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フィンマックの活動と紛争事例等について

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Academic year: 2021

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(1)個人投資家の資産形成行動とその背景. フィンマックの活動と紛争事例等について 三 森 肇 目 1.フィンマックの概要 2.フィンマックの活動. 次 3.多量発生紛争事案 4.終わりに. 証券・金融商品あっせん相談センター(フィンマック)は、2010年2月、金融商品取引法に基づく五つの自 主規制機関の紛争解決業務を一元化するため設立され、以降、金融分野の裁判外紛争解決手続きの専門機関とし て、中立・公正な立場で苦情・紛争を解決する業務やこれに付随する業務に取り組んでいる。 業務は金融商品取引の利用者からの相談、苦情、紛争解決のあっせんに分かれており、相談では取引制度、苦 情及びあっせんでは取引の勧誘に関するものが多い傾向にある。 一般的に紛争事案は個別性が強いが、過去同一商品で多量の紛争が発生したケースが2事例ある。. 1.フィンマックの概要. な助言などを添えつつ、当該回答内容を顧客に伝 えるなどして、その解決を促進するとともに、苦. 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相. 情取り次ぎでは解決できない場合に、改めて当該. 談 セ ン タ ー(FINMAC:Financial Instruments. 顧客からの申し立てを受けて、金融分野に精通す. Mediation Assistance Center、 フィンマック)は、. る弁護士である紛争解決委員の下で話し合いによ. 金融分野の裁判外紛争解決手続き(金融ADR:. る解決を図る紛争解決手続き(以下、あっせん). Alternative Dispute Resolution)の専門機関と. を実施している。. して、中立・公正な立場で苦情・紛争を解決する. 金融商品取引法は、2009年に金融ADR制度を. 業務やこれに付随する業務に取り組んでいる。. 導入し、当センターは、同法第156条の39の規定. 当センターは、証券会社などの金融商品取引業. に基づき、特定第1種金融商品取引業務にかかる. 者等の顧客からの金融商品取引業務に関する相談. 紛争解決等業務を行う者として指定を受けてい. に応じるほか、苦情を相手方の金融商品取引業者. る。. 等に取り次ぎ、金融商品取引業者等に当該苦情に. 当センターは、18年度、あっせんの申し立て. 関する社内調査などを求め、その結果に基づく金. 712件、苦情の申し出1,631件に対応するなど、. 融商品取引業者等としての回答を受けた後、必要. 数多くの苦情・紛争解決事案を扱っており、その. 三森 肇(みつもり はじめ) 特定非営利活動法人証券・金融商品あっせん相談センター 事務局長。. 40. 証券アナリストジャーナル 2020. 1.

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