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変位関数に曲げ縮み連成項を含む一元複合非線形有限要素法

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【論  文】 UDC :624

02 :624

04 日本 建 築学 会 構造 系 論 文 報 告 集 第 384号

昭和 63 年 2 月

変位 関

曲 げ縮

連 成 項

複 合 非 線 形 有 限要 素 法

正 会 員 正 会 員 正 会 員

三*

* *

* * *  §

1.

序  設計 対 象骨組の苛 酷な外 乱 条 件 下に お ける力 学 的 限 界 状態と そ の全 崩 壊 過 程を予 測し吟 味する ことは

骨 組の 靱 性 を 高める上で有 意 義なことで あ ろ う。 鋼 構 造 骨 組の 崩 壊 過 程 を も含む挙 動の追跡には

大変形にう幾何 非 線形 性とし て の重 力 効 果や 材 料 非 線 形 性と して の ひず み硬 化などの影 響 が 精 度 よく導 入さ れて いる解 析 法が必 要 である

この よ うな観 点に た っ て

中 村

石 田等は 1973 年に 鋼 構 造 平 面 骨 組が静 的あ るい は動 的に崩 壊 す る過 程 を追 跡す る た めの数 値 解 析 法 を提 案 し た2〕

s) 。  以 後

筆 者 等は そ の解析 法およ びプロ グラ ム技 法に 干の改 良を加えなが ら6,

9)

静 的 お よ び 動 的 解 析 (例え ば文 献1°)

13j な ど)を通 じ て, この解析法が 前述の 目的の使用に十分耐え う るこ とを確 認してきた。 ま た, 中 村

鎌 形

小坂はこ の解析 法に非 定 常 履 歴 単 軸 構 成 法 則 を 応 用し た詳 細な部 材 解 析 手 法 を 発 表 して い る]D 。  こ の解 析 法の主な特 徴の

つ は

要素におけ る剛体運 動 座 標の採 用である

こ の移 動座 標の採 用によっ て

材 軸 方 向に細 分 化 された個々 の要 素の変 位は

剛体変位と 正 味の変 形に分離して取り扱うことがで き

要 素の局 所 剛 性を精 度よ く構 築す ること が で き る

第二 の特 徴は

要素の直列性目し た伝達行列 法の導 入である

骨 組 の析で有限 要素 法が敬 遠され る最 大の理由は

い たず ら に自由度が増え, 解くべ き方 程 式の元 数が膨 大にな る こ とに あるとされ て い る。 しか し

伝 達 行 列を用いるこ と に よっ て

最 終 的に解くべ き全体 系の方 程 式の元数は 各部材の素数に か か わ らず, 部材節点ご とに設け た系座標のと な り, よ く知ら れ た線 形 弾 性 骨 絽の解 析 に お け る元 数と変わ ら な く な る

  筆者等は最 近こ の解 析 法 を 上 記二 つ の特 徴に ち な ん で,

Einite

旦lement method  with 曩igid

body

motion

coordinates  and ransfer  matrix technique

略 して

FERT

と呼んで い るls )

本 論 文の概 要 は文 献 1)で発 表 した

 * 京 都芸 繊 維 大 学 教 授

# 京都工芸繊維大学  助 手

工修 * # 京 都工芸 繊 維 大 学 大 学 院 生   (昭 和62年8月4日原 稿 受理1  有 限 要 素モ デルは

い う ま でもなく連 続 体 を 離 散 化し た モ デル であ る。 変位法 型の有 限 要 素モ デル におい て, その散 化 とい う 操 作に直接 関 係し て い る の は変形形 状 を近 似 する変 位 内 挿 式 (変位関 数)であ る。 通常,

次 元 有 限 要 素 法で は変位 関 数と し て要素の軸方 向変位は軸 方向座 標の

た わ み方向変位は 三次の 項 式 を採 用 し て い る。 FERT の ように移 動座 標を採用し

ま た材 料 非 線 形へ の対 処か ら要 素の長さ を あ ま り大き く と ら な い ことを 前 提とし た方 法で は

変位内挿の近 似は

これ らの変 位 関 数で十 分で あると考えられる。 しかし

幾 何 非 線 形 問 題の み を扱う場 合にも要素長 を十 分小さ く採ら なけ れ ば な ら ない こと は不経済であ る

も し要素 長 を比 較 的 大き く採ろ う と し た場 合, 現状の変位関 数で は曲 げ 変 形に伴う軸 方 向 縮み (以 下

曲 げ縮み連 成と略 称 )の 効 果 を 個々 の要 素に期 待 するこ と ができ ない

そこ で 論 文で は 曲げ縮み連 成 項を含む変 位 関 数を新たに提 案 し

これを用い て

次 元 複 合 非 線 形 有 限 要素法 (以下,

FERT −B

と呼ぶ)を作成す る

  幾 何 非 線 形 性の み を対 象とする問 題で は

解 析 解に よっ て剛性行列 を誘 導 すること が 可 能であり, 比 較 的古 く か ら曲 げ縮み連 成の効 果 を考 慮し た手 法が提 案 されて い た (例え ば

,1963

年の

Saafani6

〕 , 1964 年の

Willi−

amsi7 〕 な ど)。

1973

年に

Oran

は, 剛体 変位と相対 的 部 材 変 形を分離す る 局所 座標を導入 し

その局所 座 標で の 部 材 カ

変形 関係に

Saafan

が提案した もの を 用い て剛 性 行 列 を 誘 導 して い る18 )

最 近, KQndoh

Atluri 且9 , も 剛 体 変 位の分 離と曲 げ縮み連 成を考 慮し た解 析 解を用い て

増 分 間の内 部エ ネル ギ

表 現 か ら 剛 性 行 列 を 導 き, い くつ の例 題を と お して, その方法が非常に良い 精度 を もつ こ と を示し た

ま た

繰 り返し軸 荷 重 をう け る弾 塑性材料の棒 材の解 析 解の誘 導に おいて も

曲 げ縮み変 位の考 慮わ れ て い る え ば

Nonaka2

°} )。 し か し

本論 文で述べ

FERT −B

の よ うに変 位 関 数に 曲 げ縮み 連 成 を 取 り 入 れ た もの は見当た ら ない

 

FERT −B

幾 何非線 形 問題 を精 度よ く解析するた めに従 来の FERT を改良し た も ので あ る が

言う ま で もな く複 合 非 線 形 問 題へ の 適可 能で ある。 それ は

FERT と同 様

内 蔵してい る要 素 自動 分 割機能4 }

5}が

80

(2)

NII-Electronic Library Service 効に働く こと

必 要 要 素 情 報が

FERT

と ほ とんど変わ らない ことに由 来し て い る。 し たがっ て

こ こ で の定 式 化 過 程は複 合 非 線 形 問 題へ の 適を も前 提と し て あ る。 解析例と しては

精度検証の た めの幾何非線形解 析

3

例と 比較参 照の た めの複合 非 線 形 解 析

2

例 を 示 して おいた

  §

2.FERT −

B の有限要素基 礎 式  2

1 有限 要素と 座標 系の設 定   平面骨組の面 内挙 動 を扱う もの と し, 面外 座屈等は考 慮し ない

部 材は材軸方 向に直 列に並ぷn ≧1 〕個の 純は り 柱要 素 」 (図

2に よっ て構 成 さ れ てい る と 考え る

ま た, 各 要 素は材軸方向に 並 列に並ぶ m (≧

2

) 個の 「集 中 材 料 線 要素」〔図

1 )に よっ て形 成ざ れてい る と考える

し た がっ て, 断面は m 個の集 中 材 料 点に よっ て 理想 化さ れ, m

2の場合は, しばしば 等 価サン ドイッチ断 面 とよ ばれ る

各 要 素の降 伏お よ び除 荷は

例え ばそ の 線 要 素の ひ ずみ の平 均 値を も とに判 定さ れ る。 また

材 軸 方 向の弾 塑 性 境 界は要 素 端の み に生じ る もの と す る。

 

部材の モデル化と要素 座標わくを 図

1に

また

要 素基準座標と要 素 局 所 座 標 (単純梁 柱 型 剛 体 運 動 座 標) と の関係を 図

一2

に示す。 図

一2

(a)に おい て

Ua,

 

Va,

θ。

U,

 Vbお よび θ, は基準座標で の α

b

両端で の要 素 端 変 位であ り

以 下ま と めて表 す 場 合には

IDI

を用い る。

Ua

θ,

θ。は正味の変 形 を表すのに必 要な局 所座標変位であり

ld

}で表さ れる。 また図

2(

b

)にお い て

Pa

 

Qa

 Ra

 P 。

 

Q

,およびR,は

基 準 座 標で の 要 素 端

φ

 

IPI

で表さ れ る。

 Pg

 Mb

 Ma は

1

捌に応す る独 立な 局 所座標力であ り

ヨρ}で表さ れ る

なお

,L

長で あ る

 2

2  曲げ縮み を考 慮し た変 位 関 数  剛 体 運 動 座 標に お け る変 形 前の 素 材 軸 上の x 位 置 で の x 方 向,

y

方 向お よ び回 転 方 向 変 位 成 分をそ れ ぞ れ u(X)

v(x)

θ〔x)とする。 x 方 向変 位 成 分u(コc)は

材 軸その もの の伸 縮によ るx 方 向 成 分 a{x )と次 式に よっ

广

   

I

 

III

  孑 丶 窪 需 レ   ト

τ

       

「    

材   の   面 化     部   断 ル   素 デ   喪 モ 集 中 材 料 組 要 妻     初 期 状 態  [01 第 r 要棄 マ

1 の [ r   α       r の 悴 Y 素 標 ) 要 座 Yrr 準

r 第 基 ぴ 聚 要

x

x[a]i

  r   T  

L

f

          Ue

        −

x

x〔e ] 第n 要 第 且要 素       yfJJ       r 図

1 部 材のモ デル化と素座標わ く て表さ れ る曲げ変形によ る縮み 駅 砌 と か ら成 る と考え る。

  

 

・(x)

i

θ(

d

・・

一・

……一 ……

… “  頑コじ)をx の

1

次 式

y方 向 成 分 v(x)をx の 3次式で表 し

ux

 v(x)

θ{x}を ま とめ て示す る と

こ こ に

u(x) v(x> θ(x)

工0     JCφ

且(コσx3)//2      L2  コ匚φ2

1(コc♂)//2

1」

0 1

− 3x2

/L2 

2

二じ

一3x2

/ム

ala2 α 3

…・・

…・

…・

……・

…一 ・

2 ) va 丶 xtJJ a3 (   砺

ガ 万

9

5

十 Z エ ガ

2  

 

1

 

φ   輪

9

5 十 げ

32L1

2  

 

 

 

il

・〈・)

  x  3x2  9  x3 卜 τ

 

7

5

at

 

  

  

 

x3

9

f

一 …・

(3b ) と書け る。

Ial11

α i α a  asl

’ は変 位 関 数の末 定 係 数ベ ク

bQ   [o ] Y

y X

x[0 ユ     [Y

0 ] y (a )要 素局所 座標系の量 他、θbe 。

1

と要 素 基 準座標系で   (b)     の要 素 端 変

ft

 

iu

α Va θa  Ub Vb θb}

の関 係        図

2 要 素 基 準 座 標と要 素 局 所座標の 関係  x [UJ       Qa 要 素 局 所 座 標 系で の独 立な力

IPa

 Mb  m 。

1

と要素 基 準座 標系での素端

iPa

 

Qa

 Ra P 

Q

 Relの関 係

81

N工 工

Eleotronio  Library  

(3)

トル であり

,一

般 化 座 標 と呼ば れ る

φ且(x)

φ、(コσ)が a2 お よ び α3 の関 数である ことに注 意 し て 増 分を とり

局 所 座 標の独 立 変 位 増 分に関する表 現 を 求 めると

次の よ うにな る

AUa △ θ, Aea

L

 φ、(L) φ,(ゐ) 0    1      0 0 

2 

L

AaiA α: Aai

…・

…・

…・

……・

……・

…一

4a ま たは    

1Adi

1「

8]}

Aal ・

 

一・

 (4b ) と書け る

なお

rB

の上添字

B

は従 来の

FERT

と 異な る内容を 含んでい ること を示して いる

以下, 上 添 字

B

はこ の意 味で用い ら れ てい る

式 (4) より, 未 定係数増 分ベ ク トル

IA

α

1

は次式で表すこ と が できる

    ひずみ位 関 係式  せ ん断 変 形 を無 視し得る もの として 平 面 保 持 を仮 定 する

要 素 内の点 (x

y)で の ひずみ e(コc

 yの よ う に変 位と関係づ けられる。

 

 

 

・(x

・y)一

壱(

dv

( x)

dx

2

d

)       

tt・

…・

……・

…・

…・

……・

8

) これ を増分表 示す る と

次 式 を得る

 

 

 

Ae

(副 一

d

)+

d

コ゜)

 

 

 

 

 

 

 

 

弖(

dA

 v(x)  

dx

式 (9 )の各 導 関 数 を式 (2)より計 算し

整 理す ると

   △ e(x

y

[{B尹

17

十(6』十A&/2)

iB2

}T

奪ノ

IB31T

IAal

       

………・

……・

……tt

(10> とな る。 こ こ に

       

dv

(x)        =

iB

IT

ヨal

…・

…・

……・

(lla )      佑≡ θ=      

dx

 

 

 

A・… (x)

− d

1

・・

1

i

1

…・

…・

(1・

b

)    

1

∠Sa}

[1

fi]

11∠Sdl

 

t−…

 

tt

(5) こ こ に

・r・ ・

1/0

L

        乃1         γ20  

0

   

2/L  

1/L

一 一

ま た

      φ1(

L

)      

2

φ2(

L

)        

1

   

1

      

L・ = 百α ・+ α ・

L

   

71=

 

L

 

 

 

 

n 一

φ

L

含輪

ψ

…・

……

(・・ ,・) であ る

 2

3

IB

1

= =

11

 φ

1

(X) φ三(x)

IT

…・

…・

 

……・

11c

1

・21

1一

・・c

r

………・

(・・

d

1

・・

1

1

f

一・

……・

…・

11

・ )

82

ま た

・・(・・

L (

1−

ti

・(・

1

………

(12・ ・・(・)−

d

L

     

2

コじ

一3

x2 τ

・・x)

…・

(12b ) で あ る

2

4  応 力ひずみ関 係 式   各 材 料 点につ い て増分 間の応 力ひずみ関係を次 式で仮 定す る。    △σ(コc

y)=

E

,(x

y)△e(x

y)

………・

(13 )

ET

は素材の接 線係 数 であ り弾性お よ び 除荷 応 答時はヤ ング係 数

E

に等しい も の と す る

 2

5 増分型仮想仕 事式と要 素局 所 座標に お け る要素       剛 性 方 程 式  集中材料線要素の各 付 与 断 面 積 をaJ (

j

1

m }, 材 軸か らの 各 線 要 素の 座 標 を y,としてt 要 素に関 する 増 分 型 仮 想 仕 事 式 を書く と次の よ うに な るa)

Zl ♪

   

{・

Adl

iApl

bcrAd

}・ {pl

 

 

 

 

 

・・

乙 蝋 曜 (… ω

 

 

 

 

・’

・・幅 )・△・( ,y・)…

 

 

 

 

 

f

。 L ・(副 ・鵬 ・

……・

……・

(14 ) こ こ に

     

dSA

 ux        

d2

δ∠」ひ(」じ)      δA e* (x

YJ

      十佐δム亀

y,        dx      

dx

’        

 〔15) である。 上 式 左

辺の [ ] 内は残留 不つ り合い力による 仮 想 仕 事を表し て いる が

こ こ で は

増分ス テッ プを 十 分 小さ く と る も の と し て考慮し て い ない

 式 (14 )の仮 想 内 力 仕 事 を以 下の 2項に分けて考え る

i

) (ii) ・孵

・’

・・(x卿 ・(x

y

・)

dx

・噌 ・1

・・

蝋 鵬 ・激       

 (16a7 

b

) (

i

);式 (

16a

)の被 積分関数に式 (13 ), (10 )を代入 す る。 この と き

式 (

10

)中の

4

佐の項は増分 ステッ プを十 分にさ く と る も の と し て無視す る

ま た

幾 何 非 線 形 解 析の場 合

E

であ り, 複合非線形解 析であ れば

要 素 長 を小さ く とる もの とし て

各 線 素の

E7

定であ る と すると

   

A

σ(エ

ωδ4e(x

・y」)        

Er(x

 y

Ae

x

 y 

8A

 ex YJ     

E,(y、}泌 α

1

『 [8e

IA

α

1

…一 ・

…・

………・

(17> こ こ で

    [sB

iBfHBf

T+

e

.(

iBfUB

、} T +

IB

HBM

      + θ呈

IB

I

 

IB

r

+yYB 、

HB

、匹 創、[({

B

B

,} ア

(4)

NII-Electronic Library Service

     

IB

HBfD

+佑(

IB

HB

F

IB

lIB

li

)]        

…・

…・

…t・

…・

…一

……

(18) と書け る。 し た がっ て

式 (16a >は次の よ うにな る

      m     δ

W

屮= Σα

E7

(YJ)髭

bAa

} τ [

S

1

△α}

………

(19)       丿

1 こ こ に

SB

]は付 録1の

i

)に示さ れ る

(ii);式 (16b }の被 積 分 関 数に式 (11b )を代入 す る と次 式 を 得る。     σ(x

・y」)

A

 

e

. crA e.

σ〔x

・yi)

1

δAa } T [s。]

iA

α

1

              

…・

…………一 ・

………

(20 ) こ こ に

    [s,];

IB2HB

IT

 

一・

 

7『

 

 (

21

) で ある

し たがっ て 式 (ユ6b )はの よ うにな る。

  

 

・wv・

∬鶏

・・a(・

・yJ)

1

IT

[・F]・

1

・・

ld

・・        

 

 

 

P・

 

r・

 

P鹽

 (22) こ こ で

1

δ

A

α

1

’ [SF

IA

α}は Y∫に 関す る項 を含ま ない こ と か ら

ノの総 和に関 す る 項 を    Nx

Σコa」σ(コσ

3ノノ)

 r

 (23 )       丿

1

ζ

お くこと がで き

この

N

は軸 方 向 力 を意 味 する。 要 素 端 力と断 面 力の関係を 図

一3

に示す

図 中の 処 は曲 げモ

メ ン ト

Qx

は せ ん断力である

3の 自 由 体 の つ り合い か ら, 式 (23 )の 鑑 は局 所 座 標の 力 Pa

Mb

 Ma をいて次の よ う に表さ れ る

      Ma 十Mb       sin e

 

24      Nx= P αCOS  

er−

      1 こ こに

     

     

1=L

十Ua

 

一…

 

tt

 (25) であ る

し た がっ て

式 (24)を式 (22)に代入すると

  

・畔

f

, L 〔Pa・ ・s ex・q・・i・ e .)随 } ・ [・・]

i

・・

1

・x      

1

δ△α

F

S

。]

IA

α

1

…・

……・

…・

一 ・

…・

(26) と な る こ こ に

 

 

 

S

・]

XL

〔・・c・s ex・ q・s・n・e

}[s・]

dx

(27 )      qb=

Ma

トm ,}/

1・

 

7・

 

一…

 (28> で あ る。 式 (

27

)の積分の実 行上

cos 佐

 sin 砧につ m ・     ア

H

   

乂 Pb

=−

Pa      me + mb qb

        t t

L+ コ       a 要素端力 と断面 力 の関係 い て級 数 展 開近似を用い る。 採 用 する項 数 を

曲 げに よ る縮み を 評 価する際と 同 じ く 佐の 2 乗まで と し た と き の SF]を付 録 1の ii)に示す。  な お

複 合 非 線 形 解析で要 素 長 を小さ く と る 必要が あ り

σ(x

y」)を適 当な代 表 値の σ鰯)表せ る場 合に は

式 (26)を 次の よう に表 現す る こ と もで き る

       m     δ

WLm

= Σajσ(y ,)

1

祕 α} 7 [

S

司恒α髭

…・

……・

(29 )       」

1 こ こ に

s

}]は付 録

1

iii

)に示さ れ る

 

以 上 より

14 )に お け る仮 想 内 力 仕 事は

        ド

    δW詔 δ レ1弓D十 δWLLi〕= =

IOAa

}『[

WB

IAa

……・

30

と な る

こ こ で

δ噌 n を式 (26)で表し た場 合,

   

1

ワ8]

Σ二α,

E

,(y,)[

ss

]十[

SF

……・

…・

 

(31)       丿

1 と書ける

式 (30)に式 (5)を代入し そ れ用い て 式 (14)を表すと

次式 を得る。     

1

δ∠」〔

li

1

△P }

1

δ△

dlT

([

FA

 

1 )τ [

ws

][

1「

s]

lIAd }        

 

tt・

 (32) し た がっ て 要 素 局 所 座 標に おけ る要素剛性 方程式は

    {△P{

kS

1

Sdl・

一一一・

 

 

33

こ こ に

    [

hfi

]= 1

−1fi

1Tws ][1

H

 

1

h

P

h

舜]

 〔34 ) であrp t

   

h

套P]= Σ]a ∫ET(

y

丿)([1

s ]

1}T[ss ][1

−’

s】

1

 

(35 )       ∫

1     [

k

舜]=

([

1「

s]

 

1)「[

SF

][1

fi]

 

1

 36 であ る

な お

式 (29)を用い た場 合の式 (36)に対 応 す る行列は次式で表せ る。     [ん望]

Σ】α丿σ(Y)〔[rB 〕

1 )T[

S

月[

rH

1

 

r・

37

)       J

t  式 (27)の

SE

も 式 (29〕 中の

S

その 1 お よび第 1列が すべ

0

で あ り , 式 (

36

), 式 (

37

)の [Fn]

1 との行 列 演 算 を実 行した結果である [

h

#]

[κ岡に は曲 げ縮み の係 数を含まな い

し た が っ て

こ れ らの行 列に従 来の FERT のそ れと 同じ であり, 上 添 字

B

は削

       

1 除して も構わ ない。

    

   

1.

 な お

式 (35)

(36)お よ び (37)の剛 性 行 列の内 容 を付 録 2に示 す。  2

6  要 素 基 準 剛性 方 程 式  a) 要 素 端 変 位 増に関 する座 標 変 換  要 素 基 準 座 標で の変 位ベ ク ト

ID

IUa

 

V。

θ 。 

U

Vb

θ、

IT

と局 所 座 標の変 位ベ ク トル

idl

IUa

θ。 e.

IT

の関 係を考える

2(aの幾 何 学 的 関 係か ら

こ れ ら の 変 位 成 分の で次式が成り立つ 。

   

L

十U

α

Ua− Ub

L

)COS θπ十〔

Va− Vb

)sin θ,

     ea

θa

θn

   θ

θ,

θ,

”ttt

”…’

”tt”・

 (38a, 

b

, c)

こ こ に

83

(5)

       

v

α

 

Vb

     

−t・

 (39d )      

e

sin

匸      

L

十Ua で あ り

θ,は要素剛体回転角と呼ばれ る

式 (38)の 増 分 をとり

sin 

AeR

= Aθ ,, cos  A eR

1の近似を 導 入 す る と

AUa は次 式で表さ れ る。

  Au

1

〔Ua

U,+

L

)sin θ、+(

Va− Vb

)COS  

e

i

△ θ、

     十(

AUa − AI

/b)COS θ,十(ムVa

A Vb)sin θ,

    

AUa − AUb

)COS θ,十(△

Va− AVb

)sin θ,

      

 

tS・

 (40 ) 上 式の

1

}内は図

一2

(a幾何 学的 関 係か らoと なっ てい る。 ま た

式 (

38b,

 c)よ り, 

Aea

, 

Ae

,の表 現を 求め

そ れ らを ま と め る と次 式を得る

  α  

  目  

010

8

〇 〇

C

 

00

( UOl

      011 800         R         θ cOO   △

 

  魂   口 こ こに

   

c

cos θ,ロ

 

s

sin θガ

……・

…,

 

42 a

 

b

) で あ る

次に

式 (

39d

) を

   

L

十Ua)sin θ.

Va

V,

……・

…………・

…・

(43 ) と書き換え

その分か ら, Aθ,につ い て次の表 現を 得る。 な お

こ こで式 (24)よ り

1=

L十 Ua と おいた。        AVa

− AV

− AUaS

     A&

=        

lc

     十

・ c ・ ・

・ ・脚 }

…・

…・

(44) 式 (44}を式 (41)に代 入し

整 理す る と

次の変位に 関す る 座標 変 換 式 を得る

   

i

∠Ld }

[T ]

1

△P卜

 

く45 ) こ こ に

ill

 

i

1

       

一一・

 (46) である

T ]を要 素 拡 大 回 転 行 列と呼ぶ。   b )要素端 力 増 分に関す る座 標 変 換

 

次に

2(

b

>の要 素 端 力ベ ク トル

IPI

IPa

 

Qa

 

Ra

P。

Q

, R』

1

「 と局 所 座 標の 力

lpl

lp

 Mb  m 討T の 関係を 考え る

「増 分 前の 力」と 「増 分 変 位 」の に反傾法 則 (Contragradient Law 成 立す るこ と か ら3)

4 ) , 次の よ うに書け る

   

Ipi

[T]『

lpl

 

7・

 

7r・

 

7P・

 

7

(47> 式 (47) を 増 分 表 示 する と

   

IAP

T

]7 }∠LP}十

LT

T{ρ}

 (48 ) とな る

上 式の右辺第 2項[AT ]’

lpl

を さ らに変換す る と次 式 を得る。

84

AT

]T {pl=

fi

/l 

f

,/‘  0  

fi

Z

 

ゐ/

10

ft

l

  

f3

/‘  0  

五/‘ 

ゐ/’ 0  0     

0

   

0

f

]/

1

 

f2

/ε 

0

ft

1

 

fs

/1 0  

0

     

0

   

0

乾 %

8

。 脇 玲 軌 ム ム ム ム ム ム

0

     

0

   0

f

,/

l

 

f

,/

1

 

0

f

,/

1

 

fs

ノ‘ 

0

0      0   

0

≡≡KFa]

IAI

1

 

 

(49) ここ に

   

fi

siPa十2scqb

 

一・

   

f

=−

scp α十(S !

ct )qb

…・

………・

   

fs

c2P.

2scq 、

”・

一 ・

……・

一 ”’

で あ る

し たが っ て

式 (48)は

   

1

P

T

]7幽 }+[κ。cl  

IAD

………・

7

と書ける

 c) 要 素 基 準 剛性 方 程 式

 (50a

 (50b

…・

50c

 (51  式 (51)に式 (

33

(45 )を代入 する と 次の基 準座 標の要 素 剛 性 方 程 式を得る

   

IAP

[Ka]

IADI

……・

……・

……・

……・

…・

(52)

こ こ に

   

Kc

T

]T[

hB

][

T

]十[

KFa

 

(53) であ る

 

2,

7 要 素の自 動 分 割  本 解 析 法で は

一4

に示す よ うに変 形 が 進 むにつ れ て要 素を自動 的に分割さ せ る方 式 をとる

分 割の指 令は 例え ば母 要 素 (分 割前の要 素 )の端 部の ひずみが降 伏ひ ずみ の あ る割 合に達し たと きに下 され る。分割に際して, 母要 素の情 報が分 割された各 要 素の情報に正 し く変 換さ れ る必要が あ る。 単 純は り柱 有限 要 素 を 採 用 する場合の

t

IIII

;;

1

1

::

7

        母 要 素 (弾 性要 素 )

 

/ ひず み硬 化 域

Ll

ll

;:

IZIInz7

  ひ ず み 硬化 域

      除荷 域 図

4 要 素の 自動 分 割とひず み硬 化域 の 進 展 〔サンド イッチ断       面 材の場 合 }

(6)

NII-Electronic Library Service 変 位関係の情報

換につ い て は 文 献6い5)さ れ た

 

以 下

部 材剛性行 列は

,FERT

の主要な特徴の

っ で あ る伝達行 列法 を用い て得られ系 全体の剛 性 行 列

通常の 剛 性 行 列 法の手 順に従っ て作 成さ れ る。 これ らの 点につ

い ては

例え ば

文 献3L4L ]s) にしい。   §

3.

数 値 解 析 例

 

幾何非線 形 問 題に対 する精 度 検 証 例 題と して

,KQn −

doh ・Atluri

が文献tg ,で取り上げて いる ものの う ちの 3 例 を選定し た

。一

つ は

いわ ゆるエ ラ スチカ曲 線の追跡 で あり 残りは な る二 つ の三角ラ

メ ンで あ る。 二 つの 三 角ラ

メ ン につ いて は

材 料を図

5のバ イリニ ア応 力ひずみ関係に従 う と した場 合の解 析 結 果も Ptす。 な お

部 材 断 面はすべ て等価サ ン ドイッチ断 面に モ デル化して い る

幾 何 非線形問題 を扱う場 合の等 価 サ ン ドイッ チ断 面 近 似は妥

で あ る

h「,

複 合 非 線 形問題で は

塑 性 域の分 布 状況 が挙 動に影 響

ぽすの で 断 面 形 状に よっ ては サン ドイッチ 近似では

十 分とな ること も あ る

し た がっ て

こ こで の複 合 非 線 形 問 題は 2個の 断面材料点を有す る もの の挙 動解 析で あることに注 意

α

≧ O

N O

N n

0

σ σ      t己n

kH

E y

tarlE ε

σ y H

O

O]

5 バ イリニ 闕 係

O

O ・・…

ll

8

FE・

一一

FERT  δH

) 棄 要 2 ( TREF F

素 T 要 RlE 〔 F

丿

’ ,

  ) ) T 素 素 R 要 賈     じ E82F ( ( 、

         

〕 ) ) T 嚢 素 棄 R 要 要 要 E248

A 

 0

48cm2 r 

 0

OS56cmU L 

亅OOcm E

2100ton/c頃2 e/L

0

0001 0

1    0

2    D

3    0

4

1

er 

F

 

0

5 fiHIL 0

    0

2    0

4    0

6    0

8    

0  δV!L       図

6 単 純はり柱の弾 性 座 屈 後 挙 動 されたい

また, 解 法は すべ て変位増 分 法 ZZ)

9) っ た。   3

1 単 純は り柱の弾性座 屈後挙動  典 型 的な幾 何非線形問題 と して図

6中に示す単 純は り柱の弾 性 座 屈後挙 動を示す。 図 中に示した

A

は断 面 積

,1

は断 面2 次モ

メ ン ト

E はヤング係 数である (以 下の図におい て も 同 様)

比較 対 象とした理 論 解は荷 重 偏心 0, 軸その も のの縮みの ないエ ラ スチカ曲 線 231 で あ る

こ の例 題に お け る部材断 面諸量は

文献19) の と 異な り

以 前に筆 者 等が文 献6)

η で 採 用 し た もの で

荷 重の偏 心 量は文 献19 )で は部 材 長の

1

1000

で あ る が

こ こ では 1/10000 とし て解析 を行っ た

 図

6の横軸は頂 部の 鉛 直 変 位 δ,お よ び 中央の横た わ み δH を部 材 長

L

で無 次 元 化し たもの であり, 縦 軸は 鉛直荷 重

P

を オイラ

の座 屈 荷 重 Pεで無 次 元 化し た も の である

。FERT −B

に ょ る結 果の うち横た わ み δ”に関 す る曲線を実線で

頂 部の鉛 直 変 位 δ,に関す る も の を

鎖線 。 ま た

従 来の

FERT

に よる横たわ

み δ

す る曲線を破線で表す

図中 ○ 印

口 印は理論 解に よ る もの で あ る。 大た わみ領 域 まで十 分な精 度 を得 る に は,

FERT

で は

20

以上の要 素 数が必 要で あるが

FERT −B

で は 4 要 素 で十 分 で あ るこ と が わ か る

FERT −B

の 2要 素

剛 性 行 列を微 分 方 程 式 解 か ら作 成す る Kondoh

・Atluri

に よ る も の19)と ほ ぼ同 精 度で ある こと が

その文 献 を参照 す ることで理解さ れ る であ ろ う。

 

1要 素の場 合の座 屈 荷 重

式 (34 )の剛性 行 列に お け る変位 関 数の た わ み成 分に関 する係 数 α,

a3 を0と お き

その列 式の値を 0と する ことで求め られ そ の 値は

12E

∬/

L2

と な る。 これ は図

6の FERT

−B

の 1

O

O

ρ

こ 巳

O 旧

O 可 9

ON

O

O ’   )   素   要   5T 材 R 部 ELF ( 唱 町 陀 ’ 厂 ’ ’ ’ ’ ” 舳  

川 r   欣   『     m   ぬ 肝 11 陀 幽

’ ’ ’ ’ ’ ’

 

   

 

 

 

ノ , ’ × , 躰

卜 部

  X   O     ノ       〆         ノ     ’     ! ノ 客 /   /        

     

       

   

  )   素   要   2T 材 R 部 E 匸 勦     .

F 〔   賈              

T 彬

 

       

F (         こ   棄 綮 B 要 要

 

量 2T 封 材 B 部 部 E 且 lF ( (

ρ

! , ’ ’   )   素 B 要

 

5T 賜 R 部 ElF ( ∠ 。

歪゜

243c’”) 匸 

 1

03 x IO孔〔1b/in2

1e

      O 385Cin } 一 O

   O

1   0

2    0

3    0

4   0

5   0

5   0

7       δ“n) 図

7 非 常に 浅い 三角ラ

メ ン の弾 性 座 屈 後 挙 動

85

N工 工

Eleotronio  Library  

(7)

要 素の座屈値に対 応している

1要素で は本有 限要 素モ デル の性 能 上, 座屈荷重 値を高く見積も ること に な る。 しか し, 2 要素 以 上にな れば

剛体運動座標の効果も加 わ り

精度が飛 躍的に向 上す るこ と が わ か る

  3

2 非 常に浅い三角ラ

メ ンの座 屈挙 動  図

7中に示す非 常に ライズの 小さい 2 部材か ら な る 三角ラ

メ ンを 解 析する。 こ の ラ

メ ンは

WMiams

に よる文

tu17

扱われた もの であり

その後多くの解 析 法 研究者に ベ ンチマ

ク テス トと して採 用さ れて い る。 な お

7 中の三角ラ

メ ンはライ ズの み を10倍し て 描い てあ る。  a 形 問題

一7

, 材料を線 形 弾 性と した場 合の

FERT

お よび

FERT −B

によ る荷 重

P

と中 央の鉛直変 位δの関係を示す。

FERT

にょる曲線は破 線で

FERT −B

にょ る曲線は実線で示し て あ る。 図中 ×印は

Wllliams

験結果】7) を

○ 印は

Kondoh ・

Atluri

によ る もの で 1 部材を

1

要素と し た解 析 結 果’9 )

e

示 し て い る

。FERT −B

に よ る曲線は

要素数に関す る 収 束 性が よ く

Kondoh

Atluriの もの と 同様 1部 材を

1

要 素と し た も の で も 十分な精度を得ている と言える

し か し, 従来の

FERT

に よる もの で は 1部 材 を5要 素 程 度に分割する必要がある

 

b

) 複 合 非 線 形 問 題

一8

降 伏 応 力 ay を

5 OOO 

lb

inzお よ び 10 

OOO

 

lb

in2と し た と き

FERT −B

による解析結 果を示して いる

解 析では2

7節の 自動 分 割 を 採 用し

分割指令は母要素 (初め は部材その もの の両 端の 上 あ るいは下の フ ランジの ひずみ が降 伏ひずみ の 80% に達 し た時 点で 下 され て い る

a = 10 OOO

ib

inZにっ い て は

,.

分割後の子 要を部材長の 1/5

1/10,1/20お よ び 1/40 と した場合の

果を示 し た

δ

O

7in で子 要素 長が部材長の 1/5の もの はすべ て

1/10で は両側そ れ ぞ れ 3個

,1

/20

1/40で は両 側そ れ ぞ れ 5,10個が子 要 素になっ て い る

ay

50001b in2に つ い て は

分 割 後の子要素長 を部 材 長の 1/20とした場 合の結 果を示し た

ま た

図 中に は a

100eOlb/in2

子 要 素長 が 部 材長の 1/20の曲 線の折 点 直後の 塑性 域の 状 況も示し た

な お, こ の変 形 図 もラ

ン の ライズお よび 鉛 直 変 位 を10倍に し て描い てあ る。  

3.3

三角ラ

メ ンの座屈後 挙 動   9 室 鞭

三 , O

co の 貯 N 素 〕 棗 ) 素 〕 索 ) 葉) 素 ) 素 〕 素, in ) ) nり o  O

        1

0          2

0         3

0        4

O        δ伽 )      

9 三角ラ

メ ン の弾 性 座 屈 後 挙 動 O

O

ヨ ご 8 O す O

ON 旱 20 00

   0

1   0

2     0

3    0

4    0

5   0

6     0

ア        δ伽 }   図

8 非 常に浅い 三角ラ

メ ン の弾 塑 性 座 屈 後 挙 動 ON    

oコ P

 

C

α

O

N

  ヨ     仭 ゆ

00 0 ¢ 0  0

      1

0     2

0      3

0     4

0       6“n}

   図

10 三角ラニ メン の塑性座 屈後挙 動

一 86 一

(8)

NII-Electronic Library Service  図

9中に示す2 部材か ら な る 三角ラ

メンを解析す る

こ の ラ

メ ンは

Britvec・Chilver

に よ る文 献241で 扱わ れ たもの で非対称分岐の問 題と して知 られて い る。  a) 幾 何 非 線 形 問 題

一9

, e の違いに よ る

2

つ の 変 形モ

ドにつ い て

荷 重

P

と節点の 鉛直変位δ の係を示す

実線は

FERT −B

によ る もの であ り

破 線は

FERT

に よ る もので あ る

■ 印は

Britvec・

Chilver

の 実 験 結 果z4} を

● 印は

Kondoh ・Atluri

に よる もの で 1 部材を 1 要素と し た解析 結果19♪ い る。 また,

点 鎖 線

Britvec

論 解25)を示 し てい る

こ の問 題で は

ほ ぼ妥 当な分 岐 点 荷 重 を得るの に FERT

B で も 2要 素 以上必 要である

こ れ は 3

1節の 座 屈 荷 重 値が高かっ た こ と と対 応 して い る。 FERT

B の 4

8

要素の 2つ の曲 線はほ ぼ重なっ て お り

4 要 素 で収 束 してい る といえ る

。一

従 来の FERT で は 1 部材を 40 要素にしたもの が

,FERT −B

の 4 要素の曲線と ほ ぼ

致す る

 b

) 複合 非線形 問 題

ユ0は

降 伏応 力 qyを 300001b /

in2

と し た と きの

FERT −

B に よ る解 析 結 果を 示し てい る

解析は最初

1

部材を

4

つ の母 要素か ら な る と し て 始 め

降 伏ひず みの 80% で 自動 分 割を行っ た。 図に は子 要 素長 を部材長の 120

140と した と きの結 果 を 示し た

ま た

図中に子要素長 1/

40

の δ

需2.oin

の とき の変 形お よび塑 性 域の状況 を 示ず

部 材に沿っ た 数 値は そ の区間の素 数を示し ている

  幾 何 非 線 形 問 題に関し

7の問 題で は 1要 素で十 分であっ た の に対し

6

9の題 では 2要素 以 上 必要であっ た。 前 者は曲 げが支 配 的な飛び移り問 題 で あ り

後 者は分 岐 点 問 題で ある。

FERT −B

の 剛性 行 列の性能 上

前 述し た よう に

1要 素で は分 岐 点 荷 重を 必ずし も 正確に と ら え ることは できな い

し か し

乏要 素にす る だけで精 度 を飛 躍 的に向 上 させる こと が 可 能で ある

 §

4.

結 び   本 論 文では

曲 げ変 形に伴う軸 方 向縮みを考 慮し た変 位 関 数を新た に提 案し

こ れを用い た

次元複 合 非 線 形 有 限 要素法 (FERT

B)の定式化 過 程を示し た

次に

FERT −B

に よ る幾 何 非 線 形 問 題の解 析 例を示し

従 来 の 曲 げ 縮み連 成を考慮 し ない変 位 関 数で定 式 化さ れた FERT に ょる結果

な らび に解 析 解 を 用い て剛性行 列 を誘 導 し幾 何 非 線 形 問 題に は非 常に良い精 度を有す る Kondoh

・Atluri

の方 法による結 果]9〕 との比 較 を 行っ た

さら に

部 材がか な り の大 変 形 を被っ た後 材 料の降 伏 が生 じるよ うな問題 をFERT

−B

を用い て解析し た結 果 を示し た。  以 上よ り,

FERT −B

に関し て次の結論を得た二  (

1

) 変 位関 数のげ縮み連成項を導入するこ とに よっ て, 幾何非 線 形解析の精 度は同

要 素数の

FERT

に比して飛 躍 的に向 上す る

 (2)

FERT −B

は材料非 線 形 を 含む複 合 非線形問 題 の解析に も適 用 可 能で ある 幾 何 非形 性い 問 題では 要素自動分割機 能と の連 携で効率の よい計算 が可 能 となる

  (3 )

FERT

FERT −

B で は

数 値 計 算 プロ グ ラ ム上での数の数は, まっ た く変わ ら ない。   謝   辞  本解析プロ グラム の試計算に は

佐 藤正 巳氏 (現熊 谷 組)の協 力を得た

ま た, 本 論文掲載の 図の作成で は 京 都工芸 繊 維 大 学 院 生 関 井   徹

西 村  督 両 氏の協 力 を 得た

こ こ に記し て

感 謝の意 を表す

また

本 解 析 法 のプロ グラム で あるFERT の開 発にあたっ て 京 都 大 学 中 村 恒 善 教 授を は じめ

§1

で引 用した文 献の著 者 の方々 に多大の御 助 力 を得た

こ こ に深 甚の謝 意 を表す

参考文献 1) 石 田 修 三, 森 迫 清貴

佐藤正巳, 山本 靖:

Bowing

 ac

    tion を考 慮 し た

次 元 複 合 非線形有限 要素法 (FERT

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B

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骨組 構造 解析 法 要 覧

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6} 石 田 修三

森 追 清 貴

山 本  滋:単 純 梁 柱 型 移 動 座 標 を     用いた弾 塑 性 骨 組の大た わ み解 析

日本 建 築 学 会 近 畿 支     部 研 究 報 告 集

第 2Q号

 pp

233

236

昭和55年6月

7) 石 田 修三

森 迫 清 貴

今 西 完 治

大 淵 敏 行 ;弾 塑 性 解 析     における ひずみ変 位 関 係 式の扱い につ いて

日本 建 築 学    会 近 畿支部研究 報告 集

第20号

pp

237

240

昭 和55     年6月

8)石 田 修 三

森 迫 清貴

大淵敏 行 :単 純な 歪

変 位 関 係 式     を用いた歪 硬 化骨組の大たわ み解 析

日本 建 築学会 学 術     講演 梗 概 集

pp

1101

1102

昭 和56年9月

9}石 田修三, 森 迫 清貴

田中 仁 志

佐藤正巳 :弾塑性骨組     の静 的 大 たわ み解 析における変位 増 分 法の解 技 法につ     て

日本建築 学 会 近 畿 支部 研 究 報告 集

第26号

    pp

333

336

昭 和61年5月

10) Yokoo

 Y

 Nakamura

 Tsttneyoshi

 Ishida

 S

and

   Nakamura

 Takashi:Cyclic Load

defletion Curves of

   Multi

story Strain

hardening Frames Subjected to Dead

   arLd Repeated Aiternating Lateral Loads

 Prelirninary     Report of IABSE Symp

 on Resistance and Uttirnate

   Deformability of Structures Acted on  by Well Defined

   Repeated Loads

 pp

81

87

1973

87

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