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JAIST Repository: 新たなイノベーション・モデルに基づく産学連携( 産学連携の再考 (2))

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Academic year: 2021

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JAIST Repository

https://dspace.jaist.ac.jp/ Title 新たなイノベーション・モデルに基づく産学連携(<ホ ットイシュー> 産学連携の再考 (2)) Author(s) 能見, 利彦 Citation 年次学術大会講演要旨集, 21: 534-537 Issue Date 2006-10-21

Type Conference Paper Text version publisher

URL http://hdl.handle.net/10119/6406

Rights

本著作物は研究・技術計画学会の許可のもとに掲載す るものです。This material is posted here with permission of the Japan Society for Science Policy and Research Management.

(2)

新たなイノベーション。

モデルに基づく 産学連携

0

能見利彦

( 神戸

ぇ 。 はじめに

近年、 国や社会から 大学に対する 産学連携の

要請は強く、 大学による産学連携の 活動は活発

になっている。

しかし。 その - 方、 企業が行 う 発 業務と大学が 行 う べき

割 が不調確になっているとの 問題も生じてい

る 。 つめ 単純な岡谷 は 、 イノ ニア。 モデル,に基づくものであ

究を実施し、 その

して産業界 のニ一

共同で実施し、 最終的

との考え方であ る。

し コ ンは、 リニア。 モデ がめよ う に進むのではない。 いては、 「科学」 」 と「開発」との ことによって、 クラインのチェーン。 リンク㌃

した新たなイノベーション。 モデ

。 このモデルに 基づき。 イノベー ションプロセスの 2 。 現代における 科学と 技

科学と技術とは、 人

の 歴史において 別々に

発達してきた。 世紀に近代科学が 成立した時

点 においても、

世紀の産業革命初期において

,基礎研究、 応用研究。 開発がこの順に 一方的に進 んでイノベーションに 結びつくとする 考え方で、 年のブッシュ。 レ 恭一 トに赤 きれたが、 これで 年代以降の米国で 基礎研究では 世界を席捲し たものの、 イノベーションや 産業競争力で 日本に負 けたことの説明ができないなどの 問題があ り。 現在 では、 この考え方は 実態に合わなし ) とされている。 も 、 科学と技術とほ

両者が結び

世紀の近代化学工業や 電気産業

関係が密接なものとな

究 」と大学の役

ととする 0 の 本来の役割はこの

とにより。 人類の知

る。 ま

で @ 技法 ﹁ 許 持 て しヮ % か こ, ≦ ろ ﹁科学﹂ は何だ なと 上に 特 一 534 一

(3)

然 法則を利崩した 技術的思想の

創作のうち高度のもの」と 定義している。 これ

から「技術」の 定

明らかになるわけでは

ないが、 ①自然法

)

そのものは「技術」

ではないこと、 ②「

るものであ るとの 2 ができる。

新製品、 親プロセスを 作り

す 上において 開

「開発」と考えることとする。

なお。

」に近接した 概念として「設計」

があ る。 ロロ ト 新 プロセスを そ乍

既存の技 衛 知識のみで可能な 場合

(

変更など

)

と、 新技術を必要とす

るが、 前者を「狭義の 設計」、 後

を必要とする「設計」

とし、 「広義の設計」は

双方を含むものとする。

」と「技術」 「

究 」と「開発」との 係を示すものと

ラインのチェーン。 ンクトモデル ( 鎖 モデル ) があ る ( ま 。 図 2 に 示す ょ

発を始めること、

生産。 販売など

その後、 総括設計、

に進むが、 それらのプロセス 閾で ブ イード クがあ ること、 それらのプロセスにおいて

や 既存の科学的知

的 知識を活用するこ

とを示している。 このモデル 義の設計 ) として示された「 売に直結しており、 その必要性 @ こ 応じ て 「研究」を用いるとの 関係になっている。

新製品。 親 プロセスを設計

(

狭義

) するため

に必要となる 新技術を作り 出すことが

発全体の中でのコアと 考えると、

それは プロセスそのものであ る。 これは、 科学

の役割であ

り、

その結果としての「科学」が 末

の 現象の発見を 促すこと

進する。 したがって、

究 」を用いる 8 ことが。 効果的 発

」の用い方であ

り、

この点

で、

クラインのモデルは 適

一方で、 クラインのモデルにも

問 そも。 クラインの モ る 。 新たなイノベーション。 モヂル

革新的イノベーションにも 対応できる新たな

イノベーション。 モデル ほ 、 どうあ るべきだろう か ? 術 波及、 企業の将来ビジョン。 社会的な要請な どがあ る。

第二に、 技術アーキテクチャ

べきであ る。 特に、 革新的 イ /

いては要素技術の 組み合わせが

め 、 その重要性は 高い [

モデルを踏襲すべきであ

る。 2 斎藤は、 「応用特化研究」の 重要性を指摘してい るが、 これも類似の 問題意識に基づいている (5 コ 。 を 題 究課 研 て 対

﹂ 料 る がて 発味 ﹁

@ も立 日 , 、 、と @ まこ れる こえ 3 字

(4)

第四に、 クラインが指摘したように、 既存の

科学的知識や 技

発 プロセスの 全 に 亘 って重要であ り、 フィードバックも 重要

あ る。

これを図示したのが 図 2 であ る。 なお、 「開発」 プロセスにおいては、 開発計画、 要素技術の開発、 設計 ( 狭義 ) 。 試作。 試験を繰り返すことが 一般 的であ ること、 革新的イノベーションの 場合など おいて、 開発初期にほ 原理モデルの 試作を目標と し、 開発中期では 信頼性、 安

遊技術まで含めて 要素技術を

へ| ション 図 2 新たなイノベーション。 モデル 一 536 一

(5)

発 を行 う との段階的な 開発を行 う こ けられることを 踏まえ。 そのような場 合を図示している。 見 が期待される ただし、 「科学」や「

の役割を企業が

ら 行うことも多く 、 こ

大学のみの役割と 主張するものではない。

には書いていないが、 新製品や新プロセス

が実用化された 後においても、 「

究 」の相互作用は 継続し、 「科学

この関係が発展すれば、

「科

が作られることとなる。 例 え

そのような専門領域が 見受け

られる。

携 0% っ のタイプ 新たなモデルにおいて「科学」や「 は 4 つ 存在する。

プロジェクトでもそのような 場合が見受けら

れる。

第二は、 技術アーキテク

ることが必要であ り、 その事前評

に関して「科学」の 貢献が期待される。

第三は。 要素技術の開発プロセスにおいて、

論と 事実との関係を「

究 」することであ る。

これによって、 新技 0 発明が促進される。 こ

発 プロセス全般に

って既存の科

学的知識を活用することであ る。

これら 桧 つの局面 は 、 産学連携において 大学 が 果たし得る役割であ り、 これらに応じて 投っ の タイプの産学

携 が存在し得る。 その中で、

第 - と 第三の局面では 主に大

能が

期待され、 第四の局面では 主に

の知 それでは、 大学が「 施したり、 新技術を生 - め だ るぅか ? 本 大学がこれらを 行 う 建 するものではなし

系との関係で 個々の事実を 見る姿勢が不可欠

であ り、 これを見失ってはいけないのであ る。 8 。 おわりに

究 では、 新たなイノベーション。 モデル

示し、 これに基づいて 産学 携の堪つのタイ

プと大学の役割を 論じた。 このモデルは、 過去

のいくつかのイノベーション 事例との対応を

考慮して作成したが、 その点は紙面では 紹介

きなかったし、 また、 更に、 実態との対応を

究する必要があ る。

恭 先生の「科学」

けて考えるべきではないかとの

を得ており、 また、 引用した

も啓発されて 行った

ものであ る。 両

参考文献

[ 工コ

A4

王ア .チ ャ ルマーズ、 リ彦 、 イノベーションに 結びつく 、 産学連携 学 第 2 から「開発」への モ

特化研究」、 経営。

ション。 スタイル、 ナ - れ も所 カ だ し の も た し 崩 る。 活え 知プ 局面は 0 、 タイ 1 め つ 4 第二 究 め

参照

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