要求獲得過程の観測と評価に関するツールの開発
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(2) 情報処理学会第 78 回全国大会. ラグインでは,横軸にプロジェクトの経過日, 縦軸に要求累積件数として,入力された要求の 累積件数をグラフ化している.グラフは副要求 種別毎に表示することも可能である. また,要求抽出の予測が可能かどうかを判断 するため,入力された要求の累積件数が,成長 曲線に一致するかも表示している.具体的には, 入力された要求の件数を,ソフトウェア信頼度 成長曲線の指数型,遅延S字形,習熟S字型に 非線形最小二乗法を用いて当てはめ,その当て はまりの良さを比較するために AIC を求めてい る.非線形最小二乗法及び AIC を求めるのに統 計ソフト R[3]を用い,本ツールと R を連携する ために,Rserve を利用している. 本システムの全体像を図 1 に示す.. 4 開発ツールの適用と結果 4.1 開発ツールの適用 阪南大学の協力により提供を受けた学内教育 支援システム HInT (Hannan Internet Community Tool) および p-HInT (Portable HInT) の開発に 関する議事録から要求を抽出し,本ツールにチ ケットとして登録した.その登録内容をもとに 要求累積件数をグラフ表示しソフトウェア信頼 度曲線の当てはめを行った.一例を図 2 に示す.. で行われている要求抽出プロセスを可視化でき る手段を提供すること」という目的は達成した. そして非線形最小二乗法の当てはめと AIC によ り成長曲線との類似性を判断できるようになっ た.その結果,要求累積件数は成長曲線に,必 ずしも当てはまるものではないことが分かった. 今後は,「要求抽出の計画と管理および制御 を可能にする」ために,どのような予測を行え ばよいかについて研究する必要がある.. 参考文献 [1] 産学戦略的研究フォーラム統合型要求プロ セ ス 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト :PRINCE モ デ ル (The PRINCE Model)-統合型要求プロセスへのアプロ ーチ-」, http://www2.gssm.otsuka.tsukuba.ac.jp/staff /nakatani/SSR09/2009ssr_RE.pdf [2] Jean-Philippe Lang:Redmine, http://www.redmine.org/ [3] R Project :The R Project for Statistical Computing,https://www.rproject.org/. 4.2 適用結果 図 2 に示す通り,グラフ表示が可能となって いる.成長曲線に関しては,収束するものとし ないものがあり,習熟S字型はすべての副要求 種別で収束しなかった.指数型・遅延S字型の 両方で収束するもの,遅延型のみで収束するも の,全く収束しないものがあった.. 6 評価と今後の課題 要求を登録し,累積件数をグラフによって可 視化できている.これにより,「プロジェクト. 図 1:本ツールの全体図. 図 2:本ツールの適用事例. 1-240. Copyright 2016 Information Processing Society of Japan. All Rights Reserved..
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