• 検索結果がありません。

Kiryu Junior College 桐生短期大学における栄養教諭養成課程の現状とその課題 CurrentStateof NutritionTeacher TrainingCourse in Kiryu JuniorCollege and ItsProblems 橋本まさ子, 石井広二, 中島君

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "Kiryu Junior College 桐生短期大学における栄養教諭養成課程の現状とその課題 CurrentStateof NutritionTeacher TrainingCourse in Kiryu JuniorCollege and ItsProblems 橋本まさ子, 石井広二, 中島君"

Copied!
7
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

短期大学

にお

栄養教

現 状

とそ

課 題

Current

 

State

 

of

 

Nutrition

 

Teacher

 

Training

 

Course

 

in

 

Kiryu

 

Junior

 

College

       

and  

Its

 

Problems

橋本

 

ま さ

石 井

 

二,

 

君恵

 

千枝子

要  約

 

食に 関する指 導の充 実をめざし, 栄 養 教諭 制 度が

2005

(平成

17

) 年に新たに創 設され た

桐生短 期 大学で も, 栄 養 教 諭の 養 成を開 始し

2007 (平 成 19 ) 年 3月に最初の卒 業生 を送 り 出 し た

こ こ で は

栄 養教諭を取 巻 く現状の 調査と本 学 栄 養 教 諭 課 程を履 修した卒 業生へ の アンケ

ト調査 を通して

本 学の栄 養 教 諭 課 程の現状につ い て問 題 点を整 理し, 今 後 取 り組むべ き課 題 につ い て論じ た

 

栄養教 諭, 食 育, 学校 給食 は じ めに   栄 養 教 諭 制 度は

「食に関する指 導 」の充実 を 目 的 とし て

学 校 栄 養 職 員の持つ に関する専 門性に加え 教育に関する資 質 能力を身につ け た もの が

学校にお ける食に 関する指 導を担える ように

,2004

(平 成

16

) 年

1

月の 中央 教 育 審 議 会の 答 申で創設 が提 案された

その

20〔}4 (平成 16 ) 年 5月に学校 教 育 法

学 校 給 食法の

部が改正 さ れ

2005 〔平 成 17) 年

4

月に創 設 され た1)

 それまでは

学 校 給 食の管理業 務を主に行っ てき た 学 校 栄養職員が食に関 する指 導の

部 を 担っ きた が

栄 養 教 諭 制度の創設によ り

栄 養 教諭 が 「食に関 す る 指 導」と 「学校給食の 理」を職 務 と しておこ なうよ うになり

教諭

養 護 教諭 と並 び児童 生徒に対 す る 指 導を直 接 的に担 う立場とし て位 置づら れた21

教 諭の職 務 内容の うち

「食に関する指 導 」では

児 童生徒へ の教科

特 別 活 動 等における教 育指 導

児童 生徒へ 個 別的 な相 談指 導

関 す る 教 育 指 導の連 携

調 整が挙 げられ

「食に関 する指 導」を 通 して栄 養教 諭 が 担う役 割と して

個々 の 児童生 徒 が 抱える 題 を改 善す る方 向へ 支 援 す るこ と

学校給食 を通 して 実 体験 を伴 う望 ま しい食経 験 を支持 し

子どもたちの 望 ま しい食 習 慣を促 すこ と

子ど も た ち が 学 校 教 育の 中で望ましい食 習慣を身に付 けるため にん だ

技 術を実践できるよ う な環境 を 整 え るこ と

ひい て は 家 庭

地域社 会の健 康 増 進に寄 与 する こと と さ れてい る

下 記の 図

1

「食に 関する指 導の充実と栄養 教 諭 に期待さ れる役 割 」につ い て の参 考 資 料である3

 

 2005 (

平成

17

) 年 4月か ら 栄 養教 諭に係わる課 程 認定を受けた大 学

短 期 大学 等の教 員養成機 関におい て

栄養教 諭の成 が 始 まっ た

しか し なが ら短 期 大 学の現状において

栄 養

L

栄養教 諭の 両方の免 許を 取 得 する こ と は実に厳 しい履 修 状 況で あ り

履修 時間 の 限ら れて い る短 大生 が実 践 力を形 成 する に は

理論 と と もに多くの 実践事 例を通し て の習 得が必 要と さ れ, またそ れ によ り教 育 効果が期 待できる 4}

  桐生短期 大学生活 科 学 科健 康 栄 養コ

ス におい ても 2005 (平成 17)年 度入学生 か ら栄 養教諭二種免 許取得 ができる ようになっ た

そこ で

ここでは本 学の栄 養 教諭二種 免 許 課程の現 状につ い てと栄 養教 諭二種 免 許 を取 得 し た最 初の卒 業生 に対 し て実 施した 「栄 養 教 諭 に 関 する意識 調査 」ア ン ケ

ト結果につ い て報 告す る

方   法

  栄 養 教 諭の現 状と本 学の 栄 養 教 諭 取 得状 況 に関す る調 査

及び栄 養 教諭二種免 許 を取得 し

2007

(平 成 19 ) 年 3 月に卒 業 した学生 (

10

名 )の 栄養教 諭 に関 する意 識 調査」につ い て

ア ンケ

トによ る調 査を実 施した

95 桐牛短 期大学 紀要

第18号

2007

(2)

食 に 関 す る

指 導

充 実 と

栄 養教

期 待 さ れ

役 割

〈臉 こ

母騨

賜 蕁

喚 季習

 

 

 叮

 

ttt

 

 

         

   

 

  

 

      

   

        

  

tt

 

 

 

 

      

  

  

       

       

    

 

      

      

q

捧 の翻 髄 綴

 囎 瞿や謂 欄 。、鍛 磯

ψ

瞳 寒 雑

の幽廨 る騨 緬 に塞

ぐ 蒋

鞣 脚

攤 の

躰 笶噬 ζとが 可謬 誕 ∵ 芯 ∵

・ ’

’ 1

 

P

傭 露 褓

翻 勸

て ’

も饗 禦

轡 華

φ

る輝  菱離 ずる・とが 礑 Oki :fiStる鱒 の の た め粛 皺 謝 ,伽 灘 観 や羅 ・

換譲

傍 な どの

羅 鵜

 

1

食に関 す る指 導の充 実と栄 養 教 諭に期 待 される役 割 (文 部 科 学 省

栄 養 教 諭の育 成

免許制 度に関 する説 明 会 資 料 ) 表

1

平 成17

19年 度の栄 養 教 諭の 配置 状 況              障 拉  人 ) 〔単 位   人, 都 道 府 県 名 平 成 17 年 度〔

1: 平成18年 度團 ) 平 成19簸

都 道 府 県 名 平 成 17 年 度 〔矧 平成16年度〔鮒 i 平 成19年 度 1‡2 ) 1       北 海 道

←一

10 67 194 滋 賀 県

  .

4 11 青 森 県 6 京 都 府 1 58 91 岩 手 県 1    17 大 阪 府 I       g 9 20

宮 城 県 3 10

兵 庫 県 5寸 秋田県 1 4 奈 良 県 10 山 形 県 1 5 和 歌 山 県 3 福 島 県 12

鳥 取 県 〔物       茨 城 県 …

1

10

20

島 根 県 14 栃 木 県 9 岡 山 県 3 9 群 馬 県 6

広 島 県 10 埼 玉 県 5 10 山口県 7 16 于 葉 県 5 10

徳 島 県 i     g 1ア 東 京 都 香 川 県 5 5 神 奈II「県 8 愛 媛 県 16 41 新 潟 県 ヨ 2 高 知 県 5 1 て 15 富 山 県

1

        1 4 福 岡 県 9 40 石川 県降 3, 4 4

1 佐 賀 県 3 5 福井 県 10 32 30 { 長 崎 県 12

山 梨 県 5 1 熊 本 県

      15 長 野 県 5 大 分 県 7

岐阜 県 4 宮 崎 県 6 11 静岡 県 鹿児島 県

    一幽

69 144

愛知県 10 10 沖 縄 県

・覲 11 48

*1  ]

成 1T

18年 度 に

い 1は  そ れe

れ年 度 末 に わ け る配 直 現 人 数 12  平 成 19 年度に つ

て は

4 月1日現 在 の 配 置 現 人 懃 *3 − 11県に つ Vτぱ 19年

9中に追 加 配 置 予 定 EruL

1に っL

( は

19 年 度 中に 配置f

L

合 計 ・4

− −

L

」二

桐 生 短 期 大 学紀要

第18号

2007 96

(3)

2

平 成19年 度の栄 養教 諭 配置 状 況 全 国比 較 (平 成19年 度 学 校 基 本 調 査 速 報よ り作 成 ) 区 分 栄養 教諭 置 数 公 立小 中学 校

11τ等 教 育 学 校

特 別 支援学 校      数 栄 養 教 諭1 入あたりの 担 当校 数 児 童 生 徒 数 栄養教諭 1人 あた り の担 当 児 童 生徒 数 教 員数

D(人 ) 全 教 員に対 す る 栄養 教 諭の    比率 栄 養 教 諭1人 あたりの担 当 校数 全国順     位 栄 養 教諭1人 あたりの担 当 児 童 生 徒 数 全国川頁位 全教 員に 対 する栄 養 教諭 の比 率 全 国    順位

 

 

 

 一

..

一一 一

A(人) B(校 )

 

 

 

 

B/A(校 ) C(人) C/A(人 ) D/AXlOO (%) 全  国 974 33

541 3410

448

75410

728712

008 0

14% 北 海 道 194 2066 11438

506226035170 0

55% 4 3 3 青   森 6 568 95124

7862079810100 0

06% 33 29 31 岩   手 17 640 38117

1056

8899

7啌5 0

17% 15 10 10 宮   城 10 700 70197

59819176014

230 0

07% 26

27

27 秋   田 4 431 10889

25822

β157408 0

05% 35

30

33 山  形 5 483 9710176820 β547 β48 0

06% 34 28 28 福  島 12

806

6718872315

72714370 0

08% 24 22 22 茨   城 20 831 4225849912

92518005 0

11% 17 19 19 栃   木 9 597 6617170719

07912

236 0

07% 23 26 26 群   馬 6 546 91177

53729590ll

991 G

05% 32 35 34 埼   玉 10 1

284 128590

72759

07333

527 0

03% 39 41 41 千  葉 10 1

271 127488 β2748

83330

292 0

03

38

40 39 東   京

2

021 788583 48358 神 奈 川 8 正326 166675

69584

46239

462

0.

02

% 43 43 43 新   潟 2 836 418204 ρ24102 ρ1215

311 0

Ol% 44 44 44 富   山 4 305 7691

2782218206

590 0

06% 28 31 30 石   川 4 352 8810113925

2857

079 0

06% 31 33 32 福   井 30 307 1073

57824535

754 0

52% 3 4 4 山  梨 5 325 6577 β11154625 β

84

0.

08% 22 21

21

長   野 5 606 121 】9223538

44713

β49 O

04% 37 38 38 岐   阜 4 592 148187

40946

β

5212

,7D5 0

03% 41 39 40 静   岡

827 319

158 19

690 愛   知 10 1428 1436 婆【

96864

19737006 0

03% 40 42 42 =   48 624 131603213 β4011

856 0

40 6 6

6

滋 11 350 3212756711

5978 ρ18 0

12% 12 17 16 京   都 91 635 7200

5492

20414

529 0

63% 2

2

2 大   阪

20

1527

76716

9253584643266 0

05% 29 36 35 兵  庫

51

1

218 24471

5949

24730

566 0

17% 8 12 12 奈   良 10 337 34Il653611

6548

207 0

12% 13 18 17 和 歌山 3 454 1518737329

1247

277 0

04% 42 34 36 鳥   取

233 51355 4

622 島   根 14 373 27611754 β706114 0

23% 9 9

9

岡   凵」 9 608 6816682518

53611

997 0

08% 25 25 25 広  島 10 860 86235

6712356715

707 0

06% 30 32 29 山  口 16 541 34119

54374719580

0

17% 14 11 11 徳   島 17 376 2264

07437695766 0

29% 7 7 7 香   丿1 5 288 5884

202168406

274 0

08% 20 24 24 愛   媛 41 519 13 互22

80529959

523 0

43% 5 5 5 高   知 15 4窪7 3059

1103

9416

175 0

24% 11 8

8

福   岡 40 1

159 2942290310

57326

757

0.

15% 10 14 13 佐   賀 5 298 608022216

0446008 0

08% 21 23 23 長   崎 12 613 51131

6001096710

240 0

12% 19 16 18 熊   本 15 654 4416239810

82712

122 0

12% 18 15 15 大  分 7 511 73100

579143688

216 0

09% 27 20 20 宮   崎 11 432 39103

86994437967 0

14% 16 13 14 鹿 児 島 144 883 6152

611106013462 LO7% 1 1 1 沖   縄 4 453 11315202838

00710249 0

04% 36 37 37 97 桐生短 期 大 学 紀 要

第18号

2007

(4)

結果

考 察

 前頁の

1は

文 部 科 学 省ス ポ

青 少 年局 学 校 健康教育課 による

季 刊 栄 養 教 諭第8 号5 よ り 引 用し たもの で ある

栄養教諭の 配置は各教 育 委 員 会判 断 に よ り決 定 され るが

これによ る と実 際に配置し た県 は 創 設 時の

17

年度

4

県か ら着 実に増 加し

平成19 年度 4月1日現在で は

44

となっ てい る

ま た

本 学の 位 置 す る 群 馬県で も

平成

19

年 度には じめ て

6

名の栄 養教 諭 が 配 置 さ れ た

その内訳は

群馬 県 教育 委 員 会 指 導主事

1

お よ び前 橋 市

lll

奇市

藤岡市

み ど り市

利根 郡みなか み町に おい て各 1名の 配 貴であっ た

.一

方で

1

平成19年度学校基本 調 査 速 報」を基に 栄 養 教 諭の 配置が必 要と考えら れ る全国の公 立小 中学 校

中等 教 育学 校

特 別 支援 学校の 結 果より作 成した 表

2

か ら は

「栄 養 教 諭

1

人 あた りの担 当 校 数 」 「栄 養 教 諭1人 あ た りの担 当 児童 生徒 数 」 「全 教 員に対 する栄 養 教 諭の比率 」につ い てすべ て の項目で群 馬 県の状況 は全 国平均より低い 状である

実 際に今

度は配置 さ れ た初 年度であ り

また教 育 委 員 会に 配 置 さ れてい るな ど, 単純に 比較できない部 分 は あ る が

これ か ら 本 学が栄 養教 諭 養 成を行っ て い くうえで

群 馬 県 教 育 委 員 会との連 携は必 要 不 可 欠 で あ る と考え ら れ る

  次に表

3には

本 学の栄 養 教 諭二種 免 許 取 得に必 要 な科目の

を示した

栄 養 教 諭二種 免許状の取得に は

短期大 学

1

;の学位 (62 単位以

その うち凵本 国 憲 法 (

2

単 位 )

情 報 機 器の操作 (2 単位), 英 会話 (2 単位)

体 育 (2単位 )含む)お よ び栄 養士免許を基 礎 資格と してお り

その他 「栄 養に係る教 育に関する科 目」

2

単 位

「教 職に関する科日」 12単 位の計 14 必 要で あ る が

本 学ではこの ように設 定した

また

本 学で は栄 養士取 得の た めの校 外 実 習と栄養 教 諭の栄 養 教 育 実 習 との 関 連 性 を 重視し

栄 養 教 諭を希 望し て い る学生に対しては

校 外 実 習

2

単 位のうち1単位を ま ず 学 校 給食施 設で学 校栄養職 員が行っ てい る 「給 食の 運営 」にお ける給 食 計 画へ 参 画

栄 養 管理 や衛 生 管

検食

調 理指 導

物 資 管理等のな実習 内 容 と調 理

献 立作成 を経 験 する

次に栄 養教 諭の た め の 教育実習が実施できる

特色ある内 容の カリキュ ム としてい る

 図

2に は

咋年度の 卒 業生の栄 養 教 諭 所 得 状 況を示 した

栄 養教 諭 免 許取 得者 は

13% (77 名中10名)で あっ た

本 学におい て

栄養 教 諭免許状を取 得 するた め に は

栄 養 上 必 修 科 目

50

単位

栄 養教 諭二種 免 許科 目

16

単位 が 必要であ り

ま た栄 養 教育 実 習に行 くため 表3

栄養教諭二種 免許 取 得に関 する開講 科 目 栄 養に係 る 教 育に関 す る科 凵

教 職に関 す る 科 目 栄 養 教 諭 論 (2単 位 ) 教 師 論 (2単位) 教 育 学 (1単位 )

 

 

 

一 一

      ! 一

 一 .

教 育心理 学 (2単 位 ) 旨 道 徳 教 育 及

 一 一

び特 別 活 動の研 究 (蝉 位 ) 教 育 課 程 及 び教 育 方 法 論 (

.一.

1単 位 )

一一

生徒 指 導論 (1単位) 教 育 相談 (2弔位)

      一

総 合 演 習 (2単位 )

        .

栄 養 教 育 実 習 事 前

事 後 指 導 (1単 位 )

       一一

栄養 教 育 実 習 (1単 位 )

  一.

※ 下線は中学校教諭 二稀 免 許 嫁 庭 科 )と !i

M開講さ れ ている に は

1年前期終了 時に

所 定の 単位を修 得し てい る こ とを必 要 条件と してい る た め

このような結 果にな っ た もの と考え ら れる

以降の質 問につ い ては栄 養 教 諭 免 許 を取 得 した卒 業生が対 象である

13

87

τ黥

得 囲卒 業時

栄 養 教   許   取得者 図

2

栄 養 教 諭 免 許 取 得 状 況  図

3

には

栄 養 教 諭を 知っ た時 期につ い て の質 問結 果 を 示 した

半 数以 ヒの 生が

入学以前で は な く, 入学 時のガ イ ダン ス で知る こ と がで き た と思われ る

これ は

今回の対 象と なる卒 業生が 栄 養教 諭 制 度の創 設 が決 定さ れ た平成

16

年 度に入 試をお こなっ て お り

その段 階では

教 育の現場に おい て さえも新し い 制 度の概 要 が 理解さ れてい な かっ たこ と を考慮 する と

当 然の結 果と してえ られる

その で栄 養教 諭 免許 を 取 得 し た 学 生の

4

が 入学以前に名 前だけで も 知っ て い たこ と は

彼女 らの 意 識の高さ が伺える点で ある とい

60監 / 一 蝕

4°%

3

栄 養 教 諭を知っ た 時期  図

4に は

栄 養 教 諭の免 許 を取 得したい と思っ た時期 につ い て示 した

栄養 教諭 免許を取得 した多 くの学生 は短 期 大学に入 学 してか らの取 得 希望である

こ の結 果 につ い ては

大橋の研 究と類 似 するもの であっ だ

桐牛短 期 大 学 紀要

第18号

2007 98

(5)

4

栄 養 教 諭の免 許を取 得したい と思っ た時 期

 

4は, 「栄 養 教 諭 論 」 開 講 期 間 中にお け る 栄 養 教 諭の仕 事 内容につ い て の 問で

「授 業 」 「給食 」 「食 育

1

「学 校

な どの キ

ドが

くみ られ た

こ の ような 言葉か らは

学 生 た ちは ガ イダン スや栄 養 教 諭論の講義におい て得られ た知識 と

,9

年 間 自分た ち が給 食を食べ た と きに感じ た影 響が強 く反映さ れ た結 果 と なっ てい るこ と が わ か り

栄養教 諭にお ける具体 的 なこ とが らにつ い ての理解は十 分にはで きてい ない もの と想 像 さ れ る

4

栄 養 教 諭 の 仕 事 (栄 養教諭 論 開 講期 間 中 )

       .

一.

 

項       目 家 庭 科や学 活

給 食の時 間に食につ いて の授 業や話 をすること 給 食な ど の 生 き た教 材を利 用して子ど も た ちに指 導 すること

      L一广

广

食 育を中 心に行い

どもた ちに食に興 味 を もって もらう 給 食 な どの生 きた教 材 を利 用 して授 業 を した り

学 校の栄 養士 の役 割を す ること

        一“

广

一一一

        .

栄 養 指 導

病 院 栄 養 士の学 校バ

ジョ ン

『}一 一耐

一一.一

栄 養 指 導 食 育 (食 事の指 導 〉 給 食セ ンタ

で給 食を考え

時々学 校に指 導に行 くような 感じ で ある  表

5は

教 科 「栄 養 教 諭論」の講 義が終了 し た後の

栄 養 教諭の仕 事 内容につ い て の質問である

「授 業」 「給 食」 「食育 」 「栄 養士」な どの キ

ドが多 くみら れ た

この ような言 葉の中からは

教 育現場にお ける 栄養教 諭の具体的 な役 割につ い て

残念な が ら十 分に 理解ができてお らず

具体 的な実 情で の指 導 内容を も っ と網羅して

何 回も指 導 する 必要性を感じた

5

栄 養 教 諭の仕 事 (栄 養 教 諭 論 終 了 後 ) 項       目 家 庭 科や学 活

給 食の時 間に食につ いて の授 業や 話 を す ること

      一一 .

一一

食にっ い ての専 門的 な知 識を活かし て

実 際の給食を生き た教 材 とし て使 用し指 導 する

        一 一

授 業

栄 養 士の役 割 も する ので大 変と思い ま し た 食に対 する授 業 給 食

生 徒

先 生と連 携して指 導し てい く

      一

. 一

給 食を教材と して使い

食 育の中心となって子どもたちに教 える

       .

食 育 (生 活の指 導 〉

        一

      .

重 要 な教 科 で あると思っ た  学 校 給 食とい う特 性 を踏まえて

給 食 を通し た実践 的で継 続 的   な指 導 を行 う

        .

99

 

6は, 教 育 実 習を経 験 後に実 施した

栄 養教 諭の 仕

内容につ い ての

問である

「生徒

を中 心 としたキ

ドが多 くみ ら れた

こ のよう な 言 葉 の 中 か ら

児童 生徒に対 して食

健康

栄 養 につ い て 実 際に指 導

緒 に体験 して きた様 子が うかが え る

そ して教育現 場で の栄 養 教 諭の仕事とその 中で期 待さ れてい る役 割の重 要 性 が 生の

と して具体的に現 れて い る

6

栄 養 教 諭の仕 事 (教 育 実習 を経 験し て) 1      項         児 童 を 通 し て

家 庭 に も 呼 び か け な く て は な ら ない

食に つ いての知識を伝え る 生徒の健 康の た め に日頃か ら よ く観 察し て

何を知らせ るべ き か 考 え ている と 思っ た 栄養の食に対す る 指導は去る こ と な が ら

い か に食の 大 切 さ を 伝え てい く か 今の 食 生 活 が よ り よ く な る よ う

先 生 という 立 場 に 立 ち

指 導 し てい く も の

       .

食 育 (食事の問 題を解 決し

良い食生活を守り病 気か ら子ど も た ち を守る 子どもの実 態を身近に感じ

献立作 成や栄 養 指 導に活かす

 

7は 教 育 実習後, 良かっ た点につ い て の質問で ある

「児童生徒との コ ミュ ケ

ショ ン」を通して教 師のやりがい を感 , また児 童 生徒に対して の授 業 を 実 施した経 験が 「白分 自身」の成 長につ ながっ た な ど 全体 的に喜び と して の回答であっ た もの と思われる

全ての学生 が教育実 習を し て何 ら かの形で良い 験 を し た こ と が わ か る

7

教 育 実 習 を経 験し て良かっ た点 項

   

   

指 導 案 通りに はな らない こ と 児童 との コミユ ニ ケ

シヨン

     

授 業が でき

生 徒に理 解し て もらっ たこと 自分に自信がっ いた 生徒と触れ合え たこ と 経 験で き たこ と 栄 養 教 諭の仕 事にや りがい を感 じた   表

8は

教 育 実 習で

失敗 したことにつ い て の質 問 である

学生 たちは 「視野の狭さ」 「知識不足 」 「授 業 が計 画 通 りに で き ない 」な ど

常の学生 生活では

わから ない 経 験が で き

将 来に おい て必 要と なるもの が何か具 体的になっ た ものと思 わ れる

ま たこの点に 関しては

わ れ われ養 成機 関側でも講義や演 習を通し て レ分に指 導してい か なけれ ば な ら ない こ とであ り

今 後の指 導方 法につ い て考え させ られ るもの である

桐生短 期 大 学 紀 要

第18号

2007

(6)

8

教育実習を経 験して失敗 し たこと   図

5

将 来 栄 養 教諭にな りたい か否かにつ い て の 質問である

55

%と半 数以 上の 生が な りたい と答え てい る

ま た

,9

% の学生 は

栄 養士 とし て 自信が持 て るよ うになっ た ら な りたい と希望 し た

この ように 栄養教 諭の教 育 実 習を経 験して

栄 養教 諭の魅力を感 じ

将 来は その ような職種に就 くこ と を希 望し てい る ものと 思 わ れ た

しか し な が ら

自信が無い とい う意 見には

わ れ われ養成 機 関側で の指 導方 法の検 討 も必 要であ り

少しで も学牛 た ち が自信を持っ て

自分の 希 望がか な え られ る ような実 力を付け させ ら れ る よう に し てい か なければな ら ない と感じ た

36P

    

i

   

55xi

i

1

5

将 来 栄 養 教 諭になりたい ですか   図

6には

栄 養教 諭 免 許を取 得した学生の就 職 状 況 を示した

80% と多 くの学生が栄 養 士と して就職し た

内 1名は

学 校 給 食施設での就 職をし た

この よ うに多 くの学牛 が栄養士 とし て就 職し

その中で も過 半数 以 上の学生が

将 来 栄 養 教諭 とし て働きたい と希 望 してい る

        10tS l

F

7

\ \

鬮医療事務 u 進 学 て働くこ とに厳しさ を感じてい る とい うこ と も同時に わ かっ た

  本 学では

栄 養士のた めの実 習とし て

学 校 給 食 施 設で栄養士の職務内容を経験 し

次に栄養 教 諭の た め の教 育 実 習が行える ような

特 色の る系 統 的な内容 のカ リ キュ ラム と してい るが

この 点につ い ては今後 さ らに内 容を検 討し 実 りのある実 習が できる ように し てい きたい と思 う

 ま た

こ の よ うに小 学生

中学生とい う心 身の成長 過程に おい て重 要な時 期に 生 きた教 材で ある学 校 給 食を最 大限に活 用しなが ら 「食に関する指 導 」を行 う こ とは 栄養 教 諭だ けに で きる重要 な役 割である と言 える

その ため

栄 養教 諭 養 成に携わ る わ れ わ れ は

学牛たちに対して 栄養教諭の役 割がいか に重要であ り

必 要な資 格で ある かを正 しく理解させ る た め

今 後 も教育内 容 や 方 法 を検刮 し

指導してい か な け れ ば ならない と感 じ た

用 文 献

1)金田雅 代 :栄 養教諭論

建 帛社 (東京

2005

2)永嶋久美子 :栄 養 教 諭の現 状

川 村 学 園 女 子 大 学

 

研究 紀要

17 (2) :ll5

−133,

2006

3)

川 戸喜美枝 :栄 養 教 諭 は何 を すべ きか

せ   い (東 京 )

2005

4 )中 西 忍

松 月 教 子 ら :食 育に お け る 行 動 科 学

カ   ウ ンセ リン グの 必 要 性

栄 養 教 諭 創 設に むけて

 

一.

食 物 学 会 誌

59 :21

29

2〔〕〔〕4

5)板倉洋∫

:季刊 「栄養教 諭」の利 用

季刊 栄養教   諭

8 :90

91

2007

6)宮内健二 :季刊栄 養教 諭の 資 格取得につ い て

季   干1亅栄 養 教 言兪

 2 :90

91

 2006

7 )大橋伸次 :栄 養 教諭志 望学 生の 意識 調査

国 際 学

 

院埼 玉 短 期 大 学 研 究 紀 要

27:127

130

2006

6

卒 業 式の就職 状 況 ま

今後

課 題

 栄 養 教 諭 制 度 は

誕 生 した ば か りの新 しい資 格では あ る が

栄 養 教諭に対す る期待と責 務は非常に大きい もの と思 え る

その こと は

今回 実施した本 学 学生の 意識 調査 よ

栄養 教 諭 免 許を希 望し た学生の 多 くが 教 育 実 習 を終え る と

魅力のあ る 職種と考え

将 来は 栄 養 教 諭 と して働くこ と を希望 してい るとい う調査結 果 か らも殫解で る が

その

方で

二 年 問の短 大で の カリ キュ ラム で は

その 責 務の重 さか ら 白信を持っ 桐生短期大 学 紀 要

第18岑

20〔)7 1〔}0

(7)

Current

State

of

Nutrition

[[bacher

Training

Course

in

Kiryu

Junior

College

and

Its

Problems

Masako

Hashimoto,

Hireji

Ishii,

Kimie

Nakajima,

Chieko

Matsuoka

Abstract

Thenutrition teacher licensingsystem was newly

founded

in

2005

for

the

enhancement ofnutritioneducation. KiryuJunior

Col-legethenstartedanutritionteachertrainingcourse, and the

first

student who obtained anutrition teacher

license

graduated

in

March

of 2007.Inthisstudy,we clarifiedthecurrent statcand problemsof thenutrition teacher trainingcourse atKJC through surveys conducted on students who completed

the

nutritiontrainingcourse. Task needed tograpplewith thisproblem were alsodiscussed. Keywords: Nutritionteacher,

Nutrition

education,

School

lunch

101

表 一 2 , 平 成 19 年 度 の 栄 養教 諭 配置 状 況 全 国比 較 ( 平 成 19 年 度 学 校 基 本 調 査 速 報 よ り 作 成 ) 区 分 栄 養 教諭 配 置 数 公 立 小 中学 校 、11τ等 教 育 学 校、特 別 支援学 校      数 栄 養 教 諭 1入あたりの担 当校 数 児 童 生 徒 数 栄 養教 諭1人 あ た りの担 当 児童 生徒 数 教 員 数 . D ( 人 ) 全 教 員 に 対 する 栄養 教 諭の   比率 栄 養 教 諭 1 人あたりの担
図 一 4 . 栄 養 教 諭 の 免 許 を 取 得 し た い と 思 っ た 時 期   表 一4 は , 「 栄 養 教 諭 論 」 開 講 期 間 中 に お け る 栄 養 教 諭 の 仕 事 内容 に つ い て の 質 問 で あ る . 「 授 業 」 「 給 食 」 「 食 育 1 「 学 校 」 な ど の キ ー ワ ー ドが 多 くみ られ た . こ の よ う な 言 葉 か ら は , 学 生 た ち は ガ イ ダ ン ス や 栄 養 教 諭 論 の 講義 に お い て
表 一 8 . 教育実 習 を 経 験 し て 失敗 し た こ と   図 一5 は , 将 来 栄 養 教諭 に な り た い か 否 か に つ い て の 質 問 で あ る . 55 % と 半 数 以 上 の 学 生 が な り た い と 答 え て い る . ま た ,9 % の 学 生 は , 栄 養 士 と し て 自信 が 持 て る よ う に な っ た ら な りた い と 希 望 し た , こ の よ う に 栄 養 教 諭 の 教 育 実 習 を 経 験 し て , 栄

参照

関連したドキュメント

*課題関連的訓練(task-related training)は,目的志向的訓練(task-oriented

Taking the opportunity of leadership training, we set three project goals: (1) students learn about Japan beyond the realm of textbooks, (2) teachers and students work in

“Breuil-M´ezard conjecture and modularity lifting for potentially semistable deformations after

Then it follows immediately from a suitable version of “Hensel’s Lemma” [cf., e.g., the argument of [4], Lemma 2.1] that S may be obtained, as the notation suggests, as the m A

[Mag3] , Painlev´ e-type differential equations for the recurrence coefficients of semi- classical orthogonal polynomials, J. Zaslavsky , Asymptotic expansions of ratios of

士課程前期課程、博士課程は博士課程後期課程と呼ばれることになった。 そして、1998 年(平成

「養子縁組の実践:子どもの権利と福祉を向上させるために」という

当日 ・準備したものを元に、当日4名で対応 気付いたこと