• 検索結果がありません。

新EPOS(Earthquake Phenomena Observation System : 地震活動等総合監視システム)の紹介

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "新EPOS(Earthquake Phenomena Observation System : 地震活動等総合監視システム)の紹介"

Copied!
19
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

験 震 時 報 第 68巻

(2004) 57----75頁

新 EPOS (

E

a

r

t

h

q

u

a

k

e

Phenomena O

b

s

e

r

v

a

t

i

o

n

System :

地震活動等総合監視システム)の紹介

友亮事

尾崎

Introduction to new EPOS (Earthquake Phenomena Observation System)

実施すること,各業務システムの機能障害,高負荷, 更新等が,他の業務システムに影響しないよう,処理 系・機能の分散化を進めること,等が考慮された. システム整備にあたっては 2002年度より部内に新 EPOS整備体制を設け,受注者である NECへの指示・ 指導やシステム更新作業全般の実施調整を行った. 2003年 4月よりマシン室への機器搬入を開始し,同 8 月から約 2ヶ月間の慣熟運用を経て, 10月 1日より運 用を開始した. Tomoaki OZAKI 2003年 10月 1日,旧 EPOSは 8年半の運用を無事 終了し,新 EPOSの運用が開始された.初代 EPOS(1987 年 10月'"'-'1995年 2月), 2代目 EPOS (1995年 3月 2003年 9月)に継いで 3代目 (EPOS3) となる.製作 は日本電気株式会社 (NEC) である. 1 .はじめに こち なお,テレメータも併せて更新を行っており, らは(株)明星電気の製作による. EPOS3の設計にあたっては, 2001年度に本庁に設置 された地震火山業務システム検討会において,今後10 年程度先の地震津波業務システムを見据えたうえで EPOS3で実現すべき事項が提示されたことを受け,そ の内容が配慮された.具体的には,業務操作や監視業 務を各サーバとネットワークで結合された端末により 予報部整備装置

-E E ﹂ テレメータ護軍 厩自主システム{量的津波予報システム. 震度データ調鏡義置等) 大型ディスプレイ等

;

庁内他システム {REDC, VOIS等) BEStEEE ﹃ ー ー 四 ー ー ー ー ー ー ー ー B E t

.

-外部俊関・ユーザへ提供 とー

-

-

1

EPOS盤側範囲 第1図:EPOSシステム概念図 *気象庁地震火山部地震予知情報課(現:内閣府) 円 , t ﹁ ﹁ U

(2)

新 EPOS (Earthquake Phenomena Observation System:地震活動等総合監視システム)の紹介 2.システムの概要 EPOS3の基本的な機能としては,旧 EPOSの地震サ ブシステム,火山サブシステムを除く機能(前者は地 域地震情報センターデータ処理システム (REDC: Regional Earthquake information Data Center system),後: 者は火山監視・情報センターシステム (VOIS:ぬ1cano Observation and Information System)にそれぞれ引き継 がれている)を引き継ぐほか,新たにナウキャスト処 理機能が組み込まれている. EPOS3のシステム概念図を第 1図に示す. ハードウェアとしては, 20台のサーバ, 27台の PC端 末,ネットワーク機器 (LAN,ルータ,レイヤ3スイ ッチ(L3SW),スイッチングハブ等),

5

台のプリンタ 等より構成される(テレメータ部を除く). 旧 EPOSは,主にサーバ系マシン(ホスト),クライ アント系マシン(ワークステーション)により構成さ れ,各ワークステーションがクライアントとして機能 するとともに,ワークステーション自らも業務処理を 行い,言わばホストとワークステーションで業務処理 を分担していたのに対し, EPOS3ではサーバ 表示処 理装置 (PC端末)構成を基本とし,各業務処理はサー バのみで行い, PC端末は X 端末機能に特化すること とした.これにより,基本的にどの PC端末からでも 各サーバの業務メニューを起動することが可能となっ ている.また,ワークステーションから PCへ移行し たことによりコストの削減にもなっている. サーバについては,各サーバ毎に機能を特化させる ことで処理分散を行い,各サーバの障害等が他の処理 に影響を与えないようにするとともに,機能毎の拡張 性を確保している.また,耐障害性のため,正副の二 重化構成を基本としている(一部サーバでクラスタ制 御を導入した二重化構成を実現). ネットワークは正副 2台の基幹レイヤ 3スイッチ (L3SW)を中心とした 100BASE-TのLAN接続を基 本としている.LANは二重化により耐障害性を図って いる.庁内の他システム (REDC,VOIS, C-ADESS (C/A)竹)など)や外部機関とは,スイッチングハブ, L3SW,ルータを介して接続することによりセキュリ ティを確保している.また,ファイヤーウオールを通 じてインターネットと接続している. テレメータ装置は, REDCのデータ収集装置で培っ た技術を活用し,チャネル設定,フォーマット変換等 が容易なワークステーション群による構成を基本とした. 3.ハードウェア構成 以下にハードウェアの概要を記す.各ハードウェア 機器の具体的なスペックは表1のとおり. ( 1 )サーバ 機種は NEC製の NX7000シリーズ(ナウキャスト A 処理サーバのみ Express5800),OSは HP-UX (ナウキ ャスト A処理サーバのみLinux),グラフィック環境と して X-Windowを用い,ウインドウマネージャとし てFVWMを用いている. 外部記憶装置については, DVD-ROM装置を付加し ているほか,システムのバックアップ/リストアを主 目的として,各サーバに D組、装置 (DDS4対応)を外 付けしている. CD・ROM,M O装置等はサーバには付 加していない(ナウキャスト A処理サーバを除く). コンソールは,正系サーバ群,副系サーバ群それぞ れに 1台ずつを整備し,サーバスイッチユニットによ り操作対象サーバを選択する. なお,サーバは,コンソール, DAT装置等とともに, 8台の 19インチラックに収納し,本庁 2Fマシン室に 設置されている.収納にあたっては,正副系の分散収 納,電源、の分散・二重化等を行い,耐障害性に配慮し ている.ラックは架台により耐震回定を行っている. (2 )表示処理装置

Linuxのタワー型 PC (Mate MA25V/B)であり,う ち 9台は, VMwareにより WindowsXPへの切り替えが 可能である. ディスプレイは 18.1インチ TFT液晶デ、ィスプレイ により,広い画面と省スペースを両立させている.ポ インティングデバイスとしては,マウス,及び一部端 末(緊急作業用端末など)にはペンタブレットを装備 している. 外部記憶装置として,各 PCには CD-R(16倍 速 ) /

川 C-ADE~S.iC~~~ ~~~~~~d",~.~~~,~i~g !!!~S~i~~n!__ ~

R W (10 fff速)装置を内蔵している.また, M Oは 4

System):全国中枢気象資料自動編集装置.国内外の気象等の 口

観測データ及び各種予報・警報や予報支援資料,実況図や予 台の PCに限定して装備している.

測図等を圏内の気象官署,外囲気象機関等に配信している, 気象庁本庁の全国中枢気象資料自動編集中継装置のこと.

(3)

験震時報第 68巻第 1""'2号

1.サーバ、表示処J!H装jyi:

日て万五一一一 -"'-r~道機お !内鼠lJisk※ │ メ モ11 i CPU

ri泌滋ー

い疑念処nlサーパ I NX7000/rp5470 i 218GB I :1GB I (i50MHzx2 I DVDROM (内絞).DAT(DDS.!) 1 HP.U !,X:¥1CiSeγvico(}U1ll'd I (PA-87(0)

玩遍必吋ナ二-パ " 一寸rNX700ωω0/'1'叩p5.j打j叩70o : 720ωB I ae:U語...r..(;3i(j品而lHzX刈 iDV川VD-l氏ωt飢Cω仁0;¥-1 (f内匂妓).、 :;.1 i..けク7レ . Tiï2SC;Ï匝~',"'rf~ï-;-UX. ?l

1

'e忌ゐ日川危江I刊V川l(.川,

(PA-87(ο)0) ! RじA!D5)上η)AT汽(DDSt竹 6州 臥2

i

DVI 同志Ij'....ゴミ ー iNX7006fry-州 :!.GB 1(1'よ':¥-略8 7 0 ο Ic. C++. Fortranf臼10

i

オ打ブ乃川ラ引r::..ザ バ IN川似 附NX70X訂X70(引刊o似川∞側)(刈削o似)(ω4灯川7刊o

1ω 11GB I ~,~防附州叩5印州州0制削M問HzX川Xl : D¥ω川ひ川R01r1け桝州トバ附{付守引).D似 凶 川K刈刈川i代叩ο川の(ゆ似川D削汎ID刷刷S削制引4

IH川 M ω 叫 ua川rd, ¥ (E以. 8 7 ( 0 ) I c .C++. Fortr出1!)O

t情報先荻サーバ I NX7000/'rp2470 [.lGGB

.

.

.

.

.

.

.

.

T

i'iω r;;5ïi-~lHzXl

!

DVD.ROl¥J (j'~Hl、 DAT(D五福句"一rHP・ LJX , l¥-lCiServiceG¥Hm!

し一一時!時

四 I(Pル87(0) ...1...

:}GU I 650.MHzXI.

!

DVD-HO:r..I 内孫).デ(HYH (126G

B

.

IP-UX,,iVICiServi:reGuard, I (P:¥-8700) RAlD5)、 IOracle

叩)1)S4)

i正fii:戸サーパ 1 NX7000/rp;)4~W : 14GGB 12GB 1 650MHzX 1 DVD-ROl.Vl(内灘)、 DA'l'(DDS.1) I (P.''<¥.87(0)

I ~ii彼,地殺到i41トγr'NX7ïï<iõ/l'pf,4ω 72GB 12GB

I

65oiiU;'x'1 : 'Uc;'U':UO;ti-(内 競 ).ディ1クYレf (14.1GB rÜï)~ÜX.:..~1Cïs~~:~iωGuarγつ l匂

lδ~' :stèm おCOpf! I I (PA・87(0)!R.ALD5)、DAT(DDS4)

十ウキャ1トA匂l殺す!i' I Express58而ïi2!ÌR~':-2-"r:3IiGB 11GB

I

2.80GHzx2

!

CD-ROM市長つ3KIWI3S1)、FD I (Xω

川 ;

ナウキ ~À ト B 処殺す1\・ I NX7000/l'pG470 14{iGB 12GB 1 750MHzx2 : DVD-HOM (内線).DAT(DDS4) I (E'A・87(0) t 'Uミ:iMm裟 綴 .Mate MA25VIB : (ωGB 1 512恥m I 2.58GB." i CD・HIHW(内絞)、 18.1雫n佼品イスプレf、へ'

ω

i I (pc山 um4) i ~7' 11'1ト(二混とF1.0(刷、久 消 ) ※:内線ァ.ィスクi立ミラ リユク'を行っており.~k織に{i,!!ffl できる答訟はこの学分 2.ネットワーク装議 機種名 3.問辺機栂等 袋 喜 重 , れ 機 務 名

… 一一一一

ネットワーークプリンタ I PagoPro 9100 Print System (MINOLTA-Q!vlS) 自然ページプワシタ) ;magi∞!or()110 Prim Systcm (1JlNOLTA-QMS) (j1'7ペ ー ジ プ リ ン タ

ドットインパクトプリンタ(sPSONi

一 一

ビデオマトリックススイッチャ i RGBマトリックスヌイッチャ U2入力161H力 ! RGBマトリックススイッチャ(11)入力1(;出力 jHGB分配線当事 1 1タッチパネJ'v 1 Mate MA24VfB(XPPrω

Z

主三タ一等

ー"“一_...1

4.テレメータ装iifl 1 HedHat Linux HP.UX, ユMC!厄面福ぷe引Iぷぷ;二lCαtθぬ } C. C++, Fo】凡1目tr品剖nfJ()

J_~竺:!… 3

Nindow,;XP,号

11WIlI'e¥ー

込J

が :示;ジジぞ i!袋徹名 │両面Di;k--r';王1)--....rCPU 周辺機m~ 一一 10S,主なソフトウ工ア 検定i網データ受信技後 i ,¥87000 2000/2900 173GB 12GB 11JItI'ilSPARC-mCu HOOMHl,:<2 ! DVD-ROM. FDD; DXf(外f;tlI $,,!aris 8

i .PGX64 SYC727ω j (東芝以下向じ

海鰍底i地忠憾獲街百計十ラデゴ一夕受活織装緩

i

A必S70ω00 B20ω0仰ω0ω/2却似9例捌鮒()O173GB 12GB υ山!t.raS剖P胤凶》汎~ARc.m耳ICu 900ιMHzX2 I .DVD-R夜ROiv,lF円D別m】)[).川附付)I S臼O山l i PGXG.l

iSYC727GE

EPOS配 信 欄 / ¥ い 人S7刈00ωo2.0捌ω00ω忽m仰l凶1儲附0505

173叩GB

I

10ω13

υ1山J1加ltω削 心ωmcu 1.05鉛G恥 伽X刈2

I

DVD-問M,FDD印F ,DAT灯 州t)汗凶同川&蜘釧(Jバl叩arfli

I PGXM 1SYC7280E

EPOS佼倍装鐙n I AS71ゆo 2000!21050! 7:lGB 11GB i UltraSPARC-IllCu -i.05GH;<2 I DVD-H()M,FDD, DAT(州、1)I Solaris自

ナウキャスト西日m淡緩 テしメータfcil見・告御装毅 (マシン議) テレメータ監視・ih!j議11後鐙 (JJIJ提言。 PGXli4 SYC7280E AS7000 ZOO(ν21050 i 7:lCm PGX64 SYC72801 D510MT i ,!OG 470034剖 i ー ・… -l<:QUIUM5080 i 10G PE5082<lPNH7Bl 1GB 川

i

ω

日 日 附 …附5GH川

町川川山一…ひ山M州1汽削t(… 〉 耐川川耐川山(併7仰耐i日山山夕州}外涌川祁川山川司引川川

1

お山州?汁い川Sぷ

L

256MB iP冶ntium4 2AG只 MO 内草蔵草CD-IWω8f俗街速),1"ηDI V京主Viωi日】dows200ゆ

E芯 芯 日 平ζ訂m4 2工口[口2.1泌Gω忌

;

f内

J綴附ωCαれ

叩削句叫匂綴叫似側淵恥蜘制iルMιM叫削は 川仰…H( 山(μ川4州岬岬ω8針山雌耐{向綴綴恥段郊川f削 川 、 す'm町w羽叩Dl泌}汎D山 j 1 ~) イJシ〆チH液液k聖:d品h 1 ;

25liMB

表1 ハードウェア仕様

(4)

-59-新EPOS (EarthquakePhenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)の紹介

( 3 )ネットワーク機器

基幹L3S Wは NEC製 IP8000/235で, 100BASE-T

用に 50ポートを有する.正副の基幹L3S W聞はギガ ビットEtherの光ケーブル接続である. 表示処理装置,量的津波予報システム,震度データ 編集装置との接続にはスイ ッチングハブ,他システム 接 続 用 に ロS W,外部機関接続用にルータを整備して いる.

なお, L-ADESS (UA)・2)との接続については ,U A

が TCP/IPではなく X.25フロトコルであるため,TCP/IP "-'X.25変換のプロトコルコンバータ((株)情報事務 資材製作.コンバータ本体は COMPAQの PC) を介し ている. これらネットワーク機器は, 3台の19インチラッ クに収納され本庁 2Fマシン室に設置されている (C/A 接続用ルータのみ3F通信課マシン室設置).これもサ ーバラックと同様,正副系の分散収納,電源、の分散・ 二重化,架台による耐震固定を行っている.

(

4

)周辺機器等

プリンタ ポストスクリプト対応のネットワークプリンタ(白 黒 3台,カラー2台,いずれもレーザービームプリン タ (LBP)),電文出力用にラインプリンタ(ドットイ ンパクトプリンタ)を整備している. 大型ディスプレイ等 4台の大型ディスプレイ及びビデオマトリックスス イッチャを整備し,各表示処理装置の画面から RGB 信号を分岐・集約することで,各表示処理装置の画面 を簡便な操作により大型ディスプレイに選択表示可能 となっている.選択表示の操作は専用のタッチパネル PCにより行う. 波形データ表示・出力装置 テレメータ装置から波形データを分岐し,リアルタ イム表示させる装置である.表示チャネルはテレメー 切L-ADESS(Local Automated Data Editing aod Switchiog System):気象資料伝送網を利用した気象資料交換処理システ ム.札幌,仙台,東京,大阪,福岡及び沖縄に設置された各 地方の中枢となるシステムとそれを拠点として各地域内の 地方気象台等に設置された端末システムから構成される気 象監視・予報等のための情報通信ネットワーク. タ受信チャネルから任意に選択可能である.従来の 24chペンレコーダの代替も可能であり,全国規模の地 震活動の概況把握のために用いられる(明星電気製)• また, ドラム記録器等へ波形デ、ータのアナログ出力を 行う機能もある. ( 5 )テレメータ部 テレメータ部は,複数のワークステーションにより 地震波形データ,地殻データ等の受信及び EPOS各サ ーバへの配信を行う「地震地殻観測データ等統合・配 信装置」と,地殻データの基板受信及び地震地殻観測 データ等統合・配信装置への配信等を行う「地殻デー タ等収集装置Jから成る.前者は REDCにおけるデー タ収集装置,後者はフォーマッタの役割に相当する装 置である. 4.各業務処理等の概要 EPOS3では,各業務処理(緊急業務処理,地殻処理 など)は複数のサーバの連携により実現されている. 以下,各処理がどのサーバで動作しているかを含め, 各業務処理の概要を記す. ( 1 )システム監視処理 システム監視処理は,監視・地殻通信サーバ上で動 作する.監視用の PC端末が 2台用意されているが, システム監視画面は他の PC端末からも起動/表示す ることができる. 合:クラスタ翁成のサブシステム 第 2図:システム状態表示画面

(5)

験震時報第68巻第 1""'2号 システム監視は,基本的に「システム状況表示画面J (第2図)で行う.同画面からはシステムの状態(運 転,待機,障害,アイドル,停止,等)のほか,各サ ーバのネットワークインターフェース (LANポート) やディスクの状態を監視することも可能である. 地震の検知,電報の入電等,運用上重要な処理や, システム障害に関するメッセージは,監視メニュー画 面(第 3図)上に表示されるとともに,その重要度に 応じて,ブザー音,サイレン音,チャイム音とともに 音声報知がなされる. また,ネットワーク監視のために,各サーバ,ネッ トワーク機器等の接続構成・状態を表示してネットワ ーク監視を行う NetworkNode Manager (NNM) ,及び システム監視の補助的手段として,個々のサーバのメ モリ, CPU等の負荷状態を監視する SystemScopeとい うミドルウェアを搭載している. 監視・地殻通信サーバにおける主なシステム監視方 法は以下のとおり. ①各サーバから 15秒毎に送信されるヘルスチェック メッセージを監視・地殻通信サーバで確認 ②NNMによるネットワーク監視

監視・地殻通信サーバから各機器への 1分毎の pmg ー ネットワーク機器異常時のネットワーク機器か らの SNMP情報 (SNMPトラップ)

③System Scopeによるメモリ, C P U,ディスク等の 負荷監視 (2 )構成制御 構成制御画面(第 4図)より,各サーバの M S変換, 系組み込み,切り離し等を行う. 第3図:監視メニュー画面 第 4図:構成コマンド入力画面 ' E i p h u

(6)

EPOS(

E

a

r

t

h

q

u

a

k

e

P

h

e

n

o

m

e

n

a

O

b

s

e

r

v

a

t

i

o

n

S

y

s

t

e

m

:地震活動等総合監視システム) の紹介

EPOS3

になって,ハードウェア規模,

OS

機能が増 加したことに伴い,

OS

立ち上げ,停止には時間を要 するようになったが, M S変換は高速化が図られ, 10 秒以内程度(旧

EPOS

では

1

分以上)で実施可能とな っている. また, オンライン組み込み/切り離しにあたり,従 来のコマンドラインからの入力手順を省略し,操作の 簡便化を図った.

[':.::::..~~-~~六

i

i

( 3 )緊急処理 緊急処理は主として2台の緊急処理サーバ(正系/ 副系)で行い,通常のオペレータ作業用として 6台の 表示処理端末((震央表示用+会話作業用+情報作成・ 発信用)x

2

)

が用意されている. 緊急処理の機器構成とデータの流れを第5図に,緊 急業務処理の流れを第 6図に示す. 第5図:緊急処理の機器構成とデータの流れ ツナミケンソヲ 第6図:緊急業務処理の流れ

(7)

-62-験震時報第 68巻第 1"'2号 ①自動処理,会話処理 テレメータ装置より E360F71フォーマット(表 2参 照)の 20Hz16bit地震波形データを受信し,フィルタ リング(ハイパス/ローパス/バンドパスフィルタ, 微積分等),秒値計算, STA(Short Term Average)/

LTA(Long Term Average)等によるチャネル別トリガ判

定, トリガグループによる地震識別,自動検測/震源 計算,会話検測/震源計算,の一連の処理を行う.求 まった震源要素は,オペレータの操作により,緊急処 理サーバからシンゲン報として発信され,通信サーバ を経て,各配信先に伝送される. 緊急処理の画面表示例として,会話検測画面を第 7 図に,震央表示画面を第8図に示す. 緊急処理サーバは, E360F71フォーマットのフル実 装 (20Hz16bitl500ch) の地震波形データについて,上 記各処理が可能となっている. 円 ︽ u n h u 田 園 震 集 細 川 叩 一 一 凶 ド 掠

(8)

の紹介 新EPOS(Earthquake Phenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)

恒国恨 w m w m 縦一図∞践 ν R R T H ah -犬 、 帳 樹 海占晴咽園川明 H 凶 町 積 回 開 高 騰 蝋 ﹃ ー ー

1

J

g g o H ρ -e -a , . , , T -a a -s e -. . . , a s ﹁ a -z t ' t s s ' -a -a . , a a , . a ' S r ・ -a -a -a ・ ・ ト ・ 曲 F ︽ = } = u a ' ' ' E . , ENS ' 凶 . ・ 0 ' 嗣 . -gN z

-・

F

'

"

‘ M a -O

(9)

験震時報第68巻第 1"'2号 ②電文発信 自動/会話処理により求まった震源要素は,オペレ ータの操作により,シンゲン報として送信される.シ ンゲン報は緊急処理サーバから通信サーバに転送され, 通信サーバは,電文ヘッダに対応して予め設定されて いる配信先テーブルに基づき,部内報として管区気象 台・沖縄気象台 (C/A"'UA経由)及び情報発表サー バに配信する. その後,オペレータ操作により,情報発表サーバか ら,震源・震度に関する情報,各地の震度に関する情 報等が発信されるが,これらの電文も,通信サーバの 配信先テーブルに基づき C/A.U A経由で各気象台ほ か部外機関等へも配信される. ③マグニチュード計算 震源要素のうち,マグニチュードについては, Mjma (気象庁マグニチュード), Mp (P波マグニチュード), Md(変位マグニチュード), Mv(速度マグニチュード), Mf (周期マグニチュード)が緊急処理サーバで算出さ れるほか,以下の手順により, M w (モーメントマグ ニチュード)がオフラインサーバで算出される. 緊急作業においてシンゲン報を発信すると,オフラ インサーバにて自動 CMT(Centroid Moment Tensor)処 理が起動し,モーメントマグニチュードを算出する. モーメントマグニチュードは早ければ地震発生から

5

分程度で緊急処理サーバに返信され,震央表示画面上 に表示される(この処理の詳細については,本誌の fEPOS 3におけるモーメントマグニチュード (Mw) の算出J(地震予知情報課発震機構係・ EPOSオフライ ン担当)を参照のこと). ④津波検測 津波検測処理は地殻サーバ上で動作する.検潮デー タ は , 地 殻 サ ー バ に お い て テ レ メ ー タ 装 置 か ら

E

3

6

0

F

5

5

フォーマット(表

2

参照)で受信し,このデ ータをもとに,第一波発現時刻,波高,第一波波高時 刻,最大波高等を自動または会話処理により検測する とともに,ツナミケンソク報を発信する.最初の電文 の発信後は,正5分毎 (5分, 10分,・・.)に自動発 信する.発信された電文は,通信サーバを経て,関連 システムや宛先官署に配信される . .1. Ea60F71フォーマット (20Hz,l500ch)[テレメータ→緊急処理サーバ送信】 期 間 J1 4 噌

年月日時分秒:BCD 2. E360F55フォーマット(]Hz, 6000eh)(テレメータ→地殺サーバ.収録サーパ送信] 4Ji<イト r一一一一年山一ー一一-: 1 ,1ハ"{ト同期コード -ー明白一一ーーーー....J 年月日時分秒:BCD

(10)

-65-新EPOS (Earthquake Phenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)の紹介 3. TCPIIP WINフォーマット【テレメータ→収録サーバ送信】

品 一 山

秒ブロック

万丈万三

7 年月日時分秒 YYMMDDhhmmss (BCD) 6バイト 秒データ チャネルブロック 可変長 チャネルブロック チャネルブロック 可変長 ※1 識別子:''TCPWIN1''固定 ※2 データプロックサイズ:データブロックサイズの2バイトを含む以降のデータサイズ ※3 秒ブロックサイズ:秒ブロックサイズの 2バイトを含む次の秒ブロックサイズ ※4 差分サイズ: 各差分サイズ(*のサイズ) 0:4ピット 1: 8ピット 2: 16ビット 3: 24ピット 4: 32ビット ※5 周渡数:1-4095Hz ※6 先頭データ (4バイト)とそれ以降の差分データ。最後の差分が lバイト境界に満たない場合は、 Oで埋める。

(

4

)

波形収録 表

2

:テレメータデータ配信フォーマット (5 )地殻処理 EPOS3では, REDCと同様,地震波形収録専用の収 録サーバをおき,地震波形データの収録を行っている. 収録サーバは,テレメータ装置より伝送される TCP/IP WINフォーマット(表2参照)の地震波形データを受 信し,ディスク保存する.地震波形データの収録機能 に関しては, REDC収録サーバと同等である.収録デ ータについても, REDCと同様,防災科学技術研究所 の高感度地震観測網 (Hi-net)データ,大学データも 対象とし,緊急処理の会話検測でこれらの波形データ を利用することが可能となっている. また,気象庁震度計(津波地震早期検知網を除く) の強震波形データについても,震度データ編集装置上 に保存されている強震波形データをFfPで取得すると ともにWINフォーマット化し,収録サーバ上に保存し ている. 地殻処理は地殻サーバ(正系/副系)及び 2台の収 録サーバで行う.オペレータ作業用として, 4台のPC 端末(地殻各アフリケーション表示・操作用

x

2, Windows上で動作するアフリケーション用x2 (こち らの 2台は VMware/WindowsXP搭載))が整備され ている.EPOS3では地殻処理における地殻サーバと 収録サーバの役割を明確化し,処理を分散させている. また,ハードウェア能力の向上により,従来より多く のデータ(物理チャネル:従来 1024ch→4000ch)をよ り迅速に処理できるようになった. EPOS3における地殻処理の機器構成とデータの流 れを第 9図に,地殻処理画面の例を第 10図に示す.

(11)

験震時報第68巻第1"'2号 東 FTP データ FTP データ FTP データ アメダス商量 地上気象 柿岡地磁気 南鳥島潮位 外電潮位 国土地理院 (GPS3時間値) 国土地理院 (潮位・水管傾斜) 産業技術総合研究所 名古屋大学 電文データ 11111 1

豆 @

J

o

収録サーバ 地 殻

CD

第9図:地殻処理の機器構成とデータの流れ ヴ t p o

(12)

新EPOS (EarthquakePhenomena ObservationSystem :地震活動等総合監視システム)の紹介 第10図:地殻処理画面 ①テレメータ系地殻データの受信 テ レ メ ー タ 装 置 か ら 配 信 さ れ た 地 殻 デ ー タ (E360F55フォーマット(表2参照))を,地殻サーバ および収録サーバで,実時間に対し数十秒の遅延を持 ちながら,毎秒受信する.対象データは,歪・検潮デ ータ,防災科学技術研究所傾斜データ,海上保安庁潮 位データ等である. ②非テレメータ系地殻データの受信・中継 非テレメータ系地殻データは,入力系統により,電 文系, F T P系,インターネット系に大別できる.10 秒 "'1日の様々なサンプリングレートのデータがあり, 実時間に対し主に数分"'1日程度の遅延を持ちながら, 随時受信される. 電文系データ:C/Aから配信された電文データを通信 サーバで受信し,フォーマット変換した うえ,メール(地殻メールデータと呼ぶ) にしてオフラインサーバ経由で地殻サー バに転送.アメダス雨量データ,地上気 象データ,柿岡地磁気データ等. F T P系データ:監視・地殻通信サーバから専用回線 を介して外部機関のF T Pサイト等のデ ータファイルを随時取得,フォーマット 変換したうえ,地殻メールデータとして オフラインサーバ経由で地殻サーバに転 送.国土地理院潮位データ,産業技術総 合研究所水位データ,名古屋大学地殻変 動データ等.なお,国土地理院G P S 3 時間値データについては, G P Sデータ 伝送装置 (GPS-WS)が同様な処理を行 っている. インターネット系データ:インターネットを介して外 部機関のF T Pサイトのデータファイル を随時取得,地殻サーバに転送.東京大 学地震研究所地殻変動データ,国土地理 院G P S日値データ. 旧EPOSでは,非テレメータ系の地殻データは入力 系統に関わらずーっのファイルに作成されていたため, 一部の入力系統に伝送障害が発生した場合,他の入力 系統のデータ作成もそれに引きずられて遅滞すること

(13)

験震時報第68巻第1"'2号 がたびたびあった.この不具合を解消する目的で, EPOS3では入力系統毎にデータファイルを作成し,伝 送障害の影響を極力小さくするようにした. ③地殻データの加工・監視 受信した地殻データは,地殻サーバ上で加工される. 加工処理においては,平均処理や地球潮汐等擾乱成 分の補正処理等を行い,秒値,分値,補正分値,時間 値,補正時間値の地殻データファイルを順次作成する. また, EPOS3では,データ補正にあたり,旧 EPOS で取り除かれていた地球潮汐・気圧変動成分に加え, 降水補正のロジックを新しく追加し,より擾乱成分の 少ない補正データを作成・監視できるようになった. 監視処理については,地殻データに異常な変化がな いかどうかの監視(異常監視処理),伝送障害等による 長時間の欠測等がないかどうかの監視(回線監視処理), データ加工処理等の業務プロセスが遅滞なく行われて いるかどうかの監視(プロセス監視処理)を常時行い, 異常等を検知した場合は監視・地殻通信サーバを通じ て音声報知がなされる.また,監視状況は PC端末に 表示される. ④地殻データの収録・保存 地殻サーバで作成された秒値(非テレメータ系)・分 値・時間値ファイルは,定期的に一定期間分が切り出 され,収録サーバに転送される. 収録サーバで作成された秒値(テレメータ系)ファ イルおよび地殻サーバから収録サーバに転送された秒 値(非テレメータ系)・分値・時間値ファイルは,収録 サーバで自動的に一定量(約650MB)ずつ切り出され る.この切り出しファイルは,現業当番者により PC 端末に転送され, CD-Rに焼き付け,保存される. なお,地殻サーバで作成されたG P S座標値データ については,ファイルサーバに転送,蓄積される. 解析することができる. このほか,PC端末 (VMware/Windows搭載)には, 地殻変動源推定インバージョンツール (MICAP-G), プレート間すべり推定ツール (HlTEq)を搭載してい る. ( 5 )通信処理 通信処理は通信サーバ(正系/副系)が行い,通信 サーバ操作/設定用にPC端末1台が整備されている. 通信処理に関する業務メニューからは, EPOS"'-' ADESS問で電文送受信を行うかどうかの設定が可能 なため,誤操作等を避ける観点から,この1台及び監 視用 PC端末2台からのみ同メニューが起動できるよ うになっている. 通信サーバは, EPOS内各サーバ(通常は情報発表 サーバ), VOIS,量的津波予報システム,震度データ 編集装置から送信される電文を受け付け, C/Aまたは U Aに配信するとともに, ADESSから受信した電文を 必要なサーバやシステム (EPOS内各サーバ, VOIS, 量的津波予報システム,震度データ編集装置)に配信 する.EPOS内各サーバ間の電文データの転送も行う. どの電文をどの配信先またはサーバに送信するか, また,ADESSに電文を送信する際にどの論理回線を用 いるか(電文の重要度に応じて論理回線を選択可能) は,ヘッダと送信先及び論理回線を対応付けたテーブ ルによって設定されている. 通信サーバ"'-'ADESS問の回線の概要は以下のとお り. ①通信サーバ"-'C/A 回線速度 64kbps,論理回線 4つ (A,,-,D回線), TCP/IP接続手順により,ルータ,本庁 清瀬間TDM 回線を介して接続されている. ②通信サーバ"-'UA(C/Aのバックアップ用回線) ⑤地殻データの表示・解析 回線速度 14.4kbps,論理回線 2つ (A, B回線)に 地殻サーバおよび、収録サーバの地殻データは,地殻 より,モデム,プロトコルコンバータ,構内回線を介 サーバ上で動作する地殻時系列表示処理により PC端 して接続されている.プロトコルコンバータは, EPOS 末で表示・解析することができる. とL/Aの接続手順を変換する (TCP/IP(EPOS) "-' X .25 ファイルサーバのG P S座標値データは, PC端末 (UA))ためのものである. (VMware/Windows搭載)上で動作するG P Sデー タ表示解析ツール (PAT・ME)により PC端末で表示・

-69

(14)

新 EPOS(EarthquakePhenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)の紹介 (6 )ナウキャスト処理 EPOS3で新たに組み込まれた処理である.ナウキャ スト処理用に,ナウキャストA処理サーバ及びナウキ ャスト B処理サーバが,また,操作用として, PC端 末2台が整備されている. 算し,これを元に震度推計を行なってナウキャスト情 報を自動的に発信する. なお,ナウキャスト情報の部外配信は,中継システ ムでの伝送遅延を避けるため, ADESS経由ではなく直 接,外部機関に届ける形態をとっている.このような 性質の情報や処理形態はこれまでのシステムには無か ったものであり,地震業務としても新しいものである. ①概要 ナウキャスト処理は,極く短時間の聞に震源やマグ ニチュード等を推定し これを元に各地の震度を算出 ②処理の流れと構成 してナウキャスト地震情報として発表するものである. ナウキャスト処理の機器構成とデータの流れを第 これにより,地震の主要動が来る前に何らかの防災対 11図に,ナウキャスト処理画面の例を第 12図に示す. 応を行なうことで,被害の軽減・人命の救助を目的と ナウキャストA処理サーバにおいては,テレメータ している. 装置から送信される加速度 100Hzの TCP/lPWINフォ ナウキャスト処理には, 1観測点毎独立に,地震波 ーマットデータ(表2参照)を受信し,ナウキャスト 形データから震央距離・方位等を求めるA処理と,こ A処理を行う.結果はナウキャストB処理サーバに送 れらの結果を元に,観測点配置や地震トリガ状況を面 信される.ナウキャスト A処理サーバは,障害時の影 的に捉えて震源・マグニチュードを求めるB処理があ 響の軽減のため,東京管内の観測点を3台で地理的に る.これらの手法を適宜選択・組み合わせて震源を計 分散して受信している.

テレメータ

│多機能型地震観測装置

i

i

¥ (WIN7オーマット)

一 一 一 一 一

│ナウキャストA処理サーバ

I

~

A処理結果 -e

、 、

一 ' ' 一 一 一 一 一 サ 一 一 理 一 一 処 一 一 B 一 一 t p 一 一 ス 一 一 ヤ 一 一 キ 一 一 ウ 一 一 ナ 一 第11図:ナウキャスト処理の機器構成とデータの流れ

(15)

調 滞 測 事 制 問 澗 ∞ ∞ 峨 瀦 H J M 羽

I~

N37・2・ B

139

.1-

H

lOkm

I

m K h u -u -u H lOk

H Okm

"

9~________ ーに---・・ーに・・ー・・____t. 8JL_________~_________~_________~

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

---に---・--'__________t. 51._ _ _ _ _ _ _ _ _:.ー_---L.・・・・・ー..L

・ ・

8

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

-

-

-

-

-

-

-

-

-

r

.

~---_1---~lsec 20 40 ω H 10km H 10km .縄.中鎗地方 200・O~“ll.2(悶)1 B~・.7・

e

0.0

E138.7

8138.7

81沼.9

47秒 4.4 5点以上 N31.3 -N37.3

N 0.0

N37.3

N37.3

BPOS 経過暗闇 地震 10 贋央地名 M frlJIWl9 22:05:旬笈削 6 4 ' h v 官

J

-3点 4点 2.~ 7 --.J ドー 第 12図:ナウキャスト処理画面

(16)

田園野騨

k

m

l

吠 爪 V ヘ一図口線

新EPOS (EarthquakePhenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)の紹介

ト N " 目 白 骨 尽 貨 で 円 S R ト N H 岨 -E ' h 棺て唖 s m F N H28¥曲面 ゐ ∞ R 5 2 8 h 聖 ロ 膏 ト 何 日 ω -m 晶 、 g ¥ 怨 出 お お る -e E S 注貨問 ト N Hω-mぞg ¥ S W 制 作 N H 値 目 g き み 需 ト 何 日 曲 目 白 @ ¥ g ¥ 門 後 H N ト N H 岨 向 田 空 g 、 留 置 同 作 N H28¥鐙W¥ 開 銀お お る

-S

5

鑑 別 ト N H -g 剛 、 ∞ ∞ ¥ 同 銀 宮 内

叫 叫 引 制 調 吋 パ 吋 寸 一 、 ト N H 曲 司 g 為 岳 詰 湾 民 " 2 8 通 ぞ g R h -N H 由 ︻ g ¥ g ¥ 忠 需 トNH曲目aSSM 罵 ト N H ω -g ¥ ∞ 骨 ¥ 何 需 お 品 目 毘 訟 お み S N ト N H 曲 目 白 建 国 国 為 鑑 別 N トNH曲目白ぞg 通 商 ト N H ∞ -m ぞ ∞ 申 ¥ 門 銀 世 刊 ト N H 岨 四 宮 通

g e

-向 ト 何 日 目 g 注 世 田 、 a g N ト N H 曲 目 白 @ 通 ぞ 富 田 向 ド N H 回 -g 訟 ∞ ¥ ロ 婦 問 刊 口 湖 刷 凹 門閣間川川口 a -g -F 4 ﹄ 円 、 4 昆 燭 静 誼 帯 u -l 円 、 4

(17)

験震時報第68巻第1""'2号 ナウキャスト B処理サーバは,ナウキャスト A処理 サーバまたは多機能型地震観測装置切で処理した結果 を受信してナウキャスト B処理を行い,部外機関に直 接配信する.ナウキャスト B処理サーバは,障害に備 えて,あるいは運用を継続しながら試験も行なえるよ う,正副の二重化構成とした.また,部外機関に直接 配信することから,ネットワーク機器障害にも迅速に 対応できるようルータ等の予備機を常備している. ナウキャスト処理には高い計算能力を要するため, 機器一覧でもわかるように,他のサーバに比べて最も 高いスペックのハードウェアで構成した.また,随時 処理アルゴリズムの高度化・高速化のオンライン試験 が行えるよう試験モードを準備するなど,システム運 用開始後も提供情報の充実や精度向上・迅速化の要求 に応えられるよう配慮している. なお, EPOS整備と前後して多機能型地震観測装置 を整備しており,現時点ではA処理を観測点で行なっ ている.

(

7

)判定会処理 Wordで作成された判定会関連電文(トウカイカンソ ク, トウカイヨチ)の本文(漢字かな部)を,専用の マクロ機能(VisualBasicプログラム)によりヘッダ部, コード部を付加する等によって電文化し,通信サーバ に伝送して電文を発信する.この電文発信は,現業室 の地殻用 PC端末2台,判定室の判定会用 PC端末 2 台(VMware/WindowsXP搭載)からのみ可能である. ( 8 )パラメータ管理ツール 緊急業務処理,地殻処理,ナウキャスト処理等で用 いる,チャネル情報パラメータ,観測点パラメータ等 のパラメータの設定・管理のため, PC端末土のブラウ ザで操作するパラメータ管理ツールが用意されている (第 13図).登録されたパラメータは,対応するサー バのメモリ上に展開されるとともに CSV形式で保存 される.また,ファイルサーバ上にディスク保存され る.ディスク保存されたパラメータファイルは,ファ イルサーバ上のデータベース管理ソフトウェア Orac1e で管理される.CSVファイルをPC端末で変更を行っ 時)多機能型地震観測装置:従来のテレメータ装置にナウキャ スト処理等の機能を付加した装置. た後,アップロードすることも可能である.

(

9

)メールサーバ機能 オフラインサーバ上に, EPOSのメールサーバ機能 (ドメイン名:epos-hq.eqvol.kishou.go担)を有する. メールアカウントは基本的に業務目的のものに限って いる.メールサーバ機能の二重化は行っていない. (10)開発環境 ①サーバ,端末 開発用に,オフラインサーバ及び解析室にPC端末 3 台 (VMware/WindowsXP搭載)を整備している. ②震源表示処理プログラム 開発に供するため,震源表示プログラム (hypdsp) をオフラインサーバに搭載している.震源ファイルは REDCから定期的に伝送している. ③コンパイラ 以下のサーバにC,C++, Fortran90のコンパイラを 搭載している. -オフラインサーバ ・地殻サーバ(オフラインサーバのバックアップ用) ・ナウキャスト A処理サーバ(ナウキャスト A処理 開発用) ④アカウント 開発目的に応じて,オフラインサーバ上に各種開発 用アカウントを登録している.必要に応じ,他のサー バや PC端末にもアカウントを付与しているが,緊急 処理サーバ等,業務上重要なサーバに関しては,運用 への影響を避けるため,付与するアカウントは必要最 小限にしている. (11)時刻同期 (N胃) EPOS3の各サーバは,REDCの時刻サーバを第一優 先(プライマリ),テレメータ監視・制御装置を第二優 先(セカンダリ)の時刻サーバとして,時刻同期を行 っている(セカンダリについては,厳密には,テレメ ータ監視・制御装置→各配信装置→緊急処理/地殻/ 収録サーバ→各サーバ,の順に時刻同期を行っている). PC端末は監視・地殻通信サーバに時刻同期させている. (12)テレメータ テレメータ部は,地震波形データ,地殻データ等を 円 δ 円 i

(18)

新EPOS (Earthquake Phenomena Observation System :地震活動等総合監視システム)の紹介 受信し,フォーマット化して, EPOSの各処理サーバ に対し,必要なデータを送信する. テレメータ部を構成する各機器の機能は以下のとおり. 地震地殻観測データ等統合・配信装置 ①検知網データ受信装置

(#1

2

)

(二重化) 津波地震早期検知網データの受信, EPOS配信装置 等への配信 ②海底地震計データ受信装置 海底地震計データの受信, EPOS配信装置等への配信 ③EPOS配信装置A (# 1, 2) (二重化) 緊急処理サーバ,地殻サーバ,収録サーバへのE360F フォーマットデータの配信 ④EPOS配信装置B(# 1, 2) (二重化) 収録サーバへのWINデータの配信 ⑤ナウキャスト配信装置

(#1

2

)

(二重化) ナウキャストA処理サーバへのWINデータの配信 ⑥テレメータ監視・制御装置(マシン室,現業室各1) 配信装置の設定・監視,システムセッタ機能,時刻 サーバ 現業室側の装置は,マシン室のテレメータ監視・制 御装置を遠隔操作するもの. ⑦プリンタ モノクロレーザープリンタ なお,地震地殻観測データ等統合・配信装置は,デ ー タ 収 集 装 置 と も 接 続 し , 防 災 科 学 技 術 研 究 所 の Hi-netデータや大学データ等の受信及びEPOSへの配 信を行っている. 地殻データ等収集装置 ①フォーマッタ#1,

2

(分散型) 歪計,検潮データを MPTR2基板等で受信, E360F 基板から EPOS配信装置へTCP/IPでデータを配信 ②海上保安庁送受信PC 海上保安庁検潮データの受信,気象庁検潮データの 海上保安庁への送信 ③時計装置 GPS時計装置2台,長波 11Y時計装置,時計比較器, 及び分配器で構成 (本時計装置により, EPOSで時刻同期を行っている 時刻サーバ(テレメータ監視・制御装置)を校正して いる.

J

5.おわりに 本稿執筆時点 (2004年1月末), EPOSは運用開始か ら約4ヶ月を経過し,現在のところ大きな障害もなく 運用している. 2003年 11月からは多機能型地震観測装置の運用が 順次開始され, 12月には津波地震早期検知網 73地点 (東京,大阪管区内)の多機能型地震観測装置への移 行(テレメータ部のIP化)が完了し, EPOSに取り込 まれている. EPOS3では,サーバ...PC端末構成を基本とするシ ステムを構築したが,通信技術の高度化・低価格化や 気象庁のIPインフラの充実に伴い, WAN経由でのこ のようなシステムを構築する可能性を探ることが,今 後の地震火山部システムにおける重要な課題となると 考えられる. 謝辞 本稿執筆にあたっては, 2003年度EPOS整備班各担 当チーフ(第15図)に査読頂き多大なる助言を頂きま した.ここに記して感謝します.また, EPOS3の基本 設計にあたっては,松森仙台管区総務部業務課長(前 本庁地震火山部火山課火山監視・情報センター火山調 査官)による助言にその多くを負っており,ここに特 に記して感謝の意を表します.

(19)

(H14

年度)

EPOS

整備体制

海 淵 諸 説 泊 。 ∞ 味 猫 HJN 羽

藤 谷 徳 之 助

管理際A 地.高津波橋監視道際夫 地震予伊知藤情報秀際美 火山謀長 小 宮 学 山 本 雅 博 地震情報企函官 横 田 崇 憶喪補佐 2県長徽佐 校長補佐 悠長補佐 笹 川 巌 上 垣 内 修 山 里 平 鉢 嶺 猛 、JIIj章拓幸 総括:111津拓幸S集長徽俊(管) 副総括 笹川漉総長備後{鎗}、上垣内修様長補佳作} 検査職員(予知課 進捗管理 上垣内1里長補佐 主査:梶原哲朗線変官(管} $構局(若管山理晶課彦)探査官{管}、柿下級主任技術専門官{蛍}、西国淑樽プログラマー{予】 監督職員(予知謀 西国プログラマー 技術係、震度計測係 制御・監視 緊 急 担 当 通 信 担 当 地般担当 オ収フ録ラ担イン当・判定会 テレメータ ナウキャ 設備・ 担当 │情報鍵護処蕊如 担当 担当 スト担当 回線担当 塩i傘(監〉 石原(監) 川島(管) 緒方(予) 高混{予) 尾崎(予) 郷家(管) 森本(予) 若山(管)

T!?(!t)

tr.p

l

一一一一 一一一一"

」若.崎ーー山-何(自管由・ー)ー 直線(敢)

一一一一

高演(予) 柿棒下{監) 松守~(火) .(!!f脇(予) 新井:{管) 松森(火) 塩 ( 堂監) 塩樟(監) 小野(予) 石原(監) 畠山(管) 塩津(監) 川島(管} 高嶺(~) (1.1崎(管) 塩津(監) 郷家(管) 郷家(管) 高嶺(監) 食-[i(管) ソフトウエア開発組込

j

松森(火) 中村(予) 大竹(予) 西国(予〉 上!1ff.畏 長 谷 部 お W~ 、野 ('1・) 坂(予) ネットワーク担当椴若山(管)・尾崎{予)

(H15

年度〉

EPOS

撃備体制

ブロジ・ェクト愛任者 プロジェクト管主要 方針決定〈傘語、意思決定〉 山本火山諜袋 小泉課長補佐 伊緩予知懇長 干場謀長織佐 西出監視線長 横山線長補佐 佐緩現業統括 鉢議議長事献金 若山渓長繍

f

ま ブロジヱクト運営 遺憾喰港、校練貌製 リ}う長,...若UJ線長繍{ま サ ブ リ } ダ 検UJ議長機能、平場課長補佐 ')護持管理 :篠懸滋質管鈴木議査官柿下総査官恵国ブロタラマ} ・事務局 :袋詰:j

f

系、震度計測係〈管〉 プロジェクト実行 仕様鱗盤、開発 --l CJ1 題S濠鑑〉 遺言回〈監〉 有種〈管〉渡海〈管〉

j喜子〈予〉審村〈予〉 高嶺(Ixi) 上野〈予〉長谷野〈予〉野機{予〉大塁手〈予〉 リ}55} :磁叡フロタラマ』 サブリ}ダ尾崎フロタラマ』 意11淑監視 :議議(Ii)結港〈予〉 緊急 :潟嶺信設線下(~) 通信

:

J

I

I

怠〈齢塩津〈監〉 地殻 :背中〈予〉審問〈予〉 〈ソフト開発簿):議木〈予)~事務〈予〉 わうイン・取緑:選抜《予〉滋漆(Ii) 〈ソフト鰯;事筆者募):桝守〈予〉 下山〈予〉 判定会 :路崎〈予〉道路〈予〉 テレメ}タ :獅家〈齢尾崎〈予〉詫木〈予〉樹11(管〉 ナウキャスト:議本〈予〉滋漆〈滋〉高嶺〈厳〉 〈ソ?ト開発等):東邸〈予〉義主主

g

s

(

予〉 設備・白線 :新井

00

i!ifB(予〉渡遜〈管〉 ネットワ}ク :尾崎〈予)

J

I

I

怠〈管〉 注) (管):管理課 (監):地震津波監視線 (予)・地震予知情報課 (火)火山課

*

1

両担当により対処{主担当:高嶺(監)) 来2若山(管)、尾崎(予)を主担当とし、各担当者が適宜加わる :;t掌二魯鰻遍チーフ ※1湾総発象地理│ま、緊急及び通信fjit星溢する{主鑓詣:高構〈魅)) ※気象庁作戚づきの、刀トウエア(J)開発・組込について11,百回〈予・〉が総括する. x獣験司容については‘寄111溢7-四フを中心に対応する.(主鰻逃:筒回〈守・)) 第

1

4

図 :

EPOS

整 備 体 制 図

(

H

1

4

年度) 第

1

5

図 :

EPOS

整備体制図

(

H

1

5

年度)

表 1 ハードウェア仕様

参照

関連したドキュメント

まずAgentはプリズム判定装置によって,次の固定活

入力用フォーム(調査票)を開くためには、登録した Gmail アドレスに届いたメールを受信 し、本文中の URL

YouTube では、パソコンの Chrome、Firefox、MS Edge、Opera ブラウザを使った 360° 動画の取り込みと 再生をサポートしています。また、YouTube アプリと YouTube Gaming

BC107 は、電源を入れて自動的に GPS 信号を受信します。GPS

WAKE_IN ピンを Low から High にして DeepSleep モードから Active モードに移行し、. 16ch*8byte のデータ送信を行い、送信完了後に

題が検出されると、トラブルシューティングを開始するために必要なシステム状態の情報が Dell に送 信されます。SupportAssist は、 Windows

システムの許容範囲を超えた気海象 許容範囲内外の判定システム システムの不具合による自動運航の継続不可 システムの予備の搭載 船陸間通信の信頼性低下

操作は前章と同じです。但し中継子機の ACSH は、親機では無く中継器が送信する電波を受信します。本機を 前章①の操作で