• 検索結果がありません。

様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その1)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その1)"

Copied!
6
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

様式第3号(第5、第6の1、第6の2関係)(その1)

警 察 署 協 議 会 会 議 録

筑後警察署協議会 開催年月日時 平成26年6月24日 午後1時58分から 平成26年6月24日 午後3時35分まで 開 催 場 所 福岡県筑後警察署 3階会議室 出 席 者 協 議 会 委 員 会長以下10名 警 察 署 署長、総務課長、生活安全課長、地域課長、大川警部交番所長、刑事課長、 交通課長、警備課長(計8名) 議 事 概 要 【平成26年 第2回 筑後警察署協議会】 1 【組織犯罪対策課課長補佐報告・説明】 福岡県警察本部暴力団対策部組織犯罪対策課課長補佐が来署し、 特定抗争指定暴力団等の指定期限の延長 に関する報告と説明が行なわれた。 福岡県公安委員会が指定期限を延長しないことを決定した経緯説明 6月12日、福岡県公安委員会において、道仁会と浪川睦会に対する特定抗争指定暴力団等の指定につ いては、指定の有効期限である6月26日までに特段の事情が生じなければ指定の期限を延長しないとい う決定がなされた。 今回の対立抗争は、今から8年前の平成18年5月、道仁会の跡目継承問題を契機に内部分裂が生じ、 対立抗争に発展し、平成24年12月まで事件の発生が続いた。 分裂した組織は、大牟田市を拠点とする九州誠道会という新たな組織を結成したことで、この抗争が長 引く結果となった。 この6年7ヶ月の間に、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県の4県下において、発生47件、死者14人、 負傷者13人を数える状況となった。 このような状況を踏まえて、福岡県公安委員長等が、国に対して暴力団対策法改正の要望を行なった結 果、暴力団対策法が改正され、道仁会、九州誠道会が特定抗争指定暴力団と指定され、両団体に極めて厳 しい規制が掛けられる ということになった。 これに対し、九州誠道会は、平成25年6月、この規制は憲法違反であると主張して訴訟を提起し、現 在、福岡地裁と佐賀地裁において係属中である。 このような厳しい規制を掛けられたこと等から、平成25年6月11日、九州誠道会は、組織の解散届 を行い、これを受けて、道仁会は、抗争を終結したとする宣誓書を提出した。 しかし、両団体に対しては、特定抗争指定暴力団として指定の延長を行なった。

(2)

その後、解散したと自称していた九州誠道会が、平成25年10月に新団体、浪川睦会を結成した。 この浪川睦会結成に関する見解の対立などを理由として、特定抗争指定暴力団の指定の延長を行なって きた。 ところが、今年の4月に入り、両団体での和歌に向けた動きが進み、調査の結果、 ○ 両団体の見解の対立が解消されていること ○ 両団体とともに警戒が大きく緩和されていること などが確認されるとともに、 ○対立抗争に係る暴力行為が、一昨年の12月20日以降、約1年6箇月の間、発生していないなど の事情を総合的に検討した結果、指定延長の要件である対立抗争が今後も継続するおそれ、その対立抗争 においてさらに人の生命、身体に重大な危害が加えられるおそれがあるとまでは認められないと判断し、 指定の有効期限である6月26日までに特段の事情が生じなければ指定の期限を延長しない という結論に至った。 この決定については、警察庁及び関係4県の協議結果も踏まえて、福岡県公安委員会で決定されたもの である。 質疑 ○ 委員から「(両団体の)様子を見ているという段階と言えるのか」との質疑があり、課長補佐が、「6 月26日に指定が終わるという状況である。」旨、回答した。 ○ 委員から「(指定延長をしなくても)大丈夫なんでしょうか」との質疑があり、課長補佐が、「各署、 色々な警戒体制をとっている。暴力団対策については徹底して行なうということは変わらない」旨、回 答した。 ○ 委員から「(指定の)解除をした場合、5人以上の集団で会合をすることは認めるということか」と の質疑があり、課長補佐が「そうです。従来どおり、指定暴力団という立場になる」旨、回答した。 ○ 委員から「他署では、隣接警察署間で合同の体制で暴力団犯罪に対処するという新聞報道があったの で、当署としても行政や住民が連携して暴力団対策に取り組んでいきたいと考えているため、警察から の指導、支援もお願いする」との意見があった。 2 【春期異動者着任挨拶】 平成26年春期異動により着任した総務課長、地域課長、警備課長からそれぞれ着任挨拶がなされた。 3 【警察署協議会会長挨拶】 現在、筑後警察署管内は、非常に大きな事件を抱え、10年前の出来事であるので、捜査も難航してい ると新聞報道で聞き知り、警察の苦労を察するところであるが、早く解決できるようによろしくお願いす る。 4 【署長挨拶】 先日、協議会会長からの通報により、道路上で倒れてた女性を無事保護し、家族に引き渡すことができ たことに対し、お礼申し上げる。 当署は、6月16日、筑後市におけるリサイクルショップ経営者夫婦による殺人事件捜査本部を設置し、 今後も全容解明に向けて取り組んでいくので、御支援をよろしくお願いする。 本日は、治安概況、暴走族対策、速度取締りの在り方について報告を行なうので、審議をお願いする。 5 【当署幹部による平成26年1月から5月までの治安概況説明】 刑事課長 (暴力団捜査の説明及び暴力団事件発生時の初動捜査に関する説明の後、平成26年1月から5月まで の間の刑法犯発生状況について説明が行なわれた。) 平成25年1月から5月までの間の刑法犯発生状況については、

(3)

凶悪犯2件、粗暴犯9件、窃盗犯236件、知能犯11件、風俗犯1件、その他41件 の合計300件あった。 凶悪犯は、殺人未遂事件と強姦事件である。 殺人未遂事件は、知人男性の被害者を切りつけた事件であり、強姦事件は、平成18年頃、福岡県大川 市や佐賀県で連続発生していた事件に関して、科学捜査の進展により、犯人を特定し、検挙したものであ る。 粗暴犯は、知人同士の喧嘩事案が多い。 窃盗犯は、当署の刑法犯全体の約8割を占めており、盗難被害に遭う世帯の約7~8割は無締りが多く、 何度も被害に遭う被害者も居ることから確実な戸締りを行う必要があり、戸締りも鍵を二つすれば、被害 に遭う確立が激減する。 知能犯は、振込め詐欺、インターネット詐欺、無賃乗車であり、風俗犯は、人前で裸になっていたとい うものであり、振込め詐欺については、身近な犯罪であり、誰もが巻き込まれる可能性がある。 振込め詐欺の形態は、オレオレ詐欺、融資保証詐欺、架空請求詐欺、還付金詐欺がある。 この他、金融債権等を利用した特殊詐欺と呼ばれるものもある。 本年6月12日頃、当署管内でも振込め詐欺が発生し、4,000万円の被害に遭った方もいるため、 警察だけの防犯では、立ち行かなくなっている。地域ぐるみで防犯を行ない、振込め詐欺を未然に防いで いかなくてはならない。 犯罪の検挙の他、犯罪の未然防止は非常に大切であることを理解していただき、地域一体となって防犯 活動を推進していただきたい。 生活安全課長 平成26年1月から5月までの間の街頭犯罪重点対象罪種等発生状況については、窃盗犯を中心として 身近に発生する犯罪を抽出して表にしたものであり、全体としては、42件減少しているが、万引きは増 加傾向にある。 主な特徴は、発生件数が165件で、刑法犯全体の55パーセントである。 減少している罪種があるものの、平均的に発生があっており、空き巣・忍込み等の侵入盗、自転車盗・ オートバイ盗等の乗り物盗、車上狙いは、無施錠による被害が多いため、戸締りや施錠を確実にやってい ただくよう、防犯指導を推進している。 以前として万引きの発生が多く、少年よりも高齢者の万引きが多い傾向にある。 大型店舗における万引きが多発しているため、管理者対策を行い、防犯カメラの設置要望等を行なって いるほか、制服警察官による駐留警戒等の対策を講じているところである。 交通課長 ○ 交通事故発生状況 交通事故の発生件数は344件(前年同月比+32)、死者数は1人(前年同月比±0)、負傷者数は 457人(前年同月比+52)となっている。 当署は、月平均50~60件の人身交通事故があっており、人身交通事故が増加する8月に向けて、 事故発生件数を抑制するために対策を講じていきたいと考えている。 交通事故の発生箇所のデータを取って検証しているが、広範囲な場所で事故が発生しており、絞れな い状況である。 発生エリアとしては、筑後市中心部、八丁牟田中心部、大川市中心部でやや多い状況にある。 ○ 重大事故・事件等発生状況(報道発表分) (逮捕事案となった飲酒運転5件の他、死亡事故1件について、発生日、発生場所、事案概要の 説明が行なわれた) ○ 暴走族対策 ・ 暴走形態は、集団暴走行為、ローリング・ゼロヨン行為等、ハント族、旧車會がある。

(4)

・ 現状は、県内の暴走族71グループ、1,138人であり、当署管内は、特定のグループは無く、 暴走行為容疑者として17人を把握している。 ・ 暴走族に関する110番(苦情・要望)及び検挙状況(4月末)で、県下1,625件、当署30 件であり、当署では、本年になって整備不良等で13件(13名)を検挙した。 ・ 最近の動向としては、久留米市、柳川市でギャラリーが多数い集する事案が多発している。 ・ 最近の筑後地区での動きとしては、平成24年から25年にかけて八女警察署と合同で、共同危険 行為などで約30名を検挙(うち14名を逮捕)した。 ・ 平成25年中は、単発の暴走行為が大川などで散見されたため、交通課員が少年らに誓約書を書か せる等して指導した結果、大川地区での暴走行為はほとんど見られなくなった。 ・ 平成25年年末から平成26年にかけて筑後市内にある特定のファーストフード店周辺で原付バイ ク数台による暴走行為が頻発したため、捜査を継続中のところ、首謀者格の少年が暴走行為中にトラ ックに衝突して重傷を負ったことから、これを機に関係する少年らに厳しく指導し、暴走行為を封圧 した。 ・ 6月8日(日)午前2時から午前5時頃までの間、試験場南口交差点においてギャラリー50人程 度が、い集して、バイク数台が暴走行為をするという事案が発生したが、交差点封鎖や少年補導など 実施して対応し、今後とも同種事案に対しては、徹底した対策をとることにしている。 ○ 筑後警察署の速度取締重点(速度取締りの在り方) 全国的な動向として、速度取締りの在り方について、国民の意見を反映させていくという方針を受け、 当署においても管内の住民が納得のいく取締りを行なうために説明を行なう。 ・ 交通事故発生の多い、国道442号(旧)、国道209号、国道208号を重点路線とし、あらか じめ設定した重点時間帯において速度違反取締り活動を推進することとする。 ・ 重点路線の設定理由は、平成25年中の事故統計に基づき、交通事故多発時間帯を中心として、取 締りやパトロールなどの街頭活動を強化し、交通事故を抑止していく。 ・ 重大事故を誘発する速度超過違反については、固定式取締り、機動取締りをバランス良く推進する。 ・ 早朝・薄暮時の通勤時間帯は交通量が多いため、赤色灯を点灯させた白バイ・パトカーによる街頭 活動もバランスよく取り入れ、登下校時における児童の安全を確保する。 ・ 交通事故多発エリアを中心に携帯電話、信号無視及び指定場所一時不停止違反取締りを強化する。 ・ 登下校時間帯における悪質・危険な自転車の指導取締りを強化していくこととする。 取締方針については、以上のとおりであり、意見・要望をお願いする。 6 質疑応答 ○ 委員から「詐欺被害者は、被害金を回復することは可能か」との質疑があり、刑事課長が「一般的に被 害回復が困難なケースが多い。そのため、犯罪を未然に防止することがいかに重要かということが言える」 旨、回答した。 ○ 委員から「詐欺犯罪や性犯罪が何とかしてなくならないか」との質疑があり、刑事課長が「発生を止め るには、検挙と予防が重要である。」旨、回答した。 ○ 委員から「防犯に関する質疑であるが、センサーライトは防犯効果があるか」との質疑があり、刑事 課長が「防犯グッズの一つとして効果的である」旨、回答した。 ○ 委員から「強盗や窃盗犯罪は、昼間時間帯と夜間時間帯のいずれが多いか」との質疑があり、「窃盗被 疑者によって、得意とするやり方があり、昼専門の泥棒や夜専門の泥棒がいるため、どの時間帯が多いと いうのは一概には言えない。24時間、人の隙を見て犯罪が行なわれることを前提として、防犯意識を高 めていく必要がある」旨、回答した。 ○ 委員から「田舎は地域の結びつきが強く、それを生かした防犯活動をするにはどうしたらいいか」との 質疑があり、刑事課長が「一番大事なことは地域のコミュニケーション、声掛けが防犯活動として有効で ある。犯行をしようとする地域で声掛けをされると犯行を断念する犯人も居ることから、積極的に声掛け をして地域ぐるみで防犯活動を行なうことが大切である」旨、回答した。

(5)

○ 委員から「進入禁止の道路に入ってくる車両を目撃した場合、一般市民としてどのような対応が可能で あるかお尋ねする」との質疑があり、交通課長が「違反車両を停車させたり、警告させたりする権限は警 察官にしか与えられていないので、一般人が交通違反者に対して強制力を持って停止させたりすることは できない。交通違反者に対して違反である旨を伝える行為は可能であるが、その態様によっては、相手方 と口論に発展する場合が多く、非常に難しい問題である。よって、交通違反者を目撃した時は、目撃した 場所や時間帯、違反車両のナンバーや運転手の特徴等を記録し、警察へ通報してもらいたい。警察として、 通報情報に基づき取締り場所を選定し、取締りを強化していく。 ○ 委員から「先日、4,000万円もの大金を騙し取られるという事件があっているが、そのような大金 をどのようにして騙し取られるのか」との質疑があり、刑事課長が「言葉巧み相手を騙し、信じ込んでし まった被害者は、銀行員等、第三者の意見に耳を貸さない状態となり、現金を騙し取られてしまうもので ある。このような詐欺被害を未然に防ぐためには、周囲の人達が可能な限り早い段階で警察へ相談しても らうことである。特に女性の高齢者が被害に遭うケースが多い。犯人グループは被害者との会話の中で預 金残高や預金口座を聞き出し、その騙しの手口に掛かった被害者の個人情報は、他の詐欺グループに知ら され、重ねて被害に遭うことになる。一人暮らしか家族と同居かどうか等、世帯構成に関係無く、女性の 高齢者は騙されないように注意した方が良いと思われる。」旨、回答した。 ○ 委員から「筑後市リサイクルショップの事件に関し、長年事件が発覚しなかったのはなぜか」との質疑 があり、刑事課長が「事案を認知した都度、関係者からの聴取を行なってきたが、相手が虚偽の供述をし た場合、供述内容が虚偽であることを裏付けることが出来なければ、供述のみで事件化することができな いが、今回は、関係者の供述を裏付けることが出来たため、事件化となったということであり、過去、何 もしてこなかった訳ではない。現在、全容解明に向け、捜査を継続中であり、捜査の行方を見守っていた だきたい」旨、回答した。 ○ 委員から「交番勤務員が不在時、以前は、交番に電話を掛けた場合、本署に転送となっていたが、現在 は、転送にならないため、わざわざ、警察署に電話を掛けなおさなければならない状況である。警察署は 市外局番が違うため連絡しにくいと感じている住民がおり、ちょっとした尋ねごとを110番するのも気 がひけるという意見があることをお知らせする。」との意見発表があった。 7 閉会 平成26年 第2回 筑後警察署協議会 開催状況

(6)

参照

関連したドキュメント

そのほか,2つのそれをもつ州が1つあった。そして,6都市がそれぞれ造

なお、政令第121条第1項第3号、同項第6号及び第3項の規定による避難上有効なバルコ ニー等の「避難上有効な」の判断基準は、 「建築物の防火避難規定の解説 2016/

変更 更許 許可 可申 申請 請書 書( (第 第1 16 6号 号様 様式 式( (第 第5 59 9条 条関 関係 係) )) )の の備 備考 考欄

古物営業法第5条第1項第6号に規定する文字・番号・記号 その他の符号(ホームページのURL)

第 98 条の6及び第 98 条の7、第 114 条の 65 から第 114 条の 67 まで又は第 137 条の 63

・ 改正後薬機法第9条の2第1項各号、第 18 条の2第1項各号及び第3項 各号、第 23 条の2の 15 の2第1項各号及び第3項各号、第 23 条の

第2条第1項第3号の2に掲げる物(第3条の規定による改正前の特定化学物質予防規

第1スパン 第2スパン 第3スパン 第4スパン 第5スパン 第6スパン 第7スパン 制 御