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平成22年9月

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Academic year: 2021

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「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンター

通報状況の概要(平成 28 年2月)

1.平成 28 年 2 月中に受理した通報の概要 (1)通報件数 ○ 当月中に受理した全通報件数は 105 件。 1営業日当たりの平均通報件数は約5件。 (2)購入・取引を勧誘された商品 ① 月中において最も多かったのは、「その他」の 45 件(43%)。 ② 「その他」は、例えば、以前未公開株式を購入した被害者に対し、当該株式 を買い取るとして、手数料等の金銭をだまし取るもの、あるいは、被害者を投 資話に絡んだ犯罪やトラブルの当事者に仕立て上げ、その解決のための金銭を 要求するもの。手口は時々刻々と変化し、多様化。 ③ 安易に相手の言うことを信用せず、支払いをする前に落ち着いてよく考え直 してみるなど、気を付けることが大切です。 (3)被害の金額 ① 全通報件数 105 件のうち、実際にお金を詐取される被害に遭ったという内容 のものは 19 件(18%)。 ② 被害の金額は、合計で約 19,303 万円。 ③ 最大の被害金額は 8,000 万円(利回りの高い社債の勧誘を受けて、購入資金 を支払ってしまったとの通報)。 ④ 万が一、無登録業者から利殖関係の儲け話を聞かされても鵜呑みにせず、お 金を支うことには十分慎重になるべきです。 (4)勧誘・詐取の手段 ① 勧誘手段で分類すると、従来の傾向から変わらず、電話やダイレクト・メー ルといった直接対面しない形での勧誘がほとんど。 ② 実際にお金を支払ってしまう場面で多いのが現金の郵便や宅配便での送付で

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- 2 - す。なお、現金を現金書留以外の郵便や宅配便で送付することは禁じられてい ます。 ③ お金の授受の手段が多様化してきていることに注意が必要です。 (5)通報者の属性 ① 通報者の年齢で分類すると、60 歳以上が約 88%。そのうち一人暮らしは約 20%。 ② 通報者の居住地で分類すると、東京都・大阪府・愛知県が上位(別紙参照)、 今月は東京・大阪からの通報が同数で最多。 ③ 大都市圏を中心に、お年寄りに集中的に勧誘が行われていると推測されます。 ④ 一般に、お年寄りは、詐欺的な行為に遭った場合の対処に慣れておらず、ま た一人暮しのお年寄りを中心に、こうした場合に誰にも相談することができず、 被害が埋没してしまうと言われています。 ⑤ お年寄りの家族や近隣地域が、お年寄りの行動の変化に日頃から注意を払う ことが重要です。 万が一、無登録業者による未公開株等の勧誘を受けたり、実際にお金を支払いの 話が持ちかけられた場合には、「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセ ンター(電話:0120-344-999)に通報するようにしてください。 (※平成 27 年7月より「未公開株通報専用コールセンター」から名称変更致しまし た)

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- 3 - 最近の手口 最近の「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンターに寄せられている通報 に見られる手口をご紹介いたします。

【事例(再周知)】

通報者Aさんのもとに、B氏から、「あなたの保有する未公開株等の買取が実行されな いままなので、返金をしたい。返金額は 300 万円である。手続きは、C社が行う。」との 話があった。 C社から連絡があり、「返金額をAさんに振込むことになっていたが、送金できない。 送金するためにはD社へ保証金を支払う必要がある。」との話があり、Aさんは保証金と される額を振り込んだ。 しかし、返金は実行されず、今度は、返金対応を引き継いだとするE社から連絡があ り、「Aさんの返金について、F銀行の本店審査部へ一任した。審査に手数料がかかる。」 との話があり、今度はE社へ手数料とされる金額を振り込んだ。 暫くはE社と連絡を取り合っていたが、ある日より連絡不能となってしまった。

【事例の解説】

 この事例は、「被害回復型」詐欺といわれるものであり、過去の未公開株等の被害(購 入代金)を取り返したいと思っている人に、その未公開株等を買い取る等と称して救い の手を差し伸べるふりをしてくる手口です。また、返金対応をする業者が次々と変わり、 その度に保証金、審査手数料といった名目で資金を振り込まされたという点では、「劇場 型」の手口という側面もあります。  なお、買取を行うとする業者は、最初、「あなたの銀行口座に買取金額を振り込む。手 数料は、一切かからない。」と費用がかからないと持ちかけるケースも見受けられます。 魅力的な話に感じられるかもしれませんが、理由を付けて資金は振り込まず、最終的に は振込むためには保証金等が必要であるとして、通報者より詐取しようとするものと考 えられます。さらには、買取を依頼する際に、個人情報の漏えいにつながることにも留 意してください。  そもそも、過去に未公開株を購入してしまった被害者に対し、残念ながら、被害を回 復することは、非常に難しいのが現実です。被害回復を求めるべき業者は、居場所、連

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- 4 - 絡先、銀行口座を次々と変えていきますので、勧誘や取引の場面では連絡が取れていて も、お金を支払った途端に連絡が取れなくなり、追跡も非常に難しくなります。 代わりに誰かが被害回復をしてくれるということは、通常考えられないことです。こ ちらから頼んでもいないのに連絡してくる誘いには、決して乗らないようにしてくださ い。  もし被害回復を持ち掛けられた場合や、そのためのお金を支払ってしまった場合、「株 や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンター(電話:0120-344-99 9)に通報するようにしてください。

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- 5 - ~~~ ご注意ください ~~~ 高齢者が狙われています ① 一般に、お年寄りは、詐欺的な行為に遭った場合の対処に慣れておらず、また独り暮 しのお年寄りを中心に、こうした場合に誰にも相談することができず、被害が埋没して しまうと言われています。 ② 留守番電話にしておくか、ナンバーディスプレイのサービスを受けて、知らない者の 電話には出ないということが、有効な手段です。 電話番号を非通知とする電話を受け付けないサービスを利用することもいいでしょ う。 最近では、かかってきた電話に出ると「この通話記録は録音されます。」とアナウン スを相手方に伝えたうえで、通話録音する機能を持った電話機が購入できるそうです。 詐欺を行う者は、詐欺の証拠が残ってしまうので録音されることを嫌うと言われていま す。特に何度も怪しい電話がかかってくるような方は、このような電話機を購入するこ とを是非検討してください。 ③ お年寄りの家族や近隣地域が、お年寄りの行動の変化に日頃から注意を払うことが重 要です。 電話がかかってきたら ① 安易に相手の言うことを信用せず、支払いをする前に落ち着いてよく考え直してみる など、気を付けることが大切です。 ② 万が一無登録業者から利殖関係の儲け話を聞かされても鵜呑みにせず、お金を支払う ことには十分慎重になるべきです。 ③ 実際にお金を支払ってしまう場面で多いのが現金の郵便や宅配便での送付です。現金 を現金書留以外の郵便や宅配便で送付することは禁じられています。1 1 警察庁や国民生活センターにおいても同様の注意喚起がなされています。 ○警察庁 「その宛先は大丈夫ですか?」(実際に被害に遭われた方が現金等を送ってしまった住所) (http://www.npa.go.jp/pressrelease/souni/furikome_jyusyo.pdf) ○国民生活センター 「宅配便でお金を送らないで!―他の商品と装わせてお金を送らせる手口に要注意!―」 (http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20130321_2.html)

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- 6 - ④ お金の受け渡し手段が多様化してきていることにも注意が必要です。 万が一、無登録業者による未公開株等の勧誘を受けたり、実際にお金を支払ってしまった 場合には、日本証券業協会の「株や社債をかたった投資詐欺」被害防止コールセンター(電 話:0120-344-999)をはじめ、公的機関の相談窓口にご通報ください。 以 上

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- 7 - [別紙] 1.都道府県別通報状況(平成28年2月) 総通報件数 105 件 通報者の居住地 通報件数(件) 割合(%) 通報者の居住地 通報件数(件) 割合(%) 北海道 1 0.95% 滋賀県 0 0.00% 青森県 0 0.00% 京都府 3 2.86% 岩手県 0 0.00% 大阪府 12 11.43% 宮城県 1 0.95% 兵庫県 6 5.71% 秋田県 1 0.95% 奈良県 3 2.86% 山形県 1 0.95% 和歌山県 1 0.95% 福島県 1 0.95% 鳥取県 1 0.95% 茨城県 1 0.95% 島根県 0 0.00% 栃木県 0 0.00% 岡山県 4 3.81% 群馬県 1 0.95% 広島県 5 4.76% 埼玉県 7 6.67% 山口県 4 3.81% 千葉県 0 0.00% 徳島県 2 1.90% 東京都 12 11.43% 香川県 0 0.00% 神奈川県 8 7.62% 愛媛県 0 0.00% 新潟県 0 0.00% 高知県 0 0.00% 富山県 2 1.90% 福岡県 3 2.86% 石川県 0 0.00% 佐賀県 2 1.90% 福井県 0 0.00% 長崎県 0 0.00% 山梨県 0 0.00% 熊本県 0 0.00% 長野県 5 4.76% 大分県 0 0.00% 岐阜県 3 2.86% 宮崎県 0 0.00% 静岡県 6 5.71% 鹿児島県 0 0.00% 愛知県 9 8.57% 沖縄県 0 0.00% 三重県 0 0.00% 不明 0 0.00%

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- 8 - 2.都道府県別通報件数(平成23年4月~平成28年2月) 通報者の居住地 通報件数(件) 割合(%) 通報者の居住地 通報件数(件) 割合(%) 北海道 296 1.79% 滋賀県 181 1.09% 青森県 54 0.33% 京都府 311 1.88% 岩手県 62 0.37% 大阪府 1,261 7.61% 宮城県 110 0.66% 兵庫県 668 4.03% 秋田県 31 0.19% 奈良県 248 1.50% 山形県 82 0.49% 和歌山県 107 0.65% 福島県 113 0.68% 鳥取県 54 0.33% 茨城県 346 2.09% 島根県 66 0.40% 栃木県 178 1.07% 岡山県 449 2.71% 群馬県 269 1.62% 広島県 657 3.96% 埼玉県 844 5.09% 山口県 378 2.28% 千葉県 1,052 6.35% 徳島県 70 0.42% 東京都 1,854 11.18% 香川県 168 1.01% 神奈川県 1,988 11.99% 愛媛県 188 1.13% 新潟県 320 1.93% 高知県 72 0.43% 富山県 70 0.42% 福岡県 354 2.14% 石川県 178 1.07% 佐賀県 29 0.17% 福井県 62 0.37% 長崎県 57 0.34% 山梨県 95 0.57% 熊本県 163 0.98% 長野県 405 2.44% 大分県 67 0.40% 岐阜県 331 2.00% 宮崎県 72 0.43% 静岡県 587 3.54% 鹿児島県 123 0.74% 愛知県 1,261 7.61% 沖縄県 31 0.19% 三重県 212 1.28% 不明 2 0.01%

参照

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