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嘩下水偉と土壌め濾潤餐に勢すろ
関係に就いて
（第一一報）平井町周遊における地下 水位キこ就いてバ、 林 痛
STUDIES CONCERN‡NG THE GROUND WATER．TABLE AND SOIL
HtJMID11’Y．
（FIRSTREPOFT）STUDIESONTHEGROUNDWATER−TABLE
NEAR mIRAI
BY F．KOBAYASHI
Profもssor ofGeology and SoilScience・
Ⅰ 序 本願庭於ける彿く夏期庭於汐る草魅の啓を・受け易き地方に腐りては、豊葉上に黎ける地下水利用匹閲 する問題は極めて重要であると考へられ畠が、此儒の研究は未だ由ど之を見ない。本願の農業生産地の 退学を占むる花崗岩の風化土壌は轟に筆者が報告したる如ノく、理畢的性質頗めて良好なる囁に、儒雨水 は直ちに地下に法透して地下水化することは漸々蓼雨の際地表面を流亡する水盈の寡少によっても容易 に推測し得られる塞ころで率苧。而し乍ら沖積卿こ於ける退横土と傾斜地忙於ける定観土とは成層戯態 が著しく異なる故に地腐心透水力及び保水力も亦著しく異なってくる。 筆者は地膚の透水カと背水暦との関係が地下水蘭に、延ひては渇水期にも土壌の盗潤慶を層化するも のと考へ、こ1に地下水位に関する若干の研究結果を得たるを以て之を報告したいと思ふ。 借地下水位の測定に懲り螢を・とられ一たる畢生渡遼昭清君に封し謝意を■表する○ Ⅱ 地 勢 も 高松の東方には海岸線に滑って栄西▲に延びた沖積平野が蓉達し、その面積100平方粁に及び東西2肝 南北10粁の嵐城を有し概ね扇形をなし七ゐる0土地の高度は5米から35米で地表面の勾配は南より北に
向って衝絹科し、傾斜網均去である。梱平野にほ川島吼池戸、・平木、長尾如鼻糞的集落
が蟹達し何れも後鱒の地膚の背剋軸に滑ひ地下水位を利用して展開してゐると考へられる0平井町の 北方には東西の方向に連富する山地があり、高度50米乃至290米で北牛は急傾斜で南平は綬傾斜をなし5・7 乙の勾配は重機を・通じで力蜜也範囲である。 沖積布野転ば樹枝状抑りが替達しその主なるものは春日、新．鴨部の諸川で、延長何れ’も5′粁乃室iP 粁、膚の花崗岩台地に磯瀕し沖積平野の表面流を■集め北流して瀬戸内洛に注いでいる。新川は平井喝の 北方を・迂廻し延畏敬も犬忙L．て水量も叉他を・凌いでゐる。鴨部川はその両側は精々急峻徹る用地に連接 lキて先和勺河附と見撤すことが出来よう0長尾西連の沖積面忙於ては南の山地よ■りの岩層の供給量過木 なる馬に新川の分水線は西転移勤してを・り新、鴨部簡水系の撃奪を認むることが出来る。垂・餞附陀見て これらの河川ほ水恩豊富ならざるに拘らす、河口に塞る附近に於て水量頓に益すは伏流の理によるもの と萄へられるム殊に鴨部川の如き は殆′ど地下に迭透して伏疲となり、豪水時の外は表面流は極めて砂ない。 沖横平野忙は所々匿囲錐形火山が聾立する。執れも擦高120米乃至20p米の塊状火山拝して∴且つ之等が 数倍相連発せるを平舞町北方に詠められる。これらの火山性山地は浸蝕に封する抵抗大なる喬愕水系の
敬遠鯛めてわるい。潮砂山地は意乃笠意の勾配・・ご徐々鴨慶を軌て∴ゐるが、この由粗から磯
汲する河川の水畳の大字は前記の如く伏流をなすものと思はれる。∴沖横面の下底にも花崗岩盤が伏在し 地表面の傾斜と大餞同様打北から南へ綬い角度で傾くことは各地に於ける深い井水の掘監潅よっても推 知することが出きる。 皿’唐並びに地下水位 触下水の状態から調奄圏域を・次の二つに分けて衰へることがで直る。 1年井町周適時横平野 由良山、日払白山め如き火山及び御臥新、春日，鴨郭の谷む廃くと平野南には著しい起伏は認め られない。最上部には押領闇・の砂壌土が蟹達し、大部分嗜卵色腐低質であって厚さは一棟では卑小が 0糎乃室50糎で之に次いで4り糎乃垂80糎の暗緑色壌阜及び5q糎9￠糎の線色砂上が存在しこ中層夢刊離E 崗岩盤迄屏き率線色砂礫の撃となってむり−′砂礫暦の闇に厚さ50cm乃塞100糎総連する粘土を介在す 芦ところも覿春臥、鴨部の河身の両側に沿って屈められ畠 L・こゐることは地質時代に於で南及び女の山地から沖積面に氾濫した水の運動状牒と成暦作用を推壇す ることが出来る。 表面の曙灰色腐植土應水分の含有量強くそ・の下の壊土及が妙土は桑に筆者が蓮べ允るか如く、理畢性 頗るよく磯達し且つ査嘘として暦が薄いからこれを・透した水は砂礫層・に達してこ押水暦となり全鰹とし て地下水に移化す−るのに都合のよい成層戯態をなL∵こゐるb砂礫盾に迭透した地下牢は地面の傾斜め方 向に流動するものと解繹することが出奔る。ちのことは地厚が河身に封Lて綬い向斜をなし七ゐる軌 条鰐的ゆてこ地面？傾科の方向に一致した地膚の配列を聯ゝむるこ主が出奔るからである？本校森閑竺 於ける土塊断面に於ては最上部に厚さ30糎野宿癒質砂壌土次で厚さ60糎の壌土及び90糎の砂主、 吹せ滞水砂礫啓ヰなってゐて与のような盾序は新川南側の土壌断面に於ても認められ」こ1 鮎、砂阜？厚さ咋牟鱒で髄0糎醸し、をゐ下欄水砂酎が存在するの・で地層は河身綱つ5g の勾配で傾き下る絞い向斜構造を屈むることが出来る。滞水砂辟常に・は水欝やられた花崗岩の固礫む多 く含有するので非澤水潜と匝別がつ増やすい。同夜の地腎の関係は下田井及び新川西側の土壌断面に於 ても認むることが出解る。何科袖に近き砂礫暦忙はレンズ状の粘土暦牒介在し粘土層め上部には宙水城 忠告あって水位及び透明度を夫々異にしてゐる。（以上は井水の据整によ？て知り得た寄賛）滞頗少礫暦 の背斜軸把滑づて展開する池戸、平水長尾等に於ては地下水位が高く地表下140糎乃東館0糎にて地下 水面庭達する。さらに地下水位測定上に於ける特異なる酎の・−一つとして破水谷原、田中、池田を連らね る略々鹿西の練陀滑ひ滞水砂礫暦の暦位を異陀サーること■であって、南側の砂礫瞥は地表下260糎内外で ぁるが北側の砂礫暦が7n糎に及びこの練に滑ひ地下水蕗布線が存在するもぁと考へられ、流￣下する地■下 水は砂礫暦の上部地啓の裂鍍から湧出してこ自然境水泡む作ク地表水として利用草られる。要するに沖穣 面に於汐・る地下水位は潜水砂礫暦わ深さによって瀧定出来るので、向斜軸由両側鱒・び地下水濠裾線に滑 へな地下水域を・除外すれぼ第一個（粗下水位平面図）及び第二眉（南北縦断面に於け■る地￣F水位）に於て知 り腐るよう一に大醍地面の傾斜に一聾し且つ地下水面の深さは地表下平均265糎（縦漸層虻於ける地下水億 の平均値如して、水位の垂節的欒位も砂く平均粛糎（縦断面忙於ける季節的欒位この平均値）托す官ない？ 牝下姐他ヰ砲 留 単打∴ 夢一・筍 2 平井町北方傾斜地 傾斜地に於て花崗岩を被寄せる沖積斯啓の表土は金轡何に卑て衣白色の壌土であ？て、痺ざ20嘩乃釜 30糎で之に次いで40糎乃室50糎の女色砂壌土が存在し、この暦以下は岩盤造次褐色堺粒の砂礫暦よりな り花崗岩に漸移してこゐる。砂礫啓は中腹以上で峰概して畢く中腹以下では薄くなってをり中腹部よ9 谷乾かゼて砂礫啓の上倣及び層周に厚さ100糎乃套150糎の粘土暦孝介卑してゐ畠。衣白色の表土は帝砥 を殆ど食まないため降雨水は容易に粛礫屠に優透して岩盤の上妄停斜に滑って偉下し、中腹以■下に至れ
59 鱒二周 南北横断率に於ける地下水位（位置及地名静−・闊歩照） ン1 鳥＼ 把切−−−Ⅰ島¶■−えバン 忠是 加納餌㈹、○ ギ 砲ノ雷祀■−、る前切−・か虻 ‘○ ぎ○ 十0 30 よっ lO 人． 九 喝一把ターも亀 ・亀鷲才一耳ネ、」−、多層す ㈲帥錘組付。 中え曾…一色山
蒜忌日
“叩申帥が仰■ 2ご22二 窟 ★
＆五島一女もー一里．払 ヒ；竺聖竺＿ニ’些㌧ 抑∂▲■ ば粘土暦の上部に滞水し粘土暦の分布限界に室れば恰も谷に溶出して自然集水池盈作るのである。砂礫 屏ゐ厚さは轟に筆者が野禽したる如く▲地形忙よって∴著しく異たり従て地下水位もまた不舛である○ト男 瀕間池の東の斜面では地下水面迄5m、大官農場の谷に於七は3．8米、西浦谷の斜■面では6米、白山① 中腹では8米を示してゐる。全標的に見て中腰以上でば砂礫骨が厚く地下水は不透水犀の上部に洩く滞 氷し中腹以下に於ては厚く滞水してゐるものと考へられる。筆者は男井間池西方傾斜地に於廿る地下水 の動水傾斜の測定により、傾斜地に於ける地下水面勾配は地面勾配より磨にして地下水位の季節的弊政細 も沖積平野町於甘る場合と異なり夏期は冬顧よりも著しく地表た近づいてくるのを声してゐる。 皿 考一藻、結 論 筆者漆地下水位と土塊の凝瀾慶との関係に就いて考察す■るに常り、先づ沖横平野及び僚斜地に於ける 土壌の成暦状態及び地下水他に就いて躇査測定せる結果、次の如き結論を奉げることが出来る0 1神領牢野町於伊る地下水位は年間を通じ殆ど季節的欒位が認めら咋ないこと0
2 地下水面は大鰐地面の傾斜の方向に∴激し南から元へ傾斜すること。地暦は授かな硝敵将造をも
ち河谷に向科し向斜軸に接近して宙水区域が認められること0 3 傾斜地笹於ける地下水面は地面勾配と−・致せず中腹以上に於耳は深く中腹以下に於ては湧く一般 に地面勾配より頗にして∴且つ沖積平野に於ける場合に比し季節的欒位が造かに大であること0 堺上は本研究に於て確信を■得た攻勢である○ 本研究は文部省科革研究費の援助を受け賓施申のものにして、同省に封L・厚く謝意計表する攻勢せあ る0V 参 考 文 融
1．君 島 八 郎：地 下 水 1932 2．酒井軍治郎：地下水調査法 1941 3．者 村 信 者：地 下 水 1942 4．／ト 林 稲 造．傾斜地の地質並びに土壌の横械的組成分及び鉱物組成分に就いて 香川盈等研究報告21949 ／ l ResllmeAsforthe studies on therelationbetweenthe groundwatertahle and soilhumidity，
firstIcanpointoutlhefol！owlngCOnClusi（nSfromtheresultsofthesurveyofノthesoil
stratificat言onand gIOundwa−β‥abl占・
1．Icanno‥ecOgnlZetheseasonalvariationofthcgroundwater tablcthrougllOuta
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