Author(s)
崔, 珉寧
Citation
沖縄大学法経学部紀要 = Okinawa University JOURNAL
OF LAW & ECONOMICS(21): 59-65
Issue Date
2014-03-24
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/18204
1.はじめに 本稿の目的は、ここ数十年の間、韓国市場で起きているいくつかの興味深いイノベーションの 普及事例を紹介し、なぜこのような現象が韓国という特定の地域で繰り返し起きているのかを検 討することである。韓国市場では、ほかの地域ではなかなか見られない爆発的なブームと言って いいほどの消費行動パターンがたびたび見られる。もちろん、他の地域においても、従来の携帯 電話から飛躍的に進化したスマートフォン、パソコンの機能をより自由に使うことができるタブ レット端末といった画期的なイノベーションは、市場導入から短期間で広く普及する。しかし、 韓国市場の場合、これらの現象がより頻繁に見られるということである。より簡単に言ってしま うと、まるで市場ライフサイクルにおけるアーリーアダプターが一つの地域に数多く集まってお り、新しい技術と新しい製品をいち早く導入しているように見えるということである。なぜこの ような現象が発生するのか、これらの現象はいかなる意味をもつものなのか、さらに、グローバ ル展開を持続しなければならない先進国の大企業において、いかなる貴重なアドバイスを与えて くれるのかを考察することが、本研究の目的である。 これまで、なぜこのような集中的な消費ブームが発生するのかを考えながら、それぞれの個別 事例を追ってきているのであるが、いくつもの事例を見ていくうちに、これらの現象が繰り返し 行われていることから、それぞれの個別事例を追う前に、もう少し全体を見下ろしたほうが良い のではないかと思ったのである。つまり、一つ一つの事例から得ることのできる洞察のほかに、 それぞれの事例を横断的に見たときに得られる本質は異なるものであるだろうと考えるのであ る。これらの分析から得られるものがあるとすれば、これから世界経済の発展の多くの部分を占 めるであろうと思われる新興国と貧困国市場における先進国企業の市場進出と、その市場におけ る効果的な市場展開において、何らかの有効なヒントを提供してくれるのでないかと思うのである。 イノベーション研究の主な分析対象は、技術そのものがどのように開発され発展していくの か、また、企業の経営手法はいかにして進化していくのか、これらの革新過程を遂行するその主 体はどのような人々であり、いかにして現れるのか、さらに、社会における制度はどのように変 【研究ノート】 専 門 分 野:イノベーション論、経営戦略論 キーワード:イノベーションの普及、新興国市場、韓国市場
Diffusion of Innovations in Korea Market
崔 珉 寧*
Minyoung CHOI
化していくのかなどと、企業と産業のみならず社会全体の在り方の変化にも大きな影響を与える イノベーション現象に関するものである1。これらのいずれも、なぜ特定の時代に特定の人々に よって特定の場所で発生したのか、という共通する面白い問題意識を持っており非常に興味深い ものであるが、この中でも、優れた技術と知識が体化された商品とサービスがうまく市場でヒッ トできず世の中から消えてしまう場合があり、一方でそれほど高度な性能をもっているハイテク ノロジーの商品やサービスでなくても市場でヒットし順調に普及していくものがある、というイ ノベーションの普及の問題は、直感に反することも多く面白い研究対象の一つである。優れたア イデアが必ずしも実用化と商品化に結び付くわけでもなく、実用化に成功したとしても商品化段 階の問題が発生したり、量産化の壁に直面したり、また、うまく市場まで製品とサービスが届い たとしても、なかなか市場でヒットしないこともある。1960年代に社会学者のエヴェリット・ロ ジャーズが『イノベーションの普及学』で、新しいアイデアと技術はどのようにして社会に広がっ ていくのかという疑問を投げだしてから、これまで多くの研究と知見が蓄積された。この興味深 い研究領域のこれらの成果を用いて、ここではイノベーションの普及の側面からいくつかの面白 い現象をみせる韓国の市場を考えてみようとしているのである。 2.韓国におけるイノベーションのいくつかの普及事例 1990年代から2010年代現在に至るまでの約20年間の期間だけに限ってみても、世界の注目を寄 せた1990年代後半の韓国のブロードバンドの普及事例から、2010年代の最近の輸入車市場の急拡 大に至るまで、いくつものの国内市場における普及事例が、それほどの多くの注意を払わなくて も簡単にみられる。たとえば、韓国国内のコンビニエンスストアの数まで一気に増えたインター ネットカフェ(韓国では、「PC房」と呼ばれる)がそうであり、ほかの国と地域ではそれほど ブームにならなかったパソコンベースのオンラインゲームが韓国国内だけでは爆発的な広がりを 見せた。また、社会的現象にまでなった美容整形手術のブームは、今ではアジアの近隣諸国から の多くの観光客を招くほどの医療観光産業にまで成長を続けてきた。さらに、世界各地で普及が 進んでいる多機能携帯電話のスマートフォンにおいても、韓国国内では他と比べて非常に短い期 間の間に広く普及している。アメリカのスターバックスに代表されるコーヒーショップチェーン も、韓国国内では「コーヒー共和国」ともいわれるまでものすごい勢いでシェアを伸ばしてきて いる。このほかにも、極めて高いクレジットカードの利用率などがあげられる。 ここでは、興味深いイノベーションの普及現象が次から次へと繰り返し市場で行われる韓国 の事例をいくつか取り上げることにしよう。韓国は、スピードの文化ともいわれるように、社会 のあらゆる面においてスピードが重視されているといえるであろう。ここで紹介するいくつかの ケースのほかにも、韓国市場では多くの事象が立て続けに起きているのではあるが、ここでは比 較的最近のことの中で代表的ないくつかのケースを簡単に並べてみることにする。 まず、韓国におけるブロードバンドのインターネット普及率の高さである。1990年代後半から 2000年代前半にかけて、韓国ではそれぞれの家庭までをつなぐ国内インターネットインフラが、 ほかの国と地域に比べて著しく早い段階に、また急速に普及したのである。これゆえ、「ITイ ンフラの強国」もしくは「インターネット王国」とも言われてきた。2012年の世界のインターネッ ト普及状況をみると、最も多くのインターネット利用者を持つ国の順が、中国(5億4,000万人
-以下いずれも概数)、アメリカ(2億5,000万人)、インド(1億4,000万人)、日本(1億人)、 ブラジル(8,800万人)、ロシア(6,800万人)、ドイツ(6,700万人)、インドネシア(5,500万人)、 イギリス(5,300万人)、フランス(5,200万人)である。韓国は、ここまでも上位10位に入って おらず、1,900万人のインターネット利用者として14位を占めている。ただ、その国の総利用人 口の数ではなく、人口に対するインターネット利用者の数を示すそれぞれの普及率をみると、少 し様子が変わってくる。インターネット利用者数が多い上位20か国の中、もっともインターネッ トの普及率が高い国は、83.6%のイギリスである。次に、ドイツ(83.0%)、韓国(82.5%)、フ ランス(79.6%)、日本(79.5%)、アメリカ(78.1%)、スペイン(67.2%)、イタリア(58.4%)、 イラン(53.3%)、トルコ(45.7%)の順である。ちなみに、インターネット利用者数が多い上 位20か国の平均普及率は、38.1%である。世界の44.8%のインターネットユーザーをもつアジア 地域(アジア地域のインターネット利用者数は、約10億8千万人)で、人口500万人以上の国と 地域を絞ると、普及率が高い国と地域の人口と普及率はそれぞれ、以下のとおりである。韓国 (82.5%、約4,900万人)、日本(約79.5%、1億2,700万人)、台湾(75.4%、約2,300万人)、シンガポー ル(75.0%、約540万人)、香港(74.5%、約720万人)である2。また、2013年12月29日、アメリ カのニューヨークタイムズによると、インターネット通信速度において韓国がトップであった3。 これによると、韓国(53Mbps)、日本(49Mbps)、ルーマニア(48Mbps)、ラトビア(45Mbps)、 スイス(41Mbps)、イスラエル(40Mbps)、アメリカ(36Mbps)である。 次に、スマートフォンの普及率である。日本の総務省(2013)の資料によると、世界の携帯電 話市場におけるスマートフォンのシェアは、2009年の14.2%から3年後の2011年の26.9%と拡大 しており、世界のスマートフォンの利用率は、シンガポール(76.8%)、韓国(67.8%)、イギリ ス(56.3%)、アメリカ(47.6%)、フランス(44.4%)、日本(38.2%)の順であった4。別のメ ディアの調査結果によると、2012年のスマートフォン普及率上位10位の国と地域の順は、韓国 (67.6%)、ノルウェイ(55.0%)、香港(54.9%)、シンガポール(53.1%)、オーストラリア(50.2%)、 スウェーデン(46.6)、イギリス(46.6%)、ルクセンブルク(45.3%)、デンマーク(43.4%)、フィ ンランド(43.0%)であった5。この調査によると、韓国のスマートフォン普及率は、世界平均 普及率の14.8%の約5倍のレベルであり、2012年から普及率においては、世界トップとなった。 韓国にスマートフォンが導入されたのは2007年であるため、2007年の0.7%から2012年の67.6% へとわずか5年後のことであった。2009年の2.0%の普及率を考えると、3年ほどの間に急速に 普及し世界トップレベルとなったのである。韓国放送通信委員会の資料によると、韓国国内に おけるスマートフォン加入者数は2011年3月末に1,000万人を超えたのであったが、わずかその 一年半後、加入者数は3,000万人を超えたのであった。2012年08月21日の通信キャリアのスマー トフォン加入者数の発表によると、SKテレコムが1,477万人、KTが944万人、LGユープラス 582万人であった6。 韓国におけるクレジットカードの使用状況も見てみよう。クレジットカードの利用に関しても、 韓国はほかの国と地域に比べて非常に高い比率を示している。2009年のGDPにおけるクレジッ トカードの利用金額の比率は、韓国(36.2%)、アメリカ(13.7%)、日本(8.4%)、イギリス(7.7%) であった7。また、2011年度のそれを見ると、韓国(39.6%)、イギリス(31.2%)、カナダ(29.7%)、 オーストラリア(27.0%)、アメリカ(25.4%)、スウェーデン(23.9%)、オランダ(15.9%)、
イタリア(7.7%)、ドイツ(6.8%)の順であった8。韓国におけるクレジットカードの支払件数 は、世界主要国の中で最も多いレベルであり、2011年の韓国一人当たりのクレジットカード支払 件数は129.7件であった。二番目に支払件数の多いカナダが89.6件であり、三番目に多いアメリ カが77.9件であることを考えると、韓国のそれはずば抜けて高い数値であろう9。また、われわ れが注目すべき点はその増加の期間である。この増加現象は数十年もしくは十数年の期間にかけ て徐々に増えてきたわけではなく、市場におけるクレジット利用は短期間で一気に増えてきた。 3.韓国市場におけるブーム分析の意味 前項でブロードバンドのインターネット、スマートフォン、クレジットカードといった韓国で 起きているいくつかの普及事例を取り上げたが、これらのいずれもほかの国と地域と比べて、比 較的に早い時期に、また、短い期間で広い普及を見せるものであった。もちろんのことであるが、 異例的な普及現象がこれらの市場のみならず他の分野でも見られるものである。 2013年11月27日、アメリカのニュース放送局のCNNは、韓国に関する一つの興味深い記事を 紹介した。韓国市場に関するこの記事は、しっかりとした各国の比較データに基づいている厳密 な分析が行われているものではなく、興味本位で異質感があふれる韓国市場とここで起きている いくつかのブームを紹介したものである。この記事が、「韓国が他のどこよりも得意とする10の 事柄(10 things South Korea does better than anywhere else)」であった。この記事の内容が どこまで正確に韓国市場で起きている現象を表しているかどうかは別として、われわれが注目し ている市場におけるイノベーションの普及現象と今後の世界のメインストリームとなるであろう と予想する新興国の市場を理解する上で参考になるであろう。この記事が紹介している現象は、 ①インターネットとスマートフォン、②クレジットカード、③ワーカホリック、④ビジネスの飲 み会、⑤革新的な化粧品産業、⑥女性プロゴルファー、⑦スタークラフトのオンラインゲーム、 ⑧航空会社のキャビンアテンダント、⑨お見合い、⑩美容整形産業、であった10。CNNが指摘 していることのほかにも、われわれがよく知っている韓流といわれる、ドラマ、映画、音楽のエ ンタテインメントのブームがそうであり、また、「コーヒー共和国」ともいわれる国内のコーヒー チェーンのブームがそうである。 以上のように韓国市場で繰り返しブームが起きていることから、2000年代から世界の先進国企 業は韓国市場を有効なテスト市場として評価し始めた。テスト市場とは、新しいイノベーション をそれぞれの市場に導入する前に、画期的であればあるほど市場に受け入れられるかどうかとい うリスクがつくことから、これらのリスクを減らすために、グローバルな市場展開の前に、限定 された市場で事前に市場導入のテストを行うことである。このような市場テストによって、市場 展開のより適切な意思判断ができるようになり、また、メインストリーム市場に導入する際に必 要とされる製品修正等が可能になるのである。 1990年代は、これらのテスト市場の役割を担った地域がオーストラリアであった。比較的に人 口がいくつかの地域に密集しており、国民の所得水準は高いことからテスト市場として適切な地 域であった。また、大企業が目指している海外の市場がアメリカおよびヨーロッパ-であったた め、部分的に共通する文化をもつオーストラリアはテスト市場として高い評価を得た。しかし、 2000年代に入り、韓国市場がこれらの企業におけるグローバル展開のテスト市場として注目され
るようになった。確かに韓国市場は5,000万ほどの人口が比較的狭い地域に密集しており、また、 途上国と先進国の間の経済規模をもっていることを考えるとテスト市場として有効であろう。た だ、韓国市場と既存のオーストラリア市場とことなって、欧米の文化を共有しているわけではな い。むしろこれから台頭してくるアジアの市場と文化を共有しているところが多いだろう。にも かかわらず、韓国市場がテスト市場として活用されるようになったことは、以下のようなことを 意味する。 まず、世界のグローバル企業におけるメインストリーム市場は、確実に先進国市場から途上国 及び貧困国市場へと移っていることである。これから市場展開をしなければならない世界の地域 とは、多様な文化が混在している既存の西洋の市場とは異なって、比較的単一民族で同一の宗教 をもち、一つの文化によって統合された新興国もしくは貧困国の市場なのである。また、所得格 差も大きいと同時に多くの貧困層を抱えるような国と地域なのである。これらのことを考えると、 共通した特徴をもつ韓国市場は今後のメインストリーム市場におけるテスト市場としての意義は 大きいのであろう。したがって、われわれが韓国市場の理解をより深める必要性も高まってくる のである。 4.おわりに 2014年1月4日の韓国中央日報によると、韓国は、経済規模、最近の動向、成長潜在力の点か ら、今後5年間グローバル投資家が注目すべき世界6大市場の一つとして選定された。この注目 すべき6大市場とは、アメリカ外交専門誌フォーリンアフェアーズが選定した市場であり、韓国 のほか、メキシコ、ポーランド、トルコ、インドネシア、フィリピン、メコン川流域圏であった。 これらの地域は、中国の成長の勢いが鈍り、国際商品市場ブームが消えていく中、これから繁栄 する可能性の高い地域として評価されたのであった11 。 このような韓国という特定の地域で起きている一連のブーム現象で、われわれがもう一度考え なければならないことは、以下のようなことであろう。第一に、これらのブーム自体も今後理解 を深めていかなければならない課題であるが、このようなスピーディーかつ広範囲に広がった普 及の主役の一つは、国内企業だということである。最近進んできた輸入車の急速な成長事例は除 くものの、残りの多くは、優れた技術と経営ノーハウを前面に押し出しながら途上国という市場 に進出し市場のシェアを伸ばしてくる先進国の大企業ではなく、現地で生まれた国内企業の活躍 であったことである。すなわち、ここから見えてくることは、必ずしも優れた技術と経営手法を 持った先進国の企業がうまくグローバリゼーションを展開しているとは限らないということであ る。また、同じように現地化戦略においても思うほどうまくいっていないことを意味する。 第二に、韓国市場はこれから急速に発展するだろうと予想される多くの途上国と貧困国の市場 特徴を持つ可能性である。テスト市場としての意味をもつということから前項でも述べたように、 韓国市場は、ある程度の規模をもつ人口が密集しており、単一民族で共通した価値観をもつ文化 が共有されている場所である。これから世界経済の発展の多くを占めるであろうと予想される新 興国と貧困国の多くは、先進国の市場とは異なり、韓国市場のように共通した価値観を広く共有 するような市場であることが多い。中国とインドといったアジア市場、アフリカ市場、南米市場 を考慮すると、韓国市場でおきた経験は、今後残された市場としての途上国と貧困国の市場では
なく、これからのメインの市場としてこれらの新興市場に事業展開する先進国の企業にとって、 貴重な洞察と有効なアドバイスを与えてくれることであろう。 <参考文献> 一橋大学イノベーション研究センター(2010)『はじめての経営学-一橋ビジネスレビュー 2010 年別冊No.1』東洋経済新報社. 一橋大学日本企業研究センター編(2006)『日本企業研究のフロンティア第2編』有斐閣.
Abernathy, W. J.(1978)The Productivity Dilemma: Roadblock to Innovation in the Automobile Industry, Johns Hopkins Univ. Press.
Bijker, W., T. Hughes and T. Pinch(1987)The Social Construction of Technological Systems: New Directions in the Sociology and History of Technology, MIT Press.
Chiristensen, C. M. (1997)The Innovator`s Dilemma: When New Technologies Cause Great Firms to Fail, Harvard Business School Press(伊豆原弓訳『イノベーションのジレンマ: 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』翔泳社、2001年).
Johnson, Mark M.(2010)Seizing the White Space: Business Model Innovation for Growth and Renewal, Harvard Business Press(池村千秋訳『ホワイトスペース戦略-ビジネスモ デルの<空白>をねらえ』阪急コミュニケーションズ、2011年).
Prahalad, C. K.(2005)The Fortune at the Bottom of the Pyramid: Eradicating Poverty Through Profits, Wharton School Publishing(スカイライトコンサルティング訳『ネクス ト・マーケット-「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略』英治出版、2005年). Radjou, Navi, Jaideep Prabhu and Simone Ahuja(2012)Jugaad Innovation, Jossey-Bass(月
沢李歌子訳『イノベーションは新興国に学べ!』日本経済新聞出版社、2013年).
Rogers, Everett M.(2003)Diffusion of Innovations, 5th Ed., Free Press(三藤利雄訳『イノベー ションの普及』翔泳社、2007年). * 沖縄大学法経学部 准教授 1 イノベーション研究の分析対象と最近の研究動向の概略は、一橋大学イノベーション研究セ ンター(2011)『はじめての経営学-一橋ビジネスレビュー 2010年別冊No.1』が詳しい。 2 このほかに70%以上とインターネット普及率の高い国として、ブルネイ(78.0%、約41万人) がある(「世界インターネット統計」、internetworldstats.com)。 3 The Fastest Internet Speeds, The New York Times, December 29, 2013.
4 世界の携帯電話市場におけるスマートフォンのシェアに関しては、総務省(2012)『平成24 年度版情報通信白書』、世界のスマートフォンの利用率に関しては、総務省(2012)『平成24 年度版情報通信白書』による。 5 『聯合ニュース』2013年6月25日。 6 『京郷新聞』2012年8月21日。 7 ギルジェウク・バクヨンソク・シンジンヨン(2012)「韓国クレジットカード市場の現況と
発展法案」韓国金融学会冬季政策シンポジウム、2012年11月21日。
8 ユンゴンヨン(2012)「国内クレジットカードの現況と示唆点」『NHERIレポート』農協経 済研究所、第185号、2012年6月29日。
9 韓国銀行(2013)「韓国および主要国の支払決済統計」。
10 10 things South Korea does better than anywhere else, CNN, November 28, 2013. 11 「韓国、5年間注目すべき世界6大投資市場」『中央日報』2014年1月14日。