超極大刺戟による筋敦縮瑛遺に就て
第一報 刺戟の種類と減縮残遣
東京女子讐學忌門學校生理學教室 (主任 冨田恒男教授)講師 吉 岡 薫
ヨシ ラカ カテル(受付 昭和17年11月26同)
第一1章 緒
雷
廣く生物界に於ける骨襖絵の灘馳蓮動と保持僚張)の=つに分ち得る・趣ち骨瓶笛には軍に蓮動のみなら ず筋緊張性の作用を警む性質がある,EPち骨酪筋緊張と薄せられるものである。この骨儲筋緊張に關する研究は 在來種々の角度から探求されてるるが今禽明瞭を細く黙が多い。力照る不明瞭さと複雑さの醸された根源は種々 あるであらうが,立者筋緊張それ自盤の誌面が個々の研究者によって異なると弐ふことが一つの原画となってみる。之等の多く醐儲による筋轍の犠を大きく=つに分噛こと醐來る。その一ほ從細作灘舗ず
穂代謝の雌もなく謀從って麟も勲ないと云はれてる硬の持櫛擶牧齢態を意味し他賑雛強
離のも脚魏へ融々電}h・ffふ勲筋磁鰍灘擶羅と看甑つ勃麟の筋難を餅するも
ので.ある。さで,織る糠勤蝶二のゆ,..自Pち反S推強直性のもの曜韓に關しては自明であるが,第一細面
ち狡義の筋緊張である虎み筋牧縮旧態の三生機韓に就ては未萌のζと多く,且論多き虎である。而して目下其の 議論の中心となって、みる考へ方に四三ρ葬・先づ第一の考へ方婦鵠内に強直騰維と・緊張筋灘との 二種があるとなすものであb,第土の考へ方は紳輕繊維に筋牧縮支配專門のものと筋緊張にのみ關與するものと の二種があると弐ふのであ),第三のものは同訟筋繊維の機能を二乖的なものとし之に攣縮と痙縮との爾機能あ りとするちので,例へぱ化學的の説明によるも㊧ではAcetyleholinが蓮動紳輕末端で獲生し,之が蓄積して來 ると所謂筋緊張が生ずる.のであらうと弐ふ如き之である。以下之蝶三つの考へ方について魁略を述べる。 鋤々筋に二つの種類があb,その一は速かな蓮動をなし,他は比較的緩徐な蓮動をなし,そ㊧爾者が生理學的 罎っ・腰を持つものであ・.・・瞭・蜘・れてる・.・の例・し庸名な・頗・閉錦であ・,・9・・ (67) (5り (IL?) B・th・・M・・ceau・1912 U・xkUU等の航鳳れば・即閉鎧鰍は圃眼によ?ても識鵬來る=種の筋があっ て,一は硲子様透明筋で貝殻を閉鎖する蓮動筋であy,他は一度貝殻が閉ぢられると之を閉鎖保持する作用を螢む 支持筋であると云ふζとである。假に此の二種の筋につき緊張性の作用をなす亀のを緊張筋,’然らぎるを蓮動笛 (24)とすれば緊張筋は一般に蓮動筋に比してZuckungszeit長く,(1930 Cooper a. Eccles), Chronaxie大で(1931
(70) (7S) (;一)3) 一
Wachholder u..Ledebur),疲勢の傾向少く(1931 Wachholder,1933 Morgenstern), Plastizitat著明で(1928
(42) (64) (7L))
犀tano,1928 Som㎡erk3mp,4931 Wachholder,1933 Rie爵ser u. HanseD,所謂Superpositionsf註higkeit (,:)s)−43一
(31) (ag) (64) . (72)(74)
強く(1908Flscher,1931 Wachholder),Acetyleholin痙縮著明で(1928 Sommerkamp,1931 Wachholder),
又等張性榎桿による牧縮曲線に於ては牧績の下降脚の著明なる延長帥ちNachkontrakturを俘ふ傾向がある
CIS) L 一 ’. (49)
(1915Bottazi,1916 Lee, GUnther a. Meleney)o術この様なNachkontraktur.を俘ふ筋の働作流は;初めの
攣縮に一致した波動性の働作流に謡いて,Nachko耳trakturに一致する・一k3bのTonusstromを呈すると言ふ (1ユ) (43)
(1908Babkin,1912 Kohlrausch)・上述の如く筋に二種あるのみでなく,同「筋に二種の性質の筋を存すると.
(]s/・) (2,;) . C64) C‘−−,)
弐ふことも謹明されてみるし(1928Boumann,1929 Denny Browm,1929 SOmmerkamp,1936古谷),同一・筋 に封し刺戟の方法を憂へることに由り蓮論及緊張胴乱の蓮動を護生し得るとオふ研究(1931Blaschko, Catell Or,) a.Kahn)等もあることから,この機能上の二:元性を先づ軍一筋繊維自身の中に探求することが試みられた。此 CtF,O) 方面に於ては1907Lucasの蛙の縫川筋に出ての業績がある, Lucasによれば筋繊維には興奮性の異る三つの 部分があP,最も興奮牲の低v・のはkontraktile Substanzに一致し(之をσ1−Substanzと名付ける),中等度 の興奮性を有する部は筋繊維内の紳輕繊維に一致し(β一Substahz),最も興奮性の高U・のは所動憩輕末端に一致. (L)()) . ,,’する(Y−Substanz)と云ふQ其後1935 Boumannは軍一筋織州内でChronaxieめ異るこつの部分を認め,
Chronaxie. フ短い6は蓮動騨輕末端部位で,長いのはkontraktile Substanzで贈ると記載してみる。ζの嫌 に軍一の筋繊維:内に異った性質を有する二部分の存することは又軍一筋繊維は悉無律に從ふ蓮動の他に之に從 (3g) (tt.,)
はない緊張性の先口をなすと去ふ一群の砺究を生み(1928Fischel u. Kahn,1930 Pratt,1930 BrOwn a.
Si慮・93・Hi。課・932 A,m・ss鵬甦・933 Ri6sse。 u. K儘によ,輝_轍に、る牧縮.、擶の passivのVerkUrzungsstand或は四度のAcetylcholin(Ach.)痙縮の下で得られたAusgangsstellungによ り影響を受けぬと云ふ事忌が見畠されて更に其の可能性は槍輸した。かくして筋繊維自腔に於ける機能上の二元 性は或程度是認されるとして毛,一包解剖組織學的に筋繊維を)何れの部分がこの緊張性の性質を持ってるるかに ついては側・締てみな・,然・剛者はS・,k・,1。・m。 rd’あ・・言ひ(・9・・B・・t・£3)又莇者繭・・圃r (6S) spindelであると唱へて.みる(Van Dyjk)o 他方赫輕繊維にも筋を支配する繊維に二種を考へ,筋緊張支配騨輕として或は交感脚輕,或は副交感脚輕,.或は 交感,副交感三川者をfiseするもの,又は畷脊髄紳止山あると云ふ者等あっtesza繊維に於け.ると同様に明瞭で s (JC;) ない。先づ交感神輕の箭緊張支酉EはBoekeの組織學的研究にその源を獲してみる, Boeke.=は所謂蓮動紳i鰹末端. の他に竜う 一一つの紳輕末端帥ちperiterminales Netzwerkなる竜のがあり,.之が恐らく交感紳輕に薦するも.の t.ttt ・t (野〉 ・ で筋の痙縮に一回するものであらうと推論した。次v・で1915.de Boetlは交感憩輕切除實験}(より.交感騨輕設.
(46) ’ C54) C.),5) ’ t,;’)L))
を唱へ,Kure一汲により’肯定され,19290rbeli,1933 Corkill a. Tiegsは筋疲劣に關し,1932 Masayamaは筋新陳代謝・端から,・933恥・ey・。 C・tt鎚はSh・…ng…P・・h・m・・田田か・そ計れ雌・支
C41) C3v) (47) (」)
(45)
持して
ヲが・1♀15暫砺1915Jan騨1917 Dusse「de Ba「?野1922 Langelaa馬133r、深迫・1930
Schneider,1922 Deicke其他は温田に反聞し七みる。又1934.中西は牧山残遣の硯究の結果,交感神輕は牧縮 残遣に直接關與する竜のでなく,問凄に筋牧縮を調節することにより影響を輿へる.も註)であると蓮べてるるoi欠
rc}2) ’ (i)7)
に副交騨翻につv・ては1920.S・htiff・・は人品の牧雛趣(つき,1921 Ri・・P・・u・Neusch1・s$.はA戯騰噺究・於・藥擁繊駄・二一に封ず磁醗・關鄭あ・・…蓮べ,如で・922・・燕・
猫を用ひてP・eud・m・t・sirch・K・nprakt・・.であ碗のV・lpi・・一H・id・nh・i・・ch6踏・・m:・・を目蒲張頗巴 に出して追求し,該現象はムdre魚lineの如き交感神川興奮翔により抑制されること,赫輕を切除した動物に Ach.或なNicotinを注射して該現象を獲生することが出來,而もこのAch.等により惹起し.た痙縮に封して
もAdrenalineが持抗作用を持つものであること等の献物學醜海面及びN. lingual三sオミ副交感瀞輕繊維を含ん でみること等を根嫁として副交感脚経は筋緊張促進性に作用し,交感稗輕は抑制的に作用するとの説を立てた。 (:s5)
Frankの説は其後1926 Gasser u。 Daleにより賛同さ才した。以上の」二読1に反:して筋緊張の中橿神経:支配説:を唱
(L)1, (36)
ふるは古くはBrondgeestよy始まy,1928 Bremer,1938 H鎗9quist馨があるが,就中最近二見さ.れた田
CI) C9)
崎の遅蓮応酬輕繊維,それに績いて著者の試みた追加品玉の成績は之が臓脊髄紳経に屡するものらしく特に注目 iqesする。
.Acety}cholinが蛙の骨酪筋{(:特有のAch.痙縮を惹起することを初めて記載したのは1921 Riesser u. Neu一
(57) ’ 〈r,6)
schlossであった。其後192・7 Rehsteinerは隠滅現象(後述)の血流に於て, Tiegel痙縮(後述)及Ach.痙:縮が共に浩滅現象を起し,何れもAtropin等により抑制されることから,鳴ege1痙縮はAch.痙縮とidentisch
(66) (21)
のものであらうとの説を立てた。然しごの設は1928Todaにより反封され, Bremer竜彼のneuromuscultire Kontraktur tr Ach.によりて起ったものでないとの意見を持ってるるO然し哺雌蕊物に於ても骨副筋は胎生期 (61) たはAch.に反跳する(1931 RUckert)のみならず,成育した動物に於ても持綾牧縮を必要とする様な筋では一群・
・す・…91・脚一“絆・融糊除剛瑚一・せ・・趣癒
しなv・筋も反鷹する様になること(1922Frank)馨Ach.が何か筋緊張に慣して意義を持つかに息はれる。叉(26) (t)3)
他方に撃て1936Dale, Feldberg a. Vogt, Brown, Dale a。 Feldbergは蓮動紳経を興奮させて瀞輕宋端にAch.聖遊離させることに成功し, Aeh..を適當な方法で骨酪筋に作用させれぼ神経刺戟の場合と非常に似た亭 亭を起し得ることが確められ所謂筋運動の液性傳達説が唱へられ,Ach.と筋蓮動の不可分の關係は否定繊來な ぐなってみるが,然も街液性暦注設自身は未だ多くの疑義に満ちて居り,. 活煖リ緊張に際してのAcb.の役割 亀乗解決のまX今日に及んでみるQ 上蓮の如く筋緊張の獲生機韓其物は根本的には省關明せられてみないが,實験的に筋緊張扶態と認められるも のは種々詑載されてるる,EPちSherringtonの去謄強剛,抱擁反射,破傷風筋張剛,テタ轟」牲自動,ス1・y
・・ン強編Ti・g。脛徹は牧官職, E・regU・g・K・nt・akt・・,V・lpi・n一’ g・id・nh・in総記現象, Sh…i・gt・n の前足跣現象等之である。之等の中で本研究の主題である牧縮残逡に關する主なるものに就いて蓮べると,蓮く (:1 一!) エ874Funkeは鮭の腓腸筋を用ひて直接刺戟の際に中一度に癖劣した筋の詰碁の下降脚が二次性に高くなること
を糖した.之は・F。。k。のN。,e・と麹ら棋ゐ。。次で、876.Ti。載、滑離随獅_雛濾慮
開放韓を與へた働盛縮の下降聯ミ基面で戻謡いで暫く止った瓢でみることをEErkした,これ自防雨犠 ()r,) 遣研究の特矢であP‘‘Tiegel痙縮”と稔壷られるものである。其の後1922 Bq碧itoffは之を間接刺戟即ち瀞 CL’1) 輕幹を趣て刺戟電撃を逸り込むことにより談生させた。荷1928Bremerは筋に同じく紳輕幹を経て約4msの 間隔を以て二個口極大電撃を與へることによPTiegel痙縮1(:似た現象を観察した,之帥ちneuromUScUltire ( rvi )’ Kontrakturと呼ばれるものである。本邦に於て中西は主として墓に有害刺戟を興へた時1(慕が湛遽せんとする 際に屡々起る筋の牧縮残遣について自律情婦との關係につき論じてみる。 かくの如く,研削残遺:とは,飼接刺戟であっても,粗筋自身に直接與へられた刺戟であっても,一般に筋牧縮 の下降脚が起始黙まで下らなv・現象を敦ふのである,曾てHermannは該現象をVerkUrzungsrUckstandと C44) 呼び,1870KroneckerはAbszi$senhebungと名付けた。著者は中西に傲ひ牧縮残遺と呼ぶことにする。而 して瀦のerfiは面諭輕筋標本を用ひてが鰹幹に超極大騰電撃を與へた際に曇る牧縮麗(本論丈に於ては 問接超趣大刺戟時糠濃遣と呼稻する)について,電撃の強度及び種類との關係澱境條件の憂化及び二三の藥 一 45 一一物の影響,働二流との關係,其値墓の全身筋に於ける牧縮獲遣生起の難易に就き比較観察を行ったものである。 本第一報は主としてその豫備的探索の意味で試みたものであP,:先づ刺戟強度との關係を比較的詳細に検した 上,若し例へば自律赫輕繊維の如きものが筋緊張に關與してみるとすれば刺戟の種類によって其獲生に難易が現 はれはしないかと云ふ如き豫想の下に,開放電撃の揚合と閉鎖電環の時,叉は策一次コイルに鐵芯を入れた時と 入れない場合の嚢生欺態に差が有Pや無しやを検し,更に電極との關係,電流の方向との關係等をも一癒参考の 爲検した次第である。御勉に間接超趣大刺戟時牧縮獲遣の溝滅現象等につき行った實験の結果と共に,序でに封 薫の意味で行った直接刺戟による牧縮残遣(直接刺戟時言三三遣)についても併せて報告する○(本論丈の一部は 昭勅14年10月22H:東京四丁學二軸六1司総曾及び昭和15年10月19日障1第七指引’會に干て口演獲表し た。)
第=牽 實験材麟・及が竃験方法
實験材料は雄或は聖母よ嬬た主として坐旧著緻綴筋標本であったが・必要駆馳の筋を神
経と共に尋出したものをも使用した。著者は實験に先立ち募,殿様蛙,食用娃の何れが牧縮騰逡を
護生し易いかを,三種の動物よわ得た紳経筋標本で比較した虚1纂は他の二者より遙かに牧縮淺遺
を起し易いことを知ったので墓を馬験動物として選んだ。實験方法は,先づ作製した聞耳筋標本をとって,筋の牧草を等張性積桿に導き,其の運動を緩か
に廻聾するキモグラフイオンの煤煙紙上に描記した。刺戟電撃を:得るに用ひた感慮電氣機は,第二次コ■ルー万周の高橋製のものセ,第一次コイルに多くの場合鐵芯を入れ,第一次同路に挿入した
電池は2Vの蓄電池一個であった。刺戟電極は白金電極(白金線の紅軍約0・5 mm,電極間距離
約4mm)で,間接刺戟の場合は此の上に紳経幹を載せ,直接刺戟の時は電極の先端を筋の長軌に
並行に且々の表面に封して聖算る轟け直角の方向よの當てた。尚刺戟電撃を與へる時冊開隔は30
秒に一同とした○刺戟電撃の強度を愛化させる爲には多くは第:一次コイルと第二次コ■ルの間の捲輯距離を10mm
乃至20mmの程度で段階的に攣化させたが,時には捲軸距離を零として第一次同路に抵抗器を挿
入して抵抗を増減せしめて刺戟強度を塗へた場合もある。被槍筋に與へる荷重の適量を決する爲,著者は腓腸筋にOgより漸次荷重を増加させて牧縮残遺
護生の歌態を槻察した庭,繭300g (アヒレス腱を除去して筋自身の重量を約3gとすれば,丁度
筋の重量の約100イ喜)までは筍も其標本が三川丁丁護生可能である時には荷重に殆んど無關係に必ず護生することを知ったので,著者は原則として被三筋の10倍乃至20倍の荷重帥ち腓腸筋では
309乃至459を使用した。
第三章 難癖 成績
(A) 間接超極:大刺戟三三縮残i遺に就:て1)牧山二三の獲生と刺戟電撃の強度
附圖第一は墓の坐骨紳経腓腸筋標本の紳経幹を経て捲軸距離を漸次近付けることにより刺戟電撃
一46一
の強度を高めつx,箪一感癒電撃を30秒に1圓の間隔を以て輿へた際に得られたものの一例であ
る。圖に於て示さるる如く閾刺戟より始まり,極大刺戟,次で所謂二二極大刺戟となって筋牧縮高
が更に飛灘的に増大して行かんとする時即ち蜷軸距離/20mm乃至!00 mm前後(三三入)で明
かに牧縮残遺が認められ,他め例でも大雪同様の捲軸距離で最も臨調残遺の起り易いのを槻察した,翻ち所謂初超極大刺戟となっても直ちに需品残遺は起らず,更に刺戟を彊めた時に始めて起るもの
である。其他一般に弱い刺戟の次に俄かに強V、超極大刺戟を輿へた時に牧小判一躍生の傾向が大であった,このことは附圖第二の一次帰路に挿入した抵抗を加減することによつて弱刺戟と張刺戟を
用ひた例に於ても見られる。筒牧縮残遺の獲生した時の攣縮高は庭為であったが,屡々それより僅
に弱い刺戟で起る超極大攣縮高よりも却って低下するのを認めた(附圖第一参照)。斯して畿生した漸縮残遺は,次に刺戟電撃を加へないで置くと30秒乃至品分に亘って持減し徐々に基線に下降し
て來る。然しこの超枢大刺戟時牧縮残遺は必護の現象ではなくて,著者が全身筋の多数例につき陽性率を
回した結果は凡そ30%であって,其中腓腸筋は約50%の陽性率を示した(第:蹴出で報告の湯治)。省舷で豫め断っておくが附近第一虚血の實験例でも示さるる如く,一般に筋が牧縮した場合牧縮の
下降脚は直ちに基線まで下らす激秒或は其以上の時を経て基線に撮るのを常とするが,之と超極大
刺戟二部縮残遺との聞に:は量的の差のみでなく明かに質的の差が感じられる。甚だ稀ではあるが牧 晶晶1貴の著明な例では,牧縮の下降脚が二=Jt(性に高くな勢前記FunkeのNase:或はZweigipfel−ige Kurveを描いた,霜囲第三は其一例を示す。本論文では專ら超極大刺戟時に嚢生する如き牧
縮騰遺のみを目標とした0
2)面接超極大刺戟時牧縮騰遣の浩滅現象
再び附圖第二を翻察する時其虚に一つの興味ある事實を見出す,帥ち捲勅距離100 mmに猛て
張く現はれた牧縮残忍が,其次に加へられた更に強い刺戟電撃によつて殆んど溝滅せられてみると
云ふこと,及び共後捲軸距離60mmで輕度に嚢生した牧縮淺遺が次の更に彊い刺戟電撃で叉もや沿
滅せられてみると云ふことである。此様に牧縮残遺は或刺戟強度以上に於て必獲のものであるとは
云ひ得ない,そして一度養生した筋の牧縮淺遺は更に彊い刺戟によりて減弱或は清滅されること屡
(b’:)kである。これと同様の事實が1876Tiegelにより直接刺戟により嚢生したTiegel痙縮に於て
も認められてみる,託ち該痙縮は面素の刺戟を反覆することによって浩滅されると云ふのである, (4の (ユ3) (55)其他1923Hoff.mann u. F16ssner,1922 Beritoff,1927 Rehsteinerもやはり同様のことを述べ
てみる。これと非常によく似た現象が一議の實験的筋緊張欺態である庭のAch.痙縮を起してみる
筋に於て見られ,この筋に箪一攣縮を起させるとそれに俘なって該痙縮の一部が浩滅されると云ふ。くヨわ くうり
之を1927H∈ssは痙縮の‘‘L6schphanomen”と命名し,1921 Riesserは‘‘ durchreissen’”と じう
呼んでみる。1934中西も牧縮残遺の研究で該現象を記載し沿滅現象と呼んでみる。
附圖第:二は坐骨紳経腓腸筋標本を用ひ,蜷軸距離を:零として一次同路に抵抗器を挿入して抵抗を
増減することにより刺戟電撃の強度を攣化させて護生させた超極大刺戟時牧縮残澄の直後に,牲縮
残遺を襲生させた強い刺戟の前に用ひた弱い電撃を再び與へることによって牧縮残遺を完杢に鴻滅
させたものである。これによって間接超極大刺戟時山鼠残遺は弱刺戟によ妙で毎常殆んど完全に溝
く ラ滅せしめ得ることが明かである。叉1923Ho mann u. F16ssnerの記載によると開放高慮電撃
により護生した愚心残遺は閉鎖感慮電撃によつて浩滅されると云ふ,而して之は閉鎖高慮電撃が開
放感鷹電鍵よりも弱い爲と読明すれば著者の實験結果と相似海現象である。 3)電極を近心端よiCy遠心部位に移動させて電極による帥経め局所侵害作用を邊iけた場合 前に述べた様に超極大刺戟時牧縮残遺が更に同様の二度或は更に追い刺戟電撃を反覆する.ことに より滑滅現象を惹起ずることは,一:方に於て牧縮淺遺のPlastizitatを想起さぜると共に,他:方に 於ては著者に超極大刺戟電撃が刺戟局所の紳経に虚して何等かの侵害作用を與へるのではなV・かとの灘艇さぜた。・94・譜の磯によると渾_計画標本謡初超極棘錘露霜剛戟
強度を高めて融経の同一個所を反覆刺戟すると明かに遠島の面面不能を起すことを謹明し,この現
象は三流,蓄電池放電電流の何れに於ても,又感心電流刺戟に於ては電流の方向及び電極の種類に
無面面に爾極で起ると云ふ。若し此様な侵害作用が神経幹に刺戟電極を當てて同一個所で反覆刺戟
した著者の實瞼でも起り得るとすれば,之を避ける爲に刺戟電極を神経幹の遠心郵位より近心端に
順次移動させて,同一個所が二度以上彊い刺戟電撃を受けない様にしたら超極大刺戟時歯応淺遺獲
生の経過に差が現はれるのではな、ハかとの考への下に次の實験を試みた。實験に際し著者は同一墓の左右の坐骨紳経標本を作製し,標本の一方は型の如く紳経幹の同一箇
所に白金電極を當てて刺戟を反覆し,他方は白金電極を紳経幹の近心端よ砂遠心部位に向って各刺
戟毎に白金電極聞距離の約2倍の長さに相画する8mm位つつを移動させ,比較實験した。その
結果は慮る例では電極を移動させた方が封皮に比して牧縮淺遺が梢薯明なこともあったが,一般に
は附圖第四ABに示す如く爾者に於て面差を認めることは出面なかった。
4)真面開放感慮電撃と間接閉鎖感鷹電撃の超極大刺戟時牧蘇蜜面心生の比較
一般に閉鎮感鷹電撃は開放血痂電撃に比べて波型が緩かであることは周知の如くである。其塵で
著者は若し牧縮麓澄が交感紳経の様な緩かな波型の電撃に慮じ易い読経繊維に.よって惹趨される急のと假面すれば,開放,面素の各々の油鼠電撃による超極大刺戟面出縮残遺の獲生芸態に差がある
かも知れないと考へたので次の實験を施行した。實瞼方法は,同一慕の左右の坐骨紳経腓腸筋標本
の中一方は附岡第一に示したものと同様の露払下で六一r開放感量電撃(下向流)を神経幹に與へ,他方は軍一閉直感慮電撃(下向流)を輿へ,何れも漸次刺戟強訴を高めて牧縮淺溝生起を比較観察し
た。其結果は第一表に示す如くであって(表に於て一は陰性,十は弱陽性,昔は中等度陽性,辮は
強陽性,9}は超強陽性,士は明かでなV暢合を示す,但し陽性高等の算出の際には±は一と看高し
鼎は珊と看試す),馬験例44例申開放感慮電撃は33例75%の陽性率,閉鎖感鷹電撃では41例
93%の陽性率で,然も44例中25例は開放感慮電撃よりも閉鎖感鷹電撃を用ひた場合の方が著
明であった。但し本三品忌中には液艦電極(後述)を以て刺戟電撃を與へた例もある。附圖第五A, Bは閉鎮感懸電撃及び開放感慮電撃を用ひた一イ列であって前者の:方が梢著明である。一48一
5)電流滑走と超極大刺戟時牧三三遺
ドリ 電流滑走に關する林の研究によれば基に於て極大刺戟の・範園内で1.2cm乃至4・0 cmの電流滑走があると云ふ・ 實験例
三って著者の超極大刺戟三三縮淺遺獲生に必要な刺戟強度
第1例
は更にかな旧い刺戟騨であるから・三子灘物も刺『
Q戟部位よ殖三筋への電流滑走の影響によるものではない 3
かとの懸念の下に,著者は先づ牧縮淺遣を最:も起し易V・捲 4動距離100mmの強度に於ける電三号走の三陸・紳経. 5
幹の一定部位を完全麻回し,麻酔部位に當てた電極をづら 6
して滑走距離を数回測定し3cln前後であることを知った。 7
くの他方林によれば麻三法により測定した滑走距離は眞の滑走 8
距離よりも少いとのことであるから,著者の場合にも恐ら‘ 9く著者の測定した旧離よりも更に長い滑走距離であらうと 10
推測される。そこで同一墓より得た左右の坐骨神経腓腸筋 11標本の,r方に於ては白金電極を坐骨憩経の近心端で筋よ 1鴨
り約6。m距つた虚に置き,電極と筋との三二勧噸暢合 13
に起の易熔であら5庭の筋自身への滑走を防ぎ,他方では 14
15
電極を腓腸筋を距ること約1cm以内の神経幹に置いて,
ユ6
牧縮残遺獲生の程度を比較したが第二表に示す如く,筋Q
’ 、17近くに電極を置いた場合の方が特別に牧縮淺遺三生が著明
である等の三三は認められなかった。次に著者は三三に電流滑走を防ぐ爲に液艦電極を便用し
たものと,白金電極を用ひたものに就V、て三川淺遺獲生の度合を比較観察して見た』用ひた液艦電極はエボナイト製
の第一圖の如き小箱を二部分a,bに旺切夢,c, dの細V・ 溝に紳経幹を通し,二つの小溝と神経幹との間隙はワゼリンを充鎭して,ab爾匿劃を完全に隔離し,このabの三
三の各々にリンゲル氏液を以てが申経が完全に浸されてみる 様にし,’之に第二圖の如く白金電極を挿入して棘経幹自身に白金電極を當てることなく刺戟電撃が與へられる様に作
られたものである。其結果は第三表に示す如く,二野は少
第 一 表 舎閉鎖
督十. 柵 十 十 冊 搬 柵g
開放嘉例1日目
柵 辮 十 士 十 十 +手 十十 1第1例 2 ’3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ± 昏}十 十 惜 十十 十 帯T3瞬
14 1一
15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 辮 桝 榊 嶺畳 十 砦什 構開放
± 十 目 十 十 十 柵二二鶴灘雛饗宴髪
ないが,自金電極の場合より液膿電極を使用した例に於てむしろ著明に牧縮淺遺回生の傾向を認め
くのた。樹林によれば三雲電極も極大刺戟範園内に於て0.8cm乃至2.8cm滑走すると云ふから,實際に
は強い刺戟強度では滑走を絶i封に防禦することは困難であるので,本實験に於ても液艦電極は軍に 49一一一一一一・一一第 一・ 圖 第 二 表
♂ 一草
實験三遠
第、例1珊
2 3 4 5 6 7 8 十十 十十 鼎 十me實験例遠
十 柵 十十 十a
第1例1十
,2 1十
3 1十
4 辮5 1十
6 1+
7 8 9 10 11 12 13 十9
1
4
i
近 十 十 十 十丹1 十 十 十a
\一1一糎〆 o.鵬’3
刊+
+1+
[腓
腸
筋
第 圖白金線
\
ユ へ場聯醸
iil・t坐
骨
神
経
液体電極
第 三 表實験例
液 電』 電
量例i
2 3 4 5 十 ,lh÷一 ’ 十 十 十 十 比較的電流滑走を少なくする意味で使用したに過ぎない。 6) 電流の方向と間接超極大刺戟時牧縮残遺 輩に参考の意味で電流の方向と叫声淺遺の關係を観る爲,上向流の開放感億電撃と.ド向流の開放感慮電撃を用ひて型
の如き實験を試みた結果 ’ 第 四 表 は,第四表に示す如く,下向流を用ひた際に若干
著明であった。三囲第六 は其一例を示す。圓に槻欝例下向流[上向流
らるる如く上向流では陽極制止現象のために一部牧縮高が減少
してみる。7)鐵芯の有無と間接超極天刺戟時牧縮残i遺
第一次コ・fルに鐡芯を入れた場合と之を按いた場合について型の如き實験を施行し,牧縮残遺の獲生歌態を比較した,庇三
一三二路に挿入した電池は鐵芯を入れた時は2V,鐵芯抜きの
一 50一
第・例
2 1
3 5
4
.56 1
, 1
8 1
ihen’一”’一li 十÷ 十 十 十 十 十 十 十 土 ・十 十 十 ±時は4Vを使用した。
一般に鐵芯を入れた場合と入れない場合は刺戟二型が異る,邸ち鐵芯を入れた時には刺戟三型が
緩かになゆ,從って運動紳経繊維の様な太し(紳経繊維以外の繊維が牧縮残遺に關與するものとすれぼ,比較的緩徐な刺戟に慮じ易い筈であP,從って鐡心入りが出易く,鐵芯なしの場合に雌難くな
ること,あたかも開放晶晶電撃と閉階高鷹i電撃の場合と同一 』 第 五 表蓼
の傾向を辿ることが詩想される。得ちれた結果は第五表に観
らるる如くで明瞭な差違は認められなV・が鐵芯を入れた例が 梢著明の檬であった。8)闇接超極大刺戟時牧縮淺逡のPlast{zitat
緊張性筋の特徴としてPlastizitatが著明であるこ1とは緒
言に於て述べた虞である,そこで著者は闇接超極大刺戟時牧
縮残遺其物もこの性質を帯びてみるのではないかと考へ,該
牧縮残逡の獲生下にある筋を下方に引張って放した虞,筋は
大艦引下げられた長さに止まり,更に下に引下げて放すと,今 度は二皆目に引下げられた長さに延長して止る,邸ちScher−ringtonのVerlangerungsreak:tion類似のP正astizitatを
示した。このPlastizitatはi蟹の筋の如くNachk:ontraktur
を起し易い筋で殊に緊張按出に於て著明であることは前から
知られてみることであるがs聞接超極大刺戟時牧縮残遺自腱
にも同様の性質が存することは興味あることと思ふ。附圖第
七は其例を示す。 (B)蓮:接点点誌面燃淺蓮に就いて 1)翻刻例
第1例
2
3
4
5
6
7
8
9
鐡芯入 鐵芯無
10 11 , 12 13 14 十 畳・ 十 十 十 十 十 十 十 柵 十十 十 十十 十 十 十 十十直接刺戟忌詞縮残逡の獲生と刺戟強度及び刺戟部位との關係
今迄蓮べて來た闇接遇極大刺戟時牧縮残遺に封ずる封照の意味を以て著者は所謂Tiegel痙縮帥
ち直接刺戟による漏壷残遺について一,二の面懸を試みたので鼓に序でに記載して2aく。實験の方
法ぼ前蓮の如く,刺戟電極である白金電極を腓腸筋の長軸に並行に,然も筋の表面に電極の先端を直 角の:方向よ抄當て,陽極を筋の近心側,陰極を遠心側に師ち下向流として,箪一開放感慮電撃を弱い方よの強い方に漸次刺戟照度を高めつつ牧童残逡愚生の経過を槻察した。共結果直接刺戟の際は
聞接刺戟の爵より筋攣縮に歯する閾値高く・極大準縮・,超極大攣縮等の判然たる段階なくPて直ち に牧縮詠出を護生した(それ故著者は軍に直接刺戟時牧縮淺遺と呼ぶ)Q然し乍ら直接刺戟時牧縮蔑遺も間接刺戟島牧縮残遺と全く同様に捲軸距離120mm乃至1GO mmで獲生し,且つ非常に著明に
起るが,此際電極を當てた筋の表面の部位の異なるに從って若干牧縮減逡獲生の度合が異るらしい
ことを槻察した。其虚で著者は購腸筋の表面に第三圓に示す如く紳経侵入部及び筋膜等を目標とし
てa,b,c,die,f,9,h,i,j,k,1黙に琶別して牧縮淺遺護生の多寡を観察した廣大艦紳経
一51一一一
侵入部の蛭くであるf黙h鮎の部が一般に著明の様でlj,k二等は同じく紳繧侵入部位の近くで
も不著明の檬であった。このことから或はf,h黒占の側に所謂緊張性筋繊維が分布してみるのかと
竜想像される。附言第八は同・一息の左右より得た標本によるもので,Aはj黙め二二残遺の不著明
なのを示し,Bはf黙の牧山淺遣の著明なのを示
す。運動二二の影響を除外する爲に墓の淋巴嚢に
1%のCurare O.8 ccを注射してCurareの敷き
たるを確認後標本を作って同様の實験を試みた虚
大腱前記と同檬な實験成績を得た。 くヰ 元來紳経侵入部位については1907Lang玉ey、)がNicotin痙縮に樹する此部位め特殊の鏡敏性を認
めて‘‘receptive Substanz”なるものの存在を唱へて漏壷注意が向けられる様になった。其後
A6h.痙縮赫申経侵入部位匠Ach.を作用させた時
くの
に著明に起ることが知られてみる(1921Riesser, (GO) (ユ4)1925Riesser u. Ri6hter),其他1924 Beritof£は
騨経侵入部位の近くはErmUdungskontraktur
第 三 圖 腓腸筋の皮膚面 勝腸筋の骨面 rTi申経g
2
.猶6
乏
1”x,,, a ずを起し易いことを記載してみるが,之等も或は緊張性筋織維の分布に何等かの三三を持ってるるも
のであるかも知れない02)直接刺戟時牧縮誤払の濡滅現象
三雲第八Bに於て観らるる如く,直接刺戟時牧縮淺遺は更に強い刺戟電撃を加へること及び同
一刺戟を反覆することによ砂間接超極大刺戟時無縮淺撞の時の様に容易に沿滅現象を來たさないと
云ふ特徴がある。然し比較的躬い刺戟によつては間接超極大刺戟時牧縮蓬澄と同様に溝滅現象を起
し易V・。附圖第九は其一例である。強刺戟を筋に與へた場合には本來の.Plastizitatを示す牧縮残遺の外に張刺戟の爲に筋が侵害されてその爲の不可逆的な筋Wulstが混在するによるものと想は
れる。3)開放二二電撃と閉鎖二二電撃による直接刺戟時牧縮淺置養生の難易比較
同一墓の左右腓腸筋の一方はf黙に直接開放三鷹電撃を,他方にも同様にf黙に直接閉山感鷹
電撃を,共に下向流で與へた際の直接刺戟三二縮建遺託生の程度を比較観察した結果,附圖第十に
示す如く開放感慮電撃を用ひた方が一般に梢著明の牧三面遺を起す様な傾向を示した,このことは
く リユ876Tiege1が報告したのに一致してみる。而してこの黙は聞接超極大刺戟三三縮残遺と逆の傾向
にある。’以上が直接刺戟時牧縮残遺につき著者の行った二部結果であるが,一般に直接刺戟時牧縮淺逡は
其獲生に回する多くの條件,師ち先づ實験方法については電極の種類,大きさ,次で筋織維自身の
一52一
長さ,筋の大きさ,筋膜の有無,筋繊維の走行,等が互に複雑に相關温してるるので,これが刹定
に當ってはこれ等を考慮しなければならなV咽難の件ふことを附言して置く。
第四章
考
按
各種條件下の問擾並に屑繭刺戟時牧縮残逡に就て述べたが,詳細なる考按は績報にゆづり鼓には唯事實の槻察 のみに正めるが只次の貼を指摘しておく0 1)間接超趣大刺戟上牧二二遣の三生が初超趣大刺戟張度に於ては認められず・更に或程度まで刺戟強度を強 めて始めて護生し,其牧縮窺遣が衣の極大牧縮によって潰滅せられることは牧縮残逡のPlastizitatの顯著なる 勘語って即・普通の攣縮とは質的にも湘違す蕊のの如くである瀞ち若し牧縮残遣を紳輕刺戟部位に於け る超日大刺戟による蓮動紳輕の反覆興奮の爲の強縮と考へるならばかxるPlastizit説は想像し得られぬ庭であ る。樹牧縮獲遺が強縮性のものであるか否かを更に明瞭に確める意味で聖書及び筋の働作電塵を記鋒したが,之 については次報で遮べる0 2) 閉鎖感慮電撃と開放琴平電撃,平芯の有無等が牧縮残遺護生に聴してそれ程著明に影響しないことは,自 律紳輕系の如き亀のに其成因を有するとの説を疑はしめるQ尤も軍一刺戟で反覆興奮を起さしめる程の超趣大刺 戟を用ひてみるのであるから,刺戦波野と刺戦効果との關係を弱刺戟と同一に論ずるのは當らないと亀考へら れ・從って之が縄封的の謝廉でltv・のは勿論で,更に詳細螺占に就ては第…三野に就て自、衡申輕毒をmひて検討を 加へる豫定である。.3♪直鱗蹴場合晦大と超極大の移行鰍ん輝輝的であることは・筋繊維が励て多軸で雛と舗繊
維問の距離が極めてまちまちであるから,電極に近いもりに封しては比較鵬老刺職が既に超極大刺戟として作用 するに反し,電極より遠きものに封しては刺戟の効果戦くして漸く之を興奮せしめるに足る程度の効果しか鱒た ないかち潤接刺戟押合と鋤舗聾戟の段階醐かでないのは當無である・亦張い束峨に辞しては筋が侵害さ れてlokalにWuls聴作ることも判定の妨げになる。然し筋の部位により今生にかなりの差が認められるのは 筋繊維自身にご種類あって而も分布が不李等であることを思はせる様な感じがする。第五章 総括及び結論
1)坐骨神経腓腸筋標本の丁丁幹に箪一感磨開放電撃を加秒に1同の害拾で漸次刺戟三度を高
めつつ與へる時に獲生する超極大刺戟時牧縮淺遺は,初超極大刺戟三度よりは更に強い刺戟強度で
獲生し易く,然もそれ以上の強度で濫獲の現象とは云へない。2)超極大刺戟時牧縮残遺には明かに溝滅現象が認められる。殊に比較的弱刺戟(極大刺戟)に
よって著明に浩滅される。3)紳経幹に當てた刺戟電極を近心端より遠心部位に移動せしめて強刺戟電撃による紳経の局所
侵害作用を防いでも4女縮淺遺の一生及び浩滅現象には大して団平が潮られない。4)開放感慮電撃と閉鎮感応電撃の場合の聞接超極出刺戟出語縮淺遺を比較観察の結賜弓鎮の方
が柏著明に現れた。之に反し直接劇論蒔に於ては開放時に著明に現はれる傾向がある。5)聞接超極大刺戟時牧縮淺蓮は筋への電流滑走とは關係ない。
一53一
6) 電流の方向と聞接刺戟時蔵船残遺との關係についてCt−e・下向流の方が梢著明の様である。 7)第一次コイルに鐵芯を入れた場合と入れない場合とに於ける比較の結果は,.著明ではなv・が 入れた場合に幾分獲生し易V・かと思はれる。
8)間接超極大刺戟時牧縮野壷はPlastizitatが著明である。此ことから牧縮淺遺が彊縮性のも
!Z).であることを大国に於て附置し得る。9)直接刺戟に.よ畷生する牧響町は一継間接超極大刺戟時牧縮麗よ躇明⑳つて,神
経侵入部位ρ近くで著明に出現する傾向がある。而も更に詳細に槍すると紳経侵入部位の近くでも
場所により護生に難易がある。1⑪)直門犠時糠畿遺の蒲滅は辮蛾を用ひた時は間接の場合よ端困難であるが溺刺戟で
は起る。こct)ことは張刺戟蒔の牧縮淺遺がPiastizitatを示す本來の牧縮残遺の外に侵害によ.る筋Wulstを混入してみることを想はしめる。
三筆に臨み終始御懇篤なる寒詣導と御校閲を賜はりました恩師冨田籔授に満腔の謝意を捧げる。 引 用 文 献 エ) 岬町鰹匡鞠: 精四丁輕誌..40 fEF’, 8號, 621 頁, 日費禾B 11 年 2) 宕山際:慶鷹1覆婁學●16名套, 1號, 1頁, 445頁, 昭f0 11 年 3) 醤懇:慶歴1馨學・7谷,3號,705頁,昭和2年 4) 野離:慶懸{聲學・7三巻,5號,901頁,昭和2年 5)瞬躁=慶癒摩羅・8巻,1號,139頁,昭和3年6)森鰯瞬1:慶鷹馨學・20巷,3號,379頁ジ昭和15年
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Waehholder u,; Ledebur: Pfittg., Arch. Bd. 228, S. 183, 1931.. W・・hh・互d・・.・…L・d・b….Pfl・g・A・ph・’・Bd,::興・.S・657・lg31・.. Wachholder: Pfiig. Areh. Bd. 226, S. 25tt’i) 1931.
Wachholder’t’Pfitig. Areh. Bd. 226, S. 274, 1931.
Wachholder : .?flttg. Areh Bd. 229, S. 657, 1931.
.吉岡論:交(第一一報)附田
附圖第一・ 捲軸距離を短縮することによりて漸次刺戟電撃の張度を高めた 際の超趣大刺戟時牧縮残遺及闘職現象(腓腸1の1 附圖第二 抵抗を加減することによりて刺戟電撃の強度を攣イヒさせた際の超極 大刺戟時牧縮残遺及び弱刺戟による其の浩滅現象(腓腸笛) 附置第三 所謂zweigipfelige Formを呈せる例(腓腸筋)した場合の超極大刺戟時牧縮幾遺(腓腸筋)
附圏第四B 神経幹の葺五i心端より遠心部位に白金電極を移動さ せた場合の超極大刺戟時牧縮残遺(腓腸筋)