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3. プログラム記録写真 ( 訪問地 : 東京都, 沖縄県 ) 10 月 30 日 講義 日本理解講義 ( 東京都千代田区 ) 10 月 31 日 文化体験 エイサー ( 沖縄県那覇市 ) 11 月 1 日 学校訪問 沖縄県立首里高等学校 ( 沖縄県那覇市 ) 11 月 1 日 交流 ポエトリー交流

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国際ポエトリー交流プログラム(IPEP)訪日団(招へいプログラム)の記録

(対象国:韓国,テーマ:IPEP)

1. プログラム概要 韓国の高校生等 12 名が,10 月 29 日から 11 月 6 日までの 8 泊 9 日の日程で来日し, 日本・米国・フィリピンの高校生たちと詩の交流や各種視察,ホームステイ等を通じて, 対日理解を深めました。 一行は都内で日本理解講義を受け,視察を行った後,沖縄県に移動し,学校訪問や文 化体験,ホームステイを行い,関係者との意見交換・交流を実施しました。一行は,プ ログラム中,訪問地域の歴史や伝統文化等について強い関心を示し,各々の関心事項や 体験について SNS を通じて対外発信を行いました。 また,帰国前に行われた報告会では,プログラムの成果や訪日経験を活かした帰国後 のアクション・プラン(活動計画)について,韓国・米国・フィリピンの各国代表生徒 が発表しました。 【訪問地】 東京都,沖縄県 2. 日程 10 月 29 日(月) 入国(成田国際空港),オリエンテーション,【視察】東京タワー 10 月 30 日(火) 【講義】日本理解講義,【視察】江戸東京博物館 10 月 31 日(水) 【視察】おきなわワールド,【文化体験】エイサー 11 月 1 日(木) 【学校訪問】沖縄県立首里高等学校,【交流】ポエトリー交流 11 月 2 日(金) 【視察】首里城,国際通り,平和祈念公園,平和祈念資料館,【講義】戦争体験講話 【交流】ホームステイ対面式 11 月 3 日(土) 終日ホームステイ(沖縄県中頭郡読谷村) 11 月 4 日(日) 【交流】御殿場西高等学校生徒,【ワークショップ】報告会準備

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3. プログラム記録写真 (訪問地:東京都,沖縄県) 10 月 30 日【講義】日本理解講義 (東京都千代田区) 10 月 31 日【文化体験】エイサー (沖縄県那覇市) 11 月 1 日【学校訪問】 沖縄県立首里高等学校(沖縄県那覇市) 11 月 1 日【交流】ポエトリー交流 (沖縄県那覇市) 11 月 2 日【視察】平和祈念公園資料館 (沖縄県糸満市) 11 月 2~4 日【交流】ホームステイ (沖縄県中頭郡読谷村)

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11 月 4 日【ワークショップ】報告会準備 (東京都千代田区) 11 月 6 日【視察】浅草 (東京都台東区) 4. 参加者の感想(抜粋) ◆ 韓国(高校英語教師) ・沖縄でのホームステイが印象的だった。日本に来る前は,日本人はいつも物事を客観 的にとらえるため,時には冷たいイメージを感じることもあった。しかし,対面式では 雨の夜にもかかわらず,ホームステイ家庭の皆さんは私達を待っていて下さり,素敵な 笑顔で迎えて下さったことに深く感動した。また,ホームステイ中も生徒たちに少しで も多くの日本文化を伝えようと努力して下さったり,心を込めた家庭料理を準備して下 さる姿を見て,日本でも韓国の「情」文化を感じた。言語は違っても心が通じ合った 2 泊 3 日のホームステイの体験は,私たちと日本・日本人の間の心の壁を打ち壊す良い経 験となった。 ◆ 韓国(高校生) ・沖縄戦についての平和講話学習で多くのことを学び,戦争は決して平和のための道で はないことを改めて感じた。また,浅草とお台場,原宿を視察し,日本の街並みがとて も清潔で,かつ建築様式に伝統が活かされていると思った。ホームステイ期間中,日本 と韓国が言語や文化,行動様式,建築等の部分で,多くの類似点があることが分かり, これまで持っていた日本への偏見はなくなり,日本の文化や考え方を尊重したいと考え るようになった。 ・訪日前は日本についての知識があまり無かったが,今回,講義や視察を通して日本に ついての基本的知識を学ぶことができて良かった。さらに,沖縄でのホームステイでは, 日本の家庭文化や伝統文化を直接体験することができる絶好の機会となった。最後に, 今まで知らなかった沖縄戦に関する歴史を学ぶことができたことも良かった。 ・沖縄の首里高校での体験は本当に印象深かった。実際に日本の学校を訪問し日本の高

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5. 受入れ側の感想  訪問校関係者 今回は米国・フィリピン・韓国の 3 カ国同時の受入れであったが,韓国の生徒たちは 特に礼儀正しく,文化体験(染色体験)や授業にも熱心に参加してくれた。また,生徒 たちもすぐに親しくなり,身振り手振りや片言の韓国語を交えながら交流を深めていた。 授業見学やポエトリー交流を通じて,国や言語が異なっていても,同世代同士,悩みや 関心も共通している部分があり,それらを基にお互いに心を通わせることができること を学んでくれたようでうれしい。今後もこのような交流を継続し,生徒たちの相互理解 の促進に努めたい。  訪問校生徒(高校生) ・今回のポエトリー交流を通して,各国の表現方法や普段感じていることなど,お互い の様々な面を知ることができ,とても有意義な時間となった。詩の発表後に互いの詩を 読み,感想を話し合い,解説を聞いていると,その人の国のことをもっと知りたいと思 えるようになった。事前の準備など,大変なこともあったが,今までの考え方を変える 機会となった今回のような交流に,今後,もっと多くの人々が参加し,詩の楽しさや他 国の人々との交流の楽しさを知る機会になればと思う。 ・今回のポエトリー交流で,多くの国々の人々と詩を通じて関わることができた。国が 違えば言葉だけでなく考え方も違っていて,その中で,自分自身の思いを形に残すこと は難しいが,とても大切だということを学ぶことができた。言葉の壁はとても高く,簡 単に克服できるようなものではなかったが,他の各国の参加者たちが積極的で,すぐに 雰囲気に溶け込むことができた。今後も詩を通して,色々な国の学生たちと交流の場を 持てたらと思う。  文化体験受入関係者(大学生) 沖縄の伝統文化であるエイサーを海外の高校生たちに知ってもらう,とても良い機会 となった。言葉が通じないことを心配していたが,皆,とても熱心に取り組んでくれ, こちらも大変教え甲斐があった。アメリカ・フィリピン・韓国と国は異なるが,音楽と 踊りを通じて,一つになれたようで大変うれしかった。今後も,今回のように海外の人々 にも沖縄の伝統文化を紹介し,伝承してゆく活動を続けていきたいと思う。  ホームステイ受入家庭 今までも何度かホームステイを受け入れてきたが,毎回,新しい出会いと発見・学び があり,思い出が増えていくことを楽しみにしている。今回は,日本語を話せる生徒が いないため少し心配していたが,お互いに身振り手振りでコミュニケーションをとるこ とで,より親しくなれた気がした。一緒に食事の準備をしたり,まるで本当の孫のよう になついてくれてうれしかった。これからもホームステイの受け入れを通じて,微力な がら国際交流に貢献していきたいと思う。

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6. 参加者の対外発信 訪日団での経験に関する発信。 韓国・日本・米国・フィリピンの 4 カ国 が一堂に会し,日本の文化を体験・学びな がら自国の文化を紹介した。 沖縄の文化は珍しいものが多く,ホーム ステイを通じてそれを体験することがで きて意味深かったが,時間が短く少し残念 であった。沖縄伝統の踊りエイサーを見な がら,韓国も彼らのように伝統文化の保存 に積極的であればいいのにと思った。彼ら はとても楽しそうで,私たちもそうであっ たからだ。いつもは退屈だと感じる韓国文 化も楽しい方向に発展させることができ ればいいと思う。 今回の訪日団を通じて親しくなったフ ィリピンと米国,そして日本の高校生たち 訪日団での経験に関する発信。 多くの出来事と多くの感情を経験し,多 くの人々に出会った。それはとても眩しく 驚くべき体験だった。私の感情を自分の中 で整理することができないほど,多くのこ とについて日本という国を見つめ直す機 会となった。 正直,日本は私にとって遠い国だった。 両国間にある歴史の壁が私にとって大き な障害となっていた。そのようなイメージ から私は自ら日本について知ろうとして いなかった。しかし,このような認識は今 回の IPEP 訪日団に参加することによって 少しずつ変化していった。優しい友人たち と親切な先生たち,そしてホームステイを 通じて,日本人の温かい心と深い愛情を感

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日程中 8 日目に首相官邸で行われた報告会では,各国代表の生徒が安倍昭恵首相夫人 とキャロライン・ケネディ元駐日米国大使の前で,各種視察や体験,交流,ホームステ イを通じての成果及び帰国後のアクションプランについて発表した。 ・(韓国) 今回の訪日団を通じて,学生から沖縄のホストファミリーまで,多くの友人ができた。 一番の思い出は,ホストファミリーにサンシンの弾き方を教えてもらったことだ。彼ら の優しさや温かいおもてなしに,韓国の家族を思い出した。国は違うのに,何て似てい るのだろうと驚いた。 日本では,学校や家庭での教育を通じて,伝統文化がよく継承されていることを実感 した。校内新聞に日本の伝統衣装や伝統舞踊などの日本文化に関する記事を掲載し,ど のように継承されているかを伝えたい。また,学園祭では日本の伝統文化を紹介するブ ースを設けたい。さらに,交流を通じて知り合った日本の高校生との絆をさらに深め, 文化交流のイベント等を共催したい。 ・(米国) 沖縄県の平和祈念資料館では,沖縄戦で住民が犠牲になった話を聞いて胸が痛んだ。 フィリピンでは,逆に日本が占領者と考えられていたが,この資料館を訪れて,戦争に 勝者はいないということを私たちは学んだ。また,韓国の訪日団は,1 万人の韓国の人々 が犠牲になったということを知った。私たちは,どこの国の人々も戦争で犠牲になった。 どの国も犠牲を被ったならお互いに許しあうことは難しくないのではないか。 アクションプランとしては,マーベルヒル高校では,毎年,インターナショナルディ ナーというイベントで,様々な文化を持つ生徒が,その食べ物や踊り,民族衣装を紹介 しているが,その時に沖縄のエイサーを踊り,合わせて日本の食べ物も紹介したい。 ・(フィリピン) フィリピンで育った私たちは,授業で日本について学んだが,ここで経験したことは 教科書に書かれていることとは全く違っていた。日本人はとても親切で温かい人々だと いうことが分かった。別れの時には,いつも並んで手を振って見送ってくれたことに驚 いた。ホームステイでは,フィリピンの家族と同じように,互いに慈しみ合い,尊敬し 合い,家族を大事にしていることを知った。心を込めて作られた料理やエイサー等の伝 統文化や沖縄独自の文化を私たちは一生忘れないと思う。 アクションプランとしては,今回の経験をクラブ活動に取り込み,平和のための活動 を行っていきたい。

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