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Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved.

OnTimeサーバー

インストール・アップグレード

マニュアル

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OnTime サーバー インストール・アップグレード マニュアル 目次

1.OnTime Group Calendarについて

1.基本情報 OnTimeの動作の基本的な考え方について 2016/07/13 OnTimeGC Commands(Admin、Sync、FullSync)について 2016/07/14 OnTimeサーバーの配備パターン 2014/11/26 OnTimeの管理用DB(ConfigDB)でコントロールできる機能について 2015/12/09 クライアントの種類について 2017/09/15 OnTimeのライセンスの数え方について 2017/09/15 2.インストール 1.共通作業(新規・アップグレード) 作業のアウトラインについて 2016/04/04 ダウンロードファイルの展開。 2017/09/15 テンプレートをサーバーIDで署名して準備します。 2015/12/09 2.新規インストール 始めにDominoDirectoryのサーバー(Webサイト)文書の設定を準備します。 2016/07/13 テンプレートからOnTime ConfigDBを作成します。 2016/04/05 ライセンスキーを登録します。 2014/10/12 Global Settings文書を作成します。必ずテンプレートフォルダを設定します。 2016/07/13 ServerSettings文書を作成して、その他のデータベースを作成。 2016/07/13 ServerSettings文書からOnTimeタスクのインストールと起動をします。 2017/09/15 ServerSettings文書からOnTimeサーブレットのインストールと起動をします。 2017/09/15 Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行 2016/07/13 各種データベースのACLを設定。 2016/03/29 ブラウザでテスト確認 2015/12/10 2台目以降のOnTimeサーバーの追加方法について 2016/03/30 3.アップグレードインストール 作業前の準備。OnTimeタスクを停止します。 2016/03/30 ConfigDBの設計の置換を行います。 2014/11/19 最新のLanguage文書とRegion文書に更新します。 2014/10/17 Global Settings文書のテンプレートフォルダを変更します。 2014/10/17 ServerSetting文書の内容を確認して保存します。 2017/09/21 その他のデータベースの「設計の置換」を行います。 OnTimeタスクのアップデートと起動をします。 2015/06/26 ServerSetting文書からOnTimeサーブレットのアップグレードをします。 2015/12/10 Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行 2016/07/13 4.補足

Instant Client Refresher(ICR)のインストールと起動をします。 2015/12/09 Linuxサーバーの場合のタスクのインストール・アップデートは手動です。 2015/07/16 SmartCloud Notes(Verse)ハイブリッド環境に導入する際の補足事項 2016/08/31 ライセンスキーとバージョンの確認方法 2016/07/13 3.その他 1.サポートDBについて Pollarityデータベース 2017/09/15 Broadcastデータベース 2017/09/15 Photoデータベース 2016/03/30 Time Offデータベース 2016/03/30 2.その他 フォントとフォントサイズの変更 2014/11/14 ユーザー検索時の検索先の初期値を「全て」にする設定 2014/11/14 マルチドメイン時の構成と注意点 2014/10/14 Dominoサーバーコンソールコマンド各種 2014/10/14 OnTime Admin コマンドについて 2016/03/30

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OnTimeの動作の基本的な考え方について -1- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

OnTimeの動作の基本的な考え方について

OnTimeはDominoサーバーに1つのタスク(nOnTimeGC.exe)と1つの設定DB(OnTimeGC.nsf)で動作します。 OnTimeタスクとConfigDB(設定DB)がインストールされたサーバーをOnTimeサーバーと呼びます。 一つのOnTimeサーバーで複数のメールサーバーを同期(Sync)対象として設定できます。 同期される側のメールサーバーにOnTimeをインストールする必要はございません。 l 同期される側のメールサーバーでその他追加タスクなども必要ございません。 l 同期される側のメールサーバーはDomino Ver.7.x以上の必要があります。 l (但しVer.7のメールサーバーの場合、busytimeタスクなので機能制限があります。) OnTimeサーバーは組織に複数のサーバーを配備することが可能です。 その際はConfigDBは必ずレプリカで運用します。 よってどのOnTimeサーバーであっても全てのユーザーの予定を保持して提供出来ます。 複数のOnTimeサーバーが存在する場合、1台を管理(admin)サーバーにします。 OnTime管理サーバーは深夜2時に アドレス帳との同期 l ユーザープロフィールの同期 l 表示グループの更新 l 等を行います。 またOnTimeGCSevletを併用した場合、多数のクライアント接続と高速起動を実現致します。

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OnTimeGC Commands(Admin、Sync、FullSync)について-2- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

OnTimeGC Commands(Admin、Sync、FullSync)について

OnTimeは「OnTimeGC(nOnTimeGC.exe)」タスクが2つのプロセスの自動処理を行うことで成り立っています。 それらはAdminプロセスとSyncプロセスと呼んでいます。 Adminプロセスは様々な情報を収集及び処理の実行をします。ドミノディレクトリ、ユーザー設定、リソース予約、グ ループ情報などいわゆる集中管理機能です。OnTime管理サーバーで原則、起動時及び毎日深夜2時に実行されて います。 Syncプロセスは複数台にまたがるメールサーバーのメールDBやリソース予約DBとカレンダーエントリ、メールプリ ファレンス、会議出席可能時間情報、リソース文書情報などをConfigDBに収集します。SyncプロセスはOnTimeの全 てのサーバーで実行され、メールDBのカレンダーエントリの変化をトリガーにして行われています。 大きな違いは、AdminプロセスがOnTime管理サーバーだけで行われている処理で、Sync処理は全てのOnTimeサー バーで行われている処理であると言うことです。整理すると以下の表のようになります。 カテゴリ Adminプロセス Syncプロセス プロセスの中身 OnTimeが動作に必要となる基本情報 の収集及び生成処理を行います。 メールDBやリソース予約DBの更新情報を収集します。 実行場所 OnTime管理サーバー 全てのOnTimeサーバー 処理日時 起動時及び毎日深夜2時 メールDBのカレンダーエントリの変化 をトリガー。 無更新のメールDBも定期的に処理 日時の変更設定箇所 GlobalSettings文書で変更可能。 GlobalSettings文書で毎時か毎日に変 更可能。 主な情報収集元 ドミノディレクトリ、ビジネスカードDB、 顔写真DB、 メールDB、リソース予約DB 主なハンドル情報 Users文書、ロール、表示グループ カレンダーエントリ、メールプリファレン ス、リソース設定文書、ACL、権限情 報

ConfigDB内の主な更新文書 Users文書、Group文書 Calendars文書

主なコマンド群 Admin、Adminの各サブコマンド Sync、FullSync、Broadcast、Cleanup、 ClusterDirectory もし、OnTime自体の設定を変更した場合、もしくはメールDB等の設定を変更した場合、必要に応じて手動で更新処 理を行う必要があります。もちろん定期実行を待つことも可能です。 手動で更新処理を行うため、OnTimeには以下のようなコマンドが準備されています。各コマンドは、OnTimeの ConfigDBからも実行できますし、Dominoサーバーコンソールからも実行できます。詳細は「その他」章もしくはFAQを 参照ください。 Adminコマンドについて Adminコマンドは、ドミノディレクトリ等を元に、ConfigDB内のユーザー、グループ、リソース情報、メールDBのプリファ レンス情報などを最新状態に更新します。これらの情報はクライアントを含むAPIから様々な情報を要求された際に 必要となる情報です。デフォルトでは毎日深夜2時に実行されています。 Syncコマンドについて 通常このコマンドも毎日深夜2時に実行されています。前回のSyncコマンド実行後、更新が発生せずに一度もSyncプ ロセスが行われていないユーザーやリソースに対して実行されます。クライアントユーザーのプリファレンスの更新な どの頻度に合わせる必要がある場合、GlobalSettings文書で毎時処理に変更可能です。 FullSyncコマンドについて このコマンドはSyncコマンドと似ています。そして7日間Syncが行われていないメールDBやリソース予約DBには自動 的に実行されます。FullSyncはConfigDB内のデータのクリーンアップや最適化を行うための週次ののハウスキーピン グも行っています。またLegends(凡例)の変更を行った場合も必ず必要となります。 手動でコマンドを実行する際の注意事項 OnTimeというシステムでは、ユーザーの設定された情報は必ずUsers文書を参照するように作られています。 それゆえ、メールのプリファレンスの更新を等を反映する場合は、例えOnTimeサーバーが一台であっても、 Admin、Sync、Adminという風にSyncの後で再度Adminを実行してCalendars文書に収集した情報をUsers文書に反映 しないといけません。 OnTimeクライアントからのカレンダーエントリの作成・編集等はタスクは関係しません OnTimeクライアントからカレンダーエントリを作成更新しているのは、単にAPIに準備されたエントリを作成更新削除 するプログラムを実行しているので、OnTimeGCタスクのプロセスとは関係ありません。

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OnTimeサーバーの配備パターン -3- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

OnTimeサーバーの配備パターン

前述のようにOnTimeは1つのドミノタスクと各種情報を保持するConfigDB及びユーザーが接続する為のClientDBで 動作します。メールサーバーと共存も出来ますし、独立したDominoサーバーに実装することも可能です。 複数のOnTimeを実装する場合は、ConfigDBだけ複製することで負荷分散、冗長化が可能です。 また、ブラウザかNotes Basic版から接続する際のhttpタスクの負荷軽減の為にClientDBだけhttpタスクが動作する Dominoサーバーに追加実装も可能です。

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OnTimeの管理用DB(ConfigDB)でコントロールできる機能について-4-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

OnTimeの管理用DB(ConfigDB)でコントロールできる機能について

OnTime Group Calendarはとても自由度のある製品です。

しかもその各種設定は殆どが@関数を用いてノーツ式で様々な設定が可能です。 下表では各種設定の概略を説明しています。詳細については各章を参照してください。 ConfigDBのメニュー 項目名 詳細 作成や設定 について Global Settings (全体設定) 組織全体に関わると考えられる設定全てを保持。Profile文書として保持。 組織で1つ作成。 Server Settings (サーバー設定) タスクが動作する為に必要な情報を集約。同期対象のサーバー名も保持。 OnTimeサーバー毎に作成。 Users (ユーザー情報) アドレス帳やメールDBから取得した情報を集約。見られる側の権限も保持。 自動で生成。 Legends (凡例) 予定の色分設定。予定データを同期する際に同時に凡例コードをセット。 Roles (役割・ロール) 見る側からの権限設定。Users文書の更新時に見られる側向けに展開。 Display Groups (表示グループ) 表示する一覧(グループ)の設定。Usersを同期後に自動展開する。 管理者が設定し ます。 本マニュアルでも 重点的にご説明 します。 Broadcast (ブロードキャスト) 予定のPush配信機能。複数の管理DBを把握する為、ビュー管理に変更。 必要数だけ設定。 Custom Fields (カスタムフィールド) OnTimeで使用出来る追加フィールドの設定。使用する条件を指定します。 Name Formats (名前の書式) 名前表示スタイルを複数管理。言語別や部署別に表示セットを準備できる。 Default Settings (標準設定) ユーザーの初期値や設定をグループ毎にポリシー設定のように運用管理します。 利用するユー ザーグループ用 に予め数種類準 備します。 OnTime Support (サポート対応用) ConfigDBの内部データを参照することが出来ます。 Languages, Region (言語、日時書式) 言語別の表記や日時書式の管理。項目名等はカスタマイズも可能です。 バージョンアップ時に更新。 Users (ユーザー情報) 上記Usersと同じ文書です。 Calendars (カレンダー情報) メールDBの予定データを一人一文書で管理。空き時間やカテゴリも保持。 User Settings (ユーザー設定) ユーザーの個別設定や端末状態を保管。次回接続時の情報として保持。 Groups

(グループ設定) Display Groupで生成された内容と個人が作成したPrivate Groupの管理。

これらはAdminや Syncタスクにて 処理された結果 やユーザーが実 行した各種設定 を保持していま す。

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クライアントの種類について -5- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

クライアントの種類について

OnTimeは予定データの保存はノーツ標準のメールDBを従来通り使用します。 利用している権限もノーツと共通な為、様々なインターフェイスで使用できます。 ここでは利用できるクライアント一覧と簡単な説明を記載します。 動作環境 クライアント名 機能 備考 OnTimeノーツクライアント NotesStandard版 8.5以上で動作するメイン クライアント。 Notes Standad版 Ver.8.5以上 (Eclipse環境) OnTime サイドバークライアント (Team At A Grance) NotesStandard版 8.5以上のサイドバーで動 作するクライアント。 Team-At-A-Grance(TAAG)と呼んでいま す。 クライアントにインス トールが必要。 現在はメンテナンスリ リースのみ。 新機能を利用したい 場合は別クライアント をご利用下さい。 OnTimeブラウザクライアント 各種ブラウザ及びNotes Basic版で動作する

クライアント。 ノーツ内で使用する場合、パスワード入力な どは自動です。 ワークスペースから DBアイコンのクリック でも起動。 Notes(Basic版含む) Ver.7以上 IE 8以上 Firefox, Chrome, Safai 各最新版推奨 OnTimeモバイルカレンダー スマートフォン向けに画面サイズと操作性を適正化させた機能。 有料オプション IBM Connections

Ver.4.0以上 OnTimeSocialウィジェット群 IBM Connectionsで動作するウィジェット群。プロファイルやコミュニティで利用できます。 有料オプション 各クライアントの画像や詳細は以下を参照ください。

https://ontimesuite.jp/interfaces.php 注1)

Notesのスタンダード版・ベーシック版に関わらず、OnTimeブラウザクライアント(OnTime Web Client)はノーツクライ アント内で下図のように利用出来ます。 設定が正しく行われていると以下の機能が有効になります。 ワークスペースのアイコンをダブルクリックで起動出来ます。 1. タブのアイコンが地球マークではなくOnTimeのアイコンになります。 2. URL表示はされません。 3. インターネットパスワードの入力画面は出てきません。 4. ロケーション文書のインターネットの設定に影響を受けません。 5. 注2) ノーツクライアントにインストールを必要とするOnTimeクライアントの手順については別章にて後述致します。

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クライアントの種類について -6- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 注3)

ノーツクライアントにインストールを必要とするOnTimeクライアントとサイドバークライアントは現在不具合時の修正の みのメンテナンスリリースとなっております。ノーツクライアントからも利用出来るOnTimeブラウザクライアントをご利 用下さい。

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OnTimeのライセンスの数え方について -7- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 1.OnTime Group Calendarについて - 1.基本情報

OnTimeのライセンスの数え方について

OnTime Group Calendar のライセンス数は、OnTimeと「同期」するメールDB数や会議室・リソース数で決定します。 「同期」する対象は予定を閲覧するユーザーもOnTime内で予定を表示するユーザーや会議室・リソースのどちらも対 象としてカウントします。ご利用になる数量のみライセンスをご購入ください。全てのドミノユーザー分をご購入する必 要はございません。OnTime Group Calendarのタスクを稼働させるサーバー数には依存しません。

具体的にOnTime Group Calendar のライセンス数としてカウントするのはメールDBについては同期するメールDB 数、会議室とリソースについてはリソース文書数です。なので以下のような条件のいずれかに該当する場合は必ずラ イセンス対象としてカウントし設定DBに登録する必要があります。但し、下記の条件に複数該当する場合はそれぞ れを個別にカウントせず1つとしてカウントします。 OnTimeクライアントを端末で起動して実際に操作するユーザー l OnTimeDBと情報を同期してOnTimeクライアントにスケジュールが表示されるユーザー l OnTimeDBと情報を同期してOnTimeクライアントにスケジュールが表示される会議室やリソース l Open APIを利用して外部データと情報を同期するさせるユーザーや会議室・リソース l なので、予定を公開せず閲覧だけをする場合でも権限管理のためアドレス帳やメールDBとの同期を必要とします のでライセンス数として数えて下さい。

また、同じユーザーやリソースであっても、別のDomino組織で新たにOnTime Group Calendarを導入する場合、そ の組織の設定DBに同じユーザーやリソースを含むのであればその組織で更に1ライセンスとして数えます。 注1) 同期したくないユーザーやリソースは設定DBで無効できます。 注2) OnTimeの各オプションはOnTime本体と同数のライセンスを購入する必要があります。 下図をご参照ください。

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作業のアウトラインについて -8- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 1.共通作業(新規・アップグレード)

作業のアウトラインについて

OnTimeのサーバーへの新規インストールとアップデートは以下の手順に沿って行います。 本資料でも下記の手順に基づいています。 この章の最後のテンプレートのサーバーIDで署名が完了すれば、 新規インストールは「2.新規インストール」へ、アップデートは「3.アップグレード」へお進みください。

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ダウンロードファイルの展開。 -9- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 1.共通作業(新規・アップグレード)

ダウンロードファイルの展開。

ダウンロードしたファイルを展開すると以下のようなフォルダ構成になります。 テンプレートファイルについて(Ver.3.11.0~) ontimegc.ntf OnTime本体のDB。設定とデータの両方を保管します。 l

ontimegcclient.ntf Client DB。WEBとAPI統合して1つになりました。ブラウザからはこのDBに接続。 l ontimegclog.ntf OnTimeのログを保管するDB。 l ontimegcphoto.ntf サポートDB。Coonectionsのプロファイルの画像を保管して使用します。 l ontimegctimeoff.ntf サポートDB。休暇申請のワークフロー。 l ontimegcbroadcast.ntf サポートDB。予定や記念日のプッシュ配信。 l ontimegcpollarity.ntf サポートDB。日程調整オプションで利用します。 l 注1) OnTimeサーバーのDominoがWindows上で動作している場合、テンプレートファイルのみ利用します。 ExtraFilesフォルダ内の各フォルダについて

Connectionsフォルダ IBM Connectionsと連携する際に使用します。 l Discoveryフォルダ 旧バージョンのクライアント。日本未サポートです。 l Notesフォルダ ノーツStandard版OnTimeクライアントのインストールプログラムです。 l servletフォルダ OnTimeで使用するサーブレットです。 l Tasksフォルダ OnTimeタスク。Windows、Linux用の実行ファイルが含まれています。 l

ICRフォルダ Instant Client Refresher。画面を即時更新するサブタスクです。 l

注2)

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テンプレートをサーバーIDで署名して準備します。 -10- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 1.共通作業(新規・アップグレード)

テンプレートをサーバーIDで署名して準備します。

サーバーのデータフォルダにテンプレートをコピーします。 OnTimeはテンプレートで置換することでバージョンをアップグレード/ダウングレード出来ます。 バージョン名でテンプレートフォルダを作成することをお勧めします。 以下の例ではDomino\Data\OnTime442というフォルダにテンプレートをコピーしました。 Domino Administratorを起動して署名をします。 コピーしたフォルダに移動して、右上の表示内容をテンプレートを表示できる「テンプレートのみ」に切り替えます。 全てのテンプレートをShift+クリックで選択して、マウス右ボタンメニューから署名を選択します。

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テンプレートをサーバーIDで署名して準備します。 -11- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. ダイアログボックスが表示されたら、現在のサーバーIDを選択。全ての設計文書を選択。OKを押して実行します。

左下のメッセージを確認してエラーなく実行できたことを確認します。

次にサーバーコンソールを開き、システム管理要求から署名を強制実行します。 画面では、tel Adminp p aで実行してます。

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始めにDominoDirectoryのサーバー(Webサイト)文書の設定を準備します。-12-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

始めにDominoDirectoryのサーバー(Webサイト)文書の設定を準備します。

本章は新規インストールの章です。アップグレードを行う場合は「3.アップグレード」から参照下さい。 OnTimeはサーバー権限で様々な処理を行っています。以下の4つを確認します。 1.OnTimeをインストールするサーバーのサーバー文書 a.エージェント実行権限の確認してください。 OnTimeはJavaベースエージェントで実行されるので、OnTimeサーバーをインストールするサーバーで エージェントの実行権限で「制限なしで署名または実行」にサーバーを指定してください。 2.OnTimeをインストールするサーバーのサーバー文書かWebサイト文書 b.httpのセッション認証の確認してください。 OnTimeをブラウザ系クライアントで使用する場合もしくはサーブレットを利用する場合、 OnTimeGCWeb.nsfを配置するサーバーでセッション認証またはSSO、SAMLを有効にしてください。 c.圧縮設定を有効にして下さい。 出力の圧縮設定を有効にすることを推薦します。また「ファイルのしきい値に圧縮」は2MBを推薦します。 2MBまではオンメモリで実行されます。 設定を変更された場合、一般的に該当サーバーへの複製は必ず行って下さい。 3.OnTimeがモニター監視するメールサーバーのサーバー文書 信頼出来るサーバーにOnTimeサーバーが記載されているか確認してください。 OnTimeサーバーが参照するメールサーバーが他にも存在する場合、参照される側の メールサーバーのサーバー文書の「信頼できるサーバー」にOnTimeサーバーを指定してください。 3.モニター監視するメールDBのアクセス制御リストで権限の確認 OnTimeはメールDBに直接予定を参照したり作成したりします。 少なくともOnTimeサーバーに「編集者」権限を与えて下さい。 可能であればモニター用のビューを作成するのでOnTimeサーバーに「開発者」権限を与えて下さい。

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テンプレートからOnTime ConfigDBを作成します。 -13- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

テンプレートからOnTime ConfigDBを作成します。

本章は新規インストールの章です。アップグレードを行う場合は「3.アップグレード」から参照下さい。 署名が完了したら、OnTime設定(Config)DB(OnTimeGC.nsf)をテンプレートから作成します。 画面に従って作成用ダイアログボックスを開きます。ワークスペースでCtrl+Nでも開きます。 画面では以下のような指定をしています。デフォルト指定はOnTimeフォルダとなります。 データベース名:OnTime GC - Client (お好きな名前で大丈夫です) ファイル名:OnTime\OnTimeGC.nsf テンプレートを引き継いで設計にチェックが入らないように注意してください。

(16)

テンプレートからOnTime ConfigDBを作成します。 -14- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. データベースが作成されると以下のようにデータベースが開きます。 ACLでは管理者とサーバーに管理者権限を設定してください。 OnTimeを利用する一般ユーザーには読者権を設定してください。 OnTime Usersグループはテンプレートから作成されるグループです。 参考にしていただくことも、ドミノディレクトリにOnTime Usersグループを作成して利用する事も可能です。

(17)

テンプレートからOnTime ConfigDBを作成します。 -15- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 新規組織や新規サーバーの場合、以下のような実行セキュリティ警告が出る場合がございます。

「この操作について署名者を信頼する」を選択してOKを押してください。 ※今後もこのような画面が出てきた場合、同様の操作をお願い致します。

(18)

ライセンスキーを登録します。 -16- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

ライセンスキーを登録します。

次にライセンスキーを登録します。

まだライセンスキーを取得していない場合は、OnTime Group Calendar Direct Shopにて ご購入頂くか、トライアルキーを取得してください。

メニュー/アクション/1.Enter License Keyを選択します。

キー入力用ダイアログボックスが表示されたらお手持ちのキーをペーストします。

以下のようにペーストします。改行は無視されます。

(19)

ライセンスキーを登録します。 -17- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 一度、以下のような画面になります。Open Databaseで再度データベースを開きます。

(20)

Global Settings文書を作成します。必ずテンプレートフォルダを設定します。-18-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

Global Settings文書を作成します。必ずテンプレートフォルダを設定します。

ではさっそく初期設定をします。 画面の左サイドメニューからGlobalSettingsをクリックして、GlobalSettings文書を開きます。 GlobalSettings文書は、OnTimeの環境に必ず1つ作成される文書です。 複数のOnTimeサーバー環境で運用する場合も、複製されて使用されます。 下のような画面が開きます。 ここでは、Membersフィールドに利用するユーザーをライセンス数にあわせてドミノディレクトリから指定します。 ディレクトリのユーザーに十分なライセンスをお持ちであれば「*」のままで結構です。 次に画面左中段のDirectory of Templateを必ず設定します。 以後に行う、その他のDB作成のテンプレートのベースバージョンになります。 その他の設定項目については「コンフィグレーションマニュアル」で説明します。

(21)

ServerSettings文書を作成して、その他のデータベースを作成。-19-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

ServerSettings文書を作成して、その他のデータベースを作成。

同様にServerSettings文書を作成します。 ServerSettings文書はOnTimeサーバーを実行するサーバーごとに作成します。 左サイドメニューよりServerSettingsビューを開き、アクションからAdd Serverを押します。 以下のような画面が開きます。 上段枠で下記の設定を行います。

Synchronisation Server OnTimeタスクを起動させるサーバー名を指定します。 現在作業をしているサーバー名を記述します。 OnTime GC Admin Server OnTimeの管理サーバーの場合はチェックをします。

今回は新規になるのでチェックします。 Servers being monitored for

synchronisation 上記OnTimeサーバーがモニターするメールサーバーを指定します。複数値で指定できます。 その他の設定項目については「コンフィグレーションマニュアル」で説明します。

(22)

ServerSettings文書を作成して、その他のデータベースを作成。-20-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 設定が、完了したら、下段枠で2つのデーターベース名が指定されていることを確認ください。

Client Database枠では、同じく自社環境に合わせてURLを指定してください。

Notesクライアント内でOnTimeブラウザクライアントを使用する場合は「Launch in Notes」にチェックを入れてください。 Save & Closeボタンを押すと、以下のようにそれぞれのデータベースを自動で作成してくれます。

(23)

ServerSettings文書を作成して、その他のデータベースを作成。-21-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. ビュー上ではServerSettings文書が作成できていることがわかります。

(24)

ServerSettings文書からOnTimeタスクのインストールと起動をします。-22-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

ServerSettings文書からOnTimeタスクのインストールと起動をします。

OnTimeタスクのインストールを行います。 Windowsサーバーの場合、OnTimeタスクはConfigDBにファイルとして埋め込まれているのでServerSettings文書から インストールすることが可能です。

ServereSettings文書を開いて、右上のアクションからInstall/Update / Domino Taskをクリックします。 アクションが表示されていない場合は一度ConfigDBを閉じて開きなおして下さい。

正常に実行が出来れば以下のようなメッセージが表示されます。

(25)

ServerSettings文書からOnTimeタスクのインストールと起動をします。-23-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. Domino Administrator(ノーツ管理クライアント)を起動していれば、サーバータスク画面やドミノコンソール画面で

OnTimeタスクが稼働していることが確認できます。 例えば以下のような設定の場合、、、、

(26)

ServerSettings文書からOnTimeサーブレットのインストールと起動をします。-24-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

ServerSettings文書からOnTimeサーブレットのインストールと起動をします。

(オプション)次にOnTimeサーブレットのインストールを行います。 既にサーブレットを導入している場合は、必ずアップデートを行ってください。 OnTimeサーブレットを導入すると、ユーザーリストやビュー上のユーザー情報、ダイアログボックス、検索画面で使用 される各種データをキャッシュすることでサーバーだけでなくクライアントのパフォーマンスも劇的に向上します。 よってサーブレットは大規模ユーザー時に大変効果がありますが、サーブレットを使用しなくてももちろん動作致しま すので必要に応じてご検討ください。 OnTimeサーブレットをインストールしても直ぐにクライアントに設定は反映されません。 クライアントで使用するにはServerSettings文書でOnTimeサーブレットの使用を有効にする必要があります。 詳細は本文の最後にご説明致します。 先にDomino DirectoryのServer文書の状態を確認します。

インターネットプロトコル/Domino Web EngineのJavaServletタブを開きます。

動作していない場合は下図のような状態です。ご利用状況によって既に動作している場合もございますが、 その場合は、インストール時にサーブレットの再起動がかかりますので管理者とご確認ください。 確認が終わればサーブレットのインストール時に文書の更新が行われるので閉じておきます。 Windowsサーバーの場合、OnTimeサーブレットはConfigDBにファイルとして埋め込まれているのでServerSettings文 書からインストールすることが可能です。 ServereSettings文書を開いて、右上のアクションのInstall/Updateをクリックします。 アクションが表示されていない場合は一度ConfigDBを閉じて開きなおして下さい。 クリックするとインストールするフォルダを聞いてきます。 通常はConfigDBが存在するサブフォルダをデフォルトで表示します。 もし作成するフォルダが無ければエラーになりますので予め作成しておきます。 必要に応じて変更します。よろしければ[OK]を押します。 正常に実行が出来れば以下のようなメッセージが表示されます。 もし、エラーメッセージが表示される場合、作業者がサーバーに対して十分な権限があるか確認してください。

(27)

ServerSettings文書からOnTimeサーブレットのインストールと起動をします。-25-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. Domino Administratorを起動していれば、サーバーコンソール画面でhttpタスクが再起動してOnTimeサーブレットが 起動していることが確認できます。 Domino Directoeryのサーバー文書も確認します。正しく設定が更新されています。 またDataフォルダにはservlets.propertiesファイルが存在し、下図のような値が設定されています。 尚、クライアントで使用する場合は、ServerSettings文書で「サーブレットの使用(Use Servlet)」を有効にしてください。 その後、直ぐにクライアントに設定を反映させるならSyncも実行してください。

(28)

Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行-26-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行

OnTimeタスクが実行されると直ぐにOnTime Adminコマンドが自動で実行されます。 その結果、UsersビューにはDominoDirectory他からユーザー情報が同期されます。 そのままでもメールDBとも同期(Sync)が始まりますが、今回は強制的に同期を行います。 ServerSettingsビューで該当するサーバーを選択した状態でアクションのOnTimeGC Commands/Syncを実行します。 正常に実行できた場合は、以下のようなメッセージが表示されます。

(29)

Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行-27-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 実行結果は、左サイドメニューからDeveloper/Calendarsビューでユーザーの予定が同期されているかわかります。 このビューでは、 Items Countで同期している予定件数が表示されています。 1. Sizy(bytes)で同期している予定の総サイズが表示されています。 2. が確認できます。 更にSyncで取得した情報をCalendars文書からUsers文書に反映させるため Adminコマンドを再度実行してください。

(30)

各種データベースのACLを設定。 -28- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

各種データベースのACLを設定。

OnTimeタスクが各メールDBと同期が出来ていることが確認出来たら次はクライアントから接続する準備をします。 ここでは各データベースのACLを正しく設定します。 各データベースには「OnTime Users」というグループがテンプレートから作成されています。 OnTimeを利用する一般ユーザーはこのグループを参考に設定するか、ドミノディレクトリに「OnTime Users」グループ を作成してご利用頂いても結構です。 ■OnTime GC - Configデータベース 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 OnTimeを利用するユーザーとグループ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 読者下図参照 -Default- なし Anonymous なし OnTimeを利用するユーザーとグループ向けのACL設定 ■OnTime GC - Clientデータベース 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 と [ReadAll]ロール OnTimeを利用するユーザーとグループ

サンプルで「OnTime Users」を参考に。 作成者 と 文書の作成 のチェック[LaunchWeb]ロール 次ページ参照

-Default- なし

Anonymous なし と パブリック文書[読者]のチェック 次ページ参照

(31)

各種データベースのACLを設定。 -29- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. OnTimeを利用するユーザーとグループ向けのACL設定 AnonymousのACL設定 ■OnTime GC - Logデータベース 変更する必要はありません。念のため以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 と [ReadAll]ロール OnTimeを利用するユーザーとグループ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 投稿者 -Default- 投稿者 Anonymous なし

(32)

ブラウザでテスト確認 -30- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

ブラウザでテスト確認

細かい設定の前にブラウザクライアントで正常に動作するか確認しましょう。 ワークスペースからOnTimeGCclient.nsfをダブルクリックで開きます。

上記画面が表示されたら、Lounch OnTime Group Calendar Webをクリックしましょう。

(33)

ブラウザでテスト確認 -31- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 無事に上記のような画面が開けば初期設定は完了です。引き続き設定をしていきましょう。

(34)

2台目以降のOnTimeサーバーの追加方法について -32- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 2.新規インストール

2台目以降のOnTimeサーバーの追加方法について

OnTimeサーバーは複数台のDominoサーバーにインストールすることで メールDBの同期処理の負荷分散化 クライアントからの接続処理の負荷分散化 の両方に対応しています。 設定とスケジュールデータを保持するConfigDBは複製して運用します。 追加手順は以下のFAQページを参照してください。 1台のOnTimeサーバー環境に2台目のOnTimeサーバーを追加する簡易手順書 http://www2.ontimesuite.jp/adding-server/

(35)

作業前の準備。OnTimeタスクを停止します。 -33- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

作業前の準備。OnTimeタスクを停止します。

本章はアップグレードの章です。新規インストールを行う場合は「2.新規インストール」を参照下さい。 3.10.0以降はOnTimeクラスターの設定がされていれば同期タスクは様々なシチュエーションでフェールオーバーしま す。 複数台のサーバーをOnTimeクラスターにされている場合、タスクの入れ替え時に稼働中のOnTimeサーバーに Sync機能がフェールオーバーします。無駄にフェールオーバーさせないのであればアップグレード時は予め全ての サーバーのOnTimeタスクを停止させることをお勧めします。 全てのサーバーのタスクを停止します。 ServerSettingビューでサーバーを選択し、アクションから「-Quit-」を選択します。 正常に実行されれば下図のような表示がなされます。 注1) 複数台のOnTimeサーバーのアップグレードについての詳細は以下のページも参照ください。 複数のOnTimeサーバー環境でアップグレードを行う簡易手順書 http://www2.ontimesuite.jp/upgrade-servers/

(36)

ConfigDBの設計の置換を行います。 -34- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

ConfigDBの設計の置換を行います。

下図のようにConfigDBの設計の置換を行います。

ちなみに3.11.0より「OnTime GC API」データベースは「OnTime GC Client(Web)」に統合されましたので Standard版のOnTimeノーツクライアントを使用しなくなれば今後は必要ございません。

クリック後に下図のように置換するテンプレートを選択します。 必ず「テンプレートを引き継いで設計」のチェックを外してください。

置換を実行すると確認画面が表示されるので「はい」を押して進めます。

(37)

最新のLanguage文書とRegion文書に更新します。 -35- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

最新のLanguage文書とRegion文書に更新します。

最新版の言語情報と日付書式に更新します。

メニュー/アクション/2.Update Language Regionを実行します。

(38)

Global Settings文書のテンプレートフォルダを変更します。-36- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

Global Settings文書のテンプレートフォルダを変更します。

画面の左サイドメニューからGlobalSettingsをクリックして、GlobalSettings文書を開きます。 下のような画面が開きます。 ここでは、画面左中段のDirectory of Templateを変更します。 以後に行う、その他のDB作成のテンプレートになります。

(39)

ServerSetting文書の内容を確認して保存します。 -37- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

ServerSetting文書の内容を確認して保存します。

基本的には設定の変更をせずにそのまま保存してください。 非表示の計算結果フィールドが更新されます。 特に以下の2つの項目については環境に応じて設定をご確認下さい。 Number of Threads per monitored

server モニターする1つのメールサーバーに対するスレッドの数です。1つのメールサーバーに多数のメールDBがあり更新頻度が多い場合はスレッド数を増やします。ペ ンディング中のDB数はサーバータスクで確認出来ます。

Max number of Mailfiles to

(40)

その他のデータベースの「設計の置換」を行います。-38- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

その他のデータベースの「設計の置換」を行います。

ServerSetting文書を保存したらConfigDB以外のDBの設計を新しいテンプレートで置換します。 OnTime Config DBには個別に設計の置換をせずとも一括で置換できるアクションを準備しております。

ServerSetting文書でOnTimeGC Client データベースに旧バージョンのOnTimeGC Web データベースが指定されたま まなら、ファイル名はOnTimeGCweb.nsfとそのままに設計だけが新しく切り替えてくれます。

ServerSettingsビューで該当するサーバーを選択した状態で「Upgrade Design」をクリックします。

GlobalSetting文書でテンプレートフォルダを正しく修正していれば下図のように最新バージョンで設計の置換をすると いう確認メッセージが表示されます。よろしければ「はい」を押して実行します。

下図のように存在するDBの数量だけ設計の置換が行われます。

実際に旧OnTimeGC webデータベースであってもOnTimeGC Clientデータベースも新しい設計で置換されます。

設計の置換が完了すれば下図のようなメッセージが表示されるので「OK」を押します。

(41)

OnTimeタスクのアップデートと起動をします。 -39- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

OnTimeタスクのアップデートと起動をします。

OnTimeタスクの更新を行います。 Windowsサーバーの場合、OnTimeタスクはConfigDBにファイルとして埋め込まれているのでServerSettings文書から アップデートすることが可能です。

ServereSettings文書を開いて、右上のアクションからInstall/Update / Domino Taskをクリックします。

正常に実行が出来れば以下のようなメッセージが表示されます。 もし、エラーメッセージが表示される場合、作業者がサーバーに対して十分な権限があるか確認してください。 Domino Administratorを起動していれば、サーバータスク画面でOnTimeタスクが稼働していることが確認できます。 Linuxやパーティーションサーバーのタスクの更新は [Linuxやパーテーションサーバー時のタスクのインストールとアップデートについて] http://www2.ontimesuite.jp/partition/ をご参照ください。

(42)

ServerSetting文書からOnTimeサーブレットのアップグレードをします。-40-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

ServerSetting文書からOnTimeサーブレットのアップグレードをします。

既にサーブレットを導入している場合は、必ずアップデートを行ってください。 OnTimeサーブレットを導入すると、ユーザーリストやビュー上のユーザー情報、ダイアログボックス、検索画面で使用 される各種データをキャッシュすることでサーバーだけでなくクライアントのパフォーマンスも劇的に向上します。 よってサーブレットは大規模ユーザー時に大変効果がありますが、サーブレットを使用しなくてももちろん動作致しま すので必要に応じてご検討ください。 Windowsサーバーの場合、OnTimeサーブレットはConfigDBにファイルとして埋め込まれているのでServerSettings文 書からインストールすることが可能です。 ServereSettings文書を開いて、右上のアクションのInstall/Updateをクリックします。 クリックするとインストールするフォルダを聞いてきます。 通常はConfigDBが存在するサブフォルダをデフォルトで表示します。 もし作成するフォルダが無ければエラーになりますので予め作成しておきます。 必要に応じて変更します。よろしければ[OK]を押します。 正常に実行が出来れば以下のようなメッセージが表示されます。 もし、エラーメッセージが表示される場合、作業者がサーバーに対して十分な権限があるか確認してください。 Domino Administratorを起動していれば、サーバーコンソール画面でhttpタスクが再起動してOnTimeサーブ レットが起動していることが確認できます。

(43)

Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行-41-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 3.アップグレードインストール

Adminの実行結果の確認とSyncの実施、再度Adminの実行

OnTimeタスクが実行されると直ぐにOnTime Adminコマンドが自動で実行されます。 その結果、UsersビューにはDominoDirectory他からユーザー情報が同期されます。 そのままでもメールDBとも同期(Sync)が始まりますが、今回は強制的に同期を行います。 ServerSettingsビューで該当するサーバーを選択した状態でアクションのOnTimeGC Commands/Syncを実行します。 ご利用になられていたバージョンが少々古い場合は、Syncの代わりにFullSyncを実行して下さい。 但しFullSyncはユーザー数やサーバー数によっては時間が掛かりますので夜間などに実行をしてください。 正常に実行できた場合は、以下のようなメッセージが表示されます。 更にSyncで取得した情報をCalendars文書からUsers文書に反映させるため Adminコマンドを再度実行してください。

(44)

Instant Client Refresher(ICR)のインストールと起動をします。-42-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 4.補足

Instant Client Refresher(ICR)のインストールと起動をします。

(オプション)OnTimeGCICRのインストールを行います。 OnTimeGCICRはノーツStandard版で動作するOnTimeノーツクライアントにおいて、手動更新せずとも自動更新を実 行するオプション機能です。Dominoサーバー上で操作しているユーザーの予定や通知が更新された場合に即座に 画面更新が行われます。 このICRの機能は、Windows 2003 SP2以上でのみ動作します。Linuxはサポート外です。 またOnTimeタスクが稼働するサーバーでhttpタスクの動作を必須とします。 インストールについて 既に以前のバージョンのnontimegcicr.exeが動作している場合は、Domino Administratorから該当タスクを停止してく ださい。 次に下図のように展開したフォルダからインストール先のDominoにあわせて、64bitならWindows64XPから、32bitなら Windows32XPからnontimegc.icr.exeをコピーしてDominoのプログラムフォルダにコピーします。 次にConfigDBの該当するServerSettings文書を開き下図の部分の設定を修正します。

一つ目の選択肢は、Web Socketsを使用する場合は[ws]を、Web Secure Socketsを使用する場合は[wss]を選択して ください。 次のホスト名は、適宜環境に合わせて記述してください。 以降の変数は通常設定変更せずに利用します。 機能を有効にする為におEnableはYesにチェックを付けて有効にしてください。 起動について ICRはOnTimeタスクと違いUIは準備されていません。 サーバーコンソールから直接起動してください。 書式は

> load ontimegcicr ConfigDBのパス\ConfigDBのファイル名 です。 またDomino起動時に合わせて起動させる場合はnotes.iniのServerTasks行に追加出来ます。 既存のServerTask行に configDBがdataフォルダ直下にある場合は ontimegcicr OnTimeGC.nsf configDBがdataフォルダの下のontimeサブフォルダにある場合は ontimegcicr ontime\OnTimeGC.nsf を追加してください。

(45)

Linuxサーバーの場合のタスクのインストール・アップデートは手動です。-43-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 4.補足

Linuxサーバーの場合のタスクのインストール・アップデートは手動です。

Linuxの場合は、ServerSetting文書のアクションでタスクはインストールやアップデートはされません。 ダウンロードして展開したフォルダのTasksフォルダ内の該当するファイルをProgramフォルダにコピーしてください。 Notes.iniへのServerTasks=行への変更も手動でタスクを追加してください。

(46)

SmartCloud Notes(Verse)ハイブリッド環境に導入する際の補足事項-44-Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 4.補足

SmartCloud Notes(Verse)ハイブリッド環境に導入する際の補足事項

SmartCloud Notes(Verse)ハイブリッド環境へOnTimeを導入する際の補足事項をマニュアルの中から集めました。 IBM Verseのメールファイルアクセス(アクセス制御)にOnTimeサーバーグループの追加 OnTimeサーバーは、SmartCloud Notesのメールファイルのスケジュールデータを直接取得し、予定エントリも直接作 成編集します。(正確にはパススルーサーバー経由です) なので以下のリンクを参考にメールファイルアクセスにOnTimeサーバーが所属するグループを編集者以上で登録し て下さい。詳細は以下のFAQをご参照下さい。 http://www2.ontimesuite.jp/scnotes-verse-acl/

メールファイルのフェールオーバー先情報の取得方法を「OnTime Cluster Crawler」にする SmartCloud Notes環境にはオンプレDominoのようなクラスタディレクトリが存在しません。

よってメールファイルがフェールオーバーできる先のサーバーをOnTimeが自ら取得するためにデータベースファイル をクロールして確認します。OnTime ConfigのGlobalSetting文書で「Cluster Files Information From」の設定を 「OnTime Cluster Crawler」にします。詳細は以下のFAQをご参照下さい。

http://www2.ontimesuite.jp/ver452/#cludir

OnTimeサーバーが監視するサーバーリストに該当する全てのSmartCloud サーバーを登録する

OnTimeサーバーがServerSetting文書で監視するサーバーを指定するのはオンプレオンリー環境と同じです。 なので、クラウド側にメールファイルを移動させたのなら、そのクラウド側のサーバーもServerSetting文書の「Servers being monitored for synchronisation」に登録して下さい。

メールサーバー名はSmartCloud Notes管理画面で確認して下さい。通常メールファイルは2つ以上のサーバーに配 備されています。ドミノディレクトリのユーザー文書にはオンプレと同じくメインサーバーしか記載されていません。詳 細は以下のFAQをご参照下さい。

(47)

ライセンスキーとバージョンの確認方法 -45- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 2.インストール - 4.補足

ライセンスキーとバージョンの確認方法

OnTimeの各データベースはノーツメニューの「アプリケーション(データベース)について」で確認頂けます。 特にConfigDBではライセンスキーの保有状態も確認頂けます。 以下のようにメニューから「アプリケーションについて」を選択して下さい。 下図のようにバージョンと保有するライセンス数とライセンスモジュールがご確認頂けます。

(48)

Pollarityデータベース -46- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 1.サポートDBについて

Pollarityデータベース

日程調整オプションで利用するデータベースです。 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 OnTimeを利用するグループ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 なし -Default- なし Anonymous なし データベースはServerSetting文書を保存する際に自動で作成されます。 また各OnTimeサーバー間で複製関係となります。 詳細はコンフィギュレーションマニュアルをご参照下さい。

(49)

Broadcastデータベース -47- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 1.サポートDBについて

Broadcastデータベース

予定や休日を指定したグループにプッシュ配信出来るサポートデータベースです。 管理部署が複数にわたる場合を考慮して複数のDBを運用する場合、各DBは適宜ACLで権限をコントールして下さ い。 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 予定の配信を管理するユーザーとグルー プ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 編集者 但し特定のメンバーだけが編集出来るようにする場合は 適宜制限を厳しくしてください。 -Default- なし Anonymous なし またBroadcastDBは下図のようにAdminコマンド時の処理対象となるようConfigDBに必ず登録して下さい。

(50)

Broadcastデータベース -48- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 詳細はコンフィギュレーションマニュアルをご参照下さい。

(51)

Photoデータベース -49- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 1.サポートDBについて

Photoデータベース

IBM Connectionsのプロファイルで登録した顔写真をOnTimeのビジネスカード情報に表示するための サポートデータベースです。 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 と [Admin]ロール OnTimeを利用するユーザーとグループ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 なし -Default- なし Anonymous なし

(52)

Time Offデータベース -50- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 1.サポートDBについて

Time Offデータベース

休暇申請の簡易ワークフローのためのサポートデータベースです。 以下を参考にACLを確認してください。 種類 アクセス権 管理者及びOnTimeサーバー 管理者 と [ReadAll]ロール 休暇を申請するユーザーとグループ サンプルで「OnTime Users」を参考に。 作成者 と 文書の作成 のチェック 休暇を承認するユーザーとグループ 作成者 と 文書の作成・文書の削除 のチェック と [ReadAll]・[Approver]ロール -Default- なし Anonymous なし

(53)

フォントとフォントサイズの変更 -51- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 2.その他

フォントとフォントサイズの変更

OnTimeノーツクライアントは、Language情報を編集することで使用するフォントやフォントサイズを変更できます。 以下の手順を確認のうえご利用ください。Ver.3.10.0以降でご利用ください。 1.ConfigDBのDeveloperセクションのLanguagesビューを表示してください。 (Developerセクションが表示されてない場合は、ACLのRoleで[Developer]を有効にしてください。) 2.次にビューから変更したいクライアントソフトウエアと言語の設定文書を選択します。 使用できるのは「Notes2011」「TAAG2011」です。 今回はNotes2011の日本語を選択して編集画面を開きます。 3.編集画面を開いたら、本文中に適宜以下の4つのパラメータを設定していただくことで、使用フォントとフォントサ イズをデフォルト値から変更できます。 FONT_APPOINTMENTS=MS Pゴシック FONT_NORMAL=MS Pゴシック FONTSIZE_APPOINTMENTS=10 FONTSIZE_NORMAL=10 4.編集後に文書を保存して閉じてください。それ以降設定が有効になりますので、クライアントで指定の言語に 切り替えると指定したフォントが反映されます。 <<補足>> ■各種パラメーターの設定について 各種パラメーターの説明は以下の通りです。 FONT_APPOINTMENTS・・・メインビューの予定内の文字のフォントを指定します。 l FONT_NORMAL・・・上記以外のフォントをしてします。 l FONTSIZE_APPOINTMENTS・・・メインビューの予定内の文字サイズを指定します。 l FONTSIZE_NORMAL=10・・・上記以外の文字サイズを指定します。 l ■フォントのデザインがおかしくなったら フォントがおかしくなった場合は、追加した4行を削除していただきますとデフォルトに戻ります。 ■使用端末に指定したフォントが存在しない場合はデフォルト値が適用されます。

(54)

ユーザー検索時の検索先の初期値を「全て」にする設定-52- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 2.その他

ユーザー検索時の検索先の初期値を「全て」にする設定

会議招集や個人グループ作成時にユーザーを検索しますが、検索先の初期値が「名前」になっています。 以下の設定を行うことで検索先の初期値を「全て」に変更できます。 Notesクライアントとサイドバークライアント(TAAG)で有効です。 設定はDefaultSetting文書で行います。 文書を開いてSettingパートの「Notes」タブと「TAAG」タブで設定します。必要な方だけ設定してください。 変数名は「”UserSearchDefaultsToAll” 」です。 値は「true」なので間をコロンで結び「”UserSearchDefaultsToAll” : true」と指定してください。 下図を参考に設定してください。 DefaultSetting文書はドミノディレクトリのグループ毎に指定することも可能なので、日本語と違う言語をご利用のグ ループと分けて設定することも可能です。 ちなみに名前と部署などマルチワードで検索する場合は、区切り文字に半角スペースか全角スペースを使用して検 索も可能です。

(55)

マルチドメイン時の構成と注意点 -53- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 2.その他

マルチドメイン時の構成と注意点

オンタイムはNotes/Dominoのマルチドメイン環境をサポートしています。 ご準備いただく環境として、いわゆるマルチドメイン間のメール送信環境を含む以下の環境をご準備くださいませ。 OnTimeサーバーを設置するドメインとのドメイン間の組織相互認証 l OnTimeサーバー上に全ての組織のドミノディレクトリもしくはそのコピー l 関連するドミノディレクトリを使用する為のディレクトリアシスタント l OnTimeサーバーが各種サーバーに接続する為の接続文書 l OnTimeサーバーがメール送信する為のドメイン文書 l もちろん通常の環境と同じく、OnTimeサーバーから接続されるメールサーバーには以下も必要です。 エージェントの実行権限 l 信頼置けるサーバー l 上記はマルチドメインの基本的な環境なので詳細についてはIBMパートナーもしくはIBMにご確認ください。 OnTimeは、上記環境が準備されていれば、 GlobalSettings文書にて上段左の「MultiDomain」のチェックを入れます。(下図参照) l その右の「Directories」に関係するアドレス帳を複数登録します。 l ServerSettings文書にてSync先のメールサーバーを登録します。 l

(56)

Dominoサーバーコンソールコマンド各種 -54- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 2.その他

Dominoサーバーコンソールコマンド各種

通常の運用の場合、タスクに対して何も操作する必要はございません。 更に、必要な場合はConfigデータベースのアクションからコマンドを実行させることも出来ます。 しかしDominoのプログラム文書などコンソールコマンドを必要とする場合のためご案内いたします。 コンソールコマンド 機能の詳細 load ontimegc

path¥ConfigDB OnTimeGCタスクの起動。パスを含めてConfigDBを指定してください。

tell ontimegc admin

全てのユーザーと会議室・リソースでドミノディレクトリとOnTime ConfigDBの同期を行いま す。 併せて、OnTime ConfigDBの各種設定の更新、各メールDBからACL情報とスケジュール データの取得も行います。 続けてBroadcastDBで指定したスケジュールも各ユーザーのメールDBに反映します。 ※毎日毎深夜2時に実行されます。

tell ontimegc sync 全てのユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを取得します。対象はServerSetting文書で指定したモニター先のサーバー全てです。 tell ontimegc sync

nametext

nametextで名前が始まる全てのユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを取得 します。

対象はServerSetting文書で指定したモニター先のサーバー全てです。

例えば、tell ontimegc sync tosの場合はLastNameがtosで始まるユーザーが対象となりま す。 tos*と同じく前方一致です。

tell ontimegc server

sync serverで指定したサーバーの全てのユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを取 得します。 但し指定出来るのはServerSetting文書でモニター先に指定されているサーバー群から指 定してください。 ※サーバー名は組織名を除いたCommon Nameで指定してください。例えばsrv1/certでは なくsrv1です。

tell ontimegc server

syncnametext nametext定したサーバーで取得します。で名前が始まるユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを、serverで指 tell ontimegc fullsync 全てのユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを取得します。※凡例の設定を変更した場合のみ、syncではなくこちらを利用してください。

tell ontimegc fullsync

nametext

nametextで名前が始まる全てのユーザーと会議室・リソースのスケジュールデータを取得 します。

対象はServerSetting文書で指定したモニター先のサーバー全てです。

例えば、tell ontimegc fullsync tosの場合はLastNameがtosで始まるユーザーが対象となり ます。 tos*と同じく前方一致です。

※凡例の設定を変更した場合のみ、syncではなくこちらを利用してください。 Tell ontimegc

broadcast BroadcastDBで指定したスケジュールを各ユーザーのメールDBに反映します。※毎深夜2時にadminタスクとともに実行されます。 tell ontimegc quit OnTimeGCタスクをシャットダウンします。

(57)

OnTime Admin コマンドについて -55- Copyright©2015 OnTime All Rights Reserved. 3.その他 - 2.その他

OnTime Admin コマンドについて

通常の運用の場合、タスクに対して何も操作する必要がないのは前述のとおりです。 更に、必要な場合はConfigデータベースのアクションからコマンドを実行させることも可能です。 Adminコマンドでどの様な処理が成されているのか等詳細はFAQでご案内しています。 さらに各種サブコマンドについてとそれらをDominoのプログラム文書で実行する方法などについても 以下のリンクをご参照ください。 OnTimeGC Admin処理の詳細情報について 1. http://www2.ontimesuite.jp/moreinfoadmin/ Dominoコンソール用OnTimeGC Admin サブコマンド各種 2. http://www2.ontimesuite.jp/adminsubcommands/ Dominoプログラム文書で”Tell…..”を発行する際の設定サンプルについて 3. http://www2.ontimesuite.jp/nservertell/

参照

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