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頭頸部がん患者と家族を支える看護サポートチームの役割について -外来・病棟・専門チームの取り組み-

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Academic year: 2021

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頭頸部がん患者と家族を支える看護サポートチームの役割について

-外来・病棟・専門チームの取り組み-

       外来診療部(耳鼻咽喉科)       ○小松 真貴  坂上 祐美子  小松 桂子  中川 敏子        田所 裕子  田中 左和子        4 階西病棟        柴岡 三枝  時久 三紀子        4 階東病棟        千谷 真由三        緩和ケアチーム           向田 好美  小笠原 麻紀  近藤 恵子 【はじめに】がん診療連携拠点病院である当院の耳鼻咽喉科では、頭頸部がんに対し、再建術や拡大手術を 含む手術療法、放射線療法や化学療法との集学的治療を行っている。頭頸部領域は、生活を営む上で重要か つ審美的な機能をもつため、治療の選択には、病状や治癒率、機能障害等に加え、患者・家族の価値観や治 療後の生活等を含めた検討が必要となる。従って、治療選択の意思決定や、機能障害と生活のマネジメント に関わる看護師の役割は大きい。また、喫煙や飲酒の嗜癖の問題が、家族関係や仕事・経済面に影響してい る事もあり、これらを専門的視点で評価・調整する役割も必要である。そこで、頭頸部がん患者・家族の支 援に、看護師が継続・専門的に関わる事を目的に、外来・病棟・専門チーム看護師がサポートチーム(以下 チーム)を立ち上げた。 【取り組み】チーム全体の活動は、1 時間 / 月、患者・家族の状況をチーム看護師で共有し、また、30 分 / 週、 病棟カンファレンスにて、入院患者の看護や入院予定患者の看護を事前に検討したり、退院後の様子を共有 している。チーム外来看護師は、診察時の様子を基に、患者・家族を全人的にアセスメントし、病棟・専門 チーム看護師に相談しながら、診断期~終末期に至る外来通院患者の看護に取り組んでいる。チーム病棟看 護師は、病棟の看護相談や連絡窓口の役割をもち、チーム内の看護師と協働し、治療を受ける患者と家族の 看護や退院支援に取り組んでいる。専門チーム看護師は、専門的視点から、外来・病棟看護師と共に症状マ ネジメントや退院調整等に関わっている。 【考察】看護師が患者・家族に継続的に関わる支援は、治療や療養場所を移行する患者・家族が、経過を理 解している看護師にいつ何処でも相談できる安心や、セルフケアにも効果をもたらしていると考える。今後 はカンファレンスやサマリーを有効に活用し、頭頸部がん患者・家族の継続的なケアに努めていきたい。 平成 22 年 5 月 22 日 豊かないのち講演会(第9回高知緩和ケア研究発表会)(高知)にて発表

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