平成 20 年度
墺国ベルンドルフ市短期留学生派遣事業報告書
オーストリア共和国 ニーダーエスタライヒ州ベルンドルフ市
ウィーン市
目 次
1. 旅程表 ・・・ 2
2. 派遣生徒等名簿 ・・・ 4
3. 報告書
岩手県立東和高等学校 2 年 多 田 祥 ・・・ 5
岩手県立東和高等学校 2 年 菊 池 育 美 ・・・ 7
岩手県立花巻南高等学校 2 年 松 原 祐 佳 ・・・ 9
岩手県立大迫高等学校 2 年 長 澤 沙絵加 ・・・12
岩手県立大迫高等学校 2 年 吉 田 夏 美 ・・・14
岩手県立大迫高等学校 2 年 畠 山 渚 ・・・16
岩手県立花巻北高等学校 1 年 木 村 駿 甫 ・・・18
岩手県立花巻北高等学校 2 年 佐 藤 大 幹 ・・・20
岩手県立花巻北高等学校 2 年 佐々木 京 介 ・・・22
旅程表
行先:オーストリア共和国 ニーダーエスタライヒ州 ベルンドルフ市 ウィーン市 日程:平成21 年 1 月 13 日(火)∼1 月 21 日(水) 9 日間 日次 月日 発着・滞在地名 現地時刻 交通機関 スケジュール[宿泊地] 1 1/13 (火) 新花巻駅発 東京駅着 東京駅発 成田空港駅着 13:22 16:24 17:03 17:58 やまびこ56 号 NXT41 号 到着後、ホテルへ移動 [成田ビューホテル] 2 1/14 (水) 成田空港発 ・・・・・・・・・・・・・ ウィーン空港着 ベルンドルフ 11:55 ・・・・・・・・ 16:00 18:30 空港ホテルバス OS52 ・・・・・・・・・・・・・ ベ市手配バス 空港へ移動 手続後、空路オーストリアへ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 到着後、ベルンドルフ市へ移動 歓迎会(Waginger) [Pension Bärenschlössl] 3 1/15 (木) ベルンドルフ 08:30 13:00 14:30 18:30 ギムナジウム校 1 校時:授業参加 2 校時:授業参加 3 校時:歓迎会 4 校時:授業参加 昼食(CIN-CANO) 市内見学 劇場、ワイナリー、展望台など 夕食(Guglzipf) [Pension Bärenschlössl] 4 1/16 (金) ベルンドルフ ウィーン 08:30 13:00 14:30 17:00 18:30 ベ市手配バス ギムナジウム校 1 校時:授業参加 2 校時:文化交流(書道、折り紙) 3 校時:スポーツ交流 (バスケットボール) 4 校時:スポーツ交流 (バレーボール) 昼食(Neu-Wirt) 市内見学 小学校、マーガレット教会など ウィーンへ出発 夕食(Cafe Goldegg) [Prinz Eugen]日次 月日 発着・滞在地名 現地時刻 交通機関 スケジュール[宿泊地] 5 1/17 (土) ウィーン 午前中 12:30 午後 18:30 リンク周辺見学 市庁舎、ウィーン大学など シェーンブルン宮殿 昼食(RESIDENZ) シェーンブルン公園と動物園 のみの市、ナッシュマルクト市場 第三の男ミュージアム 夕食(HONOBONO) [Prinz Eugen] 6 1/18 (日) ウィーン 午前中 12:30 午後 18:00 21:00 王宮、美術史博物館 昼食(ROSENBERGER) 中央墓地、ザンクトマルクス墓地 フォルクスオーパー バレエ観賞「マックスとモーリッツ」 夕食(WEIMAR) [Prinz Eugen] 7 1/19 (月) ウィーン 午前中 12:00 午後 18:00 シュテファン寺院(カタコンベ) モーツァルトハウス 昼食(ROSENBERGER) 自主研修 リンク内(ケルントナー通りなど) 夕食(Bitzinger) [Prinz Eugen] 8 1/20 (火) ウィーン空港発 13:55 リムジンバス OS51 空港へ移動 手続後、空路日本へ [機中泊] 9 1/21 (水) 成田空港着 成田空港発 東京駅着 東京駅発 新花巻駅着 9:30 11:15 12:16 12:40 15:40 NXT16 号 やまびこ53 号 到着後、解散
派遣生徒等名簿
学校名等
氏名
性別
岩手県立東和高等学校
2年
多田
た だ祥
ひろ男
岩手県立東和高等学校2年
菊池
き く ち育
いく美
み女
岩手県立花巻南高等学校
2年
松原
まつばら祐佳
ゆ か女
岩手県立大迫高等学校
2年
長澤
ながさわ沙
さ絵
え加
か女
岩手県立大迫高等学校
2 年
吉田
よ し だ夏
なつ美
み女
岩手県立大迫高等学校
2 年
はたけやま畠 山
渚
なぎさ女
岩手県立花巻北高等学校
1年
木村
き む ら駿
しゅん甫
すけ男
岩手県立花巻北高等学校
2 年
佐藤
さ と う大幹
ひ ろ き男
派遣生徒
岩手県立花巻北高等学校
2 年
佐々木
さ さ き京
きょう介
すけ男
岩手県立大迫高等学校 教諭
加藤
か と う英樹
ひ で き男
引率者
(財)花巻国際交流協会
玉山
たまやま恵
めぐみ女
オーストリア研修を通して
岩手県立東和高等学校2 年 多田 祥 1月13日から21日まで、ベルンドルフ市短期留学派遣事業に参加させていただき、オースト リアを訪問しました。私がこの事業に応募したきっかけは、一度も海外を訪れたことがなかったの で外国を自分の目で見たかったことと、オーストリアの文化、習慣、歴史を直に感じ取り、日本と の違いを学びたかったからです。オーストリアはドイツ語が公用語で、ドイツ語は全く分からない ので、英語で大丈夫なのだろうかという不安と、オーストリアはどんな国なのだろうかという期待 を抱きながら、ベルンドルフ市と、音楽の都として有名なウィーンに行ってきました。 オーストリアへは飛行機で11時間ぐらいです。ウィーンの空港に着くと、ベルンドルフ市の 方々が迎えてくれました。その後車に乗せていただき、宿舎となるペンションへと向かいました。 荷物を置いたあと、夕食を取るために近くの小さなレストランへ行きました。市長を初め、市の職 員の皆さんが歓迎会を開いて下さり、一緒に食事をいただきました。この時気づいたことは、オー ストリアの人たちはあまりナプキンを使わないことです。外国ではしっかり使うものだと思ってい ましたが、違うようでした。その後はペンションに戻り、休みました。 ベルンドルフ2日目は時差ボケで、明け方まで何度も目が覚めてしまいました。この時差ボケは 2、3日間続き、朝はとても早い時間に起きてしまいました。6時頃から近くの教会の鐘が鳴り響 きます。朝食はパンとハム、コーヒーか紅茶くらいで、パンはフランスパンのように外側が固く、 中はちょっと柔らかいものでした。日本のパンのような柔らかいパンはありませんでした。朝食後、 地元のギムナジウム(高校)へ向かい、授業を見学させていただきました。生徒たちはみな背が高 く、驚きましたが、授業中に机の上に座ったり、携帯を操作しながら授業を受けているところを見 ると、明らかに日本の高校生とは違うと思いました。昼食のあと、劇場に行きました。劇場は歴史 の深さを感じさせるもので、大変素晴らしかったです。次に展望台に行きました。100 段以上もあ る階段を上り、ベルンドルフ全体の景色を一望しました。かなり高いところだったので、外はとて も寒かったです。階段を下り、他の建物に入るとみんなが集まってきたので、ボーリングをしまし た。ボールは指が2本しか入らないものでしたが、みんなで楽しむことができました。その後近く のレストランでバイキングを楽しみました。バイキングはサーモンやハム、肉や果物ぐらいで、少 量でもお腹がいっぱいになるような料理でした。 ベルンドルフ3日目は、またギムナジウムに行き、少し授業を見学させていただいたあと、交流 事業がありました。書道や折り紙をしましたが、ベルンドルフの生徒たちの名前を書いてあげたら とても喜ばれました。その後はバスケットボールやバレーボールをし、現地の生徒たちと競い合い ました。準備運動をしなかったせいか、バスケットボールのあとのバレーボールの時に足の指を痛 めてしまい、途中で交代せざるを得ませんでした。とても残念でした。その後ギムナジウムに別れ を告げ、近くの小学校に行きました。訪問した小学校は、それぞれの教室毎に壁に絵が描かれてい ました。エジプトを描いたもの、天使を描いたものなどがあり、国毎(教室毎)にデザインが異な っていました。この小学校は歴史ある小学校で、壁に描いてある絵もしっかりと補修を重ねながら、 絵を損ねないようにしているそうです。この日がベルンドルフ最後の日で、その日のうちにウィーンに移動し、ホテルに泊まりました。 翌日、シェーンブルン宮殿へ行き、ハプスブルク王朝の時代、女帝マリア・テレジアのことなど を詳しく知ることができました。その後カフェに行き、ハンバーガーを食べたあと、動物園へ行き ました。クジャクなどが普通に通路を歩いていてびっくりしました。次に市場へ行き、様々なもの を見てきました。夕方近くだったので品物が少なくなっており、特に買いたいものは見つかりませ んでした。その後に「第三の男ミュージアム」に行きました。「第三の男」という昔の映画の資料 館のような場所で、そこではポスターやCD、その時代の新聞などを見てきました。 ウィーンでの2日目は美術史博物館に行き、様々な国から集められた絵画を見てきましたが、あ まりの多さに、見るのも疲れる程でした。午後には中央墓地やザンクトマルクス墓地へ行き、有名 な音楽家のお墓を見てきました。その日の夜は「マックスとモーリッツ」というバレエ劇を見てき ました。劇はバレエと演奏する音楽だけで、小道具などを使いながら劇をやるのですが、とても分 かりやすくてよかったと思います。しかし前の人の頭が邪魔になり見えづらいところもありました。 ウィーン最終日は午前中にシュテファン寺院、モーツァルトハウスを訪れました。午後は自由時 間で、ケルントナー通りへ行きました。まずシュテファン寺院では地下へ行き、ボーンルームとい う骨がたくさんある部屋や、内臓が保存されているものを見ました。モーツァルトハウスでは、モ ーツァルトのことが十分に分かるくらい見学しました。午後の自由行動の時間では、お土産を買お うと思いましたがいいものがなく、歩き疲れました。その後、スターバックスでパスポートを盗ま れ、唖然としてしまいましたが、何とか加藤先生たちのおかげで帰れることになり、ホッとしまし た。日本と海外は全く違っていて、油断するとひどい目に遭うということを、身を持って理解しま した。加藤先生や玉山さん、迷惑をかけてしまった友達に、深くお詫びしたいと思いますし、心か ら感謝しています。今後、海外へ行くときには十分すぎるくらい気をつけたいと思います。 今回のオーストリア研修では、いろいろなことがあり、とても勉強になりました。この貴重な経 験を、これからの人生に生かしていきたいと思います。今回の事業を企画して下さった皆さん、引 率の先生方、お世話になった全ての人たち、そして支援してくれた両親に、感謝の気持ちでいっぱ いです。本当にありがとうございました。
文化や言語・考え方の違い
岩手県立東和高等学校2 年 菊池 育美 私は、以前から、日本以外の生活習慣やマナーを始め考え方の違いや歴史などに興味がありまし た。英語の時間やテレビ・本を始めさまざまなところで日本との違いを聞いたり見て来ましたが、 実際に自分自身で体験したり感じてみたいと思いました。 そして、今までの学校生活の中で学んだ英語力やコミュニケーション能力を試し、今よりさらに 自分自身の知識も身につけたいと思い参加しました。 【意思表示・自己主張】 私は、まずオーストリアのベルンドルフ市に着き、たくさんの方々と接していく中で、はじめに 意思表示をはっきりしていたのを強く感じました。『はい、いいえ』はもちろんのことで、自分の 考えなどもハッキリと主張していたのに驚きました。それに対し、日本人は意思表示をハッキリし ていないことに気付きました。学校生活の中でも、曖昧な返事をしたり、態度も中途半端な人や今 後の自分を考えたりして、相手が間違っていても間違いだと言えない人が多いと思いました。そし てオーストリアでは、ジェスチャーを使うのも自分の思っていることや、伝えたいことを相手によ り伝えるために頻繁に使っていました。 【コミュニケーション】 コミュニケーションは、大事なことで日常でも必要不可欠なのは分かっていますが、実際目を見 て話すことが出来なかったりするのが現状だと思っていました。オーストリアの人は、目を見るの は当たり前で、ほんの些細なことでも話したり、スキンシップを行っていました。また、外国の人 が他の人の話しを聞く時には表情などを見ながら聞いている意味が今回ようやく分かりました。そ れは、表情の1つ1つでも話している内容を少しでも多く理解しようと努めていることだと思いま す。私は、『日本人は、表情に注目する人は少ないのではないか?』そんな事を考えてみました。 実際、日本人は今話している人の表情ではなく、その時の状況を自分の中で思い描き内容を理解し ようとしていると思いました。 私は、この短期留学に参加してみて考えさせられることが多々ありました。 オーストリアの人は、母国語以外にも英語を話す人が多かったと思います。英語は、以前から今 後のためにも必要ということは分かり学んできましたが、日常会話までは程遠く全く理解できない 時もありました。まだまだ学ばなくてはいけないと痛感しました。 また、今回見たり感じたことを、身の回りの親戚や友人を始めさまざまな面で話しをしていき、 私以外にも今のままの英語の学習では足りないことも分かってもらいたいと思います。言語・習 慣・考え方・文化の違う国での体験は凄く怖く不安でいっぱいでしたが、オーストリアを今まで以 上に理解することができました。今後は英語力の向上を始め、さまざまなことに自分から挑戦していきたいと思います。滅多に出 来ない貴重な体験をすることができ、以前より自分を一回りも二回りも成長することが出来たと思 います。
研修を終えて
岩手県立花巻南高等学校2 年 松原 祐佳 研修テーマ オーストリアの文化や生活習慣などを学びながら日本の文化も伝え、人との交流を深めながらド イツ語の日常会話を使えるようになり、これからの国際交流に向けての勉強の向上につなげる。そ して、自分の将来のためにこの機会を役立てる。 1 月 13 日 天気:晴れ・曇り 新花巻駅に集合し挨拶をしてから新幹線で移動……。成田に着いた途端、パスポートチェックさ れてすごく厳重な感じでした。初めての成田空港はとても広くて圧倒しました。夜はミーティング で明日の最終確認をし、就寝。 1 月 14 日 天気:日本 晴れ・オーストリア 曇り 朝食が最後の日本食だったので味わって食べました。成田空港の中にはいろんな国の人がいて、 オーストリアに行く日本人も多かったです。飛行機のキャビンアテンダントは全身真っ赤でした。 飛行機に乗っている時間はとても長くて、全然進んだ感じがしませんでした。約半日も座っていた ことがなかったので大変でした。 オーストリアに着いた時は、まだ実感が全然ありませんでした。ウィーンの空港では、花巻市の 旗を持って出迎えてくれました。そこからペンションに向かい、その後は歓迎会に。日本の時間は 寝ている時間だったので、歓迎会中はとても眠かったです。オーストリアの食事の味付けは塩辛い のが基本みたいです。そこから歌を聞いたり挨拶をしたりしました。とても良い会を開いてもらい ました。 1 月 15 日 天気:曇り ギムナジウム校に行きました。ギムナジウムの生徒は年齢や性別関係なく皆仲が良くて驚きまし た。皆気軽に話しかけてきてくれたりして嬉しかったです。授業の体験では、機械などを使いとて も分かりやすくて先生も生徒も仲が良く、日本のように縛られている感が全くなく、自由な感じで 楽しそうでした。その授業中で、改めて自分の英語力のなさに落ち込みました。案内してくれた人 達は親切でした。お互い言葉が通じない時もあったけれども、頑張って伝え合いました。 昼食後は、観光。ワインの店はすごいオシャレで、建築の参考になりました。そこから展望台に 行って、ベルンドルフの景色を堪能した。自然をちゃんと残して、建物も綺麗で最高の景色でした。 特に夜景は日本とは違い、光が柔らかい感じでした。その後は、オーストリアのボーリングをやり ました。玉は小さくて、ピンも手動で直すやり方で、皆ととても触れ合えた日でした。 1 月 16 日 天気:曇り ギムナジウム校体験2日目。文化交流では習字と折り紙を教えました。皆とても喜んでくれて良かったです。そこにいてくれた人達が少しでも楽しかったと思ってくれていれば嬉しいです。スポ ーツ交流のバスケットボールとバレーボールは、相手チームが皆大きかったです。高く投げたボー ルも簡単に取られてしまいました。でも、頑張って走りました。走って疲れたけれども、良い交流 ができたので楽しかったです。 その後は、小学校に行きました。各教室のデザインが違い、歴史が見ることができ面白かったで す。建築士になりたい私にとってはとても良い経験で勉強になりました。気づいたことは、学校の 各教室には必ず十字架が1個掛かっていたことです。ベルンドルフを離れる際には、市長に会い、 いろんな話を聞きました。これからもこのような機会が続いて、ベルンドルフとの交流を深めてい きたいです。そして、3日間お世話になった人達にお別れを言いウィーンに!! 1 月 17 日 天気:曇り ウィーン1日目。シェーンブルン宮殿は、中の構成がとても豪華で綺麗でした。オーディオガイ ドがそれぞれの国の言葉で各部屋の説明をしてくれて、その部屋の意味などが詳しく分かりました。 動物園にはパンダの子供がいて、その動物園の人気者でした。日本でも外国でも人気な動物は一緒 みたいです。肉食動物はとても迫力がありました。そのあとは市場に行き、ちゃんと英語を喋れな いとお金を騙し取られることもあるので注意しなくてはいけない事が分かりました。ガイドのカリ ンさんと旦那さんで経営している「第三の男」のコレクションを見ました。映画を見たことがない ですが、それを見て興味がでてきました。「第三の男」が好きな人は見に行くべきだと思います。 夕飯はウィーンの日本食レストランでご飯をいただきました。日本人にとっては嬉しいお店だと 思います。外人の人も食べに来ていました。こっちの人にも日本食を好きになってほしいと思いま した。 1 月 18 日 天気:曇り 美術史博物館ではいろんな人の作品が見ることができました。墓地は二箇所行きました。こうゆ う機会ではない限りめったに見ることができないと思うので良い経験になりました。美術館や建物 には意味があり、カリンさんにいろんな説を聞けました。為になりました。
1 月 19 日 天気:曇り シュテファン寺院はとても古い建物で、地下にはいろんな人の骨などがあり当時の現状が酷かっ たのが身に沁みました。モーツァルトハウスではモーツァルトの歩んできた道のりなどが詳しく説 明され、何も知らなかったけれども、それを機に知りたくなりました。そのあとは、自主研修で、 自分達でいろんなところを歩いて買い物して、良い経験がまた一つ増えました。また、人が人形の 恰好をしてじっと立っていて、缶にお金を入れると動くという芸をやっていました。寒い中ずっと じっとしているのはすごい事だと思いました。 1 月 20 日∼21 日 天気:曇り 約1 週間の研修が終わり、みんな無事に帰国できて良かったと思います。研修の中で学んだ事、 今回のこのような機会をいただいた事は本当に嬉しかったです。この研修の中で、自分の英語力の なさや、人との触れ合い、オーストリアの歴史などがとてもよく分かりました。食文化は、味付け が日本より少し塩辛いものがありました。建築物は、やはり日本とは全く違い都会な感じが少しあ りながらも自然をきちんと残していて、中の構造も綺麗でした。将来はもっと建物の構造を詳しく 学び、日本にも取り入れたいです。オーストリアの店は夜8 時くらいに閉まり、休日はやっていな いところがほとんどだそうです。日本も働きすぎないで、家庭の時間も大切にするべきだと思いま す。これからは国際交流には積極的に参加していきたいです。
オーストリアベルンドルフ市短期留学生派遣事業に参加して
岩手県立大迫高等学校2 年 長澤 沙絵加 1月13日∼21日に行われた8泊9日の短期留学での私の目的は、日本との生活様式や文化の 違いを学習・体験してくる事でした。 14日 日本からオーストリアへ出国 ベルンドルフ市長と歓迎会 ★ベルンドルフ市の歓迎会はとても凄く、改めて大迫との交流が盛んだな。と感じまし た。また、飛行機での移動はとても長く、疲れました・・・ 15日 ギムナジウム校(授業参加) 市内見学 ★やはり日本との授業とはまったく違い、とても自由な感じがしました。市内見学で展 望台に登ってベルンドルフ市を見た事が印象深いです。そのあとにやった、ボーリン グは日本のものとは違っていて楽しかったです。 16日 ギムナジウム校(スポーツ・文化交流) 小学校・市内見学 ウィーンへ移動 ★スポーツ交流でのバレーボールは楽しかったです。また、小学校はひとつひとつの教 室がとても可愛く、学校に行きたくなるような感じがしました。また、ベルンドルフ 市での生活に慣れてきた頃にウィーンへ移動したのでとても寂しい感じがしました。 17日 リンク一周・シェーンブルン宮殿 シェーンブルン公園・動物園 ナッシュマルクト市場・第三の男ミュージアム ★オーストリアの首都は日本の首都とは違うなといろんな所を見て感じました。それは、 日本とは違って人があまり多くなく、ほとんどの店が夕方5時には閉まっていました。 18日 ホフブルグ・美術史博物館 中央墓地・ザンクトマルクス墓地 芸術鑑賞「マックスとモーリッツ」 ★いろんな有名の人のお墓を見た事がこの日は一番印象深いです。教会に入ってロウソ クを立ててきました。夜のバレエ鑑賞では、バレエを見るのが初めての事で、可愛い 衣装を着ていて、いろんなセットが出てきたので、飽きることなく鑑賞できました。19日 シュテファン寺院・モーツァルトハウス 自主研修(ケルントナー通り) ★自主研修の時間はとても長くいろんな所を見て歩くことができました。日本料理の店 が意外に多かったです。ケルントナー通りでは、人間が化粧をして、銅像のように立 っていたのでビックリしました。 20日 オーストリア出国 21日 日本帰国 この8泊9日の研修は長いようで、短くあっという間でした。ベルンドルフ市の歓迎はとても凄 く、大迫町との交流の深さを改めて感じました。ギムナジウム校では、昨年ホームステイを受け入 れた、マリリエスと再会することができました。そのことだけでも、この事業に参加して良かった なと思いました。 やはり、日本とオーストリアでは生活様式の違いが見られました。例えば、お風呂に浴槽がない こと、フォークとスプーンで食事をすること。オーストリアでは当たり前で、日本では当たり前で はない事に戸惑ったりもしました。 この事業は大迫町とベルンドルフ市の交流があるからこそ行けたことを忘れないで、いろんな所 で支えてくれた方に感謝をしたいです。また、大迫町とベルンドルフ市の交流をより深めることが できて良かったです。この貴重な体験をこれからの学校生活や社会生活に役立てていきたいです。
初めて姉妹都市を訪れて
岩手県立大迫高等学校2 年 吉田 夏美 私にとって、ベルンドルフ市は昔から大迫との姉妹都市として教えられ、親しんできた市でした。 しかし、日本から遠い国にあるので、行ってみたいと思っていても簡単には行くことのできない場 所でした。大迫高校の修学旅行は毎年、オーストリアでしたが、私の学年から国内となったので、 今回の派遣事業に参加が決まった時、とても嬉しかったです。しかし、大迫高校から応募した6人 のうち3人は選ばれず、一緒に行く事が出来なかったのでとても残念でした。 私の研修のテーマは、「日本とオーストリアの文化の違いについて」でした。日本から遠く離れ たオーストリアの文化は、日本と異なる点が多く、新しい発見もありました。 ベルンドルフに着いた次の日、ギムナジウム校の見学をしました。授業を見学して、日本と比べ ると、生徒が積極的に発言していると思いました。また、日本では授業中に足を組むことや、飲み 物を飲むことは禁止されていますが、ギムナジウム校では特に注意されることはないようでした。 机にきちんと座り、ノートを黙々と写す日本の授業と、自由な決まりで自分の考えや意見を話合う オーストリアの授業はまるで正反対ですが、その国の個性なのだと思います。どちらにも良い点、 悪い点はありますが、その国の国民性に合った勉強の仕方をしていると感じました。午後は市内の 劇場、展望台の見学をしました。展望台に登る前に、「ベルンドルフも大迫のように4つの地域か らできています」と、説明されました。展望台の上から市内を眺めた時、周囲を山に囲まれていて 穏やかな様子が大迫に似ていると思いました。4つの地域があるのは花巻市も同じですが、人口や 市の規模を考えると、大迫により近いと思いました。遠く離れた国に自分の住んでいる町に似た所 があるのは不思議だと思いました。そして、その日の夕食を食べた店の壁には、普段見慣れている 大迫の写真がたくさん飾ってあり、嬉しく思うのと同時に、離れた国同士の友好の素晴らしさを感じました。 3日目は、ギムナジウムの生徒と文化交流をしました。筆と墨で半紙に漢字を書いて、子供たち に教えました。私は、「花」など、思いついた簡単な漢字を書いて見せました。普段、アルファベ ットしか書かない人達にとって漢字はどのように見えているのか興味がありました。子供たちが書 いている様子を見ると、絵や記号のように見えているのではないかと思いました。午後は、大迫小 学校と姉妹校であるベルンドルフ小学校を見学しました。しかし、ただの教室ではありませんでし た。各教室に世界中の建築様式が施されていたのです。たくさんの教室を見学しましたが、どこも 細かい装飾が施されていて素晴らしいと思いました。そして、こんなに美しい教室で勉強している 子供たちが羨ましいと思いました。 残りの3日間はウィーンの観光をしました。街の建物は全て、伝統的な雰囲気の統一ができてい て美しかったです。日本も見習ってほしいと思いました。そして、中でもシェーンブルン宮殿は4 0ほどの部屋を日本語のアナウンスを聞きながら見学しましたが、どの部屋も絢爛豪華なヨーロッ パの文化が集められており、その美しさに感動するとともに東洋とは違う芸術の価値観に感心しま した。 私はこの派遣事業で国内だけでは分からない、オーストリアの文化を多く学ぶことができました。 これからの人生を歩む中で重要な経験をすることができたと思います。
オーストリアベルンドルフ市短期留学生派遣事業に参加して
岩手県立大迫高等学校2 年 畠山 渚 このたび、オーストリアベルンドルフ市短期留学派遣事業に参加させていただき、ありがとうご ざいました。 私は、大迫とベルンドルフ市の友好姉妹都市の関係で、一昨年ホームステイを引き受けました。 その際にホームステイに来た子が、日本の生活様式、食文化などさまざまなことで、ベルンドルフ 市との違いを感じていました。それをきっかけに、今度は私がベルンドルフ市を訪問し、日本との 生活や文化の違いを感じ取り、また、イリナ・サイドラーとの再会もしたいと思いました。これが、 私の出発前の目標および参加目的です。 13時間かけて、異国の地を初めて訪問しました。早池峰ウスユキ草が取り持つ縁で結ばれた都 市。ベルンドルフ市の街の風景や気候は大迫と似ていました。 ベルンドルフ市を訪れた際に、ベルンドルフ市長さんをはじめ市役所の方々が歓迎会を開催して くださり、私たちを温かく迎え入れてくださいました。 ギムナジウム校を訪問した際にも、生徒たちが歓迎会を開いてくれました。また、授業に参加し たり、文化交流・スポーツ交流といった折り紙・書道・バスケットボール・バレーボール対決をし ました。折り紙では、初めての子たちが多かったみたいですが、楽しんでやってくれてよかったで す。現地の子たちは、日本円の穴が空いている5円玉や50円玉が珍しいようで、興味をもってい たので硬貨を交換しました。 授業に参加した際に思ったことは、日本と違って授業中にガムを食べたりお菓子を食べたり、 丸々1時間携帯電話をいじっている子などがいて驚きました。日本では考えられないようなことが、 現地では普通のことのようでした。 また、13時間かけて移動しなければ行けない地に、大迫の写真やお土産などがあり、大変嬉し く思いました。 街の風景は、日本にはないヨーロッパならではの建物で、ひとつひとつの建物が大きくて昔から の様式で、映画や写真でみてきたヨーロッパの風景に感動しました。街のいたるところでは馬車が 通っており、実際に利用している現地の人たちも見ることができました。日本ではなかなかないの で私も乗ってみたかったです。日本人はあまり使いませんが、ベルンドルフ市のナイフ・フォーク・スプーンなどの銀の食器類 は有名です。ベルンドルフ市にある金属製品工場は、オーストリアで初の産業事業であることもわ かりました。 今回の派遣事業で、18人の応募の中から選ばれた9人の中に入り参加できたことを光栄に思っ ています。言葉の通じない異国の地に行くことは大変なことだと思いましたが、交流も深めること ができましたし、たくさんの有名な地や建物を見学することができました。これからも花巻市・大 迫町とベルンドルフ市の交流が途切れないようにしていきたいです。よろしくお願いします。 オーストリアベルンドルフ市高校生短期留学派遣事業を企画していただき、ありがとうございま した。
Danke schön!
岩手県立花巻北高等学校1 年 木村 駿甫 私がこの事業に参加しようと思ったのは、オーストリア共和国は世界史を考える上でとても興味 深い国であり現地の人々と交流しながら、言葉や文化だけでなく、歴史についても深く学びたいと 考えたからです。 私たちが最初に訪れたのは、姉妹都市のベルンドルフ市でした。飛行機を降りたときから市の 方々に熱烈な歓迎を受け、滞在中は本当によくしていただきました。また、現地の中高一貫のギム ナジウム高校では、授業参加、文化交流、スポーツ交流などを行いました。授業見学では、化学、 物理、生物、英語の授業に参加させていただきました。理科系の授業では、分かりやすいように実 験が多かったのですが、日本とは違い、何事も生徒主体で授業が進んでいくことや、男女の仲が非 常によいことに驚きました。英語の授業でも、みんな英語が上手で真剣に授業に取り組んでいまし た。文化交流では折り紙や習字といった日本の文化を、現地の中学生と一緒にやり、教えてあげま した。スポーツ交流では高校の代表の生徒とバスケットボールやバレーボールをしました。しかし、 高校生といっても身長の差がかなりあり、勝つことはできませんでしたが、同じスポーツをすると いう貴重な体験ができました。 ベルンドルフ市内の見学では、小学校、劇場、市役所、教会、展望台など様々な所を見学しまし た。小学校は各教室が様々な時代の様式に内装が施されていました。たとえば、エジプト様式、イ スラム様式、バロック様式などです。この小学校は1909 年に完成した世界でも極めてユニークな 校舎だそうで、とても素晴らしい建築物でした。ベルンドルフ市ではとても温かい歓迎を受け、市の関係者、現地の学校関係者、生徒のみんなに とてもお世話になりました。小さい都市でしたが古い歴史のある建物がたくさんあり、今まで見た ことのない景色でした。ベルンドルフで過ごした日々は自分の中で良い刺激になりました。これか らもベルンドルフ市と花巻市が末永く良い交流が続いていけたらいいなと思います。 また、私たちはオーストリアの首都であるウィーンも見学しました。ウィーンではシェーンブル ン宮殿、美術史博物館、墓地、シュテファン寺院などを見学したり、芸術鑑賞でバレエを見たりし ました。シェーンブルン宮殿は、ハプスブルグ家の皇帝が建てた建物でとても大きく、40 種類の 部屋を見学するなかで、当時の人々の暮らしを知ることができました。美術史博物館では、ハプス ブルグ家の皇帝が集めた数多くの美術作品を目にすることができました。墓地では、モーツァルト やベートーベンをはじめとする音楽家たちの眠る墓を見ました。シュテファン寺院では、とても高 い建物に圧倒され、言葉を失いました。地下のカタコンベでは、18 世紀から全く修復されていな い部分があり、歴史の重みを感じました。芸術鑑賞では、生まれて初めて見るバレエで、芸術の素 晴らしさに感動しました。 今回の墺国ベルンドルフ市短期留学生派遣事業に参加して思ったことは、異国間での文化の違い です。小学校、高校と見学しましたが、自分の思ったことをその場で述べるなど、生徒一人一人が 授業の主役で、とても楽しそうにのびのびと過ごしていました。日本とオーストリアでは、これほ どまでに教育に差があるのだということを目の当たりにし、大学に入ったら自分も海外へ留学し、 日本では勉強できないことを学んでみたいと思いました。 また、もうひとつ感じたことは言語の違いについてです。自分の英語能力ではまだ不十分で、思 うようにコミュニケーションをとることができず、伝えたいことも伝えることができませんでした。 今まで私は、英語の勉強をするとき、なんとなくテストのために、と思ってやってきました。しか し今回の体験で分かったことは、英語を学ぶ本当の目的は、たくさんの人とコミュニケーションを とるためであって、テストは、それを身につけるための通過点にすぎないということです。私の高 校生活はあと2 年残っており、英語に限らずたくさんのことを学ぶことと思います。その中で、今 回の体験で学んだことを生かして、実際に使う場面を想像しながらこれからの勉強に励んでいきた いと思います。 今回の事業の実現に協力してくださったみなさん、現地でサポートして頂いた方々、本当に感謝 しています。ありがとうございました。
オーストリアと日本の違いを考える
岩手県立花巻北高等学校2 年 佐藤 大幹 私の夢は将来国連で働くことです。自分の将来の夢を実現させたく今回の研修に参加しました。 そこで私はオーストリア人と日本人との価値観、考え方の違いや経済的、政治的、教育的視点から みたオーストリアの特徴をみるという課題を立てました。 姉妹都市のベルンドルフ市ではギムナジウム校の生徒と一緒に授業に参加しました。その時にお 互いの国の違いなどについて話し合いました。生徒の間では日本のことは沢山知られていました。 例えば日本は島国で、北海道が知られていました。わさびで刺身を食べるとおいしいということや 多くの人が卓球をするということも知られていました。日本ではオーストリアのことはあまり知ら れていませんが、逆に日本のことはオーストリアでは 知られていると感じました。日本についてのイメージ は経済大国だという意見が多かったです。電化製品に 関しても日本の技術はめざましくとてもすごいという ことでした。どこの国に行ってもそうですが日本の電 子辞書とカメラと携帯電話は人気がありました。経済 的にも政治的にも高度なレベルなので、それに伴い教 育も高度で優れているとの考えがあるようでした。 オーストリアでは環境問題に関心がありました。授 業でもこの問題を取り上げ学習し、活発に話し合っているようです。今これだけ環境問題が深刻で 国際問題になりましたが、日本の教育では授業であまり取り上げられません。私たちももっと授業 で学習すべきだと思いました。また、日本と同じく節水、節電にも心がけているようです。アメリ カではそういう習慣はありませんが、オーストリアでは日本と同じ考えがあるのだと感じました。 勉強にも熱心なようでした。日本と同じく大学にはいるため一生懸命勉強するので、アメリカの学 生のようにテレビを見る時間はないといっていました。 また、オーストリアには日本の海外青年協力隊と同じ ような組織があり、技術や知識を提供するため発展途上 国に赴き、救済活動もしているそうです。生徒の一人が オーストリアは狭い国なので国際社会に対応できる語 学力を養う必要がある、世界全体に目を向け国際情勢を 知り、オーストリアの発展のためにお金を稼ぐ必要があ ると言っていました。 ベルンドルフ市の学力もオーストリアの中では大変 優れているようです。見学したギムナジウム校では大学 に行くための学力は十分にあると校長先生はおっしゃっていました。6∼18 歳までの生徒が勉強し、 16 歳から文系クラス、理系クラスに分かれるそうです。今回見学したクラスはまだクラス分けは なく義務教育の段階でしたが、数学は非常に高度な関数の計算をしていました。私はできなかったです。語学では英語は必須で他にスペイン語、フランス語が選択できるそうです。日本と同じく高 校の勉強は大学のためのもので、話すことに比べ文法や読むことに重点が置かれていました。しか し、英語は日本の学生よりも流暢に話していました。10 歳から英語の教育が始まり 12 歳の子ども も日常生活に困らないくらいの会話力が備わっていたことに驚きました。 授業のあとは習字を教え、スポーツをして交流しま した。習字の筆と墨には、みんな興味津々で新鮮さに あふれた顔をして見入っていました。日本の文化に興 味を持ってもらいうれしかったです。また料理もおい しかったです。ヴィーナーシュニッツェル(カツレツ) やレバーの肉団子のスープがおいしかったです。また ウィーンではコーヒーやケーキも有名でモーツアルト カフェに行き、ウィーナーコーヒー、コーヒーの上に クリームがあり、中にラム酒が入っているものやモー ツアルトケーキを食べました。ケーキはショコラと生クリームでさっぱりしていておいしかったで す。ウィーンの伝統的なカフェは建物がL 字型でした。壁に大きな鏡があり、入り口のところには コートも掛けられるようになっていました。鏡は壁側を向いている人が後ろを確認できるためのも のだそうです。シャンデリアや内装もきれいで店の雰囲気もすてきでした。自主研修の時間に私は 国連のIAEA の機関を見学しにいきました。ニューヨークの国連も大きく圧倒されましたが、ウィ ーンの国連も大きく近代的な建物でした。会議室も見学しましたが重々しい雰囲気でした。日本人 の職員の方からお話を伺い、将来国連で働きたいというウクライナの方とも知り合いになることが できました。とても良い経験でした。 ウィーンでは建物一つ一つに彫刻が彫られており、と てもきれいでした。町並みがきれいで雰囲気が気に入り ました。古い町並みの中にもマクドナルドやトヨタ、日 産、スズキ自動車などの見慣れた企業や店もみられまし た。ホテルのエアコンも日本製のものでした。他にも韓 国の企業の看板など外国企業も多数もみられました。グ ローバル社会になりどこの国に行っても同じような店 や物があると感じました。グローバルな物も受け入れつ つその国、地域独自の伝統的な物も残していかなければならないと感じます。 オーストリアの看板の中にはカトリック教会の寄付を呼びかける障害者の子どもの写真を使っ たものや、女性の露出した看板など日本では考えられないようなものも多数でした。人に印象を与 えるということへの感覚の違いを感じました。 今回の研修は人生経験の上で非常に役に立ちました。 将来、仕事や進路を決定する際、岐路に立った際はこの 研修が役立つと思います。それくらい私には大きな経験 でした。研修で学んだことを役に立てられるようにして いきたいです。
オーストリア研修事業についてのレポート
岩手県立花巻北高等学校2 年 佐々木 京介 出発まで 他国を訪れることは生まれて初めてのことであったうえに訪問国が歴史の深いオーストリアだ ったことで旅への楽しみを抱くと同時に、英語を使い有意義に交流をはかれるかという緊張や不安 を抱いていました。しかし1回目の会合で引率される加藤先生に「協力して、楽しい旅にしよう」 と言われたとき、どこか緊張が解れ有意義な旅にできそうな気がしました。 出発当日までにできる限りの英単語とドイツ語を覚え、またオーストリアの歴史も勉強しこの旅 に臨みました。 ベルンドルフでは 1 日目にはベルンドルフ市の方々がとても盛大に歓 迎会を開いてくれました。その会では、市の方々の前 で自分の抱負を述べる機会があり、私はこれまで勉強 してきた事をいかす良い機会だと思いがんばりまし たが、緊張のあまり自分でも何を言っているのか分か らないほどでした。しかし市の方々が気軽に話しかけ てくれたので徐々に馴染んでいくことができました。 2日目は、現地の高校を訪れるという普通の旅行では経験することが出来ないスケジュールが組 まれており、今回の旅の中で一番楽しみにしていた日でした。 最初に授業参加がありました。授業スタイルが日本と異なっていたので、最初は戸惑ってしまい ましたが、生徒達が話しかけてくれたので徐々に慣れていきました。一番驚いたことは、オースト リアの学校は授業が午後2時には終了するというこ とで、少しうらやましいところもありました。また高 校の校長先生から学校の仕組みなどを聞くことがで き、とても貴重な経験になりました。 2回目の歓迎会では、市の方々と話す機会も増えま したが、環境に慣れてきたこともあり、自分の英語が 通じとても楽しい時を過ごしました。市の方々の中に は日本に来たことのある人もいて、日本語が堪能な人 もいて驚きました。 ベルンドルフ滞在最終日には、日本の文化を教えたり、スポーツ交流をしました。まず、ベルン ドルフの生徒達に習字を教えました。外国人の方は漢字が難しいと言われるので困難が予想されましたが、驚いたことに漢字を書くのがとても上手でし た。一番の喜びは、生徒達の名前を日本語で書いてあ げたとき、とても喜んでもらえたことです。 またスポーツ交流では、バスケットボールとバレー ボールをしました。明らかに相手チームは背が高いの で、とても勝ち目がないと思いましたが、何と勝つこ とが出来ました!交流の時間が終わりに近づくにつ れ、もっとこの時間を一緒に共有していたいと思いま した。せめて記念写真を撮りたいと思い現地の生徒の皆さんと沢山の写真を撮りました。 ベルンドルフの滞在期間は短かったのですが、市の方々や生徒の皆さんがとても親切だったので、 お別れをするときは涙が出そうになるほど悲しくなりました。しかし今はメールでベルンドルフ市 の方や生徒の皆さんと交流をしているので満足しています。 ウイーンでは 歴史に登場する史跡を自分の目で確認することが出来ました。また、世界的に有名なシェーンブ ルン宮殿やシュテファン寺院を訪れることができたことも感激しました。 最終日にはいろいろトラブルがありましたが無事に乗り切り日本に帰ることができました。 短期派遣を終えて 今回の事業を通じ、外国語学科に進学し留学して英語を勉強し たいという思いがいっそう強くなりました。何より現地の高校生 と交流をはかれたことは一番のいい思い出であり財産となりまし た。また、今回の短期派遣事業を通じて貴重な経験の場を与えて いただいた皆様に心より感謝いたします。 ありがとうございました。