為替リサーチ&ストラテジー - Global
国際金融為替ウィークリー
2018年07月09日
米中貿易「開戦」と当面の為替シナリオ
悲観修正をせまる3つの要因
1.ドル円:米中貿易「開戦」と当面の為替シナリオ
7月6日、米中は高率関税をかけあう「貿易戦争」に突入した。11月のアメリカ中間選
挙まで、話し合いによる「停戦」は見込みにくい。しかし、(1)人民元急落が市場センチメ
ントを悪化させる展開は一巡したとみられること、(2)元安、大豆価格急落といった相場
の調整力に比べ関税の影響は小さいこと、(3)グローバル景気には持ち直しの兆しが
見られること、の3点は、悲観を修正する重要な根拠となりえる。7月中旬から米企業
が決算シーズンに突入するという「季節性」も強気相場を後押しするだろう。9月末まで
のドル円は109~114円と、上昇余地を大きく見込む。「中国リスク」への悲観論修正と
ともに豪ドルも85円までの増価が描きやすい。(池田)
2.トルコリラ:大統領選後の政策姿勢を探る
7月9日の大統領就任式後に発表される新内閣指名と、7月24日のトルコ中銀の金融
政策決定会合が当面の政策姿勢を測るうえで、重要なイベントである。(中島)
3.メキシコペソ:新政権への期待と不安
12月に大統領に就任するロペスオブラドール氏は、選挙前に激しく非難していたトラン
プ氏やペニャニエト氏との融和姿勢を内外に示すことで、現実主義者としての評価を
得ることにひとまず成功した。(中島)
リサーチアナリスト
為替ストラテジー
池田 雄之輔 - NSC 郭 穎 - NSC 中島 將行 - NSC 須田 吉貴 - NSCグローバル為替ストラテジー
後藤 祐二朗 - NIplc今週の注目点:中国動向、BOC金融政策
ドル円想定レンジ:1ドル=109.50~112.00円
中国では13日(金)貿易統計、10-15日金融統計の発表が予定されている。6月の石炭
消費(国内生産)は概ね安定しており、関税発動前の輸出入前倒しの可能性もあり、市
場では小幅な減速が想定されている。また、金融統計に関しては、現時点で1.55兆元の
新規貸出の市場予想に対して、一部の国内機関が2兆元近くなる予想を出している(証
券時報)。銀行オンバランス与信が大幅増となれば、過度な信用収縮に対する懸念が若
干後退するだろう。また、米中再交渉の有無はこれからの注目点である。
BOC(カナダ中央銀行)は11日(水)、金融政策を決定する。市場では政策金利の引き
上げ(1.25%→1.50%)が8割ほど予想されている。前回5月会合の声明文では、金融政
策正常化に関する文言が、従来の「慎重姿勢を維持する」から「漸進的なアプローチを
取る」に変更されるタカ派的サプライズがあった。NAFTA再交渉を巡る不透明感は依然
強いものの、利上げ継続の足かせにはならないと同中銀は判断している模様だ。ポロズ
BOC総裁は6月27日、「政治的なレトリックに基づいてわれわれが政策を策定することは
ない」と述べている。
ユーロ圏では12日(木)ECB議事要旨(6月分)が公表される。6月14日の政策理事会
では、年内での量的緩和終了が打ち出された一方、来年夏場までの政策金利据え置き
が明言されるというサプライズがあった。市場では、ユーロ圏の景気・インフレが緩やか
に持ち直すならば、ECBはしばらく様子見維持との見方が大半とみられる。議事要旨は
無風イベントとなる公算が大きい。
図表 1: 週間イベント・マップ(時刻は東京時間) 出所:野村 図表 2: 通貨別イベントスケジュール 出所:ブルームバーグ、野村1.ドル円:米中貿易「開戦」と当面の為替シナリ
オ
米中貿易「開戦」でも市場の反応は限定的
7月6日、米国時間の午前零時、米政府は340億ドル(課税ベース)の対中輸入品への
高率関税(25%)を適用開始した。「500億ドル」として打ち出されたプログラムの第1弾で
あり、「対中関税措置」の開始でもある。これに対し中国も即座に340億ドルの報復措置
を発動させた。「米中貿易戦争」は、いわば「開戦」を迎えたといえる。
相場への影響はどうか。オフショア人民元(CNH)がアジア時間にやや弱含む場面が
あったが、市場全体としては、「悪材料出尽くし」のような反応となっている。5月下旬以
降、一直線に下落していた米国産大豆先物価格は、6日には4%の急反発を示した。中
国株(CSI300)も小幅持ち直し(+0.7%)。米国市場は、7月6日発表の雇用統計が賃金
上昇懸念をやわらげたこともあり、株価は総じて強く、とくにナスダック指数は+1.3%と
大幅続伸。VIX指数は2週間ぶりに13台まで低下した。
もちろん、市場は警戒が怠れない状況が続く。トランプ大統領が「中国が報復してくれ
ば、追加で打ち出す」としていた2000億ドル(=課税ベース、税率は10%)の詳細が公表
されるかが注目点となっている。ただし、常識的に考えれば、順番としては、先行してい
る500億ドル関税のうち残りの160億ドル分の詳細と実施時期が発表されてからと予想さ
れる。もう一方の注目点は、米中双方の発言がヒートアップするかだったが、いまのとこ
ろトランプ大統領はツイッターで中国攻撃を控えている。国内向けにも対中措置で悪影
響のある米企業には適用除外の申請を促すなど、穏健的なやり方が目につく。
中国当局も、厳しい言葉を使いつつも、抑制的な対応にとどまっている。メディアに対し
てはトランプ政権への批判を抑えるよう統制が行われている可能性もある。
この状況はいつまで続くのか。トランプ大統領の一存次第という側面が多分にあるだけ
に、予想は難しい。しかし、中国側の事情を考えた場合、大豆輸入の季節性からすると、
7-9月期まではブラジル産で賄えるが、10-12月期は米国産への依存度が高いとされて
いる。一方、米政権側は11月6日の中間選挙までは強硬姿勢を崩しにくいと想定されよ
う。両者が歩み寄りを見せる時期としては中間選挙後がメインシナリオだろう。もちろん、
中国の対抗措置によって米農業部門は打撃を受けるため、それが支持率を大きく崩す
ようであれば、早期の話し合いに移行することもあるかもしれない。
7月6日の「開戦」が相場急落をもたらさなかった理由としては、このイベント特有の性
質もあったと思われる。第一に、このイベントは選挙結果のような不可逆的な性質を持
たなかった。つまり、米中の交渉次第では双方が高率関税を撤回することが十分にあり
得る。第二に、7月6日を「Xデー」として警戒した投資家は、リスクに備えてポジションを
ヘッジしていた公算が大きい。その結果、イベント通過後にはヘッジの巻き戻しにより、
相場の強気化を後押しする効果もあっただろう。
「なぜ米中貿易戦争を悲観すべきではないのか」というより本質的な部分については、
以下3点にまとめてみる。 (1)人民元の「急落」が一巡したと見られること、(2)米中関税措
置の影響は相場の調整力で打ち消され得ること、(3)グローバル景気は現時点で好調さ
が明らかになっていること、の順に論じる。
「元急落」の局面は終了した可能性
6月半ば以降、「米中貿易戦争」に対する市場の懸念の象徴として、人民元の「急落」
が注目されてきた。とくに7月3日の動きは大きく、対ドルレート(オフショア、CNH)が6.7
元を超えた元安水準では、人民銀行関係者のけん制発言が相次いだ。「元安は行き過
ぎ」との領域になったものと推察される。
当局にとって元の適正値はどこにあるのか。ヒントになるのは、「昨年10月末の為替相
場」だろう。というのも、11月から今年1月にかけてはドル全面安、2月から4月前半は安
定、4月後半から現在まではドル全面高という、ドル主導の展開に為替市場は翻弄され
てきた。結局、ドル乱高下の末、多くの通貨が対ドルで昨年10月末の水準に回帰してい
る。たとえば、ドルインデックス(DXY)は94.5、ユーロは1.16、韓国ウォンは1119、シンガ
ポールドルは1.36といった具合で、7月3日の終値は10月31日の終値と、1%も乖離して
いない通貨が多い。人民元(CNY)に至っては0.06%の誤差だった。ドル全面安が進行
する前夜の水準、かつ現水準の1ドル=6.64元前後は、当座の「適正レベル」とみなされ
ている公算が大きい。
ではなぜ、「人民元急落」がクローズアップされるのか。ユーロの調整は5月末までに
終了したのに対し、元高の修正は6月半ば以降と、タイミングが遅れた。人民元の対
ユーロ相場(EUR/CNY)をみると状況がよくわかる(図表3)。2017年10月から今年3月ま
での6カ月間は、米ドルの乱高下にも関わらず、1ユーロ=7.7~7.9元というレンジ内で
安定推移してきた。しかし、4月後半からドル全面高、ユーロ安が進む過程で、人民銀行
は米政権への配慮もあり、対ドル相場の安定を優先。結果的に5月末には1ユーロ=
7.4元まで元高が進行した。
図表 3: 「元急落」で対ユーロレートは7.7~7.9の従来レンジに回帰 出所:ブルームバーグ、野村しかし、トランプ政権の対中強硬姿勢が鮮明となった6月半ば以降、人民銀行は一転。
対ドル、対ユーロでの行き過ぎた人民元高の修正を許容し始めたとみられる。7月6日
時点でEUR/CNYは7.79と、昨年度後半のレンジ中心付近にしっかり収まってきた。この
間、元高修正を主導したのは当局ではなかろう。つまり「切り下げ」ではない。あくまで、
民間投資家のドルショート・元ロングの巻き戻しを放任したという消極的な対応だったと
推察される。むしろ、6月末以降は、投機が元ショートに転じないよう、口先介入を発動
し、元買いの実弾介入もあったと報じられている(6月27日付ウォールストリートジャーナ
ル)。
相場の調整力に比べれば関税規模は小さい
人民元と同様、「米中貿易戦争」のリスクを映し出した指標としては米国産大豆価格の
急落も目立った。しかし、これら相場の急変は、市場が備え持っている調整力をよく表し
ている。むしろ、相場の調整力に比べれば、関税措置のスケールが決して大きくない点
は重要だろう。
中国が対米報復措置の目玉としているのが米国産大豆への25%の追加関税である。
この点が嫌気され、米国産大豆価格は、5月下旬から7月5日にかけて、約20%下落し
た。さて、この段階で25%の高率関税が賦課されても、中国側の輸入コストは従来とほ
とんど変わらない計算になる。もちろん、実際には契約と受け渡しのタイムラグなどを考
慮する必要があるにしても、相場の調整力がいかに大きいかが分かる。
逆に、輸出サイドを考えても、中国から米国への500億ドルへの25%課税及び2000億ド
ルへの10%課税(2回)による中国輸出品の価格上昇は525億ドル相当で、中国の年間
総輸出の2.3%にとどまる。この程度のコストアップであれば、人民元の実効レートが過
去1カ月で約3%減価したことにより、十分吸収できてしまう可能性がある。
もちろん、「貿易戦争」は企業心理に対してはマイナスに作用し得る。7月5日に公表さ
れたFOMC議事録でも、地区連銀総裁とみられる会合参加者から、企業の設備投資マ
インドへの負の影響について、コメントが相次いでいたことが明らかとなっている。今後、
この点については企業サーベイなどのデータを確認する必要があろう。
世界景気は一時的減速から持ち直しへ
現時点で、主要国景気が「貿易戦争」の影響を強く受けているという兆候はみられな
い。日銀短観(7月2日発表、6月調査)は景況感の悪化にも関わらず、企業の18年度設
備投資計画がきわめて積極的で、市場予想(大企業・全業種:+9.3%)を大きく上回った
(+13.6%)。大企業・製造業の輸出見通しも上方修正されており、企業は強気スタンス
を維持していることが明確である。調査時期の関係で、「米中貿易戦争」の影響は完全
には織り込まれていない面もあろうが、トランプ大統領の「自動車関税」についてはすで
に5月下旬に打ち上げられていた。
米国ではISM製造業指数(7月2日発表、6月分)も好結果だった。市場予想を大きく上
回った要因は、構成項目となっているサプライヤー納期指数の急上昇であり、これはト
ラックドライバーの不足など、ボトルネックが生じていることを意味するため、強気材料で
はない。それでも、新規受注指数が高水準をキープしたことが重要だろう。
なお、ISM調査は毎月、各業種から計10個の代表的な業況コメントを紹介している。今
回は今まで以上に「トランプ関税」の悪影響に関するコメントが目立った。たとえば、「関
税を避けるために、中国向け輸出品の生産を米国工場からカナダ工場にシフトする」な
どである。しかし、コメントを選出する際には調査会社の意向も働いているとみられる。「
米国企業の多くに関税引き上げの影響が表れ始めた」と単純に解釈することはできな
い。
中国景気も、急減速といった状況にはない。6月30日に発表された中国製造業PMI(政
府版、6月分)は市場予想(51.6)、前月実績(51.9)をともに下回る51.5だった。下落幅は
やや大きいが、5月分が出来過ぎだったことを踏まえればまずまずの結果である。
1-3月期には世界的に景気の足踏み現象が観察された。中国製造業活動が冬季生産
規制によって減速したことがグローバルに波及したこと、および各地で極端な悪天候に
なったこと、が影響したと見られる。しかし、過去1カ月、経済指標は好転しつつある。そ
の証拠に、グローバル経済指標サプライズ指数(シティ)(図表4)を参照すると、年初か
ら急降下していた同指数は、6月半ばに底打ち、反転しているように見える。
図表 4: グローバル経済指標サプライズ指数 出所:ブルームバーグ、 野村一方、日銀は物価見通しを、7月31日の「展望レポート」で引き下げる方向とみられる。
「日銀による金融政策の正常化」への道のりは遠のくばかりである。海外投資家も「日銀
のタカ派化リスクは大幅に低下した」と理解しており、6月29日にも、輪番オペの減額が
あったが、円相場の反応は限定的だった。「日銀発の円高リスク」は市場のテーマとして
ほぼ消滅しつつある。
9月末までのレンジは1ドル=109~114円を想定
以上を踏まえ、当面のドル円相場をどう見るべきか。米中は高率関税をかけあう「貿易
戦争」に突入しており、11月のアメリカ中間選挙まで、話し合いによる「停戦」は見込みに
くい。しかし、(1)人民元急落が市場センチメントを悪化させる展開は一巡したとみられる
こと、(2)元安、大豆価格急落といった相場の調整力に比べ関税の影響は小さいこと、(3)
グローバル景気には持ち直しの兆しが見られること、の3点は、悲観を修正する重要な
根拠となりえる。加えて、短期サイクルの観点からは7月中旬から米企業が決算シーズ
ンに突入するという「季節性」が強気相場を後押しするだろう。9月末までのドル円は
109~114円と、上昇余地を大きく見込む。「中国リスク」への悲観論修正とともに豪ドル
も85円までの増価が描きやすい。(池田雄之輔)
2.トルコリラ:大統領選後の政策姿勢を探る
リラは4月から5月にかけて急落し、対ドル4.92と年初来の減価率は約23%に達した。そ
の後はトルコ中銀による大幅利上げをきっかけにやや持ち直し、6月24日の大統領・議
会選挙以降は、対ドルでは4.55から4.75を、対円では23円前半から24.0円前後をレンジ
とする動きとなっている。
リラが小康状態を取り戻したのは、5月に3.12%まで上昇していた米長期金利が2.8%
台前半まで低下、ドル高の勢いが鈍ったことが大きい。米金利上昇の再開等をきっかけ
にドル需要が強まれば、再びリラに強い減価圧力がかかる状況には変わりがないだろ
う。
中長期でリラの下落傾向が続く最大の要因は、同国の経済ファンダメンタルズである。
トルコの経常赤字は対GDP比6%に達する。また、企業は成長資金を低金利での外貨借
り入れに強く依存しており、経常赤字と債務返済を合わせた海外資金需要は年間で対
GDP比20%超である。これに対し、外貨準備は868億ドル(金を除く、2018年4月時点)と
対GDP比10%にも満たない。トルコは対内証券投資や金融機関による海外からの借り
入れで資金需要を賄っているが、ひとたび資金流入が滞ればたちまち経済危機に陥り
かねない「脆さ」を抱えている。
海外資金に過度に依存することのリスクは2013年5月の「バーナンキ・ショック」の際に
新興国市場全体で意識された。それから5年を経て、当時、フラジャイル5(脆弱な5か
国)とされた国々はトルコを除いて経常赤字が縮小している(図表5)。インドが金の輸入
抑制に向けた施策を実施、ブラジルは深刻な景気後退の中、緊縮財政を断行するな
ど、国内の外貨需要抑制に舵を切ったことが寄与した。しかし、トルコはインフレ加速・経
常赤字拡大と、景気が過熱の兆候を示し続けるなかで、大規模なインフラ支出や国内の
金融機関に対する貸出支援など拡張的な財政政策を継続してきた。2013年以降、他の
新興国通貨と比較してもリラの減価率は突出しているが、こうした政策ミスが引き起こし
た面が大きいだろう(図表6)。
図表 5: 2012年と2018年の経常収支の比較 注:2018年は1-3月期の実績値(12か月累計値対GDP比) 出所:各国統計、ブルームバーグ、野村 図表 6: 2013年以降の通貨騰落率(対円) 注:2012年末と2018年7月6日の終値を比較 出所:ブルームバーグ、野村今後は、6月24日の大統領選挙で再選を果たし、議会でも連立で過半数を制したエル
ドアン大統領のもと、過度に成長を重視する従来の政策姿勢から、マクロ環境の安定に
も配慮した政策運営に軸足が移るか否かが焦点となる(図表7)。7月9日の大統領就任
式後に発表される新内閣指名と、7月24日のトルコ中銀の金融政策決定会合が当面の
政策姿勢を測るうえで、重要なイベントである。
内閣改造では、市場の信認の厚いシムシェキ副首相や、アーバル財務相が留任する
か否かが焦点である。特に、シムシェキ氏は米系の投資銀行でエコノミストを務めた経
歴を生かし、同国経済への警戒を強める投資家との対話に務めてきた。また、5月23日
にトルコ中央銀行が3.00%の緊急利上げを実施した際に、利上げを渋るエルドアン大統
領の説得に尽力したと伝えられるなど、中央銀行の独立を尊重する姿勢でも知られる。
7月24日に控える金融政策決定会合では、リラ相場安定に向け、2.00%ポイント前後の
追加利上げが求められよう。7月3日に発表された消費者物価指数伸び率(6月分)は前
年同月比+15.4%(5月分:同+12.2%)と、市場予想の同+13.9%を大きく上回るサプライ
ズとなった(図表8)。2003年10月以来の高水準となる。食料品や運輸(ガソリンなど燃料
価格が含まれる)など、通貨下落や原油価格上昇に影響を受けやすい項目の価格上昇
が軒並み加速した。
トルコ中銀はリラが下落スピードを早めた4月中旬以降、累計で5.0%ポイントの利上げ
を実施しているが、今回のCPIの結果を受け、現在17.75%の政策金利(1週間物レポ
レート)のさらなる引き上げが求められよう。しかし、「選挙後に中銀統制を強める」、「イ
ンフレ抑制のためには利下げが必要」と公言してきたエルドアン大統領からの圧力がか
かるリスクは否定できない。
トルコ経済は経常赤字拡大に伴う外貨需要の増大がリラ安を招き、通貨安がインフレ
率を押し上げさらなるリラ安につながる負のスパイラルに陥っている。マクロ環境への配
慮が打ち出されることは、中長期的なリラ安トレンドの傾きをなだらかにするための最低
条件となろう。(中島將行)
図表 7: トルコ議席構成(一院制、600議席) 出所:アナトリア通信、野村 図表 8: 主要政策金利とインフレ率 注:主要政策金利は、2018年5月末までは後期流動性貸出金利、以降は1 週間レポレートを使用。 出所:トルコ中央銀行、ブルームバーグ、野村3.メキシコペソ 新政権への期待と不安
メキシコペソは4月中旬から6月中旬にかけて対ドル18.01から20.96まで約14%減価し
た後、持ち直しつつある。7月1日の大統領・議会選挙後も反発は継続しており、7月上旬
には節目となる19.0に接近している(図表9)。
ペソの反発は、大統領選挙で地滑り的な勝利を収めたMORENA(国家再生運動、左
派)のロペスオブラドール元メキシコシティ市長(以下AMLO氏)が、市場に友好的なメッ
セージを打ち出していることが一因となっている。同氏は勝利後の演説で財政規律や中
銀の独立性を守ると発言した。
選挙中の公約を考慮すれば、財政規律が実際に維持されるか否かは慎重に見極める
必要があろう。例えば、同氏は教育の無償化や、年金受給額の倍増を公約に掲げてき
た。しかし、財源は汚職撲滅や公務員への給与減額などで捻出するとしており、現実性
に乏しい。また、ガソリン価格の値上げ凍結(インフレ調整後の実質価格ベース)も、燃
料補助金のばらまきと同等の政策である。メキシコは産油国であり原油を輸出している
が、国内の精製能力不足からガソリンを主に米国からの輸入に依存している(図表10)。
そのため、ガソリン輸入価格の高騰が続くようであれば、財政に穴が生じるリスクがあ
る。
一方、最大の懸案事項であった米トランプ政権との関係は順調な滑り出しを見せ、ポ
ジティブサプライズとなっている。AMLO氏は当確が決まった7月2日にトランプ米大統領
と電話会談を行っているが、トランプ氏は会談後、記者団に対し「両国の関係は非常に
良好なものになると思う」と発言している。また、AMLO氏は同日にペニャニエト現大統領
とも会談を行い、NAFTA再交渉や2019年予算の策定を現政権と共同で行う意向を表
明、大統領として就任する12月までに円滑な政権移行を目指す姿勢をアピールした。
NAFTA交渉について、マルケス次期経済相は今年9月後半から10月前半に合意署名の
可能性が見込まれる、と英FT紙に語っている。自動車貿易の問題をはじめ両者の主張
の隔たりは依然大きいものの、政権交代に伴い交渉が頓挫するリスクは低下したと言え
よう。
12月に大統領に就任するAMLO氏は、選挙前に激しく非難していたトランプ氏やペニャ
ニエト氏との融和姿勢を示すことで、「現実主義者」の評価を得ることにひとまず成功し
た。大統領選挙が終わり、NAFTAがペソ相場にとって最大の焦点となろう。(中島將行)
図表 9: メキシコペソ相場 出所:ブルームバーグ、野村 図表 10: 原油及び石油製品 輸出入額(季節調整後) 出所:INEGI、ブルームバーグ、野村為替予想
図表 11: 為替・経済・金利全般一覧
Appendix A-1
アナリスト証明
我々、 池田 雄之輔, 郭 穎, 中島 將行, 須田 吉貴 と 後藤 祐二朗は、(1)レポートに記述されている全ての見方が私のここで議論した全 ての証券や発行企業に対する私の見方を正確に反映していることを保証いたします。(2)さらに、私は私の報酬が、直接的あるいは間接 的にこのレポートで議論した推奨や見方によって、現在、過去、未来にわたって一切影響を受けないこと、ならびに、(3)米国のNSI、英国 のNIPあるいはその他の野村のグループ企業が行ったいかなる投資銀行案件とも関係ないことを保証いたします。重要なディスクロージャー
リサーチのオンライン提供と利益相反に関するディスクロージャー
野村グループのリサーチは、www.nomuranow.com/research 、ブルームバーグ、キャピタルIQ、ファクトセット、ロイター、トムソン・ワンでご覧いただけま す。重要なディスクロージャーにつきましては、http://go.nomuranow.com/research/globalresearchportal/pages/disclosures/disclosures.aspx にてご参照 いただくか、ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナル・インクまたはインスティネットLLC(1-877-865-5752)までお申し出ください。ウェブサイトへのアク セスでお困りの場合には[email protected] にお問い合わせください。 本レポートを作成したアナリストは、その一部は投資銀行業務によって得ている会社の総収入など、様々な要素に基づく報酬を得ています。特に断りがな い限り、本レポートの表紙に記載されている米国外のアナリストは、金融取引業規制機構(FINRA)/ニューヨーク証券取引所(NYSE)の規定に基づくリ サーチ・アナリストとしての登録・資格を得ておらず、NSIまたはILLCの関係者ではない場合があり、また、調査対象企業とのコミュニケーション、公の場で の発言、あるいはリサーチ・アナリスト個人が保有する証券の売買に関して、FINRAの規則2711やNYSEの規則472を適用されない場合があります。 ノムラ・グローバル・フィナンシャル・プロダクツ・インク(「NGFP」)、ノムラ・デリバティブ・プロダクツ・インク(「NDPI」)およびノムラ・インターナショナル plc(「NIplc」)は、商品先物取引委員会および米国先物取引委員会にスワップ・ディーラーとして登録されています。NGFP、NDPIおよびNIplcは、通常業務 として、先物およびデリバティブ商品のトレーディングに従事しており、いずれの商品も本レポートの対象となることがあります。 米国で必要なその他のディスクロージャー NSIならびにその関連会社は、通常、このリサーチレポートで言及されている債券あるいはそのデリバティブの取引を行っています。アナリストは、NSIの従 業員と情報を交換しています。NSIならびにその関連会社の債券アナリストは、それぞれがカバーする債券の流動性や価格情報を得るため、トレーディン グ・デスクの従業員とも情報を交換しています。 評価方法:債券等 野村の債券アナリストならびにストラテジストは、個々の取引推奨を通じ債券や金融商品の価格について見通しを提供しています。これらの推奨は相対 価値、相場の方向性及び資産配分に係る取引推奨、ないし、これら三つの組み合わせとなります。個々の取引推奨が内包している証券分析には通常以 下の分析が含まれています。 ・ 各証券価格とその背景にあるマクロあるいはミクロ経済との乖離に関するファンダメンタル分析 ・ 価格の差異に関する計量分析 ・ 法令諸規則の変更、市場におけるリスク選好の変化、予想外の格付けアクション、発行市場の動向や需給状況などに関するテクニカル要因の分析 債券や金融商品に対する推奨期間は個々の推奨で異なります。テクニカル要因に基づく取引推奨はより短期で、通常3ヶ月未満の期間を対象としていま す。戦略的な取引推奨はより長期で、通常3ヶ月を超える期間を対象としています。 EUの市場濫用規制が求める野村の金融市場関連リサーチのグローバルでの評価の分布は以下のとおりです。 53%がBuy(ないしそれと同等の)レーティングであり、このBuyの発行者のうち86%に対して野村グループは重要な証券サービスを提供しています。 0%がNeutral(ないしそれと同等の)レーティングです。 47%がSell(ないしそれと同等の)レーティングであり、このSellの発行者のうち83%に対して野村グループは重要な証券サービスを提供しています。 2018年7月3日 現在 重要な証券サービスはEUの市場濫用規制で定義されています。 野村グループの説明は、ディスクレイマーの冒頭をご参照ください。ディスクレイマー
本資料は表紙に記載されている野村グループの関連会社により作成されたもので、表紙などに従業員やその協力者が記載されている1社あるいは複数 の野村グループの関連会社によって単独あるいは共同で作成された資料が含まれます。ここで使用する「野村グループ」は、野村ホールディングス、およ びその関連会社と子会社を指し、また、日本の野村證券(「NSC」)、英国のノムラ・インターナショナルplc (「NIplc」)、米国のノムラ・セキュリティーズ・イン ターナショナル・インク (「NSI」)、インスティネットLLC (「ILLC」)、香港の野村国際(香港) (「NIHK」)、韓国のノムラ・フィナンシャル・インベストメント(韓国) (「 NFIK」) (韓国金融投資協会(「KOFIA」)に登録しているアナリストの情報はKOFIAのイントラネットhttp://dis.kofia.or.kr でご覧いただけます)、シンガポール のノムラ・シンガポール・リミテッド (「NSL」) (登録番号 197201440E、 シンガポール金融監督局に監督下にあります)、オーストラリアのノムラ・オーストラリ ア・リミテッド (「NAL」) (ABN 48 003 032 513) (オーストラリアのライセンス番号246412、オーストラリア証券投資委員会(「ASIC」)の監督下にあります)、イ ンドネシアのP.T.ノムラ・セキュリタス・インドネシア (「PTNSI」)、マレーシアのノムラ・セキュリティーズ・マレーシアSdn. Bhd. (「NSM」)、台湾のNIHK 台北支 店 (「NITB」)、インドのノムラ・フィナンシャル・アドバイザリー・アンド・セキュリティーズ (インディア) プライベート・リミテッド (「NFASL」)、 (登録住所: Ceejay House, Level 11, Plot F, Shivsagar Estate, Dr. Annie Besant Road, Worli, Mumbai- 400 018, India;電話: +91 22 4037 4037、ファックス: +91 22 4037 4111; CIN番号:U74140MH2007PTC169116、SEBI登録番号(株式ブローカレッジ): BSE INB011299030、NSE INB231299034、 INF231299034、 INE 231299034, MCX: INE261299034、SEBI登録番号(マーチャントバンキング):INM000011419、SEBI登録番号(リサーチ):INH000001014)、スペインのNIplc マドリッド支店(「NIplc, Madrid」)が含まれます。リサーチ・レポートの表紙のアナリスト名の横に記載された「CNSタイランド」の記載は、タイのキャピタル・ノムラ・セキュリ ティーズ・パブリック・カンパニー・リミテッド (「CNS」)に雇用された当該アナリストが、CNS及びNSL間のアグリーメントに基づき、NSLにリサーチ・アシスタン トのサービスを行っていることを示しています。リサーチ・レポートの表紙の従業員氏名の横に記載された「NSFSPL」は、ノムラ・ストラクチャード・ファイナ ンス・サービシーズ・プライベート・リミテッドに雇用された当該従業員が、インタ-カンパニー・アグリーメントに基づき、特定の野村の関連会社のサポ―ト を行っていることを示しています。リサーチ・レポートの表紙のアナリスト名の横に記載された「BDO-NS」(「BDOノムラ・セキュリティーズ・インク」を表しま す)の記載は、BDOユニバンク・インク(「BDOユニバンク」)に雇用されBDO-NSに配属された当該アナリストが、BDOユニバンク、NSL及び BDO-NS間の アグリーメントに基づき、NSLにリサーチ・アシスタントのサービスを行っていることを示しています。BDO-NSはBDOユニバンクと野村グループのジョイン ト・ベンチャーで、フィリピンの証券ディーラーです。 本資料は、(i)お客様自身のための情報であり、投資勧誘を目的としたものではなく、(ii)証券の売却の申込みあるいは証券購入の勧誘が認められていな い地域における当該行為を意図しておらず、かつ(iii)野村グループに関するディスクロージャー以外は、信頼できると判断されるが野村グループによる独 自の確認は行っていない情報源に基づいております。 野村グループに関するディスクロージャー以外は、野村グループは、本資料の正確性、完全性、信頼性、適切性、特定の目的に対する適性、譲渡可能性 を表明あるいは保証いたしません。また、本資料および関連データの利用の結果として行われた行為(あるいは行わないという判断)に対する責任を負い ません。これにより、野村グループによる全ての保証とその他の言質は許容可能な最大の範囲まで免除されます。野村グループは本情報の利用、誤用 あるいは配布に対して一切の責任を負いません。 本資料中の意見または推定値は本資料に記載されている発行日におけるものであり、本資料中の意見および推定値を含め、情報は予告なく変わること があります。野村グループは本資料を更新する義務を負いません。本資料中の論評または見解は執筆者のものであり、野村グループ内の他の関係者の 見解と一致しない場合があります。お客様は本資料中の助言または推奨が各自の個別の状況に適しているかどうかを検討する必要があります。また、必 要に応じて、税務を含め、専門家の助言を仰ぐことをお勧めいたします。野村グループは税務に関する助言を提供しておりません。 野村グループ、その執行役、取締役、従業員は、関連法令、規則で認められている範囲内で、本資料中で言及している発行体の証券、商品、金融商品、 またはそれらから派生したオプションやその他のデリバティブ商品、および証券について、自己勘定、委託、その他の形態による取引、買持ち、売持ち、あ るいは売買を行う場合があります。また、野村グループ会社は発行体の金融商品の(英国の適用される規則の意味する範囲での)マーケットメーカーある いはリクイディティ・プロバイダーを務める場合があります。マーケットメーカー活動が米国あるいはその他の地域における諸法令および諸規則に明記さ れた定義に従って行われる場合、発行体の開示資料においてその旨が別途開示されます。 本資料はスタンダード・アンド・プアーズなどの格付け機関による信用格付けを含め、第三者から得た情報を含む場合があります。当該第三者の書面によ る事前の許可がない限り、第三者が関わる内容の複製および配布は形態の如何に関わらず禁止されております。第三者である情報提供者は格付けを 含め、いずれの情報の正確性、完全性、適時性あるいは利用可能性を保証しておらず、原因が何であれ、(不注意あるいは他の理由による)誤りあるいは 削除、または当該内容の利用に起因する結果に対する一切の責任を負いません。第三者である情報提供者は、譲渡可能性あるいは特定の目的または 利用への適性の保証を含め(ただしこれに限定されない)、明示的あるいは暗黙の保証を行っていません。第三者である情報提供者は格付けを含め、提 供した情報の利用に関連する直接的、間接的、偶発的、懲罰的、補償的、罰則的、特別あるいは派生的な損害、費用、経費、弁護料、損失コスト、費用 (損失収入または利益、機会コストを含む)に対する責任を負いません。信用格付けは意見の表明であり、事実または証券の購入、保有、売却の推奨を 表明するものではありません。格付けは証券の適合性あるいは投資目的に対する証券の適合性を扱うものではなく、投資に関する助言として利用するこ とはお控えください。 本資料中に含まれるMSCIから得た情報はMSCI Inc.(「MSCI」)の独占的財産です。MSCIによる事前の書面での許可がない限り、当該情報および他の MSCIの知的財産の複製、再配布あるいは指数などのいかなる金融商品の作成における利用は認められません。当該情報は現状の形で提供されていま す。利用者は当該情報の利用に関わるすべてのリスクを負います。これにより、MSCI、その関連会社または当該情報の計算あるいは編集に関与あるい は関係する第三者は当該情報のすべての部分について、独創性、正確性、完全性、譲渡可能性、特定の目的に対する適性に関する保証を明確に放棄 いたします。前述の内容に限定することなく、MSCI、その関連会社、または当該情報の計算あるいは編集に関与あるいは関係する第三者はいかなる種 類の損失に対する責任をいかなる場合にも一切負いません。MSCIおよびMSCI指数はMSCIおよびその関連会社のサービス商標です。
Russell/Nomura 日本株インデックスの知的財産権およびその他一切の権利は野村證券株式会社およびFrank Russell Company に帰属します。なお、野 村證券株式会社およびFrank Russell Company は、当インデックスの正確性、完全性、信頼性、有用性、市場性、商品性および適合性を保証するもので はなく、インデックスの利用者およびその関連会社が当インデックスを用いて行う事業活動・サービスに関し一切責任を負いません。 本資料は投資家のお客様にとって投資判断を下す際の諸要素のうちの一つにすぎないとお考え下さい。また、本資料は、直接・間接を問わず、投資判断 に伴う全てのリスクについて検証あるいは提示しているのではないことをご了解ください。野村グループは、ファンダメンタル分析、定量分析等、異なるタイ プの数々のリサーチ商品を提供しております。また、時間軸の捉え方や分析方法の違い等の理由により、リサーチのタイプによって推奨が異なる場合が あります。野村グループは野村グループのポータル・サイト上へのリサーチ商品の掲載および/あるいはお客様への直接的な配布を含め、様々な方法に よってリサーチ商品を発表しております。調査部門が個々のお客様の要望に応じて提供する商品およびサービスはお客様の属性によって異なる場合が あります。 当レポートに記載されている数値は過去のパフォーマンスあるいは過去のパフォーマンスに基づくシミュレーションに言及したものである場合があり、将来 のパフォーマンスを示唆するものとして信頼できるものではありません。情報に将来のパフォーマンスに関する示唆が含まれている場合、係る予想は将来 のパフォーマンスを示唆するものとして必ずしも信頼できるものではありません。また、シミュレーションはモデルと想定の簡略化に基づいて行われてお り、想定が過度に簡略化され、将来のリターン分布を反映していない場合があります。本資料で説明のために作成・発行された数値、投資ストラテジー、 インデックスは、EU金融ベンチマーク規制が定義する"ベンチマーク"としての"使用"を意図したものではありません。 特定の証券は、その価値または価格、あるいはそこから得られる収益に悪影響を及ぼし得る為替相場変動の影響を受ける場合があります。 金融市場関連のリサーチについて:アナリストによるトレード推奨については、以下の2通りに分類されます;戦術的(tactical)トレード推奨は、向こう3ヶ月 程度の見通しに基づいています;戦略的(strategic)トレード推奨は、向こう6ヶ月から12ヶ月の見通しに基づいています。これら推奨トレードについては、 経済・市場環境の変化に応じて、適宜見直しの対象となります。また、ストップ・ロスが明記されたトレードについては、その水準を超えた時点で推奨の対 象から自動的に外れます。トレード推奨に明記される金利水準や証券のプライスについては、リサーチ・レポートの発行に際してアナリストから提出された 時点の、ブルームバーグ、ロイター、野村のいずれかによる気配値であり、その時点で、実際に取引が可能な水準であるとは限りません。 本資料に記載された証券は米国の1933年証券法に基づく登録が行われていない場合があります。係る場合、1933年証券法に基づく登録が行われる、あ るいは当該登録義務が免除されていない限り、米国内で、または米国人を対象とする購入申込みあるいは売却はできません。準拠法が他の方法を認め ていない限り、いかなる取引もお客様の地域にある野村の関連会社を通じて行う必要があります。 本資料は、NIplcにより英国および欧州経済領域内において投資リサーチとして配布することを認められたものです。NIplcは、英国のプルーデンス規制機 構によって認可され、英国の金融行為監督機構とプルーデンス規制機構の規制を受けています。NIplcはロンドン証券取引所会員です。本資料は、英国 の適用される規則の意味する範囲での個人的な推奨を成すものではなく、あるいは個々の投資家の特定の投資目的、財務状況、ニーズを勘案したもの ではありません。本資料は、英国の適用される規則の目的のために「適格カウンターパーティ」あるいは「専門的顧客」である投資家のみを対象にしたも ので、したがって、当該目的のために「個人顧客」である者への再配布は認められておりません。本資料は、香港証券先物委員会の監督下にあるNIHKに
よって、香港での配布が認められたものです。本資料は、オーストラリアでASICの監督下にあるNALによってオーストラリアでの配布が認められたもので す。また、本資料はNSMによってマレーシアでの配布が認められています。シンガポールにおいては、本資料はNSLにより配布されました。NSLは、証券 先物法(第289条)で定義されるところの認定投資家、専門的投資家もしくは機関投資家ではない者に配布する場合、海外関連会社によって発行された証 券、先物および為替に関わる本資料の内容について、法律上の責任を負います。シンガポールにて本資料の配布を受けたお客様は本資料から発生し た、もしくは関連する事柄につきましてはNSLにお問い合わせください。本資料は米国においては1933年証券法のレギュレーションSの条項で禁止されて いない限り、米国登録ブローカー・ディーラーであるNSIにより配布されます。NSIは1934年証券取引所法規則15a-6に従い、その内容に対する責任を負っ ております。本資料を作成した会社は、野村グループ内の関連会社が、顧客が入手可能な複製を作成することを許可しています。 野村サウジアラビア、NIplc、あるいは他の野村グループ関連会社はサウジアラビア王国(「サウジアラビア」)での(資本市場庁が定めるところの、)「オー ソライズド・パーソンズ」、「エグゼンプト・パーソンズ」、または「インスティテューションズ」以外の者への本資料の配布、アラブ首長国連邦(「UAE」)におい ては、(ドバイ金融サービス機構が定めるところの、)「専門的顧客」以外の者への配布、また、カタール国の(カタール金融センター規制機構が定めるとこ ろの、)「マーケット・カウンターパーティー」、または「ビジネス・カスタマーズ」以外の者への配布を認めておりません。サウジアラビアおいては、「オーソラ イズド・パーソンズ」、「エグゼンプト・パーソンズ」、または「インスティテューションズ」以外の者、UAEの「専門的顧客」以外の者、あるいはカタールの「マー ケット・カウンターパーティー」、または「ビジネス・カスタマーズ」以外の者を対象に本資料ならびにそのいかなる複製の作成、配信、配布を行うことは直 接・間接を問わず、係る権限を持つ者以外が行うことはできません。本資料を受け取ることは、サウジアラビアに居住しないか、または「オーソライズド・ パーソンズ」、「エグゼンプト・パーソンズ」、または「インスティテューションズ」であることを意味し、UAEにおいては「専門的顧客」、カタールにおいては「 マーケット・カウンターパーティー」、または「ビジネス・カスタマーズ」であることの表明であり、この規定の順守に同意することを意味いたします。この規定 に従わないと、サウジアラビア、UAE、あるいはカタールの法律に違反する行為となる場合があります。 カナダ投資家へのお知らせ:本資料は個人的な推奨ではありません。また投資目的、財務状況、あるいは特定の個人または口座の特定のニーズを考慮 したものではありません。本資料はオンタリオ証券委員会のNI 31-103のセクション8.25に基づいてお客様へ提供されています。 台湾上場企業に関するレポートおよび台湾所属アナリスト作成のレポートについて:本資料は参考情報の提供だけを目的としています。お客様ご自身で 投資リスクを独自に評価し、投資判断に単独で責任を負っていただく必要があります。本資料のいかなる部分についても、野村グループから事前に書面 で承認を得ることなく、報道機関あるいはその他の誰であっても複製あるいは引用することを禁じます。「Operational Regulations Governing Securities Firms Recommending Trades in Securities to Customer」及びまたはその他の台湾の法令・規則に基づき、お客様が本資料を関係者、関係会社およびそ の他の第三者を含む他者へ提供すること、あるいは本資料を用いて利益相反があるかもしれない活動に従事することを禁じます。NIHK台湾支店が執行 できない証券または商品に関する情報は、情報の提供だけを目的としたものであり、投資の推奨または勧誘を意図したものではありません。 本資料のいかなる部分についても、野村グループ会社から事前に書面で同意を得ることなく、(i)その形態あるいは方法の如何にかかわらず複製する、あ るいは(ii)配布することを禁じます。本資料が、電子メール等によって電子的に配布された場合には、情報の傍受、変造、紛失、破壊、あるいは遅延もしく は不完全な状態での受信、またはウィルスへの感染の可能性があることから、安全あるいは誤りがない旨の保証は致しかねます。従いまして、送信者は 電子的に送信したために発生する可能性のある本資料の内容の誤りあるいは欠落に対する責任を負いません。確認を必要とされる場合には、印刷され た文書をご請求下さい。
日本で求められるディスクレイマー
無登録格付に関する説明書
格付会社に対し、市場の公正性・透明性の確保の観点から、金融商品取引法に基づく信用格付業者の登録制が導入されております。 これに伴い、金融商品取引業者等は、無登録の格付業者が付与した格付を利用して勧誘を行う場合、金融商品取引法により、無登録の格付業者が付与 した格付(以下「無登録格付」といいます)である旨及び登録の意義等を顧客に告げなければならないこととされております。 ○登録の意義について 登録を受けた信用格付業者は、①誠実義務、②利益相反防止・格付プロセスの公正性確保等の業務管理体制の整備義務、③格付対象の証券を保有し ている場合の格付付与の禁止、④格付方針等の作成及び公表・説明書類の公衆縦覧等の情報開示義務等の規制を受けるとともに、報告徴求・立入検 査、業務改善命令等の金融庁の監督を受けることとなりますが、無登録の格付業者は、これらの規制・監督を受けておりません。 ○格付業者について スタンダード&プアーズ ・格付業者グループの呼称等について 格付業者グループの呼称: S&Pグローバル・レーティング(以下「S&P」といいます。) グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号: S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第5号) ・信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社のホームページ(http://www.standardandpoors.co.jp)の「ライブラリ・規制関連」の「無登録格付け情報」( http://www.standardandpoors.co.jp/unregistered)に掲載されております。 ・信用格付の前提、意義及び限界について S&Pの信用格付は、発行体または特定の債務の将来の信用力に関する現時点における意見であり、発行体または特定の債務が債務不履行に陥る確率 を示した指標ではなく、信用力を保証するものでもありません。また、信用格付は、証券の購入、売却または保有を推奨するものでなく、債務の市場流動 性や流通市場での価格を示すものでもありません。 信用格付は、業績や外部環境の変化、裏付け資産のパフォーマンスやカウンターパーティの信用力変化など、さまざまな要因により変動する可能性があ ります。 S&Pは、信頼しうると判断した情報源から提供された情報を利用して格付分析を行っており、格付意見に達することができるだけの十分な品質および量の 情報が備わっていると考えられる場合にのみ信用格付を付与します。しかしながら、S&Pは、発行体やその他の第三者から提供された情報について、監 査、デュー・デリジェンスまたは独自の検証を行っておらず、また、格付付与に利用した情報や、かかる情報の利用により得られた結果の正確性、完全 性、適時性を保証するものではありません。さらに、信用格付によっては、利用可能なヒストリカルデータが限定的であることに起因する潜在的なリスクが 存在する場合もあることに留意する必要があります。この情報は、2018年6月1日現在、当社が信頼できると考える情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するものではありませ ん。詳しくは上記S&Pグローバル・レーティング・ジャパン株式会社のホームページをご覧ください。 ムーディーズ ・格付業者グループの呼称等について 格付業者グループの呼称: ムーディーズ・インベスターズ・サービス(以下「ムーディーズ」といいます。) グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号: ムーディーズ・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第2号) ・信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページ(ムーディーズ日本語ホームページ(https://www.moodys.com/pages/default_ja.aspx)の「信用格付事 業」タブ)にある「無登録業者の格付の利用」欄の「無登録格付説明関連」に掲載されております。 ・信用格付の前提、意義及び限界について ムーディーズの信用格付は、事業体、与信契約、債務又は債務類似証券の将来の相対的信用リスクについての、現時点の意見です。ムーディーズは、 信用リスクを、事業体が契約上・財務上の義務を期日に履行できないリスク及びデフォルト事由が発生した場合に見込まれるあらゆる種類の財産的損失 と定義しています。 信用格付は、流動性リスク、市場リスク、価格変動性及びその他のリスクについて言及するものではありません。また、信用格付は、投資又は財務に関す る助言を構成するものではなく、特定の証券の購入、売却、又は保有を推奨するものではありません。ムーディーズは、いかなる形式又は方法によって も、これらの格付若しくはその他の意見又は情報の正確性、適時性、完全性、商品性及び特定の目的への適合性について、明示的、黙示的を問わず、 いかなる保証も行っていません。 ムーディーズは、信用格付に関する信用評価を、発行体から取得した情報、公表情報を基礎として行っております。ムーディーズは、これらの情報が十分 な品質を有し、またその情報源がムーディーズにとって信頼できると考えられるものであることを確保するため、全ての必要な措置を講じています。しか し、ムーディーズは監査を行う者ではなく、格付の過程で受領した情報の正確性及び有効性について常に独自の検証を行うことはできません。 この情報は、2018年6月1日現在、当社が信頼できると考える情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するものではありませ ん。詳しくは上記ムーディーズ・ジャパン株式会社のホームページをご覧ください。 フィッチ ・格付業者グループの呼称等について 格付業者グループの呼称:フィッチ・レーティングス(以下「フィッチ」といいます。) グループ内の信用格付業者の名称及び登録番号: フィッチ・レーティングス・ジャパン株式会社(金融庁長官(格付)第7号) ・信用格付を付与するために用いる方針及び方法の概要に関する情報の入手方法について フィッチ・レーティングス・ジャパン株式会社のホームページ(https://www.fitchratings.com/site/japan)の「フィッチの格付業務について」内の「規制関連」 セクションにある「格付方針等の概要」に掲載されております。 ・信用格付の前提、意義及び限界について フィッチの格付は、所定の格付基準・手法に基づく意見です。格付はそれ自体が事実を表すものではなく、正確又は不正確であると表現し得ません。信用 格付は、信用リスク以外のリスクを直接の対象とはせず、格付対象証券の市場価格の妥当性又は市場流動性について意見を述べるものではありませ ん。格付はリスクの相対的評価であるため、同一カテゴリーの格付が付与されたとしても、リスクの微妙な差異は必ずしも十分に反映されない場合もあり ます。信用格付はデフォルトする蓋然性の相対的序列に関する意見であり、特定のデフォルト確率を予測する指標ではありません。 フィッチは、格付の付与・維持において、発行体等信頼に足ると判断する情報源から入手する事実情報に依拠しており、所定の格付方法に則り、かかる 情報に関する調査及び当該証券について又は当該法域において利用できる場合は独立した情報源による検証を、合理的な範囲で行いますが、格付に 関して依拠する全情報又はその使用結果に対する正確性、完全性、適時性が保証されるものではありません。ある情報が虚偽又は不当表示を含むこと が判明した場合、当該情報に関連した格付は適切でない場合があります。また、格付は、現時点の事実の検証にもかかわらず、格付付与又は据置時に 予想されない将来の事象や状況に影響されることがあります。 信用格付の前提、意義及び限界の詳細にわたる説明については、フィッチの日本語ウェブサイト上の「格付及びその他の形態の意見に関する定義」をご 参照ください。 この情報は、2018年6月1日現在、当社が信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性を当社が保証するものではありま せん。詳しくは上記フィッチのホームページをご覧ください。
日本で求められるディスクレイマー
レポート本文中の格付記号の前に※印のある格付けは、金融商品取引法に基づく信用格付業者以外の格付業者が付与した格付け(無登録格付け)で す。無登録格付けについては「無登録格付に関する説明書」https://www.nomura.co.jp/retail/bond/noregistered.html をご参照ください。 当社で取り扱う商品等へのご投資には、各商品等に所定の手数料等(国内株式取引の場合は約定代金に対して最大1.404%(税込み)(20万円以下の場 合は、2,808円(税込み))の売買手数料、投資信託の場合は銘柄ごとに設定された購入時手数料(換金時手数料)および運用管理費用(信託報酬)等の 諸経費、等)をご負担いただく場合があります。また、各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。商品ごとに手数料等およびリス クは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面、上場有価証券等書面、目論見書、等をよくお読みください。 国内株式(国内REIT、国内ETF、国内ETNを含む)の売買取引には、約定代金に対し最大1.404%(税込み)(20万円以下の場合は2,808円(税込み))の売 買手数料をいただきます。国内株式を相対取引(募集等を含む)によりご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。ただし、相対取引に よる売買においても、お客様との合意に基づき、別途手数料をいただくことがあります。国内株式は株価の変動により損失が生じるおそれがあります。国 内REITは運用する不動産の価格や収益力の変動により損失が生じるおそれがあります。国内ETFは連動する指数等の変動により損失が生じるおそれが あります。 外国株式の売買取引には、売買金額(現地約定金額に現地手数料と税金等を買いの場合には加え、売りの場合には差し引いた額)に対し最大1.026% (税込み)(売買代金が75万円以下の場合は最大7,668円(税込み))の国内売買手数料をいただきます。外国の金融商品市場での現地手数料や税金等 は国や地域により異なります。外国株式を相対取引(募集等を含む)によりご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。ただし、相対取 引による売買においても、お客様との合意に基づき、別途手数料をいただくことがあります。外国株式は株価の変動および為替相場の変動等により損失 が生じるおそれがあります。 信用取引には、売買手数料(約定代金に対し最大1.404%(税込み)(20万円以下の場合は2,808円(税込み)))、管理費および権利処理手数料をいただき ます。加えて、買付の場合、買付代金に対する金利を、売付けの場合、売付け株券等に対する貸株料および品貸料をいただきます。委託保証金は、売買 代金の30%以上(オンライン信用取引の場合、売買代金の33%以上)で、かつ30万円以上の額が必要です。信用取引では、委託保証金の約3.3倍まで(オ ンライン信用取引の場合、委託保証金の約3倍まで)のお取引を行うことができるため、株価の変動により委託保証金の額を上回る損失が生じるおそれ があります。詳しくは、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、等をよくお読みください。 CBの売買取引には、約定代金に対し最大1.08%(税込み)(4,320円に満たない場合は4,320円(税込み))の売買手数料をいただきます。CBを相対取引(募集等を含む)によりご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。ただし、相対取引による売買においても、お客様との合意に基づき、 別途手数料をいただくことがあります。CBは転換もしくは新株予約権の行使対象株式の価格下落や金利変動等によるCB価格の下落により損失が生じ るおそれがあります。加えて、外貨建てCBは、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 債券を募集・売出し等その他、当社との相対取引によってご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。債券の価格は市場の金利水準 の変化に対応して変動しますので、損失が生じるおそれがあります。また、発行者の経営・財務状況の変化及びそれらに関する外部評価の変化等によ り、投資元本を割り込むことがあります。加えて、外貨建て債券は、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。 個人向け国債を募集によりご購入いただく場合は、購入対価のみお支払いいただきます。個人向け国債は発行から1年間、原則として中途換金はできま せん。個人向け国債を中途換金する際、原則として次の算式によって算出される中途換金調整額が、売却される額面金額に経過利子を加えた金額より 差し引かれます。(変動10年:直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685、固定5年、固定3年: 2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685) 物価連動国債を募集・売出等その他、当社との相対取引によって購入する場合は、購入対価のみをいただきます。当該商品の価格は市場の金利水準及 び全国消費者物価指数の変化に対応して変動しますので、損失が生じるおそれがあります。想定元金額は、全国消費者物価指数の発行時からの変化 率に応じて増減します。利金額は、各利払時の想定元金額に表面利率を乗じて算出します。償還額は、償還時点での想定元金額となりますが、平成 35年度以降に償還するもの(第17回債以降)については、額面金額を下回りません。 投資信託のお申込み(一部の投資信託はご換金)にあたっては、お申込み金額に対して最大5.4%(税込み)の購入時手数料(換金時手数料)をいただき ます。また、換金時に直接ご負担いただく費用として、換金時の基準価額に対して最大2.0%の信託財産留保額をご負担いただく場合があります。投資信 託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、国内投資信託の場合には、信託財産の純資産総額に対する運用管理費用(信託報酬)(最大 5.4%(税込み・年率))のほか、運用成績に応じた成功報酬をご負担いただく場合があります。また、その他の費用を間接的にご負担いただく場合があり ます。外国投資信託の場合も同様に、運用会社報酬等の名目で、保有期間中に間接的にご負担いただく費用があります。 投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象とするため、当該資産の市場における取引価格の変動や為替の変動等に より基準価額が変動します。従って損失が生じるおそれがあります。投資信託は、個別の投資信託ごとに、ご負担いただく手数料等の費用やリスクの内 容や性質が異なります。また、上記記載の手数料等の費用の最大値は今後変更される場合がありますので、ご投資にあたっては目論見書や契約締結 前交付書面をよくお読みください。 金利スワップ取引、及びドル円ベーシス・スワップ取引(以下、金利スワップ取引等)にあたっては、所定の支払日における所定の「支払金額」のみお受払 いいただきます。金利スワップ取引等には担保を差入れていただく場合があり、取引額は担保の額を超える場合があります。担保の額は、個別取引によ り異なりますので、担保の額及び取引の額の担保に対する比率を事前に示すことはできません。金利スワップ取引等は金利、通貨等の金融市場におけ る相場その他の指標にかかる変動により、損失が生じるおそれがあります。また、上記の金融市場における相場変動により生じる損失が差入れていただ いた担保の額を上回る場合があります。また追加で担保を差入れていただく必要が生じる場合があります。お客様と当社で締結する金利スワップ取引等 と「支払金利」(又は「受取金利」)以外の条件を同一とする反対取引を行った場合、当該金利スワップ取引等の「支払金利」(又は「受取金利」)と、当該反 対取引の「受取金利」(又は「支払金利」)とには差があります。商品毎にリスクは異なりますので、契約締結前交付書面やお客様向け資料をよくお読みく ださい。 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)取引を当社と相対でお取引いただく場合は手数料をいただきません。CDS取引を行なうにあたっては、弊社との間で 合意した保証金等を担保として差し入れ又は預託していただく場合があり、取引額は保証金等の額を超える場合があります。保証金等の額は信用度に 応じて相対で決定されるため、当該保証金等の額、及び、取引額の当該保証金等の額に対する比率をあらかじめ表示することはできません。CDS取引は 参照組織の一部又は全部の信用状況の変化や、あるいは市場金利の変化によって市場価値が変動し、当該保証金等の額を超えて損失が生じるおそれ があります。信用事由が発生した場合にスワップの買い手が受取る金額は、信用事由が発生するまでに支払う金額の総額を下回る場合があります。ま た、スワップの売り手が信用事由が発生した際に支払う金額は、信用事由が発生するまでに受取った金額の総額を上回る可能性があります。他の条件 が同じ場合に、スワップの売りの場合に受取る金額と買いの場合に支払う金額には差があります。 CDS取引は、原則として、金融商品取引業者や、ある いは適格機関投資家等の専門的な知識を有するお客様に限定してお取り扱いしています。 有価証券や金銭のお預かりについては料金をいただきません。証券保管振替機構を通じて他の証券会社へ株式等を移管する場合には、数量に応じて、 移管する銘柄ごとに10,800円(税込み)を上限額として移管手数料をいただきます。 野村證券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商) 第142号 加入協会/日本証券業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 第二種金融商品取引業協会 野村グループは法令順守に関する方針および手続き(利益相反、チャイニーズ・ウォール、守秘義務に関する方針を含むがそれに限定されない)やチャイ ニーズ・ウォールの維持・管理、社員教育を通じてリサーチ資料の作成に関わる相反を管理しています。 本資料で推奨されたトレードについて、その構築に用いられた手法や数理・解析モデルに関する追加情報が必要な場合は、表紙に記載されたアナリスト にお問い合わせください。ディスクロージャー情報については下記のサイトをご参照ください。 http://go.nomuranow.com/research/globalresearchportal/pages/disclosures/disclosures.aspx