【論 文】 UDC :624
.
02 :624.
04 日本 建 築学 会 構造 系 論 文 報 告 集 第 384号・
昭和 63 年 2 月変位 関
数
に
曲 げ縮
み
連 成 項
を
含
む
一
次
元
複 合 非 線 形 有 限要 素 法
正 会 員 正 会 員 正 会 員石
森
山
田
迫
本
修
清
三*貴
* *靖
* * * §1.
序 設計 対 象骨組の苛 酷な外 乱 条 件 下に お ける力 学 的 限 界 状態と そ の全 崩 壊 過 程を予 測し吟 味する ことは,
骨 組の 靱 性 を 高める上で有 意 義なことで あ ろ う。 鋼 構 造 骨 組の 崩 壊 過 程 を も含む挙 動の追跡には,
大変形に伴う幾何 非 線形 性とし て の重 力 効 果や, 材 料 非 線 形 性と して の ひず み硬 化などの影 響 が 精 度 よく導 入さ れて いる解 析 法が必 要 である、
この よ うな観 点に た っ て,
中 村・
石 田等は 1973 年に, 鋼 構 造 平 面 骨 組が静 的あ るい は動 的に崩 壊 す る過 程 を追 跡す る た めの数 値 解 析 法 を提 案 し た2〕−
s) 。 以 後,
筆 者 等は そ の解析 法およ びプロ グラ ム技 法に若 干の改 良を加えなが ら6,”
’
9),
い くつ かの静 的 お よ び 動 的 解 析 (例え ば文 献1°)−
13j な ど)を通 じ て, この解析法が 前述の 目的の使用に十分耐え う るこ とを確 認してきた。 ま た, 中 村・
鎌 形・
小坂はこ の解析 法に非 定 常 履 歴 単 軸 構 成 法 則 を 応 用し た詳 細な部 材 解 析 手 法 を 発 表 して い る]D 。 こ の解 析 法の主な特 徴の一
つ は,
要素におけ る剛体運 動 座 標の採 用である。
こ の移 動座 標の採 用によっ て,
材 軸 方 向に細 分 化 された個々 の要 素の変 位は,
剛体変位と 正 味の変 形に分離して取り扱うことがで き,
要 素の局 所 剛 性を精 度よ く構 築す ること が で き る。
第二 の特 徴は,
要素の直列性に着目し た伝達行列 法の導 入である。
骨 組 の解析で有限 要素 法が敬 遠され る最 大の理由は,
い たず ら に自由度が増え, 解くべ き方 程 式の元 数が膨 大にな る こ とに あるとされ て い る。 しか し,
伝 達 行 列を用いるこ と に よっ て,
最 終 的に解くべ き全体 系の方 程 式の元数は 各部材の分割要素数に か か わ らず, 部材節点ご とに設け た系座標の数と な り, よ く知ら れ た線 形 弾 性 骨 絽の解 析 に お け る元 数と変わ ら な く な る。
筆者等は最 近こ の解 析 法 を 上 記二 つ の特 徴に ち な ん で,Einite
旦lement method with 曩igid・
body・
motioncoordinates and 工ransfer matrix technique
,
略 してFERT
と呼んで い るls )。
本 論 文の概 要 は文 献 1)で発 表 した。
* 京 都工芸 繊 維 大 学 教 授・
工博 # 京都工芸繊維大学 助 手・
工修 * # 京 都工芸 繊 維 大 学 大 学 院 生 (昭 和62年8月4日原 稿 受理1 有 限 要 素モ デルは,
い う ま でもなく連 続 体 を 離 散 化し た モ デル であ る。 変位法 型の有 限 要 素モ デル におい て, その離散 化 とい う 操 作に直接 関 係し て い る の は変形形 状 を近 似 する変 位 内 挿 式 (変位関 数)であ る。 通常,一
次 元 有 限 要 素 法で は変位 関 数と し て要素の軸方 向変位は軸 方向座 標の一
次,
た わ み方向変位は 三次の 多項 式 を採 用 し て い る。 FERT の ように移 動座 標を採用し,
ま た材 料 非 線 形へ の対 処か ら要 素の長さ を あ ま り大き く と ら な い ことを 前 提とし た方 法で は,
変位内挿の近 似は,
これ らの変 位 関 数で十 分で あると考えられる。 しかし,
幾 何 非 線 形 問 題の み を扱う場 合にも要素長 を十 分小さ く採ら なけ れ ば な ら ない こと は不経済であ る。
も し要素 長 を比 較 的 大き く採ろ う と し た場 合, 現状の変位関 数で は曲 げ 変 形に伴う軸 方 向 縮み (以 下,
曲 げ縮み連 成と略 称 )の 効 果 を 個々 の要 素に期 待 するこ と ができ ない。
そこ で本 論 文で は, 曲げ縮み連 成 項を含む変 位 関 数を新たに提 案 し,
これを用い て一
次 元 複 合 非 線 形 有 限 要素法 (以下,FERT −B
と呼ぶ)を作成す る。
幾 何 非 線 形 性の み を対 象とする問 題で は,
解 析 解に よっ て剛性行列 を誘 導 すること が 可 能であり, 比 較 的古 く か ら曲 げ縮み連 成の効 果 を考 慮し た手 法が提 案 されて い た (例え ば,1963
年のSaafani6
〕 , 1964 年のWilli−
amsi7 〕 な ど)。1973
年にOran
は, 剛体 変位と相対 的 部 材 変 形を分離す る 局所 座標を導入 し,
その局所 座 標で の 部 材 カー
変形 関係にSaafan
が提案した もの を 用い て剛 性 行 列 を 誘 導 して い る18 )。
最 近, KQndoh・
Atluri 且9 , も 剛 体 変 位の分 離と曲 げ縮み連 成を考 慮し た解 析 解を用い て,
増 分 間の内 部エ ネル ギー
表 現 か ら 剛 性 行 列 を 導 き, い くつ かの例 題を と お して, その方法が非常に良い 精度 を もつ こ と を示し た。
ま た,
繰 り返し軸 荷 重 をう け る弾 塑性材料の棒 材の解 析 解の誘 導に おいて も,
曲 げ縮み変 位の考 慮が行わ れ て い る (例え ば,Nonaka2
°}な ど )。 し か し,
本論 文で述べ るFERT −B
の よ うに変 位 関 数に 曲 げ縮み 連 成 を 取 り 入 れ た もの は見当た ら ない。
FERT −B
は,
幾 何非線 形 問題 を精 度よ く解析するた めに従 来の FERT を改良し た も ので あ る が,
言う ま で もな く複 合 非 線 形 問 題へ の 適用も可 能で ある。 それ は,
FERT と同 様,
内 蔵してい る要 素 自動 分 割機能4 }・
5}が有一
80
一
NII-Electronic Library Service 効に働く こと
,
必 要 要 素 情 報がFERT
と ほ とんど変わ らない ことに由 来し て い る。 し たがっ て,
こ こ で の定 式 化 過 程は複 合 非 線 形 問 題へ の 適用を も前 提と し て記して あ る。 解析例と しては,
精度検証の た めの幾何非線形解 析3
例と 比較参 照の た めの複合 非 線 形 解 析2
例 を 示 して おいた。
§2.FERT −
B の有限要素基 礎 式 2.
1 有限 要素と 座標 系の設 定 平面骨組の面 内挙 動 を扱う もの と し, 面外 座屈等は考 慮し ない。
部 材は材軸方 向に直 列に並ぷn (≧1 〕個の 「単 純は り 柱要 素 」 (図一
ユ,
2)に よっ て構 成 さ れ てい る と 考え る。
ま た, 各 要 素は材軸方向に 並 列に並ぶ m (≧2
) 個の 「集 中 材 料 線 要素」〔図一
1 )に よっ て形 成ざ れてい る と考える。
し た がっ て, 断面は m 個の集 中 材 料 点に よっ て 理想 化さ れ, m=
2の場合は, しばしば 等 価サン ドイッチ断 面 とよ ばれ る。
各 要 素の降 伏お よ び除 荷は,
例え ばそ の 線 要 素の ひ ずみ の平 均 値を も とに判 定さ れ る。 また,
材 軸 方 向の弾 塑 性 境 界は要 素 端の み に生じ る もの と す る。部材の モデル化と要素 座標わくを 図
一
1に,
また,
要 素基準座標と要 素 局 所 座 標 (単純梁 柱 型 剛 体 運 動 座 標) と の関係を 図一2
に示す。 図一2
(a)に おい てUa,
Va,
θ。,
U,,
Vbお よび θ, は基準座標で の α,
.
b
両端で の要 素 端 変 位であ り,
以 下ま と めて表 す 場 合にはIDI
を用い る。一
方,
Ua,
θ,,
θ。は正味の変 形 を表すのに必 要な局 所座標変位であり,
ld
}で表さ れる。 また図一
2(b
)にお い て,
Pa,
Qa
,
Ra,
P 。,
Q
,およびR,は,
基 準 座 標で の 要 素 端力
でφ
り,
IPI
で表さ れ る。一
方,
Pg,
Mb,
Ma は,
1
捌に対応す る独 立な 局 所座標力であ り,
ヨρ}で表さ れ る。
なお,L
は変形前の要素長で あ る。
2.
2 曲げ縮み を考 慮し た変 位 関 数 剛 体 運 動 座 標に お け る変 形 前の 要素 材 軸 上の x 位 置 で の x 方 向,y
方 向お よ び回 転 方 向 変 位 成 分をそ れ ぞ れ u(X),
v(x),
θ〔x)とする。 x 方 向変 位 成 分u(コc)は,
材 軸その もの の伸 縮によ るx 方 向 成 分 a{x )と次 式に よっ广
「
IIII
ー
デ
ヰ、
’
‘
孑 丶 窪 需 レ トτ
「
「,
−
:−
し
』
材 の 面 化 部 断 ル 素 デ 喪 モ 集 中 材 料 組 要 妻 初 期 状 態 [01 第 r 要棄 マ「
1 の [ r α r の 悴 Y 素 標 ) 要 座 Yrr 準,
r 第 基 ぴ 聚 要口
第嚠
x.
,
−
x[a]i.
r T卜
L−
f
Ue−
x.
x〔e ] 第n 要 第 且要 素 yfJJ r 図一
1 部 材のモ デル化と要素座標わ く て表さ れ る曲げ変形によ る縮み 駅 砌 と か ら成 る と考え る。・(x)
イ
(
−
i
θ(釣
d
・・一・
……一 ……
… “ } 頑コじ)をx の1
次 式,
y方 向 成 分 v(x)をx の 3次式で表 し,
u(x),
v(x),
θ{x}を ま とめ て表示す る と,
こ こ に,
u(x) v(x> θ(x)一
[
工0 JCφ一
且(コσx3)//2 L2 コ匚φ2−
1(コ;c♂)//21」
0 1− 3x2
/L22
二じ一3x2
/ム]
ala2 α 3…・・
…・
…・
・
……・
・
…一 ・
(2 ) va 丶 xtJJ a3 ( 砺)
ガ 万9
}
5
十 Z エ ガ゜
21
(
」
=
φ 輪)
げ万
.
9一
5 十 げア
32L1(
2一
il
・〈・)一
プ
(
x 3x2 9 x3 卜 τ百
了
7
+5
万
)
at−
x3(
9
−
・f
・謙
・一 …・
・
…
(3b ) と書け る。Ial11
α i α a asl’ は変 位 関 数の末 定 係 数ベ ク
一
bQ [o ] Y.
y X.
x[0 ユ [Y,
0 ] y (a )要 素局所 座標系の変形量 他、θbe 。1
と要 素 基 準座標系で (b) の要 素 端 変ft
iu
α Va θa Ub Vb θb}・
の関 係 図一
2 要 素 基 準 座 標と要 素 局 所座標の 関係 x [UJ Qa 要 素 局 所 座 標 系で の独 立な力IPa
Mb m 。1
と要素 基 準座 標系での要素端力iPa
Qa
Ra P。Q
, Relの関 係一
81
一
N工 工一
Eleotronio Libraryトル であり
,一
般 化 座 標 と呼ば れ る。
φ且(x),
φ、(コσ)が a2 お よ び α3 の関 数である ことに注 意 し て, 増 分を とり,
局 所 座 標の独 立 変 位 増 分に関する表 現 を 求 めると,
次の よ うにな る。
AUa △ θ, Aea一
[
L
φ、(L) φ,(ゐ) 0 1 0 0−
2−
L]
AaiA α: Aai・
…・
…・
…・
・
……・
・
……・
…一
(4a ) ま たは,1Adi
=
[1「
▼
8]}Aal ・
・
・
・
・
・
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(4b ) と書け る。
なお, [rB
]の上添字B
は従 来のFERT
と 異な る内容を 含んでい ること を示して いる。
以下, 上 添 字B
はこ の意 味で用い ら れ てい る。
式 (4) より, 未 定係数増 分ベ ク トルIA
α1
は次式で表すこ と が できる。
ひずみ変位 関 係式 せ ん断 変 形 を無 視し得る もの として, 平 面 保 持 を仮 定 する。
要 素 内の点 (x,
y)で の ひずみ e(コc,
y)は次の よ う に変 位と関係づ けられる。・(x
・
・y)一警
}+壱(
dv
( x)dx
)
2−
・d
護
尹
)tt・
…・
・
・
・
……・
…・
…・
……・
・
…
(8
) これ を増分表 示す る と,
次 式 を得る。
Ae
(副 一d
讐
)+砦
)・
d
謐
コ゜)・
弖(
dA
v(x)dx
)
!一
〆
繁
・
…
・・) 式 (9 )の各 導 関 数 を式 (2)より計 算し,
整 理す ると,
△ e(x
,
y)=
[{B尹17
十(6』十A&/2)iB2
}T一
奪ノIB31T
]IAal
・
………・
……・
……tt
・
…
(10> とな る。 こ こ に,
dv
(x) =・
iB
,IT
ヨal・
…・
…・
……・
…
(lla ) 佑≡ θ(エ)=dx
A・.… (x)
− d
讐
}−
1
・・1
・i
・ ・1
・
…・
・
…・
(1・b
)1
∠Sa};
[1「
fi]『
11∠Sdl・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
t−…
tt
(5) こ こ に,
・r・ ・一
・一
[
1/0L
乃1 γ200
−
2/L−
1/L]
一 一
… ま た,
φ1(L
)2
φ2(L
)1
1
L・ = 百α ・+訂 α ・
L
71=
−
L
十
n 一
φ壬
を
L
含輪
ψ・
・
…・
……
(・・ ,・) であ る。
2,
3IB
?1
= =11
φ1
(X) φ三(x)IT
・
・
…・
…・
・
……・
・
(11c
)1
・21−
{
・1一
移
・・c−
・釜
r
………・
(・・d
)1
・・1
−
1
・一
・詈
・一
・f
]
’・
一・
・
……・
…・
(11
・ )一
82
一
ま た,
・・(・・一
警
L (
1−
・ti
)
・(・1
・
………
(12・ 〉 ・・(・)−d
砦
L
(
2
コじ一3
x2 τ)
・・x)…・
…
(12b ) で あ る。
2.
4 応 力ひずみ関 係 式 各 材 料 点につ い て増分 間の応 力ひずみ関係を次 式で仮 定す る。 △σ(コc,
y)=E
,(x,
y)△e(x,
y)………・
…
(13 )ET
は素材の接 線係 数 であ り弾性お よ び 除荷 応 答時はヤ ング係 数E
に等しい も の と す る。
2.
5 増分型仮想仕 事式と要 素局 所 座標に お け る要素 剛 性 方 程 式 集中材料線要素の各 付 与 断 面 積 をaJ (j
;
1〜
m }, 材 軸か らの 各 線 要 素の ン座 標 を y,としてt 要 素に関 する 増 分 型 仮 想 仕 事 式 を書く と次の よ うに な るa)・
Zl ♪。
{・
Adl
’iApl
+bcrAd
}・ {pl一
激
・・[
∫
乙 蝋 曜 (… ω剛
一
鯊
・’[
∬
・・幅 )・△・(・・ ,y・)…・
f
。 L ・(副 ・鵬 ・司
・
・
……・
……・
(14 ) こ こ に,
dSA
u(x}d2
δ∠」ひ(」じ) δA e* (x,
YJ)=
十佐δム亀一
y, dxdx
’・
一
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
〔15) である。 上 式 左・
辺の [ ] 内は残留 不つ り合い力による 仮 想 仕 事を表し て いる が,
こ こ で は,
増分ス テッ プを 十 分 小さ く と る も の と し て考慮し て い ない。
式 (14 )の仮 想 内 力 仕 事 を以 下の 2項に分けて考え る。
(i
) (ii) ・孵一
毒
・’∬
・・(x・卿 ・(x・・y
・)dx
・噌 ・1一藻
・・∬
蝋 鵬 ・激・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(16a7b
) (i
);式 (16a
)の被 積分関数に式 (13 ), (10 )を代入 す る。 この と き,
式 (10
)中の4
佐の項は増分 ステッ プを十 分に小さ く と る も の と し て無視す る。
ま た,
幾 何 非 線 形 解 析の場 合はE
,が一
定値であ り, 複合非線形解 析であ れば,
要 素 長 を小さ く とる もの とし て,
各 線 素のE7
を一
定であ る と すると,
A
σ(エ,
ωδ4e(x,
・y」)=
Er(x,
y」)Ae
(x,
y,)8A
e(x, YJ}=
E,(y、}泌 α1
『 [8e]IA
α1
…一 ・
…・
………・
(17> こ こ で,
[sB];
iBfHBf
}T+e
.(iBfUB
、} T +IB
,HBM
+ θ呈IB
、I
IB
、r
+yYB 、HB
、匹 創、[({B
倒B
,} アNII-Electronic Library Service
+
IB
,HBfD
+佑(IB
、HB
,F
+IB
、
lIB
、
li
)]・
…・
…・
・
一
・
・
・
・
…t・
・
…・
・
…一
……
(18) と書け る。 し た がっ て,
式 (16a >は次の よ うにな る。
m δW
屮= Σα ,E7
(YJ)髭bAa
} τ [S
『1
△α}一
・
………
(19) 丿=
1 こ こ に,
[SB
]は付 録1のi
)に示さ れ る。
(ii);式 (16b }の被 積 分 関 数に式 (11b )を代入 す る と次 式 を 得る。 σ(x,
・y」)A
e
. crA e.=
σ〔x,
・yi)1
δAa } T [s。]iA
α1
…・
…………一 ・
………
(20 ) こ こ に,
[s,];IB2HB
,IT
・
・
・
・
…
一・
・
・
…
7『
・
・
・
・
・
・
・
・
…
鹽
昌
・
・
・
・
・
…
(21
) で ある。
し たがっ て, 式 (ユ6b )は次の よ うにな る。・wv・
一
∬鶏
・・a(・,
・yJ)1
…IT
[・F]・1
・・ld
・・・
…
『
・
・
…
一
・
一
・
一
・
・
…
P・
…
r・
・
…
P鹽
…
(22) こ こ で,
1
δA
α1
’ [SF]IA
α}は Y∫に 関す る項 を含ま ない こ と か ら,
ノの総 和に関 す る 項 を Nx=
Σコa」σ(コσ,
3ノノ)・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
r・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(23 ) 丿=
1ζ
お くこと がで き,
このN
. は軸 方 向 力 を意 味 する。 要 素 端 力と断 面 力の関係を 図一3
に示す。
図 中の 処 は曲 げモー
メ ン ト,
Qx
は せ ん断力である。
図一
3の 自 由 体 の つ り合い か ら, 式 (23 )の 鑑 は局 所 座 標の 力 Pa,
Mb,
Ma を用いて次の よ う に表さ れ る。
Ma 十Mb sin e』
・
・
・
・
・
・
・
…
…
(24) Nx= P αCOSer−
1 こ こに,
唱
1=L
十Ua・
・
・
・
・
・
・
…
一…
tt
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(25) であ る。
し た がっ て,
式 (24)を式 (22)に代入すると,
・畔
一
f
, L 〔Pa・ ・s ex・q・・i・ e .)随 } ・ [・・]i
・・1
・x;
1
δ△αF
[S
。]IA
α1
…・
・
……・
…・
・
一 ・
…・
…
(26) と な る。 こ こ に,[
S
・]−
XL
〔・・c・s ex・ q・s・n・e.
}[s・]dx
・
(27 ) qb=一
(Ma一
トm ,}/1・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
7・
…
一…
(28> で あ る。 式 (27
)の積分の実 行上,
cos 佐,
sin 砧につ m ・ ア靴
H
臠
『
乂 Pb=−
Pa me + mb qb=
t t‘
L+ コ a 要素端力 と断面 力 の関係 い て級 数 展 開近似を用い る。 採 用 する項 数 を,
曲 げに よ る縮み を 評 価する際と 同 じ く 佐の 2 乗まで と し た と き の [SF]を付 録 1の ii)に示す。 な お,
複 合 非 線 形 解析で要 素 長 を小さ く と る 必要が あ り,
σ(x,
y」)を適 当な代 表 値の σ鰯)で表せ る場 合に は,
式 (26)を 次の よう に表 現す る こ と もで き る。
m δWLm
= Σajσ(y ,)1
祕 α} 7 [S
司恒α髭・
…・
……・
(29 ) 」!
1 こ こ に,
[s
}]は付 録1
のiii
)に示さ れ る。
以 上 より
,
式(
14 )に お け る仮 想 内 力 仕 事は,
ド
δW}詔 δ レ1弓D十 δWLLi〕= =
IOAa
}『[WB
]IAa
}……・
(30
)と な る
。
こ こ で,
δ噌 n を式 (26)で表し た場 合,[
1
ワ8]=
Σ二α,E
,(y,)[ss
]十[SF
}……・
…・
・
∵…
(31) 丿
=
1 と書ける。
式 (30)に式 (5)を代入し, そ れを用い て 式 (14)を表すと,
次式 を得る。1
δ∠」〔li
「1
△P }=
1
δ△dlT
([FA
コ1 )τ [
ws
][1「
s]−
lIAd }・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
tt・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(32) し た がっ て, 要 素 局 所 座 標に おけ る要素剛性 方程式は,
{△P{=
[kS
]1
∠Sdl・
・
一一一・
・
・
・
・
・
…
∴・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(33
) こ こ に,
[hfi
]= ([1−1fi
]−
1)T[ws ][1「
H]1
=
〔h
疂P]十[h
舜]・
…
〔34 ) であrp t[
h
套P]= Σ]a ∫ET(y
丿)([1「
s ]−
1}T[ss ][1−’
s】−
1・
・
・
…
(35 ) ∫
=
1 [k
舜]==
([1「
s]1)「[
SF
][1「
fi]1
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(36) であ る。
な お,
式 (29)を用い た場 合の式 (36)に対 応 す る行列は次式で表せ る。 [ん望]=
Σ】α丿σ(Y」)〔[rB 〕−
1 )T[S
月[rH
]−
1・
・
…
r・
・
(37
) J百
t 式 (27)の [SE
]も 式 (29〕 中の [S
司も,
その 第 1行 お よび第 1列が すべ て0
で あ り , 式 (36
), 式 (37
)の [Fn]−
1 との行 列 演 算 を実 行した結果である [h
#],
[κ岡に は曲 げ縮み の係 数を含まな い。
し た が っ て,
こ れ らの行 列に従 来の FERT のそ れと 同じ であり, 上 添 字B
は削1 除して も構わ ない。
、
1.
な お,
式 (35),
(36)お よ び (37)の剛 性 行 列の内 容 を付 録 2に示 す。 2.
6 要 素 基 準 剛性 方 程 式 a) 要 素 端 変 位 増分に関 する座 標 変 換 要 素 基 準 座 標で の変 位ベ ク トルID
}=IUa
V。
θ 。U
。Vb
θ、IT
と局 所 座 標の変 位ベ ク トルidl
=
IUa
θ。 e.IT
の関 係を考える。
図一
2(a)の幾 何 学 的 関 係か ら,
こ れ ら の 変 位 成 分の 問で次式が成り立つ 。
L
十Uα
=
(Ua− Ub
十L
)COS θπ十〔Va− Vb
)sin θ,ea
=
θa一
θnθ,
=
θ,一
θ,”ttt
”…’
’
’
’
’
’
’
’
’
’
’
”tt”・
・
…
(38a,b
, c)こ こ に
,
一
83
一
v
α一
Vb
・
−t・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(39d ).
e
,=
sin一
匸L
十Ua で あ り,
θ,は要素剛体回転角と呼ばれ る。
式 (38)の 増 分 をとり,
sinAeR
= Aθ ,, cos A eR=
1の近似を 導 入 す る と,
AUa は次 式で表さ れ る。Au
。
=
1
−
〔Ua−
U,+L
)sin θ、+(Va− Vb
)COSe
,i
△ θ、十(
AUa − AI
/b)COS θ,十(ムVa−
A Vb)sin θ,
=
(AUa − AUb
)COS θ,十(△Va− AVb
)sin θ,
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
tS・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(40 ) 上 式の1
}内は図一2
(a)の幾何 学的 関 係か らoと なっ てい る。 ま た,
式 (38b,
c)よ り,Aea
,Ae
,の表 現を 求め,
そ れ らを ま と め る と次 式を得る。
α…
目”
ー
010
8一
〇 〇…
C00
…
( UOl−
011 800 R θ cOO △ー
=
魂 口 こ こに,
c
=
cos θ,ロs
=
sin θガ・
……・
…,
…
…
(42 a.
b
) で あ る。
次に,
式 (39d
) を(
L
十Ua)sin θ.=
Va−
V,……・
…………・
…・
(43 ) と書き換え,
その増分か ら, Aθ,につ い て次の表 現を 得る。 な お,
こ こで式 (24)よ り1=
L十 Ua と おいた。 AVa− AV
,− AUaS
A&=
=lc
十
・ c ・ ・一
・ ・脚 }・
…・
…・
(44) 式 (44}を式 (41)に代 入し,
整 理す る と,
次の変位に 関す る 座標 変 換 式 を得る。
i
∠Ld }=
[T ]1
△P卜・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
く45 ) こ こ に
,
唾
;
に
ill
i
三
襯
1
]
・
一一・
・
・
・
・
…
(46) である。
[T ]を要 素 拡 大 回 転 行 列と呼ぶ。 b )要素端 力 増 分に関す る座 標 変 換次に, 図
一
2(b
>の要 素 端 力ベ ク トルIPI
=
IPa
Qa
Ra
P。Q
, R』1
「 と局 所 座 標の 力lpl
=
・
lp
。
Mb m 討T の 関係を 考え る。
「増 分 前の 力」と 「増 分 変 位 」の 間に反傾法 則 (Contragradient Law )が成 立す るこ と か ら3)・
4 ) , 次の よ うに書け る。
Ipi
=
[T]『lpl
・
・
・
…
7・
・
・
・
・
・
…
7r・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
7P・
…
7
(47> 式 (47) を 増 分 表 示 する と,
IAP
「=
[T
]7 }∠LP}十[∠LT
]T{ρ}・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(48 ) とな る。
上 式の右辺第 2項[AT ]’lpl
を さ らに変換す る と次 式 を得る。一
84
一
[AT
]T {pl=fi
/lf
,/‘ 0−
fi
/Z
一
ゐ/10
ft
/l
f3
/‘ 0一
五/‘一
ゐ/’ 0 00
0
−
f
]/1
−
f2
/ε0
−
ft
/1
−
fs
/1 00
0
0
乾 %8
。 脇 玲 軌 ム ム ム ム ム ム0
0
0f
,/l
f
,/1
0
f
,/1
fs
ノ‘0
0 00
≡≡[KFa]IAI
)1
・
・
∴・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(49) ここ に
,
fi
=
siPa十2scqb・
・
・
・
…
一・
・
・
・
・
・
…
f
,=−
scp α十(S !−
ct )qb・
・
…・
………・
・
fs
=
c2P.−
2scq 、”・
・
一 ・
・
……・
一 ”’
で あ る。
し たが っ て,
式 (48)は,
1
△P
}=
[T
]7幽 }+[κ。clIAD
卜………・
7
と書ける。
c) 要 素 基 準 剛性 方 程 式・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(50a )・
…
(50b )・
…・
(50c
)・
・
・
・
・
…
(51) 式 (51)に式 (33
),
(45 )を代入 する と, 次の基 準座 標の要 素 剛 性 方 程 式を得る。
IAP
}=
[Ka]IADI
・
……・
……・
……・
……・
…・
…
(52)こ こ に,
[
Kc
]=
[T
]T[hB
][T
]十[KFa
]・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
…
(53) であ る
。
2,
7 要 素の自 動 分 割 本 解 析 法で は,
図一4
に示す よ うに変 形 が 進 むにつ れ て要 素を自動 的に分割さ せ る方 式 をとる。
分 割の指 令は 例え ば母 要 素 (分 割前の要 素 )の端 部の ひずみが降 伏ひ ずみ の あ る割 合に達し たと きに下 され る。分割に際して, 母要 素の情 報が分 割された各 要 素の情報に正 し く変 換さ れ る必要が あ る。 単 純は り柱 有限 要 素 を 採 用 する場合の罫
t
=
IIII
;;
1
;
;
1
;
;
:
::
:
7
母 要 素 (弾 性要 素 )/ ひず み硬 化 域
Ll
:
ll
:
;:
IZIInz7
ひ ず み 硬化 域旗
除荷 域 図一
4 要 素の 自動 分 割とひず み硬 化域 の 進 展 〔サンド イッチ断 面 材の場 合 }NII-Electronic Library Service 変 位関係の情報
変
換につ い て は, 文 献6い5)を参照さ れ た い。
以 下
,
部 材剛性行 列は,FERT
の主要な特徴の一
っ で あ る伝達行 列法 を用い て得られ,系 全体の剛 性 行 列は,
通常の 剛 性 行 列 法の手 順に従っ て作 成さ れ る。 これ らの 点につ.
い ては,
例え ば,
文 献3L4L ]s) に詳しい。 §3.
数 値 解 析 例幾何非線 形 問 題に対 する精 度 検 証 例 題と して
,KQn −
doh ・Atluri
が文献tg ,で取り上げて いる ものの う ちの 3 例 を選定し た。一
つ は,
いわ ゆるエ ラ スチカ曲 線の追跡 で あり, 残りは, 勾配の異な る二 つ の三角ラー
メ ンで あ る。 二 つの 三 角ラー
メ ン につ いて は,
材 料を図一
5のバ イリニ ア応 力ひずみ関係に従 う と した場 合の解 析 結 果も Ptす。 な お,
部 材 断 面はすべ て等価サ ン ドイッチ断 面に モ デル化して い る。
幾 何 非線形問題 を扱う場 合の等 価 サ ン ドイッ チ断 面 近 似は妥半
で あ るh「,
複 合 非 線 形問題で は,
塑 性 域の分 布 状況 が挙 動に影 響を濠
ぽすの で, 断 面 形 状に よっ ては サン ドイッチ 近似では不
十 分とな ること も あ る。
し た がっ て,
こ こで の複 合 非 線 形 問 題は 2個の 断面材料点を有す る もの の挙 動の解 析で あることに注 意凵
α
≧ O.
甸頃
.
N O.
N n『
冖
夢
0,
尸
σ σ t己n−
kH・
E y.
’
tarlE ε一
σ y H=
O.
O]’
図一
5 バ イリニ ア応力ひずみ闕 係 頃.
O,
O ・・…酬
ll
:
:
8
FE・鴫
二
.
一一
一
FERT δH・
観
髭
) 棄 要 2 ( TREF F一
素 T 要 RlE 〔 F/
丿
’ ,,
/
) ) T 素 素 R 要 賈 じ E82F ( ( 、澎
ろ
ノ
一
〕 ) ) T 嚢 素 棄 R 要 要 要 E248い
睡
−「
A=
0。
48cm2 r=
0.
OS56cmU L詈
亅OOcm E=
2100ton/c頃2 e/L=
0,
0001 0.
1 0.
2 D.
3 0.
41
erF
し込
・
彗
0.
5 fiHIL 0.
0.
2 0.
4 0.
6 0.
8 亅、
0 δV!L 図一
6 単 純はり柱の弾 性 座 屈 後 挙 動 されたい。
また, 解 法は すべ て変位増 分 法 ZZ)・
9)によ っ た。 3.
1 単 純は り柱の弾性座 屈後挙動 典 型 的な幾 何非線形問題 と して図一
6中に示す単 純は り柱の弾 性 座 屈後挙 動を示す。 図 中に示したA
は断 面 積,1
は断 面2 次モー
メ ン ト,
E はヤング係 数である (以 下の図におい て も 同 様)。
比較 対 象とした理 論 解は荷 重 偏心 0, 軸その も のの縮みの ないエ ラ スチカ曲 線 231 で あ る。
こ の例 題に お け る部材断 面諸量は,
文献19)の もの と 異な り,
以 前に筆 者 等が文 献6)・
η で 採 用 し た もの である。
荷 重の偏 心 量は文 献19 )で は部 材 長の1
/1000
で あ る が,
こ こ では 1/10000 とし て解析 を行っ た。
図一
6の横軸は頂 部の 鉛 直 変 位 δ,お よ び 中央の横た わ み δH を部 材 長L
で無 次 元 化し たもの であり, 縦 軸は 鉛直荷 重P
を オイラー
の座 屈 荷 重 Pεで無 次 元 化し た も の である。FERT −B
に ょ る結 果の うち横た わ み δ”に関 す る曲線を実線で,
頂 部の鉛 直 変 位 δ,に関す る も の を一
点鎖線で示す 。 ま た,
従 来のFERT
に よる横たわ』
み δ。
に関す る曲線を破線で表す。
図中 ○ 印,
口 印は理論 解に よ る もの で あ る。 大た わみ領 域 まで十 分な精 度 を得 る に は,FERT
で は20
以上の要 素 数が必 要で あるが,
FERT −B
で は 4 要 素 で十 分 で あ るこ と が わ か る。
FERT −B
の 2要 素の曲線は,
剛 性 行 列を微 分 方 程 式 解 か ら作 成す る Kondoh・Atluri
に よ る も の19)と ほ ぼ同 精 度で ある こと が,
その文 献 を参照 す ることで理解さ れ る であ ろ う。1要 素の場 合の座 屈 荷 重
憧
は,
式 (34 )の剛性 行 列に お け る変位 関 数の た わ み成 分に関 する係 数 α,,
a3 を0と お き,
その行列 式の値を 0と する ことで求め られ, そ の 値は12E
∬/L2
と な る。 これ は図丁
6の FERT−B
の 1.
O」
.
Oり
{
ρ
こ 巳,
O 旧.
O 可 9.
ON.
O尸
,
O ’ ) 素 要 5T 材 R 部 ELF ( 唱 町 陀 ’ 厂 ’ ’ ’ ’ ” 舳゜
川 r 欣 『 m ぬ 肝 11 陀 幽曹
,
’ ’ ’ ’ ’ ’ノ
’ノ , ’ × , 躰
劇
濃
諾
卜 部曹
X O ノ 〆 ノ ’ ! ノ 客 / /!
ノ
ノ
!
’
!
’
) 素 要 2T 材 R 部 E 匸 勦 .’
入
F 〔 賈’
T 彬\
義
、
路
丶
、
丶
、
、
F ( こ 棄 綮 B 要 要量 2T 封 材 B 部 部 E 且 lF ( (
阜
ρ
、
’’
’
! , ’ ’ ) 素 B 要5T 賜 R 部 ElF ( ∠ 。
禦
, 歪゜’
243c’”) 匸ヨ
1.
03 x IO孔〔1b/in21e
O 385Cin } 一 O.
O.
1 0.
2 0,
3 0.
4 0.
5 0,
5 0.
7 δ“n) 図一
7 非 常に 浅い 三角ラー
メ ン の弾 性 座 屈 後 挙 動一
85
一
N工 工一
Eleotronio Library要 素の座屈値に対 応している
。
1要素で は本有 限要 素モ デル の性 能 上, 座屈荷重 値を高く見積も ること に な る。 しか し, 2 要素 以 上にな れば,
剛体運動座標の効果も加 わ り,
精度が飛 躍的に向 上す るこ と が わ か る。
3.
2 非 常に浅い三角ラー
メ ンの座 屈後挙 動 図一
7中に示す非 常に ライズの 小さい 2 部材か ら な る 三角ラー
メ ンを 解 析する。 こ の ラー
メ ンはWMiams
に よる文tu17
)で 扱われた もの であり,
その後多くの解 析 法 研究者に ベ ンチマー
ク テス トと して採 用さ れて い る。 な お,
図一
7 中の三角ラー
メ ンはライ ズの み を10倍し て 描い てあ る。 a >幾何非線形 問題一
図一7
に , 材料を線 形 弾 性と した場 合のFERT
お よびFERT −B
によ る荷 重P
と中 央の鉛直変 位δの関係を示す。FERT
にょる曲線は破 線で,FERT −B
にょ る曲線は実線で示し て あ る。 図中 ×印はWllliams
の実験結果】7) を,
○ 印はKondoh ・
Atluri
によ る もの で 1 部材を1
要素と し た解 析 結 果’9 )e
示 し て い る。FERT −B
に よ る曲線は,
要素数に関す る 収 束 性が よ く,
Kondoh・
Atluriの もの と 同様 1部 材を1
要 素と し た も の で も 十分な精度を得ている と言える。
し か し, 従来のFERT
に よる もの で は 1部 材 を5要 素 程 度に分割する必要がある。
b
) 複 合 非 線 形 問 題一
図一8
は,
降 伏 応 力 ay を5 OOO
lb
/inzお よ び 10OOO
lb
/in2と し た と きのFERT −B
による解析結 果を示して いる。
解 析では2.
7節の 自動 分 割 を 採 用し,
分割指令は母要素 (初め は部材その もの) の両 端の 上 あ るいは下の フ ランジの ひずみ が降 伏ひずみ の 80% に達 し た時 点で 下 され て い る。
a. = 10 OOOib
/inZにっ い て は,.
分割後の子 要素長を部材長の 1/5,
1/10,1/20お よ び 1/40 と した場合の結
果を示 し た。
δ;
O,
7in で子 要素 長が部材長の 1/5の もの はすべ て,
1/10で は両側そ れ ぞ れ 3個,1
/20,
1/40で は両 側そ れ ぞ れ 5,10個が子 要 素になっ て い る。
ay=
50001b /in2に つ い て は,
分 割 後の子要素長 を部 材 長の 1/20とした場 合の結 果を示し た。
ま た,
図 中に は a,=
100eOlb/in2,
子 要 素長 が 部 材長の 1/20の曲 線の折 点 直後の 塑性 域の 状 況も示し た。
な お, こ の変 形 図 もラー
メ ン の ライズお よび 鉛 直 変 位 を10倍に し て描い てあ る。3.3
三角ラー
メ ンの座屈後 挙 動 9 室 鞭囗
一
三 , O冖
co の 貯 N 素 〕 棗 ) 素 〕 索 ) 葉) 素 ) 素 〕 素, in ) ) nり o O.
1.
0 2.
0 3,
0 4.
O δ伽 )’
図一
一
9 三角ラー
メ ン の弾 性 座 屈 後 挙 動 O卜
.
Oり
(
ヨ ご 8 O す O冖
ON 旱 20 00.
0.
1 0.
2 0.
3 0.
4 0.
5 0.
6 0,
ア δ伽 } 図一
8 非 常に浅い 三角ラー
メ ン の弾 塑 性 座 屈 後 挙 動 ON.
oコ P〔
潤
Cα
O[
サ
冖
N冖
ヨ 仭 ゆ首
創
00 0 ¢ 0 0.
1.
0 2.
0 3.
0 4.
0 6“n}’
図一
10 三角ラニ メン の弾塑性座 屈後挙 動一 86 一
NII-Electronic Library Service 図
一
9中に示す2 部材か ら な る 三角ラー
メンを解析す る。
こ の ラー
メ ンはBritvec・Chilver
に よ る文 献241で 扱わ れ たもの で,非対称分岐の問 題と して知 られて い る。 a) 幾 何 非 線 形 問 題一
図一9
に , e の違いに よ る2
つ の 変 形モー
ドにつ い て,
荷 重P
と節点の 鉛直変位δ の関係を示す。
実線はFERT −B
によ る もの であ り,
破 線はFERT
に よ る もので あ る。
口,
■ 印はBritvec・
Chilver
の 実 験 結 果z4} を,
○,
● 印はKondoh ・Atluri
に よる もの で 1 部材を 1 要素と し た解析 結果19♪を示して い る。 また,一
点 鎖 線はBritvec
の理 論 解25)を示 し てい る。
こ の問 題で は,
ほ ぼ妥 当な分 岐 点 荷 重 を得るの に FERT−
B で も 2要 素 以上必 要である。
こ れ は 3.
1節の 座 屈 荷 重 値が高かっ た こ と と対 応 して い る。 FERT−
B の 4要素と8
要素の 2つ の曲 線はほ ぼ重なっ て お り,
4 要 素 で収 束 してい る といえ る。一
方,
従 来の FERT で は, 1 部材を 40 要素に分割したもの が,FERT −B
の 4 要素の曲線と ほ ぼ一
致す る。
b
) 複合 非線形 問 題一
図一
ユ0は,
降 伏応 力 qyを 300001b /in2
と し た と きのFERT −
B に よ る解 析 結 果を 示し てい る。
解析は最初1
部材を4
つ の母 要素か ら な る と し て 始 め,
降 伏ひず みの 80% で 自動 分 割を行っ た。 図に は子 要 素長 を部材長の 1/20,
1/40と した と きの結 果 を 示し た。
ま た,
図中に子要素長 1/40
の δ需2.oin
の とき の変 形お よび塑 性 域の状況 を 示ず。
部 材に沿っ た 数 値は, そ の区間の要素 数を示し ている。
幾 何 非 線 形 問 題に関し,
図一
7の問 題で は 1要 素で十 分であっ た の に対し, 図一
6, 図一
9の問題 では 2要素 以 上 必要であっ た。 前 者は曲 げが支 配 的な飛び移り問 題 で あ り,
後 者は分 岐 点 問 題で ある。FERT −B
の 剛性 行 列の性能 上,
前 述し た よう に,
1要 素で は分 岐 点 荷 重を 必ずし も 正確に と ら え ることは できな い。
し か し,
乏要 素にす る だけで精 度 を飛 躍 的に向 上 させる こと が 可 能で ある。
§4.
結 び 本 論 文では,
曲 げ変 形に伴う軸 方 向縮みを考 慮し た変 位 関 数を新た に提 案し,
こ れを用い た一
次元複 合 非 線 形 有 限 要素法 (FERT−
B)の定式化 過 程を示し た。
次に,FERT −B
に よ る幾 何 非 線 形 問 題の解 析 例を示し,
従 来 の 曲 げ 縮み連 成を考慮 し ない変 位 関 数で定 式 化さ れた FERT に ょる結果,
な らび に解 析 解 を 用い て剛性行 列 を誘 導 し幾 何 非 線 形 問 題に は非 常に良い精 度を有す る Kondoh・Atluri
の方 法による結 果]9〕 との比 較 を 行っ た。
’
さら に,
部 材がか な り の大 変 形 を被っ た後, 材 料の降 伏 が生 じるよ うな問題 をFERT−B
を用い て解析し た結 果 を示し た。 以 上よ り,FERT −B
に関し て次の結論を得た二 (1
) 変 位関 数の曲げ縮み連成項を導入するこ とに よっ て, 幾何非 線 形解析の精 度は同一
要 素数のFERT
に比して飛 躍 的に向 上す る。
(2)FERT −B
は材料非 線 形 を 含む複 合 非線形問 題 の解析に も適 用 可 能で ある。 特に, 幾 何 非線形 性の強い 問 題では, 要素自動分割機 能と の連 携で効率の よい計算 が可 能 となる。
(3 )FERT
とFERT −
B で は,
数 値 計 算 プロ グ ラ ム上での変数の数は, まっ た く変わ ら ない。 謝 辞 本解析プロ グラム の試計算時に は,
佐 藤正 巳氏 (現熊 谷 組)の協 力を得た。
ま た, 本 論文掲載の 図の作成で は 京 都工芸 繊 維 大 学 院 生 関 井 徹,
西 村 督 両 氏の協 力 を 得た。
こ こ に記し て,
感 謝の意 を表す。
また,
本 解 析 法 の原プロ グラム で あるFERT の開 発にあたっ て, 京 都 大 学 中 村 恒 善 教 授を は じめ,
§1.
で引 用した文 献の著 者 の方々 に多大の御 助 力 を得た。
こ こ に深 甚の謝 意 を表す。
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