0
重 要
保 存 版
若葉台第7住宅管理組合 組合員の皆様へ
管理費等の見直しに
ついて~その1
平成 26 年 10 月版
若葉台第7住宅管理組合理事会・顧問会 編
私たちの管理費について
考えてみませんか?
1
はじめに
平成 26 年5月 11 日に開催された、第7住宅管理組合第 31 回通常総会において、 第7住宅管理組合としては、27年度に「管理費等の値上げ」の検討を活動計画として 挙げました(総会議案書 27 ページ)。 平成26年の4月から消費税が8%となり、27年10月以降は 10%までの値上げ も予想されています。加えて、皆さんのご家庭でも実感されているかと思いますが、電 気料金の値上げが管理費を圧迫してきています。また築30年が経過して、管理組合の 什器備品等の経年劣化も進んでいます。 第7住宅管理組合では、ここ12年の間、管理費や修繕積立金をできるだけ値上げし ないよう努力をしてきました。管理費の値上げを回避するため、平成23年から3年間 の限定で修繕積立金から管理費への繰り入れも行い、何とか値上げをしないよう努力を してきたつもりです。 しかし、この消費増税やさまざまな使用料の値上げ、物価の変動、経年劣化、さらに 東日本大震災での経験をふまえて管理組合としての防災体制を整える必要性も迫って きています。 これらのことから、26年度は値上げの検討、そして27年度は管理費等の値
上げが必至となっています。
もちろん、誰だって値上げは歓迎できるものではありません。管理組合の役員も組合 員の一員ですから、当然値上げはしたくない、してほしくないと思っています。 しかし、30 年前と今とでは若葉台団地を取り巻く環境、社会情勢の変化、そし
て住民の高齢化など、あらゆることが変わっています。
30 年を経て、私たち住民の側も「変わらなければいけない」「考えなければいけな い」ことが今後もっと増えてくると思います。 この冊子は、第7住宅管理組合の管理費等がどのように決められ、何に使われている のかから始まって、今なぜ値上げが必要なのか、また今後高齢化マンションがどうなっ ていくのか・・・などを、できるだけわかりやすくまとめたものです。10月と11月 の2回にわたって発行する予定です。 これを読んでいただき、皆さんが毎月納めている管理費等について、また管理組合の 今後について、10 年後、20 年後、30 年後の第7住宅管理組合のことを組合員みん なで考えていただきたいと思っています。素人が作ったものですので至らない点はある かと思いますが、質問や意見がありましたら棟の管理組合理事を通じて、どうぞお寄せ ください。 みなさんと一緒に考え、検討していきたいと管理組合は考えています。2
毎月私たちが管理組合に支払っているお金を知ろう!
現在、若葉台第7住宅管理組合では「管理費等」として毎月 22,500 円を組合員の 皆様に納入していただいています。この「管理費等」の内訳は、 (1)管理費 9,400 円(2)修繕積立金 13,000 円(3)組合費 100 円 となっています。では、それぞれのお金は何に使われているのでしょうか。簡単におさ らいしてみましょう。 規約 第27条(管理費) 管理費は、次の各号に掲げる通常の管理に要する経費に充当する。 (1)管理員人件費 (2)公租公課 (3)共用設備の保守維持費及び運転費 (4)備品費、通信費その他の事務費 (5)共用部分等に係る火災保険料その他の損害保険料 (6)経常的な補修費 (7)清掃費、消毒費及びごみ処理費 (8)委託業務費 (9)専門的知識を有する者の活用に要する費用 (10)地域コミュニティにも配慮した居住者間のコミュニティ形成に要する費用 (11)防災、防犯に関する費用 (12)CATV基本利用料 (13)その他土地及び共用部分等の通常の管理に要する費用 第28条(修繕積立金) 管理組合は、各団地建物所有者が納入する修繕積立金を積み立てるものとする。 (以下省略) 第29条(組合費) 組合費は、次の各号に掲げる管理組合の運営に要する経費に充当する。 (1)会議費 (2)広報及び連絡業務に要する費用 (3)役員活動費 (4)その他管理組合の運営に要する費用管理費ってなんだろう?
管理費は、共用部分の光熱費や清掃費、エレベーターなどの管理のために使われるお 金を確保するためのものです。 では「共用部分」とは、どこを指すでしょうか。 区分所有法では、一棟の建物を区分して所有する場合に、個人で所有できる部分と、 所有者全員で共有する部分があり、それぞれの所有関係を定めています。 管理費+修繕積立金 +組合費3 第7住宅管理組合全体の「土地」と「建物」が 「自分のもの」と「組合員全員のもの」に分けられているということです。 自分のもの=専有部分(居室) 組合員全員のもの=共用部分 建物の躯体そのもの、エントランス、廊下、エレベーター、電気設備、給水排水設備、 植栽、案内板等に至るまでマンションの大切な部分は共用部分が占めています。 ちなみに、管理組合は、まずこの共用部分を維持管理することが大切な業務です。 ◎管理費の負担について ①管理費等の納入義務(規約第25条) ②管理費等の額については、各団地建物所有者の共用部分の共有持分に応じて 算出される(第25条第2項) ※第7住宅管理組合の場合は、共有持分は420分の1です。 ◎管理費の計算方法(例) ①年間管理費の決め方(一般的な管理費の試算方法の一例) (支出額の合計額-管理費以外の収入)÷総専有面積(㎡)×各戸の専有面積(㎡) この計算方法でいくと、第7住宅管理組合の場合は・・・ 26 年度一般会計支出(一般管理費+組合費)予算 47,880,000 円(①) 雑収入・使用料収入 1,350,000 円(②) ①―②=46,530,000 円 46,530,000÷総専有面積 36,096.322=1,289 円(年間の㎡当たり管理費) 1,289 円×86 ㎡(専有面積の平均)=110,854 円(年間の1戸当たり管理費) 110,854 円÷12 ヶ月= 9,237.8 円/月 というわけで一般的な管理費の試算方法と実際の管理費+組合費(9,500 円)とは、 さほど違いはありません。もちろん単純計算ですし、あくまでも計算方法の一例なので、 これが正解というわけではありません。マンションの立地や規模、築年数、施設等によ っても管理費は変わります。さらに今後は、消費税アップや電気基本料金の値上げが続 くこと、また経年劣化・防災対策費等による管理費負担は、増えることが考えられます。 <管理費> 共用部分の電気代、水道代、清掃費、エレベー ターや防犯・防災設備等の管理の他、電球代や 小規模の修理、保険料、植栽の剪定、管理組合 の備品費や通信費などなどに使われています
4 ◎支出の主な内訳(総会議案書より) 現在、管理費から支出されている主なものは以下の通りです。 共用部分の水道光熱費 電気、水道、ガス使用料・・・年間約 750 万円 管理委託料(委託業務費)管理会社(まちづくりセンター)に支払う費用 ・・・年間約 570 万円 管理員人件費・・・年間約 250 万円 共用部分の保険料 火災保険料、賠償責任保険、施設所有者賠償責任保険料 ・・・年間約 120 万円 共用部分の維持管理費 共益費・・・年間約 2260 万円 補修費(小さな修繕)・・・年間約 160 万円 その他経費・・・年間合計約 890 万円 等があり、共用部分の管理等については、ざっくり計算して年間約 5,000 万円を管 理費から支出することになります。 ◎管理委託料とは まちづくりセンターが代行している業務に対して支払う料金です。総会議案書では 「管理費内訳」の「事務管理業務費」欄にあたる部分です。 まちづくりセンターの主な業務は、 ①事務管理業務費(出納・会計、運営サポート) ②コンサルティング業務(管理組合の相談受付、大規模修繕計画の提案など) ③管理員業務のサポート 第7住宅管理組合は、若葉台まちづくりセンターに管理業務の一部を委託しています。 まちづくりセンターが管理組合のためにどのような業務を行っているかは、後ほど・・・。
若葉台団地の管理組合の管理費・修繕積立金は?
参考までに、若葉台の他の管理組合の管理費等を掲載します。 第1住宅管理組合(662戸) ※662戸すべて同じ金額 管理費 8,000 円・修繕積立金 13,780 円・組合費 220 円 総額 22,000 円 第8住宅管理組合(474 戸)※474戸すべて同じ金額 管理費 8,750 円・修繕積立金 12,000 円・組合費 250 円 総額 21,000 円 第 15 住宅管理組合(306 戸) ※部屋のタイプ別(面積等)で価格が異なる Dタイプ管理費 14,400 円・修繕積立金 7,700 円・組合費 400 円(92 戸) 総額 22,500 円 第7は管理費 9,400 円・修繕積立金 13,000 円・組合費 100 円総額 22,500 円 総戸数や専有面積、共用部分の面積、エレベーターの台数、委託業務範囲等が管理組 合ごとに違うので簡単に比べることはできませんが、若葉台全体で見ても決して高いわ5 けではないことがわかります。管理費がこの価格に改定されたのが平成14年でした。 以来12年の間、トータル金額での値上げはしていません。
管理費や修繕積立金は安ければいい?・・・わけではありません!
自分が住んでいる若葉台第7住宅の管理費と修繕積立金の金額を聞かれたら、ほとん どの人は答えられると思います。けれど、この金額って他のマンションと比べて高い の? 安いの? と聞かれたらどうでしょうか。 不動産経済研究所が首都圏の分譲マンションを対象に調査・公表したデータによると、 以下の通りとなっています。 規模別 1平方メートルあたりの管理費の金額 (単位:円)戸数規模
2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年
49 戸以下 224.15 235.75 244.07 256.48 234.55 50~99 戸 194.64 196.30 202.42 210.76 201.84 100~299 戸 204.65 205.95 197.91 204.61 203.96 300~499 戸 213.03 209.24 229.13 208.67 231.81 500~999 戸 208.05 231.24 206.93 234.23 227.11 1000 戸以上 361.71 331.51 276.09 311.44 260.01 全戸数の平均 211.32 215.91 213.54 223.72 216.43 規模別 1平方メートルあたりの管理費の金額 (単位:円)戸数規模
2007 年 2008 年 2009 年 2010 年 2011 年
5階以下 225.29 236.13 239.92 227.15 221.64 6~9階 201.41 199.93 199.77 208.97 204.91 10 階~19 階 189.70 196.66 196.05 204.03 199.60 20 階~39 階 286.29 261.46 292.90 293.16 279.78 40 階~59 階 292.27 348.85 263.50 305.74 340.93 全階数の平均 211.32 215.91 216.54 223.72 216.43 参考までに、2001年1月~2011年3月までの三大都市 圏における占有面積30㎡以上の新築マンションの管理費等の 推移は、以下の通りです。管理費は 10 年前から 20%以上も上 昇。また新築の場合、最初の 10 年くらいは修繕積立金を低く抑 える傾向がありますが、それでも管理費と修繕積立金の合計が 2 万円を超えています。 管理費 15,324 円(219 円/㎡)10 年前の 21%UP 修繕積立金 6,320 円(90 円/㎡)10 年前の 15%UP6 さらに駅からの距離によっても管理費の相場は変わります。駅から徒歩5分以内だと 1㎡あたり約 240 円、若葉台のようにバス便だと1㎡あたり 186 円くらいが相場。 先ほどの「戸数」「階数」「駅からの距離」の1㎡あたりの管理費相場(2011 年) をもとに、全部で420戸、階数は一番高いところで14階、そしてバス便の数値を平 均化すると1㎡あたりの管理費は約205.8円となります。第7住宅管理組合の各戸 の平均㎡を 86 ㎡とすると、
計算上は約17,698円が、規模と駅からの距離
で算出した、若葉台第7住宅管理組合の管理費の金額となります。
さて、現状の管理費+組合費は 9,500 円。この計算に対してはとても安く感じます。 が、実際の管理費とこの調査データが一致するのが適正、というわけでもありません。 データはあくまでも平均値なので、すべてのマンションに当てはまるわけではないから です。単純な計算だけでは、管理費の適正価格は図れないのも事実です。3ページの計 算方法で算出した管理費の一般的な金額(9,236.4 円)も、あくまで「一般的な計算」 ですので、そのマンションの規模や築年数、管理状態、設備によって当然変わっ
てきます。
そこで、管理サービスの中身を改めてみてみることが重要になります。管理の質に見合った「対価」が管理費の金額
であることが理想的です。管理サービスと管理委託費
さて、管理費の相場や管理費の計算方法はわかっていただけたでしょうか。大切なの は、第7住宅の管理が現在の管理費に見合ったものかどうか、ということです。 若葉台団地は、基本的に組合員による「自主管理」を行っていますが、管理組合役員 だけではすべてを行うことはなかなかできません。そこで、若葉台まちづくりセンター と「業務委託契約」を結んで、日々の業務を手伝ってもらっています。 管理業務と委託費は、次のようなものがあります。 1.事務管理業務費 2.管理員業務費 3.建物・設備管理業務費 4.工事監理業務費 この管理業務委託費というのも、また簡単に他のマンションと 比べることは難しいものです。なぜでしょうか? 1.サービス内容や設備がマンションによって違う 2.毎月の管理委託費の中に、建物・設備点検費を加える管理会社と加えない管理 会社とがある つまり、管理業務委託費の総額だけを比べても、その業務委託費が適正かどう
かはわからない
のです。では、まちづくりセンターの管理はどうでしょう?7
まちづくりセンターに管理業務を委託するメリットは?
第7住宅管理組合だけではなく、若葉台のすべての管理組合が、若葉台まちづくりセ ンターと業務委託契約を結んでいます。まちづくりセンターは、マンションの「管理会 社」の役割を果たしていることになります。 通常の、特に新築に近い分譲マンションは、管理会社が日常 の業務をほとんど行い、管理組合理事は月に一度の理事会、年 に一度の総会に出席すればOKという場合も多いようです。 第7住宅管理組合は、基本的に日々の業務は自分たちで行う 「自主管理」の原則に則って運営しています。けれど、16人の理事・監事だけでは限 界があるのも事実。そこで、まちづくりセンターにいろいろと手伝ってもらっています。 まちづくりセンターの担当者が日々行っていることは、目には見えにくいものですが、 若葉台の中にセンターがあるおかげで、管理組合役員だけではなく私たち住民も助かっ ている部分が多くあります。 ①対応が早い 共用部分の照明が切れた時の電球交換作業や、居住者から要請されたリフォーム工事 などの所見作成などは無償で行っています。共用部分に害虫が出た! などという場合 も、駆除や巣の撤去はすばやく対応してくれています。 ②細かい部分まで助けてくれる 月に1回行われている管理組合理事会にセンターの担当者が出席して、センターから の報告をはじめ、理事会で検討していることへのアドバイスなどもしてくれます。また、 民間の管理会社なら有償で対応する業務や管理会社の業務ではない、と断られるような ことまで、時にはフォローしてくれます。 ③若葉台全体のことを一番知っている 若葉台には15の管理組合があります。まちづくりセンターは若葉台を一括管理して いるので、他の管理組合の動向を知ることもできますし、管理組合協議会や専門委員会 の事務局としての対応(資料準備や議事録作成)も行っています。また、事務的なこと だけではなく、夏まつりや防災訓練への協力も行っています。いってみれば、若葉台の 現状を一番知っているのかもしれません。まちづくりセンターのフォローは、管理組合 の「地味だけど大切な裏方」的な作業です。 管理組合理事を経験してみるとよくわかるのですが、日々起こ る小さなことから、大規模修繕計画等の大きなことまで、まちづ くりセンターのバックアップは欠かせません。これらを管理組合 の役員だけですべてやろうとしても、とても無理です。8
マンションの築年数と管理費との関係
さて、次に管理費と築年数の関連についてですが、 だいたい築 10 年~20 年くらいまでは管理費と修繕積立金の合計が 15,000 円~ 25,000 円程度、これが築 30 年を超えるマンションになると、合計 30,000~ 40,000 円程度になります。築30年も経っているのに、なぜ安くならないの?
と思いますか? 人間で考えてみましょう。 年齢を重ねれば、身体も無理がきかなくなり、ケガや持病も出てくるかもしれません。 若い頃は、何もしなくてもひと晩眠ればスッキリ元気だったのですが・・・、 30 年経った今は、回復するためには休養する時間も、薬も、 お金もかかります。今の生活を維持するために、時には手術だ って必要になるかもしれません。 だからといって、むやみに薬を出したり必要のない高い治療 を行うのは論外ですが、私たちの街の住宅や環境を今の状態で
維持していくだけでも手間がかかる
、ということはわかっていただけるでしょうか。組合費はこんなことに使われている
第7住宅管理組合の「組合費」は、月 100 円。 年間にして 100 円×420 戸×12 ヶ月で約 500,000 円となります。 では組合費は何に使われているのでしょうか。これも管理規約に書いてあります。 第29条(組合費) 組合費は、次の各号に掲げる管理組合の運営に要する経費に充当する。 (1)会議費 (2)広報及び連絡業務に要する費用 (3)役員活動費 (4)その他管理組合の運営に要する費用 管理費は、共用部分に関することに使われます。 組合費は、管理組合の運営のために使われます。 具体的には、総会議案書の印刷製本費、広報の印刷費、各種資料のコピー費や紙代、 理事会で使用する備品やお茶代、そして組合員とその家族が亡くなった場合の弔慰金な どなど。本来は組合費から出す項目ですが、月100円の組合費では賄えず、管理費か ら支出している部分もあります。30 年前と同じ100円では、
限界が来ています。
ちなみに、若葉台のどの管理組合よりも第7住宅管理組合の組合費は一番安いことを ご存じでしょうか。他の14の管理組合では200円~400円を組合費としています。 第7住宅管理組合では、組合費も30年間値上げをしていませんでしたが、今後いろい ろなものにかかるコストを考えると、値上げの必要が出てくると思います。9
なぜ今管理費の値上げをしなければならないのか~電気料金が理由のひとつ
前にも述べた通り、共用部分の照明やエレベーター、揚水ポンプや火災警報装置にい たるまで、第7住宅管理組合内にあるさまざまな電気設備が、当然ですが電力によって 動いています。これにかかる電気代は、すべて管理費から支払われていますので、電気 代が値上げされれば管理費の値上げにもつながります。 これが一般家庭であれば、電気料金の負担が増えても その分食費やレジャーを節約することで何とかやりくり ができます。が、管理組合となるとこれが難しいのです。 普通に、適正な管理をしていれば、とても「節約」が できるような項目はありません。そのため、家計のよう に融通をきかせることが難しく、資金がショートする危険性が高い
のです。 2011年3月の東日本大震災以降、電気の基本使用料が値上がりしていることは皆 さんもご存じだと思います。各家庭の基本使用料も上がっています。当然、管理組合の 電気基本使用料も値上がりしています。 この間、エレベーター更新やLED電球への一部交換などによって電気の「使用量」は減らすことができています。
しかし、それに追いつかないくらい電気の「使用料」が大変な勢いで上がっている
のです。 ※第31回通常総会・補足説明書より共用部分の電気使用量と電気料金
使用量はkwh 金額は円21年度
22 年度
23 年度
24 年度
25 年度
合 計 ※1 総使用量 301,893 289,771 299、070 245.983 238.382 月平均 25,158 24,148 24,923 20、499 19,865 金 額 4,886,283 6,319,791 6.690.171 6.666.121 7.141.669 月平均 407,191 526,650 557.514 555,510 595,139 単価(円) 約 16,2 約 21,8 約 22.4 約 27.1 約 30、0 共用 電灯 使用量 153,062 142,704 133.661 124.747 131.405 月平均 12,756 11,892 11.139 10.396 10.951 金 額 2,005,110 3439068 3.419.883 3.612.164 4.190.818 月平均 167,093 286,589 284,990 301,014 349,235 共用 動力 ※2 使用量 148,831 147,067 165.409 121.236 106.977 月平均 12,403 12,256 13,784 10,103 8.915 金 額 2,881,173 2,880,723 3.270.288 3.043.957 2.950.851 月平均 240,098 240,060 272,524 253,664 245,90510 ・共用電灯:開放廊下、階段、エントランス、駐輪場、外灯等 ・共用動力:エレベーター、給水施設等 ※1 22 年度の総使用量が減少しているのは、東日本大震災後の計画停電実施で 使用量が減少した為です。また、25 年度は 21 年度に比較して年間使用量 は 63,511 kwh 減少しましたが、金額は 2,255,386 円増加しています。 ※2 24 年度後半からのエレベーターの更新で使用量が減少しました。 次に、平成21年度から25年度までの共用電力の使用量と使用料金の推移です。 電力使用量は少しずつ減っているのですが、電気使用料金は上がっていることがわかり ます。 0 100 200 300 400 500 600 700 800 総電力 電灯 動力 総電力 電灯 動力 使用料金(万円) 電力使用量(MWH) 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 共 用 電 力 の 推 移 (万円) (MWH) 10.00 15.00 20.00 25.00 30.00 35.00 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度 電灯 動力 料 金 単 価 (円/kWH)
11 こういった現実をふまえて、今年の6月に、東京電力に問い合わせてみました。 ①今後も電気基本料金の値上げはあるのか? 今後の値上げの可能性や値上げ幅については、現在国の管理下にあるため、 はっきりしたことは言えないとのことでした。 ②燃料費調整について 東京電力からの「電気使用量のお知らせ」の右下に、「燃料費調整のお知らせ」と いう欄があります。これは、火力燃料(原油、LNG、石炭)の価格変動を電気料 金に反映させたものです。だいたい月2円70銭~3円(1kwh あたり)となっ ています。 つまり、現在の電気料金は、 基本料金 + 電力量料金単価×使用量 + 燃料費調整単価×使用量 で算出されているということです。 平成 25 年度の第7住宅管理組合の電気使用量の年間平均が 19,865 円/月、 これに燃料費調整分の約3円をかけると、これだけで年間約70万円以上が増えて いる計算になります。それに加えて基本料金の値上げがあるので、使用量を努力し て減らしても追いつかない・・・というわけです。 燃料費調整と基本料金の値上げだけで年間約100万円。震災以降、共用部分の電 気料金だけでも、これだけの負担増となっているのです。 ③さらなる値上げの検討について 東京電力は、25年度~34年度の10年間のコスト削減計画を掲げ、再値上げを するかどうかを年内に判断するという報道がありました。燃料コストのかかる火力 発電に頼る状況が続けば、再値上げもあり得るとのことです(9月11日の報道よ り)。これ以上電気料金が上がっていく可能性もあるということです。 管理組合としても、将来的には東京電力以外との契約が可能かどうか、またその場合 に設備費をかけたとしても東京電力より安くなるのか等、電気料金については検討して いくべき問題だと思っています。 電気料金以外でも、初めにも述べたとおり、さまざまな使用 料の値上げや物価変動の他、管理組合の什器備品や共用部分の 経年劣化も、今後ますます切実な問題となってきます。それに 加えて26年4月から消費税が8%に上がり、27年10月か ら10%にまで上がる可能性があります。 現在、第7住宅管理組合の年間予算は約 5,000 万円ですが、 消費税が仮に 10%になると消費税分だけで約 500 万円の負担ということになってし まいます。電気料金の負担増と合わせて、まさにダブルパンチ! このままでは
管理費が足りなくなってしまいます!
12
安易に管理費を下げるとどうなるか?
誰だって値上げはイヤです。
できれば管理費だって修繕積立金だってずっと値上 げなどせず現状のまま、若葉台で暮らし続けたいと思う人がほとんどだと思います。 過去の総会でも 「人件費を減らしてでも管理費の値上げをしないでほしい」 「まちづくりセンターではなく他の管理会社の方が安いのでは」 「センターへの業務委託の費用対効果は」等の意見や質問が何度か出ています。 けれど、人件費というのは目に見えにくいものです。 まちづくりセンターの担当者、週5日常駐している管理員、共用部分の清掃をしてく れる人、細かい修繕を行っている業者、その他いろいろな人が第7住宅の維持管理
に携わっているわけです。 住民の皆さんと管理組合だけでは、建物や環境の
維持管理はとてもできません。
しかし、これをコストカットという理由で減らすとどういうことが起こるでしょうか? たとえば・・・ 管理員を週5日勤務から週2日にする 清掃作業を週6日から週2日にする まちづくりセンターへの委託業務費を減らす、他の管理会社へ委託する リフォームの申請をしたい、とちのき集会所を使用したい、来客用駐車場の申し込み をしたい・・・いろいろな届出をするのに、管理員が週2日しかいなかったらどうしま しょう? 住民だけではなく、リフォーム業者も困ります。 また、清掃が週2日になって、ゴミコンテナの周りが散らかっていたり、共用部分で あるエレベーターホールや廊下などが汚れたままになっていたりしたら、住民だけでな く、ここを訪れた人はどう思うでしょう? まちづくりセンターは、若葉台の中にあります。共用部分に不具合を見つけた時、住 戸内の設備が壊れた時、何かトラブルが起きたり、相談したいことがあっても、すぐに 対処することができます。そして若葉台という街全体を一番知っているのも、まちづく りセンターではないでしょうか。何かあった時に管理会社が来るまで2日も3日もかか ったりしたら、ちょっと頼りにできないかもしれません。13 さらに、セキュリティシステムの導入や植栽の管理を削ると、ゴミの不法投棄、駐輪 場やエントランス等共用部分へ侵入しての破損・汚損行為等の犯罪行為の抑止・防止や 管理が行き届かず、木も雑草も伸び放題の敷地になってしまう可能性もあります。 管理状態が悪いマンションというのは、資産価値も下がっていきます。最悪の場合、 管理が行き届いていないことを悪用され、犯罪行為等が起きるケースも考えられます。