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建築用ゴム系材料のオゾン試験における力学的負荷条件の考察

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(1)

【論   文

I

UDC :691;θ5

.

 OO1

.

4

    日本 建築 学会構 造 系論 文 報 告 集 第417号

・

1990 年 11月

Joyrnal of  St【uct

.

 Coastr

.

 Engng

,

 AIJ

,

 No

.

417

,

 Nov

.

,

lggo

建

築

用

ゴ

ム

系材料

の

オ ゾ

ン

試験

に

お

け

る

力

学

的 負 荷

条件

の

考察

EFFECT

 

OF

 

LOADING

 

CONDITION

$

OF

 

RUBBER

 

SHEETS

 

IN

 

OZONE

 

TESTS

    田 中 享

二 *,

宋

’

炳 昌

* *,

小 池 迪 夫

* **

Kyok

’

T41VIAKA

, 

B

ソung

・

 

Chang

 

SONG

 and  

Michio

 

KOIKE

.

 

An

 ozone  teste【

,

 equipped  with  apparatuses  measuring  either  stress  relaxation  of specimens  at constant  strain  or creep  of them  at constant  stress

,

 was  made  in order  to investigate 

differences

 of ozone  

degradation

 caused  

by

 

different

 

loading

 conditiQns

.

 

Sheets

 of 

butyl

 Iubber  blended with

EPDM

 

in

 three 

levels

 were  special 且y made  in this study

.

 Mechanical property of the sheet  with each  mix  were  varied  

by

 the 

degree

 of vnlcanization

,

 

At

 first step , the specimens  were  exposed  to ozone  

in

 the ozone  tester controlled  at a concentra

−

tion of 50 pphm  at 40℃

,

 and  stresses  or strains of them were recorded  

during

 the test

.

 

The

 speci

.

mens  were  periodically  

inspected

 with  cracks  or rup 加 res 

if

 any

.

 Good

 ozone  resistance  was  observed  with  lower vulcanized  samples  

in

 the test with  constant strain

,

 on the contrary

,

 was  observed  with  

higher

 vulcanized  samples  

in

 the test with  constant stress

.

 The results  obtained  were  considered  to depend on the visco

・

elastic 

behaviQr

 of samples

,

then a new  

factor

 expressing  

loading

 

levels

,

 an average  of apparent  strain  energy

、

 which  can  

be

obtained  

by

 integrating values  of strain  energy  and  

dividing

 

it

 

by

 the period tQ 

failure

.

 

The

 avaHabiHty  of the new  

factor

 was  approved  

by

 additional  ozone  tests with  

different

 ozone co皿centrations

,

 temperatures and 

bading

 conditions

.

 

KegrPOiztg

:ozone

,

 strain  energ )J

,

 crack

,

 wisco

−

elastic

,

 creep

,

 relanatien

1.

はじめ に  ゴム系材料は大気 中に存在す る微量の オ ゾン の 影響 を 受け

,

亀裂

,

破 断 とい っ た 欠 陥 を生じ る

。

こ れ を事 前に 予知, 評価す る た め に は その性質を十分調べ て お く必 要 がある

。

この た めに国 内 外 を 問わず 多 くのオゾン試 験 法 が提 案さ れ

,

実 用に供さ れ て い る。   ところ で

一

般にゴム系 材 料は力学 的 負 荷 を受 けた場 合 オゾン劣 化が著し く促 進さ れ る。 建 築 材 料は使 用時に何 らか の荷 重また は変 形 を 受けてい る のが通 例で あり

,

力 学的 負 荷 が 持つ 意 味は重 要である。 力 学 的 負 荷 条 件 を既 存の オ ゾン試 験 ,覗 につ い て み る と

,

その ほと んどが所 定の伸 長 率

,

圧 縮 率を与え て固定する定ひずみ負 荷 条 件 の みが採 用さ れて い る。 しか し建 築 用ゴ ム系 材 料の使わ れ方を考えると

,

窓 用ガス ケッ ト, 床 制 振ゴム

,

免 震ゴ ム支承の よ うに応 力負担 を主目的に使用 され る材料もあ り

,

応 力を考慮し た負荷 条件も必 要で ある

。

 ま たゴ ム系材料の ほとんどの もの は粘 弾 性 材 料である た め, 応 力

,

ひずみ は時 間 依 存 性を示 す

。

こ の た め応力 緩和現象,もし く は クリ

ー

プ現 象を生じ

,

負 荷 方 法に よっ て は同じ材 料であり な がら異なっ た耐 オ ゾン性 評 価が な さ れ ること が あ る

。

例えば非常に応 力 緩 和の し

t

〈’すい材 料の場合

,

定ひずみ下で は耐オ ゾ ン性が良 好に評 価さ れ る傾 向を持つが, 定 応 力下で は逆に伸びやすく な る たあ 耐 オゾン性が低く評価され る。 こ の よ うな場 合 材 料の本 来の性 質と して耐オ ゾン性の よい材料と は何か とい う判 断が難しく な る。 も ち ろ ん特定の 用 途を定め れ ば定ひず み負 荷

,

定 応 力 負荷で十 分なこと も多いが建物では完全 に ど ち ら か の状態だ けで使用さ れ ること は ま れ で, 実 際 に は中 間的に存在す るこ と が多く

,

オゾン劣 化に影 響を 及ぼす 力 学 的 負 荷の意 味を明ら かに し て お くことは極め て重要であ る と思わ れ る。

.

 本研究は

,

以 上の ような状況 を踏ま え建築用ゴム系 材 料の負 荷 条 件 を考 慮し た オ ゾン試験を行い

,

力学的 負荷 の基 本 的な意 味を明ら か に す る と と もにそ れ ら を整理 す る尺度を提 示す ること を 目 的とする もの である

。

2.

既往の研 究  ゴム系 材 料にわ ず か なひずみ が生 じてい る と

,

そ の劣 化が著しく促 進され るこ と が 明 ら かになっ てS )

・

10)以来

,

伸 長 状 態のオゾン劣 化に関す る研究が盛んに行わ れる よ  * 東 京工業大学工業材料研究所

1

* * 東 京主業 大 学 大学 院 生 # * 東 京工業大学工 業材料 研 究 所 助 教授

・

工 博 教 授

・

工 博

Associate

 

Prof.

 of Tokyo 

Institute

 of 

TechnolQgy

,

 Dr

,

 Eng

.

1Graduate

 Studellt of Tokyo Instituしe 6f Technology Prof

.

 of  Tokyo Institute of  TechnQlogy

,

 Dr

.

 Eng

.

(2)

うになっ た。 こ の中に は応 力の変 化に着 目し た研 究もい くつ か あ り

,

例え ば

G .

E .

 Deckerii)

,

 H

.

 A

.

 

Voddeni2

】

,

S

.

A .

 

Elleri3

〕が

,

定ひ ずみ負荷下で応 力緩 和測定がで き る オ ゾン試 験 装 置を製 作し

,

オ ゾン亀裂を 定 量 的 に検 討 しよ うと し た。 高野ら “ , も

,

リ ラ クソ メ

ー

タ

ー

を利 用 し て応 力 緩 和を測 定し

,

材料の耐オ ゾン性の定 量 的な評 価 を 試み

,

応 力 緩 和 測定を行えば 材 料の耐オ ゾン性を比 較 的 正 確に評 価 すること が で き ると述べ ている

。

 

これに対 し, 数ぽ少ないがゴ ム系 材 料のオ ゾン試 験 中 の クリ

ー

プに着 目し た研究もい くつ か な さ れ て い る。 」

.

R .

 

Beatty

】5)

,

 

D .

J

.

 

Buckleyi6

)は クリ

ー

プ測 定 装 置を 用い てオ ゾン試 験を行い

,

亀裂 成 長速度につ い て蓄積さ れ た仕 事 量か ら定 量 的かつ理 論 的に解 析 し よ う と試み て い る

。H .

M .

 

Leeperi71

は

,

低 濃 度 中での長 期の クリ

ー

プ測定に よ り耐オ ゾン性を判 定する方 法 を示し

,

こ れ を 利用 し従来の 高 濃 度で の オ ゾン試 験 結 果と比 較 し て い る。 しか しこれ らはすべ て応 力 緩 和

,

ク リ

ー

プが全く独 立し て行わ れ て い る た め そ の各々 につ い て は評 価が可 能 で あるが, 建 築 材 料の よ うに応 力 負 担

,

ひずみ負 担の両 方 が 混 在しが ち な 用 途に対 して は両 者の中 間 的な状 態が 重 要で あ り, その た め両 者を統

一

的に評 価する必 要が あ る

。

こ の点につい て現 状で は ほと ん ど研 究がな されて い ない

。

3

.

試 料お よ び試 験 片  こ こ で行 うオ ゾン試験は

,

力学 的 負 荷につ いての検 討 を目的とし て いる た めに

,

広範な力 学 的 性 質につ いて の 検討 が 望 ま しい

。

こ の た め試 料を

,

まず 建 築 用ゴ ム系 材 料と し て使用 さ れ る材 料である こと

,

力 学 的性 質の範 囲 が広い ことの

2

点 を 考 慮した もの と した。 前 者につ い て は 屋根 防 水用材 料 として用い ら れるブチル

ー

EPDM

ゴ ム シ

ー

トと し, ブチル ゴム と

EPDM

の配 合 比 を変えオ ゾン に対す る性 能に差 を設 けた試 料 (100/0

,80

/

20,

70/

30

と略 記)の

3

種と し た

。

後 者につ い て は

,

加 硫 度 を 変 化 さ せ るこ とに より力 学 的 性 質に差を設け ること と し, キュ ラス トメ

ー

タ

ー

の指 示 値で加 硫 度 25

,

50

,100

%の 3段 階の もの を 試作 し た (試料名の後に加 硫 度 を さ らに表示 し た)。 試 作 試料の 配合 を表

一1

に, 得ら れ た試料の 応 カ

ー

ひずみ曲線を 図

一

1に示す。  オ ゾン試 験には

JIS

 K 6301 (加 硫 ゴム物理 試 験 方 法) の ダン ベ ル状1号 形 試 験 片を使 用し た

。

ダン ベ ル状 1号 形を使 用し た理由は

,

オゾン に よ り生じ る亀裂の観 察 面 積が最も広 いた めであ る

。

4.

オ ゾン試験 装置およ び 試験方 法 4

.

1 オ ゾン試 験 装 置  本 研 究で は試 験 片の力 学的 変化 を測定し な が ら オゾン 試 験 を行う必 要がある。 既 存のオゾン試験機ではこれ ら

一

表

一

1  試 料の配 合 表 材      料 100/080 /20 ブ チル ゴム 100

,

080

.

0 EPDM ゴム 0

,

020

.

0 ス テ ア リン酸 L5 カ

ー

ボンブラ ック τG

.

0 ク レイ 10

.

0 パ ラ フィン系オ イル 30

.

0 酸 化亜鉛 5

.

o 同 左 硫 黄 1

.

5 ジ

ー

ベ ンゾチ アジル

・

ジ サル ファイ ド 1

.

2 Zn

一

ジメチル

・

ジチ オ カ

ー

パメ

ー

ト 0

,

5 Z皿

一

ジ

ー

n

一

ブ チル

・

ジチ オ カ

ー

パメ

ー

ト 1

.

0

100

曾 く

75

曇

VR50 惶

25

TOX307v

.

03u

.

o 同 左 (単位 :部 〉 温 度:20 ℃ 引 張り

率

度:’°°

轡

馳     試 科 370/30

−

IOO 100 /〇

−

10080 /

l

 

l80

〆20

−

IOO 80

」

試科 記 号の凡 例

鹽

摯

曽

迎

、

江 ブ チルとEP囲 の 酉 80/冨0

−

51} 7 ∠ 80/20

−

lt5

00

  100  200  300 

400

 

5

(

X

) 

6

〔

X

) 

700

      伸   び    串   (% )        図

一

1 試 料の応 カ

ー

ひずみ曲線 ビ

ー

ム 型ロ

ー

ドセ ル 9     ●

輒

定ひずみ負 荷 装 置 荷重 定応力 負 荷装置 図

一

2 負荷装置の概略図 装 置が装 備さ れ て お らず

,

こ こ で は次の条 件 を考 慮し た 新た な試 験 機 を設 計

・

試 作し た。  オ ゾン試 験におけ る静 的 力 学的負荷は定ひずみ状 態 と

,

定応 力状態 に 大 別 し う る

。

その ため定ひずみ負 荷 装 置と定 応 力 負 荷 装 置を 用意し た

。

各々 の概 略図 を 図

一・

2 に示す。 前者につ いて は ビ

ー

ム型ロ

ー

ドセル (

100kg

) を用い荷重の変化 を測 定し うるよ う, 後 者につ い て は試 験 装 置の 前 面 扉に透明 アク リル 板を使用 し, 所 定 荷 重 負 荷後の標線間距 離の変 化 を 外 側か ら扉 を 開 けることなく 測 定で き る よ う に して あ る

。

 ま た環 境 条 件につ いて は市 販の多くの試験装置は低 温 の試 験がで き ない もの が多く

,

こ こ では槽 内温 度を

0

°

C

(3)

50

tO

ρ 畧

30

こ

・

む ご

20R

日 10

o

伸長 率:200 %

i

伸 長 率:100 %

:

伸 蹄 5 °

盤

  

・

l

   

一

、

l

   丶 ぐ

丶「

丶

:

     

\X

   、

料

:

70/30

−

100 【

1

1

書

飆

 

 

 

10

/20

−

100 試再・7・!3。

一

,

80!20

一

廴倡o 試 科 ;70!30

−

100   180 !20よ100

一

一

R

き

       OO       

丶

即/O

−

100

  一

、

      、

隔

魎

、

、

    

、

 

」

       

一

正00

1

      50!20

−

50 LOO/0

−

100     

1

   、

i

 80/20

−

50 、。/2。」25 80〆zo

−

25 燭 魄 0

−

50

   一

卩

 

 

 

一

一

、

    x

      }

■

       、

     亀

亀

80!20

−

z5

_

:;

0

   

1

   

11

     

1

   

1

一 一          時 閻 t 時 間の対 数 個 で衷 現         lo6 tで衷 現       時 間

,

し (hrs )       図

一

3 定ひずみ負 荷試 験結果 まで低下し う る よ うに し た

。

製 作 した力 学 的 変化 測定 装 置付き オ ゾン試験装 置を写 真

一

1に示す

。

4.

2

試験方法 (1 ) 定ひずみ負 荷  定ひずみ負 荷 装置に試 験 片 を取り付け

,

所 定の ひずみ とな るまで伸 張し固 定す る

。

応 力は時 間と とも

’

に低下 す る が

,

これをロ

ー

ドセルに よ り測定し

,

レコ

ー

ダ

ー

で連 続 記 録 し た。 な お伸長率は試験 片の 標 点間距離 40 mrn に対し

,

50

,

100

,

200 %の 3段 階と した

。

(

2

) 定応 力負荷

 

定応 力 負荷装置の上端 部に試 験 片

.

を取り付け

,

所 定の 応 力にな る ようにあ らか じ め重 量 を調節し た おも りを 懸 垂さ せ る。 この と きの伸 長 率 をノ ギス を 用い て追跡 測 定 する。 こ の場 合は連 続 記 録が な さ れ ていない た めに負 荷 初 期の間は頻 繁に, その後は伸びの変化が緩慢になる た め

一

日数 回と した

。

な お負 荷 応 力は5

,

10

,

20 

kg

/cmZ の 3段 階とし た

。

(

3

) 環 境 条 件および試 験 時 間   両 負 荷 試験 と も環 境 条 件は多くの オ ゾ ン試

Wt

]8)

−

22)で 使 用さ れて い る温 度 40±2℃

,

オゾン濃 度 50±5pphm とし, 試 験 時 間は最 大400時 間まで行っ た。 ま た試 験 片 の観 察は, 10倍の ル

ー

ペ を 用い試験 開 始後 1時 間 まで は 5分ご と

,

12時 間まで は 1時間 ご と

,

その後は 1 日 に数 回

,

亀 裂 発 生の有 無, 破断の有無につ いて調べ た。

5.

結 果およ び考 察 5

.

1 定ひずみ負荷 試 験

 

図一 3に 定ひずみ負 荷 下での試験結果を示 す。 各 試料 と も試 験 開 始 後, 応 力は

一

定値を保つ の で は な く徐々 に 低 下する

。

そ の途 中で亀裂が発生する。 連 続 して低 下し て い る応 力は亀裂が 入っ た か ら とい っ て特に急 激に低下 す る とい う訳では ないが

,一

部の試 料で は次第に亀裂の 数 が多く な り しか も 深 くな る

。

そ の後 破 断するが

,

その

(

ロ

」

』

星

ω

.

喀 智 ep 楊

(

o

お

)

一

eP         呻 張 串    (%) 図

一4

 伸 張 率と欠 陥発生ま で の時 間と の関 係   25     50    10025     50 加望度    (% ) 図

一

5 加 硫 度と欠陥 発 生ま で の時 間と の関 係 100 直前に は応 力の低 下が激し く な る

。

これ は材料の応 力緩 和が急 激に進行し た とい う よ り は

,

応力を負 担すべ き材 料の断面が破 断直前に激 減 する た め と思わ れ る。 (

1

) ひずみ (伸長率 )の影響  図

一

4に伸長率と 亀裂の発 生

,

破断まで の時 間との関 係を示す

。

試料に よっ て差はある が伸 長率が大き く な る に従っ て欠 陥 発 生まで の時 間は著し く短か く な る

。

0

(4)

500

tOO

隶

300

壽

b200 孝  

1000

応 力:20 ( f!開2) 1其    1    試科 :90 !20

−

25 応力:10 (tStXet2)

 

i

応 力:5 (kzf!胆2)

l

    I 裂発 生 /

:

 

。 ,。

.

、。

1i

:

一

純破断 異需な      

,

’

ρ

1

ノ oo!o

−

10      1 訟 料 ;80/20

−

Z5    

E

試 斜 :go!:o

−

25

  昌

 

 

1

 

 ’

 

 ’

 ’

一

’

 

  ’

 

  ’

 

 ’

0!20

一

工00x

   ’

 

,

”

1

80!20

−

50         圏    00! 

一

100 9く    10 〆20

−

100

1

−

100 !O

−

10080 !20

  .

−

100 70/30

−

100

1

030

−

100

 ’

’

6

ホ

80 加   1

一

50

F一

     

呷

 一

一,

一

一

崢

一

τ0!30

−

100

0

   

1

   

10

  

1GO

 

400

  

1

   

10

  

100400

  

1

   

10

  

1

一 時 固 t     時 聞の対 数 値 で衷 現      log tで 褒 現       時   問   t  (hrs )        図

一

6  定 応 力 負荷 試 験 結 果

(

2

』

V

の

罌

冒  5      10 図

一

ア             205       10       20         応力  (kst!cロ2, 負 荷 応 力 と欠 陥 発生まで の時 間との関 係 奮 宕

}

ω

eP 爛 25     50      10025     50      100       加 磯度   (%)   図

一

8 加 硫 度と欠 陥 発 生まで の時 間との関 係 (2 )材 料の力学 的 性 質の差   材 料の力 学 的 性 質の差 を 調べ る ために

,

材 料の配 合は 全く同じ で, 加 硫 度を変 化さ せ て力 学 的 性 質だけ に差を 設 けた試 料 80/20につ い て考 察 する。 図

一

5

.

に加 硫 度と 亀裂 発生

,

破 断まで の時 間との関 係を示す。 同じ伸 長 率 で も 加 硫 度 が 大 き く な るに従っ て 欠陥発 生 が早く な る傾 向がみ られ る

。

こ れ に は図

一

3に見られ るよ うに加 硫 度 が大 きい場 合には

,

同じ伸 長 率における応 力が高 く

,

そ の後 応 力が緩 和し て も比 較 的 高い レ ベ ル にと ど まっ てお り

,

これ が同じ配 合に もかか わ らず 欠 陥 発 生まで の時 間 に差を生じ さ せ た主た る原 因と推 察さ れ る。 5

.

2 定応力 負荷 試験  定 応 力 負 荷 下での試 験結果 を図

一6

に示 す

。

おもりを 懸 垂さ せ ると 試 験 片は瞬 間 的に伸 長され る

。

その後 も極 め て緩 慢では あ る が伸 びは徐々 に増 加す る

。

その途 中で 亀裂が 発 生す る

。

ただし亀裂が発 生 した か らとい っ て伸 びが急 激に増加す る とい う わ けでは ない

。

し か し次 第に 亀 裂の数が 多く な り

,

深く な り

,

破 断 直 前に な る と伸び が急 激に増 加し破 断に至る。 (1 > 負荷 応力の影 響  図

一

7に 負 荷応力 と 亀裂発生, 破 断まで の時間 との関 係 を示 す

。

試 料に よっ て差はあるが 負 荷 応 力 が 大き く な る に従って亀 裂 発 生, 破 断 までの時 間は短く な る

。

(2 ) 材 料の力学 的性質の差  材 料の力 学 的 性 質の差 を謂べ る た めに前 項 と 同 様

,

加 硫 度の み に差 を設けた試 料80/20につ い て考 察する

、

図

一8

に加 硫 度と亀 裂 発 生

,

破 断まで の関 係を示 す。 同じ 応力 レベル で も 加硫 度が小さ く な るに従っ て亀裂の発 生 は早く な る傾 向が み ら れ る

。

これに は 図

一

6で見 ら れ る よ うに加 硫 度が小さい 場 合に は モ デュ ラスが小さ く

,

応 力 負 荷 時の弾 性 伸 びお よびその後の ク リ

ー

プ伸 びが大き く

,

こ の こと が欠 陥 発 生 まで の時 間に大 きく影 響 を与え た もの と推 察され る

。

6

.

定ひずみ, 定 応 力 下で の欠 陥 発 生 時 間 を整 理 する共   通 尺度の提 案  前節までの結果と して定ひずみ負 荷で は

,

試 料の加 硫 度が低 下す る

,

す な わ ちモ デュ ラ スが小さ く な る に従っ て耐オ ゾン性は上昇する の に対し

,

定 応 力 負荷で は逆に 材 料の モデュ ラ スが大 き くなる に従っ て耐 オゾン性は上 昇 する とい う

,

全く相 反 する現 象が得 られ た。 これで耐 オゾン性を判断し よ う と す る と ど ち らの方法の結 果が 正

,

4

(5)

【

二 謬 ー 騨 ミ 鱒 鴇 櫓 も 急 O 赴 凸

(

ご 葭 − 騨 ミ 婚 蝿 甫 争 OO 含 る 陣引

1

{

−

1

・

ダ

ノ

破

ル

伏L骨形 闘       時 冏 (t )      ヒF 定Dず み且 荷 賦 験匿お け 乙 見 か けの ひずみ

エ

ネ

ル

ギ

ー

の 呵 間的変 化       時 聞(t)        tF 定 応 力 負 荷 試 験Eお ける見b け

り

ひずみ

=

* hS

一

の時固盻変 化 図

一

9  各負 荷 下に おける見かけのひずみエ ネルギ

ー

の時 間 的 変       化の模式図

・

所 妃Ofδ を 与 儿 伸聾 図

一11

残 留ひずみ付 加定ひずみ負荷法の試験 方 法 姻   亀 裂発 生 10D   10

曾

』

   1 と 謹 o「 讐 GO

・

01P40Gas  loo 麒 Io 累

 

1

丶

R

丶

xO

_

0 足ひずみ負 荷 ●

一

● 定応力負荷 ロ

・

・

ロ 残 留ひず み付 加     定 ひずみ負 荷 qlQOl 破 断

\

脚

試 料:80!20

−

100    q 試 料

:

80!ZO

−

50     q

 

 

 

 

\

試 料

:

&o!20

−

z5

丶

騒料

:

100〆0

一

且00

、

試 料:τ0/50

−

100 al 1   10  100  1  10 100 1  K)  100 1    10  100 1   10  100         見か け の ひ ず みエ ネル ギ

ー

の 平 均 値 (tsr !eii ) 図

一

10 欠 陥 発 生まで の時 間 と 見かけのひずみエ ネル ギ

ー

の平 均 値の関 係 し い か, 判断がつ か ない 。 ゴム系 材 料の オ ゾン に対 する 性 能は た だ

一

つ であ り

,

同じ材料が負 荷 方 法に よっ て異 なっ て評価さ れ ること は

,

そ の判断に混 乱

を

もた ら す原 因と な る。 こ の矛 盾を解 決す る た めには, 両 負 荷 下で の オゾン試 験 結 果 を共 通に評 価 する物 理 量 を提 示 する必 要 が ある

。

以 下に そ の物理 量につ い て考 察する

。

 

通 常の材

料

の力学 試 験で は ひずみ と応 力は連 続し て変 化す る が

,

定ひずみ負 荷で はひず み が固 定 され応 力 だけ が

,

定 応 力負荷で は応 力が 固定さ れひずみだけ が変 化す る

。

し たが っ て力 学 的 挙 動と して は各々両極 端な状態で はあるが 基 本 的に は応 力 とひずみ と で説明し う ることに な る。 それゆえこ こ で は応 力 とひずみ で記 述し う るひず みエ ネルギ

ー

に着 目す る

。

 ところで

,

ゴム系 材 料は多 くの場 合 粘 弾 性 的 性 質 を示 す。 その た め

,

力学 的 挙 動は時 間 依 存 性 を持つ

。

そのた め さら に ひずみエ ネル ギ

ー

の時 間 的 変 化 を考 慮 し な け れ ば ならない。 定ひずみ負 荷および定 応 力 負 荷にお け る単 位 体 積 当 たりの ひずみエ ネルギ

ー

の時間 的変化は図

一

9 の よ うに模 式 的に表すことが出 来る

。

な おこ こ で は単 純 な 弾 性 体では な く

,

粘弾 性 材 料につ いて

,

し か も途 中で材 料に亀裂が 入 る よ う な現 象 を 対 象 として取り扱う た め

,

この物 理 量を見か けの ひずみエ ネルギ

ー

と呼ぶ こ とにする

。

いずれ も見か けの ひずみエ ネ ルギ

ー

は時 間 と と もに変 化 する

・

が

,

これ を欠 陥 発 生まで の時 間で除 し

,

平 均 値 を 求め

,

これを共 通の物 理 量 とす る

。

す な わ ち次式で示 すこと が出 来る。    見か けの ひずみエ ネルギ

ー

の平 均 値

.

聖

i

置)

dt

.

.

.

.

.

.

.

.

.

..

..

、、、 ここ で

W

(

t

)は単 位 体 積 当た りの見か け の ひずみエ ネル ギ

ー

[kgf/cm2/cm3]を, tFは欠陥発 生 まで の時 間 を 表す。 図

一

1 に示す よ うに引 張 試 験に お け る応 力とひ ずみの関係 は多 少曲 がっ て いる がこれ を 直線 的関 係に あ る と仮 定し

,

定ひずみ負 荷の場 合は応 力 の時 間 変 化 をσ(

t

)と表す と

、

  

 

腕 )

一

σ(

參

’

ε

・

………・

……・

…………・

・

……

(・) 定 応 力 負 荷の場 合はひず

.

みの時 間 変 化 をε(t)と 表すと        σ

・

ε(t)      

w

(

t

)

=

:

       

…………・

……・

・

………・

・

(3)        

2

と表さ れ る

。

図

一

10に各 負

荷

下で の 亀 裂 発 生まで と破 断まで の時 間につ い て

,

こ こ で提 案する見か け の ひずみ エネルギ

ー

の平 均 値で整理し

,

示 す

。

亀裂発 生につ い T

’

ま とめ たものは欠 陥 観 察が目視であ る た め多少不ぞ ろい の部 分 もあるが

,

お お む ね定ひずみ負 荷と定 応 力 負 荷の 結 果は重 なり合っ てい る

。

破 断につ い ては破 断 直前での 亀裂の急 激な進 行の た め, 断 面 積 が 減 少し, その こと が 結 果に大き な影 響を 及 ぼ すこ とが予 想され た が

,

結 果 的 には そ れ ほ どの ばらつ き を生じる こ と な く両 負 荷 試 験の 結 果は良く重な り合っ た。 こ の こと は, 見か けの ひずみ エ ネルギ

ー

の平 均値が両負荷試 験結果を共通に評価でき る尺 度とし て有 効であ ること を示唆す る もの と考え ら れ

5

(6)

る

。

7

.

異 なる負 荷 方 法

・

環境条件 下 で の有 効性の検 討

7。1

 異 なる負 荷 下で の有効性の検討 (1) 試 験 方 法の概 要  負 荷 方 法は残 留ひずみ付 加 定ひずみ 負荷 法と した

。

こ れは定ひずみ試 験 を 基 本と し

,

これ に定応 力 負 荷の効 果 を付け加え た方 法で ある。 試験 方法の概 略 を 図

一

11 に 示す。 ま ず ダン ベ ル状 1号 型 試 験片の標 点間距 離40 mm に対 して所定の ひずみ を与え 24時 間オ ゾン試 験を 行う

。

その後負 荷 を解 除し

,

20±2℃ の恒 温 室 内に静置 す る

。

負荷 解 除 後は元の長さに時 間と ともに戻っ てゆ く が, 残 留ひずみ が残る。 次に残 留ひずみ も含め た新た な 標 点 間 距 離に対し て

,

前と同じ割 合の ひずみを与え る

。

したがっ て伸長さ れ る全体の長さ は前 回 より少し大 きく なる。 これを繰 り返 す。 これ は繰り返 し負荷の効 果と材 料の粘 弾 性 的 性 質に起 因す る ク リ

ー

プ伸び を考 慮 し た, 材 料 自身の性質とし て の耐オゾン性を 簡 便に調べ る た め の負 荷 方 法である。 なお環 境 条件は前項ま での試験と同 様

,

温 度40±2

°

C

, オゾン濃 度

50

±

5pphm

と し,

17

サ イク ル 〔オゾン に さ らさ れて い る時間の み で 408 時 間 ) まで行っ た。 (

2

) 試験結果お よび検討   この試 験で は試 験 片に残 留し た ひずみ が負 荷されて伸 長され る ため繰 り返し の進 行と ともに次 第に伸ば さ れて ゆき

,

結 果 と して欠 陥 発 生は早め られ た。 そのた め定ひ ずみ負 荷だけで は欠 陥が生じ な かっ た試料でも亀裂が発 生し, 破 断し た

。

 こ の試 験 結 果 を 見か けの ひずみエ ネル ギ

ー

の平 均値を 用い て整 理し

.

定ひずみ

,

定 応 力試験結果と比較し

,

図

一10

の 中に破線で示す

。

多少ば らつ い て いる も の の各 試料と も両試験結 果と良く重な り合って い る。 すな わち 負荷 条件を変えて も提 案した見か けの ひずみエ ネル ギ

ー

の平 均 値でか な り整理 し う ることを示 して い る と思わ れ る。 7

.

2 オ ゾン濃 度 を変えた試 験 (1} 試 験の概 要  槽 内 温 度は 40℃ に 固定し, オ ゾ ン 濃 度 を25,50,

100,200pph

皿 の

4

段 階に変え て試 験 を行っ た

。

な お負 荷 条件は定ひずみ と定 応 力の 2種で あ る

。

(2 )試 験 結 果お よ び検 討   これ ら の試 験結果を見か けの ひずみエ ネル ギ

ー

の平 均 値で整 理 し

,

亀裂発生ま で の時 間につ い て は図

一

12に

,

破 断につ いて は 図

一

13 に示す

。

オ ゾン劣 化に対す る オ ゾン濃度の影響 が 顕 著に現 れており

,

濃 度が高 くなる に 従っ て欠 陥 発 生は早く な る

。

ま た オ ゾン濃 度が変わ っ て も両負荷に よる結 果は比較的良く重な り合っ て お り, こ の場 合 も提 案し た見か け の ひずみエ ネルギ

ー

の平均 値 が

一

6

一

  試 料80!10

−

100BO /20

−

fO 400100101Ql

淵

二 10

夏

,

蠶

・

.

1

驪

蠶

1・

慧

1

膿

  10010 se〆20

−

2S  tOO!O

−

100  10 !30

−

101}

丶

\

Q

_

く }定 ひずみ負1 岨0℃

,

25卩ph6 H 定応 力負 荷 亠 q

.

丶

丶

己0℃

,

50pph璽 亠

謡

1 40 ℃

,

】00叩h■ 亠 「

、

‘0℃

.

200卩ph臨 , b     t       o   o

.

1   aan     O

.

11  10100  1  冒0100  1  ,0 100 1  10 100  1  10 100    見 か け の ひ ず み エ *ル ギ

ー

の 平 均 値 (kErld:12 ) 図

一12

 オゾン濃 度 を 変え た環境下での亀裂発生ま での時間と       見か けの ひずみエ ネルギ

ー

の平均 値との関係 oooo4   110tal  400   100010 二

)

  1 慌 QI 暄 智400e100P  lO 置   1   QIoooo4   1101 α O   Q 試 料巳0!20

−

10080 !20

−

508020

−

25  量00 〆B

−

1。070 〆30

一

苴00

\

40℃

,

z5叩h■

、

o 、

、

圏

  

 

、

・

ひずみ負 背 定応 力 負 醤     晶

、

 

‘o ℃

.

50pp加

丶

 

丶

、

、

40℃

.

100ppb圜

、

丶

憫    b

丶

40℃

.

ZOO叩h■

、

丶

\

戛

亠 Ql1 幻 1001   101001101001101001   100     見 か け の ひ ず みエ ネ ル ギ

ー

の 平均 値 (kgt〆cie ) 図

一

13 オゾン濃 度 を 変えた 環 境 下での破 断 までの時 間 と 見 か       けのひずみエ ネルギ

ー

の平 均 値 との関 係

(7)

(

圀

h 』 )

」

。

瓰 智 e 屮 瓢 鰯

試 料 80!ZO

−

100唱0!ZO

−

5080 /ZO

−

25 川0/O

−

mO70 /30

−

100 400100

鷺

● ●

、

    0

.

101 凹

・

ひずみ負 荷 o

.

1 H 定応 力 負 萄 0℃

,

50pph

■

400 ■oo  10  1

趣

,

辱

魏

α120 ℃

,

50P帥● 嫺 1000     11

丶

Oj ‘o℃

.

50pph 4DO1000     1 , α160 ℃

,

50pph量 400100101

 

 

 

 

 

 

 

 

1   0

丶

α01m ℃

,

50pph 01  1  10100  」    1DD 1  10 「00 「 101001   10100 見 か けの ひ ず みエ ネ ル ギ

ー

の 平 均 憾 (kgf /c ■2) 図

一

14 温 度 を変え た環 境 下で の亀 裂 発 生ま で の時間 と 見 か け       の ひずみエ ネルギ

ー

の平均 値 との関 係

(

・

, 」 V

一

.

囮 智 Q

’

400試 料50!20

−

mO80 /20

−

50

’

80/20

−

25100 !0

−

10070 /30

一

  0 100 o o ■  o 101 圓 ひ ず み負 荷 α, H 走応 力郎 訂 O℃

,

50P画■ 400100  10  1

丶

0

丶

丶

● 0120 ℃

.

50叩h■ 娚

’

10010  1

\

丶

  

匁

卩

丶

丶

Q140 ℃

,

50ppb齲 4001000     − 1

丶

、

.

    r

、

α 60℃

,

50PP』

■

40010 σ

、

10  1

、

,

・

、

Q1 σ01BO℃

.

50叩b■ α11   沿 rOO  1  亅01001100  1  ,0loo 1  10     見 か け の ひ ず み

エ

*ル ギ

ー

の 平 均 値 (tgt/ci2 } 図

一

15  温 度 を変え た環 境 下で の破 断まで の時 間と 見 か けの ひ       ず みエ ネルギ

ー

の平 均 値 との関係 か な り有効である こと を示し て い る と思わ れ る

。

7

.

3  温 度を変え た試 験 (

1

) 試 験の概要

 

オゾン濃度を 50pphm に固 定し

,

槽 内 温 度 をO, 20

,

40

,60,80

℃ の

5

段 階に 変えて試 験 を 行っ た

。

こ の場合 も定ひずみ と定応 力 負 荷の 2種である。 (2 ) 試 験結果お よ び検討  こ れらの試 験 結 果 を 見か けの ひずみエ ネルギ

ー

の平均 値で整 理し

,

亀 裂 発 生まで の時 間につ いて は図

一

14に

,

破断 までの 時間につ い て は図L

−

15に示す

。

オ ゾ ン劣化 に対す る 温度の影 響 も顕著で あ り

,

温 度が高くな る に 従っ て欠 陥 発 生は早め ら れ る

。

ま た試験 温度が変わっ て も両 負 荷に よる結 果は

,

比 較 的 良く重なっ てお り

,

この 場 合 も提 案し た見か けの ひずみエ ネル ギ

ー

の平均値でか なり統

一・

的に整 理しうるこ とを示して い ると思わ れ る

。

8

.

お わ りに

.

建 築 用ゴム 系材 料の耐オ ゾン性を評 価する ために, 力 学挙 動を観 測し な が ら の定ひずみ負 荷

,

定 応 力 負 荷下で の オ ゾン試 験 を行い

,

材 料の粘 弾 性 的 性 質 を 考 慮し, し か も両 負 荷 下の い ず れの場 合 も

,

オ ゾンに対する性 質 を 共 通に整 理 し うる物 理 量とし て見か けの ひずみ エ ネル ギ

ー

の平 均 値 を提 案 し た。  これ によ り

,

例え ば粘 性 的 性 質が強く, モデュ ラス の 低い材 料では

,

定ひずみ負 荷で は耐オ ゾン性が良 好に

,

定 応 力 負 荷で は低く評 価さ れ る結 果が得ら れ るの は, 前 者で は見か けの ひずみ エ ネル ギ

ー

の 平 均 値が 小さ く な り

,

後 者で は そ れ が大き く な る た め で あ る と説明で き る

。

すな わち

,

実 際のオ ゾン試 験で は定ひずみ負 荷

,

定 応 力 負 荷 下でな さ れ るこ と が多い

.

が

,

こ れ ら力 学 的 負 荷の意 味を

,

見か けの ひずみエ ネル ギ

ー

の平 均 値で統

一・

的に理 解す るこ とが出来る

。

し たが っ てこ れ は材料の 本来 的な 性 質と し ての耐オ ゾン性の評 価 尺 度 とし て有 用で あ る と 思わ れ る

。

 た だ し

,

こ こでの 議 論は限ら れ た範 囲の試 料をもとに な さ れ た もの であ り

,

広範な材料につ い ての適 合 性に関

7

一

(8)

し て は今後の課 題で あ る。 謝   辞  本 研 究を 進め る に当 た り

,

試験装置作 成に はス ガ試 験 機 (株 ) 須 賀 蓊氏

,

渡辺洋二 氏の, 試 料 作 成に は東 洋 ゴム工業 (株 )鷹島 鉦 造 氏の, また実 験に関し て は (財 ) 建 材試験セ ン タ

ー

清水 市 郎 氏の御 協 力を賜りまし た

。

こ こ に深 甚の謝意を表 し ま す

。

な お本 研 究の

一

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参照

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