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第1回 中小企業・ベンチャー挑戦支援事業制度評価(中間)検討会

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Academic year: 2021

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第1回メタンハイドレート開発促進事業(フェーズ1終了時)中間評価検討会 議事録(案) 1.日 時 平成20年9月26日(金) 14:30~17:00 2.場 所 経済産業省別館10階1014会議室 3.出席者 (検討会委員)[敬称略・五十音順、※は座長] ※在原 典男 早稲田大学理工学部環境資源工学科教授 兹清 賢介 (財)日本エネルギー経済研究所常務理事 佐野 正治 帝国石油(株)常務取締役 藤田 和男 芝浦工業大学専門職大学院工学マネジメント研究科教授 真殿 達 麗澤大学国際経済学部教授 山冨 二郎 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授 (研究開発実施者) 田中 彰一 東京大学名誉教授 大野 健二 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構R&D推進部長 成田 英夫 (独)産業技術総合研究所メタンハイドレート研究ラボ長 入澤 博 (財)エンジニアリング振興協会常務理事 (事務局) 資源エネルギー庁資源・燃料部石油・天然ガス課 課長 保坂 伸 課長補佐 中桐 裕子 課長補佐 長谷 尚武 (評価推進課) 産業技術環境局産業技術政策課技術評価室 企画官 大久保 泰邦 課長補佐 大木 政喜 4.配布資料 資料1 評価検討会委員名簿 資料2 座席表 資料3 研究開発評価に係る委員会等の公開について 資料4 経済産業省における研究開発評価について 資料5 評価方法(案) 資料6 メタンハイドレート開発促進事業(フェーズ1)の概要について 資料7 メタンハイドレート開発促進事業 評価用資料 資料8 評価報告書の構成(案) 第2回メタンハイドレート開発促進事業 (フェーズ1終了時)中間評価検討会 資料1

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資料9 評価コメント票 参考資料1 経済産業省技術評価指針 参考資料2 経済産業省技術評価指針に基づく標準的評価項目・評価基準 参考資料3 メタンハイドレート開発促進事業(フェーズ1)中間評価報告書 参考資料4 フェーズ1目標達成度に係る自己評価表 参考資料5 メタンハイドレート研究開発~フェーズ1の取組 5.議事 (1)開会 事務局(長谷補佐)から、出席委員・事務局・オブザーバーの紹介が行われた。在原 典男委員が本検討会の座長に選出された。 (2)評価検討会の公開について 事務局から、資料3により、評価検討会の公開について説明がなされた後、本評価検 討会について、会議、配付資料、議事録及び議事要旨を公開とすることが了承された。 (3)評価の方法等について 事務局から、資料4、5、8、9により、評価の方法等について説明がなされ、了承 された。 (4)プロジェクトの概要について 事務局(長谷補佐)及び研究開発実施者(田中プロジェクトリーダー)から、資料6 により、メタンハイドレート開発促進事業(フェーズ1)の概要について説明があり、 以下の質疑応答がなされた。 【在原座長】 どうもありがとうございました。それでは、これまでのご説明に関して、ご 意見、ご質問等を委員の皆様からいただきたいと思います。 【佐野委員】 今のお話を伺いますと、減圧法が有効だということが非常に新しい知見だと 理解しましたが、その中で温度がある程度高くて浸透率がある程度よいところ に向くということですが、こういう要素が資源量の評価にどのくらい取り込ま れているか、教えて下さい。 【大野GL】 参考資料5の62ページに、南海トラフとマリック(カナダ)の地層のパラ メータを比較したものがあります。マリックでは、陸上産出試験のためにコア をとり、検層をかけ、そして産出テストを行っています。東部南海トラフも、 探査技術と基礎試錐のコアなどのデータで評価した数値となります。 この中で例えば初期有効浸透率ですが、マリックだと0.2mdとありますが、 現実にはメタンハイドレート層でもこの程度の浸透性があるため、圧力が伝播 することから減圧法が有効と言えるわけです。東部南海トラフでは、コアや検 層などの評価を通じて1mdとか、こういった数値が期待されています。資源

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量の評価については、坑井データや物理探査データなどの評価から、統計的に 処理したときの数字を出しました。 メタンハイドレート層の温度と圧力は、どちらも地表、1,000メートルぐ らいのところにありますので、100気圧で8度から12度ぐらいの温度です。 このくらいの温度ですと、減圧法でも生産が継続できそうだということがわか ってきております。 【成田GL】 東部南海トラフで抽出した濃集帯の原始資源量は、3次元物理探査の結果、 砂層に濃集していると思われる箇所を抽出した結果が、20TCFです。 減圧法の適用を左右する浸透率については、現在のところ基礎試錐をもとに したコア試験と検層結果から、東部南海トラフの砂層には減圧が適用できると 考えています。 【藤田委員】 フェーズ1は基礎段階ながら、大変細かく調査をしたわけですが、大きな目 的は、やはり日本周辺でどのくらいあるのかだと思います。その資源量を、こ こで原始資源量と表現していますが、一般の人は、すぐにでも手に取れるので はないかと見てしまうわけです。したがって、40TCFという数字の表現は できるだけ気を使ったほうがいいと思います。 資源フィールドについては、濃集帯が16カ所あり、よく調べると3カ所が 有望とのお話でしたが、この内容について教えて下さい。 【大野GL】 資源フィールドを3カ所提案しておりますが、内容については、参考資料5 の49ページに、α、β、γ濃集帯と称して、その一般的なパラメータを表現 してございます。ごらんいただきますと、例えば水深なども違いがございます。 資源フィールドとしては、商業的生産を少し離れて、まずテストをするための フィールド選択が大きな目的ですので、複数の候補を挙げて、今後もう一度評 価をした上で選択することになると思います。 【山冨委員】 前回評価の指摘と対応の2番目ですが、実験室の結果を実規模へ拡大する手 法等について注意が必要ということに関して、その結果が書いてありますが、 ここでは実験室規模の物性値と、それ以外のファクターとして、例えば大きな 断層があるとか、そういったものも含めた、もっと大変難しい問題を検討して 頂きたいということだったと思います。 【成田GL】 まだ断層の評価までは至っておりません。 【山冨委員】 最終的にはモニタリングを行いながら海洋試験を行うときに、うまく現象が 説明できるかどうかが重要だと思います。 【兹清委員】 地球温暖化ということで世界のCO2排出量を2050年までに2005年並 み、あるいは半減するという話があって、そこに向けてIEAの技術展望等の 検討が行われ、現実とどうつなぐかが非常に大きな課題です。 そこで、天然ガスが果たす役割は非常に大きいと思っています。その中で、 もしメタンハイドレートが利用可能になれば、日本だけではなく、世界的には もっと大きなものが期待でき、そのことで世界のエネルギー需給、あるいは石 炭に比べて極めてCO2排出量の少ない天然ガスに置きかえるという現実的な

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現在の技術水準は、商業化にはまだまだ道のりは遠いわけですが、振り返っ て、第二次石油ショックの時点でブラジルが水深800メートルでの油田の開 発を始めたときに、我々は極めて驚いた。しかし、あれから20年、30年た ちますと、これは大変な先見の明であり、あのブラジルが大水深での石油開発 の1つの技術的なコアになっているわけです。メタンハイドレートもそういう 可能性を持っていると思います。 そして、研究を進めるときには我が国に商業化の可能性がある埋蔵量がある ことが大切であり、だからこそ具体的な事業化を目指した技術開発ができる。 そこを目指すと同時に、国際的にどう進めていくか、もう少し戦略な検討を進 めていただいたらどうかと思います。これは国の財産ですから、そう簡単に出 すわけにはいかないとは思いますが、どのように我が国の国益になるような国 際的な連携を戦略的に進めるか、厳しい批判も受けながら国益を守っていく仕 事の進め方が必要だと感じています。その辺を是非検討していただきたいと思 います。 【藤田委員】 波及効果ですが、研究開発で予想もしなかった成果が波及効果だと思います。 国際学会での論文・発表の多さ、特許出願、アメリカが日本と一緒に協力する アグリメントを結んだこと、これらは、日本が先行して取り組んだからこそで すね。 それから、フェーズ1の300億円ですが、今の原油に換算したら、日本が 消費する1日の量の半分程度に相当します。また、本研究開発は、石油の延長 線上だけではなく、あらゆる英知を入れ込んで、日本中の産業の最先端を行っ ている会社を含めれば、いかに大きなものになっていくかというのは思います。 ですから、フェーズ2では、人・物・金をしっかりそろえて、やっていただき たいです。 【在原座長】 これについてどうぞ。 【田中PL】 少し感想みたいになるかもしれませんが、我が国の東部南海トラフでの実績 は、アメリカのメタンハイドレート開発計画に影響を与えたと思います。先ほ ど米国の資源ピラミッドをお見せしましたけれども、あれは2005年です。 米国では2000年から始まった計画を2005年で見直して大幅に日本の成 果を取り入れたと思っております。我々のコンソーシアムもメキシコ湾ではシ ェブロンのJIPに参加してやっておりますし、これは今後も続くと思います ので、そういう意味ではメジャーと意見交換の場を持っていると言えると思い ます。また、アラスカはBPなどのメジャーがやっているところですので、そ ういったところでテストができれば、またお互いに意見交換の場が持てると思 います。 現にアラスカの試験ついては、我々のコンソーシアムの研究員とアメリカの エネルギー省とかBPの人が入っているのだと思うのですけれども、それで集 まってディスカッションを始めております。そういう意味で日本の成果は十分 アメリカのメジャーにも認識されてきていると思っています。 それから、フェーズ2への移行を認めていただいた場合、海洋での水深1,

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000メートルのテスト、掘削、生産技術については、日本はまだ持っていな いわけです。大ざっぱには、90%は在来型の大水深技術を使わなければいけ ない。そういう意味でもメジャーの持っているノウハウを学ぶことも必要かと 思っています。 【兹清委員】 大水深、ノンオペレータでは、パートナーとしてやった経験がありますよね。 【田中PL】 日本国内では水深850メートルぐらいでDSTをやったのが一番深い記録 だと思いますので、そういう意味で、我々にとっては初めての経験がいろいろ と出てくると思います。そういう意味でやはり3年ぐらいの準備期間を置いて 慎重にやるべきではないかと思っております。その間にアメリカとか、メキシ コ湾でも何かいろいろとやるでしょうから、そこら辺も参加していろいろとノ ウハウとか、情報交換をやっていきたいと思っております。 【真殿委員】 生産シミュレータは、在来型ではなく、このために独自に開発されたという ことで優位性があるというご指摘ですが、こういうやり方で次のフェーズも、 メタンハイドレートを通じていろいろな技術が開発されていく。そういうこと は非常に重要だと思います。 石油の技術は、この分野だけではないと思いますので、メタンハイドレート はある意味で新しい物質なわけですから、性能、性状をどうするか、電磁波を 使うとか、いろいろなことがあると思います。そういう意味では、石油という 分野に限らず、いろいろな技術を多面的に使って、日本の旗を立ててほしいと 思います。 【在原座長】 海洋産出試験は、2012年度くらいを予定しており、計画からは1年おく れで、そのほかに日米協力が3年間ありますね。海洋試験も日米との協力でや るメリットはあるのか、ないのかが1つ目の質問です。特にアメリカでは、メ キシコ湾でも大水深をかなりやっていますし、お互いにメリットがあるのでは ないかとも思います。 2つ目は、シミュレーションのモデルと地盤の圧密などのモデルは、かなり いいところまでいっていると思います。ですが、特にシミュレーションについ ては経済性の評価に直結するので、いい使い方をしなければいけないと思いま す。実際には、東部南海トラフはサイスミックのデータなど十分なデータがあ り、ないのは生産、これが一番肝心ですが、生産のデータがないのでこれを予 測する。通常の石油・天然ガスの開発に関しては、いわゆる詳細な地質モデル をつくって予測をする。探鉱段階では、十分なデータをとっており、それをや っていると思いますが、どの程度までやっているのかという、それが2つ目。 地盤沈下も非常に重要なので、どれくらいのモデルをつくって、データの観 点からどの程度のスケールの地盤沈下があるという予測をしているのか、して いないのか。 【成田GL】 生産性評価のほうにつきましては、基礎試錐の3D探査、それから、検層結 果、コア試験結果、これらを総合して三次元の貯留層特性の分布を構築しまし た。粗いですが、そこには確率論的に浸透率等の分布を入れております。

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じ特性を持つ形で評価をしています。基盤は構築しておりまして、そこに入れ るパラメータの確度、信頼性を今後ブラッシュアップしていく段階です。 【大野GL】 通常の油ガス田層の評価の仕方がございます。最近では3Dサイスミックと、 それから、坑井のデータを統計的に処理してというような、そういった手法を 援用して資源量評価グループでつくった地質モデルを、生産量評価グループに 受け渡すような形で共同して、精密な地質モデルを生産量評価シミュレータで 使えるように連携をしています。 ただ、通常の油ガス田と違いまして、圧力データの解析などで層の奥のほう がわかるかというと、これはわからない。そういうデータがとれないのが一番 きついのですが、3Dサイスミックのデータから統計学的に処理したパラメー タの分布を評価して入れております。 【保坂課長】 国際協力は、メタンハイドレートの有識者検討会であるメタンハイドレート 開発実施検討会にご相談してアメリカと協力を結ぶことにしました。その理由 は2点あります。1つは、予算の問題で、プロジェクトコストが全体的に上が っている中で予算に限界があることです。それは各国、同じ状況だと思います。 また、現在、技術的には我々にアドバンテージがありますが、ある程度メジ ャーの技術が結集されると、あっという間に抜かされる危険も感じます。です から、本件はメタンハイドレート開発実施委員会でご議論をいただいてアメリ カと協力することにしました。それは予算面と技術面にメリットがあるのでは ないかということです。 できれば日本で全部技術を持つのがいいと思いますが、現実的には予算や、 大水深の技術などを総合するとなかなか難しい面もあります。むしろ、EEZ 内に資源があるのなら、技術の確立を早くする方法も選択肢の1つであると思 い、メタンハイドレート開発実施検討会でご議論いただいて、アメリカと協力 を進めているのが現状です。 米国は、アラスカとメキシコ湾の両方を考えているということなので、今、 アラスカについて、大野グループリーダーのチームでいろいろ検討していただ いていますが、メキシコ湾で協力することを排除しているわけでもないので、 もう少し全体の状況を見極めながら進めていくのが現状だと思っています。 【在原座長】 ありがとうございました。それでは、時間も迫って参りましたので、追加の ご質問、ご意見がございましたら、質問票で事務局に送付頂くことにしたいと 思います。 (5)今後の評価の進め方について 事務局から、「資料9 評価コメント票(評点シート含む)」について説明があり、評 価コメント票の提出期限を平成20年10月10日とすることを確認した。 (6)閉会 以上

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