【
論
文】
UDG :69.
025 :539.
53
:725.
85
:725
.
893
日本 建築 学 会構造系論 文報告集 第359
号・
昭和61
年1
月ス
ポ
ー
ツ
サ
ー
フ
ェイ
ス
の
す
べ
り
の
評価 方 法
に
関
す
る
研
究
正 会 員 正 会 員 正 会 員小
橋
横
野
田
山
英
哲
*浩
* *裕
* * *1.
序
体 育 館 床
,
各種
運 動 競 技 用
コー
ト・
グラウン ドなど,激
しい運 動
動 作 が行
われ る スポー
ツサー
フェイ
スに要 求
さ
れ る性 能
の う ち,
すべ り は,
競 技 者
が安
全
かつ快 適
に競 技 す
る う えで,
特
に重 要
な性
能の ひとつ である こ と が 明 らか に さ れて い る1 )。
スポー
ツ サー
フ ェイ
ス のすべ り に関
す る 調 査・
研 究 例
と して,
小 林
ら に よ る摩 擦 緩 衝
の研 究
大 鋸
らの実 際
床
の すべ り測 定
な ど が あるが,
基 礎
的 段 階
にあ り2)−
4],
妥 当
な評 価 方 法
が示
さ れ ていない ため
に,
すべ り か ら み たスポー
ツサ
ー
フ ェイ
スの開 発
,
選
択
,
維 持 管 理 等
に おいて混 乱 が 生 じ て い ると と もに,
す べ り に対
する競 技 者
の不 満 も 数多
い のが実 情
で あ る。筆 者
の一
部
らは こ れま で に’
床
のす
べ り抵 抗 を測 定
できる すべ り
試
験 機
0 −Y ・PSM
(
0 −Y
Pull
Slip
Meter
)
を設 計
・
試 作
し,
そ の妥 当 性
を 証 明 す る とと
もに,事 務
所
等
一
般建築 物
床
およ び住 居 床
の すべ りの評 価 指 標 を提
示
し た5〕−
9]。
本 報 告
はこれ ら の成 果
に基
づ き,
競技
の しやす さ の観
点
か らの ス ポー
ツサ
ー
フ ェイ
ス の すべ りの評 価 方 法
に関
し て研 究
を
行
っ た結 果 を述
べ るも
の である。
2.
本
研究
の目的
と範 囲
本
研究
はスポー
ツサ
ー
フヱイ
ス のすべ りに対 す
る競 技
者
の評 価 と
,O −y ・PSM
か ら得
られ るすべ り抵 抗 係 数
(
C
.
S.
R
:Coefficient
ofSlip
Resistance
)
7 )との
対
応 を考 察
し,
競 技
の しや す さの観 点
か らの スポ
ー
ツ サー
フェ イス の すべ りの評 価 指 標
を含
め た評 価 方 法 を提 示
す ること を目
的
と す る。
対 象 と
す るスポ
ー
ツサー
フェイ
ス は屋内
お よ び 屋外
の スポー
ツサー
フェイ
ス,
運 動 競 技 種
目はこ れ らのサー
フ ェイ
ス におい てご く一
般 的
に行
わ れ る種 目
と す る。』
3.
本
研究
の研 究 方 法
本
研 究
の研 究 方 法
および 手 順
はつ ぎ の と お りであ
る。
本 報
の一
部は,
昭 和57
年 度お よび 昭和
58
年 度 建 築 学 会 大 会10)・
11 ) に て発表し た。
* 東 京工業大学
助 教授
・
工博“ 東 京工業大 学
助
手
・
工 修申 韓 東 京工業大 学
大学 院生
・
工修’
(昭 和 60 年 3 月 8 日原 稿 受 理 }1
)
さ ま
ざ
ま な すべ り抵 抗
をも
つ サー
フ ェイ
スを試 料
と し,
官
能
検
査 手 法 を用
い てすべ りの評 価 尺 度
を構
成
す る。
)
〉
)
)
2345
0−Y ・PSM
に ょり各 試 料
のC .
S ,
R
を測 定
す る 。評価
尺 度
とC ,
S.R
の対 応 を検 討
す る。3
)
の検 討 結
果 か・
ら,
すべ り’
の評 価 指 標
を 提 示 す る。
スポ
ー
ツ サー
フェ イス のすべ りを評 価
する具体 的
な
方 法 を提 示
す る。以
上で あるが,
屋 内
スポ
ー
ツサー
フェイ
ス と屋 外
スポ
ー
ツサー
フェイ
スで は行
わ れ る競 技 種 目 や使 用
さ れ る履 物
な ど が明 ら
かに異
な る た め,本
研究
では両 者
を分
け て 研究
を 進 め ること と し た。4.
屋 内
スポ
ー
ツ サー
フェイ ス のすべ り の 評 価 指 標 の提 示
4
.
1
屋 内
スポ
ー
ツ サー
フェイ
ス のす
べ りに関
す る評
価 尺 度 構 成
の た めの官
能 検 査
4
.
1
.
1
構 成
す る尺 度
構 成
す る尺 度
は,競
技
の し や す さの観 点
か らのすべ り評 価 尺 度 と
し た。
4
.
1
.
2
官
能検
査 手 法
の選 定
本 研 究
で求
め る評 価 尺 度
は絶 対 判 断
か ら構 成
する の が望
ま しい ため,
図
一3
に示
す判 断 範
ちゅう に よ り すべ り の適否
の絶 対 判 断 を
求
め, その結
果
を基
に尺 度 を 構 成 す
る系
列範
ちゅう法
を用
い る こと と し た12}・
19 〕。
4.
1.
3
試
料
の設
定
試 料
と な る サー
フェ イス の選 定
にあ
たっ て は,以 下
の点
を考 慮
し た。
1
) 実 在
す.
る屋 内
スポ
ー
ツ サー
フ ェイ
ス のす
べ りの程 度 を十
分包 含
す る 試料 群
と する。
ii
) 検 査
員
に疲労
,
倦 怠
を感
じさ
せな
い程 度
の試 料
数 と
す る。
i
の
すべ り
性 状
が 検 査期 間 中 変 化
し に く い試
料
と す る。
以 上
の点
を お も な検 討 事 項
と して予 備 的 官 能 検 査
お よ びC .
S.R
の測 定 を行 いな が らt表
一
1
に示
す8
種
のサー
フェイ
スを選 定
した
。
さ らに,
各
サー
フェイ
スを図
一
1
に示 す よ う
なす
べ りを判 断
す る た め の 運動 動 作
を行 う
の に十 分 な大
きさ(
900mm
×1800
mm )のパ ネル床
に て一
1
一
表
一
1
官 能 検査 試 料および各 試
料
のC
.
S
.
R
,
尺 度 値 尺 置邑 (ずぺり評 価 尺 展 } 麟 舛にDk 科 サー
フェ
イ ス の訂 目 名 O、
S.
k バ 瓦7ッ
} バド ミン ボー
鴎卩
バレ7
ボー
昌
皐 映 }・
3渺 硬 式 テニ
ス一
履 1 拜泡ゴ ムシー
ト o.
98・
1.
L27.
0.
876・
幽.
BO5・
L264・
レ 曝3晶・
1.
383一
2、
0嗣0 21 ヒ粧合 板 o.
29一
3.
060一
1.
882・
1.
834・
2.
653一
2.
636・
1,
自B6・
2.
081 3 ゴ ム系ヲ ィ ル o、
2β・
3.
373・
2.
782・
3.
2引5・
3.
Mo・
3.
z30・
2.
835・
2.
胛9 4 塩ビ系 員 尺シ
ー
ト o.
55.
o.
538’
0、
0960,
6B9o.
9日oo.
296L.
7460.
ε蹴 5 塩ビ系 畏 尺シr
卜 o,
681,
7181.
8日
81.
96?
2.
0350.
BO11.
3571.
228 6 壇ビ踊 疑 尺 シr
} o.
821、
3741,
529L3 研 1.
3650.
801 〔.
218O.
OB5 7 塩ビ鬲 艮 足 シ驢
} o.
36・
2.
006・
L366・
o.
2L8・
L346・
1.
677・
O、
563・
o.
6■L 6 塩ビ系 長 尺シー
ト o.
40・
0.
Oτ
鬣
o.
36τ
o,
5560、
760o.
23弓 0.
885 0.
B30「
一 }
1800mm− 一
一
廴} ○ (1 ()G
,「
) 試 糾 サー
フヱイ ス パ ネル 図一
1
試 料パネル の概 要π
日
臓
OOq 噂」
ん付
し て試 料
と し た。
4
.
1
.
4
競 技 種 目
および検 査 員
の選 定
競 技 種 目
と して バ ス ケッ トボー
ル, バ ド ミン トン, バ レー
ボー
ル,
卓
球
,
フ ェ ンシング
,
硬 式
テニ スを選 定
し た。
検 査 員
とし て は,
東 京
工業 大 学
の運 動 部
の男 子 部 員
の な か から
,
競 技 能 力
の高
い選 手
,
バス ケッ トボー
ル9 名
, バ ド ミン トン9
名
,
バ レー
ボー
ル9
名
,卓
球
11
名
, フェ ンシ ング
9 名
,
硬 式
テニ ス13
名
,
計
60
名
(
18
才
一23
才
)
の競 技 者
およ
び特
に専 門
に運 動
競
技
を行
っ てい ない一
般
の成 人 男 子
10
名 (
21
才
〜32
才
)
を 選定
し た。検
査
員
と し て は競 技 能 力
,
年 齢
,
性
別
の観
点
か ら多
様
な層 を含
め ること が望
ま しいが,
体 育 館
の床
のす
べ り の使 用 感 調 査
に おいて競 技 能 力
,
年 齢
,
性 別
から
みてす
べ りの評 価
に大
き な差
が なか っ たこと1 ),
本
研究
で選定
し た検
査 員
は競 技 能 力
の観 点
では素
人 と卓 越
し た競 技 者
の中 間
に位 置
す る と考
え ら れ ること か ら, よ り一
般 的
な評 価 を 得
る た めの検 査 員 と
して妥 当
であ
ると判 断
し,
他
の層
の人
々 の 評価
は本
研 究
の結 果
が出
た後
, あら た め て検
討 を加
える こと
と した。4
.
1
.
5
勤 作
およ
び履 物
の選
定
検 査 時
の動 作
とし て,各 競 技 者
ご とに練 習
お よ び 試合
時
の動 作
のう ち
,
す
べ りを感
じ やす
い動 作
を 選択
さ せ,
ノ
写 真一
1
官 能
検
査シュー
ズ写
真一
2
官 能検 査 状 況
一
般
の人
々 につ い て は各 自 自 由
な運 動
およ
び遊
び時
にす
べ りを感
じ や すい動 作 を 選 択
させた。
ま た,
履 物
はすべ りの評 価
を行
うとい う観 点
か ら各 競
技
に不 都 合
が ないと 考
えら
れ た テニ ス シュー
ズと
し,
シュー
ズ とサ
ー
フェイ
ス のす
べ り性 状
を検 査 期 間 中
一
定
に保
つ た め,
写真
一
1
に示す ように シュー
ズ 底に綿
プ ロー
ド4Q
番
をてん付
し,
随 時 貼
り替
え るこ と と し た。4.
1.
6
官能検
査 経 過
お よび
結果
4
.
1
.
1〜
4
.
1
.
5
の条 件
で検 査
を実 施
し基 礎
デー
タ を 得 た(
検
査
状
況 を 写真
一
2
に示
す)
。
尚
,検 査 員
1
名
が検
査
に要
す る時 間
は お よ そ ユ5
分 程 度
であ
っ た。
表
一
2
に検 査
の分 散
分析 結 果 を示
した。
いず
れ も主 効
果
の分散
比が高
度
に有
意
で かつ寄
与 率
も大
き い こ と か表
一2
官
能 検 査の分 散分 析 結 果 すべ り評価:バッス ケツ トボー
ル 平 方 和 自 由 度 不 偏 分 散 分散 比 寄与 撃 主 効 果219
』9731
.
35626.
319 纏 7且.
30% 慍 人 差 9.
9381.
242
正.
G42i
.
35
% 誤 差66
.
τ256L
且91 すべ り評 価: バ ドミントン 平 方 和 自由度 不 偏分 散 分 散 比 寄 与 串 主 効 果 鹽67
.
98723
.
99727
.
924
零‡ ア3、
oo
% 個人差 5.
6480。
7050.
82D0
.
56
% 誤 差48
,
匣256O.
859
すべ り 評 価 :バ レー
ボー
ル 平 方 和 自 由 度 不 偏 分 散 分 触 比 寄与率 主 効 果20833729
.
83326
.
393
鉢 7Loo % 個人差1G
.
9681
.
370L2120
,
68
% 誤 差 63.
3056LBO すべ り野 価 :卓 球 平方和 皀 由度 不 偏 分散 分 散 比 寄与宰 主効果278
.
96739
.
85
【55
,
094
# 80.
囑4% 個人差 夏O
.
90io1
.
090L507Lo8 % 誤 差50
.
63700
.
η3
すぺ り 評価 :フェンシング 平 方 和 自由 度 不 儒 分 散 分敬 比 寄 与 率 主 効 果 160.
40722.
914
【7
.
1713
零 7L20 % 個人 差94781
」84L404L25 % 誤 差47
.
2356O
.
843
すべ り 評 価 :硬 式 子ニ ス 平方和 目 由度 不偏 分 敬 分 敞 比 寄 与寮 主効 果270
.
B6738
.
69446.
6213 孝75
.
20% 個 人 差1
監.
66L2O.
972i.
1710
.
4
呂% 誤 差 69.
72
呂40
.
830
ずべ り 評 価 :一
履 平 方 和 官 由 度 不 偏 分 散 分 敏 比 寄 与 率 主 効 果 且78.
96725.
56629.
057 緋 59.
lo% 個 人差 】5
.
519L723L9583
.
04
% 麒 差 55.
q3630.
880 # :危 険 率 1% で有 意一
2
一
ら,
試
料
のすべ りに有 意
な差
があ
ること,
検 査 自体
が有
効
で あ る こと が わ か る。 ま た,
個 人 差
の分 散 比
がいず
れ の場 合
も有意
でな く,
寄与
率 も非
常
に小 さ
い こ と か ら,
個
人差
はほと ん ど な く検 査 員
は すべ りに関
して共 通 す
る評 価 基 準 を持
っ ていること が明
ら かであり,
構 成
さ れ る尺
度
は 十分 意 味
を持
つ といえる。4
.
21
すべ り評 価 尺 度
の構 成
尺
度 構
成
理論
]3)に従
いすべ り評 価 尺 度
を構 成
し た。
各
試料
のすぺ りの評 価 尺 度 上の 尺度値
を
表
一
1
に,各範
ち ゅう
’
の位
置
を図
一
3
に示
し た。
4
.
3
すべ り
抵 抗 係
数の測定
図
一
2
に示
すO
−
Y
・
PSM
を用
いて検 査
前
およ
び検 査 後
の試 料
の すべ り抵 抗 係 数
(
C
.
S
.
R
)
を各
々 の試 料
につ き3
カ所 測定
し,検 査 期 間 中 各 試
料
のすべ り抵 抗
が安
定
して い る こと を確 認
し た う え で,
その平
均 値 を 各 試 料
のC .
S .
R
と し た。
な お,
す べ り片
に は検 査
で使
用し たテニ ス シュー
ズ の底
の前 半 部 を所 定
の大
き さ(
70mmX80
mm)
に切
り取
り,
表 面
に官 能 検 査 時
と 同様
に綿
ブロー
ド40
番
をてん付
し たも
のを
用
い た。表
一
1
に各 試 料
のC .
S
.
R
を 示
し た。
4
.
4
すべ り 評
価
尺 度 と すぺ り抵 抗係 数
の
対
応
お よ び考察
図
一
3
に4
.
2
で構 成
し た すべ り評 価
尺度
と
4
.
3
で求
め たC .
S .R
の関 係 を示
し た。
いず
れ の競 技
種 目
に おいて も,
両
者
の間
に は点 線
で示
し た よ う な関 係
1 :増 輻.
記 碌 諸 2;
メ インス イ ッチ 3 ;定 逗 モー
ター
4 :減逗曵 5 : ワ イ?一
巻 取 話 6:
スター
トス ィッ チ 7:ス
トツブス イン チ 10 ;yベ ワ 片 11 : す べ り 片受台 12:
ユニ
バー
サ儿
ジヨ
イン
ト「
3;
初 潮 荷 盈国藍 器 14 :荷m変換 鶻 t5 : ガ イ ド レー
儿.
も6 :弓凹 荷 夏遼崖旧整 器 19 ;ガ イ ドレー
ル昇 犀 留 20 :引…弖 角 度隅盛醤 211 滑 里一
as°
一
「
「
四…
」
」
「
t’
7°一
T
’
° °1
図
一
20
−
Y
・
PSM
(0
−
Y
・
Pull
Slip
Meter
>の概要]
。
.
.
」
^ B C DE F G
一
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一
一
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一
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一
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一
一
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一
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一
一
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一
一
一
一
一
一
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皿
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一
一
一
〇 ノ ノ ●一
一
冖
一
一
一
一
一
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一
一
一
一
一
一
一
一
一
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「
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一
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一
一
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一
一
一
一
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サ の こ ( る る。
な゜
る る い い る え る あ あ て て い い あ で で し し て も で 適 逼 適 適 し と 適 不 不 に り 適 ら 不 り に 宰 な や ち や な 常 非 か や ど や か 非 ABCDEFG 0,
0
.
1
齟
0
.
0
.
O
O
.
2
074
0
.
6
0
.
8
1.
0・
ぺ
R 7 す な い すぺる‘ C.
S.
R 7 すぺら な い 図一
3
すべ り評 価 尺 度 どC
.
R
.
S
の関 係一 3 一
o
:最 適 儂 騷 麗}:許 容 範 囲 (例) 図一
4
すべ りの最 高 値お よび許容 範囲 (例
)
があ
る こと が わか る。 また,
各
々 の図
か らす
べ り の最 適
値
,
お よ び仮
に範
ちゅう
(
D )
“ど ちらとも
い え な い”
を すべ り の許 容 基 準
と した場 合
のC .S.
R
の範 囲
を求
め て一
覧
に した のが図
一
4
であ
る。こ れ ら の
図 よ
り,
ま
ず
全 体 と
して,
各
々 の竸
技種
目
にC .
S .
R
の最 適 値
が ある こと,
最 適 値
か らのC .S.
R
の減
少
およ び増 加
に伴 う評 価
の低 下
の割 合
が ほ ぼ同
じで,
すべ り す ぎ る サー
フェ イス の みな らず
すべ ら な さ す ぎ るサ
ー
フェイ
ス も非 常
に不都 合
であ ることが,一
般 的
傾向
とし て うか がえ る。
すべ ら な さ す ぎ る場 合
は,
ひっ かか り な どによ
り足 腰
に大
き な負
荷
が作
用
す ることか ら生
じ る判
断
と想
定
で き る が,
さほど激
しい動 作
が行
われな い床
では,
すべ ら な さ す ぎる場
合
の評価
の低 下
の割 合
が小
さい こと が明
ら かに さ れて いることを
考
え る と8)・
9),
スポ
ー
ツ サー
フェイ
ス の すべ り に は特 別
の配慮
が 必要
と な るこ と を物 語
っ て い る。
ま た
,
競 技 種 目別
に詳 細
に比 較
す る と,
以
下
のこと が考察
で き る。 ・代 表 的
な競 技 種 目
であ
る バス ケ ッ トボー
ル,
バド
ミント
ン,
卓 球
,
バ レー
ボ
ー
ルのC .S.R
の最 適 値
は近 似
して い る が
,
許 容 範 囲
は こ の順
にや や大
き く なっ て いるe こ のこ と は, 水
平
方向
の動 作
の激
しさ,特
にダ
ッシュ
・
ス トップ動 作
の頻 度
お よ び厳 密
さの程 度
に起 因
す
るも
のと想 定
で き る。
・硬 式
テ ニ ス のC .
S .R
の最 適 値 は他
に 比べ や や低
いが
,
許 容 範 囲
は他
の競 技 種
目の範
囲 を包 含
してい る。ク レ
イ
コー
ト
,
全 天 候
コー
ト
など
の多 種
多様
のコー
トお よ び さ ま
ざ
ま な気 候 条 件
の下で行
う競
技の性 格
上,
競
技 者のすべ り に対
する適 応 性
が大
きい こと が ひ とつの
根拠
に なっ て いる と考
え られ る。
・ フェ ン シ ングは動 作
の 形 態 が特 殊
と い える が,
C
.
S
.
R
の最 適 値
,許
容範
囲
は他
と比 較
して特
に差
は ない。
・一
般
のC .S.
R
の最 適 値 は硬
式テニ ス と同 様
に他
と比
較
し て や や低
い。
ま た,
すべ ら な さ す ぎるサ
ー
フ ェイ
一
4
一
ス
を
よ り嫌
う傾 向
が あ る が,
ひっ か か り など
に対 す
る足
,
腰
の抵 抗
性
が低
い こと な どに起因
す るも
の と思
わ れ る。
以 上
,各 競 技
ご と に詳
細
に考
察
し,
硬 式
テニ ス,一
般
と
他
の間
にわず
か な が ら差
異
が ある ことを述
べ た が,
全
体
的
に み ると全
競
技
を通
じて評 価 尺 度
とC
.
S
.
R
の対 応
お よ びC .
S.R
の最 適 値
は似
か よっ て いるこ と,
さら に は,
動 作
の目 的
が明 確
でな く かつ普 段 運 動 競 技
を行
っ て いない一
般
に お い ても
,他
との差
異
は非 常
に少
ない こと も事 実
で ある。 こ の こと
は競 技 種
目,競 技 能 力
に か か わ らず
,
すべ り の評 価
には共 通 性
があ
る ことを示
してお り,
全 種
目 を包
含 し た一
般的
なC
,
S
.
R
の最 適 値
お よび 許
容
範
囲
を提 示
で き ること を示 唆
して いる。4
.
5
屋内
スポ
ー
ツサー
フェイ
ス の すべ り の評 価 指 標
の
提
示4
.
4
の考察
と図
一3,
図
一
4
から
,
屋 内
スポ
ー
ッサ
ー
フェイ
スのC .
S 、
R
の最 適 範 囲
,
許 容 範 囲 を す
べ ての競 技 種
目
に適合
する範 囲
と し て以 下
の ように求
め, 図一
3
,
図
一
4
と とも
に屋 内
スポー
ツサ
ー
フ ヱイ
ス の評
価
指
標
と し て提
示
す る。た だ し,
許 容 範 囲
は許 容 基 準 を範
ちゅう“
D
” と し た 場 合の例
で あり,
実 際
には状 況
に応
じ て許
容
基
準
を 策 定
し 図一
3
か ら許 容 範 囲
を求
め るの が妥 当
とい え る。最 適 範 囲
0
.
65
− O.
75
許 容 範 囲 (
例 )
O
.
50
−
O
.
85
さ らに
,
競
技 種 目
ご との専 用 サ
ー
フェイ
ス のすべ り を厳密
に検討
す
る場 合
は,
該
当
する競 技 種
目ごとの最適
値
,
許 容
範囲
を用
いるべ きことは い うま で も ない 。な お
,
本 研 究
で選 定
した競 技 種
目は動 作
の形態
,
激
し さの観点
か ら そ れ ぞ れ代 表 的
な競 技 種
目 と考
えら れ るの で,
他
の競 技
の場 合
のすべ り評 価 指 標
も動 作
の類 似
性
から図
一3
,図
一
4
を
利 用
し て類推
す る こ と がで き る と考
え る。
5
.
屋 外
スポー
ツサー
フェ イスの すべ り の評
価 指 標
の提
示
5
.
1
屋外
スポ
ー
ツサー
フェイ
ス の すべ り に関
する感
覚
尺度
お よ び 評 価 尺 度 構 成の た めの官 能 検
査5
.
1
.
1
構 成
す る 尺度
構 成
する尺 度
は,
すべ りの大 小
を示
す すべ り感覚 尺 度
,
および競 技
の し やすさ の観 点
か らの すべ り 評 価 尺 度 と し た。 こ こ で,
すべ り感 覚 尺 度
は, これ ま で の研
究
5 }−
9) お よ び4
.
で用
いた履
物
仕 様 と大 き
く異
な るスパイ
ク な どを用
い た場 合
にも
,O −y ・PSM
で妥 当
な すべ り抵
抗
を測 定
でき る かど
う かを
, あ ら か じ め検 討
す る際
の資 料
と なる。
5.1.
2
官能検査手 法
の 選定
すべ り
感 覚
の検
査
には,
刺 激
の大 小 を尺 度 化
す る手 法
の ひと
つ と し て一
般 化
さ れて いる,
標 準 試 料
と各 試 料
の刺 激
の差
の判
断 を 求 めて尺度
を 構 成 す る系
列 範 ちゅう 法(
範
ちゅう は 図一5
に示
す)
を 用い,
すべ り評 価
の検
査
に は,
4
.
L2
と 同
じ理
由
か ら 図一6
に示
す判 断範
ちゅう
に よ り適
否の絶
対 判 断 を 求 めて尺 度 を 構 成 す る系 列 範
ちゅう法 を用
いること と し た]2L13}。
5.
】.
3
試 料
の選 定
試 料
と なるサー
フェイ
ス の選 定
にあたっ て は,
以
下の点
を考 慮
し た。i
) 実 在
す る屋 外
スポー
ツサ
ー
フェイ
ス のすべ りの程 度
を十 分
包含
する試
料 群
と する。
ji
) 検 査 員
に疲 労
,
倦 怠 を感
じ させない程 度
の試
料
数
と す る。「
i
の
すべ り性 状
が検
査 期 間 中
変
化
し に く い試 料
と す る。
以 上
の点
を お もな
検
討事
項
と して予 備 的 官 能 検 査
お よ びC .
S ,
R
の測 定 を 行
い な が ら,
表
一
3
に示
す.
14 種類
の スポー
ツサー
フ ェイ
スを 選定
し,
コ ン ク リー
ト床
上に設
置
,
固定 し試 料 と
し た。
各試
料
は すべ り を判断
す る た め の運 動 動 作
を行
うの に十 分
な大
き さ(
900mmX1800
mm)
とし た。
ま
た,
土
や天 然 芝
など も試
料
に用
いること を検
討
した が,
検 査 期 間 中
すべ り抵 抗 を
一
定
に保
つ のが困 難
だっ た こ と と,C
.
S .
R
で表 示
され るすべ りに対
す る評 価
を求
める観 点
では必 ず
しも
必要
でない との理由
で,
本 報 告
の試 料
から除 外
し た。
なお,
土
や天 然 芝
のすべ り抵 抗
に関 し て は,本 研 究
の成 果
を適 用
し て実際
にすべ りの評価
を行
う時 点
で詳 細
に検 討 を加
えた い。 表一
3
官 能 検 査 試料
,
履物
の緝 合せ お よ びC
.
S
.
R
,
尺度 値 上 段 左か らT2
,
T1
下 段 左か らS2
.
Sl
,
Bl
,
B2
写 真
一
3
官
能 検 査シュー
ズ・
ス パ イク 尺 慶 恒 (すべ り慝 覚 尺 慶 尺 慶値(ずぺり 評 価 尺 麗 ) 試 棚D器
編
フエ
イ ス 履 物 C.
S.
R 目由な 運 勤 勤 作 ダツシコ
z トフ
,’
野 球 野球 (守 備 (バツ
貿・
走 塁 冫グ ) ,りみ一
,グビー
囲 式 テ ニ ス 1 化 匪舍 板 Tl027・
3.
129一
3.
了89一
3.
527・
2.
852・
2,
980・
2.
719・
2.
972・
2.
559 2 ゴム系タ イル Tl0.
33一
2.
7 寧5・
3.
2z2.
3.
255.
2.
626.
2.
gso・
2.
561・
2.
831・
2,
559 3 塩 ビ系長 尺 シー
ト T1o.
了72.
068L979 」,
5591,
0日qo.
347・
o.
Ill0.
623o.
晦4 4 塩 ビ系 長 尺シー
ト T10、
751.
637 1.
9922.
2εoLo76L32 了一
〇.
0450.
594一
〇.
3195 塩ビ系 長 尺シ
ー
ト TI0.
50・
o・
389「
・
D・
128・
o,
214o.
5020.
236・
0.
375・
02e80.
402 6」
塩ビ系 畏 尺シー
ト 刊 o.
59o・
182io・
5320.
q810、
30DD,
34903B40.
266Lo94 7 塩 ビ系長 尺 シー
ト TID.
671.
362 1.
5281.
425o.
8毋2D.
535D.
643 0.
638D.
225 8 塩 ビ 系長尺シー
ト T1o,
了42,
207 2.
365 【.
933O.
Bε50.
894O.
314 0,
700・
o.
120 9 全 天候 サー
フェイス TIo、
4臼一
〇.
876一
〇、
B320、
OL8.
L293・
L475・
0.
361・
L469・
o.
1日7 10 全天 候サー
フェ
イス 710.
42・
2.
121・
2.
040・
1』23・
2.
04B・
L989・
1.
602・
Lgo8・
1.
618 ↑1056o.
946o,
叩41.
332o、
OI8oJ 肌 o.
242・
o.
q66o.
346 11 全天候サー
フェ
イスη o
.
943 」5, 2.
4962.
6630.
ε40o.
6 団・
o.
186o.
842一
〇,
439 TIo.
53・
IJg5・
1.
307・
1.
930.
L?8ε・
L585一
L.
」57・
2.
125・
1β34 12 人工芝 T2Lo42.
3712314 2,
779o,
85Lo,
920一
〇.
1680.
751・
o、
η7S10
.
37・
2.
325・
3.
222・
2.
84E.
2.
lgo.
2.
436一
2.
020・
2.
257 $1O.
59・
o.
208.
o.
2690.
133・
o.
嫡69一
〇.
3380.
001・
Lo69 s20,
63・
O,
博5一
〇,
031o,
265o.
【380.
3420.
219一
〇.
旧7 13 人工芝BILo53
.
0142.
e613.
562o.
9230.
5弓5 つ.
979L130 82o,
B72.
2322 』022.
263 且.
354Lo58・
o.
0800.
駐47 Tlo.
4了一
2,
134・
2.
442・
2363・
1.
823・
2.
339・
1.
559・
226T・
1、
737 310 』4一
1.
476一
2.
6〒8一
1.
906・
2.
037・
匸.
977・
o.
844・
2.
017 14 人 工 芝 52o.
49・
0.
906・
1.
443・
0302・
0.
727・
0.
771・
o.
140・
0.
891 mo.
9塩 23712.
7302,
645o.
26E0.
055・
0.
5420.
941 脇 の 記 号于
矯 ;
呂
二雌 妣
廊 季致
夷
姦
嫉
嬲
:tt
::5
5
.
1
.
4
競 技 種 目
およ び検 査 員
の選 定
競 技 種
目 と して,
野 球
,
サ
ッ カー
,
ラグ ビ
ー,
硬 式
テ ニ スを選 定
した。
な お,
代
表
的
な競 技 種
目の ひとつ であ る陸 上 競 技
の場 合
は,
安 全 性
,
快 適 性 を含
ん だ競 技
の し やす さ
の ほ か に,記
録
向
上
も重
要
な観 点 と
して把 握
さ れ て いるの が実 情
の た め,
他
と は別
に取
り扱
うべ き と考
え て除 外
し,
今 後
の課 題
と す ること とし た。検 査 員
と し て,
すべ り感
覚
の検 査
で は,
特
に種 目
は限
定
せず 専 門
に競 技 生
活
を行
っ て い な い成 人
男 子10
名
(
21
才
〜
33
才
)
を 選定
し,
す
べ り評 価
の検 査
で は ,東
京
工業 大 学
の運 動 部
の男 子
部
員
の なか か ら,
競 技 能 力
の高
い選 手
,
野 球
1
ユ名
,
サッカー
14
名
,
ラ グ ビー
9
名
,
硬
式テニ ス9
名
,計 43 名 (
19
才
〜
23
才 ) を選 定
し た。
すべ り感 覚
の検 査 と
すべ り評 価
の検
査で検 査 員 を別
々 にし たの は
,
すべ りの大 小
の判 断
は一
般
の,
人
々 で もでき るこ と,
専
門
の競 技 者
には良 否
の判 断
に集 中
し ても
らっ た方
が よいと
判 断
し た ことに よる。
な お,
.
検 査 員
の層
に関
す る考
え方
は4
.
1
.
4
と同
様
で あ る。5
.
1
.
5
動 作
お よび履 物
の選 定
すべ り
感 覚
の検 査 時
の動作
は,自
由
な運 動 動 作
,ダ
ッシュ , ス トップ
の3
動
作
と
した。
ま
た, すべ り評
価
の検 査 時
の動
作
とし て,各 競 技 者
ご とに練 習
およ び試
合 時
の動 作
のう
ち,
すべ りを
感
じ や すい動 作
を 選択
さ せ た。
な お,
野 球
に関
しては
守備
・
走
塁時
とバ ッティ ン グ時
の ふ たつ に
分
ける こ と と した。
また,
履 物
は写 真
一
3
に示
す よ うに,
綿
ブロー
ド40
番 を底
に て ん付
し た テニス シュ
ー
ズ(
T
,)
, てん付
し な い テニ スシュ
ー
ズ〔
T
,)
,
サ
ッカー
シュー
ズ2
種
(
S1
)
,
(
S2
)
,
野球
スパ イク2
種 (
B ,
)
,距
罫鏤
頚 移
(
B
,)
の計
6
種
とし た。
一 5 一
表