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Thunderbird のメール/設定を別PCへ移行する方法(「MozBackup」を使って)

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1 Thunderbird 15 のメールをバックアップする方法 2012.8.31 計算機室 メールホスティングでは、サーバ上に保存できるメールの容量に、400MB の制限がありま す。容量制限を越えると新しいメールを受信できなくなるため、サーバ上の不要なメール を削除するか、メールを自分のPC へ移動する必要があります。 ここでは、Thunderbird を使ってサーバ上のメールを自分の PC へ移動する方法と、 Thunderbird の設定情報や PC へ移動したメールデータをバックアップする方法をご紹介 します。

目次

1. フォルダごと または 個別に複数の メールを移動する例 ...2 2. MozBackup のインストール ...6 3. MozBackup による Thunderbird の設定のバックアップ ... 11 4. MozBackup による Thunderbird の設定のリストア(復元) ... 17 5. ImportExportTools のインストール... 22 6. ImportExportTools による「ローカルフォルダ」のバックアップ ... 27 7. ImportExportTools による「ローカルフォルダ」のリストア(復元) ... 33

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1. フォルダごと または 個別に複数の メールを移動する例

Thunderbird では、サーバ上のメールフォルダを示すアイコンの他に、自分の PC のハー ドディスクを示す「ローカルフォルダ」のアイコンが用意されています。 PC 上のハードディスクを示す サーバを示す(この例ではメールホスティングサーバ)

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3 ここでは、サーバ上のフォルダ「test」を PC 上へコピーしてみます。

コピーしたいフォルダを「ローカルフォルダ」へ ドラッグします。

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4 これでコピーが完了しました。動作はコピーなので、元(サーバ上)にもフォルダが残ってい ます。サーバ上のフォルダは、コピーができていることを確認してから削除してください。

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5 メールをフォルダごとコピーするのではなく、個別に移動することもできます。このとき に、Microsoft Excel 等での操作と同じく、Shift キーや Ctrl キーを押しながらクリックす ることで、複数メールを同時に選択することが可能です。 Shift+クリック、Ctrl+クリック 等を使い、複数のメールを選択す ることもできます。 選択したメールをドラッグする ことで、ローカルフォルダへ移動 することが可能です。

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2. MozBackup のインストール

「MozBackup」は、Thunderbird や Firefox 等のソフトウェアの設定などをバックアッ プするソフトウェアです。バックアップは 1 個のファイル(.pcv ファイル)として作成され ます。 作成された .pcv ファイルを外付けのハードディスク等にコピーしておけば、仮に PC が故 障した場合でも、.pcv ファイルを用いて Thunderbird の設定を復元することが可能です。 ※MozBackup にはメールをバックアップする機能もあるのですが、フォルダ名によっては バックアップできない場合があることがわかりました。メールデータのバックアップにつ いては後述の ImportExportTools をお使いください。 次のページから、MozBackup 日本語版のインストール手順を説明します。

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7 MozBackup 日本語版は以下のページからダウンロードできます。 http://www.geocities.jp/chimantaea_mirabilis/MozBackup/files.html ※2012 年 8 月 31 日現在、バージョン 1.5.2 Beta 1 が最新です。以下のリンクからダウン ロードできます。 http://mozilla.l10n.jp/~mar/mozbackup/MozBackup-1.5.2_beta1-JPN.exe 「MozBackup-1.5.2_beta1-JPN.exe」をダウンロードして実行するとインストールが開始 されます。 「次へ(N)」をクリックします。

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8 「同意する(A)」を選択して「次へ(N)」をクリックします。

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9 通常はこのままの設定(プログラムグループを作成する)で良いと思われます。「次へ(N)」を クリックします。

デスクトップ上に MozBackup のアイコンを作るかどうかを選択できます。「次へ(N)」を クリックします。

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10 設定を確認して「インストール(I)」をクリックします。

インストールが完了しました。「MozBackup を実行する」のチェックを外して「完了(F)」 をクリックしてください。

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3. MozBackup による Thunderbird の設定のバックアップ

※Thunderbird を起動している場合は終了してください。

MozBackup を起動すると、以下のようなウィンドウが表示されます。

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12 「保存(バックアップ)」を選択し、「Mozilla Thunderbird」を選択して「次へ」をクリック して下さい。

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13 ックして下さい。 バックアップファイルを保存する場所とファイル名を指定します。保存する場所は「マイ ドキュメント」等で良いと思われます。ファイル名は最初の設定のままで良いかと思われ ます(変更も可能です)。 場所とファイル名を指定したら「保存(S)」をクリックします。

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14 「次へ」をクリックします。 どちらでもかまいません。パスワードで保護した場合は、復元(リストア)の時にそのパスワ ードが必要になります。 「コンポーネントの選択」では、「メ―ル」のチェックを外して「次へ」をクリックして下 さい。

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15 かかる時間はデータ量により変わりますが、数秒~数分で終わると思われます。

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16 .pcv ファイルが作成されます。この中に Thunderbird の設定情報が保存されています。

この .pcv ファイルを外付けハードディスクにコピーしておいてください。仮に PC が故障 した場合でも .pcv ファイルを用いて Thunderbird の設定を復元することが可能です。

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4. MozBackup による Thunderbird の設定のリストア(復元)

.pcv ファイルをもちいて Thunderbird の設定をリストア(復元)する方法です。

(※メーカー修理直後の PC などで Thunderbird がインストールされていない場合、あらか じ め イ ン ス ト ー ル を し て お く 必 要 が あ り ま す 。 こ の 場 合 は イ ン ス ト ー ル 後 、 普 段 Thunderbird を使うユーザで Windows にログインしている状態で Thunderbird を起動 しておいてください。)

(※Thunderbird を起動して「新しいメールアドレスを使いたい方」のウィンドウが表示さ れたら「このウインドウを閉じて後で設定する」をクリックした後、Thunderbird を終了 してください。)

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18 あらかじめ、バックアップしておいた .pcv ファイルを PC にコピーしておいてください。

Thunderbird を終了した状態で、MozBackup を起動します。

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19 「default」が選択されていることを確認して「参照」をクリックします。

PC のハードディスクにコピーしておいた .pcv ファイルを選択して「開く(O)」をクリック します。

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20 「次へ」をクリックします。

特に変更する必要はありません。(バックアップ作成時と同じものを指定します。) 「次へ」をクリックします。

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21 「はい(Y)」をクリックします。 ※今回は新規に Thunderbird を設定しますので問題ありませんが、既に Thunderbird を 利用している PC の場合はこれまでの設定等を上書きしてしまいますのでご注意下さい。 これで復元(リストア)が完了しました。 Thunderbird を起動して、メールの送受信ができるか確認してください。

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5. ImportExportTools のインストール

ImportExportTools は、Thunderbird に追加して利用するソフトウェア(アドオン)です。 ImportExportTools をインストールすると、Thunderbird へメールデータの読み込み(イン ポート)、書き出し(エクスポート)のためのメニューが追加されます。メールデータのバッ クアップに利用できます。 ImportExportTools は、下記のページからダウンロードできます。 「ImportExportTools」 http://nic-nac-project.de/~kaosmos/mboximport-en.html 2012 年 8 月 30 日時点では、2.7.2.2 が最新です。上記ページ最下部の

「Download ImportExportTools (2.7.2.2 version)」より、ImportExportTools-2.7.2.2.xpi

をダウンロードして保存して下さい。

(上記 xpi ファイルを直接ダウンロードするための URL は

http://nic-nac-project.de/~kaosmos/ImportExportTools-2.7.2.2.xpiです。)

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23 Thunderbird を起動後、「ツール」メニューの「アドオン」を選択します。

「アドオンマネージャ」が開きます。歯車のアイコンをクリックして、「ファイルからアド オンをインストールする(I)」を選択します。

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25 先ほどダウンロードした「ImportExportTools-2.7.2.2.xpi」を指定して「開く」をクリック します。

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26 これでインストールは完了です。「今すぐ再起動」をクリックして下さい。

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6. ImportExportTools による「ローカルフォルダ」のバックアップ

あらかじめ、バックアップ先のフォルダ(ディレクトリ)を作っておきます。

(ここでは、USB 外付けハードディスクに「20120831localfolder」という名前でフォルダを 作ってみました)

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28 Thunderbird の画面で「ローカルフォルダ」をクリックします。

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29 「ツール」メニューから「ImportExportTools」「すべてのフォルダをエクスポート(フォル ダ構成を含む)」を選択してください。

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30 「 目 的 の フ ォ ルダ を 選 択 」ウ イ ン ド ウで バ ック ア ッ プ 先(ここでは先ほど作成した 「20120831localfolder」)を選択して「フォルダーの選択」をクリックします。「

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31 実際のバックアップ作業を行うため、Thunderbird の画面が停止したようになります。

これは異常ではありませんので、バックアップが終わるまでお待ちください。バックアッ プにかかる時間(数分から数十分)はメールの量により変わります。

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32 Thunderbird が再び使用可能になると、バックアップが完了しています。

バックアップ先のフォルダを開くことで、各メールフォルダがバックアップされているこ とを確認できます。

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7. ImportExportTools による「ローカルフォルダ」のリストア(復元)

新しいPC にメールデータをリストア(復元)する例で説明します。 このPC 上で、事前に以下のことが済んでいることを想定しています。  Thunderbird のインストール  MozBackup のインストール  MozBackup での Thunderbird の設定のリストア(復元)  (必要に応じて)ImportExportTools のインストール Thunderbird を起動して、「ローカルフォルダ」を選択します。 (まだ「ローカルフォルダ」内にはメールは存在していません)

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34 「ツール」メニューから「ImportExportTools」「mbox ファイルをインポート」を選択しま す。

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35 「インポートmbox ファイル」ウインドウが表示されます。「サブフォルダを含む単一また は複数のmbox ファイルをインポート」を選択して「OK」をクリックしてください。

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36 「インポートするmbox ファイルを選択」のダイアログが表示されます。

バックアップが存在するフォルダ(ここでは「20120822localfolder」)へ移動します。

メールフォルダとサブフォルダが表示されますので、すべて選択してください。 (Ctrl+A を押すのが簡単です)

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37 選択したら「開く」をクリックします。 Ctrl+A を押すとすべてのメール フォルダとサブフォルダが選択 されて、「ファイル名」欄に表示 されます。

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38 実際のリストア作業を行うため、(バックアップ時と同様)Thunderbird の画面が停止した ようになります。

バックアップ時と同じく異常ではありませんので、リストアが終わるまでお待ちください。 リストアにかかる時間(数分から数十分)はメールの量により変わります。

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39 リストアが完了して、ローカルフォルダ内のメールが復元されました。

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40 ちなみに、すでに存在する「ごみ箱」「送信トレイ」については、フォルダ名にランダムな 数字がついて別フォルダとしてリストアされます。

参照

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