■ MySQL の ODBC(MyODBC) ■
MySQL の ODBC を使うと MySQL データベースを Windows クライアントから使う事が出来る様に成 る。Excel や Access で利用する事が出来るし、JavaScript でも利用可能なので非常に便利で有る。 MySQL サーバーは Windows でも Linux でも孰れでも利用可能で有る。
猶、以下の説明ではMySQL が問題無く動作して居る事が前提と成る。此れが動かなければ ODBC は 使用する事が出来ない。
■ MySQL 用の ODBC をインストール
此処では、色々なOS、色々な文字コードで MySQL サーバーがインストールされる事を踏まえて、 ODBC も色々な文字コードに対応出来る様にインストールして観る。以下の通りにインストールすれば Linux サーバーの MySQL も Windows から利用する事が出来る。
1.下記の株式会社ソフトエイジェンシーの MyODBC オリジナルのダウンロード・ページから MyODBC をダウンロードする。 http://www.softagency.co.jp/MySQL/Downloads/MyODBC3/ MyODBC-3.51.10-x86-win-32bit.exe(2004 年 11 月 25 日現在最新版) MyODBC-3.51.10-x86-win-32bit.msi 2.ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールを開始する。此れは、Next と Finish をクリックして行く丈で有る。 3.下記の株式会社ソフトエイジェンシーのサイトからmyodbc-3.51.06-conv_ujis.zip をダウンロード し、解凍する。 http://www.softagency.co.jp/mysql/pro/win.html
4.解凍したファイルの中のmyodbc3.dll をWin9x や WinMe ならC:¥WINDOWS¥SYSTEM、Win2000 では C:¥WINNT¥SYSTEM32、WinXP では C:¥WINDOWS¥SYSTEM32 へ上書きコピーする。 亦、実際に使用して問題が有る様ならlibmysql.dll も同じディレクトリへコピーする。
M
M
y
y
S
S
Q
Q
L
L
の
の
利
利
用
用
テキストでは、MySQL Connector/ODBC(mysql-connector-odbc-3.51.14-win32.msi)をインスト ールした場合に付いて解説して居るが、此処では、MyODBC(MyODBC-3.51.10-x86-win-32bit.msi) をインストールし、myodbc-3.51.06-conv_ujis.zip でマルチバイト文字に対応させて居る場合に付い て、其のインストールから、ODBC 登録迄を、解説する猶、新たにインストールするので有れば、MySQL 5 と MySQL Connector/ODBC の組合せを推奨す るが(2007 年 3 月 8 日現在)、既に MySQL 4 と MyODBC がインストールされた環境で、既存のア プリケーションの手直し等を行う必要が有る事も想定されるので、此処に記す。
■ MySQL の Visual Basic からの利用 ■ ■ データベースの作成
MySQL のサーバ(デーモン)mysqld とエディタ mysql を起動し、book と謂う名前のデータベースを 新規作成する。
※ SHOW DATABASES で、データベースが正しく新規作成されたか確認するが、book と謂うデータ ベースがリストに含まれて居る事が確認されれば良い。表示されるデータベースの個数等は、状況 に依り異なる。 ■ ユーザ作成と権限付与 上記で新規作成したデータベースbook に対して、全権限を持つ新規ユーザを squid と名前で作成する。 猶、アクセスする為のパスワードはcalamar とする。 ※ 此処では、上記で新規作成したデータベース book に対して、MySQL をインストールしたローカル マシン(squid@localhost)と、別のリモートマシン(squid@’%’)からアクセス可能なユーザを作成 して居る。猶、権限ALL は、ユーザ管理(GRANT)以外の総ての権限を持つ。 以上で、ローカルマシンからもリモートマシンからも、ユーザ名squid、パスワード calamar で、総て の権限を持ってアクセスする事の出来る空のデータベースbook が作成された。
mysql> CREATE DATABASE book;
Query OK, 1 row affected (0.05 sec) mysql> SHOW DATABASES;
+---+ | Database | +---+ | book | | invision | | mysql | +---+ 3 rows in set (0.00 sec)
mysql> GRANT ALL ON book.* TO squid@localhost IDENTIFIED BY 'calamar'; Query OK, 0 rows affected (0.11 sec)
mysql> GRANT ALL ON book.* TO squid@'%' IDENTIFIED BY 'calamar'; Query OK, 0 rows affected (0.00 sec)
■ ODBC(Open Database Connectivity)登録
任意のデータベースをODBC に登録するには、先ず、下記の手順に従い、ODBC データソースアドミ ニストレータを起動する。
Windows 95/98/Me :スタートメニュー→設定→コントロールパネル→ODBC データソース
Windows NT/2000/XP :スタートメニュー→設定→コントロールパネル→管理ツール→データソース(ODBC)
下図の様なダイアログボックスが表示されるので、『システム DSN』タブを選択し、『追加』ボタンを クリックする。猶、ローカルマシン而巳からアクセスする場合は『ユーザーDSN』タブを選択する。
次に表示される下図の画面では、ドライバにMySQL ODBC 3.51 Driver を選択して、『完了』ボタンを クリックする。
次に表示される下図の画面では、下記の項目を入力して、『Option』ボタンをクリックする。
項目名 入力値
DSN 情報 Data Source Name book ※1
説明 任意の説明文
MySQL 接続パラメータ サーバー名(or IP) localhost ※2
データベース名 book ※3 ユーザー squid ※4 パスワード calamar ※5 ポート番号 3306 ※6 接続時に実行するSQL 文 ※1 データベースを識別する為の任意の名前(此処では book)を入力する。 ※2 リモートアクセスする場合は、MySQL データベースの在るマシンの IP アドレスを入力する。 ※3 接続する MySQL データベースの名前(此処では book)を入力する。 ※4 接続する MySQL データベースに設定されて居るユーザー名を(此処では squid)入力する。 ※5 接続する MySQL データベースに設定されて居るパスワードを(此処では calamar)入力する。 ※6 接続するポート番号を入力する(設定を変更して居ない場合は 3306 で良い)。
猶、項目が正しく設定されたか確認する為に、オプションの設定に移る前に、『Test Data Source』ボタ ンをクリックすると、接続テストを行う事が出来る。下記のダイアログが表示されれば、正しく項目が 設定されて居る。猶、此のテストを行う為には、MySQL サーバ(デーモン)が稼動して居る必要が有 るので、事前に起動して置く。
次に表示される下図の画面では、色々なオプションを設定するが、少なく共、日本語を使用する場合は 文字化けを防止する為に『EUC 変換する』チェックボックスにチェックを付けて置く。設定が終了す れば、『OK』ボタンをクリックする。 下図の画面に戻るので、登録したデータベースの識別名が表示されて居る事を確認して、『OK』ボタン をクリックする。以上で、データベースのODBC 登録は終了で有る。 猶、不要なデータソース(例えば、テストで使用したデータソース)は、上図で、選択し、『削除』ボ タンをクリックすると、ODBC 登録から削除される。