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管理者不要で TCO に優れたデータベース PSQL v11 株式会社エージーテック 2013 年 9 月 30 日

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管理者不要で

TCO に優れたデータベース

PSQL v11

株式会社エージーテック 2013 年 9 月 30 日

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免責事項

株式会社エージーテックは本書の使用を、利用者またはその会社に対して「現状のまま」 でのみ許諾するものです。株式会社エージーテックは、いかなる場合にも本書に記載され た内容に関するその他の一切の保証を、明示的にも黙示的にも行いません。本書の内容は 予告なく変更される場合があります。

商標

© Copyright 2013 AG-TECH Corp. All rights reserved. 本書の全文、一部に関わりなく複 製、複写、配布をすることは、前もって発行者の書面による同意がない限り禁止します。 Oracle と Java は、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国 における登録商標です。

すべての Pervasive ブランド名および製品名は、Pervasive Software Inc. の米国およびそ の他の国における登録商標または商標です。また、すべての Actian のブランド名は、 Actian Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。 文中の社名、商品名等は各社の商標または登録商標である場合があります。 管理者不要でTCO に優れたデータベース PSQL v11

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目次

はじめに

PSQL v11 とは

PSQL v11 の特徴

PSQL v11 の利点

TCO で比べれば断然 PSQL v11

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インストールも短時間で簡単

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まとめ

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製品に関するお問い合わせ

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はじめに

多くのシステムで Oracle Database が使われていますが、Oracle Database から PSQL v11 への移行をご検討いただいているお客様からのお問い合わせも増加してい ます。 Oracle Database はコストを度外視すれば、高性能なデータベースといえますが、コ スト削減の要求が高まる中、Oracle Database 以外の選択肢を求めているお客様が増 加していると感じています。 本書では、Oracle Database 以外の選択肢として PSQL v11 を紹介いたします。 PSQL v11 の特徴から Oracle Database とのコストの比較、管理の簡易さについての 情報を提供いたします。 本書が、Oracle Database 以外の選択肢を求めているお客様の手助けになれば幸いで す。

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PSQL v11 とは

PSQL v11 は、古く(日本では 1987 年 1 月)から組み込み用途のデータベースとし て広く利用されてきた、Btrieve/Pervasive.SQL 製品の最新バージョンです。 POS 端末や医療系のシステムで組み込みデータベースとしての利用実績も豊富です。

PSQL v11 の特徴

1.軽くて速くて安い PSQL は、軽くて速くて安いの 3 拍子がそろっています。 最小構成では、わずか数十MByte のメモリで実行可能なほど軽く、数十万件のデ ータから 1 件のデータを検索するのも非常に高速です。 1 ユーザーの Workgroup なら、1 万円からと低価格です。 2.サポートが無償 サポートライフサイクル期間中のバージョンは、メンテナンスもサポートも無料 となるため、運用費用が抑えられます。 また、無償提供の開発版・評価版のいずれもテクニカルサポートは無償で提供し ますので、開発コストも掛かりません。 3.管理が簡単 PSQL v11 は動的に環境に合わせてメモリキャッシュサイズ等を調整しますので、 デフォルト設定でも十分なパフォーマンスを発揮します。また、インストールし た後に環境が変わっても、この自動調整機能が働きますので、設定変更や他の管 理は特に必要ございません。そのため、管理コストが非常に低いデータベースと 言えます。 他の SQL 製品と異なり、デフォルトで OS のユーザー認証を使うため、SQL の ユーザーを定義してアクセス権を設定することなく使用可能です。 他の SQL 製品のように、SQL ユーザーを定義することも可能です。 4.通信の暗号化にも標準で対応 標準機能で通信の際に暗号化を行うことが可能です。

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6 5.データベースのバックアップも簡単 データベースのフォルダーごとファイルをコピーするだけでバックアップを行え ます。 VSS に対応しており、Windows に付属のバックアップツールで簡単にバックア ップできます。 また、バックアップモードを実行し、エクスプローラーでドラッグ アンド コピ ーによるバックアップも可能です。 PSQL v11 Server は、バックアップモードを簡単に実行するツール Backup Agent が付属しています。 ※VSS かバックアップモードにより、運用中のオンラインバックアップが可能で す。 6.多様な呼び出しが可能 SQL だけでは無く、SQL を使用しないレコード単位のデータ操作が容易に行え るトランザクショナル アプリケーション用インターフェイス(Btrieve API)を備 えています。 SQL では次に挙げる主なリレーショナル データベース標準のインターフェイス を用意しています: ・ODBC ・OLE DB Provider

・ADO.NET Data Provider ・JDBC ・JPA Btrieve API では、次のインターフェイスを用意しています。 主要な言語から、専用のコンポーネントでアクセスできます。 ・PDAC(Delphi 用) ・ActiveX(VB 用)

・Btrieve Classes for .NET(.NET 用 開発ライセンスを無償で提供) ・C 言語や COBOL 等の言語インターフェイス 7.トランザクショナル インターフェイス(Btrieve API)では ・レコード単位の操作が容易 ・SQL の解釈の処理がないため、SQL を使用するインターフェイスより速度が速 く、CPU 負荷が低い。 ・データベース側には、インデックス以外にメタデータ定義が不要。

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7 8.シンプルなロジックのトランザクショナル インターフェイス(Btrieve API)

SQL(ODBC)と Btrieve API で PSQL v11 のサンプルデータベースである Demodata データベースの Person テーブルから全件読み込み、表示する場合の ロジックを比較します。

◆SQL(ODBC)で全レコードを読み込む場合、次のような処理になります。 データベースへの接続準備を行います。

status = SQLAllocEnv( &henv );

status = SQLAllocConnect( henv, &hdbc );

データベースに接続します。 status = SQLConnect( hdbc, (SQLCHAR *)"demodata", strlen( "demodata" ), (SQLCHAR *)userid, SQL_NTS, (SQLCHAR *)password, SQL_NTS ); ステートメントオプションを設定します。

status = SQLAllocStmt( hdbc, (HSTMT *)&hstmt );

SQLSetStmtOption( hstmt, SQL_CONCURRENCY, SQL_CONCUR_READ_ONLY ); SQLSetStmtOption( hstmt, SQL_CURSOR_TYPE, SQL_CURSOR_DYNAMIC );

SQL 文を実行します。

sprintf((char *)sqlstr,"select First_Name,Last_Name from person"); status = SQLExecDirect( hstmt, sqlstr, SQL_NTS );

フィールドと変数を関連づけます。(フィールドの数だけ実行が必要です。)

status = SQLBindCol( hstmt, 1,SQL_C_CHAR, person.First_Name,16, &lFirst_Name ); status = SQLBindCol( hstmt, 2,SQL_C_CHAR, person.Last_Name, 26, &lLast_Name );

レコードを読み込み出力します。エラーが発生するまで読み込みを繰り返します。

status = SQLFetch( hstmt);

printf ("ODBC : データ(%s %s)\n", person.First_Name,person.Last_Name);

ODBC 切断および資源開放します。

status = SQLFreeStmt( hstmt, SQL_CLOSE ); status = SQLDisconnect( hdbc );

status = SQLFreeConnect( hdbc ); status = SQLFreeEnv( henv );

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8 ◆Btrieve API では、次のようにシンプルなロジックで同じことができます。 Btrieve API でファイルを OPEN します。

sprintf(kbuf,"btrv:///demodata?dbfile=person.mkd"); stat = BTRV(0,posb,buf,&buflen,kbuf,0);

Btrieve API で先頭レコードから EOF まで読み込み、出力します。

stat = BTRV(24,posb,&person,&buflen,kbuf,0);

printf("Btrieve API : データ(%s %s)¥n",person.First_Name,person.Last_Name);

ファイルをクローズします。

stat = BTRV(1,posb,&person,&buflen,kbuf,0);

切断および資源解放を行います。

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PSQL v11 の利点

・PSQL v11 では、同じデータに対して、複数のインターフェイスを組み合わせて使 用することが可能です。 SQL と Btrieve API で同時に同じテーブル(ファイル)にアクセスすることも可能 です。 ・Btrieve API を使用すれば、ロックを細かく制御できます。 レコード単位にロック・アンロックが簡単に行えます。 ・データベースのポータビリティがあり、開発環境と運用環境でデータベースのフォ ルダーが異なっても問題無く運用できます。 ・OS のユーザーで使えますが、別途 SQL のユーザーを定義して細かくアクセス権を 設定することもできます。 ・不定期に提供されるサービスパックや修正プログラムは、無償でご利用いただけま す。 ・評価期間中も無償でテクニカルサポートを提供。 初めてご使用になる場合も使い方やサンプルプログラムは無償で提供しますので、安 心です。 ・開発版を無償提供。 開発用 Workgroup エンジンをテクニカルサポートも合わせて無償でご提供します。

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TCO で比べれば断然 PSQL v11

ここでは、Oracle Database と PSQL v11 で TCO を比較します。

PSQL v11 は、修正プログラムや技術サポートは無償ですが、Oracle Database では、 技術サポートだけでなく、修正パッチを受けるにも別途契約が必要です。 5 年間で必要なトータルコストで比較を行いました。 PSQL v11 は、コア数、ソケット数に関係なく同じ価格で、保守サポート費用も掛か りませんから初期投資のみです。 これに対して、Oracle Database では、コア数、ソケット数が増えるとその分費用が 発生し、初期投資が増加します。また、保守サポート費用は初年度が製品価格の 22% で、 毎年調整率が適用されますが、調整率は変更されることがあります。本書では、調整 率が 2% と仮定して保守サポート費用を算出しました。

Oracle のライセンスは使用するユーザーをカウントする「Named User Plus ライセン ス」(クライアントの数では無く使用者数によるライセンス)あるいは、サーバーのプ ロセッサ数に比例する「Processor ライセンス」です。これに対して PSQL v11 はユ ーザー数やプロセッサ数には左右されない「同時接続ライセンス」です。 例えば、1 台の クライアントを A さん、B さん、C さんが共有して使用する場合、 Oracle では 3 ユーザー分の Named ライセンスが必要ですが、PSQL v11 では同時 接続 1 ユーザーで使用可能です。 同時 5 ユーザー接続までであれば、PSQL v11 Server よりも低価格な PSQL v11 Workgroup をご利用いただくことができます。

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11 次のグラフは、10 ユーザーで使用する場合の TCO を比較しています。

2 ソケットサーバ、メモリ 4G 使用、10 ユーザーでの比較 PSQL v11 Server は、10-User で算出

Oracle Database は、Oracle Standard Edition One Named User Plus ライセンス で算出

20 ユーザーでは、製品の価格差も大きくなり、TCO で比べれば更に大きな違いがありま す。

2 ソケットサーバ、メモリ 4G 使用、20 ユーザーでの比較 PSQL v11 Server は、20-User で算出

Oracle Database は、Oracle Standard Edition One Named User Plus ライセンス で算出

198,000 196,000 0 43,120 0 43982.4 0 44864.4 0 45766 0 46667.6 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000 350,000 400,000 450,000

PSQL v11 Server Oracle Database 11g

5年目保守サポート料金 4年目保守サポート料金 3年目保守サポート料金 2年目保守サポート料金 初年度保守サポート料金 最小構成価格 348,000 392,000 0 86240 0 87964.8 0 89728.8 0 91532 0 93335.2 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 900,000

PSQL v11 Server Oracle Database 11g

5年目保守サポート料金 4年目保守サポート料金 3年目保守サポート料金 2年目保守サポート料金 初年度保守サポート料金 最小構成価格

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インストールも短時間で簡単

PSQL v11 は、インストールも簡単で短時間で行えます。 また、組み込みシステムのため、PSQL v11 はインストール時の操作が不要なサイレン ト インストールも用意されています。 次の表は、インストールおよび、サンプルのテーブルを参照するのに掛かる時間と操 作の数を示しています。 PSQL v11 Server インストールの所要時間 3 分 5 秒 インストール時の操作回数(クリック数) 7 インストール時の設定項目入力回数 1 ユーザーの設定 不要 ツール起動からサンプルデータの表示に掛 かる時間 ※ 21 秒 トータルの時間 3 分 26 秒

※ PSQL v11 では、Control Center を使用して demodata データベースの Billing テーブルの表示 を実行。

Oracle Database では、SQL*PLUS を使用し、HR スキーマーの EMPLOYEES テーブルの表示を実行。

この表は、入力が必須の項目を除きデフォルトの設定でインストールを行った場合の 結果です。 単純な比較でも、Oracle Database に比べて 1/10 の作業時間で済みました。 Oracle Database では、サンプルのデータベースを使用する前に HR ユーザーのロッ ク解除およびパスワード再設定が必要です。 ◆検証環境 Hyper-V 上の仮想マシンで実行 ・ホストマシンのスペック OS:Windows Server 2008 R2 SP1 CPU:CORE 2 Quad Q8400 2.66GHz メモリ:4GByte ・仮想マシンのスペック OS:Windows Server 2008 R2 SP1 メモリ:約1GByte CPU:1コア

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まとめ

PSQL v11 は、管理が簡単でサポートやサービスパック、開発時のサポートも無償で 利用できることから TCO に優れたデータベースです。 長年の実績もあり、低コスト・低リスクのデータベース製品としてご検討いただけれ ば幸いです。 評価版をご利用いただけますので、下記 WEB ページよりお申し込みの上、ご検証く ださい。 評価期間中も無償でサポートをご提供します。 http://www.agtech.co.jp/download/trial/pervasive/psqlv11.html

製品に関するお問い合わせ

• 製品情報 – http://www.agtech.co.jp/products/pervasive/psql/v11/ – http://www.agtech.co.jp/products/pervasive/psql/vx11/ • PSQL 相談窓口 【移行/新規導入】 – http://www.agtech.co.jp/products/consulting/psql11_free.html • 株式会社エージーテック カスタマーセンター E-Mail info@agtech.co.jp TEL 03-3293-5283 (月~金 10:00-12:00、13:00-17:00 ) FAX 03-3293-5270

参照

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