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TECHNO SEMINAR "NOBLE COLOR EDITION" "" 1/30 2

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JIKEN CENTER NEWS

2003 FEBRUARY

平成15年2月15日発行 毎月1回15日発行(通巻329号) 昭和51年5月27日 第三種郵便物認可

2

目次

テクノセミナー:新型ソアラ [コスモシルバー(1F1)について]・・2 リペアインフォメーションS: qディスチャージヘッドランプは取替か?修理か? ・・・・4 wコーションプレートとフレームナンバーの取り付け位置 ・・6 リペアリポート:マツダ アテンザ (GG3P型)の作業上の特徴 ・・・・7 海外情報の紹介:スウェーデンにおける過去10年の 「構造調査シリーズ」新刊のご案内 ・・・・・・・・15 (株)自研センター研修教材のご案内 ・・・・・・16 メーカーへの改善提案活動に取り組んでいます ・・17 第28回技術顧問懇談会開催 ・・・・・・・・・・18 自研センター来訪者一覧 ・・・・・・・・・・・18 第16回自研センター「一般提案」募集 ・・・・・19 日本アウダテックス指数テーブル 「2003年2月号」発行のご案内 ・・・・19

自研センターのインターネット ホームページ

アドレスは、http://jikencenter.co.jp/です。

ご利用下さい。

(2)

TECHNO

SEMINAR

新型ソアラ【コスモシルバー(1F1)】について

1.はじめに

ソアラ"NOBLE COLOR EDITION"は、多層コートに 超薄膜メタルベースを組み合わせた、量産車で世界初のボ デーカラー"コスモシルバー"を採用しています。このメタ ルベースの超薄膜化とは、従来の約1/30という極めて薄い 塗装膜(メタルベース)の中に、表面が平滑な新アルミ顔料 を隙間なく整然と配置。磨き上げた金属の塊のように、粒子 感のない、なめらかな塗装質感を実現しました。いままでに ない艶やかなメタリック感は、映り込みにその特徴がよく 現れています。自然光の強い日差しの下だけでなく、夜景な どが映り込んだときでも、その色・形を忠実に再現。カラー リングというよりも、まるでメタルスキンのような強い金 属反射特性で、ソアラの圧倒的な存在感を、より鮮烈に印象 づけます。 2.概要 黒のベースコートに超薄膜メタルベースを重ねる複層構 造を採用。同時に、そのメタルベースの膜厚を均一に保つこ とにより、塗色を斜め方向から透かし見た際、黒のベースコ ートがムラなく透過して陰影色が暗く変化していきます。そ のため、ボデーの立体形状がより強調され、豊かな曲面で構 成されているソアラの美しいスタイリングを、より引き締 まったものにします。 超薄膜メタルベース クリアコート クリアコート クリアコート 中塗り 中塗り 下塗り ベースコート (ブラック)

(3)

新外板色コスモシルバーの特徴 3.補修作業 補修塗料は関西ペイント・イサム塗料の2社で補修要領は通常の3コート塗装と同じです 【コスモシルバー 1F1 ブロック塗装】 1.旧塗膜の足付け SUウオッシュコンパウンド/ ・塗装部全体の足付け スコッチブライトP10001200 ・プラサフ水溶き 2.脱脂・清掃  KARシリコンオフ/ タッククロス(汚れの除去/ゴミの拭取り) ∼・エアブローでよく乾燥 3.カラーベース 捨て塗り/色決め2回 ∼・ツヤがでるように全体にwetに塗装 ・塗り重ねは指触乾燥を待ってから行う 4.セッティング 指触乾燥  ∼・20℃×20 5.メタリックベース 色決め3∼5回 ∼・ツヤがでるように全体にwetに塗装 (シルバー系塗色と同じ要領で塗装する) 6.セッティング 指触乾燥 ∼・20℃×10 7.クリヤ 乾燥 ∼・磨き仕上げ 太陽光 等 正反射光 アルミ顔料が隙間なく配列 正面からの見え方:アルミ顔料からの強い金属反射 斜めからの見え方:下層の黒色ベースコートが透過 従来のベースコートの約1/30の厚み クリアコート 中塗り 外塗り 上層メタル ベースコート (超薄膜) 下層 黒色 ベースコート 新外板色コスモシルバー[1F1] 8コート 従来外板色シルバーメタリック[1C0] 5コート ベース コート 上層 メタルベースコート 下層 黒色ベースコート 下塗り色の塗装 中塗り色の塗装 クリヤの塗装 乾燥 下地処理

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写真1 写真2

S

リペアインフォメーション

ディスチャージ ヘッドランプは

取替か?修理か?

今回のケースはマツダ デミオ(写真1)が12時方向から の入力によりフロントバンパーが押し込まれ、左ヘッドラ ンプはフロントバンパーの誘発損傷でヘッドランプ取り付 けブラケットが破損してしまいました。その結果、損傷状 態はヘッドランプハウジング・下側取り付けブラケットに 3cmの裂けがありました。(写真2)取り替えるのでしょう か、修理するのでしょうか。 1.取り替える場合 ヘッドランプハウジングの価格は8万円(写真3 このヘッドランプハウジングの部品にはHIDコントロ ールユニットが含まれて設定されているため、価格が高 額にならざるを得ません。損傷の程度にもよりますが安 全性を維持しつつ十分修理することもできます。現在当 社はメーカーに対しヘッドランプのみの部品設定を提案 しています。 写真3-1 表側 写真3-2 裏側 写真1

1.

(5)

2 . 修理する場合 1)加熱修正作業 裂けているヘッドランプ取り付けブラケット周辺を ドライヤーで加熱し変形を修正します。(写真4) 2)溶接修正作業 裂けているヘッドランプ取り付けブラケットをセラミッ ク電気コテで溶接修正します。(写真5) 3)仕上げ作業 溶接修正部をヤスリ等で研磨し仕上げます。(写真6) 今回の補修作業時間は、約12分(参考時間)でした。 写真4 写真6 写真5 一般的にはディスチャージヘッドランプはハロゲンラン プに比較しどうしても割高になります。個々の損傷ケース に応じ安全性を維持しつつ修復できる場合は、ブラケット を修理しユーザーの修理費負担軽減を図ることも大切なこ とと思います。

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写真1

コーションプレートと

フレームナンバーの取り付け位置

写真2 写真3 従来からコーションプレートやフレームナンバーの位置 は、エンジンルーム内のダッシュパネルに取り付けてあっ たり、打刻してあったりした車両が多く見られましたが、最 近車種によってはそれらの位置がかなり異なるようになっ ています。 今回はマツダ アテンザ(GG3P 14年式)(写真1)のコー ションプレート並びにフレームナンバーの取り付け位置に ついてご紹介します。 1.コーションプレートを確認するには(写真2) ボンネットを開けると、右ストラットタワー部にコーシ ョンプレートが添付されています。 2.フレームナンバーを確認するには(写真3) 運転席の足元にあるカバーをめくります。 小さな蓋をあけると車体に打刻されたフレームナンバー を確認することが出来ます。 このような位置に取り付けられている車両が最近は見受 けられます。コーションプレートはメーカーや車種によっ て様々ですが、フレームナンバーの打刻位置がアテンザと 同じ位置の車両では、同じくマツダ デミオ(DYSW H14年)があります。更に日産 キューブ(Z11 H14年)、 トヨタ イスト(NCP606165 H14年)、同じくWill イファ(NCP7075 H14年)、三菱 コルト(Z2528 H14年)などは、カウル パネルの左側のカバーをめくりま すと打刻されています。ホンダ車では確認できた車種はあり ません。ただし詳細な調査の結果ではありませんので悪しか らずご了承願います。いずれにしても今後このようなスタイ ルが更に増加するかもしれません。

2.

(7)

マツダ アテンザ(GG3P型)の作業上の特徴

このレポートは、メーカー修理書を基にして実作業を行い、作業手順、作業上のポイント、特徴 的な構造、作業性などをコメントしたものです。 取材車:4ドアセダン23E ( 2 0 0 2 年 型 )オ プ ション (ディス チャージ ヘッド ランプ) 1.フロントバンパの取付け状況 フロントグリル取り外し状態からの作業です。 フロントバンパはボデー側にクリップ、スクリュー、 ボルトで取り付きます。 材質はPPを採用しています。 2.フロントバンパ脱着の手順とポイント qBのクリップおよびCのスクリューを外しマッドガー ドと縁切ります。 wAのスクリュー、DのクリップおよびEのボルトを外 します。 eフロントバンパ後端(ホイールアーチ部)を外側に引 き離し、バンパスライダ(フロントフェンダ側)との かん合を外し、ボデー本体に傷を付けないように取 り外します。 A C B D D E E A B

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3.バンパリーンフォースメント脱着の手順とポイント qバンパリーンフォース取り付け部前面に被る左右シ ールプレートを取り外します。 wフロントサイドフレームに左右4本ずつ、シュラウド パネルに左右2本ずつ、中央のロックステーに2本の 計14本のボルトを取り外し、バンパリインホースメ ントを取り外します。 5.ヘッドランプの部品補給形態 ASSY部品の設定はありません。 バルブなど各構成部品の補給は設定されていますが、 ヘッドランプユニットはHIDコントロールユニットを 含んだ補給のみとなります。 6.フロントフェンダの取付け状況 フロントフェンダは、ボルト7本でボデー側に取り付 くほか、上部が+(プラス)ビス型のボルト1本にてボン ネットヒンジに取り付きます。また、上部のボルトを取 り外すために、フロントフェンダモールの取り外しが 必要です。 +(プラス)ビス型のボルトは工具(ドライバー)を 入れにくく、+(プラス)溝を傷めやすいので注意が 必要です。 4.ヘッドランプの取付け状況 フロントグリルおよびフロントバンパ取り外し状態 からの作業です。 上部はボルト2本でシュラウドパネル、クリップにて フロントフェンダに、サイドはボルト1本でフロントフ ェンダに、下部はフロントバンパブラケットを介して シュラウドパネルおよびバンパリーンフォースメント にボルト2本で固定されています。 ヘッドランプハーネスには集中コネクターが採用さ れており、縁切り作業が容易です。 バンパリーンフォースメント フロントバンパブラケット ※下記イラストはディスチャージタイプ +(プラス)ビス型ボルト A A フロントフェンダ モール +(プラス)ビス型ボルト

(9)

7.シュラウドパネルの構造紹介 シュラウドパネルはガラス繊維を混入した樹脂製(PP) 一体成型で、ボデー側にボルトで取り付けられています。 ボンネットロック、ロックステーは一体で脱着する ことが出来ます。 左右フロントフェンダは取り外す必要はありません。 8.シュラウドパネル脱着の手順とポイント qフロントバンパ、バンパリーンフォースメントを取 り外します。 w左右ヘッドランプを取り外します。 eボンネットロックのワイヤを縁切ります。 rエアバッグセンサのコネクターを縁切り、アンビエ ントセンサーと一体でハーネスを取り外します。 9.シュラウドパネル脱着の手順とポイント tシュラウドパネルよりラジエータブラケットを取り 外します。 yBのラジエータマウンティングラバーを外し、ラジ エータと縁切ります。 uAのボルトを外し、Cのラジエータとのはめ込み部を 外してシュラウドパネルを取り外します。 10.リヤバンパの取付け状況 リヤバンパはボデー側にクリップ、スクリューで取 り付きます。 取り外しの際、左右リヤコンビネーションランプお よびトランクエンドトリムの取り外しが必要です。 材質はPPを採用しています。 アンビエントセンサ エアバッグセンサ A A シュラウドパネル ラジエータ ブラケット ラジエータ マウンティング ラバー A A B B B B C C ボンネットロックワイヤ シュラウドパネル

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A 11.リヤバンパ脱着の手順とポイント(その1) qリヤコンビネーションランプ下に、リヤバンパ取り 付けクリップおよびスクリューがあります。 ランプ本体は、ボデー側にナット2本、かん合1個所で 取り付きます。ナットは室内側からの作業になるた め、リヤエンドトリムの脱着が必要です。 12.リヤバンパ脱着の手順とポイント(その2) wBのクリップを外しマッドガードと縁切ります。 eA、C、Dのスクリュー、クリップ、ボルトおよび中央 のかん合4個所を外します。 rリヤバンパ後端(ホイールアーチ部)を外側に引き離 し、バンパスライダ(リヤフェンダ側)とのかん合を外 し、ボデー本体に傷を付けないように取り外します。

海外情報の紹介

スウェーデンにおける過去10年の樹脂部品修理(概要)

(Plastic Repairs in Sweden after 10 years of practice)

2003

RCAR

会議におけるフォルクサムの題記発表の概要をお伝えします。

全般

スウェーデンでは1990年から1992年にかけて保険 業界と自動車販売・修理協会が協力して、小規模なが ら樹脂部品の修理をはじめました。協力グループは修 理くずの廃棄ルールと共に「樹脂部品修理コンセプト」 と呼ばれる高品質修理のための方針を作りました。 樹脂部品修理コンセプトは以下の内容を含んでいます。 *修理についての研修 *機器および健康対策の要件 *認定した修理用材料の使用 *修理くずの廃棄に関する、修理業者と輸送業者間 の環境協定 *修理業者からの修理件数に関する月次報告 1992年当時の樹脂部品修理業者数は12でしたが、 20025月時点で修理コンセプトに適合する業者数は 213になっています。

車に使われる樹脂

カーボンスチール製部品が樹脂材料に代替されるこ とが段々と増えてきました。添加物はグラスファイバ のような生物学的分解性のないものから、環境にやさ しい椰子や麻のような天然繊維への代替が進んでいま す。また環境に対して疑問のある塩化ビニールを他に 代替するカーメーカーが増えています。燃費向上の要 求に基づく車の軽量化により部品間のスペースが小さ くなり、これが樹脂部品に寸法公差を減らす方向をも たらしています。タルクのような新材料はバンパー成 A B B C C D D

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図1 樹脂部品修理件数 写真はオペルベクトラB2000の修理用ブラケット。 修理用ブラケットはアウディA6、VWゴルフ 4/ ボーラ、オペルザフィーラおよびVWパサートにも 設定されている。 型工程での冷却中の収縮コントロールを必要とします。 タルク含有量が40%になると溶着修理性が悪くなり、 接着で修理を行う必要があります。今後も適切な修理 方法を選択するためには、以上のような変化を追いか けて行くことが必要です。

1992年∼2001年の数字

毎年衝突で約400,000台の車が損傷を受け、またそ れぞれの事故で最低1個の樹脂部品が損傷します。 2001年の樹脂部品の修理件数は55,014件で、修理比率 14%でした。同年の平均樹脂部品修理コストは 107USドルで、交換と比べて平均160USドルの節約を もたらしています。(図1) また2001年に行われた樹脂部品修理の92%がバン パーでした。したがって修理をバンパー以外の部品に 拡大する余地があります。

樹脂部品修理を増やすための方策

衝突で損傷した車の修理においてそれぞれ1個の樹 脂部品は修理できる可能性があり、既にこの目標を達 成している修理業者もあります。樹脂部品修理を増や す方法はバンパー以外の部品にも修理を拡大すること です。カーメーカーがヘッドランプ修理用ブラケット やリテーナーを設定したことは、修理業者の修理を容 易にするでしょう。(図2)トヨタとレクサスは2000 以降生産の全モデルに交換用ブラケットを設定した最 初のメーカーです。 ヘッドランプにはファイバーグラスやタルクなどの 充填材が以前よりも多く使われるようになりました。 その結果修理方法は溶着から接着に変わっています。 3MDP8005は、従来の接着剤では困難であった純粋 なポリプロピレンやポリエチレンのような表面エネル ギーの低い樹脂用の新しい接着剤です。ヘッドランプ のレンズは熱可塑性樹脂で作られており、入念な研磨 によって細かい引っかき傷はある程度まで修復が可能 です。

結論

われています。この数字は以下のような方策により、各 事故修理で最低1件の樹脂部品修理が行われるところ まで高めることが可能です。 *保険請求検査員がきちんとコストを管理すること *修理業者と保険会社が十分に協力すること *高品質修理と修理くずの適切な廃棄のための修理 コンセプトを順守すること *バンパー以外の樹脂部品に修理を拡大すること 図2

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リサーチング ザ スケルトンズ

リサーチング ザ スケルトンズ

三菱 コルト

(Z25・27系)

左外側 左内側 右外側 右内側 フロント サイド メンバ

この「Researching The Skeletons」では外部から確認する ことの出来ないフロントサイドメンバおよびリヤフロアサ イドメンバ内部のリインホースメント等の位置や板厚を分 かり易く紹介していくもので、データは実際に自研センタ ーで調査した内容を記載したものです。 今回は三菱 コルト(Z2527系)を取り上げます。 この車ではフロントサイドメンバ右側中央部にエンジン マウント取付用の「リインホースメント」が取り付けられて います。また左側中央部には右側より大型のトランスミッ ションマウント取付用の「リインホースメント」(図中:斜 線部位)が取り付けられています。 また、リヤフロアサイドメンバでは図中の実線部で板厚 が変化しています。これは不等厚鋼板(注1)を採用するこ とでキャビン側の板厚を厚くし、衝突安全性の向上および 軽量化を図っています。 フロントサイドメンバ、リヤフロアサイドメンバのカッ ト位置は三菱自動車の整備解説書ボデー編に記載されてい るカット位置(図中:実線部位)です。 1. 厚 さ の 異 な る 鋼 板 を 溶 接 し 、1枚 の 鋼 板 と し た も の (図中実線部が板厚変化部位およびカット位置 )。 カット位置 カット位置 t=1.4mm t=1.4mm t=1.4mm t=1.6mm t=1.6mm

三菱 コルト

(Z25・27系)

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リヤ正面(リヤエンドパネル取付状態) リヤ正面(リヤエンドパネル取外し状態) リヤ上側(リヤフロア取付状態) リヤ上側(リヤフロア取外し状態) リヤ下側 t=1.2mm t=1.0mm リヤフロアサイドメンバ位置 リヤフロアサイドメンバ位置 板厚変更部位およびカット位置

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−37−

指数テーブル マニュアル作業項目の解説

前回(本誌1月号)は指数テーブルマニュアル(200210 月発行)のM250リヤサスペンションAssy脱着について解 説しました。今回も指数テーブルマニュアル(200210 発行)を基本に、メカ系の作業項目『M255リヤサスペンシ ョンAssy脱着、片側分解・点検・組立・調整』について解説 します。(図1) 1.基本的な前提条件作業 M250リヤサスペンションAssy脱着の作業および片側リ ヤサスペンションを取外し、補給形態通り分解・点検・組 立・調整を行う作業です。 2.指数に含まれる主な作業 *コンソールボックスの脱着(必要な車種) *パーキングブレーキワイヤの縁切りおよび取付け パーキングブレーキケーブルはパーキングブレーキイコ ライザ部で縁切り作業を基本とします。その場合、ヒート インシュレータの脱着が必要な車種は含まれます。 図1 前提条件および作業内容 *M250の作業および、片側リヤサスペンションを取外し、補給形態通り分解・点検・組立・ 調整を行う作業 指数に含まれる主な作業 *コンソールボックスの脱着(必要な車種) *パーキングブレーキワイヤの縁切りおよび取付け *4WD・ABS・可変サスペンション・4WS付車に伴う必要範囲の作業 *ブレーキエア抜き *リヤホイールアライメント測定・微調整(調整機構付) *ロードテスト *タイヤ脱着 除く作業 *エキゾーストパイプ・マフラーの脱着(必要な車種) *ブレーキキャリパのシリンダ分解 *ハブベアリングの取替 *ショックアブソーバのシリンダ分解 補足 *ショックアブソーバの分解:コイルスプリング・アッパサポート等の分解は含まれるが ショックアブソーバ本体の分解は除く *ハブベアリングの取替は指数テーブルにその旨記載している *点検についてはP138 Q&A Q.30参照 ●印の部品は当該作業範囲 M255 リヤサスペンション脱着、片側分解・点検・組立・調整 1台

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自研センターでは新型車について、損傷した場合の復元 修理の立場から見た車両構造、部品の補修形態、指数項目 とその作業範囲、ボデー寸法図など諸データを掲載した「構 造調査シリーズ」を発刊しておりますが、今月は右記新刊を ご案内しますので、ぜひご利用ください。定価は各1,120 です(税込み、送料別)。 お申し込みは自研センター総務企画部までお願いします。 TEL 047-328-9111 FAX 047-327-6737 「構造調査シリーズ」新刊のご案内 No. トヨタ ランド クルーザ プラド RZJ120W,125W, VZJ120W,121W 125W,KDJ120W, 121W,125W トヨタ ハイラックス サーフ RZN210W,215W, VZN210W,215W KDN215W J-321 トヨタ Will サイファ NCP70,75 J-320 ホンダ モビリオ スパイク GK1,2 J-322 J-319 型 式 車 名 *4WDABS・可変サスペンション・エアサスペンショ ン・4WS付車に伴う必要範囲の作業が含まれています。 WD車はプロペラシャフトの縁切り作業を基本と しています。車両構造によりプロペラシャフトの脱 着が必要な車種はその作業が含まれています。 ABS(アンチロックブレーキシステム)付車のセン サー配線の配線コネクター部での縁切り作業と片 側サスペンション分のA B S 配線脱着および取替 作業が含まれています。 可変サスペンションシステム付車の配線・アクチュ エータの脱着作業。 エアサスペンション付車の配管・車高センサー配線 の脱着作業が含まれています(車高調整作業が必要 な場合、指数値欄に表示をしてあります)。 WS(4輪操舵システム)付車のステアリングシ ャフト(フロントステアリングギヤボックスからリ ヤギヤボックスまでを繋いでいるシャフトです。) の縁切り作業がふくまれます。構造によっては、配 管の縁切り・油圧ラインのエア抜き・配線の縁切り 作業が含まれています。 *ブレーキエア抜き ブレーキ配管により前後配管とX配管があります (必要とされるブレーキエア抜き作業が含まれてい ます)。 *リヤホイールアライメント測定・微調整(調整機構付) サスペンションの構造により調整機構のない場合 はリヤホイールアライメント測定作業のみ含まれ ます。調整機構の付いた構造には更に微調整作 業が含まれています。 *ロードテスト *タイヤ脱着 3.指数では除く作業 *エキゾーストパイプ・マフラーの脱着(必要な車種) *ブレーキキャリパのシリンダ分解 *ハブベアリングの取替 *ショックアブソーバのシリンダ分解 備考  1.ショックアブソーバの分解:コイルスプリング・アッパ サポート等の分解作業は含まれていますがショックア ブソーバ本体の分解作業は除きます。 2.ハブベアリングの取替は指数テーブルにその旨記載し ています。 3.点検については破損個所、構成部品の機能、部品の状態 を目視で行う点検です。レッドチェックやダイヤルゲ ージ等を必要とする本格的な計測作業は含まれており ません。 4.リヤサスペンションにはリジットアクスルタイプとイ ンデペンデントタイプが有りますが『M255リヤサスペ ンションAssy脱着、片側分解・点検・組立・調整』につ いてはインデペンデントタイプのみ作成しています。 200212月現在)

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国産ホワイトボデー 外車ホワイトボデー トラックホワイトボデー ブレーキペダル後退抑制機構 エスティマハイブリッド エクストロイドCVT エアサスペンション( セルシオ) アクティブシートクッション

(株)自研センター研修教材のご案内

(株)自研センターでは受講生の方に幅広い知識や技術を習得して頂くための研修教材を豊富に取りそろえています。

研 修 教 材

新型マーチ・スカイラインなどわかり やすく色付けしています ベンツのホワイトボデーやカットモデ ルを用意しています 大型は国内4メーカーのホワイトボデ ーを用意しています 日産マーチ・キューブに採用されてい る装置です ハイブリッド構造がわかりやすいカッ トモデルを用意しています セルシオに採用されたエアサスのカッ トモデルを用意しています スカイラインに採用されたアクティブ シートを展示しています セドリックなどに採用されたCVTカ ットモデルで用意しています こんなに たくさんあります!

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メーカーへの改善提案活動に取り組んでいます

自研センターでは新型車(乗用車)について、その構造調 査やD&Rを調査研究する過程で明らかになった問題点を 「改善提案」として自動車メーカー各社に対し提案しており ます。 今までは書面を主体とした提案方法でしたが、今年度か らは「改善提案メール」という形でEメールを利用して、技 術部、指数部両部の統一フォームで、自動車メーカーに発信 しています。2002年度はすでに95件(9月末まで)の提案を 行っています。ご参考までに1999年度は改善提案13件に対 11件が採用、2000年度は23件の改善提案に対し17件が採 用、2001年度は61件の改善提案に対し25件が採用された実 績を残しており、年々提案件数も増加し内容も質的向上が 図られています(2002年度は技術部、指数部を合わせての 提案件数、1999年から2001年までは指数部のみの提案件数 です)。 各自動車メーカーに採用された提案は、「修理時に使用す る部品の補給形態の変更」や「修理方法の改善」、あるいは 「車両構造の変更」を伴う提案内容となっており、ボデー修 理書に追加されたものや、次回のモデルチェンジ時に採用 するとされたケースも数多く採用に含まれております。 保険契約者すなわち自動車ユーザーの代弁者である当社 の改善提案活動に対し、各自動車メーカーには環境破壊問 題やリサイクルの問題およびお客様第一の観点からも、真 剣に検討をしていただいております。 以下に改善提案の一例を紹介します(提案中) これはヘッドランプの補給形態をAssy補給からヘッドラ ンプユニットとHIDコントロールユニットの分割単品補給 でお願いしたものです。 これにより、ヘッドランプユニット部のみの損傷であれ ば、HIDコントロールユニットを再使用することが出来、修 理費低減につながります。 自研センターが行う改善提案活動は、当然のことではあ りますが、自動車ユーザーの代弁者という立場に立ち、自動 車の安全性を損なうことなく、事故車をいかに合理的で適 正な価格で復元出来るかという観点から提案を行っていま す。また、損保、損調社からの改善提案についても、内容確 認の上、各メーカーに改善要望として伝えております。今年 度も業際企業としての当社の特色を生かし、自動車メーカ ーにとどまらず関連する業界に対し様々な角度から自研セ ンターならではの改善提案活動を積極的に行いたいと考え ております。 図1 現状 図1 改善案 バルブ (ディスチャージ) バルブ (ディスチャージ) No.2ソケット カバー No.2ソケット カバー インテリアミラー バルブ フロントコンビ ランプソケット ヘッドランプバルブ ヘッドランプバルブ ヘッドランプユニット ヘッドランプユニット HIDコントロールユニット カバー カバー バルブ ソケット インテリアミラー バルブ ヘッドランプ Assy フロントコンビ ランプソケット バルブ ソケット

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第28回 技術顧問懇談会開催

2002

12

25

日東京パレスホテルにおいて、第

28

回技 術顧問懇談会を開催いたしました。当日は三菱自動車工業 (株)常務執行役員貴島彰様を始め各自動車メーカー代表の 皆様および(社)日本自動車整備振興会連合会専務理事樋口 忠夫様のご出席を頂いたほか、(社)日本損害保険協会より 損害調査部会長三坂則夫様のご出席も頂き、活発な意見交 換がなされました。 特に、損傷性・修理性(

D&R

)に関する調査研究結果に ついては、同一条件下での衝突実験による比較研究結果で もあり、ご出席頂いた皆様に高い評価を得ることができま した。 また、

RCAR

国際会議に関する報告では、

14

カ国

24

セン ターにおける各種研究結果ならびに今後の方針を伝え、グ ローバルな視点での情報交換ができたと思っております。 当社と致しましては、今後ともこのような懇談会を通じ 自動車メーカー各社に様々な情報を提供し、より良い車作 りのお手伝いができればと考えております。 [懇談会詳細] 1.開催日時:20021225日(水)14001545 2.ご出席者(技術顧問) 三菱自動車工業(株) 常務執行役員 貴島 彰様 (社)日本自動車整備振興会連合会 専務理事 樋口 忠夫様 日産自動車(株) 車両システム実験部 主管 岡部 友三朗様 本田技研工業(株) サービス技術部長 小室 明久様 マツダ(株) 商品サービスプログラム部 部長 釆女 淑史様 3.懇談プログラム 1)車両盗難の現状と自研センター活動概要 2RCARストックホルム総会概要報告 3D&R調査・研究概要報告 2002年12月24日(火) 共栄火災損害調査(株) 齋藤代表取締役 他1名 26日(木) 日動火災損害調査(株) 森下技能開発部長 他1名 2003年 1月 7日(火) 東京海上火災保険(株) 鈴木損害サービス業務部長  10日(木) 損調社長懇談会 真橋あいおい損調社長 他11名 日本興亜損調(株)業務部 北島部長 他1名

自研センター来訪者一覧

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日 産

日本アウダテックス社

指数テーブル「2003年2月号」発行のご紹介

◆「指数テーブル」のご注文およびお問い合わせ◆

日本アウダテックス株式会社

TEL:03-3356-3011(代) FAX:03-3356-3620 メーカー名 カルディナ  240系 ランドクルーザープラド 120系 Will サイファ  70系 ハイラックスサーフ 210系 Z33系 フェアレディZ ホンダ モビリオ スパイク GK1・2系 ダイムラークライスラー メルセデス・ベンツ Cクラスワゴン 203235系 トヨタ 車 名 型 式 ●2003年2月号 指数テーブル(4メーカー・7車種) *「200212月号」のみの単独販売は行っておりません。 購入を希望される方は、「2003年版指数テーブル」セット (年間購読)〈商品番号:2003 価格18,000円〉をお求めく ださい。 *バックナンバーは「96年版」「97年版」「98年版」「2001 版」「2002年版」となります。なお、在庫がなくなり次第販 売を終了させていただきますのでご了承ください。 自研センターでは、2003年「一般提案」募集を行います。日 頃、損害調査業務を進める上で、損傷車の復元修理に関連し て気づかれた改善策、創意工夫、アイデア、実際の取り組み 例などをご提案願います。皆さんの現場の体験に基づいたあ るいは日頃お考えになっているアイデアをお待ちしており ます。 テーマ 1)自由課題 ただし、損傷車の復元修理に関することに限ります。 2)立会い・見積技法の改善提案 損傷部位・範囲の確認方法、見積の適正化、迅速化な どに関するもの。 3)損傷車の復元修理についての改善提案 合理的な修理方法、工具、機具、治具などの改善案など。 4)損傷性、修理性の向上に関する提案 補給部品の形態、取り付け方法など。 募集期間 平成1516日∼2月末。 送付先 応募資格 損害保険会社の社員、損害調査会社のアジャスターお よび社員。 送付先 272-0001 市川市二俣678-28 (株)自研センター提案事務局 TEL 047-328-9123(総務企画部内)

第16回自研センター

*詳細につきましては本誌2002年12月号をご覧ください。 1 2 3 4

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2 自研センターニュース 2002年11月号 本誌の一部あるいは全部を無断で複写、複製、あるいは転載することは、法律で認められた場合を除き、著作者の 自研センターニュース 2003.2(通巻329号)平成15年2月15日発行 昭和51年5月27日 第三種郵便物認可         定価336円(消費税込み、送料別途) 発行人/加田康明 編集人/八束重宣 ⃝C発行所/株式会社自研センター Á272-0001 千葉県市川市二俣678-28 Tel(047)328-9111(代表) Fax(047)327-6737 ※乱丁、落丁の場合はお取り替えいたします。 http://jikencenter.co.jp/ ●編集後記● 先月のことになりますが、横綱 貴乃花が引退しました。マスコミが「平成の大横綱貴乃花引退」と号外を出してま で大々的に報道したのはついこの前です。確かに力士としての花田光司は平成に生まれ平成の世に去って行きました。 この間の彼の足跡は、今追うまでもなくご存知の通りです。 今回の貴乃花引退に関し各界の方々から様々なコメントが発表されましたが、総じて好意的に、また少し早い引退 を惜しむ声が多く聞かれました。何事につけても最高位を極めた人間はその引き際が難しいと言われます。貴乃花に ついてもあの右膝の故障が致命傷となったことは残念でなりません。小泉首相をして「感動した」と言わしめたあの 武蔵丸との一戦は素晴らしい感動と感激を我々に与えてくれたと同時に貴乃花の力士生命を決定的にした戦いでした。 結果論と言われるかもしれませんが日本人の感性からすれば、この時期を貴乃花の引退の花道にしても良かったので はないでしょうか。しかしそうならなかったのは貴乃花自らが望んだのか、周りの環境でそうできなかったのか定か ではありませんが、休場という代償を払いつつ横綱をはり続けました。ここにもトップの出処進退の難しさを 感じます。 ある著名な人が「貴乃花の引退が日本経済の象徴にならないように」と感想をマスコミに喋っていました。しかし ながら栄枯盛衰は世の習い、貴乃花が沈む夕日となった今日ではあっても、必ずや相撲界にも日本経済にも「日はま た昇る」ことを信じたいものです。

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