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JAIST Repository: 移動可能連続メディアアプリケーションに関する研究

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Academic year: 2021

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(1)JAIST Repository https://dspace.jaist.ac.jp/. Title. 移動可能連続メディアアプリケーションに関する研究. Author(s). 会津, 宏幸. Citation Issue Date. 1998-03. Type. Thesis or Dissertation. Text version. none. URL. http://hdl.handle.net/10119/1109. Rights Description. Supervisor:中島 達夫, 情報科学研究科, 修士. Japan Advanced Institute of Science and Technology.

(2) 移動可能連続メデ ィアアプリケーション に関する研究 会津 宏幸 北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科. 1998 年 2 月 13 日 キーワード :. migration, mobile, OS.. 将来の計算機環境では、ユーザーは職場や家から離れても計算機環境を利用可能であ り、どこでもその環境が利用できることを望んでいる。その際に使うアプリケーションは, ユーザーと共に移動することで, より便利になる. 例えば, ユーザーをモニターしていて, ユーザーが必要なデータを要求するなど, なんらかの支援を求めた時, それに返答するよ うな, インテリジェントなエージェントが考えられる. 当然, それらのエージェントは, 常 にユーザーの傍で活動していることが望まれる. 従来, それに必要な計算機環境は、ユー ザーがそれぞれ自分の計算機を持ち歩くことで確保してきた. ユーザーの要求を満たすためには, アプ リケーションが活動する計算機では, 負荷のか かる処理を行うことが必要となる. また, ネットワーク上のサーバーから, 必要な情報を得 るためなどに, 移動してもネットワークへの接続性を確保しなければならない. そのよう な性能を満たす計算機は、移動計算機といえども重量や体積がかさみ、ユーザーが持ち歩 くのには障害となりうる。 別の方法として, ユーザーは計算機を持ち歩かず、近くに存在する計算機でアプリケー ションを動かすことが考えられる。将来コンピュータは様々な物に組み込まれ、あちこち に存在し、ユーザーは任意の計算機をアプ リケーション実行のために使うことができ、計 算機を持ち運ばなくても済むと考える. それらの計算機はネットワークを通して接続されていて, ユーザーにとって必要なアプ リケーションはネットワークを通してユーザーの移動と共に, 近くの計算機へ移動してい き, ユーザーをサポートすることが可能である. しかし、様々な物に組み込まれた配置された計算機の処理性能、装備などはそれぞれ 大幅に違っていることが想定される。計算機のハード ウェアやソフトウェア的なコンフィ グレーションが大幅に違っていた場合、アプ リケーションは振る舞いを、移動先の計算機. Copyright c 1998 by Hiroyuki Aizu 1.

(3) のコンフィグレーションに合わせなければ移動できない。移動可能アプ リケーションは、 アプリケーションが実行される環境について知っている必要があり、それぞれの移動先の 計算機環境に適応する必要がある。また、これらのアプリケーションは、ユーザーの周囲 の情報を収集、処理したり、ユーザーにビデオや音声情報を提供するために、音声や映像 といった様々なタイプのメディアデータを扱える必要がある。そのためにも、環境適応型 移動可能連続メディアアプリケーションは、将来の計算機環境において重要なアプリケー ションのひとつとなる。 本論文では、環境適応型移動可能連続メディアアプリケーションの構築を支援するシス テムについてを提案する。 環境適応型移動可能連続メディアアプリケーションを構築するにあたり、以下の三点の 問題を解決する必要が出てきた。.  アプ リケーションは、どうやって計算機環境の変化を認知するのか、また環境の変 化をどのように通知するべきなのか?  連続メディアアプリケーションが、どのようにそれぞれの計算機環境に適応するのか?  アプ リケーションが他の計算機に移動するにあたり、実行途中の中間状態をどのよ うに扱い移動するのか? これに対して、我々のシステムでは三つのそれぞれに対応するコンポーネントを用意 し、環境適応型移動可能連続メディアアプリケーションを構築可能とするシステムを構築 する。 1 つ目の問題を解決するのは環境サーバである。これは計算機環境を監視していて、さ まざまな環境情報を収集し、アプリケーションにその情報を提供する。環境の変化が起き た時にアプリケーションに通知する役目を担う。従来、計算機環境の情報は、それぞれ個 別の手段を通して集めなければならなかった。そこで環境サーバによって統一的なインタ フェースを提供することで、環境認知型アプ リケーションの記述が容易となる。 2 つ目は連続メディアツールキットで、このツールキットを使うことで連続メディアア プリケーションを容易に構築可能である。連続メディアアプ リケーションはいくつかのモ ジュールの組合せとして作成する。モジュールの組合せを指定するだけで連続メデ ィア アプ リケーションの記述が可能となりプログラミングの労力が軽減される。加えて、モ ジュールの組合せを変えることでアプリケーションの構成を変えることができる。これに より、それぞれの計算機環境にあわせてアプリケーションの構成を変えるといった、環境 適応型連続メデ ィアアプリケーションを構築することが可能となる。 3 つ目は移動マネージャであり、それは 2 つの役目を持つ。最初の役目は、移動先の計 算機上で移動するアプリケーションを再構築することである。次の役目は、移動前にアプ リケーションの内部状態を保存し、移動先の計算機上でアプリケーションを再構築する際 に、保存した内部状態も再生することである。これにより、アプリケーションが移動可能 となる。 2.

(4) 以上の 3 つのコンポーネントにより、環境適応型移動可能連続メディアアプ リケーショ ンを作成を支援する枠組の構築を目指す。. 3.

(5)

参照

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