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フィッシング対策協議会(じ)

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Academic year: 2021

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Press Release

2008年7月 30 日

フィッシングに関するユーザ意識調査 2008 について

フィッシング対策協議会 フィッシング対策協議会(事務局:財団法人 日本情報処理開発協会 電子商取引推進センタ ー)は、2008 年 2 月にインターネット利用者を対象とした「フィッシングに関するユーザ意識調査」を 実施し、その調査結果をまとめました。 調査の背景

米国 Anti-Phishing Working Group(APWG)のレポートによれば、APWG に寄せられるフィッシン グ事例の報告件数は 2 万件/月を超えています。日本国内においては、フィッシング対策協議会 に寄せられるフィッシング事例の報告件数は APWG と比べると大幅に少ないものの、2007 年夏頃 より日本人が対象と考えられる日本語のフィッシング事例の報告や報道も増え、2008 年 1-3 月に は、SNS や ISP など従来の金融機関中心から多様なジャンルへとフィッシングの対象が拡大しつ つあります。 このような状況の中、フィッシングに対する消費者の認知度、対策実施状況、被害状況等を定 量的・定性的に把握し、フィッシング対策に関わる的確な情報発信、普及啓発活動に役立てること を目的として、本年 2 月に「フィッシングに関するユーザ意識調査」を実施しました。今回は 2 度目 の調査となります。前回と同一の質問によって経年変化をみるとともに今回新たな視点での調査 項目(携帯電話端末でのフィッシング等)も加えました。 結果要旨 ●フィッシング詐欺の手口は全体で87.1%の人に知られており、昨年度(81.2%)より認知度が向 上。なお、女性および10代の認知度が低いという傾向は昨年同様。 ●パソコンでフィッシングメールを受け取ったと認識している人は全体で24.8%と、昨年度 (14.8%)に比べ増加。 ●携帯電話でフィッシングメールを受け取ったと認識しているのは全体で 11.4%。 ●フィッシング詐欺の手口の認知度は、インターネットバンキング利用者の 91.9%が認知しており、 未利用者(78.7%)に比べて高い。 ●フィッシングの被害経験者は 1.4%であり、そのうち 46.7%が金銭的被害を受けた。 ●フィッシング詐欺の手口を知っている人のうち、フィッシング対策について普段気をつけているこ とが「ある」人は、全体の 46.3%。一方、普段気をつけていることが「ない」人も 40.8%と高い。 ●フィッシング対策として「行っている」「知っている」「実行しようと思う」対策については、ともに 「見知らぬアドレスからのメールは開かない」が一番多い。 ●フィッシング対策のために使用しているツールとしては、セキュリティソフト(フィッシング対策機 能付き)が一番多い。 1

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まとめと今後 フィッシングに関するユーザの認知度は向上していることが確認できたものの、まだ手口を認知 していない層は存在することがわかりました。また、フィッシングメールの受信経験者も増加してお り、フィッシングメールが一般の消費者に届く形で広く出回り続けていると考えられます。このよう な状況の中、フィッシングの手口を知っている人々の中で、フィッシング対策のために気を付けて いることがない層も依然として多く存在しているため、フィッシングについての継続的な情報提供 や普及啓発を行っていくことがフィッシング被害の未然防止・最小化のためには不可欠です。 本調査結果は、ブランドを偽られて使用されることによってフィッシングの被害者となり得る事業 者及びその防御技術を開発・提供するベンダ等にとって、フィッシング対策の高度化や顧客への 啓発活動等の参考になるものと期待しています。 フィッシング対策協議会では、今回の調査結果から得られた情報を含め情報収集と情報発信 に努め、より効果的にフィッシング対策を促進するための活動を検討・実施してまいります。 報告書 「フィッシングに関するユーザ意識調査報告書 2008」はフィッシング対策協議会のホームペー ジ(http://www.antiphishing.jp/)にて7 月 30 日より公開いたします。 お問合せ 本件に関するお問合せ先は次の通りです。 財団法人 日本情報処理開発協会 電子商取引推進センター内 フィッシング対策協議会事務局 山田、合原 TEL: 03-3436-7517, FAX: 03-3436-7570 e-mail: [email protected] フィッシングとは フィッシング (Phishing) とは、金融機関(銀行やクレジットカード会社)などを装った電子メールを 送り、住所、氏名、銀行口座番号、クレジットカード番号などの個人情報を詐取する行為です。 電子メールのリンクから偽サイトに誘導し、そこで個人情報を入力させる手口が一般的に使われ ています。 フィッシング対策協議会について フィッシング対策の促進を目的に設立された任意団体であり、フィッシングに関する情報収集・提 供、注意喚起等の活動を中心に行っています。金融業界、クレジットカード業界、ネットショッピン グ業界、対策ベンダなどの事業者から構成され、また、関係府省庁、関係機関がオブザーバとし て参画しています。(http://www.antiphishing.jp/) 2

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3 Anti-Phishing Working Group(APWG)について

Anti-Phishing Working Group(http://www.antiphishing.org/)は、顕著になりつつあるフィッシン グや e メール・スプーフィングの問題に起因する個人情報の窃盗および詐欺行為の撲滅対策を中 心課題として米国で活動する産業界連合団体です。(APWG のレポートより抜粋)

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アンケート結果資料

1. 調査概要 (1) 調査方法:Web アンケート (2) 調査対象:PC インターネット利用者 (3) 調査期間:2008 年 2 月 12 日~2 月 15 日 (4) 調査セグメント:性別、年代別に合計12個のセグメントにわけ、各セグメントのサンプル数 はインターネット人口比率分布に準じて設定 (5) 有効回答数:1,083 2. アンケート結果概要 (1)フィッシング詐欺の手口の認知度は87.1%、フィッシング詐欺という言葉を知っている人は、 86.7%となりました。 昨年に比べて、手口・言葉共に、認知度は向上しています。 73.4% 6.0% 12.8% 7.8% 4.9% 82.2% 4.5% 8.4% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 07年 08年 手口のみ 知っている 手口・言葉ともに知っている 言葉のみ 知っている 手口・言葉とも に知らない 手口のみ 知っている 手口・言葉ともに知っている 言葉のみ 知っている 手口・言葉とも に知らない

n = 1083(2008 年)、n = 500(2007 年)

4

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(2)PC にてフィッシングメールを受信した経験があると回答した人は 24.8%であり、昨年に比べ 増加しています。

7.0%

7.9%

2.6% 5.3% 5.2% 11.6% 54.2% 49.4% 30.6% 25.7% 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0% 80.0% 90.0% 100.0%

07年

08年

英語のメールのみ受け取ったことがある 日本語のメールのみ受け取ったことがある 英語、日本語いずれのメールも受け取ったことがある 日本語、英語以外のメールを受け取ったことがある 受け取ったことはない わからない 24.8% 英語 のみ 英日 日 本 語 の み わからない 受け取ったことない 14.8%

n = 1083(2008 年)、n = 500(2007 年)

(3)携帯電話・PHSにてフィッシングメールと思われるものを受け取ったことがあります か、という質問に対して 11.4%が受け取ったことがあると回答しました。 0% 20% 40% 60% 80% 100% 日本語のメールのみ受け取ったことがある 英語、日本語いずれのメールも受け取ったこ とがある 英語のメールのみ受け取ったことがある 英語、日本語以外のメールを受け取ったこと がある 受け取ったことはない わからない いずれかのメールを受 け取っ たことがある 11.4% わから ない 15.1% 受け取ったことはない 73.5% 5

(6)

n = 1083(2008 年)、n = 500(2007 年)

(4)「「フフィィッッシシンンググ詐詐欺欺」 の手口の認知度は「インターネットバンキング未利用者」に比べて、「インターネットバンキング利用者」の方が13.2ポイント高いことがわかりました。 87.1% 91.9% 78.7% 12.9% 8.1% 21.3% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100% 全体 インターネット・バンキング 利用者 インターネット・バンキング 未利用者 知っている 知らない +13.2ポイ ント

n=1083

n = 1083

6

(7)

(5)フィッシングの被害(金銭的な被害でなくともログイン ID 等を詐取されただけの場合も含む)に あった経験についての質問に対し、「ある」との回答が全体の 1.4%でした。「ない」が 25.4%で、「わ かからない」最も多く、70.8%でした。 1.4% 25.4% 2.4% 70.8% ある ない 被害にあったのかどうかわから ない 受け取ったことはない・わからな い

n = 1083

また、「フィッシングの被害に合ったことがある」と答えた人の被害の内容(複数回答)は、「ID 等個 人情報を詐取された」が一番多く 80%を占め、「金銭的被害を受けた」が 47%と続きました。「身に 覚えのない会員 ID の取消し/無効化が行われた」との回答者は 20%でした。 (複数回答) 以上 80.0% 46.7% 20.0% 6.7% 0.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% ID等個人識別情報を詐取された 金銭的被害を受けた 身に覚えのない会員IDの取消し/無効化が行われた 他人にオークション等でID等個人識別情報を不正使用されたり、身の覚えの無い出品/入 札が行われた その他

n = 15

(6)フィッシング対策について普段気をつけていることが「ある」と回答した人は、全体のうち 46.3%であり、気をつけていないとの回答者も 40.8%とかなり高い比率でした。 7

(8)

46.3% 40.8% 12.9% ある ない フィッシングの手口を知ら ない

n = 1083

(7)「フィッシングの手口を知っている」人の中で「対策として普段気をつけていることがある」と答 えた人に、具体的にどのような対策を行っているかを質問した結果、「見知らぬアドレスからのメ ールは開かない」が最も多く、77.1%でした。ついで、「セキュリティ対策ソフト(フィッシング専用対 策ソフトを含む)の導入」が 63.1%と続きました。 (複数回答) 77.1% 63.1% 42.9% 36.9% 30.1% 24.6% 23.6% 16.6% 2.2% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 見知らぬアドレスからのメールは開かない セキュリティ対策ソフト(フィッシング専用対策ソフトを含む)の導入 セキュリティパッチ(Windows Update等)を適用する ID等重要情報を入力するときブラウザに表示される鍵マークを確認する ID等重要情報を入力するときのブラウザ表示アドレス(URL)を確認する フィッシング対策機能付ブラウザ/ツールバーの導入 ID等重要情報を入力するときはアドレス(URL)を直接入力するか、お気に入りに登録され たものを使う パスワードを定期的に変更する その他

n = 1083

以上 8

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