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山形鋼部材の極低サイクル疲労破壊実験

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(1)

【論   文】      日本建築 学 会構造系論 文 報告集 第 445 号

1993年3月 Joumal of Struct

 Constr

 Engng

AIJ

 No

445

 Mar

1993

   

山形 鋼 部

極低

ク ル

疲労

破 壊

VERY

 

LOW

CYCLE

 

FATIGUE

 

TESTS

 

OF

 

STEEL

 

ANGLES

   

岩 井

 

* ,

 

錬 洙

* * , 野

中泰

** *

, 亀 田 弘 行

* *

Satoshi

 

IVVAJ

, 

Yeon

Soo

 

PARK

, 距 ゴゴ∫ro 

IVOIVAKA

 and  

Hiro

・Ztki 

KAMEZ

A

 

An experimental  Lnvestigation 

has

 

been

 performed  on very  

low.

cycle 

fatigue

 

failure

 of steel angles under repeated 】Qading

 

The

 objective  of this study  

is

 to extract  

decisive

 

factors

 causing cracks  and  rupture 

in

 the course  of 

loading

 repetitions  of the order  of a few to twenty  cycles

Visible

 cracks  were  initiated on the concave  side  of the 

bending

 

deformation

 when  

it

 was  stretch

ing

 

Energy

 

dissipation

 capacity  

depends

 heavily on the entire  history of ioading failtire mode

slenderness  ratio and  width

to

thickness ratio

 

Residual

 strains  at the outbreak  of a crack  were  Qf

the Qrder  Qf 

25〜40

, irrespec口ve  ef the test 

pararneters

Keyω ・rcls :

st

・・l stru・t…

rePeated  

1

・ading

 

 

t

・雅

z

・勲 伽

b

・ ・

kiing

abs ・rb・

d

 ・n・rg コ

resid・dl       strain          鉄 骨 構造

繰り返 し載 荷

低 サ イ クル疲 労

座 屈

吸収エ ネル ギ

ー、

残 留ひずみ 1

研 究の 目的と位 置 付け  構 造 物が破壊的な 地震な ど に よ る厳しいり返し載荷 を受け る 場合

その 構 造 物の要 素は部 分 的に大き な塑性 変形 を 繰 り返 し受ける

この時

繰り返し数は少な く て も塑性 化の度 合いが 非 常に大 きくなると

構 造 物は極 低 サ イク ル の繰り返し塑 性 変 形によっ て破 壊す る可 能性が ある

本 研 究の主た る目的は

鋼 部材が大き な塑 性変形 を繰り返し受 けることに よっ て

亀 裂 発 生を伴う損傷を 受 けて破 断に至る破 壊 過 程を調べ

性疲損傷

破壊 に大き く影 響する要 因を抽 出し

構造的破壊と各要因 と の定 量 的 関 係 を把 握 する ことにある。   本 研 究は山 形 鋼を扱う が

研 究のね らいは 山 形 鋼 そ の も のの使 用状況 を対象にす る とい う よ り も

よ り

般 的 な鋼 薄 肉断 面 材の塑性疲労 破 壊現象を対 象に考え るもの で あ る

こ こでは 部 材の全 体 曲 げ座 屈や局 部 座 屈の変 形の繰り返 しに起 因す る亀 裂 発 生や最 終的な破断とい う

部 材 特 性にか か わ る 塑性 疲労問題 を

これ まで多 く の成 果のあ る材料特性に基づ く疲労 破 壊 規準と 関連づ け て評 価で き る か否かを調べこと を 目指して い る。 試 験 体の 山形 鋼は

既に実験 を行っ た鋼 板 要 素の座 屈 後 塑 性 疲 労の成 果と対応づ け られ る よ う な2枚の板 要 素が組み 合わ さっ た比較 的単純な断 面 形状を もつ材と して選 ん だ

山形 断 面 材を 用い るこ とに よっ て

幅厚 比が 明確に 定 義さ れ る こと

全 体 曲げ座屈と局部 座屈が連 成する挙 動が調べ れ ること

部 材 断 面が曲 げ圧 縮

曲 げ引 張

純 引 張とい っ た基 本 的な局 面 を経 験 する本 実 験の載 荷 で

雑な壊 挙 動 解 明の た め の基 礎 資料を得ること が できると考え ら れ る。  構 造 物の破 壊

損傷の形態は

,一

般に応 力

ひずみ な どの力学 的 因 子

腐 食な どの化 学 的因子と

使 用さ れ る 材 料の特 性 との組みわ せ によっ て変 化 する。 構 造 物で 問 題と なる破 壊と して は

材 料 中に何ら かの要因で潜 在 し た り

ある いは成長 し たミクロま た はマ ロ な欠 陥や 亀 裂か ら瞬 間 的に破 壊を引き 起 こす脆 性 破壊, 荷重あ る い は変位の増 加に伴っ て安 定な亀 裂が発 生

成 長し, 最 終 的に は急 速な塑 性 不 安 定 破 壊に至る延 性 破 壊

繰り返

し荷 重に対す る疲 労 破 壊

そ の他に応 力 腐 食 割れ

ク リ

プ破 壊など が挙げられ る。  材 料レ ベ ルに おいて は

繰 り返し荷 重に対す る疲 労 強 度は

よ く 知 ら れて い る よ うに

S−N

曲線を 用い て表さ 本論文の

部は

文 献30}

31 )および平 成 3

4 年 度の日本 建 築 学会 大 会と 土木 学 会大会

な らびに第ID回世 界 地震 工 学 会 議 〔マ ド リッ ド

1992} で 既 に発 表して いる

n

   * 京都大学防災研究所 助 手

工 博 # 京都大 学大学院工学研究科 大 学 院 生

工修 * # 京 都 大 学防 災究 所  教 授

Ph

D

.・

樽 林 京 都 大 学 防 災 研 究 所 教授

工博

Research Assoc

 Disaster Prevention Research Institute

 Kyo[o Univ

Dr

 Eng

Graduate Student

  Graduate SchQol of Engineering

 Kyoしo Univ

M

Eng

Prof

 DisasIer Prevention Research inFtitute

 Kyeto Univ

 Ph

D

Dr

 Eng

Prof

Disaster Preventめn  Resea匸ch Inst{tute

 Kyoto Univ

Dr

 Eng

139

(2)

れ る, こ れ は材 料

熱処 理条件な どの 内的 条件の み で は な く

負 荷 様 式

切 欠き

寸法

表面仕上 げ状態

環境 な どの外的 条件に よっ て も異 な る な ど

それ に影 響 す る 因 子は極 めて 多く複雑な挙動を示す。 寿命がIO4回以下 であ る疲 労を

いわ ゆ る低サ イ クル疲労 あ るい は塑 性 疲 労と呼ぶ

こ の 場 合の 寿 命の評 価は

ひずみ を規 準と し て行わ れ るの が普 通である】〕

  鋼 構 造 部 材 レベ ル の低 サ イク ル疲 労の問題は

筋かい 材や トラ ス材の ような細 長い材が繰り返 し軸 方 向 力を受 ける場 合

ある い はH 形 鋼のよ う な薄 肉 断 面 材のプレ

ト部が繰り返 し曲げ ない し は曲げ と軸力を受け る よ う な 場 合に しばしば 生じ る

特に部 材の繰り返し載 荷 実 験で は

,一

旦 座 屈 して局 所的に大きな塑 性 変形 を受け た後, さ らに引張

圧縮の繰り返 し に よっ て極少ないサイクル 数で破 壊する よ うな現象が見ら れ る。 し た がっ て

強震 時の よ う な

たか だ か数 十 回 程 度の塑性 変形 域で の繰 り 返しに よっ て

たと え破 断に至らずとも

大き な損傷を 受け る可 能 性の ある ことに注 目す る こと が 必要である

本 研 究で対 象と す る繰り 返 しによ る 破 壊 挙 動 は

数 回か ら十ない し二十 圓で破 断に 至 る 「極 低サ イ クル疲労 現 象であ る が

これは疲 労 破 壊 的とい う よ りも

変 位の増 加に伴っ て亀 裂が発 生

成 長する延 性 破 壊 的な様 相を 呈 して い る。  構 造 部 材を扱っ たこれ まで の研 究の 成 果では

文献 2 )

3)において著 者ら が言及 し た よ うに

主と して数 十

数 百あ るい はそ れ以上のサイクル り返し載荷 に よ る破 壊が取 り上 げ ら れ, こ こで考え ている よ う な極 低サ イク ル でのり返 しによ る破 壊 を対 象 とし たもの は ま だ ほ と ん ど ない。 構 造 部材の

定 変位振幅下の繰り 返 し曲げ挙動は履 歴ル

プが定常状態と な る か, 劣 化す る かの 2種に大き く分け ら れ る4 )

11) 。 劣化を示す場合は

局 部 変 形や不 安 定 現 象の発 生に かか わっ て おり

定 常 状 態と な る 場合に 比べ

よ り 早 く破 壊場 合 ある

軸 方 向 圧 縮 力が存 在する場 合は

そ の劣 化 挙 動を さ ら に早め る ことに な る12)

17) 。 こ れ ら の実 験 結 果は

一.

般に

載 荷変位振幅と破壊 時の繰 り返 し 数 との閧 係が両 対 数 グラ フ上で負 勾 配 を もつ 直 線で表され るこ とが多 い

し か し破 壊 状 態の定 義は各研究 者に よっ て ま ち ま ち で

ま だ統

されて い な い。  実 際の構 造 物に作 用 する荷重は

,一

定振幅であ ること

 

L は ま れであり

通 常は平 均や振幅が複 雑に変化す る不規 則 的 変動荷重であ る

変動荷重下の疲労強度は

荷 重の 大き さの頻 度 分 布のみでな く

載 荷 順 序に よ り変化す る。 し か し

般に は頻 度分布の み を考え て

,一

定 振 幅 試 験 結 果に基づい て推 定 する線 形 累 積 損 傷 則

いわ ゆ るマ イ ナ

則1ε〕 ど が 広 く用い られて い る。 材 料 レベ ル で も

こ の閧係は各応力レベ ル の繰り返し数が比較的少な く

ま た 応 力変動 範 囲 も 小 さ く 周期 的に繰 り 返 し変動が 起こ

 

140

る場 合は成 立する が 動 回数ない場 合に は

低 応 力の荷 順序など荷重パ タ

ンの 違い により累 積 疲 労 損 傷の程 度は異 な る])

構 造 物に 対し て

地 震時に お ける定常載荷下での

寿命あ るい は累 積 的な損 傷 を 評 価 する理 論

解 析 方 法は く提 案さ れ てい る も の のT )

8L12〕

13 ]

19〕

24ト

ま だ確 立 され る に至 っ て い ない

そ の理由と しては

実 験 的に現 象を とら え よ う と し た研 究 が主 体で ま だ疲 労 破 壊の機 構その ものが十 分にわか っ て い る わけで ない こ と と

破 壊自体がばらつ の 多い現 象 で ある ため厳 密に考 察す るこ と が 困 難で あ ること が挙げ られ る。

 

著者ら は既に局 部 座 屈 部 分の破 壊 挙 動 を調べ る た め

鋼 部 材 板要 素を対象とし て

初 期に座屈を生じ た後の圧 縮

引張 繰り返しに よる破 壊 性 状 を実 験 的に調べ , 板 要 索の低 サ イクル疲 労で は 非 常に大 きな塑 性 変 形 が 生 じ た 部 位に お ける ひずみ の大き さと

亀 裂の発生や破断 と が密 接に関係す る可 能 性が認め ら れ た251

ZG)

本論文で は

全 体 座屈 が 局部 座 屈 を伴っ て生じ る よ う な構 造 部 材 と して の挙 動を実 験 的に調べ る た め山 形 鋼 を試 験 体に選 び, 数回か らせ いぜい 二十 回 程 度の極 低 サ イク ル の繰り 返し載 荷に よ る疲 労 破 壊 現 象を観 察し た。 こ こ で は

細 長 比

幅 厚比

載荷パ タ

な ら びに た わ み変形モ

ドのいが破 壊 挙動, 繰 り返 し サ イク ル数, 履歴吸 収エ ネルギ

,局所 残 留ひずみなどに与える影 響に注目 し て

実 験 結 果 を まと め

比 較し考 察 を加えた

特に極 低 サ イ ク ル の疲 労 破 壊 条 件に関 与する亀 裂や破 断に主 要な影 響 を及 ぼ す と考え られ る局 所ひずみ の分 布に焦 点 を当て て 実 験 を遂 行した

2.

実 験 計 画

2.1

 試 験体  試験 体は合 計20体で

SS

 400材 相 当の 山形 鋼

L −

40 ×40×3とL

40×40×5を 用い て Fig

1の ように製 作 し た

試 験 部 長 さ

1

3ユ8mm (も し く は 300 mm  と もに

L

シ リ

ズと 呼ぶ ) と 618mm (

H

シ リ

ズ と呼ぶ の 2種 を用 い た

試 験 体に用い た脚幅

b=

40 mm の山 形 鋼の板 厚 tは公 称 値で 3mm と5mm の 2種 で

公称 寸 法に よ る幅 厚 比b/tは 13

3と 8で あ る が

実 寸 法に基づ く幅 厚比は それ ぞ れ 15

 8

16

 4

と 8

6と なっ て い る。 た だ し

t

・3mm

の山 形 鋼はロ ッ トの異 な る 2種が使わ れ

t

5mm の もの を含めて Table 1 な らびに Table 2に

Lll

咀で示 す3つ の材 料 特 性が あるが

大き な差は ない。  

Table

 2で

試 験 体に は名 前と番 号 (

No .

)を併 記 し た

試 験体名は実 験 変 数を表すもの とし ており そ の付け方 を

Table

 2の欄 外に示した

な お

試 験 体 名4文 字の後 に

a

ある い は

b

と付けた もの は

全く同じ載 荷 条 件に よる実 験を行っ た場 合で

2体ずつ 2

(3)

STRPIN GROE

一一一 ・

÷

÷

[r

_

      〔ム) 卜 TESTE 口 PRRT 〔’i

tl  

                 tぐ l       u

−一一

7 LO  so  29       9    159    L3°     ±e 58 〔

1

Table l Mechanical properties  of  materia 且s

9

      C【oss

  Upper  Lower

      sectional  yiekl    yield  Ul  at 

Type  Angle   arca   stress   sロ鴛ss  strength Etongatien

       Amm2 ) (N〆mm2 ) 〔Nlmm2N加m2   (%

e

1]O29  go  40   159 I  L

40x40K3  216    396 n   L

40x40x3  2DO     3Sl 皿 レ40x40x5338   356371336339 59n ソ 菊 唱 菊 271197322         (b}

Fig

1 Tesしspecimen lengしh in mm

TabJe 2 Specien   sizes  and  test parameters

      Widdl

【tr

踊 c  ess Slendernじss 【hic  oss  Loading Deflection

t (mm )  Tatiλ  面 oうノ’ patm   rnOde

SpecimcnN 日me  No

  Ma障画al

Leng由 Wid山          type

mm mm L31P   13    1 L31N   4    皿 L3CPa 6   【I L3CPb  18   1 L3CN    5    H L3GP    16    1

L3SP   17    1 L3GN   14    1 L3SN   l5    1 L51P    g    IH LslN   7    HI L5CPa 8   111 L5CPb  lO  I旺 L5CN   ll    m H31P   lg    ll H31N   21   H H3CP   20    11 H3CN  22    11 H3GP 

23    n H3SP  24    n 31830130031S30131831831831831830031731731861861861861861861839

6   2

80 40

4    2

55 40

3    255 39

6   2

83 40

5   2

47 395    2

80 39

5   2

82 395    2

78 39

6   2

79   39

2   4

56

  39

2   458   39

3     4

55   39

2   455   39

2    4

55 4α3    2

49 4e

2   2

50 40

3    250 40

4    250 40

2   251 40

4     2

49 40

7 ヨ7

637540

737

640

740

740

740

795 呂 80

10

ー − 1 4344477

277

277

277

277

277

2 188041022 455464444 11111111166rO

010 8888816

216

ll6

116

216

0162 IICCCGSGS   I 【 CCC   I − CCGS PNPPNPPNN   PNPPN   PNPNPP 隠

otion ofio  n

Fig

2 Leading system

Specimen ldentification       L    3    【    P

 

 

TLr

L加 帥 of        Thiじ  es5    L曲 g       Dc卩eじ口on  肥 s 隠dp觚 (mm )  of ]egs(mm )  pa【           mOde

i

k

 

1

 

19

(°’39°}

1

1

験 体 番 号は実 験を遂 行し た順を示し て い る。 No

8以 降 の番 号の試 験 体に は 両 端 部に 9mm 厚 鋼 板 を 山 形 鋼に 埀 直に溶接 接 合し たが

そ れ以 前の もの は端 部 鋼 板をも た な い

こ れ は後 者で

特に板 厚5mm の山 形 鋼試験 体 の場 合

試 験 体 端 部で の力ボル ト摩擦 接 合耐力に足 が あ り

載荷初 期に 滑 り を生 じ ることが あっ た た めであ る

。No .

18まで の試 験 体は

端 部 鋼 板の有る もの が ‘

318mm , 無い もの が 1

300 mm とな っ て い る。 な お最 小 断 面2次 半 径

i

L

40×40×3が 7

81 mm Type

D

と8

OI mm Type 

U ,

値で 7

90 mm

 

L −

40 ×40×5が 7

5g mm Type ;公称 値で 7

74 mm で ある。

L”

シ リ

ズと

H ”

シ リ

ズに対 応す る細 長 比 λ

1/iは それぞれ37

5

42お よ び 77であ る。 2

2  実 験 変 数 本研究で は

実験変数と して試 験 体の  細 長 比λ

l

i

1

:有 効 部 材 長,

i

:最 小 断 面

2

次 半 径 )と  幅 厚 比

b

t

(b :脚 幅

,t

:板 厚 ),  繰り返し載 荷パ タ

  た わ み変 形モ

ドをとっ た

試 験 体の実 測 寸 法と 各 試 験 体に与えた実 験 変 数の設 定 条 件 をTable 2示 す 。  

Fig.

2

に示す装 置を用い て験体の軸 方向相対変位 △ を制 御す る 静的な定速度 繰り返し載 荷を行っ た。 この装 置に よっ て試 験 体を高 力ボル トと普 通ボル トで固 定 し て

,Fig.

1(

d

)の断 面重心

G

を通る主 軸 u

 v の 内

  u 軸 回りな らびに材 軸 回り の回 転を拘 束

v 軸 回り の回 転の み 自由に した両 端ピン の条 件で支持 し

断 面 重 心 位 置に材 軸 方 向の繰り返し加 力を行っ た

変 位A は すべ ての試 験体につ い て縮む変 形 域での み作 用さ せた。 これ は張 破断によ ら ない破 壊性状把 握を目指し

圧縮変 位 側で の座 屈 後の繰り返し載 荷に焦 点を絞っ たこ と

な らびに試 験 体の端 部に高 力ボル ト用の有 孔 断面を設け た ことによっ て母 材を引張降 伏させ ら れ るまで載 荷で き な かっ たことの 2つ の理由に よ る。 荷 重

P

な ら びに △ の 符 号は引 張 を与え る もの を正と した

載 荷パ タ

ン は Fig

3の 4通り を 用 いた

(a)の段階 型漸 増 変位振幅繰 り返し載 荷 (

1

型)と (

b

)の定 変位振 幅 繰り返し載荷 (

C

型 )に加え て (c>と (

d

)の 2段 階 定 変 位 振 幅 繰 り返し載 荷 (

GS

型 )は (

b

)の

定 変 位 振 幅 載 荷を基 本パ

ンとし て, 途 中の

6

サイクル を半 分の小 変 位 振

141

(4)

dit   O

O

01

0

02

O

oa つ

oβ ℃

t2 riti i

24   rAlt

04

08 (a) Itype IDad 9 (c) Gtype Ioading

oa ムit

Od

0日 T    COMP

   

NO

 OF  匚YC しES          畢     下:T[ME (b) Ctype loading (d)Stype load血9

Fig

3 Loading patterns

血 丁

s

[RRCK Φ 畢 倉 RR[K

(a)Positive

defiecti

P ]m

de  b)Negative deflectl。n Nm 。血

    Fig

4 Denection modes  and cracking  paヒterns

1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

I

 

 

I

 

i

E 」 … … 臼αU臼10RL   O 匸ELL

1  

   

1,

r

 

 

 

 

 

 

 

L「

      オ       亅

麟酬

TEsIFR 餬 匸 匸0」N正 B∩L酬匚 IE5TSPEOI

lllI

 .

  :

 

1D

SP

R ⊂E

ENI TRINO1 }

1

ε1 匚R

 り

 

 

15    :1 謁

L

、,

__

ls。。

__

」       Fig

5 Testing system

1 [

T

rll  

 se

凵on 幅で繰り返し たもの である。 計 画し た総 サ イクル数は

漸 増 変 位 振 幅 [1 ]型 24サイク ル

定 変 位 振 幅 [

C ,

G ,S

]型 30サ イ クル で あ る

1

型載 荷で は

各振 幅で 4サ イクルずつ のり 返 し を行っ た。

G

型 載 荷は第 7サ イクル目か ら

,S

型 載 荷は第 1サイク ル 目か ら各6サイ ク ル の小 変 位 振 幅 載 荷を与え た もの で

双 方 共 第 13サ イク ル目 以降で は同じ変位履 歴を受 けたことにな り

そ の挙 動の差異を調べ こと を目的の 1つ と し た

 山形鋼が中心 圧 縮 載 荷に よっ て座 屈変形 する時

た わ みの 発 生の 向きは Fig

4に示す よ う に

z

通 り現れ得る

し た がっ て結 果 的に こ の た わ み の発生の向き が

比較さ れ るべ 数 と 。 ここ で は Fig

4(a) を 正た わ み モ

ド (P 型)

,Fig.

4 (

b

)を負た わみ モ

ド (N型 ) と定 義する

載 荷は可 能な 限 り中心 圧縮と し た が

座屈 後のた わ みモ

ドを計 画 どお りに制 御す る必 要性 か ら

載 荷 実 験の多く は

予 備 載 荷で ほ ぼ中心圧 縮 状態とみ ら れ るひずみ分 布 を 確 認し た重 心 位 置か ら

0.

3mm 〜O.

7mm

程 度の微 小な偏 心を与え た

故 意に偏 心 を与え ない で

座 屈 時のた わみが 正負ど ちら の向き に 生じ て も構わ ない もの と して実 際に中 心 圧 縮 状 態で載 荷 し た試験 体は

,L31P

No ,

13), 

L

 

31N

No .

4 )

 

L

 

3

CN No

5), L51N (No

7 )の 4 体で ある。 今回の実 マ

1

1

P323 : :

: … END   \ …

1

ム A STAR 丁 B 凸

Fig

6 Definition of one loading cycle

験の 目的は座 屈 変 形 以 後の繰り返しに よ る破 壊 挙 動の 査にあり

座屈 挙動そ の もの は特に重 要 視し てい な いが

両端ピン支持験装置の能 を検証 す る

つ の手がか り と し て 座屈耐力 を み ること はで き る。 2

3 載荷方法   京 都大学 防災 研究 所 設 置の 油 圧式サ

ボア クチュ エ

タを用いた載 荷実験シス テムによ り加 力 を行っ た

載 荷 装 置を

Fig.

5に示す。 載 荷 装 置は基 本 的に文 献25)

26} で用い たものと同じ であるが

若 干 変 更を加え た

すな わ ち

試験体の上下材端位置でね じれ回転止 め を設 けた こと

試 験体上下に用いた 回転式 保持具 (

Fig.

2参 照 ) 自体の重量 不均 衡を解 消する ための カウンタ

ー ・

バ ラン ス を取り付 けた こと

そ し て実 験 時の モニ

計 測 用の デ

タの同 時 出 力のた めの酉己線を追 加した ことなど であ る

 こ こ で用い る 1サ イ クル のえ方 は次の よ うに決め た

。Fig.

6

に示す よ う に, 軸 方 向変位 △ を与え ること に よっ て

圧 縮 軸 力が生 じ

その後与え ら れ た設定 変位 A でり返 すと張 軸 力が生じるさ らに変位を戻し て

別の設定変位

B

で折り返 し新た に縮み を加え る時

荷 重 P が 0にな る。 初めの圧縮過程に おける P

Oか ら

次 の圧 縮 過 程にお ける

P

Oまでを1サ イクル と 定義す

一 142一

(5)

こ れ は

,Fig.

3の変 位制御に よる AtO から次の △ =

O

まで の 1サ イ クル とは

致 しないが

3

4節に お け る履歴吸 収エ ネルギ

出に は, 本定 義に よ る方 が明 確に対 応し得るか らであ る

2

4  計 測 方 法

 

試 験体の軸 方 向相 対 変 位 △お よび横た わ みは 伸 び 縮みが少な く計 測の再 現 性がある グ ラス ファイバ

製の 糸をし て摺 動 抵 抗 型 変 位 計で計 測 し 〔

Fig.

5 ), △ を ア ク チュ エ

タの フ ィ

ドバ ッ ク制 御に用い た

  載 荷 前に対 する亀 裂 発 生 後の試 験 体 表 面の局 部 残 留ひ ずみ を測 定する ため, 桑 村

前田が用い た局部ひずみ の 測 定 方 法2ηを参 考に し た。 桑 村らは標 点に Vickers 圧 痕 〔点 痕 ) を打ち

荷 重を98N (10kgf>と して いるが

本 実 験に用い た よ うな表 面 処理 を施し て い な い山形 鋼の 場 合に は それ と同 じ方 法で は標 点を認 識する の に難が あっ た た め変更し た

本 実 験で は

,Vickers

硬 度試験 装 置を用いて

山 形 鋼 断 面 の脚 縁 部 な ら びに角 部におい て端か ら2mm 入 っ た位置 (Fig

10 参照〉に 試験体 材 軸 方 向に 2mm の ピッ チで中 央 試 験 区 間80 mm に わ たっ て

Knoop

圧 痕 (線条痕 )を標 点とし て打っ た

打 痕 用 荷 重は ユ96N (20 kgf , 荷 重の保 持 時 間は 5秒 間と し た。 載 荷 実 験 終 了後

スケ

ル付 きル

ペ な どを利 用 し て 1/10mm 精 度で伸び量 を 読み と っ た

これ に ょ り 5% 単 位の ひずみ計 測が可 能とな る

また検 長2mm の ひずみ ゲ

ジ を

Fig.

1(a)

b

)に示す位 置に貼 付 し

降 伏 棚 域ま で の弾 塑 性 挙 動を計 測し た

3,

実 験 結 果と考 察

3.

1 座屈強度と変 形

亀裂の発生  実験 初 期の圧 縮 載 荷 に よっ て試 験体は 全体座屈を 起こ し

同 時に正た わ み モ

ドでは, 部材中 央 付近で局部座 屈を生じ た。 全 試 験 体にっ い て

座屈強 度の実験 値 を プ ロ ッ ト し 座 屈曲線 と 比 較 し た もの が

Fig.

7で

ある

図 の縦 座 標は座 屈 荷 重

Pcr

を降 伏 軸 力 σyA で無 次 元 化し た。 横 座 標は細 長 比 λ に比 例し

オイラ

座 屈 強 度が 降 伏 軸 力に対 応する時の値が 1と な る よ うに定めた

こ こ で

ay は 鋼 材 の 下 位 降 伏 点 応 力

  A は 断 面 積で Table 1各 値を と 。 非 弾 性 座 屈 曲 線と し て

Engesser

Shanley

の接 線 係 数 理 論に よる座屈応 力 を示した。 こ こ で

鋼 材の比 例 限 度σρを     σ

o

8 a、

”・

…・

……・

…・

…………・

…………

(ユ) と仮 定し

比 例 限 度 以上の応 カ

曲線の座 屈応 力 σCT における接 線 弾 性 係

tw

 

E

    E、

E。

il

(σ,厂 σ)2/(σy

σ訓

……・

…・

…・

(2) と おい て

求め た

E。は鋼 材の ヤ ング係数で Es

206

kN

/mm2 と し た。   実験結果の

Table

 

3

。 こ こに示 し た

Pe

, は座 屈 荷 重

f

v は正た わ み モ

ドの局 部 座 屈 あるいは 負た わ み モ

ドの全 体 座 屈による曲 げ変 形の凹部 側に お いて肉 眼で初 亀 裂が確 認でき た時のサ イクル

fvex

1

司 じ く曲げ変形の凸部側で亀 裂を確認 し た時のサ イ ク ル数

、.

はそ れ らの両 亀裂発生 後に板 厚 方 向に 亀 裂が 貫通 した時のサイク ル数,

f

up は破 断サイクル 数, 

E

は実 験 終了段 階に おける履 歴 吸 収エ ル ギ

の累 積 量

E。は試 験 部 全長 に わ たっ て蓄え得る最大 弾 性ひずみエ ネルギ

で     

E

 a蚤

A ・

〃(2

E

。}

…『

………一 ・

…一……

(3} で与え られ る

εt

ns

ε

m

は亀 裂 発 生 部に お け る引 張 側

圧縮 側それぞれの局 所ひずみ で

絶 対 値が最 大の もの で あ る。   荷 重は デ

ロガ

を 用い て ディジ タル の 数 値で記 録さ れ た が

実 験で は座屈 現象は瞬 時に起こ り

そ の最 大 圧 縮 荷 重 を デ

で記 録できない こ と も あ るe 実 験 時に は モニ タ

と して X

Y レコ

に よ る

Table 3

Test results

      Buckling  NumberofloaCl cycles    Dimension

St[ain at cracked p面 on

SpDcimen  load  daじk (hack (hack Ruptu陀 Icss enc τgy Tcns

  Comp

  eP ・・ 

f

・av 

f

・ex 

fPtn

 

GfE・

 

E,

ns (%)・脚   t

0

 

1

・ 。、 Oo o

5       し ロ    〃厩 L5

Fig

7 Column  curve  and  observed  strength

L31PL31NL3CPaL3CPbL3CNL3GPL3SPL3GNL3SNL5PL51NL5CPaL5 (?bLsCNH31PH31NH3CPH3CN

H3GPH3SP

1

111111

 

ll

ll

  響 

k

°

 

i3

12

8

 ; 

1

  島 

i

69

7    8    12   12    27

1

1

  畠 

  負 

驪 尋

ll

 

ll

109

29121219 107

59131321 68

459

949

158

348

662

7 1818556921

8

912 2122981112 7

22 1

22 131235133115220

11212217022123641021121437878117661 〔叫 7583 27

5   

29 30     

32

5

−一

     

41 27

5   

35 30     

32

5 :

 

ig

35     

35

−一

     

30 32

5   

35 30     

32

5 35     

35

32

5

35 555555 333333

 

 

 

 

 

143

(6)

P

A 関係の アナロ グ記 録も同 時にっ た。 図お よ び表 中の

P

。。 は X

Y レコ

に示さ れ た最 大 荷 重 値で

両 者の比 較では

ロ ガ

の最 大 荷 重 値 記 録の が 若干低 く なる傾 向が あり

最 大で 4

5%程 度のを 生 じ たtl])

本実 験にい た細 長 比あ たり の座 屈 実 験 結 果は座 屈 荷 重の相当ばらつ 所であ り2S}

当結 果 ば ら つ きは特に大きい もの で は ない

 

Fig.

4(aの よ うな正 た わみ モ

ドでは

まず 山 形 断 面の両 脚 縁の局 部 変 形の 凹部と 凸部の

2

表面にそ れ ぞ れ 初 亀裂が 発生し た後

載 荷と と もに亀 裂が進 展し て厚さ 方 向 内 部に進み 断 面 中 央稜 角 部まで入 り込ん だ。

Fig.

4(

b

)の よ う な負た わみ モ

ドで は 逆に

両 脚 付け 根の稜 角 部に変 形が集 中し

全 体 座屈変形の凹 側 変 形 部 が引 張力 を受け た時に初亀裂が発 生し た

亀裂の進 展は 当然, 引張 力 を受け る部 位にみ ら れ る が

いずれ の載 荷 の場 合も

局 部 座屈 や全 体 座屈に よっ て曲げ 圧縮 変 形を 受け た凹側 変 形 部の板 要 素が

荷 重の反 転に よっ て引 張 力 を受 けた時に初 亀 裂が観 察され た

多くの試 験 体では

続く荷 重 再 反 転 後の圧縮 載 荷で

初 亀裂が発 生し たの と ほ ぼ同じ材 軸 方 向 位 置で反 対 面の曲 げ引 張 側で あ る 凸側 にたに亀 裂が発 生 するとい う過 程 が認め ら れ た。 こ こ で の亀 裂の発 生はすべ て肉 眼で の観 察によっ て確認 し た もの である

実 験 終 了 後の試 験 体の稜 角 側の亀 裂発 生部 の写 真 をPhoto

1に示 す

  全く同じ載 荷 条 件で実 験 を 行っ た試 験 体

L5CPa

LsCPb

ば最 終的に 2体が同 じサ イク ル数で完全 破 断 を生じ た

これ によっ て疲労 実 験と はい え

実 験その も の の再 現 性が か な り あ ること が確か め ら れ た。 3

2 繰り返しサ イク ル数と破 壊 挙 動 (1)  幅 厚 比の影 響   載 荷 予 定し た最 終 サ イク ル数に至る前に破 断し た の は

9

体であっ た。 正 た わ みモ

ドの場 合は

実 験 時の制 御 困 難の た め 途中で載荷 終 了し たL3CPa を除い て 

C ,

G ,S

型の幅載荷の もの すべ てが破 断に至っ た

こ の時の破 断サイクル数は

f

,up

17

27 である

負た わ みモ

ドでは L5CNl 体の みが破 断し こ の

f

uρ= 21で あ る。 両たわみ モ

ドとも, 亀 裂 発 生 時サ イ クル 数

fcav

 

f

は幅 厚 比に よる差があま り ないか

また は 幅厚比大の方が サイク ル数が少な い傾 向にある

し か し 破 断サ イ クル はむ し ろ幅 厚 比のさい方が少ないtl21

 負たわ み モ

ドでは

亀 裂は すべ て材 軸に垂直な方 向 に現れ (PhQto

1(

b

d

))t 亀 裂発生位 置 も 全体座屈 で最も厳しい応 力 と変 形を受ける材 中 央に出た

正た わ 注1)平成4年度の日本 建 築 学 会

土 木 学 会

な ら び に第10    回世 界地 震 工学 会 議 〔マ ド リ ド)の著 者らによ る 研 究    概 要 報 告な どにおけ る座 屈荷重値のは デ

ロ    ガ

に よ る も のであ り

Tabie 3の値 と若 干の差が あ る

注2> 負たわ み モ

ドのL3CN は30回繰り返し て も破 断し    な かった と 見 な せ る

144

みモ

ドで は, 両 縁部の局部座屈と全 体 座 屈と が ほぼ同 時に生 じるが

局 部座 屈は必 ずし も材 中 央に生じて い な い

亀 裂は局 部 座 屈 発 生 部で最も変形の大きい 位 置に生 じ

幅 厚 比のきい場 合

材 軸 垂 直 方 向よ りめ に る (

Photo,

1

(a こ れ は局 部 座 屈が

ね じれ変 形 を伴っ て両 脚で材 軸 方 向にずれ た位置で現れた ことに よ る

幅 厚比のきい場 合の ね じれ る傾 向が著しい

2

)細 長比 の影 響  正 た わみ モ

ドので は

細 長 比の影 響は破 断サ イ       ノ クル数に顕 著に現れ

細 長 比 大の もの は破 断サイクル

f

, 。ρ が各載荷パ タ

ン で細 長 比 小の もの に比べ て 3

6 サ イ クル 減少し た

し か し 亀裂 発 生 時の サ イク ル 数

fc

。v, 

f

。ex に は細長 比 に よ る顕 著な差はあま りみ られ な い

また細 長 比の大きい場合に材の ね じ れ る傾 向が著し い

実 験に よる と

こ こで用いた細 長 比程度の じ断 面 形 状を もつ 山 形 鋼で は局部 座屈に よる形 領 域が り にあ まり差が ない。 負た わ み モ

ドの場 合は, 亀 裂 発生 時サ イ クル数に顕 著な影 響は みられ ない

 高橋ら2S)

山 形 鋼 筋 違の圧 縮

引 張変 位漸増型繰り 返 し下で の破 壊 性 状 を

本 実 験で いう負た わ み に当た る モ

ドで

種々の幅厚比 (

8.

 3

12

5細 長 比 (60

150

240

)を用い て実 験 的に調べ て い る

そのと して

  幅厚 比のきいが早いサ イク ル で破 断す ること,   細長 比の小さい方が早いサ イク ルで破 断す るこ と

が示 さ れ た

本 実 験の

特に正た わ み モ

ドの場合の結 果は いずれ も

これ らの 結 論と は逆の傾 向になっ てい る

た だ し, 細 長 比は対 象と し た範囲 が異な り

本 実 験の試 験 体の細 長 比は高 橋らの実 験の小 さい方の値に近い また   に つ い て は本 実 験で負た わ み モ

ドの破 断サ イ クル の デ

タ が得ら れて い ない。 (3 ) 載 荷経路の影 響

 

載 荷パ タ

ン の

C ,

G

 S 型 繰り返 し (Fig

3参照) の

3

者の場合を比較して

荷 径 路の影 響 を調べ

6サ イクルまでの

C

型 と

G

型とは同じ載 荷 条 件で あ り

Table

 

3

亀裂発 生の

fcav

に お け る 1サイク ル の値の 差は実験のばらつ き と考え ら れ

両 者は ほ ぼ同 じ経過を とっ てい る

S

型で

f

,a。が

C ,

 

G

型に比べて 3

4サ イ クル 遅 れ るの は

初めに小 振 幅の 6サ イクル を経験し た こ とに よ る影 響と み ら れ る。

fvex

お よ び

fp

n は第 8サ イクル以 降 となるが

,C

型と

G

型で ほと ん ど差が ない

G

型の 7サイク ル 目以 降の小 振 幅繰り 返 しに よっ て損 傷 の進展 を緩 和す る効 果が特に現れ な か っ た と言え る

S

型で は

f

。 av が遅れ た の と 同 じ程 度に

 

f

。er も 遅れて い る。 破 断 時の

f

up につ いて は

L3

シ リ

ズとH3 シ リ

ズの差 が どの程 度

有 意で あ る か判断 する の は しい 。 し か し初め に大きい振 幅の載 荷 を行っ た方 が 亀裂発生サ イクル数お よ び破 断 サ イク ル数が少な く

や や損 傷の大 きい傾 向 が あ る。 載 荷 経 路の影 響につ い て は

3

4 節で

(7)

1

(c)LsCPb  spec  en 

t

 

t ’

d

)LsCN  spccimen Photo

1 Cracked and  ruptured  portions after        testing A!t dlt PiNy ン 0

75 0

75 o

so

D50

CR自CK〔FIRST ⊂YCLE   RT CRq匚Kl5T随 じYOLEl 5下HR 鬥PUTU 口ELEVELI025 025 ’ 4〃 o

12

OB 0

匚RR⊂KlSECON 口 匚Y 〔LE  R丁

25 RUPTUREl23R 口⊂ 了 ⊂LE}

25 5丁H 鮒PL【TU口ELEVEL 】

50 匚R∩CK[8TH 匚YCLE 】

50

75

〇75 BUCKL [NG 〜 BU〔KL【N[}

 

LOO

1

oo (aL31P spechnenprNyo

750

50 CRRCK〔F[RST CYCLER 丁 6THR 門P」【T」∫D∈ LEV L〕 σ

25 〃

12 0

25 ⊂RRCK 〔SECONDCYCLE  RT 6丁HR 鬥P凵 TUOELEVEU

50

75 BUCKL 【ND

LOO (b)L3 CPb specimen PINJ P!NJo

750

50 CR∩CK【7TH

 

CY⊂LE〕 0

25 ∠」 0

08

25 ⊂RR匚K【8TH

 

CY⊂LE,

50

75 8U匚KLIN

1

00 (c)L31N specimen

       

dL3CN  specimen       Rg

8 Load

axia 且displacement relations

ルギ

吸収 量の観 点か ら再び考 察を加え るこ とに す る

3

3  荷 重

軸 方 向変 位 曲 線  荷 重 P と軸 方 向 変 位 △ の関 係の 例を

Fig.8

に示す

Ny

 ayA は断面の伏 軸 力であ る

変 位 振 幅 漸 増 (1) 型 載 荷で は

試験部長 さ

1

8

% 変 位に あたる第5振 幅 域での繰り返 し まで は亀 裂は現れず

多くの場 合 12 %変 位に あた る最 終の 第6振 幅 域での1サイクル 目 に亀 裂が出 始め た。 定 変 位 振 幅 (

C

)型載 荷は, こ の第 5振 幅と同じ

8

%変位で のり返しを 行っ てお り

t

, 第7

9サ イ ク最 初の亀 裂が確 認で きた

 定 変位振 幅型載 荷を行っ た試 験 体で は

各サイク ル の 履 歴 曲 線 が 収 束し安 定す る傾 向 と

逆に発 散し不安 定と な る傾 向の違いが認め られ る

各 サ イクル ご と の履歴 ル

プに化に よる顕 著な差が見ら れ る の は

亀裂が 確 認さ れ た時 点か もし くは そ の 2

3サイク ル後であ る。 載 荷初 期の座 屈によっ て圧 縮 抵 抗 力は急 激な低 下を 起こ すが

材 料 的な損 傷は ま だ受けて い ない た め, 引張力に は抵 抗で き

亀裂が発 生す る ま で 履歴 曲 線は徐々 に安 定 す る傾向にあ る

しか し

亀 裂が発 生すると

引 張 抵 抗 力

圧縮 抵 抗 力 共に著し く劣 化し破 断に至る。  負た わみ モ

ドの場 合は

正 た わ みモ

ドの場 合と 比 べ て

膨ら み の大きい履歴ル

プ形状が観 察さ れ る

ま た

幅 厚 比の小さい L5 シ リ

ズを除い て

引 張 強さ は 負た わ み モ

ドの場 合が大き く なっ て い る

負た わみ モ

ドで は, 全 体 座 屈が生じ た後

更に縮め ら れ る時

部 材 中 央で は山形 断 面の両 縁 部 聞距離が広げ ら れ る。 次 に設 定変位で折り返 し て △= 0ま戻る際

まっ す ぐに近い 状 態

この

元の断面形状に近く な る。 し か し

特に幅厚 比 が大きい

L3

シ リ

ズの断 面, あ る いは正たわ みモ

ドで局 部 座 屈を伴 う座 屈 変 形をし た場 合で は A

Oの元の変 位に戻っ て も

まっ す ぐに伸び 切らな い状 態にあ る。  ま た別の顕著な現 象のと し て

試 験 体

H3CN

で は

変 位を戻す 途中で局 部 座 屈 が 発生す る と 同時に ね じれ

履 歴ル

プにな折れ曲が りが察さ れ た

しか し, こ の負た わ み モ

ドに お け るね じれ変 形は亀 裂の発 生

進 展につ れて徐々 に解 消 し

載 荷終 了時に は単に材 中 央 にっ い て上下 対 称な

ね じれ のない弱軸 曲 げ変 形しか残 らな かっ た

3

4 髏歴吸 収エ ネル ギ

 各 履 歴ル

プで囲 まれ た面 積か ら算 定 し た履 歴吸収エ ネル ギ

の累 積 値

E

と 繰り返しサ イク ル数

f

との 関 係 を 全試 験 体につ い て Fig

9に示す。 図の縦 軸は E を最 大 弾 性ひずみエ ネル ギ

ー E 。

で無 次 元 化 し たエ ネル ギ

比で あ る。 (a)図 は

1

b

>図 は

C

型, (c)

(e)図

145

(8)

Aoo 諄 些 SUD 諺 窰

  ぎ 鬘   Loo k

      γ

    

し5【

     !

        !

    

〜L3

    ノ/L 引P

 

 

〃 鷺

    

= 謡       へ   v:sl臼LE

      H31P        CRR[K         oo       oo         Z

o 国 丶 U

躍 里 凵 O

N

;農鬆

1

,〒驕,   VISl鼠E CRnCK り  RLMTLA 匚       づ

 カ:       

_

L3SP ダ

     

L3[P      

− ’

LSC %     o     D       10      20       ヨ0       贓 R OF 匸T[LEE  【卩

(c) Comparison of S

Gand  C type badir】9     (L3 series in Posidve mode )

≡TE鬮 LE 5TRRIN

:i:i

il COMPRE5菖】VE STRAIN

jl

≒   2H  ?H

−一一

36

−一

→ 十z DD            lO          20          3 口       tSUIBER  cr

 CYこしε5  1

 

r,     (a) Itype loading   4DO       T E          

〆…

P

     

L5⊂

     ヅ

     /

2 器        MPTURE  臼 zoo        L5c          

ttt

t

       RveTUR9 ノ

て蚕CN

l

 

1

〆 薯

 

     

o関         旺 P         Vi5 [ME       ⊆RROK   o     o           Do           2Ro

z

0108N コ

α

歪 OZ      

r7「

       

r/,

2X

ぐ :

rI

_ ∠:

   

L

蹤 黯

     

    O     O      ■0       20       ヨO       FUIBER  匪 CY匸LES  【「 ,

(d)Comparison of S

 G and  C type loading

    ¢ 3series in Negative皿Qde )

 

     

 

0

 

     

 

20

o

00 匡 O

N コ

α

【 告 Z 登 畿監旨

驚蕊

  vl5 [乱 匸 cR艇K 7 RLPTLRe

”−

HSP    

°

°

°

°

 Hur

   

一・

 Hヨ[P       o   LO           20           m〕                O            LO           20           3D NJMBER  OF CγCLES 匚り      … B∈R OF 匚YCL ξS l

ω C呻 ・1・ぬ ・g

   

(・)C。mp ・ ・i・・n ・f S

Gand  C type l・ading

      (H3 series in Positive modo )

Fig

9 ComparisDn of   energy  absorption  in the course  of       increasing number  of cycles

CO鬥P

一 τENS

   

  0     δ口Z   (a ) [P]mode (LsCPa )   2H   2忰

一一

35

−一

→十2 RLP

奪 ー 1 −

Io

    CCHP 一 丁匸略

     

_

SD    O     ヨaz       〔b)困]mode (L5CN)

Fig

10 Distribution of   residual

      strain ln angle test

       

5

 

Plτ朝        

2

Onrn

 

PITaVH

  .

 

 

7

禦翌

     

−’

k

f

は S

G

 C の 3者をそ れ ぞ れ L3 正 た わみ モ

L3

負た わ みモ

 

H3

正た わ み モ

ドにつ い て比較 し た もの であ る

(1)  載 荷パ タ

ン別の比 較   繰り返しに伴う履 歴 吸 収エ ルギ

の累 積 過 程の各 段 階は

1

型 (

Fig.

9(a))とC型 (Fig

9(

b

}〉の別

す なわ ち載 荷パ タ

ン に よ っ て全く違う性 状を示す

ま た 載荷パ タ

ンが 同じ場 合で もt 山形 鋼の よ う な 1軸 対 称 断 面では

横た わ みの発 生 方 向の違いに よ る影 響 を大き く受け る

負たわ み モ

ドの場 合の方が正た わ み モ

ド の場 合よ り,同 じ繰り 返 し数で もエ ネル ギ

比が大きい

これ は亀 裂 発 生が認め ら れた段 階 (v )まで の載 荷 初 期 に おい て も

最 終 的な破 断 時 (▽ )の総エ ルギ

量に おい て も 同様で あ る。 正 た わ みモ

ドと負た わ みモ

ド の履歴ル

プ面の差は

Fig.8

で も 明 ら か に現れて い た。 これ は負た わ みモ

ドで は全体座 屈のみ生じたが

正 た わみ モ

ドで は全体座 屈が座屈 を伴っ て生じ

     

90   

:D   

10   0  to   an   10       ズ い  コ

Fig

11 Longitudinal distribution of residual       strain in ma しerial test

抵 抗 力が下がっ たことによると 考え ら れる

幅 厚 比の違 い に関し て は

幅 厚 比 小 (L5 シ リ

ズ)の場 合が幅 厚 比大 (L3 シ リ

ズ)の場 合よりエ ネルギ

比 が大とな っ て い るe 幅 厚 比 小の場 合にエ ネルギ

比が大と な ること は

幅 厚 比が局 部 座 屈に関 連し て い る ことか ら理 解で き る

ま た細 長比によ る影 響も

座屈 後 挙 動の履 歴ル

プ の膨らみ の違い か ら

細 長 比 小の場 合にエ ルギ

比が 大と な る こ と が わ か る

 これ ら の諸 関 係より

累 積エ ルギ

比が ある値 を超 え た時に亀裂が発 生す る という訳ではな く

ま た最 終 的 な破 断に か か わ るエ ルギ

比を特 定の値で表す こ とも 困難で ある。 し か し見 方を変え れ ば

累 積 履 歴 吸 収エ ネ ルギ

特性は極 低サイクル労破 壊と単純な関係に は な い が

載 荷 履 歴

変 形モ

幅 厚 比

細 長 比の違い を 顕 著に反 映する とい うこと もできる

こ れ よ り極低サイ ク ル疲 労による部 材の損 傷 過 程 を

部 材 中の局 部座 屈 発

 

146一

(9)

生 部 分な どの局 所の塑性 仕事を算出する こ と でル ギ

吸 収量 に よっ て定量的に評 価 を行え る可 能 性のある こ と が 推察さ れ る

(2> 同

載 荷 条件下で の比較  同じ載 荷 条件で実験し た

2

組の試 験体につ いて

エネ ル ギ

吸 収特性の比 較が

Fig.

9(

b

)でな さ れ ている

ま ず 試 験 体

L5CPa

と L5CPb は ほ と ん ど同 じエ ル ギ

吸 収 挙 動 をして いること が認め ら れ た。 亀 裂 発生 時 の繰り返 し数や

亀裂 発生後の化の過程

履歴曲線の 形 状な ら びに破 断時の サ イ クル数 な ど

ほ と ん ど

致 し た実験結果が得ら れ たこと は, 極 低サイクル疲 労 実 験の 再 現 性の あるこ とを 示して い る。 し か し

も う1組の

L3CPa

L3CPb

で は

ル ギ

特 性に若 干の差 が 現れ ている

こ れ らの ことか ら

同じ載 荷 を行っ て も 実 験 結 果と して こ の程 度の ばらつ き がる とえ るべ き か も知れ な い

ただし

前 者L5 の

対は材料も端 部板 溶 接の有 無 も全く同じ条 件であ るの に対 し

後 者

L3

材 料 ロ ッ トが同

で な く

,一

方が端部プレ

ト 無し

他方が端部 プレ

ト有りの もの で

全く同

の試 験 体 条 件と見なせ ない点も あ り, そ の影 響が皆 無と は言 い切 れ ない

(3} 載 荷 経 路の影 響   載 荷 経 路は異な るが

一・

の試 験体形状に対 し

の モ

ドで変 形して亀裂を生じ

破 断に至っ た 場合のエ ネルギ

吸収 能力の 比較を

,Fig.

9

(c

eにおい て 行っ てい る

こ こ で は載 荷 経 路 (載 荷 順 序 }が異な る 2 体と, それ らの基 本と な る定 振 幅 繰り返し載 荷を行っ た 1体の

3体 ずつ 3組の場 合につ い てそ れぞれ示して い る

  正た わ み モ

ドの場 合は

L3 シリ

ズ (Fig

9(c

H3

シリ

ズ (

Fig.

9(e>) も良く似た曲 線を示 して お り

本 実 験で行っ た程 度の載 荷 経 路の変 化で は

亀裂 発 生や破 断に か か わ るエ ネル ギ

吸 収比にあ ま り差 が 見 ら れ ない。 載 荷 経路によ る影 響と して は

最初の 6サイク ル ま で はG型 (破 線)とC型 (鎖線

1

致する こと

7

12サ イク ル で

G

型 (破 線)が

S

型 (実線)に近寄る こと な ど

順 序を 入 れ替え た影 響を直 接反映し てい るこ と が 認 め られ る

第 13サ イクル 目以 降のエ ネル ギ

吸 収率 (曲線の勾 配 )は

C

 

G ,

 Sの順で大き く

損 傷 の受け方と対 応して い ると も考えられ る。 ま た

この順 に破 断 サ イク ル数 も 多く なっ て い る。 し か し負た わ み モ

ド (

Fig.

9(

d

))の場 合の結 果は

正た わ み モ

ド の場合ほど合 理 的な対 応は見いだせない

3

5 局所 残 留ひずみ分 布  載荷 終 了後の局所 残 留ひずみ の大き さと亀 裂との 関 係 は

,Fig.

10

に示す断 面の脚 縁 部な ら びに稜 角 部 付 近で 測っ た材 軸 方 向の ひずみ分 布 図によっ て見ること がで き る

こ こ で亀裂 発生部の ひずみの大 き さ は

亀裂に よ る 間 隙 を除いた

材とし て の正味の ひずみを算 定し た もの で表し た

図 中

線 引きを施 した部 分は引張ひずみ を

網 点 を施した部 分は圧 縮ひずみを 表 す。 正た わ みモ

ド (

Fig.

ユ0(a〕)で は

脚 縁 部の塑 性 化 領 域が狭い範囲に 集中して限られ て お り

領 域 長さは断 面の板 厚の 4

6 倍 程 度 となって いる。 稜 角 部では

ひずみ量は そ れより 小さく な るが

塑 性 化 領 域 長さ は長 く

板 厚の 20倍 程 度 まで広がっ て いる。 ま た

塑 性 化 域ρ中 央で は ひずみ が付 近と は反 転し

圧縮を示し ている

。一

負た わ み モ

ド (

Fig.

0

b

で は

ひずみ計 測 を行っ た80 mm の さ区 間の領 域全体に塑 性 化が進ん で い る

各 試 験 体 でら れ た亀 裂 発 生 部の残 留ひずみ の最 大 値は

Table

3

に 示すよ うに圧 縮 側

引 張 側とも絶 対 値で 25

40% の囲で あっ た

こ の値は 載 荷 履 歴や幅 厚比細 長 比, な らびに たわ み発 生の 向きに かか わらずほ ぼ同じ である こと が注 目さ れ る

亀 裂は引 張 載 荷 時に発 生す るもの で あ る けれ ども, 特に亀 裂 発 生 箇 所にお ける圧縮ひずみ の 大き さは, 試 験 体が経 験し た最 も大き な曲 げ 変 形に依 存 するとも考えられ る

し た がっ て ひずみの値の範囲 を検 証す る た め に は

今回 と異な る 変 形 状 態に よ る 場 合 を 更 に問 題 設 定す る必 要が あ るか も知れ ない

今後実 験的 課題 と し て

この こと も踏まえ 伸び変 形 を含む載 荷パ タ

ンを変 位履 歴に入れ る こ と を計 画 中で あ る

 

Table

 lに結 果を示 し た単 純 引 張 載 荷 試 験に用い た

JIS

の 13B 号 材 料 試 験 片につ い て

局 部ひず み を

1

司様 の方 法で調べ た例を

,Fig.

]1に示す

図の横 軸は試 験 片の材 軸 方 向の座標を表す が

破 断 を生 じ た 断 面 位置を 座 標の 0 と置い て いる。 標 点間 距離

50mm

で の平 均伸 び率が30%程

で あ る場 合で も

1

5mm ピッ チ あ る い は 2mm ピッ チで計 測 し た 局 部ひずみの 最 大 値は 10D %に も達 して いる。 し た がっ て上記 繰り返 し載 荷 時の 亀 裂 発 生に関する ひずみ値がこ れ と 比べ て相 当 小さ い こ とは

繰り返 し載 荷によ る 効 果に よ る もの と考え ら れ る

4.

結 論   山形鋼 部 材を 用い て軸 方 向 相 対 変 位で制 御す る繰り返 し載 荷 を 行い

数 回か ら二十 回 位の極 低サイク ル の繰 り 返 し で破 壊 する現 象を実 験 的に観 察し

調 査し た

本 実 験で行っ た実 験 変 数の範囲で得ら れ た 知 見 を次に要 約す る。 1 ) 亀裂の進 展は当然

引張 応 力を受け る部 位に み られ るが

いずれの載荷の場合も

局部 座 屈

全 体 座 屈に よっ て曲 げ圧 縮変形 を受 けた凹側変形部の板 要素

繰り返 し に よ る荷 重の反 転で引 張力 を受け た時に初 亀 裂が発 生 す るこ と が肉眼で観察さ れ

続く圧 縮 再 載 荷で曲 げ引 張 側で あ る凸 側にたに亀裂が発 生す る 過 程が認め られ た。 2) 正た わみ モ

ドで は

局 部 座 屈が全 体 座 屈と ほ ぼ同

147

Table   l   Mechanical   properties   of  materia 且 s

参照

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