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目次 第 1 上越市第四次観光振興 5 か年計画の総括 1 第 2 本市の観光の動向 8 第 3 本市の観光を取り巻く環境の変化 2 第 4 本市の観光の現状と課題 24 第 5 今後の観光の方向性 27

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別冊資料

(第1回上越市観光振興計画策定検討委員会資料)

上越市の観光の現状と課題を踏まえた

今後の方向性について

平成 27 年 8 月

上越市 産業観光部 観光振興課

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目次

第1 上越市第四次観光振興5か年計画の総括 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

第2 本市の観光の動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

第3 本市の観光を取り巻く環境の変化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

第4 本市の観光の現状と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 24

第5 今後の観光の方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27

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第 1 上越市第四次観光振興5か年計画の総括

1 統計指標等の推移 本計画に掲げる取組の実施により発生する効果・成果(アウトカム)を測定する指標として、国 が定める統計指標等を用いて、計画の当初と直近の数値を比較すると、以下のとおりである。 ○平成 26 年の本市の観光入込客数は、台風の接近やお盆期間中の天候不順による気温低下などに 加え、上下浜水難事故の影響を受け、市内の多くの海水浴場で入込みの減少が見られ、平成 23 年 と比較し、3.1%増の 5,468,573 人にとどまった。 ○本計画の重点集客エリアに位置付ける「春日山城跡周辺エリア」及び「城下町高田エリア」の入 込状況については、各エリアの主要地点である春日山城跡と高田公園の入込数で見ると、高田公 園は、高田城百万人観桜会の入込増に大きく影響を受け、59.3%増の 1,512,092 人となった一方、 春日山城跡は、平成 21 年に放映されたNHK大河ドラマ「天地人」の効果による余韻が徐々に薄 れたことなどにより、11.3%減の 274,680 人となった。 ○延べ宿泊者数は 18.8%増の 672,091 泊人と増加した。 ○ホームページアクセス数は 68.2%増の 101,157 件と大きく増加した。 項目 当初値 直近値 増減数/ 増減比 観光入込客数 (全体) 5,304,782 人 (平成 23 年)

5,468,573 人

(平成 26 年速報値)

163,791人

3.1%

観光入込客数 (春日山城跡) 309,720 人 (平成 23 年)

274,680 人

(平成 26 年速報値)

△ 35,040 人

△ 11.3%

観光入込客数 (高田公園) 949,201 人 (平成 23 年)

1,512,092 人

(平成 26 年速報値)

562,891 人

59.3%

延べ宿泊者数 631,450 泊人 (平成 23 年)

672,091 泊人

(平成 26 年)

106,167 泊人

18.8%

ホームページ アクセス数 148,385 件 (平成 23 年度) 249,542 件 (平成 26 年度) 101,157 件 68.2% ※観光入込客数:新潟県観光入込客統計を基に作成(平成 22 年 4 月から従来と異なる基準により統計調査が実施されてい たため、当初値を平成 23 年として比較している。) ※述べ宿泊者数:観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※ホームページアクセス数:公益社団法人上越観光コンベンション協会提供資料を基に作成 上杉謙信公のイメージ (参考) 38.5% (平成 23 年度) 40.4% (平成 27 年度) - ※上杉謙信公のイメージは、比較するアンケートの属性等が異なるため、参考として掲載している。 ・平成 23 年度:「上越市のイメージに関する調査」(上越商工会議所)において、「上杉謙信公(上杉景勝・上杉景虎・ 直江兼続等)にゆかりのある地である」と回答した人の割合 ・平成 27 年度:「上越市 GAP 調査」(上越市実施)において、「上杉謙信公(上杉景勝・上杉景虎・直江兼続等)にゆ かりのある地である」と回答した人の割合

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2 2 取組の実施状況 本計画に掲げる取組の総数は 91 で、そのうち着手済みが 85(93.4%)、未着手は 6(6.6%)で概 ね推進が図られた。 5つのプロジェクトごとの主な実施内容等は次のとおりである。 プロジェクト1 「上杉謙信公」による上越市の観光イメージの確立 NHK大河ドラマにより全国に知られ戦国武将の中で人気の高い「上杉謙信公」を本市の観光 イメージとして確立し、上越市と聞いたらすぐにイメージが湧き、興味・関心や旅行意欲を高めて もらえるような取組を進めます。 取組 主な実施内容 各種媒体を使ったPRの 充実 ・キャッチコピー「上杉謙信公のふるさと・上越市」を決定、使用開 始 ・オリジナルナンバープレートに「上越忠義隊 けんけんず」を起用 し、交付 ・上杉謙信公をデザインした名刺の台紙を作成、ホームページで紹介 ・県内高速バス及び上越市ハイヤー協会車両に「上杉謙信公のふるさ と・上越市」「上越忠義隊 けんけんず」を掲示 観光大使の創設 ・「越後上越 上杉おもてなし武将隊」の結成 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○謙信公のふるさとであることをより一層浸透させるため、民間事業者も含めて全市的な取組 に拡大していく必要がある。 【市民の意識と県外・県外の認知度の状況】 <市民意識> ・市一押しの観光資源で「上杉謙信公」と回答した人 8.2%(4 番目に高い) ・謙信公の居城であった「春日山(城)」と回答した人 21.6%(2 番目に高い) (「市政モニターアンケート(平成 22 年度)」) ・上杉謙信公が出生し活躍した地であることを知っている人 96.2% ・上杉謙信公を誇りに思う人 88.0% (「市政モニターアンケート(平成 25 年度)」) <関東圏・関西圏・北陸圏・新潟県(上越市を除く)での認知度> ・上越市の代表的なものとして、「上杉謙信公(上杉景勝・上杉影虎・直江兼続等)に ゆかりのある地である」と回答した人(40.4%)(1 番高い) (「上越市 GAP 調査(平成 27 年)」 プロジェクト2 重点集客エリアの確立 本市の中で知名度が高く、独自の資源が集中し、圧倒的に集客力のある観光エリアを核と位置 付け、より多くの方から目的地として選んでもらえるよう、磨き上げとPRの強化を行います。 重点エリア1 “謙信公の居城・春日山城周辺” 取組 主な実施内容 城跡周辺の魅力アップ ・春日山城跡保存管理計画書に基づき、杉の伐採及び土砂崩落防止工 事を実施 ・埋蔵文化財センター内で「越後上越 謙信公と春日山展」の無料通 年開催 ・春日山城跡保存整備促進協議会が「春日山城のジオラマ」を作成、 展示

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3 魅力発信とおもてなしの レベルアップ ・謙信公銅像前や「ものがたり館」などに春日山城めぐりのパンフレ ットを配置 ・春日山城跡へ案内誘導看板を設置 ・「越後上越 上杉おもてなし武将隊」による観光旅行者のおもてな しや市外へのPRを実施 ・市民を対象に「上杉謙信公ゆかりの地をめぐるリレー講演会」を開 催 ・上越観光コンベンション協会及び上越商工会議所による春日山城跡 周辺の活性化の具体的プランである「謙信公フィールドミュージア ム」の策定 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○総合博物館のリニューアルに合わせて、市内の歴史資料館全体を見直す過程で、埋蔵文化財 センターの展示更新の検討が必要である。 ○埋蔵文化財センターの通称については、国庫補助制度上の使用可能な名称と、市民が愛着を 持てる名称との調整が必要である。 ○「謙信公・聖地(フィールド・ミュージアム)構想」の具現化に向けて、行政と関係団体等 が連携の下、計画的に取組を進める必要がある。 ○高齢者や若年者が巡りやすいよう、春日山城跡とその周辺の観光スポット(林泉寺、春日山 ものがたり館)を結ぶ周遊バスなどの交通手段の確保を検討する必要がある。 ○春日山城跡は国指定の史跡であり、観光地としての整備には様々なハードルがあり、観光振 興担当だけではなく、文化行政担当も含めた活用策の検討が必要である。 ○次の世代を担う子どもたちに、上杉謙信公の精神性・生き様や春日山の歴史を伝えていくた めの地域学習や学校学習が必要である。 重点エリア2 “花と雪の城下町高田” 取組 主な実施内容 まち歩き観光の充実 ・「あすとぴあ高田」「イレブンプラザ」に設置されたデジタルサイ ネージで観光情報を効果的に発信 ・高田地区のまちなかを巡る観光旅行者向けに観光案内看板を設置 ・上越観光コンベンション協会による「上越物語 絵図で探る高田の 城下町」看板を設置 ・「春日山城跡」「城下町高田」「港町直江津」のまち歩きマップを 頒布 ・観光周遊バス「ぶらっと春日山・高田号」の運行 体験交流観光の実施 ・越後高田「寺町 座禅体験と法話」の旅行商品の販売及びPR ・市内を体験しながら周遊できる観光商品を造成し、旅行会社へ営業 を実施中 イベントの改善・充実 <高田城百万人観桜会> ・「上越物語 桜十八番 みどころガイドブック」を作成し、集客プロ モーションパートナー都市や北陸新幹線沿線都市などに配布し、当 市の観光資源である桜をPR <上越蓮まつり> ・「上越オクトーバー・フェスト in はすまつり」などの各種イベン トを開催 ・「上越はすまつり」開催期間に「蓮の御膳」を提供 <レルヒ祭>

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4 ・ミュージックフェスティバルなど多彩なイベントを実施 <高田開府 400 年祭> ・高田開府 400 年祭をはじめ各種記念事業を実施 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○まち歩き観光は、高田地区が先行し、商品化されているものがあるが、直江津地区で商品化 されているものが少ない。新水族博物館を核とした地域活性化事業を検討する中で、直江津 地区のまちなか回遊方策を検討し、まち歩き観光の商品化を目指していく必要がある。 ○既に高田地区などで商品化されているまち歩き観光の中で、商店街の特産品を結び付けた地 域経済の活性化を検討する必要である。 ○高田地区のまち歩き観光において、観桜会等のイベント時は上越観光コンベンション協会や 市、市民団体が行う取組が重なることから、テーマや切り口を考え、それぞれが協力・連携 して実施する必要がある。 ○歴史、文化的価値を高めるための修景事業の検討が必要である。 ○高田寺町の寺院群で座禅や写経を体験できる着地型旅行商品を造成し、JR東日本の旅行ツ アー商品に採用されているが、旅行ツアー商品として販売可能な寺が1箇所だけであるた め、充実と定着に向けた取組が必要である。 ○伝統工芸や地域資源を活用した特産の職場体験など通じた交流の検討が必要である。 ○観桜会やはすまつりなど旅行商品化がされているもの、通過的なスポットであるため、着地 型を促す仕掛けが必要である。 ○次の世代を担う子どもたちに、地域の歴史・文化を伝承することを継続し、ふるさと上越に 誇りと愛着を持ってもらうことが必要である。 プロジェクト3 上越市ならではの観光資源の磨き上げとPR 悠久の歴史の中で育まれた雪国上越ならではの心や暮らし、食・自然環境といった大切な宝物に 命を吹き込み、質の高い観光を提供します。また、各観光スポットやまちなかへの周遊を促す取組 を行います。さらには、近隣や北陸新幹線沿線、長野県北信の自治体との連携による広域観光ルー トの開発などを行います。 取組 主な実施内容 「ふれあい」を大切にし た観光の充実 ・越後高田「寺町 座禅体験と法話」の旅行商品の販売及びPR ・越後田舎体験事業の民泊受入家庭への働き掛けを実施 ・酒仕込み体験などを通じた首都圏との都市農村交流事業の実施 ・信越トレイルガイドブックの作成、信越トレイルコースを利用した イベントの実施 ・米山山開き登山の実施、山ガールツアーの開催 ・公民館事業との連携によるメディカルツーリズムの実施 「首都圏から一番近い日 本海」PRと新しい水族 博物館の建設 ・市ホームページにてPRを実施 ・姉妹都市等の子供たちを対象に施設無料招待券を配布 ・新水族博物館の基本設計を策定 「食」の魅力発掘・改 善・PR強化 ・上越観光コンベンション協会のホームページで「謙信公のかちどき 飯」「謙信公 義のふるまい」「謙信勝負飯」「謙信公義の塩ホワ イトやきそば」などの謙信飯を一体的にPR ・上越地域のご当地グルメを一堂に集めた「食の嵐」にホワイト焼き そばを出店し、謙信公関連の食をPR ・高田老舗旅館や宿泊施設などで「食」「酒」「お土産」を生かした 「おもてなし膳」と銘打った料理、弁当を提供

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5 ・市内に宿泊するビジネス客や観光客をターゲットに地酒と料理を定 額で楽しめるクーポン券を販売 ・上越観光コンベンション協会で食情報を集めた冊子を発行 「物産」の魅力発掘・改 善・PR強化 ・「メイド・イン上越」として商品を認証し、販路開拓・販売促進の支 援 ・特産品のパッケージ改良に対する支援を実施 ・「上越市の観光と物産展」や姉妹都市を誘致した「姉妹都市と上越市 の観光と物産展」などで物産を販売、PR ・謙信公祭に合わせ大物産市を開催し、上越市の物産を販売、PR ・上越観光コンベンション協会のホームページで土産情報を掲載 ・上越妙高駅内にSAKURAプラザを設置し、物産販売や観光案内、 軽食・駅弁販売を実施 資源の魅力をいかし、つ なげる観光ルートの開発 ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による旅行会社との商談会を 通じた観光ルートのPRを実施 ・鵜の浜温泉から夜桜シャトルバスの運行 ・上越・妙高観光圏域事業推進協議会による観光ルートの開発及び実 施 ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による旅行会社との商談会を 通じた観光ルートの開発及び商品造成 ・北アルプス日本海広域観光連携会議による旅行商品の造成 ・佐渡市・上越市観光・航路連携協議会によるツアー造成 ・新幹線まちづくり連携上越広域連携会議による「越五の国」ツアー の販売 ・上越観光コンベンション協会の旅行業者代理業取得による信越観光 圏内限定商品の販売 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○越後田舎体験事業は、全国的に受入地域が急増しているため、受入団体・人数が減少傾向に ある。また、高齢化や新規受入家庭が増えないことなどにより、受入可能者が減少してい る。本事業は、従来対象が学校主体であったが、一般の旅行者向けの体験ツアー商品の開発 も必要である。 ○平成 30 年春の新水族博物館のオープンを見据えて、本施設の集客力を生かした周辺の回遊性 を高めるとともに、佐渡市との連携による誘客強化を図る必要がある。 ○上越の発酵食は、上越の歴史、文化、風土、食材などの特徴・魅力を発信し、誘客や来訪者 の満足度向上に寄与するものである。事業者による発酵食の開発、飲食店や宿泊施設での提 供などを一層促すため、発酵食品研究会との連携・協力体制を整備し、主体的で持続的な取 組を進める必要がある。 ○地域食材や伝統野菜、伝統工芸など培われた地域資源の伝承・普及と、それらを活用した新 たな「食」「特産品」の充実と、積極的なPR、販売を促進していく必要がある。 ○SAKURAプラザは広域観光を進める上での玄関口となることから、外国人観光客への対 応等機能向上に努めていく必要がある。 ○北陸新幹線や小木直江津航路の高速フェリーなどの主要交通網を生かした広域的な周遊型観 光の取組強化が必要である。 プロジェクト4 受入体制の充実 来訪者がスムーズに気持ちよく本市を観光できるよう、また、市内を周遊しやすくするため、観 光客の気持ちに立って受入体制の充実を図ります。

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6 取組 主な実施内容 本市を訪れた方々が市内 を巡りやすい環境の整備 ・直江津地区のまちなかを巡る観光客向けに観光案内看板を設置 ・「直江津まちなか道標」の設置、市内大型観光案内看板の表示更新 ・上越観光コンベンション協会による「上越物語 絵図で探る高田の 城下町」看板の設置 ・市内のローソン及びセブンイレブンの全店舗、ガソリンスタンドの 一部店舗にガイドマップを配置 ・観光施設のトイレ新設、改修 宿泊施設、飲食店、小売 店のおもてなしのレベル アップ ・専門家を講師に招き、飲食店や宿泊施設を対象に講演会及び実地研 修を実施 二次交通等の充実 ・えちごトキめき鉄道による並行在来線の運行開始 ・上越妙高駅へ乗り入れる路線バスの運行開始 ・上越観光コンベンション協会による「ちょこっと観光タクシープラ ン」の実施 ・上越妙高駅周辺にレンタカー会社が進出 観光ガイドのレベルアッ プ ・上越観光コンベンション協会による観光ボランティアガイド、有償 観光ガイド、外国人観光ボランティアガイドの育成 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○市内には県や民間などが設置した案内看板等が混在しているため、将来的に設置場所や内容な どの整理・調整を行う必要がある。 ○高齢者や障害者に配慮した休憩用ベンチの整備など、ユニバーサルデザインに配慮した施設整 備が必要である。 ○北陸新幹線との接続が良好でない並行在来線や路線バスの時間帯については、北陸新幹線の利 用状況等を踏まえながら、交通事業者に対しダイヤの見直し等を働き掛ける必要がある。 ○新水族博物館のオープンに向けて、上越妙高駅から本施設へのスムーズな移動手段を確保し、 本施設と小木直江津港航路を活用した佐渡市との広域的な周遊ルートの検討が必要である。 ○観光周遊バス「ぶらっと春日山・高田号」の認知度が低いことから周知を図るとともに、ニー ズを把握しながらコースや時刻の見直しも適宜検討する必要がある。 ○外国語ガイドの需要がほとんどないため、外国人観光客が魅力と感じる当市の観光資源を調 査・分析し、ターゲット国を絞り込むなど効果的な誘客を図る必要がある。 プロジェクト5 効果的なプロモーション 北陸新幹線開業により、移動時間が短縮され、交流圏域の拡大が期待されることから、首都 圏・北陸圏・関西圏、さらにはアジア諸国へのプロモーションを強化します。その際は、近隣 や北陸新幹線沿線、長野県北信の自治体との連携による取組も行います。 取組 主な実施内容 首都圏・北陸圏・関西圏 への集中的なプロモーシ ョン ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による共同プロモーショ ンを実施(東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府、京都府) ・佐渡市・上越市観光・航路連携協議会による共同プロモーション を実施(金沢市、長野市、松本市、豊中市) ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による旅行会社との商談 会を通じた観光ルートのPRを実施(大阪府)

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7 アジア諸国へのプロモー ションの強化 ・外国語(英語・中国語・韓国語・台湾語・ロシア語)表記の観光 パンフレットを頒布 ・英語表記の高田城百万人観桜会パンフレットを作成、頒布 ・新潟県主催の国外からのモニターツアー等の受入れを実施 各種の会議・合宿・スポ ーツ大会の誘致 ・上越観光コンベンション協会の日本コングレス・コンベンショ ン・ビューローへの加入、国際ミーティング・エキスポでの出展 ・上越観光コンベンション協会が中心となった全日本学生体操競技 選手権大会及び全日本学生新体操選手権大会の誘致 ・「上越MICE(仮称)」の設立に向けた準備 ・えちご・くびき野 100km マラソンなどの市主催の大会で参加者に 観光パンフレットを配布 多様なツールを活用した 情報発信 ・上越観光コンベンション協会のホームページに上越観光ネットを 移行し、イベント情報から宿泊情報まで幅広く掲載 ・市ホームページ上の特設ページやパンフレットを活用し、イベン ト情報等を随時提供 ・高田開府 400 年の Facebook の立ち上げ、運用 ・「上越忠義隊けんけんず」のブログ開設、運用 ・観光情報を集約した新総合パンフレット「上越物語」を作成、配 布 広域連携によるプロモー ション ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による広域観光マップを 活用した広域観光PRを実施 ・佐渡市・上越市観光・航路連携協議会による観光情報パンフレッ トを活用した広域観光PRを実施 ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による共同プロモーショ ンを実施(東京都、神奈川県、埼玉県、大阪府、京都府) ・佐渡市・上越市観光・航路連携協議会による共同プロモーション を実施(金沢市、長野市、松本市、豊中市) ・上越・糸魚川・妙高観光連携実行委員会による旅行会社との商談 会を通じた観光ルートのPRを実施(大阪府) 【本プロジェクトの実施を通じた主な課題】 ○上越市単独のプロモーションでは効果が弱く、上越地域の自治体が連携し、一体的に取組む 必要がある。特に、北陸新幹線や小木直江津航路の高速フェリーなどの主要交通網を生かし た広域的な連携を強化する必要がある。 ○外国人観光客が魅力と感じる当市の観光資源を調査・分析し、ターゲット国を絞り込むなど 効果的な誘客を図る必要がある。 ○各種スポーツ大会、学会、合宿誘致に向けて、官民一体となった推進体制を構築し、全市的 に取り組んでいく必要がある。また、スポーツ施設の環境整備や宿泊施設との連携強化を図 るとともに、誘致活動に当たっては、市で対応可能な大会規模や競技種目等を見極め、ター ゲットを絞った中で積極的なアプローチしていく必要がある。 ○スマートフォン等の情報端末の急速な普及に対応したSNS等の活用や、公衆無線LANや 観光インフォメーションの観光情報の受発信環境の整備が必要である。

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第2 本市の観光の動向

1 観光入込客数 本市の観光入込客数は、平成 24 年は対前年比 3.2%、平成 25 年は同 3.9%の増加傾向にあった が、平成 26 年は台風の接近やお盆期間中の天候不順による気温低下、上下浜水難事故の影響を受 け、市内全ての海水浴場で入込みが大幅に減少したことなどにより、減少に転じた。 平成 25 年の県内市町村別の観光入込客数は、新潟市、長岡市、妙高市に次いで 4 番目に多い。一 方、人口一人当たりの観光入込客数では、県内 17 番目の 28.1 人で、平均値及び中央値をともに下 回っている。 【県内市町村別人口一人当たりの観光入込客数(平成 25 年)】 順 位 市町村 観光入 込客数 (人) 住民基本 台帳人口 (人) 人口一人 当たり観 光入込客 数(人) 順 位 市町村 観光入 込客数 (人) 住民基本 台帳人口 (人) 人口一人 当たり観 光入込客 数(人) 1 湯沢町 4,257,297 8,301 512.9 17 上越市 5,687,400 202,312 28.1 2 弥彦村 2,479,600 8,589 288.7 18 佐渡市 1,676,533 61,394 27.3 3 妙高市 5,957,650 35,287 168.8 19 長岡市 7,422,104 281,411 26.4 4 粟島浦村 55,302 333 166.1 20 新発田市 2,512,388 101,767 24.7 5 関川村 864,538 6,437 134.3 21 阿賀野市 1,102,423 45,494 24.2 6 阿賀町 1,199,370 13,093 91.6 22 胎内市 724,520 31,307 23.1 7 南魚沼市 3,537,110 60,566 58.4 23 新潟市 17,138,400 805,767 21.3 8 出雲崎町 276,484 4,950 55.9 24 小千谷市 808,627 38,339 21.1 9 刈羽村 248,288 4,829 51.4 25 加茂市 513,780 29,858 17.2 10 柏崎市 3,849,830 89,616 43.0 26 三条市 1,759,362 102,957 17.1 11 糸魚川市 1,840,940 46,793 39.3 27 見附市 595,619 42,133 14.1 12 津南町 375,160 10,777 34.8 28 聖籠町 125,740 14,254 8.8 13 魚沼市 1,384,050 39,948 34.6 29 燕市 640,441 82,867 7.7 14 田上町 430,191 12,703 33.9 30 五泉市 326,588 54,556 6.0 15 十日町市 1,870,973 58,470 32.0 合計 71,601,558 2,361,133 - 16 村上市 1,940,850 66,025 29.4 平均値 68.1 ※平成 25 年 3 月 31 日住民基本台帳人口 中央値 30.7 5,304,782 5,474,305 5,687,400 5,437,588 3.2 3.9 -4.4 -100 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 【上越市の観光入込客数と対前年比の推移】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成(平成 26 年は速報値) ※新潟県観光入込客統計を基に作成 (人 ) (% )

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9 (1) 地区別観光入込客数 本市の地区別観光入込客数と構成比では、合併前上越市には、春日山城跡とその周辺に名所・ 旧跡が多いことや、観桜会を始めとするイベントが年間を通じて開催されていることなどから、 全体の 69.8%と大きな割合を占めている。次いで、名立区が 7.4%、安塚区が 5.7%、大潟区が 5.4%と、海水浴場やスキー場などのレジャースポーツ、物産館、温泉が割合を引き上げている。 【観光入込客数の多い地域における主な観光地点及び行祭事・イベントの入込客数(平成 25 年)】 合併前上越市 (3,967,831 人) 観桜会 1,270,300 人(32.0%)、上越まつり 327,000 人(8.2%)、たにはま海水 浴場 302,440 人(7.6%)、春日山城跡 274,920 人(6.9%)、なおえつ海水浴場 218,250 人(5.5%)、謙信公祭 200,970 人(5.1%) 名立区 (420,872 人) うみてらす名立 393,147 人(93.4%) 安塚区 (325,530 人) キューピットバレイスキー場 107,800 人(33.1%)、雪だるま物産館 104,280 人 (32.0%)、ゆきだるま温泉 77,260 人(23.7%) 大潟区 (305,825 人) 鵜の浜海水浴場 95,000 人(31.1%)、県立大潟水と森公園 88,161 人(28.8%)、 鵜の浜温泉 81,564 人(26.7%)、 ※()内は、当該地域の観光入込客数全体に占める割合(構成比) (2) 目的別観光入込客数 本市の特徴を新潟県全体と比較して見ると、行祭事・イベントが 17.5 ポイントと高い一方、農 水産品の直売所や物産館などの都市型観光が 15.2 ポイントと低い状態にある。 合併前上越市 3,967,831人 69.8% 名立区 420,872人 7.4% 安塚区 325,530人 5.7% 大潟区 305,825人 5.4% 柿崎区 177,554人 3.1% 中郷区 157,682人 2.8% 板倉区 84,865人 1.5% 大島区 76,110人 1.3% 吉川区 65,235人1.1% 浦川原区 49,620 人 0.9% 頸城区 21,920人 0.4% 三和区 20,256人 0.4% 清里区 14,100人 0.2% 自然 57,482人 1.0% 歴史・文化 870,644人 15.3% 温泉・健康 375,277人 6.6% スポーツ・ レクリエー ション 1,294,645人 22.8% 都市型観光 325,455人 5.7% その他 449,095人 7.9% 行祭事・イ ベント 2,314,802人 40.7% 自然 4,744,885人 6.6% 歴史・文化 9,335,109人 13.0% 温泉・健康 9,445,757人 13.2% スポーツ・ レクリエー ション 13,366,795 人 18.7% 都市型観光 14,954,769 人 20.9% その他 3,122,908人 4.4% 行祭事・イ ベント 16,631,335 人 23.2% 【上越市の地区別観光入込客数と構成比(平成25年)】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成 【上越市の目的別観光入込客数と構成比(平成25年)】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成 【新潟県全体の目的別観光入込客数と構成比(平成25年)】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成

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10 (3) 月別観光入込客数 本市の特徴として、観桜会を始めとした入込みの多いイベント開催時と海水浴シーズンに著し く増加する一方,冬期間は落ち込む傾向にある。 【観光入込客数の多い月における主な(50,000 人以上)観光地点及び行祭事・イベント(平成 25 年)】 4 月(1,502,443 人) 観桜会 1,270,300 人(84.5%) 7 月(770,457 人) 上越まつり 327,000 人(42.4%)、たにはま海水浴場 72,790 人(9.4%)、なおえ つ海水浴場 59,170 人(7.7%) 8 月(1,396,833 人) たにはま海水浴場 229,650 人(16.4%)、謙信公祭 200,970 人(14.4%)、なおえ つ海水浴場 159,080 人(11.4%)、はすまつり 142,000 人(10.2%)、うみてらす 名立 89,730 人(6.4%)、鵜の浜海水浴場 68,410 人(4.9%) 10 月(391,761 人) 越後・謙信 SAKE まつり 61,000 人(15.6%) ※()内は、当該月の観光入込客数全体に占める割合(構成比) 【観光入込客数の少ない月における主な(10,000 人以上)観光地点及び行祭事・イベント(平成 25 年)】 1 月(129,181 人) キューピットバレイ(スキー)36,050 人(27.9%)、うみてらす名立 17,960 人 (13.9%)、ゆきだるま温泉 10,390 人(8.0%) 2 月(179,295 人) レルヒ祭(レルヒマンス)33,800 人(18.9%)、キューピットバレイ(スキー) 33,050 人(18.4%)、うみてらす名立 15,270 人(8.5%)、ゆきだるま温泉 11,700 人(6.5%)、イベント(キャンドルロード)10,750 人(6.0%) 3 月(152,207 人) キューピットバレイ(スキー)23,750 人(15.6%)、うみてらす名立 22,630 人 (14.9%)、水族博物館 11,512 人(7.6%) 11 月(183,696 人) 春日山城跡 25,560 人(13.9%)、うみてらす名立 23,160 人(12.6%)、上越菊 まつり 10,100 人(5.5%) 12 月(105,905 人) うみてらす名立 17,450 人(16.5%)、キューピットバレイ(スキー)14,950 人 (14.1%) ※()内は、当該月の観光入込客数全体に占める割合(構成比) 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成25年 129,181 179,295 152,207 1,502,443 336,435 286,663 770,457 1,396,833 252,524 391,761 183,696 105,905 平成26年 117,759 176,480 129,294 1,556,627 319,925 262,033 828,542 1,076,475 263,315 427,282 187,086 92,770 対前年比 -8.8 -1.6 -15.1 3.6 -4.9 -8.6 7.5 -22.9 4.3 9.1 1.8 -12.4 -100 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 1,400,000 1,600,000 【上越市の月別観光客入込数と対前年比】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成 (人 ) (% )

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11 (4) 海水浴客入込状況 本市の海水浴場の入込数の推移は、前述のとおり平成 26 年度に対前年比 39.5%減の 380,230 人と減少に転じた。平成 25 年度までの市内の各海水浴場の入込状況では、「たにはま」「なおえ つ」は増加し、「中央」「鵜の浜」はほぼ横ばいで推移している。 平成 25 年度の新潟県全体の県内客と県外客の構成比を見ると、県内客では下越地域が 49.4%、 上越地域が 8.9%であるのに対し、県外客では下越地域が 20.1%、上越地域が 40.8%と構成比 が逆転している。さらに、県内 67 箇所の海水浴場別の入込数上位では、1番目に「たにはま」、 3 番目に「なおえつ」が占め、両海水浴場とも県外客の構成比が 8 割を超えている。 【海水浴場入込数上位 10 か所(平成 25 年度)】 254,040 299,170 302,440 178,560 197,140 217,400 218,250 140,870 13,730 13,620 12,650 7,870 85,090 98,080 95,000 52,930 550,000 628,270 628,340 380,230 14.2 0.0 -39.5 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 たにはま なおえつ 中央 鵜の浜 計 対前年比 下越地域 868,400 31.3% 中越地域 1,067,960 38.4% 上越地域 796,710 28.7% 佐渡地域 45,530 1.6% 新潟県全体(県内客・県外客)(平成25年度) 下越地域 521,830 49.4% 中越地域 419,380 39.7% 上越地域 94,150 8.9% 佐渡地域 20,800 2.0% 新潟県全体(県内客)(平成25年度) 下越地域 346,570 20.1% 中越地域 648,580 37.7% 上越地域 702,560 40.8% 佐渡地域 24,730 1.4% 新潟県全体(県外客)(平成25年度) 【上越市の海水浴場別入込数と対前年比の推移】 ※新潟県観光入込客統計を基に作成 (人 ) (% )

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12 順 位 海水浴場 市町村 入込総数 (人) 県内客 県外客 入込数 (人) 構成比 (%) 入込数 (人) 構成比 (%) 1 たにはま 上越市 302,440 31,270 10.3 271,170 89.7 2 関屋浜 新潟市 222,040 161,720 72.8 60,320 27.2 3 なおえつ 上越市 218,250 34,110 15.6 184,140 84.4 4 石地 柏崎市 208,550 87,590 42.0 120,960 58.0 5 鯨波 柏崎市 172,530 72,480 42.0 100,050 58.0 6 瀬波 村上市 170,920 51,290 30.0 119,630 70.0 7 東の輪 柏崎市 146,520 61,550 42.0 84,970 58.0 8 能生 糸魚川市 113,780 17,040 15.0 96,740 85.0 9 藤塚浜 新発田市 96,590 62,820 65.0 33,770 35.0 10 野積 長岡市 96,250 28,290 29.4 67,960 70.6 ※「鵜の浜」は 95,000 人で 11 番目 (5) スキー場利用客入込状況 新潟県全体では、ファミリー層を対象とした誘客策等の効果や、近年の円安傾向などを背景と する外国人スキー利用客の増加などにより、平成 26 年度は 500 万人台の回復を見せた。一方、 上越地域全体では、平成 25 年度に 100 万人台を割り、本市でも、平成 25 年度で対前年比 13.0% と大きな減少を見せた。 138,560 133,620 116,190 111,010 -3.6 -13.0 -4.5 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000 140,000 160,000 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 4,775,210 5,071,050 4,910,730 5,055,160 6.2 -3.2 2.9 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 5,000,000 6,000,000 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 1,000,250 1,023,530 961,020 907,010 2.3 -6.1 -5.6 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 200,000 400,000 600,000 800,000 1,000,000 1,200,000 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 ※新潟県「海水浴客入込状況」を基に作成 (人 ) (% ) ※新潟県「スキー場利用客入込状況」を基に作成 【上越市のスキー場利用客数と対前年比の推移】 【新潟県のスキー場利用客数と対前年比の推移】 (% ) (人 ) 【上越地域のスキー場利用客数と対前年比の推移】 (% ) (人 )

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13 2 延べ宿泊者数 本市の延べ宿泊者数は、平成 25 年までは新潟県全体が逓減している中、全国の伸び率と似た動 きを見せ、増加していたが、平成 26 年は年間を通して減少が見られ、対前年比 18.9%減の 581,957 人泊と大きく減少した。 1,000 7,820 10,030 29,520 45,880 48,680 51,860 58,780 61,300 61,960 93,570 99,820 111,010 744,140 1,242,040 2,387,750 0 500,000 1,000,000 1,500,000 2,000,000 2,500,000 3,000,000 加茂市 柏崎市 村上市 阿賀町 十日町市 津南町 糸魚川市 関川村 新発田市 胎内市 魚沼市 長岡市 上越市 妙高市 南魚沼市 湯沢町 108,640 221,590 473,888 907,010 2,351,969 3,817,920 0 1,000,000 2,000,000 3,000,000 4,000,000 中越地域(新潟県) 下越地域(新潟県) 長野地域(長野県) 上越地域(新潟県) 北信地域(長野県) 魚沼地域(新潟県) 631,450 666,610 717,248 581,957 5.6 7.6 -18.9 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000 600,000 700,000 800,000 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 平成25年 37,592 42,299 51,082 68,727 66,497 61,526 67,971 88,150 61,109 66,463 59,670 46,163 平成26年 37,633 36,421 46,148 46,821 47,663 55,671 51,327 71,012 43,925 58,421 48,047 38,866 対前年比 0.1 -13.9 -9.7 -31.9 -28.3 -9.5 -24.5 -19.4 -28.1 -12.1 -19.5 -15.8 -100 -80 -60 -40 -20 0 20 40 60 80 100 0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 【上越市の延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 【上越市の月別延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 【全国の延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 【新潟県の延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 (人 ) (人 ) (人泊) (% ) (人泊) (% ) 【県内市町村別スキー場利用客数(平成26年度)】 ※新潟県「スキー場利用客入込状況」を基に作成 【地域別(新潟県・長野県近隣地域)スキー場利用客数(平成26年 度)】 ※新潟県「スキー場利用客入込状況」及び 長野県「スキー・スケート場の利用者統計調査」を基に作成

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14 各統計の調査手法等の相違や宿泊可能施設の制約などから正確な比較はできないが、本市と本 市を除く新潟県全体のそれぞれの「観光入込客数」に占める「延べ宿泊者数」の割合の推移を見 た場合、本市は微増傾向にあり、本市を除く新潟県全体では、微減傾向にある。 また、「月別観光入込客数(平成 25 年)」に占める「月別延べ宿泊者数(平成 25 年)」の割合を 見た場合、本市を除く新潟県全体の特徴としては、年間を通じて変動は小さく、1 割台で推移し ている一方、本市は、年間を通じて変動が大きく、特に 4 月、7 月、8 月は 1 割を割っているもの の、その他の月では新潟県全体を上回っている。 417 439 466 474 5.3 6.0 1.6 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 100 200 300 400 500 600 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 1,037 1,020 968 961 -1.6 -5.2 -0.7 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 200 400 600 800 1,000 1,200 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 0.12 0.12 0.13 0.16 0.15 0.14 0.00 0.02 0.04 0.06 0.08 0.10 0.12 0.14 0.16 0.18 平成23年 平成24年 平成25年 上越市 新潟県(上越市除く) 0.29 0.24 0.34 0.05 0.20 0.21 0.09 0.06 0.24 0.17 0.32 0.44 0.17 0.18 0.17 0.12 0.11 0.12 0.15 0.10 0.14 0.13 0.14 0.19 0.00 0.05 0.10 0.15 0.20 0.25 0.30 0.35 0.40 0.45 0.50 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 上越市 新潟県(上越市除く) 【「月別観光客入込数(平成 25 年)」に占める「月別延べ宿泊者数(平成 25 年)」の割合】 構成比(平成26年)】 ※新潟県観光入込客統計及び観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 (%) (%) (百万人泊) (万人泊) 【「観光客入込数」に占める「延べ宿泊者数」の割合の推移】 構成比(平成26年)】 ※新潟県観光入込客統計及び観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成

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15 3 外国人延べ宿泊者数 平成 24 年に対前年比 38.6%増加し、2 千人に達したものの、平成 26 年は対前年比 41.1%減の 1,246 人と大きな減少を見せた。一方、近隣市の状況では、妙高市においては、パウダースノーや ディープスノーを求めるオーストラリア人スキーヤー客が好調に伸びつつあり、佐渡市においては、 民間主体のプロモーション効果などにより台湾からの観光旅行者が増加している。 上越市 柏崎市 十日町市 №1 中国 440 №1 アメリカ 458 №1 韓国 139 №2 アメリカ 362 №2 中国 392 №2 アメリカ 73 №3 韓国 304 №3 韓国 266 №3 中国 69 №4 台湾 96 №4 イギリス 170 №4 台湾 53 №5 イギリス 70 №5 シンガポール 150 №5 香港 39 糸魚川市 妙高市 佐渡市 №1 中国 178 №1 オーストラリア 1,064 №1 台湾 3,454 №2 香港 11 №2 台湾 544 №2 アメリカ 408 №3 タイ 7 №3 韓国 416 №3 香港 191 №4 オーストラリア 6 №4 アメリカ 234 №4 中国 123 №5 インド 5 №5 香港 208 №5 フランス 50 4 方面別入込状況 1,660 2,300 2,115 1,246 38.6 -8.0 -41.1 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 1,842 2,631 3,350 4,482 42.9 27.3 33.8 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 913 969 1,065 1,355 6.2 10.0 27.2 -100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 0 500 1,000 1,500 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 【上越市の外国人延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 【全国の外国人延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 【新潟県の外国人延べ宿泊者数と対前年比の推移】 構成比(平成26年)】 【近隣市の国籍(出身地)別外国人延べ宿泊者数(上位 5)(平成 25 年)】 構成比(平成26年)】 (人 泊) (% ) (%) (%) (万人泊) (百人泊) ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 ※観光庁宿泊旅行統計調査を基に作成 (単位:人泊)

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16 方面別入込みの構成比の推移では、平成23年3月に発生した東日本大震災の影響を受け、平成24 年は東北地域の割合が大きく減少した。 平成26年の都道府県別上位10の入込みの構成比では、上越市を除く新潟県県内が18.0%、長野 県が17.3%、富山県が6.5%と近隣エリアからの割合が大きい。 5 平均訪問地点数 本市への観光旅行者が訪問した市内の観光地点数の平均は、微増減の傾向にあるが、概ね1.5か 所で推移している。 3.6 3.3 0.9 5.7 41.0 46.6 39.4 36.5 25.1 24.7 23.0 23.8 23.1 19.6 31.6 29.6 4.4 3.9 2.9 2.7 2.8 1.8 2.3 1.6 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 平成26年 平成25年 平成24年 平成23年 東北 北陸 関東 中部 近畿 北海道・四国・九州・その他 1.68 1.35 1.58 1.45 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 順位 都道府県名 地域 割合 順位 都道府県名 地域 割合 1 新潟県 北陸 32.7 3 東京都 関東 9.5 上越市 北陸 14.7 4 群馬県 関東 7.3 新潟県(上越市除く) 北陸 18.0 5 富山県 北陸 6.5 下越地域 北陸 6.4 6 山梨県 中部 3.8 中越地域 北陸 6.2 7 栃木県 関東 2.6 上越地域(上越市除く) 北陸 4.0 8 福島県 東北 2.3 魚沼地域 北陸 1.5 9 埼玉県 関東 2.1 2 長野県 中部 17.3 10 愛知県 中部 1.6 (か所) ※観光庁「観光入込客統計に関する共通基準」に基づくサンプル調査 【上越市内の平均訪問地点数の推移】 構成比(平成26年)】 ※観光庁「観光入込客統計に関する共通基準」に基づくサンプル調査 【都道府県別入込み上位 10 の構成比(平成 26 年)】 構成比(平成26年)】 【方面別入込みの構成比の推移】 構成比(平成26年)】 ※観光庁「観光入込客統計に関する共通基準」に基づくサンプル調査

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17 6 国内観光の動向(公益社団法人日本観光振興協会「平成26年度版観光の実態と志向」を基に作成) (1) 宿泊観光旅行の参加率 平成25年度の宿泊観光旅行への参加率は54.2%で、対前年度比0.7ポイントの減少となった。 性別で見ると、男女ともに前年度に比べ減少しているが、男性の落ち込みが際立つ結果とな り、特に、40代男性が対前年度比3.7ポイントと大きく減少している。 (2) 宿泊観光旅行を実施しなかった理由 この 1 年間に宿泊観光旅行を実施しなかった理由として、経済的・時間的制約によるものが多 かった。 54.4 54.9 54.2 52.9 53.3 52.2 56.0 56.5 56.3 45 50 55 60 65 平成23年度 平成24年度 平成25年度 全体 男性 女性 51.7 49.8 50.2 52.8 55.9 54.8 51.0 52.5 48.8 54.7 54.7 53.8 45 50 55 60 65 平成23年度 平成24年度 平成25年度 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50歳以上 58.0 61.1 58.7 58.2 59.7 59.3 50.8 51.3 52.6 57.6 58.0 57.7 45 50 55 60 65 平成23年度 平成24年度 平成25年度 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50歳以上 3.4 3.8 4.3 5.5 6.7 6.8 7.8 8.4 11.6 15.2 17.3 37.1 42.0 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 海外旅行をしたい その他 旅行は嫌い 計画を立てるのが面倒 出張等で観光レクもした 他にやりたいことがある 行きたい所がない 一緒に行く人がいない 健康上の理由で 家を離れられない事情があった 何となく旅行しないまま過ぎた 時間的余裕がない 経済的余裕がない (%) (%) (%) (%) 【男性】 【女性】

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18 (3) 宿泊観光旅行の回数 宿泊観光旅行への参加回数は全体で1.37回と平成24年度に比べて微減となっている。男女と も平成24年度下回ったが、男性の落ち込みが大きくなっている。 (4) 旅行形態 宿泊観光旅行の形態としては、ここ近年の推移では、個人旅行が微減、団体旅行が微増にあ るものの、個人旅行の比率が8割以上を占めている。 (5) 宿泊観光旅行の目的地を決定するに際に参考にするもの 宿泊観光旅行の目的地を決定する際に参考にするものとして、「インターネット」が最も多く、 60.8%となっている。 (6) 旅先での行動 1.41 1.37 1.37 1.43 1.34 1.46 1.44 1.41 1.32 1.34 1.36 1.38 1.40 1.42 1.44 1.46 1.48 平成23年度 平成24年度 平成25年度 全体 男性 女性 81.1 80.6 80.4 18.9 19.4 19.6 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 平成23年度 平成24年度 平成25年度 個人旅行 団体旅行 0.3 3.9 4.9 7 9.5 10.7 12.9 13.9 14 15.2 17.1 22.3 29.8 33.9 45.7 60.8 0 10 20 30 40 50 60 70 コンビニエンスストアの端末 テレビ・ラジオのCM 観光物産展 駅・車内のポスター 旅行・歴史等に関する本、小説 携帯電話 旅行業者 新聞・雑誌の記事 新聞・雑誌の広告・チラシ 観光案内所・情報センター テレビ・ラジオの番組 旅行専門雑誌 家族・友人の話 パンフレット ガイドブック インターネット (%) (回) (%)

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19 旅先での行動で多いものをして、「食を楽しむ」が 31.0%、「温泉を楽しむ」が 30.9%、「自 然の風景や季節の花見を楽しむ」が 28.7%であった。 0.5 0.6 1.3 1.4 2.1 2.6 2.8 2.8 3.1 3.2 3.4 3.7 3.9 4.4 5.0 5.5 5.8 7.0 8.3 8.8 11.4 12.5 12.6 19.0 28.7 30.9 31.0 0 5 10 15 20 25 30 35 鉱山や紡績場などかつて栄えた産業遺跡を訪れる 農業や漁業・林業の体験を楽しむ 工場見学や物づくり現場の見学・体験を楽しむ 自然環境の保護・保全に対する意識を高める ウィンタースポーツを楽しむ スポーツ観戦を楽しむ 登山やトレッキングを楽しむ 近代的な建造物を楽しむ 世界遺産に訪れる 海辺のリゾートライフを楽しむ その他スポーツ活動を楽しむ 海水浴やマリーンスポーツを楽しむ 健康の回復、維持・増進を図る その他 鉄道や船、飛行機、バスなどの乗り物を楽しむ 高原や山でのリゾートライフを楽しむ 祭りやイベントを楽しむ 歩くことを楽しむ テーマパークに訪れる 古い町並みを楽しむ ショッピングを楽しむ ドライブを楽しむ 社寺・仏閣に訪れる 歴史や文化的な名所に訪れる 自然の風景や季節の花見を楽しむ 温泉を楽しむ 食を楽しむ (%)

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第3 本市の観光を取り巻く環境の変化

1 人口推計 本市の人口は減少の一途をたどり、10 年後の平成37年には18万2千人になると推計されてい る。人口構成では、65 歳以上の高齢者人口が増加する一方、年少人口(0~14 歳)と生産年齢人 口(15~64 歳)の減少が続いている。特に生産年齢人口は、平成22 年から平成42 年までの20 年間で2.6 万人の減が見込まれる。 2 財政見通し 平成 27 年 2 月に策定した上越市第 2 次財政計画では、全ての事務事業の見直しや職員定員の適 正化、公の施設の再配置などの行政改革の不断の取組を前提に、国における普通交付税の見直しに よる復元を反映し、平成 34 年度まで収支の均衡を図られる見通しであるが、平成 28 年度以降、単 年度の収支不足を市の貯金である財政調整基金で補てんしなければ、財政運営が成り立たない状況 である。 3 広域交通のネットワーク化 45,455 40,003 35,352 32,364 29,917 27,584 25,065 22,618 20,487 18,583 141,856 138,047 136,095 133,142 126,491 120,754 113,101 105,433 99,676 94,482 29,032 34,191 40,613 46,308 50,341 53,542 59,253 62,024 61,845 60,492 0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 S60 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 年少人口 生産年齢人口 高齢者人口 推計値 総人口 216,348 212,248 212,060 211,870 208,082 203,899 190,075 182,008 173,557 197,419 800 850 900 950 1,000 1,050 1,100 1,150 1,200 3.7億円 3.5億円 9.0億円 2.8億円 9.2億円 20.2億円 12.3億円 (億円) (年度) 0 歳入合計額 歳出合計額 財源不足額 ・・・ 財源不足額 全ての年度で財政調整基金を取崩し て補てんします。 資料:上越市第2次財政計画(平成 27 年 2 月策定) 【上越市の財政見通し】 【上越市の人口推計】 資料:第5次上越市行政改革大綱(平成 26 年 12 月策定)

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21 ○ 北陸新幹線の開業(平成 27 年 3 月 14 日開業) 平成 27 年春の北陸新幹線の開業により、1 時間以内に当市に来ることができる圏域は、現在の 6.8 倍に相当する約 350 万人、2 時間以内では現在の 3.7 倍に相当する約 3,500 万人になると見 込まれ、交流可能圏域が関西、中京圏まで大きく拡大することが期待される。 ○ 小木直江津航路の高速化(平成 27 年 4 月 21 日就航) 新型の高速フェリー「あかね」の就航により、直江津港と小木港はこれまでより 1 時間短い 1 時間 40 分で結ばれ、就航後の小木直江津航路の利用実績では、対前年同期比で 51.8%の著しい増 加を見せている。現在、平成 29 年の佐渡金銀山の世界遺産登録に向けた動きがあることから、今 後一層、佐渡市への玄関口として航路利用者の増加が期待できる。 【小木直江津航路の利用状況】 (単位:人、%) ※佐渡汽船株式会社提供資料を基に作成 ○ 上信越自動車道の 4 車線化(平成 30 年度完成) 平成24年4月に、信濃町インターチェンジから上越ジャンクション間37.5キロメートルの4車 線化事業開始が決定した。平成30年度の全線4車線化の実現により、冬期間における円滑な交通 の確保及び夏季繁忙期における渋滞緩和が見込まれることから、本市の観光振興に重要な役割 を果たすことが期待される。 4 新水族博物館の開館(平成 30 年春) 平成 26 年 平成 27 年 個人 団体 計 個人 団体 計 対前年差 対前年比 4/21~4/30 1,477 1,584 3,061 2,381 2,598 4,979 1,918 62.7 5/1~5/31 9,392 7,928 17,320 15,153 10,081 25,234 7,914 45.7 6/1~6/30 5,548 7,554 13,102 8,873 11,743 20,616 7,514 57.4 計 16,417 17,066 33,483 26,407 24,422 50,829 17,346 51.8 【上越市を起点とした広域交通網】

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22 平成26年1月に策定した上越市新水族博物館基本計画では、集客予測数の減衰率を厳しく見積も るなど固い数値を採用して、開館初年度約60万人、2年目約49万人、5年目約37万人、20年間の平 均で約37万人と予測している。 開館初年度ではオープン効果により現在の3倍以上、20年間の平均で見ても約2倍の入館者が見 込まれ、直江津地区の拠点施設に位置付けた新たなまちづくりが期待できる。 【現在の水族博物館の入込状況】 (単位:人、%) 平成 23 年 平成 24 年 平成 25 年 平成 26 年 観光入込客数 169,739 177,278 186,022 179,542 対前年差 - 7,539 8,744 △ 6,480 対前年比 - 4.4 4.9 △ 3.5 ※新潟県観光入込客統計を基に作成 5 「2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会」の開催 政府は、「2020 年オリンピック・パラリンピック東京大会」の開催という絶好の機会を捉え、 これを追い風として、さらなる観光立国の推進を図るべく、2020 年に向けて、訪日外国人旅行者 数2,000万人の高みを目指すこととしている。 このような中、県では、平成31年中の竣工を目途に、小道場や弓道場、相撲場、諸室等を備え た、あらゆる武道に対応可能な総合武道館「県立武道館(仮称)」の建設を決定したほか、本市に おいても、平成30年の供用開始に向け、「大潟体操アリーナ」の新体操競技やトランポリン競技の 機能を拡充するなど、広域的な大会の開催やオリンピック・パラリンピック東京大会のキャンプ 地招致のために環境整備を進めることとしている。 6 観光にかかわる内部外部の主な動き 521.2 613.8 672.8 733.5 834.7 835.1 679.0 861.2 621.9 835.9 1,036.4 1,341.4 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 1,600(万人) 【訪日外国人旅行者数の推移(ビジット・ジャパン事業開始以降)】 ※資料:日本政府観光局(JNTO)資料を基に作成

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23 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 29 年度 平成 30 年 平成 30 年度 平成 31 年 平成 32 年 北陸新幹線の開業、小木直江津航路の高速化(あかね就航) NHK大河ドラマ「真田丸」の放映 佐渡金銀山の世界遺産登録の動き (仮称)厚生産業会館の開館 高田公園陸上競技場の改修完了、供用開始 教育プラザ体育館の改修完了、供用開始 大潟体操アリーナの改修完了、供用開始 新水族博物館の開館 上信越自動車道の4車線化 博物館の改修完了、供用開始 県立武道館(仮称)の竣工(目途) 東京オリンピック・パラリンピックの開催(外国人旅行者の増加)

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第4 本市の観光の現状と課題

上越市第四次観光振興5か年計画の評価・検証と、観光関係団体等を対象に実施した上越市の観光 に関するアンケート調査の結果を踏まえ、認識する課題は次のとおりである。 【ひとづくり、ものづくりに関する課題】 ○魅力的な観光地域づくりの形成には、地域住民の主体性に基づく地域づくり・まちづくりによ る地域内の成熟が求められる。今後到来する人口減少や少子高齢化の構造変化を見据え、自然 や歴史、文化などの地域資源を学ぶための機会の充実や、次の担い手の確保など地域人材の育 成が必要である。 ○本市では、メイドイン上越、発酵食品、上越野菜など地域食材や伝統技術を活用した食や特産 品の開発、ブランド化を推進してきた。観光旅行者にとって食や特産品は消費行動に大きな影 響を与えるものであることから、農工商連携や産官学連携の強化による新たな創出とブランド 化や、飲食店や宿泊施設との提携、販路拡大などによる更なる普及に向けた取組が必要であ る。 【地域資源に関する課題】 ○本市には自然や歴史、文化など豊富な地域資源があるが、それらが必ずしも有機的に活用され ていないところがある。田舎体験交流や農作業体験による都市農村交流、まち歩きの更なる充 実を図るとともに、歴史・文化的資源の保存や上越市ゆかりの偉人の伝承に関する取組、伝統 技術や特産品開発の視察の受入れなど本市の特性を生かした新たな学び・体験を通じた交流策 を検討していく必要がある。 【観光基盤に関する課題】 ○上越妙高駅からの並行在来線の接続改善や、観光周遊バスの運行ルート・ダイヤの見直しを行う など、利用者の流動や観光ニーズに対応したスムーズな市内周遊のための移動手段を確保する必 要がある。 ○スマートフォン等の情報端末の急速な普及に対応した公衆無線LANや観光インフォメーショ ンの観光情報の受発信環境の整備が必要である。 ○観光旅行者が市内を巡りやすいよう観光案内看板の計画的な設置や高齢者や障害者などのユニ バーサルデザインに配慮した施設整備が必要である。 【観光情報とPR、プロモーションに関する課題】 ○旅行の目的地を決定するに当たっての情報源としてインターネットが主流であることから、ホ ームページやSNSによる情報発信など多様なコミュニケーションツールを活用した情報発信 の強化が必要である。 ○北陸新幹線開業後の効果を高めるため、ビッグデータやアンケート調査結果などに基づく観光 旅行者の動向やニーズに対応した観光ルートの形成やターゲットエリア・シーズンの絞り込み などによる戦略的なPRやプロモーションが必要である。また、上越妙高駅は広域観光を進め る上での重要な玄関口となることから、来訪者のニーズに対応した観光情報機能の充実に努め ていく必要がある。 ○本市単独のプロモーションでは効果が弱く、上越地域の自治体が連携し、一体的に取組む必要 がある。特に、北陸新幹線や小木直江津航路、上信越自動車道の主要交通網のアクセス環境が 向上することから、これらを交通手段に持つ自治体との広域的連携を強化する必要がある。

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25 【域内外の周遊に関する課題】 ○上越市第四次観光振興5か年計画の重点集客エリアに位置付けた「春日山城跡周辺エリア」 「城下町高田エリア」には、市外・県外の認知度や関心度の高い歴史・文化的資源が多く点在 し、また、観桜会を始めとした集客力の高い行祭事・イベントが開催されるなど、訴求力の高 い地域資源が集積している。それぞれの重点集客エリア内の地域資源の魅力を高めつつ、まち 歩きや歴史・文化的つながりを生かしたエリア内周遊を強化するとともに、それぞれの誘客効 果を全市的に波及させるため、市内各地域の歴史・文化的資源を有機的に結ぶ周遊を形成する 必要がある。 ○平成 30 年春にオープンする新たな水族博物館は、来館者の知的欲求を満たす学びの場であると 同時に、本市の交流人口の拡大のための拠点施設であり、新たなまちづくりの核として期待され るところである。観光面においては、本施設周辺を重点集客エリアに位置付け、施設の集客力を 生かした直江津まちなかの活性化やエリア内周遊の形成、市内各地域への誘客効果の拡大を図る とともに、小木直江津航路の高速フェリー利用者をターゲットとした同エリアへの誘客強化と、 佐渡金銀山の世界遺産登録の動きを見据えた、佐渡市との連携強化を図っていく必要がある。 ○上越観光コンベンション協会を始め、市内各地域にはそれぞれ観光関係団体が存在し、地域の 特性を生かした観光地域づくりと観光旅行者の誘致を推進している。同協会の主導的役割の 下、市内の各地域で観光に携わる団体や事業者等など多様な主体との連携・補完体制を強化 し、観光面での総合力を高めることで、競争力のある観光地域づくりを進める必要がある。 【新たな交流機会に関する課題】 ○北陸新幹線の開業により交流圏域が拡大したこと、さらには県立武道館の建設が決定したことか ら、平成 32 年開催予定の東京オリンピック・パラリンピックにおける外国のキャンプ地誘致や 各種スポーツ大会、学会、合宿誘致の可能性が高まることが期待されるため、官民一体となった 推進体制を構築し、全市的に取り組んでいく必要がある。 ○観光庁宿泊旅行統計調査による本市の外国人延べ宿泊者数は、近隣自治体と比較して低い水準に ある。2020 オリンピック・パラリンピック東京大会を契機に訪日外国人の増加が期待される中、 本市においても外国人観光旅行者が魅力と感じる観光資源を調査・分析し、ターゲット国の絞り 込みや訴求テーマの設定による効果的な誘客が必要である。行政と観光関係団体等の主体的な取 組と相互連携の下、市全体で受入環境の整備や人材育成などの初度的態勢を優先的に整備すると ともに、妙高市や佐渡市など近隣自治体との地域資源の相互利用・相互補完の立場で広域的連携 を強化する必要がある。

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26 【観光関係団体等への「上越市の観光に関するアンケート調査結果」(抜粋・要約)】 ■上越市の観光の「魅力」や「強み」 ・米、酒、魚など豊富な食が多い。 ・海や山、田園など自然豊かである。 ・四季の彩りが顕著である。 ・歴史・文化を実感できる。 ・観桜会を始めとするイベントに集客力がある。 ・北陸新幹線や高速道路など交通アクセスが良い。 ■「上越市の観光の「弱み」や「問題・課題」」 ・情報発信やPRが不足している。 ・メインとなる地域資源がない。 ・市町村合併により地域資源が分散している。 ・二次交通など移動手段が弱い。 ・連携体制が不足している。 ■「上越市の主要観光地として「確立していると思うエリア」又は「今度、確立していくべき と思うエリア」 ○「確立していると思うエリア」 ・「高田城周辺のエリア」 11 団体(55%) ・「春日山城跡周辺のエリア」 5 団体(25%) ○「確立していくべきと思うエリア」 ・「春日山城跡周辺のエリア」 7 団体(35%) ・「日本海海岸のエリア」 5 団体(25%) ・「高田城周辺のエリア」 4 団体(20%) ※上記のほか、自然や田舎を体験できるエリアの意見も複数あり ■「上越市の観光振興のため、「重点的に取り組むべきと思わるもの」」 ※評点換算による 10 点以上のもの ・「観光情報の充実と戦略的なPR」 20 点(8 団体) ・「春日山城跡周辺、城下町高田などの主要観光地の魅力の向上」 12 点(5 団体) ・「春日山城跡周辺、城下町高田などの主要観光地と各地の地域資源を結び付ける周遊」 11 点(6 団体) ・「人材の育成」 10 点(5 団体) ・「行政、観光事業者、観光関係団体、市民など多様な主体との連携」 10 点(5 団体) ・「インバウンド観光の推進」 10 点(5 団体) ・「北陸新幹線や小木直江津航路、上信越自動車道の主要交通機関からの二次交通アクセス の確保、充実」 10 点(4 団体)

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第5 今後の観光の方向性

1 計画策定の意義 国においては、平成24年3月に観光立国推進基本計画の閣議決定を行い、日本の成長を牽引 し、今後、さらなる飛躍をするため、「観光の裾野の拡大」と「観光の質の向上」を掲げ、国は 成長戦略の柱の一つを「観光」としている。少子高齢・人口減少社会が進み、中長期的な国内旅 行市場の規模縮小が予測される中、平成26年には訪日外国人旅行者数が年間1,341万人まで拡大 し、今後もさらなる増加が期待されている。特に、平成32年に「オリンピック・パラリンピック 東京大会」の開催が決定しているなど、観光立国の実現に力強い追い風となっている。さらに、 人口急減・超高齢化という我が国が直面する大きな課題に対し、各地域がそれぞれの特徴を生か した自律的で持続的な社会を創生する「地方創生」を唱え、観光の活性化からの取組も推進して いる。 このような中、本市においては、北陸新幹線の開業や小木直江津航路の高速フェリーの就航、 上信越自動車道の4車線化の広域交通のネットワーク化や、新水族博物館の開館、オリンピッ ク・パラリンピック東京大会の開催など観光を取り巻く内外の環境に大きな変革を迎えている。 これら環境の変化に的確に対応した観光施策を講じ、観光旅行者誘致による地域経済の活性化を 図るとともに、今後到来する人口減少、少子高齢化の構造変化、さらには厳しい財政状況を見据 えながら、市民が観光を通じて、培われてきた豊かな地域資源の魅力を再認識し、観光資源とし て魅力を高めながら域内外の交流を促進することで、魅力的な観光地域が形成されるよう、観光 に関する総合的な計画を策定する必要がある。 2 計画の位置付け 本市のまちづくりの最上位計画である上越市第6次総合計画(以下「総合計画」という。)を下支 えする計画と位置付け、同計画の産業・経済分野で掲げる目標を達成するための具体的な事業を定 めるもの <本市の各種計画との関連図> 上越市第6次総合計画 上越市第五次観光振興計画 ○上越市食料・農業・農村基本計画 ○上越市総合公共交通計画 ○上越市新幹線まちづくり行動計画 ○上越市景観計画 ○史跡春日山城跡第2期保存管理計画 ・ ・ ・

参照

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