• 検索結果がありません。

1// EPS 成長率 ( 前年同期比 ) ( 四半期 :199/3~1/6) 図表 3: 経済指標 株式 金利の推移 景気先行指数 ( 月次 :199/1~1/6) 回復加速減速 1 減速 後退 減速局面は 景気の踊り場に

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "1// EPS 成長率 ( 前年同期比 ) ( 四半期 :199/3~1/6) 図表 3: 経済指標 株式 金利の推移 景気先行指数 ( 月次 :199/1~1/6) 回復加速減速 1 減速 後退 減速局面は 景気の踊り場に"

Copied!
10
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する

米景気は緩やかに減速、19年末にNYダウは29000ドルへ

米経済は堅調なペースで拡大している。18年4-6月期の米実質GDP成長率は前

期比年率換算+4.1%となり、14年7-9月期以来の高い伸びになった。しかし、減税に

よる景気押し上げ効果の縮小等の影響で、18年後半(7~12月)から19年にかけ

て、米実質GDPは2%台後半へ成長の勢いが緩やかに減速する可能性があるとみず

ほ証券投資情報部ではみている。もっとも、景気減速後にそのまま景気後退入りす

る可能性は低いだろう。過去に景気後退入りのきっかけとなった債務膨張や過剰投

資の動きが足元で限定的なことに加え、低インフレを背景に緩やかな利上げに留ま

ることが期待される(図表1、2)。

これらを背景に、景気減速を景気の踊り場に向かう減速局面(以下、減速①)と景

気後退に向かう減速局面(以下、減速②)の2つ分け、米国株投資においては減速

①に対応した投資戦略が有効だと当部ではみている。

参考資料:投資情報部グローバル分散投資の魅力「炭鉱のカナリア」は鳴いているか ~米景気の持続性と今後の シナリオ別株価想定」(2018/8/9)

2018年後半および19

年は、米経済成長の

勢い が 緩や か に 減

速へ

米実質 GDP 成長は、18 年 4-6 月期の+4.1%から 18 年後半は 2%台後半に成長の勢いが緩

やかに減速する見込み

景気が踊り場に向かう減速局面においても、米株式市場は上昇することが多い。みずほ証

券投資情報部では、2019 年末にかけて S&P500 指数は 3150 ポイント、NY ダウは 29000 ド

ルを目指す展開を予想

業種別では、情報技術、コミュニケーションサービス、一般消費財を強気判断とし、ファク

ター戦略では、ピュアグロース、モメンタム、クオリティが有効とみている

マーケット・フォーカス

株式:米国株

8/22

投資情報部

安田 一隆

図表2:米国の資本ストック・前年比

(年次:1990~2016) ▲ 2 ▲ 1 0 1 2 3 4 5 ▲ 4 ▲ 2 0 2 4 6 8 10 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 民間非住宅・機器(左目盛) 民間住宅(右目盛) (%) (%) (年) 1.2% 2.7% 6.6% (99年) 3.2% (04年) (注)ここでの債務は債券と融資 出所:FRBのデータよりみずほ証券作成 出所:米経済分析局のデータよりみずほ証券作成

図表1:米国民間部門の債務/GDP比率

(四半期:1990/3~2018/3) 20 40 60 80 100 120 140 90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 金融機関 家計 事業法人 (%) (年) 124.5% (09/3) 98.3% (08/3)

(2)

0

2

4

6

8

10

90

92

94

96

98

00

02

04

06

08

10

12

14

16

18

米10年国債利回り

FF金利誘導目標

(%)

図表 3:経済指標、株式、金利の推移

出所:S&Pダウ・インデックス社およびブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

▲ 50

▲ 40

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

30

40

50

EPS成長率(前年同期比)

(%)

黒転

赤転

▲ 25

▲ 20

▲ 15

▲ 10

▲ 5

0

5

10

15

(%)

回復

加速

減速①

減速②

後退

【景気先行指数】(月次:1990/1~2018/6)

▲ 4

▲ 2

0

2

4

6

8

米実質GDP成長率(前年同期比)

米名目GDP成長率(前年同期比)

(%)

▲ 60

▲ 40

▲ 20

0

20

40

60

S&P500指数12ヵ月騰落率

(%)

減速局面は、景気の踊り場に向かう「減速①」と

景気後退前の「減速②」の 2 つに区分

※シャドーは減速①の局面

(四半期:1990/3~2018/6)

(月次:1990/1~2018/7)

(四半期:1990/3~2018/6)

(週次:1990/1/5~2018/8/10)

(年)

(3)

この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する

減速①において、経済自体はプラス成長が続くため、株式市場は上昇することが

多い。実際、1960年以降の減速①が平均18ヵ月継続したなか、株式市場は年率

10.2%上昇し、インフレの影響を除いた実質ベースでも年率7.5%上昇した(図表4、

5)。また、直近4回の減速①も最初と最後の比較で株式市場は上昇した(図表6)。

一方、企業の利益成長ペースは、景気と業績の連動性が高い銘柄を中心に鈍

化しやすく、予想PERは上昇することが多い(図表7)。過去4回の減速①では、予想

PERは3回上昇した。

過去の減速①局面で

は、株価と予想PER

は上昇することが多

(注)期間は1960/1~2018/6。実質リターンはS&P500指数はコア CPI指数を用いて実質化。平均月次騰落率を年率換算した 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 5:S&P500 指数の局面別の

株価騰落率(年率換算)

出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 6:直近 4 回の景気減速局面の株価推移

(注)予想 PER は 12 ヵ月先予想 1 株当たり利益(EPS)に基づく PER。シャドーは景気の踊り場に向かう景気減速局面 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 7:S&P500 指数の予想 PER

(週次:1995/1/6~2018/8/10)

図表 4:局面別の継続月数

(注)期間は1960/1~2018/6 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

0

5

10

15

20

25

30

35

40

回復

加速

減速①

減速②

後退

最長

平均

最短

(ヵ月)

8

10 12

14

16

18

20

22 24

26

95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17

予想PER

平均(16.2倍)

(倍) (年) 2018/8/10 16.5倍

20.9

10.5

7.5

▲ 0.5

▲ 19.0

4.2

26.5

13.4

10.2

4.2

▲ 13.5

8.0

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

30

回復

加速

減速①

減速②

後退

全期間

実質

名目

(%)

80

90

100

110

120

130

140

150

1

6

11

16

21

26

(月) (景気加速のピーク=100、1月目) 1994/11~1996/1 1997/11~1999/3 2010/5~2012/7 2014/8~2016/6

(4)

みずほ証券投資情報部では、米景気が19年に緩やかに減速し、20年は景気の

減速感が強まることを前提として、S&P500指数のEPSが19年に前年比6%増の171ド

ル、20年に同6%増の180ドルになると予想している(図表8)。予想PERは、(A)過去

の減速①で予想PERが上昇したことが多いこと、(B)貿易摩擦に対する投資家の緊

張緩和、(C)緩やかな金利上昇、を背景に1995年以降の平均16.2倍よりもやや高

い、17倍~18倍が市場では許容されるだろう。これらを背景に、S&P500指数は19年

末にかけて20年の予想EPS180ドル×予想PER17.5倍となる3150ポイント、NYダウ換

算で29000ドルを目指す展開を予想する(図表9)。

当面の米国株式市場の展開として、過去の中間選挙前後の価格推移が参考に

なろう。中間選挙前は、選挙結果に対する不透明感が株価の重荷となるため、ボッ

クス圏での推移になりやすいが、中間選挙後は不透明感の解消や大統領選挙をに

らんだ景気対策期待等を反映して、年末から翌年春にかけて株価が上昇するパ

ターンが多い(P.5 図表10)。今年の中間選挙(11/6実施予定)後は、①インフラ投

資計画、②税制改革第2弾、③金融規制のさらなる緩和、等の法案化に向けた議論

が進展するとみられる。なかでも、①および③は民主党の一部議員の支持も得られ

るとみられ、中間選挙の結果にかかわらず実現する可能性は高いだろう。これらの

政策実現に対する期待が19年春にかけて株価上昇を後押しするだろう(P.5 図表

11)。もっとも、政策が実現しても米経済成長の勢いは財政政策の効果縮小とともに

NYダウは19 年末に

かけて、29000ドルを

目指す見通し

19年の米国株は、前

半は 堅調推移継続

も、後半はボック ス

推移を想定

(注)前回および今回はみずほ証券投資情報部予想。19 年は、緩や かな景気減速を前提とし、売上高の増加が約 5%、自社株買い が約 3%、それぞれ EPS を押し上げる一方、利益率悪化が約 2%EPS を押し下げると試算した。20 年は、景気の減速感が強ま り、売上高の増加が約 5%、自社株買いが約 2%、それぞれ EPS を押し上げる一方、利益率悪化が約 1%EPS を押し下げると試算 した。市場予想はトムソン・ロイター集計、8/21 時点 出所:トムソン・ロイターのデータよりみずほ証券作成

図表 8:S&P500 指数の予想 EPS

(注)予想レンジはみずほ証券投資情報部予想 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 9:S&P500 指数および NY ダウの予想レンジ

8/16

2018年

2019年

時点

7~9月 10~12月 1~3月

4~6月

7~9月 10~12月

期末

2900

3000

3100

3150

3150

3150

上限

3000

3050

3150

3200

3250

3250

下限

2600

2700

2900

2900

2900

2900

期末

26500

27500

28500

29000

29000

29000

上限

27500

28000

29000

29500

30000

30000

下限

23500

24500

25500

25500

25500

25500

株価

指数

S&P500

指数

(ポイント)

2841

NYダウ

(ドル)

25559

18年

19年

20年

EPS(ドル)

163

171

前年比

+5%

EPS(ドル)

162

171

180

前年比

+6%

+6%

EPS(ドル)

162

179

195

前年比

+10%

+9%

前回

今回

市場予想

(5)

この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する

緩やかに減速するとみられ、これを反映して19年後半は米国株の上値が徐々に重

たくなり、ボックス圏での推移が予想される。

みずほ証券投資情報部では、2018年8月に景気判断を加速から景気の踊り場に

向かう減速局面(減速①)に切り替え、投資戦略を見直した。

参考資料:投資情報部外国株式今月の注目点「米国株投資戦略&参考銘柄(みずほ11+)」(2018/8/7)

減速①では、景気敏感株を中心に利益成長ペースが鈍化し、株価トレンドも悪化

しやすい。このような環境で、投資家の関心は(A)株価が堅調なモメンタム株、(B)景

気の局面が変化しても安定した業績推移が期待されるクオリティ株、(C)高い成長性

が期待されるピュアグロース株、に向かいやすい(P.7図表14、15)。このため、減速

①におけるファクター戦略

*3

として、(A)モメンタム、(B)クオリティ、(C)ピュアグロース、

に当部は注目している。一方、景気敏感株が多い(D)ピュアバリュー株、(E)高ベー

タ株、および(F)低利益率の銘柄が多い中型株級の銘柄

*4

、は減速①で投資家に避

けられる傾向がある(P.6図表12、P.7図表13)。

減速①の局面におけ

る米国株投資戦略

図表 10:中間選挙がある年の 4 月から翌年 3 月の S&P500 指数推移

(日次:4/1~翌年 3/31)

(注)過去 6 回は、1994 年、98 年、2002 年、06 年、10 年、14 年の平均 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成 *1:ボルカー・ルール:米国の銀行によるデリバティブや商品先物の取引を規制し、未公開株ファンドやヘッジファンドな どへの出資も制限する。規制緩和によって、金融機関の収益機会拡大が期待される *2:JOBS 法:米 IPO 市場の活性化を目的に 2012 年 4 月に成立したが、非公開企業に対するメリットも拡大させた結果、 逆に IPO 市場が一層冷え込んでしまった。JOBS 法改正では、新興企業による資金調達および IPO の手続き簡易 化等が盛り込まれており、新興企業の事業活性化等が期待される 出所:各種資料よりみずほ証券作成

図表 11:米中間選挙後に議論の進展が期待される政策

90

95

100

105

110

4

5

6

7

8

9

10

11

12

1

2

3

2018年

過去6回平均

(月) (3月末 =100) 中間選挙 当年← →翌年

・ トランプ大統領が2018年2月に2019会計年度(18年10月~19年9月)の予算教書を公表

・ 今後10年で進める1.5兆ドル規模の官民インフラ投資向けに2,000億ドル、今後2年間の

「壁」建設費として180億ドルの予算を議会に要求

・ 2025年までの時限措置となっている個人所得減税の恒久化

・ 退職貯蓄、家族貯蓄、教育貯蓄強化への新規補助策

・ 法人税率を現行の21%から20%へ引き下げ

・ キャピタルゲイン課税のインフレ調整

金融規制

緩和

・ 大手金融機関を対象とするボルカー・ルール

*1

の見直し、IPO市場の活性化のため新規産

業活性化(JOBS)法

*2

改正、等が検討されている。

インフラ投資

計画

税制改革

第2弾

(6)

*3:ファクター戦略:株式に共通する価格変動やリスク要因に基づいた投資戦略。例えば、株価が低迷している銘 柄を売却して、株価が堅調な銘柄を購入すると、モメンタムファクターに基づく投資戦略を実践していることにな る。ファクターの用語説明はP.8 図表18 *4:ファクターでは均等加重に対応(P.8 図表18)。時価総額加重指数であるS&P500指数と比較して、均等加重の 場合は時価総額が中型株級の銘柄の影響を反映しやすい。米国株において営業利益率は、大型株は高く、 小型株は低い傾向がある(P.9 図表19)

業種別の投資戦略は、(A)モメンタム、(B)クオリティ、(C)ピュアグロースのファク

ターを持つ銘柄が多い業種の見通しを引き上げた結果、情報技術、コミュニケー

ションサービス、一般消費財、の3業種を強気判断とし、クオリティ株が多い生活必

需品は弱気から中立に引き上げた(P.7図表14)。一方、景気敏感株である金融と資

本財は強気から中立に、素材は中立から弱気に、それぞれ判断を引き下げた。

強気判断としている業種のうち、情報技術は減速①の局面が進むにつれてサブ

セクターの選別に注意を払う必要が出てくるだろう。ソフトウエア企業は製品のクラウ

ド化を通じて、企業の投資マインドに影響されやすい売り切り型から安定収入が得

られる定期利用型へ事業モデルの移行が進んでいる。このため、減速局面でも比

較的安定した業績推移が期待され、情報技術のなかでも良好なパフォーマンスが

得られる可能性がある。一方、近年は生産性改善につながる人工知能(AI)やモノ

のインターネット(IoT)等の分野への投資拡大によって半導体の需要サイクルが長

期化(スーパーサイクル)し、多くの半導体関連銘柄がピュアグロース株と評価され

ている。しかし、半導体関連は本来、売上高と景気の連動性が非常に高いうえ、好

不調の波が大きい。景気の減速感が強まる場面では、半導体株は調整するリスクが

あるだろう(P.9 図表20)。

経済成長

マイナス成長

プラス成長

マイナス成長

ピュアバリュー

高ベータ

自社株買い

低ボラティリティ

好配当

ピュアグロース

モメンタム

好配当

配当貴族

均等加重

自社株買い

クオリティ

高ベータ

クオリティ

均等加重

LVHD

自社株買い

ピュアグロース

モメンタム

クオリティ

LVHD

自社株買い

高ベータ

クオリティ

LVHD

ピュアバリュー

低ボラティリティ

低ボラティリティ

均等加重

局面

ネガティブ

回復

加速

減速

後退

ポジティブ

配当貴族

やや

ネガティブ

高ベータ

好配当

モメンタム

LVHD

ピュアグロース

均等加重

やや

ポジティブ

図表 12:局面別のファクター戦略

(注)ファクターの母集団はS&P500指数。LVHD:低ボラティリティ好配当 出所:みずほ証券作成

(7)

この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する

図表 13:ファクターと主な銘柄

出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 15:

局面別の業種別戦略

減速

経済成長

マイナス成長

プラス成長

マイナス成長

金融

素材

資本財

金融

コミュニケーション

サービス

公益

エネルギー

生活必需品

ヘルスケア

一般消費財

情報技術

情報技術

不動産

不動産

コミュニケーション

サービス

一般消費財

ヘルスケア

公益

生活必需品

資本財

情報技術

公益

素材

一般消費財

ヘルスケア

金融

後退

ポジティブ

ネガティブ

局面

回復

加速

出所:みずほ証券作成

図表 14:強気判断の業種と関連銘柄

ファクター 主な銘柄 ピュアグロース ネットフリックス(NFLX)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、エヌビディア(NVDA)、 ペイパル・ホールディングス(PYPL)、セールスフォース・ドットコム(CRM) モメンタム マイクロソフト(MSFT)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ホームデポ(HD)、 アルファベット(GOOGL)、ビザ(V) クオリティ ビザ(V)、アップル(AAPL)、マスターカード(MA)、ウォルト・ディズニー(DIS)、 プロクター・アンド・ギャンブル(PG) 業種 ・ IT投資は好調が継続。ク ラ ウドによるソ フ ト ウエ アおよび プ ラ ット フォームの利用拡大、サイバー セキ ュリティ対策の強化、人工知能 (AI)技術の利用拡大、データセンタの増強等により、高成長が続く見 込み ・ 利益成長が継続しているため、相対バリュエーションは過去平均と同 水準で推移 ・ 景気に業績が連動しやすい半導体・同製造装置および ハー ドウエア は、成長の勢いが減速する可能性がある ・ インターネットを利用した情報・コンテンツ配信は利用者数の増加基 調が継続 ・ 2019年の世界の広告関連支出は過去10年平均よりも 高い伸び が継 続し、良好な状況が維持される見込み ・ 通信会社は価格競争が一巡し、サービス価格が安定して推移。相対 バリュエーションは過去平均比で割安 ・ 米雇用環境の改善、資産価格の上昇等を背景に消費者マインドは良 好。消費は堅調な推移が続く見込み ・ ガソリン価格のピークアウトも消費を後押しすることが期待される ・ 住宅および自動車はローン金利の上昇に加え、追加関税によるコスト 増が業績の重荷 (注)9月末に実施される新たな世界産業分類基準に基づいた判断。判断は7/31時点  出所:みずほ証券作成 ポイント 情報技術 コミュニケーション サービス 一般消費財 関連銘柄 ソ フ ト ウ エ ア:マイク ロソ フト (MSFT)、 セールスフォース・ドットコム(CRM) 画像処 理・ A I用 半導 体:エヌビデ ィア (NVDA) セ キ ュ リ テ ィ 対 策 :パロ ア ル ト ネ ット ワークス(PANW) 電 子 決 済 サー ビス:ビザ(V)、スクエ ア(SQ) イ ン タ ー ネ ッ ト 広 告 : フ ェイ スブ ック (FB)、アルファベット(GOOGL) 動 画 スト リー ミン グ配 信:ネットフ リッ クス(NFLX) 通 信 サ ー ビ ス : ベラ イゾ ン・ コ ミ ュ ニ ケーションズ(VZ) E コ マ ー ス : ア マ ゾ ン ・ ド ッ ト ・ コ ム (AMZN) ホー ム センター :ホーム・デポ(HD) 旅 行 予 約 サ イ ト :ブ ッキ ング・ホール ディングス(BKNG)

(8)

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

80

100

120

140

160

180

200

220

96

98

00

02

04

06

08

10

12

14

16

18

クオリティ(左目盛)

景気先行指数(右目盛)

(年) (%) (注)シャドーは景気の踊り場に向かう減速局面(減速①)、景気先行指数は前年同月比、相対指数は対S&P500指数 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 16:減速①においてピュアグロースは好パフォーマンス、ピュアバリューは劣後した

(月次:1996/1~2018/6)

ピュアグロース ピュアバリュー

分類 ファクター 概要 グロース 3年間の1株当たり利益・売上高の成長性が高い、12ヵ月間の株価上昇率が高い ピュアグロース グロースの性質が強いもの バリュー 株価純資産倍率(PBR)、株価収益率(PER)等の株価指標が割安 ピュアバリュー バリューの性質が強いもの 低ボラティリティ 株価変動率のブレ(標準偏差)が低い 高ベータ 市場感応度(ベータ)が高い モメンタム 12ヵ月間の株価上昇率が高い 好配当 配当利回りが高い 自社株買い 株式時価総額に対する12ヵ月間の自社株買い比率が高い 配当貴族 25年以上、連続して増配を実施 クオリティ 収益性(ROE)が高い、財務が健全(負債比率が低い)、利益の質が高い等 均等加重 指数における各銘柄の構成比が均等 (時価総額が小さい銘柄の影響が反映されやすい) マルチ・ファクター 低ボラティリティ好配当 配当利回りが高い銘柄のうち、株価変動率のブレが小さい 株主還元 その他 バリュエーション (スタイル) 株価変動

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

80

100

120

140

160

180

200

220

240

96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 ピュアグロース(左目盛)

景気先行指数(右目盛)

(年) (%) ▲ 30 ▲ 20 ▲ 10 0 10 20 40 60 80 100 120 140 160 180 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 ピュアバリュー(左目盛) 景気先行指数(右目盛) (年) (%) ↑全体よりもパフォーマンスが良好 ↓全体よりもパフォーマンスが劣後 ↑全体よりもパフォーマンスが良好 ↓全体よりもパフォーマンスが劣後 (注)シャドーは景気の踊り場に向かう減速局面(減速①)、景気先行指数は前年同月比、相対指数は対S&P500指数 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 17:ピュアグロースに加え、モメンタムとクオリティも減速①で好パフォーマンスが期待される

(月次:1996/1~2018/6)

モメンタム クオリティ

↑全体よりもパフォーマンスが良好 ↓全体よりもパフォーマンスが劣後

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

80

100

120

140

160

180

200

96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18

モメンタム(左目盛)

景気先行指数(右目盛)

(年) (%) ↑全体よりもパフォーマンスが良好 ↓全体よりもパフォーマンスが劣後

図表 18:ファクターの概要

出所:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスの資料よりみずほ証券作成

(9)

この資料は投資判断の参考となる情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。銘柄の選択、投資に関する ▲ 100 ▲ 75 ▲ 50 ▲ 25 0 25 50 75 100 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 世界半導体売上高(前年同月比、左目盛) 半導体・同製造装置株指数(前年同月比、左目盛) (%) (年) (%)

図表 19:指数別の営業利益率推移

(月次:1998/1~2018/7)

(注)直近12ヵ月ベース、シャドーは景気の踊り場に向かう減速局面(減速①) 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成 (注)シャドーは景気の踊り場に向かう減速局面(減速①)、景気先行指数は前年同月比 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成

図表 20:景気と売上高および株価の連動性が高い半導体関連銘柄

(月次:1996/1~2018/6)

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

60

80

100

120

140

160

180

90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18

金融相対指数(左目盛)

景気先行指数(右目盛)

(%) (年)

▲ 30

▲ 20

▲ 10

0

10

20

80

90 100 110

120

90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18

資本財相対指数(左目盛)

景気先行指数(右目盛)

(%) (年)

図表 21:減速①でパフォーマンスが劣後しやすい金融および資本財の相対指数

(月次:1996/1~2018/6)

(注)シャドーは景気の踊り場に向かう減速局面(減速①)、景気先行指数は前年同月比、相対指数は対S&P500指数 出所:ブルームバーグのデータよりみずほ証券作成 ▲ 20 ▲ 15 ▲ 10 ▲ 5 0 5 10 15 20 ▲ 60 ▲ 40 ▲ 20 0 20 40 60 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18 世界半導体売上高(前年同月比、左目盛) 景気先行指数(右目盛) (%) (%) (年)

4

6

8

10

12

14

16

18

98

00

02

04

06

08

10

12

14

16

18

S&P100指数(超大型株)

S&P500指数(大型株)

S&P400指数(中型株)

(%) (年)

(10)

商 号 等 : みずほ証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 94 号

加入協会 : 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、

一般社団法人第二種金融商品取引業協会

広告審査番号 : MG5690-180822-09

により、投資元本を割り込むことがあり、損失を被ることがあります。

■国内株式の手数料等諸費用について

○国内株式の売買取引には、約定代金に対して最大 1.134%(税込み)、最低 2,700 円(税込み)の委託手数料

をご負担いただきます。ただし、売却時に限り、約定代金が 2,700 円未満の場合には、約定代金に 97.2%(税

込み)を乗じた金額を委託手数料としてご負担いただきます。

○株式を募集等により購入する場合は、購入対価のみをお支払いいただきます。

○保護預かり口座管理料は無料です。

■外国株式のリスク

○外国株式投資にあたっては、株価変動リスク、発行者の信用リスク、為替変動リスク(平価切り下げ等も含

む)、国や地域の経済情勢等のカントリーリスクがあります。それぞれの状況悪化等により投資元本を割り込む

ことがあり、損失を被ることがあります。

○現地の税法、会計基準、証券取引に関連する法令諸規則の変更により、当該証券の価格に大きな影響を与え

ることがあります。

○各国の取引ルールの違いにより、取引開始前にご注文されても、始値で約定されない場合や、ご注文内容が

当該証券の高値、安値の範囲であっても約定されない場合があります。

○外国株式において有償増資等が行われた場合は、外国証券取引口座約款の内容に基づき、原則権利を売却

してお客さまの口座に売却代金を支払うことになります。ただし、権利売却市場が存在しない場合や売却市場

があっても当該証券の流動性が低い場合等は、権利売却ができないことがあります。また、権利が発生しても

本邦投資家が取り扱いできないことがあります。

○外国株式の銘柄(国内取引所上場銘柄および国内非上場公募銘柄等を除く)については、わが国の金融商品

取引法に基づいた発行者開示は行われていません。

■外国株式の手数料等諸費用について

○外国委託取引

国内取次手数料と現地でかかる手数料および諸費用の両方が必要となります。現地でかかる手数料および諸

費用の額は金融商品取引所によって異なりますので、その金額をあらかじめ記載することはできません。詳細

は当社の担当者までお問い合わせください。国内取次手数料は、約定代金 30 万円超の場合、約定代金に対

して最大 1.08%+2,700 円(税込み)、約定代金 55,000 円超 30 万円以下の場合、一律 5,940 円(税込み)、

約定代金 55,000 円以下の場合、約定代金に対して一律 10.8%(税込み)の手数料をご負担いただきます。

○国内店頭(仕切り)取引

お客さまの購入単価または売却単価を当社が提示します。購入の場合は、購入対価のみをお支払いいただ

き、売却の場合も同様に別途手数料はかかりません。

○国内委託取引

当社の国内株式手数料に準じます。約定代金に対して最大 1.134%(税込み)、最低 2,700 円(税込み)の委託

手数料をご負担いただきます。ただし、売却時に限り、約定代金が 2,700 円未満の場合には、約定代金に

97.2%(税込み)を乗じた金額を委託手数料としてご負担いただきます。

○外国証券取引口座

外国証券取引口座を開設されていないお客さまは、外国証券取引口座の開設が必要となります。外国証券取

引口座管理料は無料です。

外貨建商品等の売買等にあたり、円貨と外貨を交換する際には、外国為替市場の動向をふまえて当社が決定

した為替レートによるものとします。

商品ごとに手数料等およびリスクは異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書またはお

客さま向け資料等をよくお読みください。

参照

関連したドキュメント

※ 1

・ 継続企業の前提に関する事項について、重要な疑義を生じさせるような事象又は状況に関して重要な不確実性が認

新株予約権の目的となる株式の種類、内容及び数(株)※ 普通株式 216,000(注)1 新株予約権の行使時の払込金額(円)※

この資料には、当社または当社グループ(以下、TDKグループといいます。)に関する業績見通し、計

2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 2018年 2020年

当第1四半期連結会計期間末の総資産については、配当金の支払及び借入金の返済等により現金及び預金が減少

(注2) 営業利益 △36 △40 △3 -. 要約四半期 売上高 2,298 2,478

2005年4月 FR FRANCE S.A.S.(現 FAST RETAILING FRANCE S.A.S.)及びGLOBAL RETAILING FRANCE S.A.S.(現 UNIQLO EUROPE LIMITED)を設立..