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(1)

5(1) 海域生物について

5-(1)-1 ウミガメ類の上陸・産卵・

孵化

5-(1)-2 事業実施に伴うウミガメ

類の他地域への逃避

5-(1)-3 環境保全措置

(2)

知事意見への対応方針 知事の意見 対応方針 備考 分類 ウミガメ類に係る予測について エ ウミガメ類に係る予測について (ア) ウミガメ類への騒音による影響の 予測において、「工事車両の運行は日 中に限られる」としているが、騒音に 係る評価において、夜間等工事を行う 場合についても言及していることか ら、夜間等工事を行う場合の影響につ いても予測する必要がある。 (イ) 他の地域に逃避することが可能で ある根拠として、日本の沿岸域のウミ ガメ類が減少傾向にあることを挙げ ているが、このような予測は適切では ない。ウミガメ類がなぜこの地域を利 用しているのかといったことを考慮 した予測を行う必要がある。 (ウ) 前原地区の砂浜を主要な上陸箇所 としているが、一方で当該地区が辺野 古地区に比べて規模が小さいこと、浜 の前面に岩礁帯があることから調査 結果においては辺野古地区と比べて 上陸数が少なかったとしている。 そのような状況では、当該地区をウ ミガメ類の主要な上陸場所とする説 明は十分ではなく、施設の存在により 逃避するウミガメ類が当該地区を利 用するとする予測の不確実性の程度 が大きいと考える。 また、ウミガメが上陸し、産卵・孵 化した記録があるキャンプ・シュワブ 地区を「上陸には好適でない」との予 測は適切ではない。 夜間工事の影響として、評価書では夜 間の工事中の照明について、評価してい ます。すなわち、夜間工事は施設の舗装 工に限るものであり、ウミガメ類が上陸 する可能性のある砂浜及び海面には直接 光を照射することはないことから影響は 生じないものと予測しています。 ウミガメ類がなぜ事業実施区域周辺を 利用しているかを考慮した予測に関して は、沖縄島におけるウミガメ類の上陸の 状況を他地域の状況を含めて示し、区域 間を比較して、どのような地域をよく利 用するのか、逃避した場合の逃避先を想 定し、その砂浜の利用状況を勘案して評 価しました。 ウミガメ類の上陸・産卵に関する環境 条件については、既往知見においても定 性的なものが多く、上陸・産卵のための 基準となる環境条件を定量的に示すこと は難しいと考えます。そのため、本検討 では、既往研究において考えられている 複数の定性的環境条件を総合的に判断し て評価しました。また、砂浜だけでなく、 前面の海草藻場との関連も含めて検討 し、評価しました。 埋立 第 3 10(2) エ 飛行場 第 3 7(2) ア、イ ① ② ② 分 類 ① 評価書の内容をより丁寧に説明することで対応するもの ② 追加的な調査、解析、知見等を増やして対応するもの ③ 環境保全措置を新たに(更に)行うことで対応するもの ④ 事後調査又は環境監視調査を続けて、その結果に応じた措置を講じるもの

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補正評価書(案) 【第 6 章 6.13 海域生物 6.13.1 調査 6.13.1(2)調査結果】 (ア) 採餌及び回遊の状況 ジュゴンの航空調査等により、ウミガメ類の採餌及び回遊の状況を確認して います。また、図-6.13.1.22 に示す区域ごとに、砂浜へのウミガメ類の上陸、 産卵、孵化の状況を観察しています。平成 19 年度から 23 年度の現地目視観察 と卵の掘り出しによって観察された上陸数、産卵数を図-6.13.1.23 に示します。 平成 19 年度調査ではバン崎、嘉陽、辺野古弾薬庫、前原・松田の砂浜に上 陸が観察されましたが、これに比べて平成 20 年度調査では、これらの砂浜以外 の地域も含めて、多くの上陸、産卵の状況が観察されました。特に、安部(大 浦湾側)~バン崎の地域の上陸数が多いという結果でした。平成 21 年度以降の 調査でも安部(大浦湾側)やバン崎の地域において多くの上陸が観察されまし た。一方、キャンプ・シュワブの砂浜にも上陸の状況が観察され、産卵してい る状況も把握できました。そのほかの地域のうち前原・松田地区では上陸数は 1~4 回と少ないですが、平成 19 年度から 23 年度の毎年、上陸が観察されてい ます。 図-6.13.1.22 調査範囲の地域区分 バン崎 嘉陽 安部(ギミ崎~安部崎) 安部 (大浦湾側) カヌチャ 汀間 瀬嵩 辺野古弾薬庫 平島 キャンプ・ シュワブ 前原・松田 辺野古・豊原 久志・潟原

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0 5 10 15 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 地 形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 作 … 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 設 ) 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀 間 カ ヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 嘉 陽 バ ン 崎 平成19年度 0 5 10 15 20 25 30 35 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 地 形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 … 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 設 ) 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀 間 カ ヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 嘉 陽 バ ン 崎 平成20年度 0 5 10 15 20 25 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 地 形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 … 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 … 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀 間 カ ヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 嘉 陽 バ ン 崎 平成21年度 上 陸 箇 所 数 0 5 10 15 20 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 地 形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 作 業 … 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 設 ) 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀 間 カ ヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 嘉 陽 バ ン 崎 平成22年度 0 5 10 15 20 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 地形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 作 業 ヤ ー ド ) 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 設 ) 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀間 カヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 嘉 陽 バン 崎 産卵箇所 上陸のみ 平成23年度 注)1. 平成19年度は、調査を実施した結果、産卵は記録されませんでした。 2. 平成23年度は、産卵を確認する調査を実施していません。 キャンプ・シュワブ 図-6.13.1.23 平成 19~23 年度調査におけるウミガメ類の地域別上陸箇所数

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このように、上陸・産卵数は、それぞれの調査対象地域において平成 19 年度 に比べてその後の年度では、安部(大浦湾側)からバン崎にかけての地域にお いて上陸数が多い傾向が認められました。ただし、地域別には年度ごとの上陸 数に差がみられました。そこで、調査対象地域全体での経年的な上陸数の変化 について全地域を合算してみると、図-6.13.1.24(上段)に示すように、平成 20 年度に安部~バン崎の地域における上陸数が顕著に多くなっており、それに 比べると、他の地域は平成 20 年から 23 年にかけての上陸数に大きな差はみら れませんでした。 なお、この経年的な上陸数の変化について、鹿児島県において観察されてい る情報と比較すると、鹿児島県全域では、平成 12 年から平成 23 年の間では、 平成 20 年が最多、平成 12 年が最少で、平成 19、18 年はそれに次いで上陸数が 少ないという年変動がみられており、平成 19~23 年の期間では、本事業に関す る現地調査結果もほぼ同様の推移を示しています。 図-6.13.1.24 平成 19~23 年の現地調査によるウミガメ類上陸数 及び鹿児島県全域のウミガメ類上陸数 ウミガメ類の種類別の上陸状況について、平成 19~23 年度の調査期間を通 じた地域別の上陸状況を図-6.13.1.25 に示しました。これによると、全般に アカウミガメの上陸が多いという結果であり、それぞれの地域で顕著な種類 の偏りは認められませんでした。なお、キャンプ・シュワブ内地形改変区域 における上陸数は調査範囲全体の約 7%を占める程度で、この地域でもアカウ 0 50 100 150 H19 H20 H21 H22 H23 辺野古~松田 キャンプ・シュワブ 大浦湾 安部~バン崎 延 べ 上 陸 回 数 本事業関連現地調査によるウミガメ上陸状況 0 2000 4000 6000 8000 10000 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 延 べ 上 陸 回 数 鹿児島県全域におけるウミガメ類上陸回数

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ミガメが多くを占めていました。 図-6.13.1.25 平成 19~23 年の地域別ウミガメ類上陸状況 産卵されたウミガメ類の卵の孵化率を表-6.13.1.39 に示しました。 アカウミガメは調査地域全体で 1~100%の孵化率がみられました。アオウミ ガメは 0~67%、種の判別が出来ない上陸跡では 0~86%の孵化率が記録されまし た。なお、キャンプ・シュワブ内地形改変区域では、アカウミガメが平成 20 年度と 21 年度、種判別が出来なかった個体が平成 22 年度に産卵していました。 このうち、平成 20、21 年度のアカウミガメでは高い孵化率が記録されましたが、 平成 22 年度にみられた種判別が出来なかった個体の卵は孵化に至っていませ んでした。 0 20 40 60 80 100 バ ン 崎 嘉 陽 安 部 ( ギ ミ 崎 ~ 安 部 崎 ) 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) カ ヌ チ ャ 汀 間 瀬 嵩 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 辺 野 古 弾 薬 庫 地 形 改 変 地 域 外 ( 北 側 ) 地 形 改 変 地 域 ( 代 替 施 設 ) 地 形 改 変 地 区 外 ( 西 側 ) 地 形 改 変 地 区 ( 辺 野 古 作 業 ヤ ー ド ) 平 島 辺 野 古 ・ 豊 原 久 志 ・ 潟 原 前 原 ・ 松 田 ウ ミ ガ メ 類 の 上 陸 数 判別不能 アオウミガメ アカウミガメ 周辺区域(南・西) キャンプ・シュワブ 大浦湾 周辺区域(東) (箇所)

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表-6.13.1.39 ウミガメ類の地域別産卵数と孵化の状況 種類 地域 産卵発見時期 産卵数 孵化卵数 孵化率(%) 前原・松田 平成22年7月 84 2 2 久志・潟原 平成22年6月 101 96 95 辺野古・豊原 平島 地形改変地区(辺野古作業ヤード) 地形改変地区外(西側) 地形改変地域(代替施設) 平成21年7月 19 19 100 平成20年7月 - - 良好 地形改変地域外(北側) 辺野古弾薬庫 大浦湾奥部(大浦・二見) 瀬嵩 汀間 平成20年5月 - - 良好 カヌチャ 平成22年6月 71 9 13 安部(大浦湾側) 平成21年8月 54 20 37 平成20年5月 - - 良好 平成20年8月 - - 良好 平成22年7月 76 72 95 平成20年6月 - - 良好 平成21年7月 97 1 1 平成20年5月 - - 良好 平成20年6月 - - 良好 平成22年6月 61 6 10 平成22年7月 99 95 96 平成22年7月 101 10 10 前原・松田 久志・潟原 辺野古・豊原 平島 地形改変地区(辺野古作業ヤード) 地形改変地区外(西側) 地形改変地域(代替施設) 地形改変地域外(北側) 平成21年6月 71 21 30 辺野古弾薬庫 大浦湾奥部(大浦・二見) 瀬嵩 汀間 カヌチャ 平成21年7月 18 1 6 平成21年8月 55 0 0 平成22年10月 72 0 0 安部(ギミ崎~安部崎) 嘉陽 平成22年8月 100 67 67 バン崎 前原・松田 久志・潟原 辺野古・豊原 平島 地形改変地区(辺野古作業ヤード) 地形改変地区外(西側) 地形改変地域(代替施設) 平成22年7月 105 0 0 地形改変地域外(北側) 辺野古弾薬庫 大浦湾奥部(大浦・二見) 瀬嵩 汀間 カヌチャ 平成21年6月 81 3 4 平成21年8月 13 11 85 安部(ギミ崎~安部崎) 平成22年8月 77 66 86 嘉陽 平成20年9月 - - 良好 バン崎 平成20年10月 - - 約75% 安部(大浦湾側) 注)卵の孵化状況の観察について、平成20年度は定性的な観察を行いました。    平成21年度、22年度調査では、産卵したと考えられるボディーピットについて、孵化が終了    すると考えられる約3ヶ月後に掘り返し、孵化後の卵の残骸から産卵数及び孵化卵数を求    めたものであるため、多少の誤差が含まれます。    平成23年度調査では、産卵数・孵化数に関する調査は実施していません。 判 別 不 能 安部(ギミ崎~安部崎) 嘉陽 バン崎 ア カ ウ ミ ガ メ 安部(大浦湾側) ア オ ウ ミ ガ メ

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(イ) ウミガメ類の地域別上陸・産卵状況のまとめ 平成 19 年以降の上陸調査や聞き取り調査等の結果、及びウミガメ類の上陸・ 産卵に関する既往の知見を踏まえ、代替施設周辺の海浜部におけるウミガメ類 の上陸・産卵について考察しました。 平成 19 年以降の現地調査においてもみられたように、ウミガメ類の上陸数 には年変動が大きく、また後述のように、ウミガメ類が上陸・産卵・孵化に 対して適地と考えられる場所以外にも上陸することなど、その場の環境だけ に左右されるのではなく、多くの要素が複雑に関わっているものと考えられ ます。既往知見においても、ウミガメ類の上陸・産卵に関する環境条件につ いては定性的に評価しているものが多く、上陸・産卵のための基準となる環 境条件を定量的に示すことは難しいと考えられました。そのため本検討では、 既往研究において考えられている複数の定性的環境条件を総合的に判断して 評価することとしました。 既往知見*)では全国的には砂浜の砂の堆積量が少なくなったこと、人工護 岸が設置され、砂浜の奥行きが狭い箇所では砂の安定性が低下したこと、人 工の光が存在することなどが、ウミガメの上陸や産卵に好適ではない環境で あるといわれています。また、人の活動として地域への立ち入りや車両の乗 り入れは、産出された卵及び仔ガメに悪影響を与えるとされています。この ほか、当該地域ではサンゴ礁のリーフから夜間に砂浜まで移動することを考 え、その距離が大きいかどうかも考慮しました。 これらの条件を地域ごとに総合的に比較すると(表-6.13.1.40)、嘉陽地先 (バン崎からギミ崎にかけて)や、安部地先(ギミ崎から安部崎及び大浦湾 側)、前原地先などがウミガメ類の上陸・産卵に良好な場所として考えられま す。このほか狭い範囲ではありますが、汀間川河口東側、辺野古弾薬庫下な ども良好な場所と考えられます。キャンプ・シュワブ沿岸では、前述のよう にアカウミガメとアオウミガメの上陸と産卵がみられ、アカウミガメでは高 い孵化率が観察されています。ただし、種の判別が出来なかった個体の孵化 状況観察では孵化率 0%という結果もあり、孵化率にはバラツキが大きいこと が示されました。また、地形条件として後背地と岩礁に挟まれ、砂浜の奥行 きが狭いことや、護岸沿いには外灯が設置されているなどの環境条件をもつ ことから、アカウミガメ等のウミガメ類の上陸・産卵はみられるものの、好 適な場所ではないと考えられました。 これらの現地調査結果及び既往の知見を総合すると、本調査海域の各所で 上陸している状況にありますが、必ずしも上陸・産卵・孵化にとって良好な 条件がそろった砂浜を産卵場所として選択し、上陸しているものではないと

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考えられました。

*)既往知見 「紀伊半島ウミガメ情報交換会・日本ウミガメ協議会共編(1994):ウミガメは減ってい

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表-6.13.1.40 ウミガメ類の上陸・産卵に対する適性の地域区分間の比較 前 原 ・ 松 田 久 志 ・ 潟 原 辺 野 古 ・ 豊 原 平 島 キャ ン プ ・ シ ュ ワ ブ 辺 野 古 弾 薬 庫 大 浦 湾 奥 部 ( 大 浦 ・ 二 見 ) 瀬 嵩 汀間 カヌ チ ャ 安 部 ( 大 浦 湾 側 ) 安 部 ( 安 部 崎 ~ ギ ミ 崎 ) 嘉 陽 バン 崎 上陸・産卵実績 有 有 有 有 有 有 無 無 有 有 多 多 多 多 灯火・照明の有無 少 有 少 少 有 少 有 有 少 有 少 少 少 少 人の活動 少 有 少 少 有 少 有 有 少 有 少 有 有 少 車両の乗り入れ 有 リーフからの距離 近 遠 遠 近 遠 湾内ではリーフは発達していない 近 近 近 近 砂浜の規模 小 大 小 小 大 小 大 大 小 大 大 大 大 大 注)「上陸・産卵に関する条件」について 以下の基準により、上陸・産卵に適している(水色)と判断しました。 ・灯火・照明の有無:砂浜の近傍に道路外灯や人家の明かりなどの固定照明や自動車のヘッドライトが照 射され易い場所を「有」、これ以外を「少」としました。 ・人の活動:頻繁に人の活動がみられる場所を「有」、これ以外を「少」としました。 ・車両の乗り入れ:砂浜に車両が直接乗り入れることがある場所を「有」、通常は乗り入れがない場所を空 欄としました。 ・リーフからの距離:上陸待機場所となるリーフからの距離を勘案するため、砂浜前面のリーフまでの距 離が 1,000m 程度ある場合を「遠」、これ以外を「近」としました。 ・砂浜の規模:砂浜の延長が連続して 100m 程度以上ある場合を「大」、これ以外を「小」としました。なお、 ポケットビーチが連続した場合でも「小」としました。また、いずれの地域でも「砂の深 さ」30cm 程度以上の箇所が存在しています。 上陸・産卵に 関する条件 地域区分

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6 -図-6.13.1.26 既往知見及び現地調査結果からみた砂浜ごとのウミガメ類に対する上陸・産卵の可能性及び適性 凡例 ―:ウミガメ類の上陸・産卵の 可能性が高い場所 ―:ウミガメ類の上陸・産卵の 可能性が低い場所 ・上陸記録が最も多く、産卵・ふ化も 複数記録されている。 ・聞き取り調査でも「毎年、上陸・産 卵がある」となっている。 ・砂浜条件がよく、上陸記録が多い。 産卵・ふ化も複数記録されている。 ・周囲には照明等もない。 ・砂浜条件がよく、上陸、産卵・ふ 化が 1 度 記録された。 ・ただし、湾の奥まった場所であり、 近傍に漁港やリゾートエリア(照 明等)がある。 ・砂浜条件がよく、上陸も複数記録されて いる。 ・周囲には照明等もない。 ・上陸記録が 1 度あるものの、近傍には レクリエーションビーチ等がある。 ・上陸記録がなく、聞き取り調査でも 「昔は産卵していたが現在はない」 となっている。 ・上陸記録がなく、聞きとり調査でも 「昔は産卵していたが現在はない」 となっている。 ・上陸記録が 1 度あるものの、 満潮時に残存する砂浜はほ とんどない。 ・砂浜条件がよく、上陸も 1 度 記録 されている。 ・聞き取り調査でも「毎年、上陸・産 卵がある」となっている。 ・砂浜条件がよく、上陸記録が多い。 ・周囲には照明等もない。 ・上陸記録がなく、満潮時に残 存する砂浜はほとんどない。 ・上陸記録は複数あり、産卵・ふ化が 1 度 記録 されている。 ・辺野古崎の周辺は沖側に岩礁帯があり上陸が困 難な可能性がある。また、近傍に照明も多い。 辺野古漁港付近では人の活動が盛んである。 ・上陸記録はある ものの、人の活 動が多く、照明 が 設 置 さ れ て いる。

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知事意見への対応方針 知事の意見 対応方針 備考 分類 海域生物について ウミガメ類に係る予測について (イ) 他の地域に逃避することが可能である 根拠として、日本の沿岸域のウミガメ類が 減少傾向にあることを挙げているが、この ような予測は適切ではない。ウミガメ類が なぜこの地域を利用しているのかといっ たことを考慮した予測を行う必要がある。 ウミガメ類がなぜ事業実施区域周辺を利用 しているかを考慮した予測に関しては、沖縄 島におけるウミガメ類の上陸の状況を他地域 の状況を含めて示し、区域間を比較して、ど のような地域をよく利用するのか、逃避した 場合の逃避先を想定し、その砂浜の利用状況 を勘案して評価しました。 埋立 第 3 10(2)エ 飛行場 第 3 7(2) ア 、 イ ② 分 類 ① 評価書の内容をより丁寧に説明することで対応するもの ② 追加的な調査、解析、知見等を増やして対応するもの ③ 環境保全措置を新たに(更に)行うことで対応するもの ④ 事後調査又は環境監視調査を続けて、その結果に応じた措置を講じるもの

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補正評価書(案) 【第 6 章 6.13 海域生物 6.13.2 予測】 6.13.2.2 施設等の存在及び供用 (3) 予測結果 4) 騒音の発生 航空機の運航による騒音の発生による影響が想定されるのは、ウミガメ類と考 えられます。 航空機騒音の予測結果によると、飛行場周辺は騒音レベルが上昇します。ウミ ガメ類の遊泳時における騒音に対する忌避行動等については確認出来た知見があ りませんが、夜間の上陸時(産卵時)については、海浜部で騒音があると上陸し ない場合や、上陸後にも海に戻ってしまうなどの行動が知られています。 (**** 中略 現在騒音について予測解析中 ***) なお、航空機により上空から観察した現地調査結果によると、ウミガメ類は海 岸から離れた位置でも遊泳していることから、飛行場周辺については沖合を遊泳 することが想定され、沖縄島北部東岸におけるウミガメ類の広域的な移動は維持 されるものと予測しました。 また、沖縄島での上陸の実態について、沖縄島と周辺離島にある砂浜の うち 113 か所を対象としたウミガメ類上陸調査が沖縄県教育委員会によっ て行われています(図-6.13.2.23)。これによると沖縄島全域では、東村・ 国頭村地域に産卵に利用する砂浜が多数存在することが示され、北部地域 に上陸が多い状況が示されています。これに対し、沖縄島東岸では辺野古 崎、西岸では名護市より南側の沖縄島中南部では上陸・産卵に利用される 砂浜が比較的少ない状況ですが、金武湾湾口の宮城島では上陸がみられま す。事業実施区域及びその周辺の宜野座村松田~バン崎の範囲では嘉陽、 安部、瀬嵩に設定された 4 か所のうち、3 か所において上陸が記録されて おり、周辺では北東に位置する国頭村の辺戸岬周辺に上陸可能な砂浜が存 在していることが示されています。その痕跡の密度は、嘉陽地区とほぼ同 程度です。 上記のウミガメ類が上陸可能な砂浜の分布をみると、事業実施区域及び 周辺地域からウミガメ類が逃避し、大浦湾東部、安部、嘉陽及びこれより 遠方の東村等の砂浜に逃避した場合には、そのような地域にも上陸が可能 な砂浜が存在しており、逃避先での生存は保持されると考えられます。

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図-6.13.2.2.3 沖縄島全域におけるウミガメ類の上陸状況 <参考資料>

沖縄県教育委員会(1995):ウミガメ類生息実態調査報告書Ⅰ-沖縄島及び周辺離島 における調査結果-.

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知事意見への対応方針 知事の意見 対応方針 備考 (該当なし) - 分 類 ① 評価書の内容をより丁寧に説明することで対応するもの ② 追加的な調査、解析、知見等を増やして対応するもの ③ 環境保全措置を新たに(更に)行うことで対応するもの ④ 事後調査又は環境監視調査を続けて、その結果に応じた措置を講じるもの

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補正評価書(案) 【第 6 章 6.13 海域生物 6.13.3 評価 6.13.3.2 施設等の存在及び供用 (1) 環境影響の回避・低減に係る評価 1) 環境保全措置の検討】 (ウミガメ関連箇所) 施設等の存在及び供用において、海域生物の重要な種に係る影響を低減させるた め、以下の環境保全措置を講じることとしています ・ウミガメ類の上陸、産卵、孵化の場所における好適な条件として、一般に以下 のことがいわれています。 ・接岸上陸がしやすい場所と地形 ・光、音の影響が少ない場所(建物、道路等による妨害の少ない場所) ・人の活動による上陸、産卵妨害の少ない場所 ・卵が冠水しない場所 ・車両走行による卵の破壊がない場所 ・車両の轍(わだち)、漂着ゴミによる仔ガメの帰海妨害がない場所 (参考資料)紀伊半島ウミガメ情報交換会・日本ウミガメ協議会共編(1994):ウミガメ は減っているか-その保護と未来-.紀伊半島ウミガメ情報交換会. ここで、本事業実施区域付近では、北側の辺野古弾薬庫下にかけて(延長 約 1,000m)の範囲には、砂浜(約 400m)や小型のポケットビーチが分布して います。これらの砂浜は、人の活動が少なく、光や音の影響が少ない場所で、 平成 19 年から平成 23 年の調査では上陸、産卵がみられています。ただし、 この地域の砂浜は奥行きが狭く、卵が冠水しやすい地形であるなど、上陸、 産卵には不適と考えられる環境条件となっています。本事業では約 4,000m の 自然・半自然海岸が消失すると予測されます。これに対し、本事業では、上 記のような事業実施後にも存続する砂浜を対象として、ウミガメ類の上陸、 産卵にとって良好な環境条件を整え、利用しやすい場を創出し、事後調査す ることについて検討します。ウミガメ類の上陸・産卵のための砂浜整備箇所 (案)を図-6.13.3.2.1 に示します。 なお、上述の代償措置のための砂浜整備箇所(案)では、平成 19~23 年度 の 5 か年の平均で 2.4 箇所のウミガメ類の上陸が観察され(図-6.13.1.23)、 このうち、平成 21 年度にはアオウミガメの産卵があり、71 個中 21 個(孵化 率約 30%)の孵化が観察されています。これに対し、同期間の地形改変区域 (代替施設及び辺野古作業ヤード)での上陸は年平均 3.8 箇所でした。また、 産卵は平成 20~22 年度の 3 か年で各 1 箇所の産卵がありました。このうち平

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成 20、21 年度はアカウミガメによる産卵で孵化の状況は良好、22 年度は種類 の判別ができない個体による 1 箇所の産卵が記録されましたが、孵化はみら れませんでした。 これらを比較したとき、地形改変により消失する辺野古地区の砂浜に比べ て上陸数は少なく、孵化率も低い状態ですが、前述のような上陸や産卵・孵 化に好適な環境条件を整備することにより、上陸数、産卵数、孵化率を向上 させることが期待されます。ただし、その効果は消失する産卵場の役割の一 部を代償するだけですが、事業実施区域周辺に産卵場を確保し、維持するこ とが重要と考えられます。 なお、このウミガメ類の産卵場保全のための砂浜整備については、専門家 等の助言を得て行うこととし、実施した際には環境の維持、ウミガメ類の利 用状況等について、モニタリングすることとします。 図-6.13.3.2.1 ウミガメ類の上陸・産卵のための砂浜整備箇所(案) ・事業区域周辺の砂浜及びそこへのウミガメ類のアプローチ経路に対する影響を 軽減するため、照明設備の形状、設置方法について、図-6.13.3.2.2 のような 研究例を参考に機種等を選定します。 凡 例 ウミガメ類の上陸・産卵の ための砂浜整備箇所(案)

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図-6.13.3.2.2 ウミガメ類の上陸・産卵に対する光の影響低減を考慮した外灯等 の設置(例)

砂浜や海面に強い光が直接及 ぶ箇所では上図のような照明 は用いない。

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本審議会では、令和3年6月 29 日に「 (仮称)内幸町一丁目街区 開発計画(北 地区)

項目 評価条件 最確条件 評価設定の考え方 運転員等操作時間に与える影響 評価項目パラメータに与える影響. 原子炉初期温度

項目 7点 5点 3点 1点 ランク外 MSDSplus 化学物質等の.

回  テーマ  内  容 . 第 1 回