメントレベル (Management)

MES

オペレータレベル (Operator)

SCADA

コントロールレベル (Control)

フィールドレベル (Field)

ERP cloud

server PLM

MES

SCADA SCADA

Cont./PLC Cont./PLC Cont./PLC

工作機、モータ、HMII/O

11

(12)

GE の Industrial Internet

GEの主張:わが社は製造とサービスの2本柱で成長させる

GEの主な機器

・タービン発電機

・航空機のエンジン

・他(交通、電機、医療)

IIのコアとなる基本ソフトウェア

・Predix(プレデックス)

<製造>

顧客で稼動

< CPS >

<販売>

・ビッグデータ処理

・保守/運用に活用

フィードバック

新しいサービス

産業の創出

by IoT データ収集

by IoT

・ソフトウェア開発基盤:

Predix(プレディックス)

12

(13)

GE

Industrial Internet

:ソフトウェアによる成果のしくみ

GEの主な製品

タービン発電機

航空機のエンジン

医療機器

CT, MRIなど)

顧客で稼働・保守

(航空,電力,病院)

<製造> <販売> <稼働>

ビッグデータ処理

運用/保守効率化処理 SW開発

API・各種モジュール(Testbed検証) Predix:SW基盤

not GE

SW開発

*新サービス産業の創出

成果の販売

SW産業の創出 Predix(プレデックス)

開発

提供/サービス

成果の 販売

稼働データ 処理

クラウド or DB

SW

SW企業 GE

提供 Not

GE

GEの主張:「わが社は製造とサービスの2本柱で成長させる」

サービスの価値は、ソフトウェアの成果で生み出す

レンタルor 買取

13

(14)

2.2 マスカストマイズ

14

I4.0の自動車の例>

顧客の個々の要望に合わせた注文製品を、大量製品の同じ コスト、短納期、品質で生産する。

車体

シート

エンジン排気量

SAP(顧客管理)

ディジタルファクトリ

実体工場

〈顧客〉 〈メーカー〉

車の例

(15)

2.3 つながる工場

15

生産におけるタテ方向

(

生産ライン

/

経営情報

)

とヨコ

(

業間

)

の連携により、生産の最適化を狙う。

特に、ドイツは優良の中堅企業の数が多い。

他社工場間のデータ交換が重要視されている。

経営情報システム

(販売、生産計画、資材、流通、経理)

・自社工場A 自社工場B、他社工場

(16)

3、日本の製造業 IoT の状況: 3.1 概要

16

1、日本再興戦略2016の発足:官民戦略のプロジェクト

①人工知能技術戦略会議

②第4次産業革命 人材育成推進会議

③ロボット革命実現会議/ロボット革命イニシアティブ協議会 2. 5期科学技術基本計画

・超スマート社会の実現:Society 5.0

3. インダストリアル・バリューチェーン・イニシアティブ(IVI 以上の状況は未調査。

(17)

一般に言われている日本の製造業生産システムの強み

17

① 設計製造が一体となった組織づくり:

e-Factory

② 現場データを中核とした管理手法

③ 「現場(カイゼン)」と

ICT

の融合:トヨタの例

④ すり合わせ方技術

FA

システムのロボット化と産業用ロボット

⑥ 第4次産業革命の原動力となる電子部品、機械部品

Society 5.0

(18)

MES

18

e-Factory の例

・製造現場と各サービス全体がICTで連携

・ディジタル空間と現実世界の融合

SCM(Supply Chain management) ERPソフト

生産設計

製品設計 生産 運用・保守

SCADA

コントローラ FA機器

生産システム

3D-CAD CAM,CAE

ディジタル 生産

データ解析 サービス

(19)

FA

システムのロボット化と産業用ロボット

(1)生産ライン

(2)FAで使われる機器の役割

19

素材1

加工 洗浄

ワークステーション1 ワークステーション2

サブシステム-1

加工

サブシステム-1

加工 洗浄

組立て 組立て

製品又は部品

作業順序 の制御

モータの 速度制御

搬送・マテハン・

組立て 加工(機械加工,電気加工)

汎用

インバータ ロボット

シーケンサ

(PLC) 工作機 放電加工機

NC

素材2 素材3

搬送

素材の出入り 洗浄

を示す

モータにより 位置制御

汎用 サーボ

FA産メカ事業部対応

FA機器事業部対応

NC

要素 装置・シス

<機器の強み> テム

<産業用ロボットの強み>

(20)

Edgecross :スマート工場デモから

エッジコン

FA

<オンプレミス>

ITシステム <クラウド>

エッジアプリ:

Edgecross:

データコレクタ: 生産現場:

稼働管理,事務保全 データ分析,

IF

IF

開発用SW,データ処理,

プラグイン,データモデル,セキュリティ ccLink, Ethernet/IP 機器群とPLC

幹事会社:三菱電機,NEC,オムロン,日本IBM,オラクル,アドバンテック

20

(21)

FANUCFIELD system

(スマート工場デモ)

• FANUC Intelligent Edge Link & Drive System

ファナック構想のもと,シスコ,ロックウェル,PreferredNW, NTTグループと共同開発した製造業向けIoTシステム

FIELD System コンバータ

従来生産機器 アプリ群

オープンプラットフォーム

21

FIELD仕様 生産機器

印:Fanuc 印:他社製

(22)

22

日本における繋がる工場例

(「日経ものづくり」から)

1、トヨタ:ドイツ製

EtherCAT

を工場内ネットワーク標準に

.

全世界のサプライアーにも推奨

.

2、沖電気プリンター部門:タイ、中国、日本の

3

工場間の 部品製作、組立てをネットワーク接続して情報一元化

「海をまたいであたかも

1

つの工場に」件でアプリケー ションを実装してテストを実施する

.

3、ヤマザキマザック:大口工場とケッタキー工場間接続 4、

YKK

:海外子会社50社のネットワーク接続

5、パナソニックエコシステム:国内外工場情報の一元化 6、シチズンマシナリー:同上

7、デンソー:世界130工場のネットワーク接続:

2020

以上は、実績

or

推進中。他に検討中が20例あり。

(23)

3.2

ダイキンのディジタルファクトリによるマスカストマイズ

23

<ダイキンの概要>:

・空調機 世界トップ、年間数百万台

・売り上げ:

2.2

兆円、うち、90%が空調機、残り化学媒体

・欧米、アジアに工場あり。シリコンバレーに

AI

研究部門 日本の製作所:堺金岡、堺臨海、滋賀、淀川、鹿島

・従業員:単独約

7,000

人 連結約

70,000

<堺臨海工場 新1号工場>ダイキンの意向:

IoT/AI

などの新技術を織り込んだ「インダストリ

4.0

」時 代に勝ち残るために、特に「マスカスタマイズ生産」可能 にする工場を日本に作った。

世界中の生産拠点と連携する「工場

IoT

」を実現したい

.

(24)

©M2MIoT研究会 24

ダイキンのディジタルファクトリによるマスカストマイズ

2018/7/17 スマート工場セミナー講演:大阪、および日経ものづくり2018/11号「解剖タイ キン新工場」から推定 )

商品企画 仕様決定 製品設計 試作・評価

生産設計

分析

DB

製品情報

販売情報

生産能力情報

更新

生産立ち上げ 生産

部品調達 計画

受注 物流 施工 顧客

カストマイズ情報

顧客名

冷暖能力

塩害対策

他の仕様

製品モデル カストマイズ

モデル

サブライン (1個流し)

搬送モジュール 検査モジュール

主生産ライン 生産ライン

ディジタル ファクトリ

の構成

<サプライチェーン>

<ディジタルファクトリ>

<エンジニアリングチェーン>

(25)

3.3

モデルベースド開発手法

(Model Based Dev.)

制御機の数学モデルと制御対象のモデルを制御システムとし て組み合わせたシミュレーションを行い,制御機の制御方式と ソフトウェアのハードウェアを求める.

制御対象モデルは,制御対象を正しく表わすこと.

両者のモデルは計算機上で実際に動作すること.

モデルの表現には,Matab,Simulinkが多く使われる.

設定値 制御モデル

コントローラ

制御対象モデル

制御対象(プラント,機械)

25

(26)

自動車電子制御システムモデルの一般形態

ドライバ 環境

セットポイント

ジェネレータ 制御,監視 アクチュエータ 制御対象

システム センサ

A/D

A/D

制御プログラム メモリ

CPU

D/A

ECU 車両

W U Y X R

Z

R

W

R

U

R:計測値,フィードバック変数 U:制御出力

W:基準変数または セットポイント X:操作変数 Y:動作変数 Z:妨害変数

26

(27)

MBD

の勉強の1つの手立て

1、自動車:基本技術のテキストとして役立つ:

ヨーク・ジョイフェレ、トーマス・ツラフカ共著 Automotive Software Engineering

オートモチーティブソフトウェアエンジニアリング

-原則、プロセス、手法、ツールー、日刊工業新聞社

2、経済産業省:次世代自動車等の開発加速化に係るシミュレー ション基盤構築事業:H30年度概算要求、HP参照

3、産業機械のMBD:学術論文だが、実践的内容になっている 長野鉄明、原川雅哉、岩瀬将美、石川 潤、小泉寿男:

「産業機械のサーボ制御システムのためのモデルベース開発 手法」、日本シミュレーション学会論文誌、

Vol.10,No.3,pp.77-87,2018

27

(28)

©M2MIoT研究会 28

3.4 日立の Lumada (ルマーダ)

・ディジタル・ソリューション

・製造業

/

運輸

/

建設

/

業種共通の

IoT/AI

システム

顧客

課題分析 仮説構築 プロトタイピング

と価値検討 提供・適用

・コンサルティング ・アナリシス ・スピード開発

・シュミレーション ・パートナー技術の統合 ・実行運用環境

・製造業: 設備管理,省エネ,稼働管理

・建設 ・運輸 ・インフラ保守

・業種共通: 在庫管理、品質向上、ワークスタイル改革、セキュリティ

・Data管理/分析/Studio

・Edge/Core ・Fundry

現場データ IoTプラットフォーム クラウドでの データ処理

(AI含む) (協創) (協創)

顧客との協創 による課題解決

業種・業務ノウハウ (ソリューション ユースケース) IoTプラットフォーム

(29)

4、考察

29

(1)ディジタルツインは、I4.0/IICの中核技術であるCPSを実用的に 展開したものであり、製造業の新しい価値を生み出す可能性大. 第4次産業革命の意義の1つも、ここにあると考える。

(2)ディジタルツインは、製品の生産段階での生産性向上と出荷稼働 後のデータ収集・分析を可能とし、新しい価値を生む.さらに、従来 から存在しているPLMとの連携により、部品調達から設計、生産、

物流・流通、稼働価値、保守までのサブラインチェインの革新を可 能にし得る。

(3)ディジタルツインは、生産手法と組み合わせて、マスカストマイズ を可能とする. ダイキンのマスカストマイズがその1例であり、

I4.0関連のドイツ等の企業も同様な手法と考える。

マスカストマイスは、当初、多くの人が実現性を納得しなかったが、

いまや、各社は実装方法の問題という段階に来ている.

(30)

4、考察

30

(4)企業にとっては、自社に合ったディジタルツインの開発、実装が課 題でると考える。開発と実装評価には期間を要する。着手が遅れ れば、その影響は大きい。ディジタルツインは、第4次産業革命時 代の企業格差を生む要因の1つになると考える。

ディジタルツイン開発には、次項のステップが考えられる.

MBDによる機器のシミュレーションモデルの開発

②生産プロセスのシミュレーション開発とPLMとのIF作り

・ダイキンでは、サプライチェインとエンジニアリングチェインの シミュレーションで実現していると推定する.

③設計におけるソフトウェアエンジニアリングの習得:

Matlab,Simlink,SimulationX,Modelica等のツースは豊 富にあるが、それらを使いこなして上記①②のようなものを実 現して行くには、ソフトウェアエンジニアリングの学習が要る.

*前記3.3-p.27のような手立てが参考となる.

(31)

31

(5)「つながる工場」は、中堅企業が主役と言えるドイツなどでは、

I4.0の目玉の1つであるが、日本の場合、系列間のつながり実績 がでており、現状は妥当な状況と考える.

(6)工場IoTのエッジコンピューティングとソリューション:

FA機器を主体とした企業では、ファナックのFIELDのように機器 からエッジコンピュータを扱い、上位のERPとの接続は、+αと位 置づけされている。I4.0中核のシーメンスは、ERPとの接続を重 視しているが、エッジ/ERP両最適化ソリューションを目指してい るのではないと考える。

一方、日立のルマーダは、製造業、建設、運輸、インフラ保守を 対象とした、IoTプラットフォーム+エッジ+ERP+ソリューション ユースケースによる最適化システムを狙いとしている。

総合電機メーカーの強みを生かした新しいトライとみる。

(32)

4、考察

32

(7)AI機能の導入:

AI機能は、機器内、エッジ内、ディジタルツイン内、上位のソリュー ション内に存在して、それぞれの価値向上の役割を果たす。

最も重要なのは、エッジ内の「機器故障検知・予知による稼働率 の向上」、「省エネ最適化」と考える。ディジタルツインについては、

AIによるAR(拡張現実)導入の最適化と言える.

(33)

©M2MIoT研究会 33

5、まとめ

①今回、

I.4.0(

)/IIC(

)

の特徴をディジタルツイン、マ スカストマイズ、つながる工場の3つとし、特にディジタ ルツインがその中核であり、マスカストマイズの実現に も影響していることを確認した。

日本のディジタルツインの実施例はあまり報告されて いない。その原因は多々考えられるが、改善策の1つ として、シミュレーション技術とソフトウェアエンジニアリ ング技術の充実が期待される。

②本報告は、

M2M

IoT

研究会の「調査研究の勉強会」で の報告、ディスカッションをまとめたものであり、今後充 実して、人材育成に役立てていきたい

.

※ ご清聴ありがとうございました。

参照

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