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“Training Planning and Improvement of coaching”

【資 料 集】

ボ・オモセガード

Bo Omosegaard

(4)

トレーニング計画の分野での研究

直接バドミントンについてのもの − コントロールされた、長期間、科学的標準とを結合したもの 私の知識によれば − ない!! バドミントンのための科学的ガイドラインは主に次のことの総和になる: ・バドミントンにとって重要な資質の研究、例えば筋力とパワートレーニング、運動学習、酸素摂取量 ・陸上、水泳、ウエイト・リフティングのような“測定可能なスポーツ”についての研究

バドミントン・トレーニングとトレーニング計画についての私の見解は、

次のものに基づいている:

利用可能な科学的知識 コーチとしての経験 他のスポーツからの知識と経験: ・計画 ・特定のスポーツに具体的で適切な資質のためのトレーニング ・具体的な技術的要素のためのトレーニング 洞察力と直観     試行錯誤、“箱の外から考える” ・(80年代半ばまで、誰もが「ストローク・プロダクションで手首の屈曲/伸展が唯一の最もパワーを生み出 す要素である」ということを“既定の事実と思っていた”) 一つの方法だけではなく、多くの方法(way)がエクセレンスへと導く しかし、明らかに、多くの道(road)はエクセレンスへとたどりつくことがない! しかし、真の愚かさは、同じことをいつもいつも行っていることで、同じことをくり返しながらいつもと違っ たことが起こるだろうと期待していることである。

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バドミントンでのトレーニング計画に不可欠なもの

1 ーバドミントンのプロフィール     トレーニング計画にどのような要素が含まれているのか?     どのようなクオリティ(qualities:資質)をトレーニングしなければならないのか? 2 ープレーヤーのプロフィール、あるいはプレーヤーのグループの一般的プロフィール 個別/グループの共通基盤の上でトレーニングされたクオリティ(qualities)の優先順位が変わる 可能性     おそらくいくつかの具体的な要素が加わるだろう 3 ートレーニング計画について知識     トレーニング計画それ自体のプロセスについての知識     選択したクオリティ(qualities)に対して、トレーニングをどのように計画するかという知識 4 ー体力的資源     トレーニング設備、トレーニング・パートナー、指導者、医学的支援、その他、その他 5 ータイム・フレーム(時間の枠)とプレーヤーの責任     大志、やる気、目標、仕事/学業、利用可能な時間、その他、その他 6 ー短期目標・長期目標     目標は結果としてとらえ、発展的な目標を確認する 上の項目のいくつかをさらに詳細に扱う

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私の基本的な見解:

バドミントンは基本的に技術的なスポーツである。

1-バドミントンのプロフィールー概観

1a-体力的ディマンド エネルギー産生過程についてのディマンド 筋力のディマンド 柔軟性のディマンド 1b-技術的ディマンド ストローク・プロダクション フットワーク 1c-戦術的ディマンド 戦術的蓄積 具体的な戦術の遂行 オン・コートでの現実の状況に戦術的に対応する能力 1d-メンタル・ディマンド 長期間のトレーニング体制に上手く対応し、その利益を最大にするメンタル能力 試合で自己の最善を尽くすことができるメンタル能力

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1a-体力的ディマンドーエネルギー産生過程についてのディマンド

酸素摂取量-絶対値     人 数 体 重 V� O2max 男子 デンマーク エリート 1977 9 74.1 59 デンマーク エリート 1985 6 73.3 61 デンマーク エリート 1988 10 73.7 65 デンマーク エリート 1992 14 76.9 64 デンマーク エリート 1995 10 74.5 63 女子 デンマーク エリート 1978 9 57.0 53 デンマーク エリート 1985 10 66.7 51 デンマーク エリート 1988 7 64.3 55 デンマーク エリート 1995 8 64.0 55 1977-1995年度のデンマークのトップ・プレーヤーの最大酸素摂取量(V4 O2max) 酸素摂取量-相対量  1979年 2003年 男子シングルス   92% 92% 女子シングルス   88% 90% 男子ダブルス   81% 89% 女子ダブルス   71% 86% 混合 男子/女子   77/66% 87/82% デンマークのエリート・プレーヤー

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間欠的(運動)特性

作 業 期ー休息期の割合は、40−60と50−50の間が典型的である。しかし、1−90秒の変動がある。      ラリーの平均と休息の長さは6−10秒 − ラリーの数よりも変動が少ない。 一般的に:より長いラリーがより標準的になっている。そのことは、休息期よりもラリーの方で。 持続時間 15−120分/試合−一般的には20−60分 “典型的なセット15−10”では20分 国内レベルの試合:3大会で一日に10試合以上 国際的レベルの試合:1大会1日あたり1−2試合

エネルギー・システムー全体図1

 この図は、酸素の貯蔵体・血液から筋組織への輸送媒体(トランスポーター)としてのミオグロビンの役 割の原理を、図解しています。これは一つの想像上の状況で、この状況下で全てのラリーと休止は10 秒で 終わります。ラリー中のスピードは、酸素を平均的に使用するもので、明らかに最大酸素摂取量よりも低い ものです。

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 通して通常のコンディションであるとして、ラリー中エネルギー・システムの全部が動員され、乳酸、 Cr P-ATP システムの二つは休止期に一部再充填されます。図14と16も見てみて下さい。

エネルギー・システムー全体図2

 長いラリーが乳酸システムを強く活動させます。休止期に入って、酸素システムを経て筋は蓄積された乳 酸を除去することが必要になります。その結果、通常の長さ(デーレーション)の休止期一つでは、次のラ リーの前に貯蔵酸素全ての再構築を十分にやれないかもしれません。

結 論

 CrP、ATPと乳酸システムは、筋へのエネルギーの90%以上を産出するが、エネルギーシステムの稼動を 維持するために100%必須であるのは酸素システムである。

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■ロング・インターバル・トレーニング 80-95% V4 O2max ●ロング・インターバルのための作業ー休息のコンビネーションの例  (12 + 3 )分 (即ち、12分の作業と3分の休息)  ( 8 + 2 )分  ( 4 + 2 )分  ( 3 : 30 + 1 : 30 )分  ( 0 : 40 + 0 : 20 )分  を 30 ∼ 90分! ■ショート・インターバル・トレーニング ショート・インターバル・トレーニングには中心的にも周辺的にも非常に大きなエアロビックな効果があ ります。高いテンポは、ST、FTいずれの線維をも開始から正しく活性化します。ショート・インターバル・ トレーニングはまた或る一定のアネロビックな効果も齎します。 90-100% V4 O2max ●ショート・インターバル・トレーニングのための作業ー休息・コンビネーションの例  ( 2 : 15 + 0 : 45 )分  ( 1 : 30 + 0 : 30 )分  ( 1 : 00 + 0 : 30 )分  ( 0 : 45 + 0 : 15 )分 ■ショート・ショート・インターバル・トレーニング 作業ピリオドも休息ピリオドも5−15秒で終わります。作業時心拍数は、これまた最大酸素摂取量の90− 100%に届かなければなりません。テンポとしては、最大でなくてもよいのですが高くなければいけません。 トレーニング・デューレーションはかなり短いものにしなければなりません。このタイプのトレーニング は、エアロビック過程もアネロビック過程も両方活性化します。それは丁度バドミントン・ゲームと同じ なのですが、効果は主としてエアロビックな方にあります。 トータルなトレーニング時間は、10−35分です。 ●ショート・ショート・インターバル・トレーニングでの作業-休息コンビネーションの例  ( 15 + 15 )秒  ( 10 + 10 )秒  ( 5 + 10 )秒

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1a-体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド

 バドミントンのフットワークの概観を作り出すために、フットワークを4つの局面に分けることが便利で ある。オン・コートで、全ての組み合わせを見ることができる − 特にダブルスで。 1) プレーイングセンターでのフットワーク   スプリット・ジャンプ/プレーテンション・ジャンプ   一般的に、どのプッシュ・オフでも、最大ファンクショナル筋力の85−100% 2) ヒッティング・エリアでの動き   多くの異なる運動パターン   最大下から最大スピード 3) ストロークに繋がるフットワーク   ランジ、シザース・ジャンプ、両足着地、両足ジャンプ   一般的に、どのプッシュ・オフでも、最大ファンクショナル筋力の85−100% 4) プレーイングセンターに向かって戻るフットワーク   多くの異なる運動パターン   最大下から最大スピード

 Jens Peter Nierhoffが、ロング・バックハンド・コーナーからプレーイング・センターへ向かい、引き 続いてネットのバックハンド側へ移動、ここでロブを返す。プレ・ローディング(前負荷)の掛かるジャ ンプ(像1−3)とそれに続くプッシュ・オフ(3−5)に注意しなければならない。(Omosegaard, B 1983 Biomechanical analysis of Badminton under match-like conditions. Gymnastikteoretisk Laboratorium A&B Kobenhavn)

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1a-体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド

フレーム 秒 床とのコンタクト 位置 (バック・バウンダリー・ ラインを0とする) 速度 (ネットに向かう方向を +、反対方向をー) 加速度 (ネットに向かう方向を +、反対方向をー) 床 か らCG( 重 心 ) ま で の高さ

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1a-体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド

プレ・ロー ディング・ジャンプ(像1)のラスト・ステージ中にバック・ラインからプレーイング・センター に向って移動するプレーヤー。プレーヤーは両足で着地し(像2) 、次のシャトルがバック・ラインの方に 来たので、ブレーキを掛け(像3)、次に両足で蹴って(プッシュ・オフして)(像4)、後方にジャンプする (像5)。K1は、身体を運ぶために発揮しなければならない力(force)である。曲線1は、一連の絵の流れに 従ってプレーイング・センターから典型的なプッシュ・オフを行っている間の、膝と股関節(ヒップ)の伸 筋における筋力の発現を図示している。曲線2は、プレーイング・センターでの立位(スタンデング・ポジ ション)からプッシュ・オフしている時の筋力の現れ方を図示している。水平の細かい平行線部分は、プレー イング・センターに向かって運動が止められるところに相当する。バック・ラインに向けてプッシュ・オフ が開始されると、既にプッシュ・オフの筋群には非常に高い張力が存在する。プッシュ・オフの間に張力は 落ち、同時に筋の収縮スピードは増大する。交叉線部分はスタンディング・ポジションからプッシュ・オフ までに相当する。始めの所では、プッシュ・オフの筋群に僅かに小さな張力があるだけで、換言すれば張力 は体重を運ぶに必要なだけのものである。プッシュ・オフの1 / 3までの間に張力が増大されなければなら ず、その結果曲線1におけるプッシュ・オフより遅いプッシュ・オフになる。垂直線部分は、効果的なプレ・ ローディングの恩恵に相当する(Omosegaard, B 1983 Biomechanical analysis of Badminton under match-like conditions. Gymnastikteoretisk Laboratorium A&B Kobenhavn)。

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1a-体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド

 様々な長さのプッシュ・オフ時に筋力と爆発的に運動する能力が、大きくなって行く力にどれ程影響する ことができるかをアウトラインで図示したもの。例えば、プレーイング・センターで主要な方向にプッシュ・ オフするような、短い・素早いプッシュ・オフにとって、重要さを特定な形で決定しているのは爆発的な資 質である。最大筋力は、例えばランジ・ジャンプにおけるような片脚での“きつい”プッシュ・オフ時に、 とりわけ重要である。 コーナーでの一般的なプッシュ・オフの時間とプレーイング・センターでの“低速でのプッシュ・オフ”  片足でのプッシュ・オフは0.52秒 共通偏差0.38-0.95  両足でのプッシュ・オフは0.32秒 共通偏差0.16-0.55 1試合中のプッシュ・オフの回数  一般的な“15−10のセット”では20分かかる。およそ、1プレーヤー /1ペアあたり300回の返球=600回のプッ シュ・オフ。  シングルス・プレーヤーの場合、1時間の試合中に最大、あるいは最大に近い1,800回のプッシュ・オフに 達する。 0.2 0.5 sec. “最大筋力の弱いプレ-ヤ-" “最大筋力の強いプレ-ヤ-" 筋の張力

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1a-体力的ディマンドー下肢の筋における筋のディマンド

結論  トレーニングする重要なクオリティ(qualities)  最大コンセントリック筋力  最大エキセントリック筋力  RFD(筋力の立ち上がりの速さ)  最大下でのプッシュ・オフの持久性

Increased rate of force development and neural drive of human skeletal muscle following resistance training (Per Aagaard1, 2, Erik B. Simonsen3, Jesper L. Andersen4, Peter Magnusson2, and Poul Dyhre-Poulsen1) J Appl Physiol 93: 1318-1326, 2002. First published July 12, 2002

0 200 400 600 800 1000 1200 0 1000 2000 3000 4000 5000 RFD=Δf /Δt 大腿四等頭筋 最大筋力 Δt Δf 力 ( N ) 時間( msec)

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1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

 ラケット・ヘッドの速さは、0.05秒間に像1:18.5m/s−67km/h から 像6:46m/s−166km/hまで加速され る。シャトルのスピードは、67m/s−242km/h。  前腕の回内:0.006秒で180度=3000deg/s(平均速度)  肩の前方への回転:0.10秒で130度=1300deg/s(平均速度) 体幹の回旋 右肩を前方へ 左肩を前方へ 肘 伸展 屈曲 肩 内側に回旋 外側に回旋 前腕 回内 回外 秒 シャトル コ ン タ ク 0.2 0.1 0.1

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1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

角速度 筋力 × × この部分での力の発揮 肘 肘の伸展筋 肩 内旋筋 前腕 回内筋 伸展 屈曲 内旋 外旋 回内 回外 0.2 0.1 0.2 0.1 0.2 0.1 0.1 0.1 0.1 シャトル コンタクト

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1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

肩 トレーニング後 トレーニング前 内旋 外旋 シャトル コンタクト 力 速度

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1a-体力的ディマンド-腕/肩における筋のディマンド

効果的なラケット・スピードとパワーのトレーニング前後 変化は: RFD(力の立ち上がりの速さ)     最大筋力     エキセントリックな負荷     タイミングとシャトルとのコンタクト     内部筋(インナーマッスル)のタイミング 肩 前腕 トレーニング後 トレーニング前 0.2 0.1 0.1 0.2 0.1 0.1 内側 外側 内旋 回内 回外 回内 力 速度 力 速度 トレーニング トレーニング前

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1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

回内の筋力とフォアハンド・スマッシュの速度の間の関係 デンマーク“Project Olympic Games – 92”のテスト結果

シャトルの速さ (ラケットの速さは、シャトルの速さのおよそ0.68倍) × × × ×× × ×× × × × × 250 300 350 350 km/h 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 30 32 回内の力 Nm ●   エキセントリック 180 °/秒 ×  コンセントリック   5 °/秒 女子 女子女子 男子女子 男子 女子 男子 男子 男子男子 男子 男子 ×

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1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

筋力トレーニングが垂直跳びにどのように影響を与えるかについてのシミュレーション研究  筋 力(%) ジャンプの高さ(cm) 最適化前 ジャンプの高さ(cm) 最適化後 最初の値 100 40 膝の屈曲 + 5% +10% +20% 38.3 / - 4.3% 33.5 / -16.3% 31.0 / -22.5% 40.8 / + 2.0% 41.2/ + 3.0% 43.0 / + 7.5% 両脚とヒップの屈曲 + 5% +10% +20% 39.9 / -0.3% 36.7 / -8.3% 38.0 / -5.0% 41.9 / + 4.8% 43.9 / + 9.8% 47.8 / +19.5% MEDICINE AND SCIENCE IN SPORTS AND EXERCISE 1994

Maarten F. Bobbert & Arthur J. van Soest, The Netherlands

1a-体力的ディマンドー腕/肩における筋のディマンド

持久性 現代のダブルスは次のような特徴を持つ ・最大、あるいは最大下のスマッシュのトータル数の増加 ・連続スマッシュの数の増加。スマッシュ 30本以上連続することは稀である。  この件については統計的資料を持っていない。しかし、この現象が見られるデンマークのエリート・バド ミントン・プレーヤーの間に、肩の障害の発生する頻度が増加していることは分かっている。 トレーニングの結論 資質 トレーニング方法 力の立ち上がりの速さ 激しいレジスタンス・トレーニング>80% 1RM プライオメトリック・トレーニング 最大コンセントリック筋力 激しいレジスタンス・トレーニング 最大エキセントリック筋力 激しいレジスタンス・トレーニング エキセントリックト・レーニング コーディネション 技術練習 “最大下での持久性” 基礎的持久性トレーニング

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1b ー技術的ディマンド

ストローク・プロダクション レパートリー:コート上の全ての場所からのショットの範囲、攻撃的、ニュートラル(中立)、守備的、ディ セプティブな性質 正確さ 安定性 フットワーク レパートリー:コート上の全てのエリアをカバーし、ストローク・プロダクションに多くの選択肢を与える フットワーク技術の範囲(Range)。それは戦術的選択によって可能になる。 正確さ 安定性 全てのバドミントンの技術は タイミングによって限定され 位置によって限定される (サーブの状況を除く) 全てのバドミントンの技術的トレーニングに根本的な影響を与えているという事実 例 一部の小さなグループのエリート・プレーヤーに関するもので科学的に記録されていないもの A:肩と前腕のローテーターの筋力を改善するための4 ヶ月のトレーニング・プログラム スマッシュ・スピードの変化は次のようであった:    27%     31% 34% B:スマッシュに特化したトレーニングを何も行わない - 4 - +1% C:機能的プライオメトリック・トレーニング(スカッシュ・ラケットなど) +4 - +11% D:技術的、機能的プライオメトリック・トレーニング          10 - +22%

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“技術・体力・戦術・メンタル‐サイクル”

トレーニング: 技術トレーニング 体力トレーニング 主 要 な 成 果: ↓ 新しい技術の習得 既存の技術での運動 身体的基盤の改善 トレーニング: ↓ 技術トレーニング 体力トレーニング 主 要 な 成 果: 技術の改善 トレーニング: 戦術トレーニング 主 要 な 成 果: 技術と戦術の選択肢の範囲の改善 トレーニング: メンタル・トレーニング 試合練習と 優先順位の低い試合 主 要 な 成 果: バドミントンのパフォーマンスの改善 ↓  元へ戻る! コメント 目的を計画化するのに非常に有効 このタイプのサイクルは多くの目標をターゲットにできる。 主要な焦点を示すだけで―全てのトレーニングをいつもある程度は進められる。なぜなら技術、体力、戦 術、メンタルの要素での全ての改善は維持されなければならない―そしてこのように―“TPTM-サイク ル”を通して改善される。 ―そして、次の“TPTM-サイクル”に進む!

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神経系によって伝達される移行(Transfer)

基本的原理  同じような運動が二つの異なった条件で行われる。  4−10回それぞれ反復され、その合間中止することはない。  条件が異なるので、二つの運動が全く同一のものにはなりえないが、可能な限り近づくことはできる。 重い負荷からより軽い負荷へのチェンジ  例えば、スマッシュのエクササイズにおいて、スカッシュ・ラケットからバドミントン・ラケットにチェ ンジすると、バドミントン・ラケットのスピードが“いつもの状態”よりも速くなる。  次のように説明できるだろう:重いスカッシュ・ラケットによる遅い運動は、神経‐筋システムに大きな 力を発揮するためのよりよい条件を与える。バドミントン・ラケットに変えてより軽くすることで非常に速 く振れるようにすれば、その加速のパターンが神経‐筋システムにかなり供給されて、大きくなった力がよ り速いラケット・スピードを生み出す。 軽い負荷からより重い負荷へのチェンジ  例えば、軽くしたバドミントン・ラケット(ストリングを張ってないとか、フレームのトップ半分をとっ たとか)から普通のバドミントン・ラケットに持ち替えて、スマッシュを返球する素振り練習をすると、普 段の状態よりも速いラケット・スピードを生み出すことができる。  次のように説明できるだろう:軽いラケットによる速い運動が、神経‐筋システムにより速い筋内部の痕 跡を残す。これが普段のラケットの速さより速くなったことによって、速くなった分の活性のパターンが供 給されて、その結果普通のラケットのスピードが速くなる。 単純な条件からより複雑な状況へのチェンジ  例えば、フットワークのシャドウ・エクササイズから、決められたコーナーでのマルチ・フィーディング によるエクササイズに直接変えてやると、オン・コートでの移動が通常より速い運動となる。 次のように説明できるだろう:通常のゲーム練習あるいはランニング・シャトル・エクササイズでは、脳は 複雑な状況を処理している。その結果、遅い運動となる。単純な状況(勿論速さに焦点を当てて)を設定す ることで、速さが劇的に増加する、そこで直ぐにもう少し複雑な練習に切り変えてやると、前の練習の高い スピードをかなり保持することができる。    このタイプのエクササイズを何回も繰り返すことによって、一時的な改善であったものが次第に半永久的 なトレーニング効果となっていくことだろう。

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トレーニング効果のテストとモニタリング

絶対的テスト    絶対的目標と標準を設定するために テストー再テスト    トレーニング効果のコントロールとモニタリングするために スクリーニング・テスト    潜在的に障害にいたるであろう危険領域を検証するために リハビリテーション・テスト    ビリテーション計画の一部としてテストしなさい。    医学スタッフを優先しなさい。

絶対的テスト

トレッドミルによるV4 O2max フィットネス・インデックスml oxygen/min/kg シングルス ダブルス 男子 女子 男子 女子 エリート選手 国内/国際レベル 68 - 73 58 - 63 65 - 70 58 - 63 国内リーグ選手 60 - 65 50 - 55 56 - 62 48 - 53 地方/地域リーグ選手 52 - 60 45 - 50 50 - 56 43 - 48  フィットネス・インデックス。様々なスタンダードのプレーヤーをシングルスとダブルスのカテゴリーに 分けた目標領域(target zone)。フィットネス・インデックスは、プレーヤーに特定の条件を付けずに求めら れました。(したがって)ここでの知見は、注意して用いなさい。バドミントン・ゲームにおける弱点を補 うことのできる方法は特にたくさんあるはずだからです。 垂直跳び(ジャンプ到達距離) 男子 女子 エリート・プレーヤー/国際レベル 65 - 75 52 - 62 国内リーグ・プレーヤー 60 - 70 48 - 55 地方/地域リーグ・プレーヤー 55 - 65 45 - 55  様々なレベルでの男女別の垂直跳び(cm)の目標範囲。ここで明示されたものは、特定の条件をつけな いプレーヤーのものなので、注意して扱うこと。

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アイソキネティック・テスト

例 脚の伸展と屈曲    前腕の回内/回外 ランジ・ジャンプ・テスト A “スタンディング・ランジ”の長さは、テー プを踵の位置にマ-クする。足首をしっかり 伸ばし、下腿を垂直に、大腿を垂直にするよ うに注意しなさい。 C もしよい試技があったら、直ちに左側の人指 し指でマークしなさい。 B テスト・リーダーは、最もよい試技を右側の人 指し指でマークしなさい。 D  もしプレ- ヤーがスターティング・ラインの 後方にバランスよく戻れば、右側の指を最も よい結果として“採用” する。バランスを崩 すことがあれば、左側を持ち上げ、試技はカ ウントしない。 ターゲット・ゾーン:男子は60-70cm、女子のトッププレーヤーは35-45cm

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柔軟性ーハムストリング

 膝関節伸展位での股関節の屈曲。プレーヤーはテーブル上か似たような所に横になる。 テスト・リーダー は下腿を持ち、一方の腕で膝の伸展を保ちながら、他の腕でもう一方の脚を床の上方に屈曲させる。脚を徐々 に上方に動かす。バドミントン・プレーヤーに要求される柔軟性は90度∼ 100度。 スマッシュ・パワー - シャトル・スピード 方法によって結果は異なる ドップラー・レーダー ビデオ レーザー・ガン ビデオ観察

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テストー再テスト

 どんな種類のエクササイズも実際のトレーニングかバドミントン・ゲームに密接に関係しているべきで、 可能な限り、標準的で、再現可能な条件を設定しなさい。 筋力テスト 1RMまたは最大コンセントリック筋力 筋持久力 等速か、回数か、時間か 時間の長さは15秒から120秒の間 決まったルーティンによる心拍数のモニタリング 酸素摂取量 クーパーの12分間走 オストランドのエルゴバイクによるテスト

一般的評価

実際のパフォーマンス、目標のトーナメントでの成績 一般的な上達目標 試合中の観察と体力、戦術、そしてメンタルな側面を考慮したトレーニングを根拠にしたコーチによるプレー ヤーの評価

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分析プログラムによるコンピュータ

 “Dart Fish”のようなPCのプログラムは、統計的な戦術分析手段と技術分析の支援ツールを提供する。  ポール・エリック、ホイヤー・ラーセン選手(アトランタ・オリンピック(1996年)において男子シング ルスでゴールドメダリスト)のテスト結果から見たトレーニング効果の推移

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典型的なシャトルとラケットの速度

      シャトル     ラケット アンダーアームによるリフト    64mph/103km/h 44mph/ 70km/h フォアとバックハンドのクリアー   110mph/177km/h 75mph/120km/h フォアハンドスマッシュ 遅い速さ   145mph/230km/h 99mph/159km/h   同 上  測定された最大速度   209mph/335km/h 143mph/229km/h

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バドミントンの体力ディマンドのまとめ

バドミントンの需要についてのまとめ  バドミントンに参加することによって生じる最も重要な需要を以下にリスト・アップした。それぞれの資 質は、1 ∼ 3の尺度(スケール)でカテゴライズ(類別) した。1が‘最も重要’。 資 質 カテゴリー 酸素摂取量 1 乳酸耐性 2 股関節、膝、足首の伸展筋: 最大エキセントリック筋力 1 最大コンセントリック筋力 1 爆発的筋力 1 持 久 力 1 胴体: 最大筋力 2 持 久 力 2 資 質 カテゴリー 肩とストローク・アーム(利き腕) 最大エキセントリック筋力 1−2 最大コンセントリック筋力 1−2 爆発的筋力 1    スピード筋力 ? 1−2 持 久 力 2 柔軟性: 股関節、ハムストリングス 2 肩、ストローク・アーム(利き腕) 3   (スピード筋力については、現在は疑問であるために、?がついている)

トレーニング計画(ストロークの強化)

6月1日 7月1日 8月1日 9月1日 10月1日 11月1日 12月1日 筋力 一般的筋力 最大筋力 エキセントリック筋力 パワー 技術 新しい要素 プレッシャーの元で プライオメトリック 基礎的投げとキャッチなど バドミントンに関連したエクササイズ バドミントン・エクササイズ シャトルなし トレーニング内容

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異なる種類のトレーニングにおける重要ポイント

最大筋力 各反復を始める時に、勢いよく負荷に取り掛かる(“attack”) エキセントリック筋力 ゆっくりとペースをコントロールして パワー 各反復の最初から最大強度 プライオメトリック筋力 “転換点turning point”に焦点を当てる最大強度 基本的な投げとキャッチの エクササイズ “転換点turning point”最大速度 バドミントンに関係した エクササイズ 正しい技術 反対方向への運動での、“転換点turning point”、 スピードのコントロール バドミントンのエクササイズ シャトルなし 正しい技術 反対方向への運動での、“転換点turning point”、 スピードのコントロール 最大強度 バドミントンのエクササイズ シャトルあり 上と同じことタイミング マシーン フリー・ウエイト ハンド・ウエイト 違うボールで ラケットで打つ 一般的筋力 最大筋力 エキセントリック筋力 パワー プライオメトリック筋力 基本的投げとキャッチの エクササイズ バドミントンに関係した エクササイズ バドミントンのエクササイズ シャトルなし バドミントンのエクササイズ シャトルあり

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 超回復の原理を視覚的に図解。図は、トレーニング、回復、超回復、開始時点への帰着というサイクルの 構成を説明している。  多過ぎる・少な過ぎる・最適なトレーニング量による、パフォーマンスの向上  A: “維持”効果を伴うトレーニング。トレーニング効果は、次のトレーニング単位の前に完全に消失する。  B: パフォーマンス“ 破壊”の効果を伴うトレーニング。身体は、各トレーニング単位の間に完全に回 復する時間がない。これは結果として、オーバー・トレーニングや使い過ぎによる傷害の危険と隣り 合わせの状態を導く。  C: パフォーマンスの改善効果を伴うトレーニング。このトレーニングは、超回復期に行われる。連続し て改善を手にするには、トレーニング量が漸増するものでなければならない。

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       筋組織 A は、結合組織 B よりも早 く再生する。長時間に亘って一つ の意図に焦点を当てた高筋力トレ ーニング(C)は、筋と腱組織の 筋力の間にインバランスを作り出 す。 強度を上げ過ぎた爆発力のトレ- ニングは、回復が十分に取れなく なる程腱組織を消耗させ、腱組織 の張力は実際に D に図解されたよ うに減少する。 C と D の両方の状況は、疑いなく、 過負荷による傷害を引き起こす。

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(37)
(38)

 シーズン中個人々々の資質は異なる優先順位からなる。スケジュールは水平に読むこと。 垂直方向の対照 は個人個人の資質の間にはない。 1−5の数字は、1=非常に重要から、5=重要ではない、までの拡がりである。 1シーズンにおけるトレーニング量と強度  1回の試合期で1回のピークしかない。  1週間のトレーニング強度は平均化された強度で示されているが、1週間の中にトレーニング強度を高くす る日も低くする日もある。  本図は、どのような技術、身体、戦術的な見地があるかを解説したもので、準備段階での作業(鍛錬)の 最も基礎的なものである。専門準備期中のトレーニングは、一般準備期中の全ての領域中で向上した技能の 上に構築される。 修正したトレーニング量

(39)

 4週からなる1マクロ・サイクルをどのようにまとめるかの五つの例

(40)

準 備 段 階 一般(的)準備期 専門(的)準備期 新しい技術要素の習得 プレー中の新しい技術要素 プレーヤー自身/ペアーを基点とする基礎的な戦術 2−3タイプのプレーヤー を元にした幾つかの戦術 競技(試合)はナシ できるだけ重要でない試合 エアロビック・パワー・トレー ニング:長距離、ディ スタンス& ロング・インターバル・トレーニング 主としてショート・ショート・インターバル・トレー ニング 筋力トレーニング:基礎的筋力、最大筋力 爆発的筋力と最大筋力の維持 基礎的なジャンプ・エクササイズ プライメトリック・エクササイズ 主としてフィジカル・トレーニングと合わせた フォーマル・エクササイズ 主としてファンクショナル・エクササイズ 試 合 段 階 前 試 合 期 試 合 期 試合に近いコンディション下での技術の改善+ 来るべき・既知の相手を想定した技術的なトレーニング 試合に近いコンディション下での戦術の改善+ 来るべき・既知の相手を想定した戦術的なトレーニング トレーニングを調整するための視点を持った二次 的な競技ヘの着手 シーズンにおける最重要試合 エアロビック・パワー・トレー ニング: 主として ショート、そしてショート・ショート・インターバ ル・トレーニング ショート・インターバル・トレーニング・タイプを 使った維持 筋力トレーニング:爆発的筋力と最大筋力の維持 爆発的筋力と最大筋力の維持 乳酸能力:ロング・アネロビック能力トレーニング ロング できるならショートのアネロビック能力トレーニ ングを使った維持 特別な負荷を用いた・用いないプライオメトリック なエクササイズ 特別な負荷を用いた・用いないプライオメトリック なエクササイズ 主としてバドミントンに近いエクササイズをフィ ジカル・トレーニングと合わせたもの 主としてバドミントンに近いエクササイズ

(41)

フォーマル・トレーニングとファンクショナル・トレーニング

ラケット・スピードとパワーのためのトレーニング

一般的筋力

マシーン

最大筋力

エキセントリック筋力

フリー・ ウエイト

パワー

プライオメトリック筋力

ハンド・ ウエイト

---

基本的投げとキャッチのエクササイズ

バドミントンに関係したエクササイズ

バドミントン・ エクササイズ シャトルを使わない

バドミントン・ エクササイズ シャトルを使う

---

バドミントンのプレー

試合

フ ォ ー マ ル

ファンクショナル

(42)

修 正 し た ト レ ー ニ ン グ 量

(43)

(44)

修 正 し た ト レ ー ニ ン グ 量

(45)

 第二に重要な大会に上げられた、競技的ミクロ・サイクルの高いレベルのコースの例である。

(46)

トレーニング計画のまとめ

● どんなトレーニング・プランも、多くの厳しい選択から構成されている。最も重要なことは、全体計画 がトレーニングする中で発展すること・多様化することが必ず保証されていることであり、合わせて、そ れがプレーヤーを一つ或はそれ以上の目標の実現に必ず導いてくれることである。当然、計画は十分やり 通せるような、現実的なものでもなければならない。  プロセスは必然的に2つのカテゴリーに収められる:全体にわたる計画と分単位で示された時間、連続 したまとまり(シリーズ)負荷の具体化である。 全体計画の抄録: ● 意欲、時間、設備、財政などに関して、バドミントンに費やしたい時間と努力を考慮する。 ● 長期、短期目標を書き出し、自分の能力を心に留めておく。 ● 競技会に優先順位をつけ、これに従ってシーズンをトレーニング期に分ける。 ● 各トレーニング期を、2 ∼ 6週のマクロ・サイクルに分ける。 ● 各マクロ・サイクルに、主要目標を与える。このためには、シーズン或は一年というものを心に留めながら、 一人ひとりのプレーヤーの評価が必要になる。 ● 個々のマクロ・サイクルの中でトレーニングする他の資質をリスト・アップする:シー ズンと一つ一つ のマクロ・サイクルの主要目標をもう一度、心に留める。 ● 所謂“アンビシャス・プレーヤー”が関係する各マクロサイクルを、主に1週の長さから成るミクロ・ サイクルに分割しなければならない。各々は、4つのミクロ・サイクルのタイプの内の一つとして、分属 されなければならない。 ● “標準的な競技プレーヤー”のためには、優先順位1位の競技会までのトレーニングを1週ベースで分 割してやるべきかもしれない。 具体的なトレーニング・プラン: ● トレーニングするべき技能〔スキル)をリスト・アップする。 各技能のために、フォーマル・トレーニ ングからファンクショナル・トレーニングまでの幾つかのエクササイズ・タイプを用意する。このように して、トレーニング強度と、フォーマル/ファンクショナル・トレーニングの組み合わせを、エクササイズ・ タイプの選択と/或は各エクササイズのテンポを通じて調節する。     少なくとも、二つ先のトレーニング周期を計画しなければならない。 ● トレーニング時間、トレーニング強度、フォーマル/ファンクショナル・トレーニングの組み合わせを、個々 のマクロ乃至ミクロ・サイクルのガイド・ラインに従って、各トレーニング日のために決定する。これは、 エクササイズの選択や各エクササイズの時間・テンポの割付け、を経てなされる。強度、分の刻み方、シリー ズの数などをどのように調節〔コントロール〕するのかについては、別途トレーニング・プログラムのセ クションで、具体的な指標を提供したい。  計画の立案は、計画したトレーニングの効果を意識することが重要であり、必要があれば変更しなければ ならず、2 ∼ 5週間前に実施するのが最適。  ここでは、試合に向けたトレーニングを外れた伝統的なトレーニングについては除く。その領分のものは、 調節が簡単で、経験のあるコーチなら非競技的なトレーニングをトレーニングの中に計画して、上手に進 めることができる。 ● もし、前のシーズンのトレーニング日誌が利用できるなら、これを計画のためのベースとして使いなさ い(コンディションが多かれ少なかれ同じなら!)。

(47)

  うに、計画する。 ● 最後にトレーニング・プランをクロス・チェックしなさい:  各トレーニング単位のトレーニングは適正に調整されており、それによって多様な技能のトレーニングか らのコンバインド・トレーニングがふさわしいものになっているか?  次に: シーズン全体或はその一時期を考えてみて、各技能のトレーニングは量と強度の見地から必要とさ れた発達を与えているか?

ラケット・スピードとパワーのためのプライオメトリック・トレーニング

エクササイズの4つのグループ 1 基本的投げとキャッチのエクササイズ メディシン・ボール、ハンドボール、フットボール(サッカーボール) 片手/両手での投げ 投げ/キャッチ→投げ 横になって、立って、座って… いろいろな方向に投げる 2 バドミントンに関係したエクササイズ ケーブル・クロス ハンド・ウェイト 非常に重いラケットあるいはラケットのようなもの 3 バドミントンのエクササイズ シャトルなし バドミントン・ラケット 重いバドミントン・ラケット スカッシュとテニス・ラケット 手首につけるウエイト・カフ 4 バドミントンのエクササイズ シャトルあり バドミントン・ラケット 重いバドミントン・ラケット スカッシュとテニス・ラケット 手首につけるウエイト・カフ

(48)

 グループ・メソッドによる計画。図は、最後の重要競技会と、3、4、5週のインターバルを置いて向かう 次の競技会のグループとの間のマクロ・サイクルのトレーニングを表している。カッコの中のミクロ・サイ クルは、次の競技会が優先順位1位の時に使われる。  インターバル・メソッドによる計画。図は、インターバル・メソッドを用いた競技会間のトレーニングを 示したものである。括弧の中のミクロ・サイクルは、もしその後にくる競技会が最優先のものであるのなら 使われるもの。

(49)
(50)

筋力トレーニング・プログラムの例

 プレーヤーが前ページの図に従い、優れた筋力トレーニングの施設があるとして、以下に筋力トレーニン グ・プログラムの例を具体化した。プログラムは、シーズンの全体計画を基盤として案出されている。これ は、明かに5 か月の筋力トレーニングよりもっと後の、第2 一般準備期までに導入されるエキセントリック・ トレーニングと全く同じものである。

(51)
(52)

 筋力トレーニングと爆発力トレーニングのシリーズの数を計画するための“プランニング支援表”。表中 の結果は、テキストの中の例から得られたものである。表は、例として取り上げた週当りの単位の数と選択 されたエクササイズに関係したものを採用しているが、幾つかの調節を行えば、一般的な目的にも利用でき る。  ジャンプと筋力トレーニングの強度を計画するための“プランニング支援表”。 表中の数値はテキスト の例から得られたものである。

(53)

 ランニングの効果的なトレーニング時間を計画するための支援表。表の結果はテキストで与えられた例か ら選択されたものである。表は単位当りの単位に関して提供された例とランニングのためのトレーニングタ イプの選択に適用されているが、幾つかの調整の後では、一般的に使うこともできる。

プランニングの支援表

(54)

 エアロビック・パワーと筋力トレーニングをそれぞれ主要課題として持つ2つのマクロ・サイクルのトレー ニング・プログラムの例

参照

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